JP3076994B2 - 圧縮成形装置 - Google Patents

圧縮成形装置

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JP3076994B2
JP3076994B2 JP1168691A JP1168691A JP3076994B2 JP 3076994 B2 JP3076994 B2 JP 3076994B2 JP 1168691 A JP1168691 A JP 1168691A JP 1168691 A JP1168691 A JP 1168691A JP 3076994 B2 JP3076994 B2 JP 3076994B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器蓋の合成樹脂製把
持体を圧縮成形するための圧縮成形装置、更に詳しくは
合成樹脂製把持体を圧縮成形すると共に容器蓋本体の連
結用突出片に一体的に連結するための圧縮成形装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】特開昭57−178730号公報には、
簡易開封型容器蓋の好適例として、金属製容器蓋本体と
合成樹脂製把持体とを具備する容器蓋が開示されてい
る。アルミニウム基合金薄板の如き適宜の金属薄板から
形成される容器蓋本体は、円形天面壁、この天面壁の周
縁から垂下するスカート壁、及びスカート壁の下端から
突出する連結用突出片を有する。ポリエチレン或いはポ
リプロピレンの如き適宜の合成樹脂から成形される合成
樹脂製把持体は、容器蓋本体の連結用突出片の少なくと
も自由端部を囲繞した連結基部、及びこの連結基部から
リング状に延在するリング部を有する。
【0003】一方、特開昭63−302010号公報に
は、合成樹脂製把持体を圧縮成形すると同時に容器蓋本
体の連結用突出片に一体に連結するための圧縮成形装置
が開示されている。かかる圧縮成形装置は所定方向に相
対的に移動せしめられて開閉動せしめられる第一の成形
型部と第二の成形型部とから成る成形型を具備する。第
一の成形型部は容器蓋本体を受け入れる収容空間と第一
の成形凹部とを有する。第二の成形型部は第二の成形凹
部とこの第二の成形凹部から所定方向に延びる貫通導入
孔とを有し、上記貫通導入孔には圧縮ロッドが滑動自在
に挿通されている。上記第一の成形凹部と第二の成形凹
部とは協働して、合成樹脂製把持体を成形するための成
形空間を規定する。第一の成形型部の収容空間に容器蓋
本体が収容されると、容器蓋本体の連結用突出片の少な
くとも自由端部は上記成形空間内に突出せしめられる。
合成樹脂素材は第二の成形型部の貫通導入孔に供給さ
れ、かかる合成樹脂素材が圧縮ロッドによって圧縮され
て成形空間に対応した形状の把持体に成形される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】而して、本発明者等の
経験によれば、上述した従来の圧縮成形装置において
は、第二の成形型部の貫通導入孔から成形空間に流動せ
しめられる合成樹脂素材が連結用突出片の片面に衝突し
てこれを押圧して、連結用突出片を第一成形凹部の底面
に押し付け、これに起因して連結用突出片の他面側に合
成樹脂素材が充分に流動せず、連結用突出片の上記他面
を覆う合成樹脂が著しく薄くなり或いは連結用突出片の
上記他面が局部的に露呈してしまう傾向がある。かよう
な事態が発生すると、容器蓋本体に対する把持体の連結
強度が低下すると共に、容器蓋の外観が劣化したものに
なり、製品として許容されない不良容器蓋が製作される
ことになる。
【0005】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、その主たる技術的解決課題は、容器蓋本体の連結
用突出片の上記多面側に合成樹脂を充分に流動せしめる
ことができ、従って不良容器蓋の発生を確実に回避する
ことができる、合成樹脂製把持体を圧縮成形すると同時
に容器蓋本体の連結用突出片に一体に連結するための改
良された圧縮成形装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記主たる技術的解決課
題を達成するために、本発明においては、第一に成形型
部の第一の成形凹部に、成形空間内に突出せしめられる
連結突出片を支持して第一の成形凹部の底面から離隔せ
しめるための少なくとも1個の支持突起が形成される。
【0007】即ち、本発明によれば、所定方向に相対的
に移動せしめられて開閉動せしめられる第一の成形型部
と第二の成形型部とから成る成形型を具備し、該第一の
成形型部は収容空間と第一の成形凹部とを有し、該第二
の成形型部は第二の成形凹部と該第二の成形凹部から所
定方向に延びる貫通導入孔とを有し、該貫通導入孔には
圧縮ロッドが滑動自在に挿通せしめられており、該第一
の成形凹部と該第二の成形凹部とは協働して、合成樹脂
製把持体を成形するための成形空間を規定し、該第一の
成形型部の該収容空間に容器蓋本体が収容されると、容
器蓋本体の連結用突出片の少なくとも自由端部が該成形
空間内に突出せしめられ、該貫通導入孔に供給された合
成樹脂素材が該圧縮ロッドによって圧縮されて該成形空
間に対応した形状の把持体に成形される、合成樹脂製把
持体を圧縮成形すると同時に容器蓋本体の連結用突出片
に一体に連結するための圧縮成形装置において、該第一
の成形型部の該第一の成形凹部には、該成形空間内に突
出せしめられる連結用突出片を支持して該第一の成形凹
部の底面から離隔せしめるための少なくとも1個の支持
突起が形成されている、ことを特徴とする圧縮成形装置
が提供される。
【0008】
【作用】本発明の圧縮成形装置においては、成形空間内
に突出せしめられた連結用突出片が第一成形凹部の底面
に押し付けられることが、第一成形凹部の底面に形成さ
れた支持突起によって確実に阻止され、従って第一成形
凹部の底面と連結用突出片との間に合成樹脂流動間隙が
確実に維持され、かくして連結用突出片の上記他面側に
も合成樹脂素材が充分に流動せしめられ、所要通りの良
好な把持体を成形すると同時に容器蓋本体に充分強固に
連結することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明に従って構成された圧縮成形装
置の好適実施例について詳細に説明する。
【0010】圧縮成形装置を含むシステムの概要 図1には本発明に従って構成された圧縮成形装置の好適
実施例を含む圧縮成形システムの一部が簡略に図示され
ている。このシステムは、一部を示す穿孔装置2及び回
転式容器蓋本体搬送装置4と共に、本発明に従って構成
された圧縮成形装置6を含んでいる。
【0011】図2及び図3は穿孔装置2から容器蓋本体
搬送装置4を介して圧縮成形装置6に搬入される容器蓋
本体8の一例を示している。アルミニウム基合金薄板、
クロム酸処理鋼薄板或いはブリキ薄板の如き適宜の金属
薄板から形成することができる容器蓋本体8は、円形天
面壁10、この天面壁10の周縁から垂下する円筒状ス
カート壁12、及びスカート壁12の下端から突出する
連結用突出片14を有する。突出片14はスカート壁1
2の下端から下方に突出し、次いで15乃至60度でよ
い傾斜角度αで下方に傾斜して半径方向外方に突出して
いるのが好都合である。突出片14の傾斜して延在する
部分には、後述する把持体の連結強度を増大せしめるた
めに複数個(図示の場合は3個)の孔18が形成されて
いる。かかる孔18は穿孔装置2において穿孔される。
穿孔装置2自体の構成は、例えば特開昭64−1523
7号公報に開示されているもの或いは本出願人の出願に
かかる特願平1−121361号(出願日:平成1年5
月17日、発明の名称:穿孔装置)の明細書及び図に開
示されているものでよく、その詳細な説明はこれらの開
示に委ね、本明細書においては省略する。図示の容器蓋
本体8においては、更に、突出片14の基端両側におい
てスカート壁12に略三角形状の切欠20が形成され、
そしてかかる切欠20から上方に延びる破断ライン22
が形成されている。また、突出片14の周方向中央から
周方向両側に略90度の角度間隔をおいた部位の各々に
おいても、スカート壁12の下端から上方に延びる破断
ライン24が形成されている。破断ライン22及び24
は所謂スコア又はスリットでよい。天面壁10の周縁部
は上方に隆起せしめられており、かかる隆起部の内面に
は合成樹脂製環状ライナ26が配設されている。
【0012】図1を参照して説明を続けると、回転式容
器蓋本体搬送装置4は矢印28で示す方向に連続的に回
転せしめられる回転支持体30を有する。この支持体3
0には周方向に間隔をおいて複数個の容器蓋本体受け部
32が配設されている。番号34で示す容器蓋本体受取
域において、突出片14に孔18が穿孔された容器蓋本
体8がその天面壁10を半径方向内側に向けて且つその
突出片14を上方に向けて、支持体30の容器蓋本体受
け部32の各々に搬入される。かかる容器蓋本体8は支
持体30の回転に付随して上記容器蓋受取域34から番
号38で示す容器蓋本体受渡域に搬送され、かかる容器
蓋本体受渡域38において容器蓋本体搬送装置4から圧
縮成形装置6に移送される。容器蓋本体搬送装置4自体
の構成は、本出願人の出願にかかる特願平2−2355
92号(出願日:平成2年9月7日、発明の名称:回転
式容器蓋搬送装置)の明細書及び図に開示されているも
のでよく、その詳細な説明はかかる明細書及び図の開示
に委ね、本明細書においては省略する。
【0013】図1を参照して説明すると、図示の回転式
圧縮成形装置6は、回転式圧縮成形手段40、樹脂素材
供給手段42及び排出手段44を具備している。圧縮成
形手段40は実質上鉛直に延びる静止支持軸46とこの
支持軸46に回転自在に装着された回転支持体48を含
んでいる。回転支持体48には周方向に間隔をおいて複
数個の成形型50(かかる成形型50については後に更
に詳細に説明する)が配設されている。回転式圧縮成形
手段40の回転支持体48は矢印52で示す方向に連続
的に回転せしめられ、これによって成形型50の各々は
容器蓋本体受入域54、樹脂素材受入域56、圧縮成形
域58及び排出域60を順次に通して搬送せしめられ
る。上記回転式容器蓋本体搬送装置4の容器蓋本体受渡
域38に対応する容器蓋本体受入域54においては、成
形型50の各々に容器蓋本体8が搬入される。樹脂素材
受入域56においては、樹脂素材供給手段42から成形
型50の各々に加熱溶融状態の合成樹脂素材が供給され
る(合成樹脂素材供給手段42から成形型50の各々へ
の合成樹脂素材の供給については後に更に言及する)。
成形型50が圧縮成形域58を通して移動される間に
は、合成樹脂素材が所要把持体に圧縮成形されると共
に、容器蓋本体8の突出片14に一体に連結せしめられ
る。そして、排出域60においては、合成樹脂製把持体
を備えた容器蓋が成形型50から排出される。排出手段
44は矢印61で示す方向に駆動せしめられる無端搬送
ベルト62を含む搬送ベルト機構から構成されている。
無端搬送ベルト62の上方には、実線で示す非作用位置
と2点鎖線で示す作用位置とに選択的に位置付けられる
切替えレバー64が配設されている。所要通りに製造さ
れた容器蓋が成形型50から無端搬送ベルト62上に排
出される場合には、切替えレバー64は実線で示す非作
用位置に位置付けられる。この場合には、無端搬送ベル
ト62上に排出された容器蓋は無端搬送ベルト62によ
って所要域(例えば検査・計数・包装域)に搬送され
る。一方、成形型50から排出される容器蓋が不完全な
不良品である場合等には、切替えレバー64は2点鎖線
で示す作用位置に位置付けられる。この場合には、無端
搬送ベルト62上に排出された容器蓋は、無端搬送ベル
ト上を搬送されることなく、切替えレバー64の作用に
よって回収箱66内に導入される。
【0014】図4及び図5は圧縮成形手段40において
所要通りに成形された合成樹脂製把持体68を有する容
器蓋70を図示している。ポリプロピレン又はポリエチ
レンの如き適宜の合成樹脂から圧縮成形される把持体6
8は、連結基部72とこの連結基部72からリング状に
延在するリング部74とを有する。把持体68の連結基
部72は容器蓋本体8の突出片14の先端部を囲繞し、
これに一体に連結されている。把持体68に成形される
合成樹脂素材は、容器蓋本体8の突出片14に形成され
ている孔18内にも流動して硬化せしめられ、かくして
把持体68が容器蓋本体8の突出片14に充分強固に連
結される。図5に明確に図示する如く、把持体68の連
結基部72の下面乃至内面には3個の盲孔76が形成さ
れている。後の説明から明らかになる通り、かかる盲孔
76は容器蓋本体8の突出片14の下面乃至内面まで延
びている。
【0015】圧縮成形装置 次に、本発明に従って改良された圧縮成形装置6、特に
その圧縮成形手段40における成形型50について詳細
に説明する。
【0016】図6を参照して説明すると、回転式圧縮成
形装置6における上記回転式圧縮成形手段40は略円板
形状の静止支持ブロック78を備え、この静止支持ブロ
ック78に上記静止支持軸46が固定されている。支持
軸46の下端部には環状フランジ80が形成されてお
り、かかるフランジ80は支持ブロック78の上面に形
成されている凹部82内に挿入され、締結ボルト84に
よって支持ブロック78に固定されている。上記回転支
持体48は支持軸46を囲繞する略円筒形状であり、支
持ブロック78及びこれに固定された支持軸46から成
る支持構造体に上部軸受86及び下部軸受88を介して
回転自在に装着されている。回転支持体48の下端部に
は入力歯車90が固定されており、かかる入力歯車90
は適宜の伝動機構(図示していない)を介して電動モー
タでよい駆動源92に駆動連結されている。かくして、
駆動源92が付勢されると、回転支持体48が図1に矢
印52で示す方向に所定速度で回転駆動せしめられる。
【0017】上記回転支持体48には、上記成形型50
が周方向に等間隔をおいて複数個(図示の実施例におい
ては図1に図示する如く12個)装着されている。かか
る成形型50の各々は、第一の成形型部94と第二の成
形型部96とを具備している。更に詳述すると、上記回
転支持体48の下部には環状支持フランジ98が形成さ
れており、かかる環状支持フランジ98の上面に、成形
型50の各々の第一の成形型部94が固定されている。
図7及び図8から理解される通り、第一の成形型部94
の各々は略扇形状であり、図6に図示する如く、回転支
持体48の環状支持フランジ98を貫通せしめて第一の
成形型部94の下面に締結ボルト100を螺着せしめる
ことによって、環状支持フランジ98上に第一の成形型
部94が固定される。図8に明確に図示する如く、第一
の成形型部94の外周面には、実質上水平に円弧状に延
びる比較的深い溝102が形成されている。また、第一
の成形型94の外周面には、上述した容器蓋本体8のス
カート壁12の外径に対応した直径を有する円形凹部1
04が形成されている。第一の成形型部94の上面には
実質上水平に延在する主部106とこの主部106から
半径方向外方に向かって幾分下方に傾斜する傾斜部10
8とが存在する。そして、第一の成形型部94の外周面
に形成されている上記円形凹部104に対応して、第一
の成形型部94の上面には上記傾斜部108から主部1
06に向かってリング状に延在する第一の成形凹部11
0が形成されている。第一の成形型部94の上面には、
更に、上面前縁と上記第一の成形凹部110との間を接
続する所定幅の若干の凸部112も形成されている。
【0018】本発明に従って改良された圧縮成形装置6
においては、図8に明確に示す如く、第一の成形型部9
4における第一の成形凹部110の所要部位即ち前側部
位に、少なくとも1個(図示の実施例においては間隔を
おいて3個)の支持突起114が形成されていることが
重要である。この支持突起114の突出高さは第一の成
形凹部110の深さと実質上同一乃至これより幾分小さ
い程度でよい。
【0019】上記容器蓋本体搬送装置4から成形型50
に供給される容器蓋本体8は、図7に2点鎖線で示す通
りの状態で第一の成形型部94に受け入れられる。即
ち、容器蓋本体8のスカート壁12の自由端部が上記円
形凹部104に収容され、従って、円形凹部104は収
容空間を規定する。容器蓋本体8の半径方向外方への移
動は、第一の成形型部94の外周面に隣接して円弧状に
延びる静止ガイド116によって防止される。容器蓋本
体8の連結用突出片14は上記凸部112を通って第一
の成形凹部110内に突出せしめられる。突出片14の
先端部は上記支持突起114上に位置せしめられ、支持
突起114に支持されて第一の成形凹部110の底面か
ら上方に離隔せしめられる。第一の成形型部94には、
更に、第一の成形凹部110の周方向両側において実質
上鉛直に上方に突出する一対の短軸118が設けられて
いる。
【0020】図6を参照して説明を続けると、上記回転
支持体48の上部には、比較的厚い支持フランジ120
が形成されている。そして、この支持フランジ120に
は、周方向に等間隔を置いて複数個(図示の場合は12
個)の実質上鉛直に延びる溝122が形成されている。
かかる溝122の各々は、上記第一の成形型部94の各
々に対して鉛直方向に実質上整合して位置する。溝12
2の各々は矩形断面形状を有し、その外面は開放されて
いる。支持フランジ120の外周面には上記溝122の
各々に対応して板状部材124が固定されている。板状
部材124の各々は溝122の外面を閉ざす。板状部材
124の各々の外面にも実質上鉛直に延びる溝126が
形成されている。かかる溝126も矩形断面形状を有
し、その外面は開放されている。そして更に、板状部材
124の外面には溝126の外面を閉ざす板状部材12
8が固定されている。溝122と溝126とは半径方向
に整合せしめて配置されている。溝122には主昇降部
材130が昇降自在に収容されており、溝126には副
昇降部材132が昇降自在に収容されている。主昇降部
材130及び副昇降部材132の各々は支持フランジ1
20を越えて上方に延出しており、その上端部には実質
上水平に延びる軸134及び136が固定されている。
そして軸134にはローラ138及び140が回転自在
に装着され、軸136にはローラ142が回転自在に装
着されている。ローラ138及び140並びに142は
カム従動節を構成する。他方、上記静止支持軸46の上
端部には略円筒形状のカムブロック144が固定されて
おり、かかるカムブロック144の外周面にはカム溝1
46及び148が形成されている。主昇降部材130に
配設された上記ローラ138及び140は、夫々、カム
溝146の下面及び上面の作用を受け、副昇降部材13
2に配設されたローラ142はカム溝148の上面及び
下面の作用を受け、回転支持体48が図1に矢印52で
示す方向に回転されると、主昇降部材130及び副昇降
部材132が所要通りに昇降動せしめられる。
【0021】図6と共に図7を参照して説明を続ける
と、上記主昇降部材130の下端には懸下軸150が固
定されている。詳述すると、主昇降部材130にはその
下端から上方に延びる雌ねじ孔152が形成されてお
り、懸下軸150の上部には雄ねじが形成されている。
懸下軸150の雄ねじを上記雌ねじ孔152に螺合し、
そして緩み止めナット154を懸下軸150の雄ねじに
螺着することによって、懸下軸150が主昇降部材13
0に固定される。かかる懸下軸150の下部には、連結
部材156が装着されている。連結部材156は水平上
壁部158、鉛直壁部160及び水平下壁部162を有
する。水平上壁部158には鉛直方向に延びる貫通孔1
64が形成されており、かかる貫通孔164に上記懸下
軸150の下部が滑動自在に挿通される。懸下軸150
の下端部には雄ねじが形成され、この雄ねじにナット1
66及び168が螺着され、かくして懸下軸150から
連結部材156が脱落することが阻止される。懸下軸1
50の上下方向中間部には張出フランジ170が一体に
形成されており、かかるフランジ170と連結部材15
6の水平上壁部158の上面との間には複数枚の皿ばね
172が配設されている。かかる皿ばね172は連結部
材156を下方に弾性的に偏倚して、その水平上壁部1
58の下面がナット166に当接する図示の位置に弾性
的に保持する。
【0022】上記連結部材156の水平下壁部162の
下面には、上記第二の成形型部96が固定されている。
かかる固定は、連結部材156の水平下壁部162を貫
通せしめて、第二の成形型部96の上面から下方に延び
る雌ねじ孔174(図11)に締結ボルト(図示してい
ない)を螺合せしめることによって遂行される。図7と
共に図9乃至図11を参照して説明すると、第二の成形
型部96は、上記第一の成形型部94と同様に、略扇形
状である。第二の成形型部96の下面には実質上水平に
延在する主部176とこの主部176から半径方向外方
に向って幾分下方に傾斜する傾斜部178とが存在す
る。かかる主部176及び傾斜部178は、夫々、上記
第一の成形型部94の上面における主部106及び傾斜
部108に対応する。第二の成形型部96のかかる下面
には、リング状に延在する第二の成形凹部180が形成
されている。後述する通りにして第二の成形型部96が
下降されて、第二の成形型部96の下面が上記第一の成
形型部94の上面に密接せしめられると、上記第二の成
形型部96に形成されている第二の成形凹部180が上
記第一の成形型部94に形成されている第一の成形凹部
110と協働して成形空間を規定する。第一の成形型部
94に供給される容器蓋本体8の連結用突出片14は、
かかる成形空間に半径方向外側から進入する。第二の成
形型部96には、更に、上記第二の成形凹部180の半
径方向外側部から実質上鉛直に延びる貫通導入孔182
が形成されている。図10及び図11に明確に図示する
通り、貫通導入孔182の断面形状は略台形であり、そ
の半径方向内側辺(台形の底辺)の中央部には弧状凸部
184が存在する。従って、貫通導入孔182は、第二
の成形型部96の矢印52で示す搬送方向に見て中間部
に、半径方向寸法即ち幅が最小(Wa )になる最小幅部
位を有する。図9に明確に図示する如く、第二の成形型
部96の外周面には比較的大きい切欠186が形成され
ている。かかる切欠186は、全体として略L字形状で
あり、第二の成形型部96の外周面をその周方向全体に
渡って延びる全周切欠部188と、この全周切欠部18
8の下方において第二の成形型部96の外周面の搬送方
向前側半部のみに存在する半周切欠部190とを有す
る。上記全周切欠部188は上記貫通導入孔182の全
周を開放せしめる。上記半周切欠部190は上記貫通導
入孔182の搬送方向前側半部を開放する。貫通導入孔
182におけるこの部分、即ち半周切欠部190によっ
て搬送方向前側部が開放された部分は、後に詳細に言及
する如くして加熱軟化状態の合成樹脂を受入る樹脂受入
部192を構成する。図9及び図10と共に図7を参照
することによって理解される如く、第二の成形型部96
には、更に、その下面に形成されている上記第二の成形
凹部180の周方向両側においてその下面の上記主部1
76から実質上鉛直に上方に延びる一対の孔194が形
成されており、かかる孔194の各々には金属製ブッシ
ュ196が圧入されている。図7に図示する通り、一対
の金属製ブッシュ196には、上記第一の成形型部94
に設けられている一対の短軸118が挿入され、かくし
て相互に協働する第一の成形型部94と第二の成形型部
96とが所要通りに相互位置付けされる。
【0023】図6及び図7を参照して説明を続けると、
上記副昇降部材132の下端には、調節機構198を介
して懸下部材200が連結されている。詳述すると、副
昇降部材132にはその下面から上方に延びる雌ねじ孔
202が形成され、懸下部材200にはその上面から下
方に延びる雌ねじ孔204が形成されている。雌ねじ孔
202には右ねじが形成され、雌ねじ孔204には左ね
じが形成されている。上下方向中間部には六角形状のフ
ランジ部206が一体に形成されている軸部材208に
は、その上半分に右雄ねじが形成され、その下半分には
左雄ねじが形成されている。軸部材208の上半分は、
副昇降部材132の雌ねじ孔202に螺合されて、緩み
止めナット210によって締結され、軸部材208の下
半分は、懸下部材200の雌ねじ孔204に螺合され
て、緩み止めナット212によって締結されている。緩
み止めナット210及び212を緩めて軸部材208を
右ねじ方向に回転せしめると、副昇降部際132に対し
て懸下部材200(従って、後述する圧縮ロッド21
6)が上昇され、逆に軸部材208を左ねじ方向に回転
せしめると、副昇降部材132に対して懸下部材200
(従って、後述する圧縮ロッド216)が下降される。
上記懸下部材200の半径方向内側下部には下方に開放
されている切欠214が形成されており、かかる切欠2
14には圧縮ロッド216の拡大頭部218が収容され
ている。上記切欠214内には実質上鉛直に垂下する軸
部を有する案内ピン220が固定されており、一方圧縮
ロッド216の拡大頭部218には鉛直方向に延びる貫
通被案内孔222が形成されており、貫通被案内孔22
2に案内ピン220の軸部が滑動自在に挿通されてい
る。案内ピン220の軸部の周囲には複数枚の皿ばね2
24が配置されている。かかる皿ばね224は圧縮ロッ
ド216を下方に弾性的に偏倚する。懸下部材200の
下面には圧縮ロッド216の拡大頭部218の下方に位
置する止め板226がボルト228によって固定されて
おり、圧縮ロッド216の拡大頭部218の下面がこの
止め板226に当接されることによって、圧縮ロッド2
16の下降が制限されている。圧縮ロッド216は上記
止め板226を越えて下方に延びるロッド主部230を
有し、かかるロッド主部230は上記貫通導入孔182
内に挿通せしめられる。図11に図示する通り、圧縮ロ
ッド216のロッド主部230の断面形状は、貫通導入
孔182の断面形状と実質上同一にせしめられている。
【0024】図1と共に図12及び図13を参照して説
明すると、上記樹脂素材受入域56に関連せしめて配設
された上記樹脂素材供給手段42は、押出機本体232
とこの押出機本体232の先端に固定された押出ブロッ
ク234とを具備している。押出ブロック234は、実
質上鉛直に延在す基部236とかかる基部236の上端
から実質上水平に延在する突出部238とを有する。基
部236の下部を通して締結ボルト240の押出機本体
232の先端面に螺着され、これによって押出機本体2
32の先端に押出ブロック234が固定される。押出ブ
ロック234の突出部238は実質上水平に延在する下
面242を有する。押出ブロック234には、押出機本
体232に形成されている押出路244の下流端に接続
された入口端から上記突出部238内を延びる押出路2
46が形成されている。かかる押出路246は、上記入
口端から上記突出部238内を実質上水平に先端部まで
延び、次いで下方へ下面242まで延びて下面242に
開口している。下面242に開口する押出路246の押
出口248は、上記第二の成形型部96の搬送方向、即
ち矢印52で示す方向に細長く延在すると共に、上記搬
送方向に見て下流に向って漸次幅広にせしめられてい
る。
【0025】樹脂素材受入域56における作用を説明す
ると、樹脂素材供給域56を通過する際には、成形型5
0の構成要素は図13に図示する位置にある。即ち、主
昇降部材130に装着された第二の成形型部96は、第
一の成形型部94から上方に離隔した上昇位置にあり、
副昇降部材132に装着された圧縮ロッド216は、そ
のロッド主部230の下端が第二の成形型部96に形成
されている全周切欠部188よりも上方に位置するよう
に上昇されている。図13と共に図12を参照すること
によって理解される如く、樹脂素材供給手段42におけ
る押出ブロック234の突出部238は、第二の成形型
部96の外周面に形成されている全周切欠部188内に
突出し、押出口248が形成されている下面242は、
貫通導入孔182の樹脂受入部192の上面に接触乃至
近接して位置する。回転支持体48の回転によって貫通
導入孔182の樹脂受入部192が矢印52で示す方向
に移動してくると、押出ブロック234の押出口248
から下方に押出された樹脂素材250は、樹脂受入部1
92の開放された搬送方向前側半部を通して樹脂受入部
192内に受入られる。樹脂受入部192が更に矢印5
2で示す方向に更に移動せしめられると、押出ブロック
234の突出部238の下面242と樹脂受入部192
の上面との協働による切断作用によって、樹脂受入部1
92に受入られた樹脂素材250が切断され、かくして
樹脂素材250が樹脂受入部192内に供給され樹脂受
入部192と共に移動せしめられるようになる。
【0026】図1及び図6と共に図14及び図15を参
照して説明を続けると、圧縮成形手段40の成形型50
が圧縮成形域58を通る際には、主昇降部材130及び
副昇降部材132が適宜に下降せしめられる。図14に
示す状態においては、主昇降部材130の下降によって
第二の成形型部96が下降され、第二の成形型部96の
下面が第一の成形型部94の上面に密接せしめられて、
第一の成形型部94と第二の成形型部96との協働によ
ってリング状に延在する成形空間が規定されている。一
方、圧縮ロッド216のロッド主部230の下端は、貫
通導入孔182における樹脂受入部192(かかる樹脂
受入部192には既に樹脂素材250が受け入れられて
いる)よりも上方に位置している。副昇降部材132は
更に下降され続け、圧縮ロッド216が図15に示す位
置まで下降される。この際には、圧縮ロッド216のロ
ッド主部230が樹脂受入部192内に存在している樹
脂素材250に作用し、かかる樹脂素材250を貫通導
入孔182を通して上記成形空間に強制して圧縮する。
かくして、樹脂素材250が成形空間に対応した形状、
即ち図4及び図5に示す通りの把持体68に成形され
る。同時に、容器蓋本体8の突出片14が成形空間内に
突出せしめられている故に、成形された把持体68の連
結基部72は突出片14の先端部を囲繞し、これによっ
て把持体68が突出片14に一体に連結される。当業者
には周知の如く、樹脂受入部192に供給される樹脂素
材250の量を精密に所定値に制御することは不可能で
はないにしても著しく困難であり、樹脂素材250の量
には幾分かの誤差が存在する。図示の実施例において
は、供給される樹脂素材250の量は若干過剰に設定さ
れ、そして樹脂素材250の過剰分は圧縮成形の最終時
において圧縮ロッド216が皿ばね224の弾性偏倚作
用に抗して若干上昇するとによって補償される。
【0027】図14及び図15を参照するとによって容
易に理解される如く、圧縮ロッド216のロッド主部2
30の作用によって樹脂素材250が貫通導入孔182
から成形空間に強制される際には、成形空間内に突出し
ている突出片14の上面に樹脂素材250が衝突し、従
って突出片14にはこれを下方に強制せんとする圧力が
作用する。然るに、本発明に従って改良された圧縮成形
装置6においては、第一の成形型部94における第一の
成形凹部110の所要部位に支持突起114が配設され
ており、容器蓋本体8の突出片14はかかる支持突起1
14に支持されている。従って、樹脂素材250から突
出片14の上面に加えられる圧力によって突出片14が
下方に強制されて第一の成形凹部110の底面に接触乃
至近接せしめられることが確実に阻止され、突出片14
が第一の成形凹部110の底面から離隔した状態に確実
に維持され続ける。それ故に、貫通導入孔182から成
形空間に強制される樹脂素材250は突出片14の下面
側にも充分に流動せしめられて突出片14を充分に囲繞
し、所要通りに良好な把持体68が成形される。但し、
突出片14は支持突起114に支持され続ける故に、図
5に明確に示す如く、成形された把持体68の連結基部
72の下面側には突出片14まで至る盲孔76が生成さ
れる。一方、第一の成形型部94における第一の成形凹
部110に上記支持突起114が配設されていない場合
には、図16に例示する如く、成形空間に流入する樹脂
素材250から突出片14に加えられる圧力によって突
出片14が下方に強制されて第一の成形凹部110の底
面に接触乃至近接せしめられ、それ故に突出片14の下
面側に充分に樹脂素材250が流動せず、突出片14の
下面側を覆う合成樹脂が過少である或いは突出片14の
下面が局部的に露呈している不良品が発生する虞が少な
くない。
【0028】図1を参照して説明を続けると、成形型5
0が圧縮成形域58から排出域60まで移動せしめられ
る際には、主昇降部材130及び副昇降部材132(図
7)が上昇されて第二の成形型部96及び圧縮ロッド2
16が第一の成形型部94から上方に離隔され、成形型
50が開かれる。そして排出域60においては、適宜の
取出手段(図示していない)の作用によって、容器蓋本
体8とその突出片14に一体に連結された把持体68を
備えた容器蓋70が排出手段44の無端搬送ベルト62
上に排出される。
【0029】以上、本発明に従って構成された圧縮成形
装置の一実施例について詳細に説明したが、本発明はか
かる実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲か
ら逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能であるこ
とは多言を要しない。
【0030】
【発明の効果】本発明に従って改良された圧縮成形装置
においては、成形空間内に突出せしめられている容器蓋
本体の突出片が第一の成形型部における第一の成形凹部
に配設された支持突起によって支持される。従って、突
出片の片面側から成形空間内に流動する樹脂素材から突
出片に加えられる圧力によって突出片の多面側が第一の
成形凹部の底面に接触乃至近接せしめられることが確実
に阻止され、突出片は第一の成形凹部の底面から離隔し
た状態に維持される。それ故に、突出片の多面側にも樹
脂素材が充分に流入し、所要通りの良好な把持体が圧縮
成形される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された圧縮成形装置の一実
施例を含む圧縮成形システムを示す簡略平面図。
【図2】図1の圧縮成形システムにおいて処理される容
器蓋本体を示す斜面図。
【図3】図2の容器蓋本体の断面図。
【図4】圧縮成形されると共に容器蓋本体の突出片に一
体に連結された把持体を有する容器蓋を示す断面図。
【図5】図4の容器蓋を倒立状態で示す斜面図。
【図6】図1の圧縮成形システムにおける圧縮成形装置
の回転式圧縮成形手段を示す断面図。
【図7】図6の圧縮成形手段における成形型及びその関
連構成を示す断面図。
【図8】図6の圧縮成形手段における成形型の第一の成
形型部を示す斜面図。
【図9】図6の圧縮成形手段における成形型の第二の成
形型部を示す斜面図。
【図10】図7の線A−Aに沿った断面図。
【図11】図7の線B−Bに沿った断面図。
【図12】図1の圧縮成形システムにおける圧縮成形装
置の樹脂素材受入域を示す部分斜面図。
【図13】図1の圧縮成形システムにおける圧縮成形装
置の樹脂素材受入域を示す部分断面図。
【図14】図1の圧縮成形システムにおける圧縮成形装
置の圧縮成形域上流端における状態を示す部分断面図。
【図15】図6の圧縮成形手段における成形型を、樹脂
素材を所要把持体に圧縮成形した閉状態で示す部分断面
図。
【図16】従来の圧縮成形型を示す図15と同様の部分
断面図。
【符号の説明】
2:穿孔装置 4:回転式容器蓋本体搬送装置 6:圧縮成形装置 8:容器蓋本体 14:容器蓋本体の連結用突出片 40:回転式圧縮成形手段 42:樹脂素材供給手段 44:排出手段 48:回転支持体 50:成形型 68:把持体 70:容器蓋(容器蓋本体及び把持体) 72:把持体の連結基部 74:把持体のリング部 94:第一の成形型部 96:第二の成形型部 110:第一の成形凹部 114:支持突起 180:第二の成形凹部 182:貫通導入孔 216:圧縮ロッド 250:合成樹脂素材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B29L 31:56 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 43/00 - 43/58 B29C 33/00 - 33/76

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定方向に相対的に移動せしめられて開
    閉動せしめられる第一の成形型部と第二の成形型部とか
    ら成る成形型を具備し、該第一の成形型部は収容空間と
    第一の成形凹部とを有し、該第二の成形型部は第二の成
    形凹部と該第二の成形凹部から所定方向に延びる貫通導
    入孔とを有し、該貫通導入孔には圧縮ロッドが滑動自在
    に挿通せしめられており、該第一の成形凹部と該第二の
    成形凹部とは協働して、合成樹脂製把持体を成形するた
    めの成形空間を規定し、該第一の成形型部の該収容空間
    に容器蓋本体が収容されると、容器蓋本体の連結用突出
    片の少なくとも自由端部が該成形空間内に突出せしめら
    れ、該貫通導入孔に供給された合成樹脂素材が該圧縮ロ
    ッドによって圧縮されて該成形空間に対応した形状の把
    持体に成形される、合成樹脂製把持体を圧縮成形すると
    同時に容器蓋本体の連結用突出片に一体に連結するため
    の圧縮成形装置において、該第一の成形型部の該第一の
    成形凹部には、該成形空間内に突出せしめられる連結用
    突出片を支持して該第一の成形凹部の底面から離隔せし
    めるための少なくとも1個の支持突起が形成されてい
    る、ことを特徴とする圧縮成形装置。
  2. 【請求項2】 該第一の成形凹部には該支持突起が間隔
    をおいて複数個形成されている、請求項1記載の圧縮成
    形装置。
  3. 【請求項3】 容器蓋本体は金属製であり、円形天面
    壁、この天面壁の周縁から垂下する円筒状スカート壁、
    及びスカート壁の下端から突出する連結用突出片を有
    し、把持体は連結用突出片の少なくとも自由端部を囲繞
    する連結基部、及びこの連結基部からリング状に延在す
    るリング部を有する、請求項1又は2記載の圧縮成形装
    置。
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