JP2952616B2 - ペ−パ−ム−ビングプロッタのロ−ル紙搬送機構 - Google Patents

ペ−パ−ム−ビングプロッタのロ−ル紙搬送機構

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JP2952616B2
JP2952616B2 JP11909791A JP11909791A JP2952616B2 JP 2952616 B2 JP2952616 B2 JP 2952616B2 JP 11909791 A JP11909791 A JP 11909791A JP 11909791 A JP11909791 A JP 11909791A JP 2952616 B2 JP2952616 B2 JP 2952616B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は用紙をプラテン上で駆動
ローラとピンチローラとで挾み該駆動ローラの正逆回転
によって用紙をプラテンの前後方向に送って作図を行う
ペーパームービングプロッタのロール紙搬送機構に関す
る。
【0002】
【従来技術】ペーパームービングプロッタにおいて、プ
ラテン上でロール紙のくり出し部を駆動ローラの正逆回
転により前後方向に送って作画を行う作画用ロール紙送
り動作と、1作画分のロール紙をプラテン上に供給する
ロール供給搬送動作と、作画済みのロール紙を巻き取り
スクローラに巻き取るロール紙巻き取り搬送動作が存す
る。
【0003】前記ロール紙供給搬送動作としては、
(A)ロール紙供給スクローラからロール紙を引き出し
ておいて、駆動ローラとピンチローラとでロール紙をプ
ラテン上に搬送する方式と、(B)駆動ローラとピンチ
ローラとで、ロール紙供給スクローラから直接に、ロー
ル紙を引き出す方式とが存する。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】上記(A)の方式で
は、プラテンのわん曲、プラテンの取付用ねじ穴の位
置、巻取り、供給スクローラの左右の取付位置等の製作
誤差の影響で、ロール紙の左右端の搬送経路長即ち供給
スクローラと駆動ローラ間の搬送経路長が異なってしま
い正確なロール紙搬送ができない。
【0005】また上記(B)の方式は上記問題点に加え
て駆動ローラとピンチローラに対してロール紙のズレが
生じ易いという問題点が存した。
【0006】上記問題点は、いわゆるつなぎ作画の際
に、線分が連続しないという問題点を生じさせる。本発
明は上記問題点を解決することを目的とするものであ
る。
【0007】
【問題点を解決する手段】上記目的を達成するため本発
明はプラテン1の下方に配置したロール紙供給スクロー
ラ8からロール紙11を駆動ローラ4の回転によってプ
ラテン1上にくり出すようにしたペーパームービングプ
ロッタのロール紙搬送機構において、前記プラテン1下
部に、プラテン1上に1作画分のロール紙11をくり出
す際に、ロール紙11と接触しその衝撃を吸収するよう
に弾力性のある係合部材12を突設し、該係合部材12
を、作画中のロール紙11に接触しないように、作画中
のロール紙11の移動経路R1の内側に配置したもので
ある。
【0008】
【作用】ロール紙11がプラテン1上に駆動ローラ4の
回転により引き上げられロール紙11がプラテン1上に
搬送されるとき、ロール紙11は、係合部材12に圧接
し、この係合部材12のたわみによってロール紙11に
作用する衝撃が吸収されるとともに、ロール紙11の強
く引張られる側に当接する係合部材12が大きくたわ
み、ロール紙11の左右の搬送経路長が調整される。
【0009】
【実施例】以下に本発明の構成を添付図面に示す実施例
を参照して詳細に説明する。図1において、1はペーパ
ームービングプロッタのプラテン(用紙載置部材)であ
り、左右1対の脚体2に支持されている。
【0010】前記プテラン1には作図ローラ3と駆動ロ
ーラ4がそれぞれ回転駆動装置に連係して配設されてい
る。前記駆動ローラ4には、プラテン1の表面板に形成
されたスリットを介してピンチローラ5が圧接配置され
ている。
【0011】前記脚体2には巻取スクローラ6を脱着自
在に支持する巻き取り手段7と、ロール紙供給スクロー
ラ8を脱着自在に支持するロール紙供給手段9とが、そ
れぞれ回転駆動装置に連係して回転自在に配設されてい
る。
【0012】前記作図ローラ3の上方には、前記プラテ
ン1に形成された開口部を介してペン10が配置され、
該ペン10は、作図ヘッド(図示省略)の、図1中、紙
面垂直方向のYレールに沿った移動によって前記作図ロ
ーラ3に沿って移動するように構成されている。
【0013】前記ロール紙供給スクローラ8からくり出
されたロール紙11は、プラテン1の後方上面を経て駆
動ローラ4とピンチローラ5から成るグリッドローラ機
構の間を通り、更にプラテン1の前方上面を経て巻き取
りスクローラ6に巻き取られている。
【0014】作図中、駆動ローラ4の正逆回転により、
ロール紙11のくり出し部は、プラテン1上を前後方向
即ちX方向に往復動される。
【0015】一方、ペン10は、コントローラの制御に
よって、作図ローラ3上のロール紙11に接触あるいは
離反しつつ、Yレール(図示省略)に沿って紙面垂直方
向即ちY方向に往復動し、プラテン1上のロール紙11
のくり出し部に所定のパターンが作図される。
【0016】作図中にロール紙11のくり出し部にテン
ションがかからないように、プラテン1の前後の下方に
おいて、ロール紙11に図1に示す如くたるみが形成さ
れている。
【0017】12はプラテン1の後部の下方にプラテン
1の後方に突出して配設された係合部材であり、これと
同じ構造の係合部材13がプラテン1の前部の下方に突
設配置されてる。係合部材12,13は図3に示す如
く、2板の板材14,15が重ねられて配置され、これ
ら2板の板材14,15は、図2に示す如く複数組、略
等間隔を存してプラテン1の横幅方向に一直線状に分割
配置されている。
【0018】前記2板の板材14,15は、図3に示す
如く、座金16を介して、ねじ17によりプラテン1に
固定されている。前記2板の板材14,15のうち、上
方の板材14の先端はロール紙11を傷つけないように
折り曲げられている。
【0019】前記係合部材12の先端は、図3に示す如
く作図中のロール紙11に接触しないように、作図中の
ロール紙11の移動経路R1の内側に配置される。係合
部材13も同様である。
【0020】また、係合部材12,13の先端は、ロー
ル紙11の供給巻き取り時には、ロール紙11と緩衝係
合すべくロール紙供給巻取時のロール紙搬送経路R2の
外側に位置すべく、配置されている。
【0021】前記板材14,15は、弾力があっていわ
ゆるコシが強く、また用紙がすべり易くて且つ除電効果
のある材料が望ましい。
【0022】本実施例では、除電効果はないが他の条件
を備えた樹脂シートである商品名ルミラー(東レ製)を
使用している。係合部材12,13は、図2に示す如
く、用紙幅に応じて3分割されているが、連続横長構造
のものでも良い。
【0023】また、係合部材12,13は、2枚重ねに
なっているが下方の板材15は補強用であり、係合部材
12,13は1枚の板材であっても良い。また、プラテ
ン1前部の係合部材13は設けなくとも良い。
【0024】上記した構成において、プラテン1上に1
作画分のロール紙11を供給する場合には、ロール紙供
給スクローラ8をモータによって回転してロール紙11
を1作画分くり出しておき、このくり出した分を駆動ロ
ーラ4の回転によってプラテン1上に搬送する。
【0025】また、他の方法としては、駆動ローラ4の
回転によって、ロール紙11を供給スクローラ8から直
接、1作画分プラテン1上に引き出す。
【0026】このロール紙供給時において、ロール紙1
1のくり出し部にテンションが発生する。これによりロ
ール紙11の搬送経路はプラテン1の下方に接近して、
ロール紙11は図3に示す如く、係合部材12に圧接し
なながら搬送され、ロール紙11が引張られるときの衝
撃が図4に示す如く係合部材12のたわみによって吸収
される。
【0027】また、ロール紙11の左右の搬送経路長の
相異によるロール紙11の左右のテンションの相異も強
く引張られたロール紙11に当接する係合部材12のた
わみによって図5に示す如く吸収される。従って、ロー
ル紙11の左右の搬送経路長が係合部材12によって調
整され、ロール紙11は、駆動ローラ4とピンチローラ
5間でずれることなく、左右均等のテンションでスムー
ズにプラテン1上に供給される。
【0028】尚、係合部材を図6,7に示す如くエアー
クッション18で構成しても良い。このエアークッショ
ン11は長手方向の横幅がプラテン1の幅と同一で、空
気の入った風船状の部材から成り、空気吹き込み口を備
えている。
【0029】このエアークッション18をプラテン1の
後端から所定距離即ち、作画中のロール紙11には接触
しないで、ロール紙供給搬送時にロール紙11と接触す
るように、突出させて、プラテン1に固着する。
【0030】ロール紙供給搬送時、ロール紙11の左右
の搬送経路長が異なり、エアークッション18がロール
紙11により押圧されると、エアークッション18の中
の空気は圧力の低い方へ逃げるので、ロール紙11にか
かる圧力は片当りせずに均一になる。
【0031】
【効果】本発明は上述の如く構成したので、用紙搬送時
におけるロール紙への衝撃の吸収及びロール紙の左右の
搬送経路長の差を調整することができるのでロール紙の
搬送ズレを防止することができ、つなぎ作画における線
分の不連続ミスを防止することができる効果が存する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ペーパームービングプロッタの概略的全体側面
図である。
【図2】プラテンの外観図である。
【図3】プラテンの側面図である。
【図4】プラテンの側面図である。
【図5】プラテンの外観図である。
【図6】他の実施例を示すプラテンの側面図である。
【図7】他の実施例を示すプラテンの外観図である。
【符号の説明】
1 プラテン 2 脚体 3 作図ローラ 4 駆動ローラ 5 ピンチローラ 6 巻取スクローラ 7 巻取手段 8 供給スクローラ 9 供給手段 10 ペン 11 ロール紙 12 係合部材 13 係合部材 14 板部材 15 板部材 16 座金 17 ねじ 18 エアークッション

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラテン(1)の下方に配置したロール紙
    供給スクローラ(8)からロール紙(11)を駆動ロー
    ラ(4)の回転によってプラテン(1)上にくり出すよ
    うにしたペーパームービングプロッタのロール紙搬送機
    構において、前記プラテン(1)下部に、プラテン
    (1)上に1作画分のロール紙(11)をくり出す際
    に、ロール紙(11)と接触しその衝撃を吸収するよう
    に弾力性のある係合部材(12)を突設し、該係合部材
    (12)を、作画中のロール紙(11)に接触しないよ
    うに、作画中のロール紙(11)の移動経路(R1)の
    内側に配置したことを特徴とするペーパームービングプ
    ロッタのロール紙搬送機構。
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