JP2951018B2 - 速度とは独立してフィルム間隔を一定に維持する処理装置 - Google Patents

速度とは独立してフィルム間隔を一定に維持する処理装置

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JP2951018B2
JP2951018B2 JP3051160A JP5116091A JP2951018B2 JP 2951018 B2 JP2951018 B2 JP 2951018B2 JP 3051160 A JP3051160 A JP 3051160A JP 5116091 A JP5116091 A JP 5116091A JP 2951018 B2 JP2951018 B2 JP 2951018B2
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  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主にフィルム及び同等の
感光性媒体のための処理装置に関し、特に移送速度を変
化させる手段及び移送速度に拘らずにフィルム相互間の
固定間隔を維持する手段を含む処理装置に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】例えばコダック・エック
ス−オ−マット(KodakX−OMAT)プロセッサ
等の感光性媒体処理装置は、医学的な画像を得るために
用いられる放射線すなわちX線フィルムの自動処理の用
途において有用である。此等の処理装置は、感光性のフ
ィルム、紙及び同等部材(以下、単にフィルムと呼称す
る)のシート又はウエブを、現像、定着及び洗浄が施さ
れる化学的処理用のタンク列を通しかつ乾燥器を通して
フィルム移送路の供給端から排出端すなわち回収端へ自
動的に移送するものである。処理装置は典型的には固定
されたフィルム路長を有しており、それ故に最終的な画
像品質は、フィルムストリップが溶液中にある時間長を
決定する移送速度と、処理薬品(処理装置薬剤)の温度
及び組成とを含むファクターに依存することになる。
【0003】本発明が関係する種類の典型的な自動処理
装置においては、フィルム移送速度は一定速度にセット
されており、薬剤は明示された±X°Fの許容差を有す
るあらかじめ設定された推奨温度、例えば93°F、に
規定されている。このような処理装置には、その明示さ
れた許容差内に薬剤が維持されるべく、温度制御機構が
搭載されている。
【0004】従来の処理装置では、通常、供給用入口開
口に隣接して反射型の赤外線センサーアレイ等のフィル
ム幅センサーを備えており、更には移送路の前端におい
てシート状フィルムの通過による入口ローラ間の開離を
検出するためのホール効果スイッチ等の供給検出器をも
備えことができる。フィルム幅センサーは処理装置に入
れられるシートの幅を示すばかりではなく、当該フィル
ム幅センサーからの信号は当該シートの先導端及び追従
端の各々が来る度に大きく変化するので、此等各シート
の先導端及び追従端の出現をも示すことになる。先導端
および追従端の出現及びフィルム幅に関する情報は、予
め知られている一定移送速度を考慮して、薬品の補給制
御の誘導をなすために、処理された累積的な全フィルム
表面積を記録するために使用される。別個の入口ローラ
検出器を使用することにより、シート状フィルムが実際
にその第1ローラ対の挟持部に供給され、フィルム幅セ
ンサー下方にあるフィルム・ガイド部材上には存在して
いないことを信号で知らせることになる。
【0005】シート状フィルムが処理装置へ相次いで供
給されている時、初めのシートの追従端と次のシートの
先導端との間がある間隔で保持されることが重なりを避
ける意味で望ましい。この間隔は此等のシートの一方或
は両方がその移送路に沿ってスリップしたり傾斜したり
したとしても重なりが避けられるように充分にすべきで
あるが、処理時間が過度に影響される程に大きくしては
ならない。特に一定された固定移送速度の処理装置で
は、適切なフィルム間隔を第1シートの追従端が処理装
置へ入った時と使用者が次のシートを入れるように知ら
される時との間の固定された設定時間によって制御する
ことができる。第1シートの先導端が処理装置へ入れら
れたことが検出されたとき、「待機」発光体等の表示器
が発光されて要求された間隔が未だ確保されていないこ
とを知らせることになる。その追従端が処理装置へ入れ
られたことが検出された後の設定時に、「待機」発光体
は消されて「準備完了」発光体が発光される。
【0006】X線写真の画像処理に使用される従来の処
理装置は伝統的に一定したフィルム移送速度で操作され
るように設計されているが、処理を変えるためにギヤチ
ェンジ等を介して変更を加えることも可能である。更に
新型の処理装置では1つ以上のモードが使用できるもの
が導入されつつある。こうしたモードはしばしば省略表
現で形式上のフィルム移送の「ドロップ・タイム」とし
て言及されており、これはフィルム・シートの先導端の
供給端での入場から同シート追従端の排出端での退去ま
での時間として定義され得る。通常の処理装置は標準
(90秒)、急速(45秒)、又は「クウィク(Kwi
k)」(30秒)の各モードで作動されており、L.タ
ーバー及びA.G.ハンス(L.Taber & A.
G.Hans)の「乳房レントゲン撮影フィルムの処
理:技術的及び臨床的考察(Processing o
f Mammographic Films:Tech
nical and Clinical Consid
eration)」、放射線医学、Vol.173,N
o.1,65〜69頁、1989、10月、において記
載されているような拡張サイクル・モードで作動させる
べく変更することもできる。上記後者のモードにおいて
は、処理装置速度は低下させられ、繊維状組織の密度の
変化のより良好な検出のために画像コントラストを高め
るべく薬品温度は上げられている。新型の処理装置で
は、同じ装置を多重処理モードで使用できるように、移
送速度を含む動作パラメータを設定することが可能とな
る。
【0007】移送速度が選択可能な処理装置では、その
移送速度の設定にかかわらずにフィルム相互間の固定間
隔を移送中に維持することができるようにすることが望
ましい。
【0008】フィルム間隔を決定すべく固定時間間隔に
基づいて作動する通常の装置ではこの目的には不充分で
ある。より速い移送速度が選択された時に、同一固定時
間間隔ではあまりにも大きい間隔となってしまう。より
遅い移送速度が選択されたならば、その同一時間間隔で
はあまりにも小さい間隔となってしまう。
【0009】先行技術の1つとして、米国特許第4,3
00,828号では、駆動シャフトエンコーダに同期す
るフィードカウンタを使用して間隔を設定している。マ
イクロコンピュータがシート状フィルムの追従端を移送
路の特定点を通過させるに必要なシャフトエンコーダの
パルス数に対応する数をフィードカウンタに負荷してい
る。カウンタがゼロに達すると、供給表示器が起動され
て「待機」発光体が消されるようになっている。しか
し、この米国特許第4,300,828号にはこのよう
なシャフトエンコーダ機構を移送速度が設定可能又は選
択可能な処理装置に使用するという教示又は認識はな
い。更にエンコーダの機械的な特性により、プログラム
の柔軟性が制限される。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、第1シ
ートの追従端と第2のシートの先導端との間の時間間隔
が固定されている処理装置において、フィルムの移送速
度にかかわらず重なりを避けるべく固定したフィルム相
互間隔を維持するために、その固定時間を移送速度の変
化に応じて変更する機構を提供することである。
【0011】本発明の他の目的は、多数のフィルム移送
速度を設定して作動できる自動処理装置において、推奨
されるシート状フィルム相互間隔になったことを知らせ
る表示器を提供するにある。
【0012】本発明に従えば、露光された感光性媒体の
処理装置は、現像、定着、洗浄及び乾燥の各ステーショ
ンを通過する通路に沿ってフィルムを自動的に移送する
手段と、特定媒体の追従端の当該処理装置への入場をモ
ニターする手段と、を有し、望ましい移送速度を含むシ
ステムパラメータをセットするための使用者の入力に応
答する手段と、その追従端の入場から望ましい固定され
た最適間隔をもって次の媒体を供給すべき時点までの時
間経過を決定して知らせる手段と、を更に備える。
【0013】本発明の1つの特徴として、以下に詳細に
説明するように、処理装置のフィルム移送速度は使用者
による処理装置作動モードの選択に従ってセットされ、
「準備完了」及び「待機」の発光体から成る表示器は、
その特定の処理装置モードのセットのための相次ぐシー
ト状フィルムの望ましい線形的間隔の維持を確保するに
必要な手引き時間の決定に従って制御されている。マイ
クロコンピュータはその移送速度のセットに応じてカウ
ンタに負荷すべきクロックカウント数を決定している。
【0014】本発明の実施例は単に図面のように例示及
び説明のために選択されたものであり、本発明は此等に
限定されることはない。
【0015】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を図面を用いて詳
細に説明する。
【0016】尚、図面中において同一部材には同一番号
を付するものとする。
【0017】本発明の原理を、例えば図1及び図2に示
されようにフィルムF1,F2の相次ぐシート状感光性
媒体の自動処理のための処理装置12に適合して用いら
れる固定フィルム間隔機構10(図4)の形で実施され
るように、医学的な診断の目的のためのX線写真画像の
現像等で例示する。
【0018】図2に示されるように、上記処理装置12
は入口開口15の前方に配置されたフィードシェルフす
なわちフィード棚14を備える。フィードシェルフ14
及び入口開口15を備えるこの処理装置12の前端は当
該処理装置12内に供給されたシートF1,F2の不必
要な露出又は露光を回避するために暗室内に位置してい
る。処理装置12のこれ以外の残りの部分はその暗室の
外側にあってもよい。入口開口15を通過して挿入され
たシートF1,F2は当該処理装置12内を(矢印で示
された)移送路16に沿って移送され、最終的には処理
装置12の後端から出口開口18におけるキャッチ・ビ
ン17内へ搬出される。
【0019】処理装置12は、現像剤で満たされたタン
ク21を有する現像ステーションと、定着剤で満たされ
たタンク22を有する定着ステーションと、洗浄水で満
たされたタンク23又は何等かの適切なフィルム洗浄装
置を有する洗浄ステーションと、を備える。そしてこの
処理装置12は向い合せで配置された多数の空気付与チ
ューブ25又は何等かの適切なフィルム乾燥装置を更に
備えている。
【0020】入口開口15付近には、シートF1,F2
が入口開口15にあるときにそのシート幅を表わす信号
を出力するような反射赤外線センサーアレイの通常のユ
ニバーサル・フィルム検出盤等の、センサー26が配置
されている。また、このフィルム幅センサー26は各シ
ートの前端又は先導端と後端又は追従端とが処理装置1
2の地点26を通過したことを示すことができる。図3
に示されるような磁気リードスイッチ29等から成る第
2のセンサー27を、入口ローラ28の開離を検出して
上記通路16に沿うシート状フィルムの移送の開始を信
号で知らせるために、設けることができる。センサー2
7は、図示されるように、ホール効果を利用したセンサ
ーであって、上方入口ローラ28aが下方入口ローラ2
8bから分離するに応じて実線から破線位置までピボッ
トピン77回りに移動可能なロッカアーム76に設けら
れたアクチュエータ又はスラッグ32を有する。更にそ
の他のセンサー類も用いることができる。
【0021】図2において、シート用通路16は、図示
される如く、シート状フィルムFをタンク21,22,
23及び乾燥器又はドライヤー24に連続的に通過させ
るように配置した複数のフィルム移送ローラー30と多
数のガイドシュー31とによって画成されている。此等
ローラー30はシートF1,F2を処理装置12内で移
送するための移送機構を形成している。タンク21,2
2,23及びドライヤー24相互の間の境界域には対応
するステーション間でシート移送をなすべく乗り換え用
アセンブリが作動している。此等ローラ30は一般的な
方法、即ち隣接する縦列ローラ30を同一速度で且つ反
対方向に駆動すために交互に軸方向に離間する右巻き及
び左巻きのウォームを有する図4に示すような共通駆動
シャフト33によって駆動することができ、これにより
通路16に沿う矢印の方向にシートF1,F2を移動す
ることになる。駆動シャフト33は、例えば変速自在な
ブラシレスDCモータ等の電動モータ34によって駆動
される不図示のスリップレスのチェーンドライブ及び歯
付きスプロケットにより連結することができる。
【0022】タンク21内の現像剤の温度は、当該タン
ク21から現像剤を引き出して熱源又は他の適当なヒー
タ及びフィルターを通過させて該タンク21に戻すこと
ができるポンプPを有する、図2に示されるような再循
環配管通路35によって制御され得る。図4に示される
ように温度センサー37が現像剤の温度をモニターする
ためにタンク21内又は再循環通路35内に設けられて
いる。現像剤温度は処理装置12外面の制御パネル42
上に位置するメータ41に表示させることもできる。定
着剤の温度制御は定着剤タンク22内に浸漬ループ39
を通過させることによって好都合に行なわれる。
【0023】図4には本発明の実施例を実施する場合に
使用し得る制御機構を示す。図4に示されるように、マ
イクロコンピュータ43が処理装置12の作動を制御す
るべく接続されている。マイクロコンピュータ43は処
理装置のどのような作動モードが望まれているかについ
て使用者からモードスイッチ44を介して手動的な入力
を受ける。この機構は、予め指定されたモード、即ち標
準、急速、「クウィク(Kwik)」又は予め決定され
た関連するフィルム通路移送速度及び薬品温度パラメー
タを有する拡張モード等の何れかを使用者が選択できる
ように設計することができ、更には望ましい通路移送
度及び温度を直接的に使用者がセットできるように設計
することができる。モードスイッチ44を操作する1つ
の方法としては、使用者とマイクロコンピュータ43と
の間でプログラム通信を行なうべく、英数字型の図1に
示されるようなキーパッド45及びキーパッド用表示器
46によって可能である。例えば、次に選択モードを指
定するための選択コードの入力が行われるべく、モード
選択がなされている状態にあることを知らせるファンク
ションコードを入力することができる。または、次に選
択された速度及び温度の入力が行われるべく、フィルム
通路移送速度又は薬品温度のためのファンクションコー
ドを入力することができる。スイッチ44を操作する他
の方法は、それぞれに選択可能なモードの1つが当てが
われており且つ使用者の必要に応じて選択的に起動され
得る多数のプッシュボタン又はトグルスイッチによって
行なうことができる。
【0024】更にマイクロコンピュータ43は、フィル
ム幅センサー26、入口ローラセンサー27及び現像剤
温度センサ37からの入力情報、場合によってはシャフ
ト速度センサ48からの入力情報を受けるべく、接続が
なされている。駆動シャフト33と共に回転すべく設け
られたシャフトエンコーダ及び関連するエンコーダセン
サーを含み得るこのシャフト速度センサー48は図2に
示された移送ローラ30を均一に駆動する共通シャフト
33の速度に関してのフィードバック情報を提供してい
る。この情報によってフィルムがフィルム移送通路16
に沿って駆動されている速度がわかる。上記幅センサー
26はマイクロコンピュータ43にシート状フィルムF
1,F2の先導端及び追従端の出現と幅との情報を提供
している。これはマイクロプロセッサーにセットされた
フィルム速度又はセンサー48によって測定されたフィ
ルム速度と共に使用されて、薬品補充を制御すべく累積
的な全フィルム現像面積を与えてくれる。入口ローラセ
ンサー27はシート状フィルムの先導端がローラ通路1
6によってピックアップされた時、またはその追従端が
通路16中のある点を通過した時に信号を発する。この
情報は、シート状フィルムがいつ通路16に沿って存在
するかを示すべく、移送速度と入口ローラ28から出口
ローラ50までの通路16の既知の長さと共に使用され
る。
【0025】図4に示されるように、マイクロコンピュ
ータ43はモータ制御回路51、ヒータ制御回路52及
び表示器制御回路53に接続されている。モータ制御回
路51はモータ34に接続されて駆動シャフト33の回
転速度を制御している。これは通路16に沿ってのシー
ト状フィルムF1,F2の移動速度を制御しており、各
ステーションでのシートが費やす時間長を決定している
(即ち現像時間を制御している)。ヒータ制御回路52
は図2に示される再循環通路35内を流れている現像剤
の温度、即ちタンク21の現像剤及タンク22の定着剤
の温度を制御すべく接続されている。表示器制御回路5
3は「待機」発光体54及び「準備完了」発光体55の
表示器に接続され同発光体のON/OFFサイクルを制
御している。同等の「待機」発光体54及び「準備完
了」発光体55(例えば発光ダイオードによって構成)
を処理装置12の暗室側(不図示)と明室側(図1の制
御パネル42を参照)との両側に設けることもできる。
【0026】本発明に従えば、図5のフローチャートに
示される如く、図1のキーパッド45又は図4に示す他
のモードスイッチ44によって選択された使用者が指定
するモード変更が、その選択されたモード(102)の
ために推奨される参照現像剤温度及び移送速度のパラメ
ータの指定を(ルックアップ表、演算法又はその他の方
法を介して)を行なわせるべく、マイクロコンピュータ
43(100)に入力される。そしてモータとヒータの
制御回路51,52が、現実の現像剤温度及びフィルム
通路移送速度をその指定された参照温度及び速度に一致
させるべく、モータ及びヒータを制御することになる。
この機構は、もし望まれるならば、特定のフィルム移送
速度を直接的に入力することを許容すべく設計され得
る。新しい移送速度の選択により、それがモード指定で
あろうが直接入力であろうが、予め決定された望ましい
固定間隔を達成するために必要とされる、第1フィルム
F1の追従端と第2フィルムF2の先導端との間の新し
い時間的遅延期間が指定されることになる(103,1
04)。
【0027】第1フィルムF1の追従端と第2フィルム
F2の先導端との間に要求される時間(秒)は、例え
ば、以下の演算法を用いることによって決定することが
できる。
【0028】 時間(秒)=((L/V)×60秒/分)/100 ここで、Lはフィルム間の間隔(インチ×100)であ
り、Vはフィルム速度(インチ/分)である。
【0029】3インチの望ましい線形シート間隔を用い
れば、異なる移送速度が与えられた場合の通路16に沿
うシートF1,F2間の一定の線形的な間隔を維持する
ために必要とされる遅延時間は以下の表の通りである。
【0030】 V(インチ/分) 時間(秒) 30 6 40 4.5 50 3.6 60 3 70 2.57 80 2.25 90 2.0 100 1.8 110 1.63 120 1.5 この遅延時間は予め作られた参照テーブルを用いて設定
することもできる。
【0031】センサー26及び/又は27が処理装置1
2内への第1シートF1の先導端の通過を検出したとき
(105)、表示器制御回路53はマイクロコンピュー
タ43によって「待機」発光体54をONし且つ「準備
完了」発光体55をOFFすべく制御される(10
6)。シートF1の追従端が検出されると(107)、
マイクロコンピュータ43は、移送速度の選択に応じて
決定されたシートの必要間隔時間(秒)を与えるに必要
とされるシステムクロック61のパルス数に対応する数
を、図4に示されるカウンタ60に負荷することになる
(108)。カウンター60のカンウト数がゼロ(0)
に達したならば(109,110)、「待機」発光体が
OFFされて「準備完了」発光体がONされる(11
1)。これはシートF1が次のシートF2を処理装置1
2内に供給することができる地点を通過したことを使用
者に示している。
【0032】図5に示されるように、もしカウンタ60
がゼロに達しなければ、「待機」発光体54はONを維
持し且つ「準備完了」発光体55はOFFを維持する
(109)。カウンタ60がゼロに達したならば、その
時に「待機」発光体54はOFFされて「準備完了」発
光体55はONされる(111)。
【0033】ブザー58等の他の表示器類をマイクロコ
ンピュータ43に接続し、カウンタ60がゼロに達する
と常に作動させて「準備完了」条件下にあり新しいシー
トF2を入口15に供給し得ることを示すことができる
(112)。
【0034】本発明に関しての当業者であれば、特許請
求の範囲に記載された発明の精神及び範囲から逸脱する
ことなしに、上述の実施例に要素の置換及び変更等を施
し得ることが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る固定フィルム間隔機構が採
用され得る処理装置の斜視図である。
【図2】図2は図1に示す処理装置の主要な要素の概略
断面図である。
【図3】図3は図1及び図2に示された処理装置に使用
され得る入口ローラ検出器の破断斜視図である。
【図4】図4は図1及び図2に示す処理装置に採用され
たフィルム間隔固定機構のブロック構成図である。
【図5】図5は図4に示された機構の作動を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
12…処理装置 14…フィード棚 15…入口開口 16…移送通路 17…キャッチ・ビン 18…出口開口 21…現像剤タンク 22…定着剤タンク 23…洗浄剤タンク 24…ドライヤー 25…空気付与チューブ 26…フィルム幅センサー 27…ホール効果センサー 28…入口ローラ 30…移送ローラ 31…ガイドシュー 35…再循環配管通路 39…浸漬ループ 50…出口ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−2841(JP,A) 特開 昭60−237449(JP,A) 特開 平1−193858(JP,A) 特開 平1−292325(JP,A) 実開 昭61−109450(JP,U) 実開 昭57−108232(JP,U) 実開 昭57−79840(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03D 3/00 - 17/00

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像、定着、洗浄及び乾燥の各ステーシ
    ョン(21,22,23,24)を通る通路に沿った供
    給地点から、設定された移送速度で、露光された感光性
    媒体を自動的に移送する移送手段(30,33,34)
    と、特定の媒体の追従端が前記供給地点通過するのを
    モニターするモニター手段(26又は27)と、前記追
    従端が前記通路に沿って一定距離を前進した後に、次の
    媒体を当該通路に沿った前記供給地点から供給すること
    ができる時を示すための「準備完了」状態を知らせる表
    示手段(54,55又は58)と、を備えて成る露光さ
    れた感光性媒体を処理する処理装置において、 タイマー(60)と、 制御パネル(42)と、 使用者の前記制御パネルでの入力に応じて前記移送速度
    から異なる移送速度への選択的なリセットをなす選択的
    リセット手段(43,44)と、 前記選択的リセット手段及びモニター手段に応じて、前
    記追従端が前記の異なる移送速度で前記通路に沿って前
    記と同一の一定距離だけ前進した時に「準備完了」状態
    を知らせるように前記表示手段を制御すべく、前記タイ
    マーを自動的にセットするセット手段(43,53)
    と、を更に備えることを特徴とする処理装置。
  2. 【請求項2】 前記移送手段は、複数の移送ローラ(3
    0)と、該ローラを駆動するモータ(34)と、前記選
    択的にリセットされた移送速度に従って前記モータ及び
    前記タイマーを制御するために、前記モータ、前記タイ
    マー及び前記選択的リセット手段に接続されたマイクロ
    プロセッサ回路(43,51)と、 を含むことを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段(53)は少なくとも1つ
    の発光体(54又は55)を含むことを特徴とする請求
    項2に記載の処理装置。
  4. 【請求項4】 前記処理装置は複数の作動モードにそれ
    ぞれ対応する複数の所定移送速度の中の指定された1つ
    の移送速度で作動するように形成されており、前記選択
    的リセット手段は、前記複数のモードの1つを選択し且
    つ前記タイマー及びモータをその選択されたモードに対
    応する前記移送速度の1つに従って制御すべくその選択
    されたモードに従って前記マイクロプロセッサ回路をプ
    ログラミングする手段を含むことを特徴とする請求項2
    に記載の処理装置。
  5. 【請求項5】 前記複数のモードの内の1つを選択する
    ための前記手段は、モードスイッチ(44)と、該モー
    ドスイッチに使用者をして手動入力を実行させ得る手段
    (45,46)と、を含むことを特徴とする請求項4に
    記載の処理装置。
  6. 【請求項6】 使用者をして入力を実行させ得る前記手
    段は使用者が操作可能なキーパッド(45)を含むこと
    を特徴とする請求項5に記載の処理装置。
  7. 【請求項7】 露光された感光性媒体の処理をなす処理
    装置であって、現像剤を収容する現像剤タンク(21)
    と、前記現像剤タンクを通過する通路に沿った供給地点
    から前記媒体の順次のシートを所定の移送速度で順次自
    動移送するための移送手段(30,33,34)と、前
    記シートの内の第1シートの追従端の前記供給地点の通
    過を検知する検知手段(26,27)と、を備える処理
    装置において、 複数の作動モードの内の1つを選択する使用者入力手段
    (44)と、前記選択された前記作動モードに応じて前
    記移送速度を自動的に規定する規定手段(43)と、タ
    イマー(60)と、前記タイマーに接続された表示器
    と、前記第1シートが前記供給地点から前記通路に沿っ
    て所定の一定距離を移動した時を知らせるように前記表
    示器を制御すべく、前記規定された移送速度及び前記検
    知手段に応じて前記タイマーを自動的にセットする自動
    セット手段(43,53)と、を更に備えることを特徴
    とする処理装置。
  8. 【請求項8】 規定された移送速度に従って1つの通路
    に沿う供給地点から順次の複数のシートを順次自動的に
    移送するための、モータ(34)を含む移送手段(3
    0,33,34)と、第1のシートの端部が前記供給地
    点を通過したことを検知する検知手段(26又は27)
    と、タイマー(60,61)と、前記タイマーに接続さ
    れた表示器(54,55又は58)と、を備えて成る処
    理装置における現像、定着、洗浄及び乾燥の各ステーシ
    ョン(21,22,23,24)を通る前記通路に沿っ
    て移送される露光された感光性媒体の各シート相互の間
    の一定の最小間隔を自動的に確立する方法において、 使用者が複数の作動モードの内の1つを選択することに
    応じて移送速度を規定する段階(100,102)と、 前記規定された移送速度に従って前記モータを制御する
    段階(102)と、 前記検知手段によって前記第1シートの前記端部が前記
    供給地点を通過したことを検出する段階(107)と、 前記端部が前記規定された移送速度で前記一定の最小間
    隔を移動するに必要とされる時間に対応する時間が満了
    すると信号を発生させるべく、前記第1シートの端部の
    検出に応じて前記タイマーをセットする段階(108,
    109)と、 前記タイマーからの信号に応じて表示器を作動する段階
    (111又は112)と、を含むことを特徴とする方
    法。
  9. 【請求項9】 前記表示器は「待機」発光体(54)で
    あり、前記検知手段は前記シートの追従端を検出し(1
    07)、前記発光体は前記第1シートの追従端が少なく
    とも前記供給地点を通過した時にONされ(106)且
    つ当該第1シートの追従端が該供給地点を通過して前記
    一定間隔を移動するまでONのままに維持されること
    (111)を特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記表示器は「準備完了」発光体(5
    5)であり、前記検知手段は前記シートの追従端を検出
    し(107)、前記発光体は前記第1シートの追従端が
    少なくとも前記供給地点を通過した時にOFFされ(1
    06)且つ前記第1シートの追従端が当該供給地点を通
    過して前記一定間隔を移動するまでOFFのままに維持
    されること(111)を特徴とする請求項8に記載の方
    法。
  11. 【請求項11】 前記検出段階は前記追従端の通過を検
    出すること(107)を含むことを特徴とする請求項8
    に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記の規定、制御、セット及び作動の
    各段階は少なくとも部分的にはマイクロコンピュータ
    (43)によって実行されていることを特徴とする請求
    項11に記載の方法。
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