JP2552106Y2 - 自動現像装置付き判定用スリットカメラ - Google Patents

自動現像装置付き判定用スリットカメラ

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JP2552106Y2
JP2552106Y2 JP1498594U JP1498594U JP2552106Y2 JP 2552106 Y2 JP2552106 Y2 JP 2552106Y2 JP 1498594 U JP1498594 U JP 1498594U JP 1498594 U JP1498594 U JP 1498594U JP 2552106 Y2 JP2552106 Y2 JP 2552106Y2
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JP
Japan
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film
roller
movement amount
drive motor
discharge drive
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JP1498594U
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JPH0743703U (ja
Inventor
晶郎 渡辺
Original Assignee
株式会社日本写真科学研究所
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  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、各種競技において着
順の判定に使用する自動現像装置付き判定用スリットカ
メラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、撮影部と現像部とを結合し、撮影
済みの記録シートを貯蔵部に一時的に貯蔵させた後に現
像部へ送って現像するようにした記録装置は公知であ
る。(例えば特開昭59−36237号公報)
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記の従来装置は原稿
の画像を撮影して記録するためのものであり、各種競技
の着順を判定するためのカメラではない。この考案が解
決しようとする課題は、各種競技において着順の判定を
迅速・容易・確実に行うことができる自動現像装置付き
判定用スリットカメラを提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は前記課題を解
決したものであり、この考案に係る自動現像装置付き判
定用スリットカメラは次のようなものである。すなわ
ち、複数のガイドローラー11及び相対向させて配置し
たピンチローラー12とフィルム送り駆動ローラー13
とを備えた撮影室2と、現像液槽14と定着液槽15と
を備えた現像処理室3とを設けて、フィルム排出駆動モ
ーターMに連結したフィルム排出駆動ローラー20を
排出側に配置し、撮影室2内のガイドローラー11中の
1本のガイドローラー11aにフィルム移動量を検出す
るフィルム移動量カウント機構22を連結し、フィルム
移動量カウント機構22にはフィルム移動量カウント機
構22のカウント数を読み取って設定値に達した時にフ
ィルム排出駆動モーターMを停止させるプリセットカ
ウンター23を取り付け、プリセットカウンター23に
はプリセットカウンター23を介してフィルム排出駆動
モーターMを始動させる現像開始ボタン24を取り付
けた自動現像装置付き判定用スリットカメラである。
【0005】
【実施例】この考案の1実施例を図1〜図3に基づいて
説明する。1は判定用カメラを示している。判定用カメ
ラ1は、撮影室2と撮影室2の側方に設けた現像処理室
3とからなるものとしている。撮影室2の前部は、撮影
レンズ4と撮影レンズ4から入射した像のピントを鏡を
介してチェックするスコープ5とを備えた鏡胴部6とし
ている。撮影室2の後部には、フィルムマガジン7を取
換可能に装填するフィルム収納部8と、撮影レンズ4の
後方に位置させた撮影部9と、フィルムAを一時的に収
納保管する待機部10とを設けている。また、フィルム
Aをフィルムマガジン7から引き出し撮影部9を通して
待機部10へと送り出す送り手段として、複数のガイド
ローラー11及び互いに対向配置したピンチローラー1
2とフィルム送り駆動ローラー13とを設けている。フ
ィルム送り駆動ローラー13は、ゴム被覆処理を施し、
フィルム送り駆動モーターMに連結している。
【0006】現像処理室3には、現像液Bを収容した現
像液槽14と定着液Cを収容した定着液槽15を設けて
いる。現像液槽14及び定着液槽15には、フィルムA
を誘導し現像液B・定着液Cに浸漬するためのガイド手
段として耐食性のある複数のガイドローラー16を上下
にそれぞれ配置している。また、現像液槽14内には、
現像液Bを約40度に加温するためのステンレスカート
リッジのヒーター17と温度調節用サーモスタット18
とを配置している。定着液槽15内にも、定着液Cを加
温するためのヒーター17と温度調節用サーモスタット
18を配置している。定着液槽15の排出端には、遮光
効果を持つたゴムワイパー19を取り付けている。ま
た、ゴムワイパー19を設けた部分の外側位置におい
て、現像処理用送り手段であるフィルム排出駆動ローラ
ー20を配置し、フィルム排出駆動ローラー20はフィ
ルム排出駆動モーターMに連結している。フィルム排
出駆動ローラー20の左右には、フィルム移送中のスリ
ップを防止するための補助ローラー21・21を配置し
ている。
【0007】図3に示すように、撮影室2内のガイドロ
ーラー11のうちの1本のガイドローラー11aに、フ
ィルム移動量カウント機構22を取り付けている。フィ
ルム移動量カウント機構22にはプリセットカウンター
23を連結し、プリセットカウンター23には現像開始
ボタン24を連結している。現像開始ボタン24を押す
と、プリセットカウンター23をリセットするとともに
フィルム排出駆動モーターMを始動させるようにして
ある。そして、フィルムAの移動時にはガイドローラー
11aがフィルム移動量に応じた回転をし、ガイドロー
ラー11aに連結したフィルム移動量カウント機構22
がフィルム移動量検知のためのカウントをする。このカ
ウント数がプリセットカウンター23にあらかじめ設定
しておいた所定値と一致した時にプリセットカウンター
23からの信号でフィルム排出駆動モーターMの回転
を止めるようにしてある。なお、この点については後で
詳しく説明する。そして、プリセットカウンター23に
は撮影ボタン25も連結している。撮影ボタン25は、
ソレノイドによる電気的作動機構SLにも連結してい
る。電気的作動機構SLは、ピンチローラー12を作動
させるためのものである。
【0008】以上のものは、次のように作動させる。ま
ず、現像液槽14・定着液槽15にそれぞれ現像液B・
定着液Cを収容し、所定の温度にまで加温しておく。フ
ィルムAは、フィルムマガジン7から引き出した後に複
数のガイドローラー11に架け渡しながら撮影部9から
ピンチローラー12とフィルム送り駆動ローラー13と
の間へ運ぶ。それから、現像処理室3の現像液槽14・
定着液槽15の現像液B・定着液Cに浸漬させるべく複
数のガイドローラー16に架け渡した後、ゴムワイパー
19を通して外へ出し、補助ローラー21とフィルム排
出駆動ローラー20との間を通して先端を引き出す。こ
れで、フィルムAのセットは完了する。
【0009】準備を終えた判定用カメラ1をゴールライ
ン上に配置する。フィルム送り駆動ローラーMは駆動
させたままにする。被写体がゴールラインを通過する時
に撮影ボタン25を押す。撮影部9で撮影が行れると同
時に、撮影ボタン25に連結している電気的作動機構S
Lが作動する。電気的作動機構SLはピンチローラー1
2をフィルム送り駆動ローラー13側へ移動させる。フ
ィルムAはピンチローラー12・フィルム送り駆動ロー
ラー13間に挟まれ、必要量撮影した後撮影ボタン25
を切ることによりピンチローラー12が元の位置へと離
れて送りが止まる。送られたフィルムAは待機部10へ
一時的に保留される。つぎに、現像開始ボタン24を押
すと、プリセットカウンター23をリセットするととも
にフィルム排出駆動モーターMを始動させ、フィルム
排出駆動ローラー20が回転を始める。フィルムAが引
き出されて行き、待機部10に保留されていた分を含め
撮影済みのフィルムAは現像液槽14の現像液Bに浸漬
され、次いで定着液槽15の定着液Cに浸漬されて現像
処理をされてから機外へ排出される。撮影済みの部分が
すっかり機外へ排出されたところで、フィルム移動量カ
ウント機構22のカウント数がプリセットカウンター2
3にあらかじめ設定しておいた設定値と一致し、プリセ
ットカウンター23からの信号でフィルム排出駆動モー
ターMを停止させる。
【0010】ここで、設定値をどのようにして決めるか
の点を説明する。現像開始ボタン24を押すと、フィル
ムAが引き出されて行く。待機部10へ保留されていた
部分が伸び切ったところからガイドローラー11aが回
転を始め、その時点からの回転パルスをフィルム移動量
カウント機構22がカウントして行く。そして、撮影部
9に残っていた撮影済み部分がすっかり機外へ排出され
るまでのカウント数をあらかじめ調べておき、そのカウ
ント数をプリセットカウンター23にあらかじめ設定し
ておくのである。このように設定していると、現像時に
は待機部10にあるフィルムAが伸びたところからフィ
ルム移動量カウント機構22がカウントを始め、カウン
ト数がプリセットカウンター23に設定しておいたカウ
ント数と一致した時に、プリセットカウンター23がフ
ィルム排出駆動モーターMを停止させるのである。
【0011】以上のようにして現像定着処理され引き出
されたフィルムAは、必要に応じてカットし、着順判定
の資料としてすぐさま使用することができる。なお、現
像定着処理中に次の被写体がゴールに入ろうとしている
場合には、そのまま撮影ボタン25を押して撮影をすれ
ばよい。撮影ボタン25を押せばプリセットカウンター
23のカウント値がリセットされるようにしているか
ら、繰り返し撮影も可能である。
【0012】
【考案の効果】この考案に係る自動現像装置付き判定用
スリットカメラを利用するときは、各種競技において自
動的かつ迅速に着順を判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の1実施例を示す部分切断平面図であ
る。
【図2】同じ実施例を示す部分切断正面図である。
【図3】同じ実施例に使用した制御機構部分の説明図で
ある。
【符号の説明】
2 撮影室 3 現像処理室 11・11a ガイドローラー 12 ピンチローラー 13 フィルム送り駆動ローラー 14 現像液槽 15 定着液槽 20 フィルム排出駆動ローラー 22 フィルム移動量カウント機構 23 プリセットカウンター M フィルム排出駆動モーター

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のガイドローラー(11)及び相対
    向させて配置したピンチローラー(12)とフィルム送
    り駆動ローラー(13)とを備えた撮影室(2)と、現
    像液槽(14)と定着液槽(15)とを備えた現像処理
    室(3)とを設けて、フィルム排出駆動モーター
    (M)に連結したフィルム排出駆動ローラー(20)
    を排出側に配置し、撮影室(2)内のガイドローラー
    (11)中の1本のガイドローラー(11a)にフィル
    ム移動量を検出するフィルム移動量カウント機構(2
    2)を連結し、フィルム移動量カウント機構(22)に
    はフィルム移動量カウント機構(22)のカウント数を
    読み取って設定値に達した時にフィルム排出駆動モータ
    ー(M)を停止させるプリセットカウンター(23)
    を取り付け、プリセットカウンター(23)にはプリセ
    ットカウンター(23)をリセットするとともにフィル
    ム排出駆動モーター(M)を始動させる現像開始ボタ
    ン(24)を取り付けた自動現像装置付き判定用スリッ
    トカメラ。
JP1498594U 1994-10-28 1994-10-28 自動現像装置付き判定用スリットカメラ Expired - Lifetime JP2552106Y2 (ja)

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JPH0743703U JPH0743703U (ja) 1995-09-05
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