JPH0112260Y2 - - Google Patents

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JPH0112260Y2
JPH0112260Y2 JP1017281U JP1017281U JPH0112260Y2 JP H0112260 Y2 JPH0112260 Y2 JP H0112260Y2 JP 1017281 U JP1017281 U JP 1017281U JP 1017281 U JP1017281 U JP 1017281U JP H0112260 Y2 JPH0112260 Y2 JP H0112260Y2
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JP
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liquid
processing
liquid level
processing system
temperature detector
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JP1017281U
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  • Control Of Temperature (AREA)
  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はカメラ・プロセサに関するものであ
り、更に詳しくはカメラ・プロセサの処理系の安
全装置に関するものである。
長尺フイルムを内蔵し且つ露光光学系を備え、
挿入、搬送される文書を連続して撮影し、その後
現像することにより文書のマイクロ化を行なう装
置は最近の情報量の増加傾向と相まつて漸時普及
されつつある。
このような装置に於て、処理系の現像、定着、
水洗作業はフイルムの撮影が完了した後、作業者
が処理開始スイツチをオンすることにより、開始
される。しかし各処理槽の液面が基準レベルまで
ないのに処理作業が開始された場合、液不足によ
る濃度低下やオーバーヒートによる濃度上昇等が
発生し処理の劣化が生じていた。
また処理開始時点では液面が基準レベルまであ
つたが、処理中に液面が基準以下になつた場合
は、露光済フイルムが完全に処理を終了するまで
処理系のフイルム搬送装置の動作を保証しかつ濃
度不良を防止するために加熱手段も制御されるこ
とが望ましい。しかしながら、長時間加熱手段が
オンして液面から露呈した場合には、発火の防止
等安全性の面からただちに加熱手段を切ることが
優先される。
本考案は上記の点に鑑み、なされたものであ
り、特に 1 処理系の少なくとも1つの処理液が基準レベ
ル以下である場合には、処理開始ボタンが押さ
れても処理系搬送装置は駆動されず、かつ加熱
手段もオンされない。
2 処理開始ボタンが押され、フイルムの現像、
定着、水洗作業が開始れた後、処理系の少なく
とも1つの処理液が基準レベル以下になつた時
は、処理系搬送装置は露光済フイルム全部の処
理が終了するまで停止しない。かつ濃度低下防
止のため加熱手段も制御する。
3 前2)に於て、例えば何らかのトラブルが発
生し、長時間加熱手段がオンのままで、液面レ
ベルが更に低下し加熱手段が液外に露呈した場
合は、発火の防止等、安全性の面からただちに
加熱手段をオフする。
以上のように構成された処理系安全装置を提供
することを、目的とする。
上記目的は被写体文書の露光系と、露光済フイ
ルムを現像処理する処理系とを備えたカメラ・プ
ロセサに於て、前記処理系に液面検出器、液温度
検出器、加熱手段を設け、該液面検出器、液温度
検出器、加熱手段の検出部、加熱部の配列を液面
から見て液面検出器、液温度検出器、加熱手段の
順とし、前記プロセサの駆動回路は駆動開始後は
液面状態に優先してフイルムの処理が完了するま
でその状態が維持され、かつ加熱手段も液面状態
に優先して制御されるが、加熱手段が液外に露呈
した場合には、液温度検出器により直後、加熱手
段が制御されるように構成した処理系安全装置を
設けることにより達成することができる。
さらに、前記液温度検出器と加熱手段とを空中
での熱伝導度の高い金属物等で導通させると安全
性の面でさらに優れていることは後述する。
以下添付図面を用いて本考案を詳細に説明す
る。
第1図は本考案に係る処理系安全装置を備えた
カメラ・プロセサの1実施例の概略断面図であ
る。
被写体文書10がカメラ・プロセサ1の上面に
設けられた挿入口11から挿入されると、発光ダ
イオード12′及びフオト・トランジスタ12″か
らなる被写体検出装置がこれを検出して出力信号
を発生し、ローラ対14,15からなる搬送手段
を駆動する。よつて被写体文書10はローラ対1
4,15に案内され、一対の平ガラス板18間を
通過し、次いで案内板16を介してトレイ17に
収納される。被写体文書10はガラス板18を通
過する際に光源19により照射され、この画像は
好適に配置された鏡20〜24により反射指向さ
れレンズ25により収束され露光位置に案内され
る。そしてシヤツタ26が開かれ、フイルム27
上に画像が形成される。
このフイルム27の搬送速度は本実施例では説
明しない制御機構により、被写体文書10の搬送
速度と縮尺同期する様に設けられておりフイルム
27はローラ29,30により搬送される。
以上のようにして被写体文書10が撮影された
フイルム27はストツク領域31に蓄積される。
このストツク領域31において撮影済フイルム2
7の長さが所定量になると以下に詳述される撮影
フイルム検尺手段によりブザー又はランプ等で作
業者に警告が発せられる。
この警告により作業者は撮影作業を中止して図
示しない処理開始ボタンを押圧して処理を開始す
る。この結果、ストツク領域31に蓄積された露
光済フイルム27は好適に配置された搬送装置及
び案内ローラにより現像領域33、定着領域3
4、水洗領域35,36を通過し乾燥領域37で
適当に乾燥された後、巻取りリール32に巻取ら
れる。
第2図aは第1図に示した処理系の任意の1つ
の処理タンクの側断面図であり、タンク40は支
持装置41に支持された状態を示してある。処理
されるべきフイルム27はローラ42により、処
理溶液L中に浸される。
タンク40内には処理溶液Lを適当に撹拌する
ための軸支された撹拌器43に設けられている。
撹拌器43はその背面に磁石43′が位置されて
おり、一方支持装置41の背面にはタンク40が
所定位置の時、前記磁石43′と対応する位置に
開口44を有しており、この開口44を通してプ
ロセサ内に設けられた適当な回転駆動装置により
回転される磁石45により、撹拌器43が回転す
る。この撹拌器43の回転により、タンク40内
の処理溶液Lは舌部46の開口47を通じて矢印
のように撹拌される。
また同タンク40内には、以下に詳述される安
全装置に接続されている、液面検出器48、液温
度検出器49、及びヒータ50が備えられてい
る。液面検出器48は公知の例えば2本の導体か
らなる電極で構成されており、この電極の少なく
とも先端が処理溶液L中に浸されている時は両電
極間に電流が流れ、処理溶液Lが基準レベル以上
あることを検出するものである。
また液温度検出器49としてはサーミスタが用
いられ、これと直接接続される、トランジスタ等
からなる制御回路により、処理溶液温度が基準レ
ベル内にあるか又は基準レベルより高いか低いか
を検出することができるようになつている。
またヒータ50は公知のカートリツジタイプの
ヒータを使用したものである。
また液面検出器48、液温度検出器49及びヒ
ータ50の配置は図示されているように液面検出
器48の検出部より液温度検出器49の検出部の
方が下の位置まで伸びており、かつ液温度検出器
49の検出部よりもヒータ50の発熱部の方が下
に配置されている。
更に第2図bのように液温度検出器49とヒー
タ50を空中熱伝導率の高い金属板58で導通さ
せることができる。
以上のように配置することにより以下に詳述さ
れるようにヒータ50を好適に制御することがで
きる。
第3図は本考案に係る処理系安全装置のブロツ
ク図であり前記された液面検出器48の出力は条
件回路52を介してAND回路53の一方の入力
端子とAND回路54の一方の入力端子に接続さ
れている。AND回路53の出力は処理駆動回路
55に入力され、処理駆動回路55の出力は駆動
モータ56に入力される。なお処理駆動回路55
の出力の1部は条件回路52にフイードバツクさ
れるようになつている。
処理開始スイツチ51の出力はAND回路53
の他方の入力端子に接続されている。液温度検出
器49の出力はAND回路54の他方の入力端子
に接続されており、AND回路54の出力端子は
ヒータ駆動回路57を介してヒータ50に接続さ
れている。
上記した構成の装置に於て、撮影中に液面が基
準レベルより低下したときには、液面検出器48
により無条件にAND回路53、AND回路54へ
の入力がハイレベルからローレベルに切換り、た
だちにヒータ50は停止し、かつたとえ処理開始
スイツチ51を押しても処理系の駆動モータ56
は作動しない。
また液面が基準レベル以上あり、処理開始スイ
ツチ51がオンされAND回路53からハイレベ
ル信号が出力され、処理駆動回路55により駆動
モータ56が作動され、処理作業が開始されたの
ちは処理駆動回路55の信号の1部が条件回路5
2にフイードバツクされているので、たとえ、液
レベルが処理中に基準レベル以下になつても露光
済フイルム27の処理が完了するまでハイレベル
信号を維持するように構成されている。
またこの場合、同様にAND回路54への入力
も条件回路52へのフイードバツクによりハイレ
ベル信号が入力されているためヒータ50の制御
は継続される。
このように構成すれば仮に処理中に液面が低下
しても、処理が完了するまでフイルム送り、処理
液温度の制御が継続されるためフイルム27が途
中で停止したり、濃度等の仕上り不良が発生する
ことはない。
更に、上記構成は、所定の処理量を考慮して液
面検出器48、液温度検出器49、ヒータ50の
高さを設定してあるが、何らかのトラブルで処理
機が長時間オンされて、処理溶液Lが蒸発等によ
り更に液面が低下しヒータ50が液外に露呈した
場合はタンク等の発火のおそれがあるため、ヒー
タ50の近傍に配置された液温度検出器49によ
り、直接オーバヒートを感知してヒータ50が切
れる。
その後雰囲気温度が下がれば、再びヒータ50
はオンするが数秒で、同様に液温度検出器49に
よりオフとなるため、オーバーヒートによる発火
等の危険は生じない。
更に上記構成に於て第2図bの如く、ヒータ5
0と液温度検出器49を空中熱伝導率の高い金属
板58で導通せしめればより早くオーバーヒート
を確実に検出することが可能であり、また設計上
ヒータ50と液温度検出器49を近傍に設けられ
ない場合にも効果がある。
また処理溶液Lの種類によつては、液面が正常
でヒータ50が露呈していない場合に於ける、液
中での熱伝導の悪影響を防ぐため、金属板58に
穴59を設けることができる。
以上のように構成することにより本考案に係る
処理系安全装置は処理作業が開始された後は、露
光済フイルムが完全に処理されるまで処理系の駆
動動作を保証しかつ処理液の基準温度を保証する
ものであり、万一のオーバヒートのトラブルに対
しても安全性を確保するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る処理系安全装置を備えた
カメラ・プロセサの概略斜視図であり、第2図
a,bは処理系の任意のタンクの側断面図であ
り、第3図は処理系安全装置のブロツク図であ
る。 図中符号、1:カメラ・プロセサ、10:被写
体文書、11:挿入口、12′:発光ダイオード、
12″:フオト・トランジスタ、14,15:ロ
ーラ、16:案内板、17:トレイ、18:ガラ
ス板、19:光源、20〜24:鏡、25:レン
ズ、26:シヤツタ、27:フイルム、28:供
給リール、29,30:ローラ、31:ストツク
領域、32:巻取りリール、33:現像領域、3
4:定着領域、35,36:水洗領域、37:乾
燥領域、40:タンク、41:支持装置、42:
ローラ、43:撹拌器、43′:磁力、44:開
口、45:磁石、46:舌部、47:開口、4
8:液レベル検出器、49:液温度検出器、5
0:ヒータ、52:条件回路、53,54:
AND回路、55:処理駆動回路、56:モータ、
57:ヒータ駆動回路、58:金属板、59:
穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 被写体文書の露光系と露光済フイルムを現像
    処理する処理系とを備えたカメラ・プロセサに
    於て、前記処理系に液面検出器、液温度検出
    器、加熱手段を設け、該液面検出器、液温度検
    出器、加熱手段の検出部、加熱部の配列を液面
    から見て、液面検出器、液温度検出器、加熱手
    段の順とし、前記プロセサの駆動回路は、駆動
    開始後は液面状態に優先してフイルムの処理が
    完了するまで、その状態が維持され、かつ加熱
    手段も液面状態に優先して制御されるが、加熱
    手段が液外に露呈した場合には、液温度検出器
    により直接制御されるように構成したことを特
    徴とするカメラ・プロセサの処理系安全装置。 2 1)に於て、液温度検出器と加熱手段を導通
    するように配したことを特徴とするカメラ・プ
    ロセサの処理系安全装置。
JP1017281U 1981-01-27 1981-01-27 Expired JPH0112260Y2 (ja)

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JP1017281U JPH0112260Y2 (ja) 1981-01-27 1981-01-27

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JPS57124842U JPS57124842U (ja) 1982-08-04
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