JPS6394280A - 電子写真装置用プロセスヘツド - Google Patents

電子写真装置用プロセスヘツド

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Publication number
JPS6394280A
JPS6394280A JP24023486A JP24023486A JPS6394280A JP S6394280 A JPS6394280 A JP S6394280A JP 24023486 A JP24023486 A JP 24023486A JP 24023486 A JP24023486 A JP 24023486A JP S6394280 A JPS6394280 A JP S6394280A
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JP
Japan
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film
temperature
electrophotographic
developer
section
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Application number
JP24023486A
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English (en)
Inventor
Shuichi Otsuka
秀一 大塚
Akira Yoda
章 依田
Yutaka Korogi
裕 興梠
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子写真装置に用いられて、電子写真フィルム
に各種処理を行うプロセスヘッドに関する。
〔従来の技術〕
電子写真フィルムの定められた駒に画像を記録し、記録
された画像を投影又は複写することができる電子写真装
置が知られている。
また、電子写真装置に配設されて、電子写真フィルムに
帯電・露光や現像処理等を施すプロセスヘッドが、特開
昭59−100479号、同59−162580号等で
知られている。
上記公報に開示されたプロセスヘッドでは、帯電・露光
部、現像部、乾燥部及び定着部が備えられている。これ
ら各部は、電子写真フィルムの送り方向に沿って前記順
序で隣接配設されており、各部の配置ピッチは電子写真
フィルムの駒ピッチと等しい一定ピッチとされている。
帯電・露光部では、この部分に位置した電子写真フィル
ム(−駒に相当する)カベ帯電された後原稿の画像光を
射光されて露光される。これにより、電子写真フィルム
には原稿の画像パターンに対応した静電荷潜像が形成さ
れる。現像部では、帯電・露光部で露光された電子写真
フィルムに)皮体現像剤が塗布されて静電荷潜像が顕像
化される。
乾燥部では、液体現像剤で湿潤された電子写真フィルム
に乾燥空気が吹き付けられて湿分が除去される、定着部
では、定着ランプ等によって電子写真フィルムに画像が
定着される。
この乾燥部では、電子写真フィルムヘヒータで加熱され
た温風が当てられ、電子写真フィルムの乾燥時間を短縮
するようにしている。この温風は電子写真フィルム配置
部よりも上流側、すなわちヒータと乾燥部の電子写真フ
ィルム配置部との間に配置された温度センサでその温度
が制御されている(−例として特願昭60−15362
1号参照)。
しかし、このような制御手段では乾燥部へ送られる温風
が環境高温時の場合は問題ないが、環境低温時には乾燥
部へと至るまでに低くなり、乾燥時間を長くとる必要が
ある。1駒分のフィルムの熱容量に比べて大きな熱容量
を有するプロセスヘッドが低温となっている時は、特に
上述の如き影響が生しる。なお、温風の温度は所定温度
を越えて電子写真フィルムへ当てると電子写真フィルム
に悪影響を及ぼすことになり、設定温度を所定温度以上
に上げることはできない。また、温度センサの位置によ
っては、温度の流れを肌し、乾燥ムラの原因となるし、
また、乾燥室壁に埋込むと、センサの応答性が悪くなり
、電子写真フィルムを異常加熱する原因となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上記事実を考慮し、乾燥部のフィルム位置での
温風の温度を環境高温時又は環境低温時に拘わらず適温
に保ち、しかも乾燥風の流れを乱さない電子写真装置用
プロセスヘッドを得ることが目的である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、電子写真フィルムに現像部で現像剤を供給し
て現像する電子写真装置用プロセスヘッドであって、前
記現像部で現像が終了した電子写真フィルムを温風によ
り乾燥させる乾燥部において、前記電子写真フィルム配
置部よりも゛下流側の温風を測定する温度センサを有し
、この温度センサにより温風の温度を所定温度に保持し
ていることを特徴としている。
〔作用〕
従って本発明では、比較的環境低温時においても、フィ
ルム部の温風を適温に保つことができるので電子写真フ
ィルムを確実に乾燥させることができる。
〔実施例〕
(電子写真装置) 第1図には本実施例に係るプロセスヘッドが配設された
マイクロフィルム用電子写真装置の実施例が示されてい
る。
本実施例に係る電子写真装置では、原稿を撮影してその
画像を電子写真フィルムに記録するカメラ機能と、電子
写真フィルムに記録されたマイクロ画像をスクリーンに
拡大して投影するリーダ機能と、電子写真フィルムに記
録された画像をコピー用紙に拡大して複写するコピー機
能とを備えている。
電子写真装置は、電子写真装置本体1oと、ハウジング
11が電子写真装置本体10の置台をも兼ねている複写
袋212とが一体とされて構成されている。なお、コピ
ーN能が必要とされない場合には、電子写真装置本体1
0のみを単体で使用することも可能とされている。電子
写真装置本体10のハウジング14は、左側に位置し略
直方体形状とされた部分14Aと、右側に位置し上面が
階段状とされた部分14Bとがら構成されており、画部
分14A、14Bの内部空間は後方部で連通されている
ハウジング14Aの外側部には、ハウジング前部開口部
を塞いで、僅かに後傾されて?i過型のスクリーン16
が配設され、上部に原稿台18が配設されている。原稿
台18には、開閉可能とされた原稿押え板20の下部に
、ハウジング上部開口部を塞いで透明なガラス仮22 
(後述の第2図参照)が配置されている。ハウジング1
4Bの外側部には、電子写真フィルム24(後述の第2
図参照)が収納されたカセットの装填がなされるカセッ
ト装填部26が上部中央部付近に形成され、上部前部に
電子写真装置の各種操作がなされるコントロールキーボ
ード28が配設されている。
また、複写装置12のハウジング11には、復写済のコ
ピー用紙30(後述第4図参照)が排紙される開口32
が形成されている。
(電子写真装置の光学系) 第2図乃至第4図には電子写真装置の光学系が示されて
いる。
第2図に示されるように、撮影光学系は、前記原稿台1
8のガラス板22上に原稿面を下向きとしてセットされ
た被写体である原稿34を照射する原稿照明ランプ36
と、原稿34からの反射光が入射される第3ミラー38
と、第3ミラー3・8からの反射光が入射される第2ミ
ラー4oと、第2ミラー40からの反射光が入射される
第1ミラー42と、第1ミラー42からの反射光を電子
写真フィルム24の面上に結ぶ主レンズ44とを備えて
いる。。
第3図に示されるように、投影光学系は、電子写真フィ
ルム24を照射する投影光源部46と、電子写真フィル
ム24を透過した光を第1ミラー42に結ぶ主レンズ4
4と、第1ミラー42からの反射光が入射される第2ミ
ラー40と、第2ミラー40からの反射光が投影される
前記スクリーン16とを備えている。
第4図に示されるように、複写光学系は、前記同様の投
影光源部46、主レンズ44、第1ミラー42、第2ミ
ラー40に加えて、主レンズ44と第1ミラー42との
間に配設されて第1ミラー42に結ばれる光像を僅かに
縮少するコンバージョンレンズ48と、第2ミラー40
からの反射光を前記複写装置12に配設されている露光
台50にセットされたコピー用紙30に向って反射させ
るコピーミラー52とを備えている。
主レンズ44、第1ミラー42及び第2ミラー40は上
記3光学系に共通して用いられる。主レンズ44及び第
1ミラー42は前記電子写真装置本体lOのハウジング
14B内に固定的に配置され、第2ミラー40はハウジ
ング14A内に固定的に配置されている。
第3ミラー38、コピーミラー52、コンバージョンレ
ンズ48及びスクリーン16は、選択的に用いられる。
第3ミラー38及びコピーミラー52は、電子写真装置
本体10のハウジング14A内に可動的に配置され、コ
ンバージョンレンズ48はハウジング14B内に可動的
に配置されて他の光学系と干渉しないようにされている
。スクリーン16は他の光学系と干渉しないので、前記
のように固定配置されている。
また、電子写真装置の光学系には、主レンズ44と第1
ミラー42との間に、自動露光■制御装置によって制御
されるシャッタが配設される。
(プロセスヘッド) 第5図乃至第13図には前記電子写真装置に配設された
本発明に係るプロセスヘッドの実施例が示されている。
第5図及び第6図に示されるように、プロセスヘッド5
4は、比較的偏平とされた略直方体形状の本体部56と
、本体部56の下部に位置する一対の脚部58とが一体
とされて構成され、取付物を除いて合成樹脂で一体成形
されている。プロセスヘッド54は、前記第2図乃至第
4図に示された主レンズ44と電子写真フィルム24と
の間に配設されており、第6図に示されるように、脚部
58が電子写真装置本体lOのハウジング14B内に配
置されているフレーム60に取り付けられている。
主レンズ44は、第5図及び第7図に示されるように、
鏡筒62に組み付けられてプロセスヘッド54の背面に
取り付けられている。電子写真フィルム24は、ポリエ
チレンなどの支持体上に透明導電層、中間層及び感光層
を順次積層して構成されており、感光層は光導電層とこ
の光導電層を保護する保護層とから構成されている。ま
た、この電子写真フィルム24は、長尺テープ状とされ
てカセットケース内に収容されている。
電子写真フィルム24には、第6図に示されるように、
上端部に長手方向に沿って一定間隔でブリップマーク2
4Aが印刷されている。ブリップマーク24Aは電子写
真フィルム24に記録される画像の−9に対応して設け
られている。この電子写真フィルム24は、感光層の面
がプロセスヘッド54の前面に対面され、フィルム誉多
動モータ(図示せず)が駆動されることで、プロセスヘ
ッド54の幅方向(第6図の図面左右方向)へ移動可能
とされている。また、電子写真フィルム24の透明導電
層はカセットが電子写真装置本体1゜へ装填されると、
電子写真装置本体1oと電気的接続が取れるようになっ
ている。電子写真フィルムとしては上述の実施例に限ら
ず公知のものが使用できることはいうまでもない。
プロセスヘッド54の本体部56には、第5図乃至第7
図に示されるように、幅方向に順次、帯電・露光部64
、現像部66、乾燥部68及び定着部70が電子写真フ
ィルム24の−9間隔に相当する一定のピッチで形成さ
れている。
(帯電・露光部) 帯電・露光部64には、第7図及び第8図に示されるよ
うに、プロセスヘッド54の前面壁74の裏面側の内部
空間に帯電・露光室72が形成されている。帯電・露光
室72はプロセスヘッド54の前面壁74に開口されて
おり、この開口の周囲には、第5図及び第6図にも示さ
れるように、前面壁74から僅かに突出したマスク76
が形成されている。このマスク76の開口形状は電子写
真フィルム24の−9に相当する大きさの矩形状とされ
ている。帯電・露光室72には、コロナユニット78、
近接電極80及びマスク電8i82が配設されている。
コロナユニット78は、第5図に示されるように、コロ
ナワイヤ84と、コロナワイヤ84を保持する合成樹脂
製のホルダ86とから構成され、プロセスヘッド54の
上部から挿入配置されている。近接電極80は細幅の金
属板から構成され、コロナワイヤ84の両側部に配置さ
れている。マスク電極82は金属板を4角形に屈曲して
構成され、前面壁74の開口の近傍に配設されている。
コロナワイヤ84は高圧電源に接続され、近接電極80
及びマスク電極82は電気的な接続がとられている。i
!常、近接電極80は直接アースに接続され、マスクt
ti82は電気抵抗を介してアースに接続されているが
、各々異なったバイアス電圧を外部NHより印加しても
良い。
帯電・露光室72には、第7図に示されるように、フィ
ルム冷却用送風口88が開口され、管路87を介してエ
アポンプ89から冷気が供給されるようになっている。
前記のように鏡筒62に組み付けられてプロセスヘッド
54の背面に取り付けられた主レンズ44は、その先軸
が前記マスク76の開口中心と一致している。
なおこの帯電・露光部64にはマスク76の上方に横方
向に長手方向とされる案内突起77が突出されている。
この案内突起77はマスク76と同高さとされ、電子写
真フィルム24がカセットと共にカセット装填部26へ
装填される場合に、プロセスヘッド本体部56の前面壁
74でマスク76へ引掛からないようになっている。こ
のためこの案内突起77の上下は次第にその高さを減す
る傾斜面となっている。
(現像部) 現像部66には、第5図及び第6図に示されるように、
マスク90が形成されており、マスク90は、上部枠9
0A、左右枠90B、90Cが前面壁74に形成された
凹部92の面から立ち上がっている。マスク90の下部
枠90Dは下面側が前面壁74から立ち上がっている。
また下部枠90Dは両端部が左右枠90B、90Cとの
連結部からさらに左右方向に延出されている。マスク9
0の突装置さは帯電・露光部64のマスク76と同一レ
ヘルとなる高さとされている。
凹部92からはマスク90の上方に案内突起93が突出
し、マスク90と同高さとなっている。
この案内突起93も帯電・露光部64の案内突起77と
同様の役目で同様の側面形状であるが、幅寸法は凹部9
0の幅寸法よりも著しく小さくなっている。
マスク90の開口幅は前記マスク76の開口幅より掻く
僅かに短くされている。また、マスク90の開口高さ、
即ち上部枠90A及び下部枠9゜Dの内壁間の距離は、
下部枠90Dの内壁が前記マスク76のそれよりも下部
に位置しており、その分だけ長くされている。
マスク90開口内には、第9図に示されるように、背面
壁94に支持されて現像電極96が配設されている。現
像電極96はバイアス電源に接続されている。現像量8
i!96は表面がマスク9oの端面から僅かに内側に位
置しており、現像電極96とマスク90の内壁とで囲ま
れる空間が現像室98とされている。現像電極96の上
部及び下部は開口されて、それぞれ現像剤・スクイズ用
空気流入口100及び現像剤・スクイズ用空気流出口1
02とされている。
現像室マスク90の壁面表面は、平滑化処理が行われて
液切り効率が良くなるように保たれている。
現像剤・スクイズ用空気流入口100はプロセスヘッド
54の内部空間で構成される通路104と連通されてい
る。通路104はプロセスヘッド54の背面に開口され
た現像剤供給口106及びスクイズ用空気供給口108
と連通されている。
また、現像剤・スクイズ用空気流出口102はプロセス
ヘッド54の内部空間で構成される通路110と連通さ
れている。通路110はプロセスヘッド54の背面に開
口された現像剤・スクイズ用空気排出口112と連通さ
れている。
マスク90の周辺に位置する凹部92の一部は第1O図
に示されるようにシール圧供給口114とされている。
シール圧供給口114は、第10図に示されるように、
プロセスヘッド54の内部空間で構成される通路116
と連通されている0通路116はフロセスヘッド54の
背面に開口されたシール圧供給用開口118へはシール
用エアが供給されるようになっている。
第11図に示されるように、前記現像剤供給口106は
途中に電磁弁120を介して管路122.124で現像
剤タンク126と連結されている。
現像剤タンク126は’1T61弁120よりも上部に
位置されている。現像剤タンク126はモータ128で
駆動される現像剤汲湯ポンプ130と管路132で連結
されている。現像剤後掲ポンプ130は現像剤ボトル1
34に配設されている。現像剤ボトル134にはトナー
粒子が溶剤に分散された現像剤136が収容されている
電磁弁120と現像剤タンク126とを連結する前記管
路124の途中は分岐されており、トラップ137を介
して現像剤ボトル134に開口するリターン管路138
とされている。トラップ137は図示しない吸引ポンプ
で吸引される管路139が連結され、空気のみを排出す
るようになっている。また、現像剤タンク126には、
現像剤ボトル134に開口するリターン管路140が連
結されている。
前記スクイズ用空気供給口108は管路142を介して
エアポンプ144と連結されてスクイズ用エアーが供給
されるようになっている。
前記現像剤・スクイズ用空気排出口112には現像剤ボ
トル134の気液分離箱135に開口するリターン管路
146が連結されている。
現像剤ボトル134の上部には円すい形の皿板150が
搭載され、この皿板150の下端が現像剤ボトル134
内へ若干量入り込み、またその下面が現像剤ボトル13
4の上端へ密着して現像剤ボトル134を塞いでいる。
皿板150の中心開口部を貫通する現像剤汲湯ポンプ1
30がモータ128の持上げによって上昇すると皿板1
50は現像剤汲湯ポンプ130の下端部に係止されて上
昇し、皿板150の下端が現像剤ボトル134から抜は
出し、現像剤ボトル134の交換が可能となる構成であ
る。
皿板150はこの上昇時に支持板152から垂下した筒
部154内をスライドして上昇するようになっており、
皿板150が降下した第11図の図示位置では、筒部1
54へ取り付けられたテーパー状弾性膜156と下端突
起部158とが当たって、現像剤ボトル134内を外気
とシールするようになっている。
支持板152には、リターン管路140が連通される筒
体160が固着されており、その筒体160に隣接する
気液骨i%11箱135は上端側壁に外気との連通孔1
35Aが形成され、下端から突出した排出管135Bが
支持板152を貫通し、現像液のみを現像剤ボトル13
4へ戻すようになっている。
なお、第11図においてプロセスへラド54が傾斜状態
で示されているのは、光学系の光軸が傾斜配置されてい
るスクリーン16に垂直となるように、水平面に対し傾
斜されているためである。
(乾燥部) 乾燥部68には、第5図及び第6図に示されるように、
枠壁164が形成されている。枠壁164は、上部枠1
64Aと左右枠164B、164Cとから構成され、下
部枠は存在しない。左枠164Bは前記マスク90の下
部枠90Dの右側端部から連続しており、上部枠164
Aとともに前面壁74から立ち上がっている。また布枠
164Cは前面壁74から階段状に陥没した前面壁凹部
168から立ち上がっている。
乾燥室枠164内の寸法は、現像マスク90より大きく
形成されている。
上部枠164Aの上方には案内突起169が突出して上
部枠164Aと同高さとなっている。この案内突起16
9は前記帯電・露光部64の案内突起77、現像部66
の案内突起93と同様の側面形状で同様の役目を有して
いるが、幅寸法は枠壁164と同一となっている。
左右枠164B、164Cの間には、第7図及び第12
図に示されるように、表面が枠壁164の端面から僅か
に内側に位置し、た壁170が形成されており、さらに
この壁170の両側には凹部172が形成されている。
凹部172の底面は、前面壁凹部168の壁面からは突
出した位置にある。これら枠壁164、壁170及び凹
部172で囲まれる空間が乾燥室174とされている。
枠壁164の枠内側幅は前記マスク90の開口幅よりも
広幅とされている。また上部枠164Aの下面(枠内面
)は現像部66のマスク90のそれよりも上部に位置し
ている。
第6図及び第12図に示されるように、上部枠164A
の下部は開口されて温風吹出口176とされている。温
風吹出口176は、第12図に示されるように、プロセ
スヘッド54の内部空間で構成される通路178と連通
されている。通路178はプロセスヘッド54の背面に
開口された温、風供給口180と連通されている。温風
供給口180は管路177でヒータ179を介してエア
ポンプ181と連結されて温風が供給されるようになっ
ている。
この温風は、温風吹出口176を通過した後、壁170
の前面(第12図では左側面)へと至り、この壁170
に対面して所定間隔で配置されている電子写真フィルム
24(第2図乃至第4図参照)へ当てられ、この電子写
真フィルム24を乾燥するようになっている。電子写真
フィルム24へ当てられた乾燥風は壁170の下部へと
送り出されるようになっている。
ここで、壁170の下部には温度センサ182が配設さ
れ、電子写真フィルム24の下流側、すなわち電子写真
フィルム24を乾燥させることのし終えた温風の温度を
計測するようになっている。
前記ヒータ179へは、この温度センサ182で測定し
た値に基づいてその電力供給が制御されるようになって
いる。
(定着部) 定着部70は、第5図乃至第7図に示されるように、前
記枠壁164の布枠164Cと、右側端部に位置する前
面壁74との間に形成されている。
定着部70には、前面壁凹部168からさらに陥没した
位置に、下部枠及び左右枠から構成される枠部184が
形成されている。枠部184には1明なガラス板186
が嵌着されていて、ガラス板186の前面の空間が定着
室188とされている。
第13図に示されるように、ガラス板186の裏側に形
成されているプロセスヘッド54の空間部190には、
キセノンランプ192及び反射板194が配設されてい
る。空間部190には、冷却送風口196が開口され、
管路193を介してエアポンプ195から冷気が供給さ
れるようになっている。空間部190と定着室188と
は、ガラス板186の上部で連通されている。
(プリップセンサ) 第5図及び第6図に示されるように、プロセスヘッド5
4には、前面壁74の左側端部にブリツブセンサ196
が配設されている。ブリップセンサ196はプロセスヘ
ッド54の前面に沿って移動される電子写真フィルム2
4のブリップマーク24Aが通過する高さに位置してお
り、ブリップマーク24Aが通過する時に、電子写真フ
ィルム24を間に挟んで対向配置されたセンサ用光源か
らの光が遮断されたことを感知するようになっている。
(フィルム押え機構) 第7図及び第14図に示されるように、プロセスヘッド
54の前面壁74の手前には押え板198が配設されて
いる。押え板198には、第15図に示されるように、
前記帯電・露光部64に形成されたマスク76の開口形
状より一回り小さい大きさの矩形状の透孔200が形成
されている。
押え板198は、この透孔200がマスク76と対応す
るように配置されている。
押え板198には、第15A図(押え仮を第15図の反
対側から見た斜視図)に示されるように、透孔200が
形成されている側の端部の上部及び下部にプロセスヘッ
ド54側へ向かって突出する爪202.204が形成さ
れている。爪202.204は互いに対向する内側の面
が傾斜面202A、204Aとされていて、第14図に
示されるように、付根部における上下の爪202.20
4の間隔が、電子写真フィルム24の幅と等しく (厳
密には電子写真フィルム24の幅より僅かに広く)され
ている、爪204の先端には円柱部206が突出形成さ
れている。爪202.204は、第5図、第6図及び第
14図に示されるプロセスヘッド54の前面壁74に形
成された孔部208.210に嵌入可能となっている。
押え仮198にはプロセスヘッド54と対向する面の裏
面に円柱部212が突出形成されており、この円柱部2
12にはアーム214の一端部に形成された切欠部21
4Aが係合されている。円柱部212の先端部には止め
輪212Aが固着されていて、切欠部214Aの抜は出
しが阻止されている。アーム214の他端部にはボス部
214Bが形成されている。ボス部214Bには軸21
6が固着されている。
軸216はプロセスヘッド54が取り付けられているフ
レーム60に立設されたスタンド218に回転自在に挿
通されて支持され、下端部がフレーム60の裏面から突
出されている。軸216の下端部には第ルバー220が
固着されている。
第ルバー220の先端部にはピン222が固着されてい
る。
一方、フレーム60の裏面には軸224が垂設されてい
る。軸224には第2レバー226の中間部が回動自在
に支持されている。第2レバー226の一端部に形成さ
れた切欠部226Aには、前記ピン222が係合されて
いる。第2レバー226の他端部に形成された長孔22
6Bには第2レバー226を互いに反対方向に付勢して
第2レバー226を弾性的に支持する引張コイルばね2
28.230のそれぞれの一端部が係止されている。
引張コイルばね228の他端部はフレーム60の裏面に
垂設されたピン232に係止されており、引張コイルば
ね230の他端部はフレーム60の裏面に取付けられた
プル型のソレノイド234のプランジャ234Aに係止
されている。
押え板19Bは、ソレノイド234が励磁されていない
時には、プロセスヘッド54から離間されている。この
状態では、第14図に示されるように、押え板198は
円柱部206がプロセスヘッド54に形成されている孔
部210に嵌合されて支持されている。
ソレノイド234が励磁されると、プランジャ234A
が矢印へ方向へ作動され、引張コイルばね228.23
0が付勢力に抗して伸長される。
これにより、第2レバー226が軸224を中心として
矢印B方向へ回動されるので、第ルバー220はピン2
22を介して矢印C方向へ回動され、軸216を同方向
へ回動させる。軸216の回動により、アーム214は
矢印り方向へ回動されて押え板198を矢印E方向へ押
圧する。
押え板198は円柱部206が孔部210に藁内されて
矢印E方向へ移動され、電子写真フィルム24をマスク
76.90及び枠壁164の端面へ押圧当接させる。押
え板198が移動される際、電子写真フィルム24の位
置が高さ方向で狂いを生じている場合には、爪202.
204の傾斜面202A、204Aが電子写真フィルム
24の上縁を押し下げ、または下縁を押し上げるように
作用する。
押え板198は電子写真フィルム24をプロセスヘッド
54に押圧当接させている状態では、爪202.204
が孔部208.210に嵌入されていて、プロセスヘッ
ド54に正確に位置決めされている。また押え板198
は、この状態では引張コイルばね228.230の作用
で、電子写真フィルム24を弾性的に押圧している。
ソレノイド234が消磁されると、引張コイルばね22
Bに付勢されて第2レバー226が反矢印B方向へ回動
されて、アーム214は反矢印り方向へ回動され、切欠
部214Aが止め輪212Aを押圧して、押え板198
を反矢印E方向へ移動させる。
(実施例の作用) 次に本実施例の作用を説明する。
電子写真装置は、電源スィッチがONとされると、第1
図に示されるカセット装填部26が上昇され、電子写真
フィルム24の収容されたカセットの装填が可能となる
。カセット装填部26にカセットが装填された後、カセ
ット装填部26を手動操作で元の位置まで押し下げると
、カセット装填部26はその位置で拘束される。この状
態では、電子写真フィルム24は第14図に示されるよ
うに位置しており、図示しないフィルム移動モータが駆
動されるごとで、プロセスヘッド54の前面に沿って移
動可能となっている。
電子写真フィルム24に第2図に示される原稿34の画
像を記録する場合には、図示しないフィルム移動モータ
が駆動されて、未だ記録のなされていない駒の中から自
由に選択された所定の1駒が、帯電・露光部64のマス
ク76の前面に位置させられる。この操作は、第1図に
示されるコントロールキーボード28で、所定の1駒を
指定することでなされ、電子写真フィルム24の停止位
置はブリップセンサ196が基点からのブリップマーク
24Aの通過数を計数することで制御されている。
第16図には、前記のようにして所定の−9を位置合わ
せして撮影を行った後、引続きこの駒に連続する各駒に
対応して連続撮影がなされた場合のタイムチャートが示
されている。プロセスヘッド54では、帯電・露光部6
4に位置する駒が帯電・露光されている時に、現像部6
6、乾燥部68、定着部70にそれぞれ位置する駒には
、それぞれ異なる処理が同時進行的になされているが、
以下では、第16図の(1)位置で撮影ボタンが押され
て撮影が開始されたその中の−9に着目して説明されて
いる。
原稿34の撮影は、コントロールキーボード2日のボタ
ン操作で、カメラモードが選択されて可能となるが、こ
のl桑作と同時に、現像部66の現像電極96が通電さ
れてバイアス電圧を印加され、乾燥室174に送風され
る空気を加熱するし−タ179が通電されて発熱され、
定着部70のキセノンランプ192のコンデンサが通電
されて充電される。これらはカメラモードが選択されて
いる間は継続されている。
コントロールキーボード28の撮影ボタンが押されると
、帯電・露光部64のコロナワイヤ84が通電されて高
圧電圧を印加され、近接電極80及びマスク電橋82と
の間でコロナ放電を発生する。これにより、マスク76
の開口枠内に位置する電子写真フィルム24の感光層の
表面がeに帯電される。
なお、撮影ボタンが押された時点では、前工程から継続
してフィルム押え機構のソレノイド234が励磁されて
いて、電子写真フィルム24は押え1i198に押圧さ
れてプロセスヘッド54のマスク76.90及び枠壁1
64の各端面に押圧当接されている。押えIi l 9
8はマスク76に対応する部分に透孔200が形成され
ているが、この透孔200はマスク76の開口より小さ
い開口とされているので、マスク76の端面に位置する
電子写真フィルム24は、透孔200の周囲の押え、板
面で押圧される。従って、電子写真フィルム24はマス
ク76の端面に確実に密接されるので、帯電範囲は正確
にマスク76の開口範囲内に規制されている。
また、帯電・露光室72内に設けられたマスク電極82
が、電子写真フィルム24の帯電電位とほぼ等電位に保
持されることにより、マスク76の開口に位置する電子
写真フィルム24の−9の周縁端部も前記駒の中央部の
電位に近い値に帯電され、電子写真フィルム24の−9
全体が均一に帯電される。アースとマスク電極82との
間に介在し、電気的に接続された抵抗(図示せず)の値
を適当に選定することにより、あるいは、マスク電極8
2に外部電源(図示せず)からバイアス電圧を印加する
ことにより、マスク電IfI82を、電子写真フィルム
24の帯T!S電位とほぼ等しい電位に保つことができ
る。
(1)位置で撮影ボタンが押された後、所定時間経過後
に原稿照明ランプ36が点灯され、原稿台18のガラス
板22上に置かれた原稿34が照射される。さらに、前
記ボタンが押された後、所定時間経過後にコロナワイヤ
84への通電が停止されて、コロナ放電が終わる。
コロナワイヤ84への通電が停止されると同時に、図示
しないシャッタ(第16図では符号Aで表示)が開放さ
れて、第2図に示された光学系によって、原稿台18に
載置された原稿34の画像光が電子写真フィルム24へ
照射される。さらに同時に図示しない自動露光制御装置
(第16図では符号Bで表示)が光量の積算を開始する
一方、前記ボタンが押された後、所定時間経過後に第1
1図(A)に示されるモータ128が駆動されて現像剤
後掲ポンプ130の作動が開始され、現像剤ボトル13
4内の現像剤136が現像剤タンク126へ汲み揚げら
れる。現像剤136は現像剤タンク126から自重で降
下して管路124を通って、プロセスヘッド54へ向か
うが、この時にはまだ電磁弁120が閉しられたままな
ので、リターン管路138から現像剤ボトル134へ戻
される。また、現像剤タンク126内で現像剤136の
液面が上昇した時には、現像剤136はリターン管路1
40から現像剤ボトル134へ戻される。
このようにして、現像剤136は電磁弁120が開かれ
るまでは、現像剤ボトル134と現像剤タンク126と
の間を循環しつつ電磁弁120の弁面前の位置で待機状
態となっている。この循環により現像剤ボトル134内
の現像剤36が撹拌される。
自動露光制御711装置(B)の光量の積算値が設定値
となると、積算が停止され、同時にシャッタ(A)が閉
じられ、さらに原稿照明ランプ36が消灯される。この
時点で露光工程が終了し、マスク76の開口に位置して
いる部分の電子写真フィルム24の−9には、原稿34
の画像パターンに応じて感光層上の電荷が減少すること
で静電潜像が形成されている。原稿34の下地濃度のば
らつきや、原稿照明ランプ36に印加される電圧の変動
等による画像濃度の変動要因は、自動露光制御装置(B
)で補正されるので、常に適正な露光がおこなわれる。
この時、前記ボタンが押されてから所定時間が経過し、
他の駒の処理工程が全て完了している時には、直ちにフ
ィルム押え機構のソレノイド234が消磁される。第1
6図の(IA)位置でソレノイド234が消磁されると
、押え仮198が電子写真フィルム24から離間される
フィルム押え8!溝のソレノイド234が消磁された後
、所定時間経過後に、図示しないフィルム移動モータ(
第16図では符合Cで表示)が駆動されて、電子写真フ
ィルム24が第6図の右方向ヘー駒移動される。これに
より、帯電・露光部64に位置していた駒が現像部66
へ位置させられる。電子写真フィルム24の一駒移動は
、前記の場合と同様に、ブリップマーク24Aをブリッ
プセンサ196が検知することによって制御されている
フィルム移動モータ(C)が停止された後、所定時間経
過後に、第16図の(IB)位置でフィルム押え機構の
ソレノイド234が励磁されて電子写真フィルム24が
押え板198でプロセスヘッド54に押圧当接される。
これと同時に凹部92ヘシール圧が供給されると共に電
磁弁120が開かれる。
電磁弁120が開かれると、現像剤136は管路122
を通ってプロセスヘッド54に至り、現像部66の現像
剤・スクイズ用空気流入口100から現像室98へ流入
する。現像剤136に分散されているトナー粒子はeに
帯電されており、現像室98を流下する過程で電子写真
フィルム24のeに帯電している部分に付着して、静電
潜像を顕像化する。現像室98を流下した現像剤136
は、現像剤・スクイズ用空気流出口102から、リター
ン管路146を通って現像剤ボトル134へ戻される。
なお、現像剤タンク126から管路124へ供給され/
こ現像剤136は、一部がリターン管路138から現像
剤ボトル134へ戻され、他が電磁弁120へ向かうよ
うに、各管路の管径等が設定されている。
前記現像室98を流下する現像剤136は、押え板19
Bで電子写真フィルム24がマスク90の端面に押圧当
接されているので、マスク90の端面と電子写真フィル
ム24との間隙に浸入することはほとんどない、特に凹
部92ヘシール圧が供給されているので、浸入しようと
した現像剤はシール圧によって現像室98へと押し返さ
れることになる。このため、現像剤が他の駒部分を汚す
こともなく、また、電子写真フィルム24の上下からは
み出ることもない。他の駒部分を汚さないようにするの
みであれば凹部92は現像室98の両側、すなわち現像
室98と隣接する駒との間にのみ設けてもよい。
現像剤渡場ポンプ130はフィルム押え機構のソレノイ
ド234が励磁された後、所定時間経過後にモータ12
8の駆動が停止されて作動が停止されるが、″tin弁
120はその後も開いたままとされている。現像剤13
6は現像剤タンク126から重力によってプロセスヘッ
ド54へ供給されているので、現像剤後掲ポンプ130
9作動が停止されても、現像室98への現像剤136の
供給はWi &iされている。このように、現像剤汲揚
ポンプ130が停止された後も現像剤136の供給が継
続されるので、次駒の露光時に現像剤渡場ポンプ130
の振動による露光ぶれを最小限にすることができる。現
像剤が現像室内を移動していることによる画像のムラを
防止するため、電磁弁を閉して静止現像を行う時間を途
中に設けても良い。
電磁弁120が開かれ所定の時間が経過すると、電磁弁
120が閉じられて現像室98への現像剤136の供給
が停止される。同時に加圧スクイズ用のエアポンプ14
4が作動されて、現像剤・スクイズ用空気流入口100
から現像室98へ加圧空気が供給され、電子写真フィル
ム24に余剰に付着している現像剤136が吹き落され
て液切される。吹き落された現像剤136は現像剤・ス
クイズ用空気流出口102からリターン管路146を通
って現像剤ボトル134へ戻される。
現像室98への加圧空気の供給、即ち送風は、送風が開
始されて所定時間経過後に強風とされスクイズ効率があ
げられる。
送風は、第16図の<n>位置で撮影ボタンを押されて
開始された次駒の帯電・露光工程により制御されて、第
16図の(nA)位置でフィルム押え機構のソレノイド
234が消磁された後、所定時間経過後にフィルム移動
モータ(C)の駆動が開始されると同時に停止されて、
現像・スクイズ工程が終了する。
なお、現像時に、現像電極96が存在することで、エツ
ジ効果のない画像が得られる。また、現像電極96にバ
イアス電圧が印加されていることで、画像のかぶりが防
止される。現像の途中でトナー粒子の帯電極性と同一極
性のパルス状の高電圧を印加することで画像再現性を改
善することもできる。
フィルム移動モータ(C)の駆動が停止されると、電子
写真フィルム24は第6図の右方向へ−9移動されてい
て、現像部66に位置していた駒が乾燥部68に位置し
ている。フィルム移動モータ(C)が停止された後、所
定時間経過後に第16図の(n B)位置でフィルム押
え機構のソレノイド234が励磁されると同時に、管路
177を介して圧力空気が加熱供給される。これにより
、ヒータ179で加熱された温空気が、乾燥部68の温
風吹出口176から乾燥室174へ吹き出され、現像剤
136が乾燥される。エアポンプ181の作動は、第1
6図の(III)位置で撮影ボタンを押されて開始され
た駒の帯電・露光工程によって制御されて、第16図の
(II[A)位置でフィルム押え機構のソレノイド23
4が消磁されると同時に停止されて、乾燥工程が終了す
る。
なお、乾燥室174は、電子写真フィルム24が押え板
198により乾燥室枠164に押し付けられることによ
って形成される壁170と電子写真フィルム24との空
間を示すもので、この乾燥室174へ供給される温風は
温度センサ182でその温度が検出され、温度が一定と
なるようコントロールされている。
温度センサ182が乾燥用温風の温度を応答よく検出す
るために、温度センサ182の下流側に風返し板183
を設けることにより効果的である。
乾燥室174の隙間はQ、5ms前後と狭いので、廉価
で小型な温度センサ、例えばサーミスタを用いると1龍
φ程度であり、風返し板183がないと外気の影響を受
けるためである。
温度センサ182は、乾燥室174から出た側に設けら
れているため温風の流れを乱すことも少なく、また、乾
燥室174の壁の中に埋められていないため温度に対す
る応答性も良い。風返し仮183を設けた場合、風の流
れは少々乱れるが、電子写真フィルムの下方のみに影響
が出るだけで、画像が形成されている箇所には影響しな
い。
ここで、制御用の温度センサX(第12図想像線参照)
を、電子写真フィルム24の上流へ設けた場合と本発明
の如く、下流側へ設けた場合との比較を第17図のグラ
フで説明する。温風の風量は51/winで、乾燥室の
巾は12mm、乾燥室の隙間は0.5鶴とした。なお、
乾燥室174の中央の温度を計るべく温度センサY(第
12図想像線参照)を設けて温度センサYにおける温度
を一定温度以上、本実施例では50℃以上にさせずに、
なおかつ温度コントローラの設定温度を環境温度が変化
しても変更させない場合をこのグラフに示したものであ
る。環境高温(35℃)時では、温度センサXで制御し
た場合の温度センサYの測定値はほぼ50 ’cとなり
、温風として適用可能であるが、環境低温(15℃)時
では温度センサYの測定値が比較的低温(30℃)とな
り、乾燥用温風として最下限温度に近い値となり、乾燥
ムラが発生する。
これに比して、下流側に設けた温度センサ182で制御
(設定温度42℃)した場合は、環境低温(15℃)時
においても温度センサYの測定値が低下することが少な
く、温度低下による乾燥ムラを防止することができる。
環境温度に応じて設定温度を変更すれば、このような問
題は生じないが、Th制御装置が複雑となり、コスト的
にも不利益が生じる。
乾燥室は現像室より大きく形成されているため現像剤で
濡れたフィルムは画像駒の周辺まで含めて一様にムラな
く乾燥させることができる。
また、前述の例では、フィルム押え機構のソレノイド2
34に連動し、電子写真フィルム24をプロセスヘッド
54に押圧している時にのみ、乾燥用のエアポンプ18
1を作動させたが、エアポンプ181はスタート時より
常時作動させ続けてもよい。
第16図の(I[A)位置でフィルム押え機構のソレノ
イド234が消磁された後、フィルム移動モータ(C)
が駆動されて、乾燥部68に位置していた駒は定着部7
0に移動される。フィルム移動モータ(C)の駆動が停
止された後、第16図の(BIB)位置でフィルム押え
機構のソレノイド234が励磁されると同時に、定着部
70の空間部190に冷風が供給される。この冷風は空
間部190からガラス板186の上部を通って定若室1
88へ至る。
フィルム押え機構のソレノイド234がjill (f
fiされてから所定時間経過後に、キセノンランプ19
2が発光され、トナー粒子は電子写真フィルム24の表
面に融合して定着され、定着工程が終了する。
定着時に発生する気化物や飛散物質等はソレノイド31
4Dの作動によって供給される冷風により吹き落される
のでガラス仮186の面に付着することはない。
以上の工程を終ることで、電子写真フィルムへの画像の
記録が完了する。
本実施例の装置では、撮影ボタンを押されて撮影が開始
された帯電・露光部64に位置する駒が、現像部66へ
一駒移動された後、フィルム押え機構のソレノイド23
4が励磁されてから所定時間経過後に次駒の撮影が可能
となる。この時から、現像部66への加圧スクイズ用の
エアポンプ195の作動による弱風の送風が終了して後
所定時間経過後までの間に、連続する次駒への撮影のた
めに撮影ボタンが押されると、連続撮影として処理され
、これが連続されることで、第16図に示されるように
処理が進行する。
なお、前記の期間内に撮影ボタンが押されない場合には
、あるいは、一連の撮影の終了をコントロールキーボー
ド28より入力した場合には、タイマにより加圧スクイ
ズ用のエアポンプ144の作動による強風の送風が停止
され、以後の乾燥、定着もタイマによって処理される。
前記のようにして原稿の画像が記録された電子写真フィ
ルム24は、リーダモードが選択されることで投影が可
能となる。本実施例の電子写真装置では、前記同様の操
作でカセットが装填された状態では自動的にリーダモー
ドが選択されるようになっており(第3ミラー38は第
2図の位置から他の位置へ移動されている。)、前記同
様の操作で、所定の駒が帯電・露光部64に位置して停
止すると同時に、第3図に示される投影光源部46の光
源が点灯され、この光が押え板198の透孔200を通
って電子写真フィルム24を透過し、第3図に示される
光学系によってスクリーン16に電子写真フィルム24
の画像が拡大投影される。
なお、光源が点灯されると同時に、ソレノイド314A
が作動されて帯電・露光室72に冷風が供給され、投影
光源部46からの熱で電子写真フィルム24が高温とな
らないように冷却され、熱変形によるピントずれが防止
される。
また、リーダモードでは、コントロールキーボード28
のボタン操作で、電子写真フィルム24を連続駒込りし
てその投影画像を短時間で連続的に見ることができる。
この場合には、電子写真フィルム24の移動時にシャッ
タ(A)は閉じとされて、残像現象によるちらつきが防
止されるようになっている。
上記のようにスクリーン16に投影がなされている状態
でコントロールキーボード28のコピーボタンが押され
ると、コピーモードが選択されてコピーミラー52が移
動され、第4図に示される光学系によってスクリーン1
6に投影されていた画像がコピー用紙30に記録される
〔発明の効果〕 以上説明した如く本発明は、電子写真フィルムに現像部
で現像剤を供給して現像する電子写真装置用プロセスヘ
ッドであって、前記現像部で現像が終了した電子写真フ
ィルムを温風により乾燥させる乾燥部において、前記電
子写真フィルム配置部よりも下流側の温風を測定する温
度センサを有し、この温度センサにより温風の温度を所
定温度に保持していることを特徴としたので乾燥部へ至
る温風の温度を環境高温時又は環境低温時に拘わらず適
温に保つことができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は電子写真装置の実施例を示す外観斜視図、第2
図は電子写真装置の撮影光学系を示す斜視概念図、第3
図は同じく投影光学系を示す斜視概念図、第4図は同じ
く複写光学系を示す斜視概念図、第5図は第1図の電子
写真装置に配設された本発明実施例に係るプロセスヘッ
ドの分解斜視図、第6図は同じく正面図、第7図は第6
図の■−■線矢視図、第8図は第6図の■−■線矢視図
、第9図は第6図のIX−IX線矢視図、第10図は第
6図のx−X線矢視図、第11図はプロセスヘッド現像
部と他の機器との関係を示す説明図、第12図は第6図
のxn−xn線矢視図、第13図は第6図のxm−xm
線矢視図、第14図はプロセスヘッドと押え仮との位置
関係を示す概略側面図、第15図はプロセスヘッドに配
設されるフィルム押え機構を示す斜視図、第15A図は
第15図の一部部品を反対側から見た斜視図、第16図
は電子写真装置のカメラモードにおけるタイムチャート
を示す図表、第17図は乾燥部での温度を示すグラフで
ある。 A・・・電子写真装置、 ′  B・・・電子写真装置の光学系、C・・・帯電・
露光部、 E・・・現像部、 F・・・乾燥部、 G・・・定着部、 72・・・帯電・露光室、 89・・・分岐器、 119・・・管路、 306・・・空気供給源、 310・・・空洞部、 312・・・弁体、 314・・・ソレノイド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電子写真フィルムに現像部で現像剤を供給して現
    像する電子写真装置用プロセスヘッドであって、前記現
    像部で現像が終了した電子写真フィルムを温風により乾
    燥させる乾燥部において、前記電子写真フィルム配置部
    よりも下流側の温風を測定する温度センサを有し、この
    温度センサにより温風の温度を所定温度に保持している
    ことを特徴とする電子写真装置用プロセスヘッド。
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