JPS6214663A - 電子写真装置用プロセスヘツド - Google Patents
電子写真装置用プロセスヘツドInfo
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- JPS6214663A JPS6214663A JP60153621A JP15362185A JPS6214663A JP S6214663 A JPS6214663 A JP S6214663A JP 60153621 A JP60153621 A JP 60153621A JP 15362185 A JP15362185 A JP 15362185A JP S6214663 A JPS6214663 A JP S6214663A
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- Japan
- Prior art keywords
- mask
- opening
- electrophotographic
- film
- electrophotographic film
- Prior art date
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は電子写真装置に用いられて、電子写真フィルム
に各種処理を行うプロセスヘッドに関する。
に各種処理を行うプロセスヘッドに関する。
電子写真フィルムの定められた駒に画像を記録し、記録
された画像を投影又は複写することができる電子写真装
置が知られている。
された画像を投影又は複写することができる電子写真装
置が知られている。
また、電子写真装置に配設されて、電子写真フィルムに
帯電・露光や現像処理等を施すプロセスヘッドが、特開
昭59−100479号、同59−162580号等で
知られている。
帯電・露光や現像処理等を施すプロセスヘッドが、特開
昭59−100479号、同59−162580号等で
知られている。
上記公開公報で開示された電子写真装置用プロセスヘッ
ドは、絶縁材料からなり内側に電子写真フィルムへの帯
1ttI域を限定する開口が形成されたマスクと、前記
開口を臨んで配設されたコロナワイヤ等のコロナ放電発
生手段とを備えた帯電部が構成されている。電子写真フ
ィルムはこの帯電部で特定部分(長尺の電子写真フィル
ムでは一駒に相当する部分)のみが帯電されるようにな
っている。
ドは、絶縁材料からなり内側に電子写真フィルムへの帯
1ttI域を限定する開口が形成されたマスクと、前記
開口を臨んで配設されたコロナワイヤ等のコロナ放電発
生手段とを備えた帯電部が構成されている。電子写真フ
ィルムはこの帯電部で特定部分(長尺の電子写真フィル
ムでは一駒に相当する部分)のみが帯電されるようにな
っている。
電子写真フィルムは、支持体上に導電層、光導電層が順
次積層されており、帯電時には、光導電層の面がマスク
の表面に当接されてコロナ放電発生手段と対向するよう
にされている。
次積層されており、帯電時には、光導電層の面がマスク
の表面に当接されてコロナ放電発生手段と対向するよう
にされている。
ところで、前記のような従来のマイクロフィルムの画像
を形成するプロセスヘッドでは、帯電部が露光部を兼用
し電子写真フィルムとコロナ放電発生手段とが相対的に
静止した状態で帯電と露光が行われるように構成されて
おり、この場合には、前記マスクが電子写真フィルムへ
の画像光の照射範囲を限定するようになっている。
を形成するプロセスヘッドでは、帯電部が露光部を兼用
し電子写真フィルムとコロナ放電発生手段とが相対的に
静止した状態で帯電と露光が行われるように構成されて
おり、この場合には、前記マスクが電子写真フィルムへ
の画像光の照射範囲を限定するようになっている。
上記の如きプロセスヘッドで帯電を行うと、帯電の際、
電子写真フィルムに当接されたマスク部も高電位に帯電
される。帯電後、画像光によって電子写真フィルムの画
像領域が露光されると、通常の原稿は、原稿周辺部に文
字等がなく余白となっっているため、前記画像領域の周
辺部は低電位となる。このような状態のもとで、プロセ
スヘッドに当接された電子写真フィルムを一駒分移動さ
せると、高電位に帯電されたマスク部の電荷が、前記画
像領域に転移し、この転移が現像されると黒斑点状の汚
れとなる。この黒斑点状の汚れは、電子写真フィルムの
現像が湿式でなされ、帯電と露光が同一の場所で行われ
、特にマイクロフィルムの如き、狭い面積の一駒を帯電
させるために、帯電マスクを電子写真フィルムに当接さ
せる構造となっているプロセスヘッドの場合に特に起こ
り易い。
電子写真フィルムに当接されたマスク部も高電位に帯電
される。帯電後、画像光によって電子写真フィルムの画
像領域が露光されると、通常の原稿は、原稿周辺部に文
字等がなく余白となっっているため、前記画像領域の周
辺部は低電位となる。このような状態のもとで、プロセ
スヘッドに当接された電子写真フィルムを一駒分移動さ
せると、高電位に帯電されたマスク部の電荷が、前記画
像領域に転移し、この転移が現像されると黒斑点状の汚
れとなる。この黒斑点状の汚れは、電子写真フィルムの
現像が湿式でなされ、帯電と露光が同一の場所で行われ
、特にマイクロフィルムの如き、狭い面積の一駒を帯電
させるために、帯電マスクを電子写真フィルムに当接さ
せる構造となっているプロセスヘッドの場合に特に起こ
り易い。
この問題は、電子写真フィルムを帯電後マスクから離間
させて露光を行うことで解決される。しかしながら、マ
スクに対する電子写真フィルムの位置精度を確保するこ
と、及び電子写真フィルムをマスクから離間させた状態
で露光時に焦点距離精度を確保することが容易でないこ
とから、この手段を採用することは実質的に困難である
。
させて露光を行うことで解決される。しかしながら、マ
スクに対する電子写真フィルムの位置精度を確保するこ
と、及び電子写真フィルムをマスクから離間させた状態
で露光時に焦点距離精度を確保することが容易でないこ
とから、この手段を採用することは実質的に困難である
。
また、露光室を別途設けて、帯電後、フィルムを移動し
て露光する場合は、帯電露光室を兼用する場合に比べて
、黒斑点状の汚れは起こりにくくなるが、完全に解決さ
れない。
て露光する場合は、帯電露光室を兼用する場合に比べて
、黒斑点状の汚れは起こりにくくなるが、完全に解決さ
れない。
本発明は上記事実を考慮し、放電による黒斑点状の汚れ
を発生させることがない電子写真装置用プロセスヘッド
を得ることが目的である。
を発生させることがない電子写真装置用プロセスヘッド
を得ることが目的である。
本発明に係る電子写真装置用プロセスヘッドでは、絶縁
体で構成され内側に電子写真フィルムの帯電領域を限定
する開口が形成されて表面に電子写真フィルムが当接さ
れるマスクと、前記開口を臨んで配設されて該開口に位
置される電子写真フィルムを帯電させるコロナ放電発生
手段とを備え、前記マスクの開口はマスク表面側がコロ
ナ放電発生手段側よりも広口とされている。
体で構成され内側に電子写真フィルムの帯電領域を限定
する開口が形成されて表面に電子写真フィルムが当接さ
れるマスクと、前記開口を臨んで配設されて該開口に位
置される電子写真フィルムを帯電させるコロナ放電発生
手段とを備え、前記マスクの開口はマスク表面側がコロ
ナ放電発生手段側よりも広口とされている。
上記構成の電子写真装置用プロセスヘッドでは、マスク
の開口内に位置する電子写真フィルムの外周部に、コロ
ナ放電の効力が及ばない範囲が形成されて、電子写真フ
ィルムはマスク開口端部との接触部が帯電されない。
の開口内に位置する電子写真フィルムの外周部に、コロ
ナ放電の効力が及ばない範囲が形成されて、電子写真フ
ィルムはマスク開口端部との接触部が帯電されない。
(電子写真装置)
第1図には本実施例に係るプロセスヘッドが配設された
電子写真装置の実施例が示されている。
電子写真装置の実施例が示されている。
本実施例に係る電子写真装置では、原稿を撮影してその
画像を電子写真フィルムに記録するカメラ機能と、電子
写真フィルムに記録された画像をスクリーンに拡大して
投影するリーグ機能と、電子写真フィルムに記録された
画像をコピー用紙に拡大して複写するコピー機能とを備
えている。
画像を電子写真フィルムに記録するカメラ機能と、電子
写真フィルムに記録された画像をスクリーンに拡大して
投影するリーグ機能と、電子写真フィルムに記録された
画像をコピー用紙に拡大して複写するコピー機能とを備
えている。
電子写真装置は、電子写真装置本体10と、ハウジング
11が電子写真装置本体10の置台をも兼ねている複写
装置12とが一体とされて構成されている。なお、コピ
ー機能が必要とされない場合には、電子写真装置本体1
0のみを単体で使用することも可能とされている。電子
写真装置本体10のハウジング14は、左側に位置し略
直方体形状とされた部分14Aと、右側に位置し上面が
階段状とされた部分14Bとから構成されており、画部
分14A、14Bの内部空間は後方部で連通されている
。
11が電子写真装置本体10の置台をも兼ねている複写
装置12とが一体とされて構成されている。なお、コピ
ー機能が必要とされない場合には、電子写真装置本体1
0のみを単体で使用することも可能とされている。電子
写真装置本体10のハウジング14は、左側に位置し略
直方体形状とされた部分14Aと、右側に位置し上面が
階段状とされた部分14Bとから構成されており、画部
分14A、14Bの内部空間は後方部で連通されている
。
ハウジング14Aの外側部には、ハウジング前部開口部
を塞いで、僅かに後傾されて透過型のスクリーン16が
配設され、上部に原稿台18が配設されている。原稿台
18には、開閉可能とされた原稿押え板20の下部に、
ハウジング上部開口部を塞いで透明なガラス板22(後
述の第2図参照)が配置されている。ハウジング14B
の外側部には、電子写真フィルム24(後述の第2図参
照)が収納されたカセットの装填がなされるカセット装
填部26が上部中央部付近に形成され、上部前部に電子
写真装置の各種操作がなされるコントロールキーボード
28が配設されている。
を塞いで、僅かに後傾されて透過型のスクリーン16が
配設され、上部に原稿台18が配設されている。原稿台
18には、開閉可能とされた原稿押え板20の下部に、
ハウジング上部開口部を塞いで透明なガラス板22(後
述の第2図参照)が配置されている。ハウジング14B
の外側部には、電子写真フィルム24(後述の第2図参
照)が収納されたカセットの装填がなされるカセット装
填部26が上部中央部付近に形成され、上部前部に電子
写真装置の各種操作がなされるコントロールキーボード
28が配設されている。
また、複写装置12のハウジング11には、複写済のコ
ピー用紙30(後述第4図参照)が排紙される開口32
が形成されている。
ピー用紙30(後述第4図参照)が排紙される開口32
が形成されている。
(電子写真装置の光学系)
第2図乃至第4図には電子写真装置の光学系が示されて
いる。
いる。
第2図に示されるように、逼影光学系は、前記原稿台1
8のガラス板22上に原稿面を下向きとしてセットされ
た被写体である原稿34を照射する原稿照明ランプ36
と、原稿34からの反射光が入射される第3ミラー38
と、第3ミラー38からの反射光が入射される第2ミラ
ー40と、第2ミラー40からの反射光が入射される第
1ミラー42と、第1ミラー42からの反射光を電子写
真フィルム24の面上に結ぶ主レンズ44とを備えてい
る。
8のガラス板22上に原稿面を下向きとしてセットされ
た被写体である原稿34を照射する原稿照明ランプ36
と、原稿34からの反射光が入射される第3ミラー38
と、第3ミラー38からの反射光が入射される第2ミラ
ー40と、第2ミラー40からの反射光が入射される第
1ミラー42と、第1ミラー42からの反射光を電子写
真フィルム24の面上に結ぶ主レンズ44とを備えてい
る。
第3図に示されるように、投影光学系は、電子写真フィ
ルム24を照射する投影光源部46と、電子写真フィル
ム24を透過した光を第1ミラー42に結ぶ主レンズ4
4と、第1ミラー42からの反射光が入射される第2ミ
ラー40と、第2ミラー40からの反射光が投影される
前記スクリーン16とを備えている。
ルム24を照射する投影光源部46と、電子写真フィル
ム24を透過した光を第1ミラー42に結ぶ主レンズ4
4と、第1ミラー42からの反射光が入射される第2ミ
ラー40と、第2ミラー40からの反射光が投影される
前記スクリーン16とを備えている。
第4図に示されるように、複写光学系は、前記同様の投
影光源部46、主レンズ44、第1ミラー42、第2ミ
ラー40に加えて、主レンズ44と第1ミラー42との
間に配設されて第1ミラー42に結ばれる光像を僅かに
縮少するコンバージョンレンズ48と、第2ミラー40
からの反射光を前記複写装置12に配設されている露光
台50にセットされたコピー用紙30に向って反射させ
るコピーミラー52とを備えている。
影光源部46、主レンズ44、第1ミラー42、第2ミ
ラー40に加えて、主レンズ44と第1ミラー42との
間に配設されて第1ミラー42に結ばれる光像を僅かに
縮少するコンバージョンレンズ48と、第2ミラー40
からの反射光を前記複写装置12に配設されている露光
台50にセットされたコピー用紙30に向って反射させ
るコピーミラー52とを備えている。
主レンズ44、第1ミラー42及び第2ミラー40は上
記3光学系に共通して用いられる。主レンズ44及び第
1ミラー42は前記電子写真装置本体10のハウジング
14B内に固定的に配置され、第2ミラー40はハウジ
ング14A内に固定的に配置されている。
記3光学系に共通して用いられる。主レンズ44及び第
1ミラー42は前記電子写真装置本体10のハウジング
14B内に固定的に配置され、第2ミラー40はハウジ
ング14A内に固定的に配置されている。
第3ミラー3日、コピーミラー52、コンバージョンレ
ンズ48及びスクリーン16は、選択的に用いられる。
ンズ48及びスクリーン16は、選択的に用いられる。
第3ミラー38及びコピーミラー52は、電子写真装置
本体10のハウジング14A内に可動的に配置され、コ
ンバージョンレンズ48はハウジング14B内に可動的
に配置されて、他の光学系と干渉しないようにされてい
る。スクリーン16は他の光学系と干渉しないので、前
記のように固定配置されている。
本体10のハウジング14A内に可動的に配置され、コ
ンバージョンレンズ48はハウジング14B内に可動的
に配置されて、他の光学系と干渉しないようにされてい
る。スクリーン16は他の光学系と干渉しないので、前
記のように固定配置されている。
また、電子写真装置の光学系には、主レンズ44と第1
ミラー42との間に、自動露光制御装置によって制御さ
れるシャッタが配設される。
ミラー42との間に、自動露光制御装置によって制御さ
れるシャッタが配設される。
(プロセスヘッド)
第5図乃至第13図には前記電子写真装置に配設された
本発明に係るプロセスヘッドの実施例が示されている。
本発明に係るプロセスヘッドの実施例が示されている。
第5図及び第6図に示されるように、プロセスヘッド5
4は、比較的偏平とされた略直方体形状の本体部56と
、本体部56の下部に位置する一対の脚部58とが一体
とされて構成され、取付物を除いて合成樹脂で一体成形
されている。プロセスヘッド54は、前記第2図乃至第
4図に示された主レンズ44と電子写真フィルム24と
の間に配設されており、第6図に示されるように、脚部
58が電子写真装置本体IOのハウジング14B内に配
置されているフレーム60に取り付けられている。
4は、比較的偏平とされた略直方体形状の本体部56と
、本体部56の下部に位置する一対の脚部58とが一体
とされて構成され、取付物を除いて合成樹脂で一体成形
されている。プロセスヘッド54は、前記第2図乃至第
4図に示された主レンズ44と電子写真フィルム24と
の間に配設されており、第6図に示されるように、脚部
58が電子写真装置本体IOのハウジング14B内に配
置されているフレーム60に取り付けられている。
主レンズ44は、第5図及び第7図に示されるように、
鏡筒62に組み付けられてプロセスヘッド54の背面に
取り付けられている。電子写真フィルム24は、ポリエ
チレンなどの支持体上に透明導電層、中間層及び感光層
を順次積層して構成されており、感光層は光導電層と′
この光導電層を保護する保護層とから構成されている。
鏡筒62に組み付けられてプロセスヘッド54の背面に
取り付けられている。電子写真フィルム24は、ポリエ
チレンなどの支持体上に透明導電層、中間層及び感光層
を順次積層して構成されており、感光層は光導電層と′
この光導電層を保護する保護層とから構成されている。
また、この電子写真フィルム24は、長尺テープ状とさ
れてカセットケース内に収容されている。
れてカセットケース内に収容されている。
電子写真フィルム24には、第6図に示されるように、
上端部に長手方向に沿って一定間隔でブリップマーク2
4Aが印刷されている。ブリップマーク24Aは電子写
真フィルム24に記録される画像の一駒に対応して設け
られている。この電子写真フィルム24は、感光層の面
がプロセスヘッド54の前面に対面され、フィルム移動
モータ(図示せず)が駆動されることで、プロセスヘッ
ド54の幅方向(第6図の図面左右方向)へ移動可能と
されている。また、電子写真フィルム24の透明導電層
はカセットが電子写真装置本体IOへ装填されると、電
子写真装置本体10と電気的接続が取れるようになって
いる。電子写真フィルムとしては上述の実施例に限らず
公知のものが使用できることはいうまでもない。
上端部に長手方向に沿って一定間隔でブリップマーク2
4Aが印刷されている。ブリップマーク24Aは電子写
真フィルム24に記録される画像の一駒に対応して設け
られている。この電子写真フィルム24は、感光層の面
がプロセスヘッド54の前面に対面され、フィルム移動
モータ(図示せず)が駆動されることで、プロセスヘッ
ド54の幅方向(第6図の図面左右方向)へ移動可能と
されている。また、電子写真フィルム24の透明導電層
はカセットが電子写真装置本体IOへ装填されると、電
子写真装置本体10と電気的接続が取れるようになって
いる。電子写真フィルムとしては上述の実施例に限らず
公知のものが使用できることはいうまでもない。
プロセスヘッド54の本体部56には、第5図乃至第7
図に示されるように、幅方向に順次、帯電・露光部64
、現像部66、乾燥部68及び定着部70が電子写真フ
ィルム24の一駒間隔に相当する一定のピッチで形成さ
れている。
図に示されるように、幅方向に順次、帯電・露光部64
、現像部66、乾燥部68及び定着部70が電子写真フ
ィルム24の一駒間隔に相当する一定のピッチで形成さ
れている。
(帯電・露光部)
帯電・露光部64には、第7図及び第8図に示されるよ
うに、プロセスヘッド54の前面壁74の裏面側の内部
空間に帯電・露光室72が形成されている。帯電・露光
室72はプロセスヘッド54の前面壁74に開口されて
おり、この開口の周囲には、第5図及び第6図にも示さ
れるように、前面壁74から僅かに突出したマスク76
が形成されている。このマスク76の開口形状は電子写
真フィルム24の一駒に相当する大きさの矩形状とされ
ており、詳細には第17図に示されるような形状とされ
ている。
うに、プロセスヘッド54の前面壁74の裏面側の内部
空間に帯電・露光室72が形成されている。帯電・露光
室72はプロセスヘッド54の前面壁74に開口されて
おり、この開口の周囲には、第5図及び第6図にも示さ
れるように、前面壁74から僅かに突出したマスク76
が形成されている。このマスク76の開口形状は電子写
真フィルム24の一駒に相当する大きさの矩形状とされ
ており、詳細には第17図に示されるような形状とされ
ている。
第17図(A)はマスク76の拡大正面図で、同(B)
は第17図(A)のX■B−X■B線矢視図、同(C)
は第17図(B)の一部詳細拡大図である。マスク76
には、電子写真フィルム24が当接されるマスク表面側
の端面76Aの内側の角部が切り欠かれており、マスク
開口が端面76A近傍でプロセスヘッド54の内方から
外方へ向って末広がりの形状とされている。この切欠部
の形状寸法は第17図(C)に示されるように、プロセ
スヘッド54の内方側の開口位置Sから端面76A側の
開口位置Tまでの開口深さUが、2龍とされている。ま
た、前記開口位置Sと前記開口位置Tとの間の開口長さ
の差■も0.2+nとされている。この切欠部の形状寸
法はマスク76の内周の四周が全て同一とされている。
は第17図(A)のX■B−X■B線矢視図、同(C)
は第17図(B)の一部詳細拡大図である。マスク76
には、電子写真フィルム24が当接されるマスク表面側
の端面76Aの内側の角部が切り欠かれており、マスク
開口が端面76A近傍でプロセスヘッド54の内方から
外方へ向って末広がりの形状とされている。この切欠部
の形状寸法は第17図(C)に示されるように、プロセ
スヘッド54の内方側の開口位置Sから端面76A側の
開口位置Tまでの開口深さUが、2龍とされている。ま
た、前記開口位置Sと前記開口位置Tとの間の開口長さ
の差■も0.2+nとされている。この切欠部の形状寸
法はマスク76の内周の四周が全て同一とされている。
帯電・露光室72には、コロナユニット78、近接電極
80及びマスク電極82が配設されている。コロナユニ
ット7日は、第5図に示されるように、コロナワイヤ8
4と、コロナワイヤ84を保持する合成樹脂製のホルダ
86とから構成され、プロセスヘッド54の上部から挿
入配置されている。近接電極80は細幅の金属板から構
成され、コロナワイヤ84の両側部に配置されている。
80及びマスク電極82が配設されている。コロナユニ
ット7日は、第5図に示されるように、コロナワイヤ8
4と、コロナワイヤ84を保持する合成樹脂製のホルダ
86とから構成され、プロセスヘッド54の上部から挿
入配置されている。近接電極80は細幅の金属板から構
成され、コロナワイヤ84の両側部に配置されている。
マスク電極82は金属板を4角形に屈曲して構成され、
前面壁74の開口の近傍に配設されている。
前面壁74の開口の近傍に配設されている。
コロナワイヤ84は高圧電源に接続され、近接電極80
及びマスク電極82は電気的な接続がとられている。通
常、近接電極80は直接アースに接続され、マスク電極
82は電気抵抗を介してアースに接続されているが、各
々異なったバイアス電圧を外部電源より印加しても良い
。
及びマスク電極82は電気的な接続がとられている。通
常、近接電極80は直接アースに接続され、マスク電極
82は電気抵抗を介してアースに接続されているが、各
々異なったバイアス電圧を外部電源より印加しても良い
。
帯電・露光室72には、第7図に示されるように、フィ
ルム冷却用送風口88が開口され、管路87を介してエ
アポンプ89で冷気が供給されるようになっている。前
記のように鏡筒62に組み付けられてプロセスヘッド5
4の背面に取り付けられた主レンズ44は、その光軸が
前記マスク76の開口中心と一致している。
ルム冷却用送風口88が開口され、管路87を介してエ
アポンプ89で冷気が供給されるようになっている。前
記のように鏡筒62に組み付けられてプロセスヘッド5
4の背面に取り付けられた主レンズ44は、その光軸が
前記マスク76の開口中心と一致している。
(現像部)
現像部66には、第5回及び第6図に示されるように、
マスク90が形成されており、マスク90は、上部枠9
0A及び左右枠90B、90Cが前面壁74に形成され
た凹部92の面から立ち上がっている。マスク90の下
部枠90Dは、下面側が前面壁74から立ち上がってい
る。また、下部枠90Dは両端部が左右枠90B、90
Cとの連結部から、さらに左右方向に延出されている。
マスク90が形成されており、マスク90は、上部枠9
0A及び左右枠90B、90Cが前面壁74に形成され
た凹部92の面から立ち上がっている。マスク90の下
部枠90Dは、下面側が前面壁74から立ち上がってい
る。また、下部枠90Dは両端部が左右枠90B、90
Cとの連結部から、さらに左右方向に延出されている。
マスク90の突出高さは前記マスク7Gと同一レベルと
なる高さとされている。
なる高さとされている。
マスク90の開口幅は前記マスク76の開口幅より極く
僅かに短くされている。また、マスク90の開口高さ、
即ち上部枠90A及び下部枠90Dの内壁間の距離は、
下部枠90Dの内壁が前記マスク76のそれよりも下部
に位置しており、その分だけ長くされている。
僅かに短くされている。また、マスク90の開口高さ、
即ち上部枠90A及び下部枠90Dの内壁間の距離は、
下部枠90Dの内壁が前記マスク76のそれよりも下部
に位置しており、その分だけ長くされている。
マスク90開口内には、第9図に示されるように、背面
壁94に支持されて現像電極96が配設されている。現
像電極96はバイアス電源に接続されている。現像電極
96は表面がマスク90の端面から僅かに内側に位置し
ており、現像電極96とマスク90の内壁とで囲まれる
空間が現像室9日とされている。現像電極96の上部及
び下部は開口されて、それぞれ現像剤・スクイズ用空気
流入口100及び現像剤・スフ・イズ用空気流出口10
2とされている。
壁94に支持されて現像電極96が配設されている。現
像電極96はバイアス電源に接続されている。現像電極
96は表面がマスク90の端面から僅かに内側に位置し
ており、現像電極96とマスク90の内壁とで囲まれる
空間が現像室9日とされている。現像電極96の上部及
び下部は開口されて、それぞれ現像剤・スクイズ用空気
流入口100及び現像剤・スフ・イズ用空気流出口10
2とされている。
現像剤・スクイズ用空気流入口100はプロセスヘッド
54の内部空間で構成される通路104と連通されてい
る。通路104はプロセスヘッド54の背面に開口され
た現像剤供給口106及びスクイズ用空気供給口10B
と連通されている。
54の内部空間で構成される通路104と連通されてい
る。通路104はプロセスヘッド54の背面に開口され
た現像剤供給口106及びスクイズ用空気供給口10B
と連通されている。
また、現像剤・スクイズ用空気流出口102はプロセス
ヘッド54の内部空間で構成される通路110と連通さ
れている。通路110はプロセスヘッド54の背面に開
口された現像剤・スクイズ用空気排出口112と連通さ
れている。
ヘッド54の内部空間で構成される通路110と連通さ
れている。通路110はプロセスヘッド54の背面に開
口された現像剤・スクイズ用空気排出口112と連通さ
れている。
マスク90の左右枠90B、90Cの両側に位置する凹
部92は、第6図及び第10図に示されるように、下部
が開口されてスクイズ用吸引口114とされている。ス
クイズ用吸引口114は、第10図に示されるように1
、プロセスヘッド54の内部空間で構成される通路11
6と連通されている。ill路116はプロセスヘッド
54の背面に開口された吸引スクイズ用開口118と連
通されている。
部92は、第6図及び第10図に示されるように、下部
が開口されてスクイズ用吸引口114とされている。ス
クイズ用吸引口114は、第10図に示されるように1
、プロセスヘッド54の内部空間で構成される通路11
6と連通されている。ill路116はプロセスヘッド
54の背面に開口された吸引スクイズ用開口118と連
通されている。
第11図(A)に示されるように、前記現像剤供給口1
06は途中に電磁弁120を介して管路122.124
で現像剤タンク126と連結されている。現像剤タンク
126は電磁弁120よりも上部に位置されている。現
像剤タンク126はモータ12Bで駆動される現像剤汲
湯ポンプ130と管路132で連結されている。現像剤
汲湯ポンプ130は現像剤ボトル134に配設されてい
る。現像剤ボトル134にはトナー粒子が溶剤に分散さ
れた現像剤136が収容されている。
06は途中に電磁弁120を介して管路122.124
で現像剤タンク126と連結されている。現像剤タンク
126は電磁弁120よりも上部に位置されている。現
像剤タンク126はモータ12Bで駆動される現像剤汲
湯ポンプ130と管路132で連結されている。現像剤
汲湯ポンプ130は現像剤ボトル134に配設されてい
る。現像剤ボトル134にはトナー粒子が溶剤に分散さ
れた現像剤136が収容されている。
電磁弁120と現像剤タンク126とを連結する前記管
路124の途中は分岐されており、現像剤ボトル134
に開口するリターン管路138とされている。また、′
現像剤タンク126には、現像剤ボトル134に開口す
るリターン管路140が連結されている。
路124の途中は分岐されており、現像剤ボトル134
に開口するリターン管路138とされている。また、′
現像剤タンク126には、現像剤ボトル134に開口す
るリターン管路140が連結されている。
前記スクイズ用空気供給口108は管路142で加圧ス
クイズ用のエアポンプ144と連結されている。前記現
像液・スクイズ用空気排出口112には現像剤ボトル1
34に開口するリターン管路146が連結されている。
クイズ用のエアポンプ144と連結されている。前記現
像液・スクイズ用空気排出口112には現像剤ボトル1
34に開口するリターン管路146が連結されている。
第11図(B)に示されるように前記吸引ス・クイズ用
開口11Bは管路148で吸引トラップ150と連結さ
れている。吸引トラップ150は管路152で吸引スク
イズ用のエアポンプ154と連結されている。また吸引
トラップ150の底部には現像剤ボトル134に開口す
るリターン管路156が連結されている。吸引トラップ
150にはリターン管路156との連結部に、リターン
管路156を閉塞可能な弁15Bが配設されており、弁
158はシャフト160を介してソレノイド162で上
下動されるようになっている。
開口11Bは管路148で吸引トラップ150と連結さ
れている。吸引トラップ150は管路152で吸引スク
イズ用のエアポンプ154と連結されている。また吸引
トラップ150の底部には現像剤ボトル134に開口す
るリターン管路156が連結されている。吸引トラップ
150にはリターン管路156との連結部に、リターン
管路156を閉塞可能な弁15Bが配設されており、弁
158はシャフト160を介してソレノイド162で上
下動されるようになっている。
なお、第11図においてプロセスヘッド54が傾斜状態
で示されているのは、光学系の光軸が傾斜配置されてい
るスクリーン16に垂直となるように、水平面に対し傾
斜されているためである。
で示されているのは、光学系の光軸が傾斜配置されてい
るスクリーン16に垂直となるように、水平面に対し傾
斜されているためである。
(乾燥部)
乾燥部68には、第5図及び第6図に示されるように、
枠壁164が形成されている。枠壁164は、上部枠1
64Aと左右枠164B、164Cとから構成され、下
部枠は存在しない。左枠164Bは前記マスク90の下
部枠90Dの右側端部から連続しており、上部枠164
Aとともに前面壁74から立ち上がっている。また布枠
164Cは前面壁74から階段状に陥没した前面壁凹部
168から立ち上がっている。
枠壁164が形成されている。枠壁164は、上部枠1
64Aと左右枠164B、164Cとから構成され、下
部枠は存在しない。左枠164Bは前記マスク90の下
部枠90Dの右側端部から連続しており、上部枠164
Aとともに前面壁74から立ち上がっている。また布枠
164Cは前面壁74から階段状に陥没した前面壁凹部
168から立ち上がっている。
左右枠164B、164Cの間には、第7図及び第12
図に示されるように、表面が枠壁164の端面から僅か
に内側に位置した壁170が形成されており、さらにこ
の壁170の両側には凹部、172が形成されている。
図に示されるように、表面が枠壁164の端面から僅か
に内側に位置した壁170が形成されており、さらにこ
の壁170の両側には凹部、172が形成されている。
凹部172の底面は、前面壁凹部168の壁面からは突
出した位置にある。これら枠壁164、壁170及び凹
部172で囲まれる空間が乾燥室174とされている。
出した位置にある。これら枠壁164、壁170及び凹
部172で囲まれる空間が乾燥室174とされている。
枠壁164の枠内側幅は前記マスク90の開口幅よりも
広幅とされている。また上部枠164Aの下面(枠内面
)は現像部66のマスク90のそれよりも上部に位置し
ている。
広幅とされている。また上部枠164Aの下面(枠内面
)は現像部66のマスク90のそれよりも上部に位置し
ている。
第6図及び第12図に示されるように、上部枠164A
の下部は開口されて温風吹出口176とされている。温
風吹出口176は、第12図に示されるように、プロセ
スヘッド54の内部空間で構成される通路178と連通
されている。通路178はプロセスヘッド54の背面に
開口された温風供給口180と連通されている。通路1
78には温度センサ182が配設されている。温風供給
口180は管路177でヒータ179及びエアポンプ1
81と連結されている。
の下部は開口されて温風吹出口176とされている。温
風吹出口176は、第12図に示されるように、プロセ
スヘッド54の内部空間で構成される通路178と連通
されている。通路178はプロセスヘッド54の背面に
開口された温風供給口180と連通されている。通路1
78には温度センサ182が配設されている。温風供給
口180は管路177でヒータ179及びエアポンプ1
81と連結されている。
(定着部)
定着部70は、第5図乃至第7図に示されるように、前
記枠壁164の布枠164cと、右側端部に位置する前
面壁74との間に形成されている。
記枠壁164の布枠164cと、右側端部に位置する前
面壁74との間に形成されている。
定着部70には、前面壁凹部168からさらに陥没した
位置に、下部枠及び左右枠から構成される枠部184が
形成されている。枠部184には透明なガラス板186
が嵌着されていて、ガラス板186の前面の空間が定着
室188とされている。
位置に、下部枠及び左右枠から構成される枠部184が
形成されている。枠部184には透明なガラス板186
が嵌着されていて、ガラス板186の前面の空間が定着
室188とされている。
第13図に示されるように、ガラス板186の裏側に形
成されているプロセスヘッド54の空間部190には、
キセノンランプ192及び反射板194が配設されてい
る。空間部+90には、冷却送風口196が開口され、
管路193を介してエアポンプ195から冷気が供給さ
れるようになっている。空間部190と定着室18Bと
は、ガラス板186の上部で連通されている。
成されているプロセスヘッド54の空間部190には、
キセノンランプ192及び反射板194が配設されてい
る。空間部+90には、冷却送風口196が開口され、
管路193を介してエアポンプ195から冷気が供給さ
れるようになっている。空間部190と定着室18Bと
は、ガラス板186の上部で連通されている。
(ブリップセンサ)
第5図及び第6図に示されるように、プロセスヘッド5
4には、前面壁74の左側端部にブリップセンサ196
が配設されている。ブリップセンサ196はプロセスヘ
ッド54の前面に沿って移動される電子写真フィルム2
4のブリップマーク24Aが通過する高さに位置してお
り、ブリップマーク24Aが通過する時に、電子写真フ
ィルム24を間に挟んで対向配置されたセンサ用光源か
らの光が遮断されたことを感知するようになっている。
4には、前面壁74の左側端部にブリップセンサ196
が配設されている。ブリップセンサ196はプロセスヘ
ッド54の前面に沿って移動される電子写真フィルム2
4のブリップマーク24Aが通過する高さに位置してお
り、ブリップマーク24Aが通過する時に、電子写真フ
ィルム24を間に挟んで対向配置されたセンサ用光源か
らの光が遮断されたことを感知するようになっている。
(フィルム押え機構)
第7図及び第14図に示されるように、プロセスへフド
54の前面壁74の手前には押え板198が配設されて
いる。押え板198には、第15図に示されるように、
前記帯電・露光部64に形成されたマスク76の開口形
状より一回り小さい大きさの矩形状の透孔200が形成
されている。
54の前面壁74の手前には押え板198が配設されて
いる。押え板198には、第15図に示されるように、
前記帯電・露光部64に形成されたマスク76の開口形
状より一回り小さい大きさの矩形状の透孔200が形成
されている。
押え板198は、この透孔200がマスク76と対応す
るように配置されている。
るように配置されている。
押え板19Bには、第15A図(押え板を第15図の反
対側から見た斜視図)に示されるように、透孔200が
形成されている側の端部の上部及び下部にプロセスヘッ
ド54側へ向かって突出する爪202.204が形成さ
れている。爪202.204は互いに対向する内側の面
が傾斜面202A、204Aとされていて、第14図に
示されるように、付根部における上下の爪202.20
4の間隔が、電子写真フィルム24の幅と等しく (厳
密には電子写真フィルム24の幅より僅かに広()され
ている、爪204の先端には円柱部206が突出形成さ
れている。爪202.204は、第5図、第6図及び第
14図に示されるプロセスヘッド54の前面壁74に形
成された孔部208.210に嵌入可能となっている。
対側から見た斜視図)に示されるように、透孔200が
形成されている側の端部の上部及び下部にプロセスヘッ
ド54側へ向かって突出する爪202.204が形成さ
れている。爪202.204は互いに対向する内側の面
が傾斜面202A、204Aとされていて、第14図に
示されるように、付根部における上下の爪202.20
4の間隔が、電子写真フィルム24の幅と等しく (厳
密には電子写真フィルム24の幅より僅かに広()され
ている、爪204の先端には円柱部206が突出形成さ
れている。爪202.204は、第5図、第6図及び第
14図に示されるプロセスヘッド54の前面壁74に形
成された孔部208.210に嵌入可能となっている。
押え+i 198にはプロセスへラド54と対向する面
の裏面に円柱部212が突出形成されており、この円柱
部212にはアーム214の一端部に形成された切欠部
214Aが係合されている。円柱部212の先端部には
止め輸212Aが固着されていて、切欠部214Aの抜
は出しが阻止されている。アーム214の他端部にはボ
ス部214Bが形成されている。ボス部214Bには軸
216が固着されている。
の裏面に円柱部212が突出形成されており、この円柱
部212にはアーム214の一端部に形成された切欠部
214Aが係合されている。円柱部212の先端部には
止め輸212Aが固着されていて、切欠部214Aの抜
は出しが阻止されている。アーム214の他端部にはボ
ス部214Bが形成されている。ボス部214Bには軸
216が固着されている。
軸216はプロセスヘッド54が取り付けられているフ
レーム60に立設されたスタンド21Bに回転自在に挿
通されて支持され、下端部がフレーム60の裏面から突
出されている。軸216の下端部には第ルバー220が
固着されている。
レーム60に立設されたスタンド21Bに回転自在に挿
通されて支持され、下端部がフレーム60の裏面から突
出されている。軸216の下端部には第ルバー220が
固着されている。
第ルバー220の先端部にはビン222が固着されてい
る。
る。
一方、フレーム60の裏面には軸224が垂設されて〜
いる。軸224には第2レバー226の中間部が回動自
在に支持されている。第2レバー226の一端部に形成
された切欠部226Aには、前記ビン222が係合され
ている。第2レバー226の他端部に形成された長孔2
26Bには第2レバー226を互いに反対方向に付勢し
て第2レバー226を弾性的に支持する引張コイルばね
228.230のそれぞれの一端部が係止されている。
いる。軸224には第2レバー226の中間部が回動自
在に支持されている。第2レバー226の一端部に形成
された切欠部226Aには、前記ビン222が係合され
ている。第2レバー226の他端部に形成された長孔2
26Bには第2レバー226を互いに反対方向に付勢し
て第2レバー226を弾性的に支持する引張コイルばね
228.230のそれぞれの一端部が係止されている。
引張コイルばね228の他端部はフレーム60の裏面に
垂設されたビン232に係止されており、引張コイルば
ね230の他端部はフレーム60の裏面に取付けられた
プル型のソレノイド234のプランジャ234Aに係止
されている。
垂設されたビン232に係止されており、引張コイルば
ね230の他端部はフレーム60の裏面に取付けられた
プル型のソレノイド234のプランジャ234Aに係止
されている。
押え板198は、ソレノイド234が励磁されていない
時には、プロセスヘッド54から離間されている。この
状態では、第14図に示されるように、押え仮198は
円柱部206がプロセスヘッド54に形成されている孔
部210に嵌合されて支持されている。
時には、プロセスヘッド54から離間されている。この
状態では、第14図に示されるように、押え仮198は
円柱部206がプロセスヘッド54に形成されている孔
部210に嵌合されて支持されている。
ソレノイド234が励磁されると、プランジャ234A
が矢印六方向へ作動され、引張コイルばね228.23
0が付勢力に抗して伸長される。
が矢印六方向へ作動され、引張コイルばね228.23
0が付勢力に抗して伸長される。
これにより、第2レバー226が軸224を中心として
矢印B方向へ回動されるので、第ルバー220はビン2
22を介して矢印C方向へ回動され、軸216を同方向
へ回動させる。軸216の回動により、アーム214は
矢印り方向へ回動されて押え仮19.8を矢印E方向へ
押圧する。
矢印B方向へ回動されるので、第ルバー220はビン2
22を介して矢印C方向へ回動され、軸216を同方向
へ回動させる。軸216の回動により、アーム214は
矢印り方向へ回動されて押え仮19.8を矢印E方向へ
押圧する。
押え板198は円柱部206が孔部210に案内されて
矢印E方向へ移動され、電子写真フィルム24をマスク
76.90及び枠壁164の端面へ押圧当接させる。押
え板198が移動される際、電子写真フィルム24の位
置が高さ方向で狂いを生じている場合には、爪202.
204の傾斜面202A、204Aが電子写真フィルム
24の上縁を押し下げ、または下縁を押し上げるように
作用する。
矢印E方向へ移動され、電子写真フィルム24をマスク
76.90及び枠壁164の端面へ押圧当接させる。押
え板198が移動される際、電子写真フィルム24の位
置が高さ方向で狂いを生じている場合には、爪202.
204の傾斜面202A、204Aが電子写真フィルム
24の上縁を押し下げ、または下縁を押し上げるように
作用する。
押え板198は電子写真フィルム24をプロセスヘッド
54に押圧当接させている状態では、爪202.204
が孔部208.210に嵌入されていて、プロセスヘッ
ド54に正確に位置決めされている。また押え板198
は、この状態では引張コイルばね228.230の作用
で、電子写真フィルム24を弾性的に押圧している。
54に押圧当接させている状態では、爪202.204
が孔部208.210に嵌入されていて、プロセスヘッ
ド54に正確に位置決めされている。また押え板198
は、この状態では引張コイルばね228.230の作用
で、電子写真フィルム24を弾性的に押圧している。
ソレノイド234が消磁されると、引張コイルばね22
8に付勢されて第2レバー226が反矢印B方向へ回動
されて、アーム214は反矢印り方向へ回動され、切欠
部214Aが止め輸212Aを押圧して、押え板198
を反矢印E方向へ移動させる。
8に付勢されて第2レバー226が反矢印B方向へ回動
されて、アーム214は反矢印り方向へ回動され、切欠
部214Aが止め輸212Aを押圧して、押え板198
を反矢印E方向へ移動させる。
(実施例の作用)
次に本実施例の作用を説明する。
電子写真装置は、電源スィッチがONとされると、第1
図に示されるカセット装填部26が上昇され、電子写真
フィルム24の収容されたカセットの装填が可能となる
。カセット装填部26にカセットが装填された後、カセ
ッ!・装填部26を手動操作で元の位置まで押し下げる
と、カセッ)W盾部26はその位置で拘束される。この
状態では、電子写真フィルム24は第14図に示される
ように位置しており、図示しないフィルム移動モータが
駆動されることで、プロセスヘッド54の前面ニ沿って
移動可能となっている。
図に示されるカセット装填部26が上昇され、電子写真
フィルム24の収容されたカセットの装填が可能となる
。カセット装填部26にカセットが装填された後、カセ
ッ!・装填部26を手動操作で元の位置まで押し下げる
と、カセッ)W盾部26はその位置で拘束される。この
状態では、電子写真フィルム24は第14図に示される
ように位置しており、図示しないフィルム移動モータが
駆動されることで、プロセスヘッド54の前面ニ沿って
移動可能となっている。
電子写真フィルム24に第2図に示される原稿34の画
像を記録する場合には、図示しないフィルム移動モータ
が駆動されて、未だ記録のなされていない駒の中から自
由に選択された所定の1駒が、帯電・露光部64のマス
ク7Gの前面に位置させられる。この操作は、第1図に
示されるコントロールキーボード28で、所定の1駒を
指定することでなされ、電子写真フィルム24の停止位
置はプリップセンサ196が基点からのブリップマーク
24Aの通過数を計数することで制御されている。
像を記録する場合には、図示しないフィルム移動モータ
が駆動されて、未だ記録のなされていない駒の中から自
由に選択された所定の1駒が、帯電・露光部64のマス
ク7Gの前面に位置させられる。この操作は、第1図に
示されるコントロールキーボード28で、所定の1駒を
指定することでなされ、電子写真フィルム24の停止位
置はプリップセンサ196が基点からのブリップマーク
24Aの通過数を計数することで制御されている。
第16図には、前記のようにして所定の一駒を位置合わ
せして撮影゛を行った後、引続きこの駒に連続する各駒
に対応して連続撮影がなされた場合のタイムチャートが
示されている。プロセスヘッド54では、帯電・露光部
64に位置する駒が帯電・露光されている時に、現像部
66、乾燥部68、定着部70にそれぞれ位置する駒に
は、それぞれ異なる処理が同時進行的になされているが
、以下では、第16図の(1)位置で撮影ボタンが押さ
れて層形が開始されたその中の一駒に着目−して説明さ
れている。
せして撮影゛を行った後、引続きこの駒に連続する各駒
に対応して連続撮影がなされた場合のタイムチャートが
示されている。プロセスヘッド54では、帯電・露光部
64に位置する駒が帯電・露光されている時に、現像部
66、乾燥部68、定着部70にそれぞれ位置する駒に
は、それぞれ異なる処理が同時進行的になされているが
、以下では、第16図の(1)位置で撮影ボタンが押さ
れて層形が開始されたその中の一駒に着目−して説明さ
れている。
原稿34の撮影は、コントロールキーボード28のボタ
ン操作で、カメラモードが選択されて可能となるが、こ
の操作と同時に、現像部66の現像電極96が通電され
てバイアス電圧を印加され、乾燥室174に送風される
空気を加熱するヒータ179が通電されて発熱され、定
着部7oのキセノンランプ192のコンデンサがiil
電されて充電される。これらはカメラモードが選択さ
れている間は継続されている。
ン操作で、カメラモードが選択されて可能となるが、こ
の操作と同時に、現像部66の現像電極96が通電され
てバイアス電圧を印加され、乾燥室174に送風される
空気を加熱するヒータ179が通電されて発熱され、定
着部7oのキセノンランプ192のコンデンサがiil
電されて充電される。これらはカメラモードが選択さ
れている間は継続されている。
コントロールキーボード28の撮影ボタンが押されると
、帯電・露光部64のコロナワイヤ84が通電されて高
圧電圧を印加され、近接電極80及びマスク電極82と
の間でコロナ放電を発生する。これにより、マスク76
の開口枠内に位置する電子写真フィルム24の感光層の
表面かのに帯電される。
、帯電・露光部64のコロナワイヤ84が通電されて高
圧電圧を印加され、近接電極80及びマスク電極82と
の間でコロナ放電を発生する。これにより、マスク76
の開口枠内に位置する電子写真フィルム24の感光層の
表面かのに帯電される。
なお、I最影ボタンが押された時点では、前工程から継
続してフィルム押え機構のソレノイド234が励磁され
ていて、電子写真フィルム24は押、t+7N198に
押圧されてプロセスヘッド54のマスク76.90及び
枠壁164の各端面に押圧当接されている。押え仮19
8はマスク76に対応する部分に透孔200が形成され
ているが、この透孔200はマスク76の開口より小さ
い開口とされているので、マスク76の端面に位置する
電子写真フィルム24は、透孔200の周囲の押え板面
で押圧される。従って、電子写真フィルム24はマスク
76の端面に確実に密接されるので、帯電範囲は正確に
マスク76の開口範囲内に規制されている。
続してフィルム押え機構のソレノイド234が励磁され
ていて、電子写真フィルム24は押、t+7N198に
押圧されてプロセスヘッド54のマスク76.90及び
枠壁164の各端面に押圧当接されている。押え仮19
8はマスク76に対応する部分に透孔200が形成され
ているが、この透孔200はマスク76の開口より小さ
い開口とされているので、マスク76の端面に位置する
電子写真フィルム24は、透孔200の周囲の押え板面
で押圧される。従って、電子写真フィルム24はマスク
76の端面に確実に密接されるので、帯電範囲は正確に
マスク76の開口範囲内に規制されている。
また、帯電・露光室72内に設けられたマスク電極82
が、電子写真フィルム24の帯電電位とほぼ等電位に保
持されることにより、マスク76の開口に位置する電子
写真フィルム24の一駒の周縁端部も前記駒の中央部の
電位に近い値に帯電され、電子写真フィルム24の一駒
全体が均一に帯電される。アースとマスク電極82との
間に介在し、電気的に接続された抵抗(図示せず)の値
を適当に選定することにより、あるいは、マスク電極8
2に外部電源(図示せず)からバイアス電圧を印加する
ことにより、マスク電極82を、電子写真フィルム24
の帯電電位とほぼ等しい電位に保つことができる。
が、電子写真フィルム24の帯電電位とほぼ等電位に保
持されることにより、マスク76の開口に位置する電子
写真フィルム24の一駒の周縁端部も前記駒の中央部の
電位に近い値に帯電され、電子写真フィルム24の一駒
全体が均一に帯電される。アースとマスク電極82との
間に介在し、電気的に接続された抵抗(図示せず)の値
を適当に選定することにより、あるいは、マスク電極8
2に外部電源(図示せず)からバイアス電圧を印加する
ことにより、マスク電極82を、電子写真フィルム24
の帯電電位とほぼ等しい電位に保つことができる。
(+)位置で撮影ボタンが押された後、所定時間経過後
に原稿照明ランプ36が点灯され、原稿台18のガラス
板22とに置かれた原稿34が照射される。さらに、前
記ボタンが押された後、所定時間経過後にコロナワイヤ
84への通電が停止されて、コロナ放電が終わる。コロ
ナ放電により、電子写真フィルム24は帯電されるが、
マスク76の端面76Aに形成された切欠部により、端
面76Aとの接触部及びその近傍にはコロナ放電の効力
が及ばず、この部分には帯電されずに第17図(C)に
矢印Wで示された範囲が帯電される。
に原稿照明ランプ36が点灯され、原稿台18のガラス
板22とに置かれた原稿34が照射される。さらに、前
記ボタンが押された後、所定時間経過後にコロナワイヤ
84への通電が停止されて、コロナ放電が終わる。コロ
ナ放電により、電子写真フィルム24は帯電されるが、
マスク76の端面76Aに形成された切欠部により、端
面76Aとの接触部及びその近傍にはコロナ放電の効力
が及ばず、この部分には帯電されずに第17図(C)に
矢印Wで示された範囲が帯電される。
コロナワイヤ84への通電が停止されると同時に、図示
しないシャッタ(第16図では符号Aで表示)が開放さ
れて、第2図に示された光学系によって、原稿台I8に
載置された原稿34の画像光が電子写真フィルム24へ
照射される。さらに同時に図示しない自動露光制御装置
(第16図では符号Bで表示)が光量の積算を開始する
。
しないシャッタ(第16図では符号Aで表示)が開放さ
れて、第2図に示された光学系によって、原稿台I8に
載置された原稿34の画像光が電子写真フィルム24へ
照射される。さらに同時に図示しない自動露光制御装置
(第16図では符号Bで表示)が光量の積算を開始する
。
なお、電子写真フィルム24は、押え板198に押圧さ
れてマスク76の端面に当接されているので、焦点距離
精度が確保されている。
れてマスク76の端面に当接されているので、焦点距離
精度が確保されている。
一方、前記ボタンが押された後、所定時間経過後に第1
1図(A)に示されるモータ128が駆動されて現像剤
板場ポンプ130の作動が開始され、現像剤ボトル13
4内の現像剤136が現像剤タンク126へ汲み揚げら
れる。現像剤136は現像剤タンク126から自重で降
下して管路124を通って、プロセスヘッド54へ向か
うが、この時にはまだ電磁弁120が閉しられたままな
ので、リターン管路138から現像剤ボトル134へ戻
される。また、現像剤タンク126内で現像剤136の
液面が上昇した時には、現像剤136はリターン管路1
40から現像剤ボトル134へ戻される。
1図(A)に示されるモータ128が駆動されて現像剤
板場ポンプ130の作動が開始され、現像剤ボトル13
4内の現像剤136が現像剤タンク126へ汲み揚げら
れる。現像剤136は現像剤タンク126から自重で降
下して管路124を通って、プロセスヘッド54へ向か
うが、この時にはまだ電磁弁120が閉しられたままな
ので、リターン管路138から現像剤ボトル134へ戻
される。また、現像剤タンク126内で現像剤136の
液面が上昇した時には、現像剤136はリターン管路1
40から現像剤ボトル134へ戻される。
このようにして、現像剤136は電磁弁120が開かれ
るまでは、現像剤ボトル134と現像剤タンク126と
の間を循環しつつ電磁弁120の弁面前の位置で待機状
態となっている。この循環により現像剤ボトル134内
の現像剤36が攪拌される。
るまでは、現像剤ボトル134と現像剤タンク126と
の間を循環しつつ電磁弁120の弁面前の位置で待機状
態となっている。この循環により現像剤ボトル134内
の現像剤36が攪拌される。
自動露光制御装置(B)の光量の積算値が設定値となる
と、積算が停止され、同時にシャッタ(A)が閉じられ
、さらに原稿照明ランプ36が消灯される。この時点で
露光工程が終了し、マスク76の開口に位置している部
分の中、帯電されている部分の電子写真フィルム24の
一駒には、原稿34の画像パターンに応して感光層上の
電荷が減少することで静電潜像が形成されている6原稿
34の下地濃度のばらつきや、原稿照明ランプ36に印
加される電圧の変動等による画像濃度の変動要因は、自
動露光制御装置(B)で補正されるので、常に適正な露
光がおこなわれる。また、この露光の際には、電子写真
フィルム24は帯電部がマスク76と接触していないの
で、放電による黒斑点状の汚れが発生することはない。
と、積算が停止され、同時にシャッタ(A)が閉じられ
、さらに原稿照明ランプ36が消灯される。この時点で
露光工程が終了し、マスク76の開口に位置している部
分の中、帯電されている部分の電子写真フィルム24の
一駒には、原稿34の画像パターンに応して感光層上の
電荷が減少することで静電潜像が形成されている6原稿
34の下地濃度のばらつきや、原稿照明ランプ36に印
加される電圧の変動等による画像濃度の変動要因は、自
動露光制御装置(B)で補正されるので、常に適正な露
光がおこなわれる。また、この露光の際には、電子写真
フィルム24は帯電部がマスク76と接触していないの
で、放電による黒斑点状の汚れが発生することはない。
この時、前記ボタンが押されてから所定時間が経過し、
他の駒の処理工程が全て完了している時には、直ちにフ
ィルム押え機構のソレノイド234が消磁される。第1
6図の(TA)位置でソレノイド234が消磁されると
、押え仮198が電子写真フィルム24から離間される
。押え仮198が電子写真フィルム24から離間される
際にも、前記同様の理由から電子写真フィルム24に放
電による黒斑点状の汚れが発生することはない。
他の駒の処理工程が全て完了している時には、直ちにフ
ィルム押え機構のソレノイド234が消磁される。第1
6図の(TA)位置でソレノイド234が消磁されると
、押え仮198が電子写真フィルム24から離間される
。押え仮198が電子写真フィルム24から離間される
際にも、前記同様の理由から電子写真フィルム24に放
電による黒斑点状の汚れが発生することはない。
フィルム押え機構のソレノイド234が消磁されると同
時に、第11図(B)に示される吸引トラップ150の
ソレノイド162が励磁されて作動し、シャフト160
を介して弁158が上昇され、リターン管路156が吸
引トラップ150と連通される。これにより、前回現像
・スクイズ工程(後述)時に吸引トラップ150に捕捉
されていた現像剤136が現像剤ボトル134へ戻され
る。
時に、第11図(B)に示される吸引トラップ150の
ソレノイド162が励磁されて作動し、シャフト160
を介して弁158が上昇され、リターン管路156が吸
引トラップ150と連通される。これにより、前回現像
・スクイズ工程(後述)時に吸引トラップ150に捕捉
されていた現像剤136が現像剤ボトル134へ戻され
る。
フィルム押え機構のソレノイド234が消磁された後、
所定時間経過後に、図示しないフィルム移動モーフ(第
16図では符合Cで表示)が駆動されて、電子写真フィ
ルム24が第6図の右方向へ一駒移動される。これによ
り、帯電・露光部64に位置していた駒が現像部66へ
位置させられる。電子写真フィルム24の一駒移動は、
前記の場合と同様に、ブリップマーク24Aをプリップ
センサ196が検知することによって制御されている。
所定時間経過後に、図示しないフィルム移動モーフ(第
16図では符合Cで表示)が駆動されて、電子写真フィ
ルム24が第6図の右方向へ一駒移動される。これによ
り、帯電・露光部64に位置していた駒が現像部66へ
位置させられる。電子写真フィルム24の一駒移動は、
前記の場合と同様に、ブリップマーク24Aをプリップ
センサ196が検知することによって制御されている。
フィルム移動モータ(C)が停止された後、所定時間経
過後に、第16図の(IB)位置でフィルム押え機構の
ソレノイド234が励磁されて電子写真フィルム24が
押え板198でプロセスヘッド54に押圧当接される。
過後に、第16図の(IB)位置でフィルム押え機構の
ソレノイド234が励磁されて電子写真フィルム24が
押え板198でプロセスヘッド54に押圧当接される。
同時に吸引トラップ150のソレノイド162が’t*
磁されてリターン管路156が閉塞され、吸引スクイ
ズ用のエアポンプ154が作動され、さらに電磁弁12
0が開かれる。
磁されてリターン管路156が閉塞され、吸引スクイ
ズ用のエアポンプ154が作動され、さらに電磁弁12
0が開かれる。
電磁弁120が開かれると、現像剤136は管路122
を通ってプロセスヘッド54に至り、現像部66の現像
剤・スクイズ用空気流入口100から現像室98へ流入
する。現像剤136に分散されているトナー粒子はPに
帯電されており、現像室98を流下する過程で電子写真
フィルム24のFに帯電している部分に付着して、静電
潜像を顕像化する。現像室98を流下した現像剤136
は、現像剤・スクイズ用空気流出口102から、リター
ン管路146を通って現像剤ボトル134へ戻される。
を通ってプロセスヘッド54に至り、現像部66の現像
剤・スクイズ用空気流入口100から現像室98へ流入
する。現像剤136に分散されているトナー粒子はPに
帯電されており、現像室98を流下する過程で電子写真
フィルム24のFに帯電している部分に付着して、静電
潜像を顕像化する。現像室98を流下した現像剤136
は、現像剤・スクイズ用空気流出口102から、リター
ン管路146を通って現像剤ボトル134へ戻される。
なお、現像剤タンク126から管路124へ供給された
現像剤136は、一部がリターン管路138から現像剤
ボトル134へ戻され、他がMl[弁120へ向かうよ
うに、各管路の管径等が設定されている。
現像剤136は、一部がリターン管路138から現像剤
ボトル134へ戻され、他がMl[弁120へ向かうよ
うに、各管路の管径等が設定されている。
前記現像室98を流下する現像剤136は、押え板19
Bで電子写真フィルム24がマスク90の端面に押圧当
接されているので、マスク90の端面と電子写真フィル
ム24との間隙に浸入することはほとんどない、この部
分から現像剤136が浸入した場合には、吸引スクイズ
用のエアポンプ154によってマスク90の左右枠部9
0B、90Cの両側に位置する凹部92に発生している
負圧により、現像剤136はスクイズ用吸引口l14か
ら管路148を通って吸引トラップ150に吸送されて
捕捉される。
Bで電子写真フィルム24がマスク90の端面に押圧当
接されているので、マスク90の端面と電子写真フィル
ム24との間隙に浸入することはほとんどない、この部
分から現像剤136が浸入した場合には、吸引スクイズ
用のエアポンプ154によってマスク90の左右枠部9
0B、90Cの両側に位置する凹部92に発生している
負圧により、現像剤136はスクイズ用吸引口l14か
ら管路148を通って吸引トラップ150に吸送されて
捕捉される。
現像剤汲湯ポンプ130はフィルム押え機構のソレノイ
ド234が励磁された後、所定時間経過後にモータ12
8の駆動が停止されて作動が停止されるが、電磁弁12
0はその後も開いたままとされている。現像剤136は
現像剤タンク126から重力によってプロセスヘッド5
4へ供給されているので、現像剤汲湯ポンプ130の作
動が停止されても、現像室98への現像剤136の供給
は継続されている。このように、現像剤汲湯ポンプ13
0が停止された後も現像剤136の供給が継続されるの
で、次駒の露光時に現像剤汲湯ポンプ130の振動によ
る露光ぶれを最小限にすることができる。
ド234が励磁された後、所定時間経過後にモータ12
8の駆動が停止されて作動が停止されるが、電磁弁12
0はその後も開いたままとされている。現像剤136は
現像剤タンク126から重力によってプロセスヘッド5
4へ供給されているので、現像剤汲湯ポンプ130の作
動が停止されても、現像室98への現像剤136の供給
は継続されている。このように、現像剤汲湯ポンプ13
0が停止された後も現像剤136の供給が継続されるの
で、次駒の露光時に現像剤汲湯ポンプ130の振動によ
る露光ぶれを最小限にすることができる。
電磁弁120が開かれ所定の時間が経過すると、tm弁
120が閉じられて現像室98への現像剤136の供給
が停止される。同時に第11図(A)に示される加圧ス
クイズ用のエアポンプ144が作動されて、現像剤・ス
クイズ用空気流入口100から現像室98へ加圧空気が
供給され、電子写真フィルム24に余剰に付着している
現像剤136が吹き落されて液切される。吹き落された
現像剤136は現像剤・スクイズ用空気流出口102か
らリターン管路146を通って現像剤ボトル134へ戻
される。
120が閉じられて現像室98への現像剤136の供給
が停止される。同時に第11図(A)に示される加圧ス
クイズ用のエアポンプ144が作動されて、現像剤・ス
クイズ用空気流入口100から現像室98へ加圧空気が
供給され、電子写真フィルム24に余剰に付着している
現像剤136が吹き落されて液切される。吹き落された
現像剤136は現像剤・スクイズ用空気流出口102か
らリターン管路146を通って現像剤ボトル134へ戻
される。
なお、現像室98への加圧空気の供給、即ち送風は、現
像室98に現像剤136が充分に残っている間は弱風と
されており、現像剤136の高速な吹落しによる画像の
劣化が防止される。送風が開始されて所定時間経過後に
強風とされスクイズ効率があげられる。
像室98に現像剤136が充分に残っている間は弱風と
されており、現像剤136の高速な吹落しによる画像の
劣化が防止される。送風が開始されて所定時間経過後に
強風とされスクイズ効率があげられる。
送風は、第16図の(II)位置で盪影ボタンを押され
て開始された次駒の帯電・露光工程により制御さ−れて
、第16図の(nA)位置でフィルム押え機構のソレノ
イド234が消磁された後、所定時間経過後にフィルム
移動モータ(C)の駆動が開始されると同時に停止され
て、現像・スクイズ工程が終了する。
て開始された次駒の帯電・露光工程により制御さ−れて
、第16図の(nA)位置でフィルム押え機構のソレノ
イド234が消磁された後、所定時間経過後にフィルム
移動モータ(C)の駆動が開始されると同時に停止され
て、現像・スクイズ工程が終了する。
なお、現像時に、現像電極96が存在することで、エツ
ジ効果のない画像が得られる。また、現体電極96にバ
イアス電圧が印加されていることで、画像のかぶりが防
止される。
ジ効果のない画像が得られる。また、現体電極96にバ
イアス電圧が印加されていることで、画像のかぶりが防
止される。
フィルム移動モータ(C)の駆動が停止されると、電子
写真フィルム24は第6図の右方向へ一駒移動されてい
て、現像部66に位置していた駒が乾燥部68に位置し
ている。フィルム移動モータ(C)が停止された後、所
定時間経過後に第16図の(■B)位置でフィルム押え
機構のソレノイド234が励磁されると同時に、第12
図に示されるエアポンプ181が作動される。エアポン
プ181の作動で、ヒータ179で加熱された温空気が
、乾燥部68の温風吹出口176から乾燥室174へ吹
き出され、現像剤136が乾燥される。エアポンプ18
1の作動は、第16図の(llff)位置で撮影ボタン
を押されて開始された駒の帯電・露光工程によって制御
されて、第16図の(■A)位置でフィルム押え機構の
ソレノイド234が消磁されると同時に停止されて、乾
燥工程が終了する。
写真フィルム24は第6図の右方向へ一駒移動されてい
て、現像部66に位置していた駒が乾燥部68に位置し
ている。フィルム移動モータ(C)が停止された後、所
定時間経過後に第16図の(■B)位置でフィルム押え
機構のソレノイド234が励磁されると同時に、第12
図に示されるエアポンプ181が作動される。エアポン
プ181の作動で、ヒータ179で加熱された温空気が
、乾燥部68の温風吹出口176から乾燥室174へ吹
き出され、現像剤136が乾燥される。エアポンプ18
1の作動は、第16図の(llff)位置で撮影ボタン
を押されて開始された駒の帯電・露光工程によって制御
されて、第16図の(■A)位置でフィルム押え機構の
ソレノイド234が消磁されると同時に停止されて、乾
燥工程が終了する。
なお、乾燥室174へ供給される温風は温度センサ18
2によってその温度が検出されていて、温度が所定の範
囲から外れた場合には、コントロールキーボード28に
その旨が表示され、高温側に外れた場合には、ヒータ1
79への通電が直ちに停止されるようになっている。
2によってその温度が検出されていて、温度が所定の範
囲から外れた場合には、コントロールキーボード28に
その旨が表示され、高温側に外れた場合には、ヒータ1
79への通電が直ちに停止されるようになっている。
また、前述の例では、フィルム押え機構のソレノイド2
34に連動し、電子写真フィルム24をプロセスヘッド
54に押圧している時にのみ、乾燥用のエアポンプ18
1を作動させたが、エアポンプ181はスタート時より
常時作動させ続けてもよい。
34に連動し、電子写真フィルム24をプロセスヘッド
54に押圧している時にのみ、乾燥用のエアポンプ18
1を作動させたが、エアポンプ181はスタート時より
常時作動させ続けてもよい。
第16図の(I[IA)位置でフィルム押え機構のソレ
ノイド234が消磁された後、フィルム移動モータ(C
)が駆動されて、乾燥部68に位置していた駒は定着部
70に移動される。フィルム移動モータ(C)の駆動が
停止された後、第16図の(I[IB)位置でフィルム
押え機構のソレノイド234が励磁されると同時に、第
13図に示されるエアポンプ195が作動されて、定着
部70の空間部190に冷風が供給される。この冷風は
空間部190からガラス板186の上部を通って定着室
188へ至る。
ノイド234が消磁された後、フィルム移動モータ(C
)が駆動されて、乾燥部68に位置していた駒は定着部
70に移動される。フィルム移動モータ(C)の駆動が
停止された後、第16図の(I[IB)位置でフィルム
押え機構のソレノイド234が励磁されると同時に、第
13図に示されるエアポンプ195が作動されて、定着
部70の空間部190に冷風が供給される。この冷風は
空間部190からガラス板186の上部を通って定着室
188へ至る。
フィルム押え機構のソレノイド234が励磁されてから
所定時間経過後に、キセノンランプ192が発光され、
トナー粒子は電子写真フィルム24の表面に融合して定
着され、定着工程が終了する。
所定時間経過後に、キセノンランプ192が発光され、
トナー粒子は電子写真フィルム24の表面に融合して定
着され、定着工程が終了する。
定着時に発生する気化物や飛散物質等はエアポンプ19
5によって供給される冷風により吹き落されるのでガラ
ス板186の面に付着することはない。
5によって供給される冷風により吹き落されるのでガラ
ス板186の面に付着することはない。
以上の工程を終ることで、電子写真フィルムへの画像の
記録が完了する。
記録が完了する。
本実施例の装置では、撮影ボタンを押されて撮影が開始
された帯電・露光部64に位置する駒が、現像部66へ
一駒移動された後、フィルム押え機構のソレノイド23
4が励磁されてから所定時間経過後に次駒の撮影が可能
となる。この時から、現像部66への加圧スクイズ用の
エアポンプ144による弱風の送風が終了して後所定時
間経過後までの間に、連続する次駒への撮影のために撮
影ボタンが押されると、連続撮影として処理され、これ
が連続されることで、第16図に示されるように処理が
進行する。
された帯電・露光部64に位置する駒が、現像部66へ
一駒移動された後、フィルム押え機構のソレノイド23
4が励磁されてから所定時間経過後に次駒の撮影が可能
となる。この時から、現像部66への加圧スクイズ用の
エアポンプ144による弱風の送風が終了して後所定時
間経過後までの間に、連続する次駒への撮影のために撮
影ボタンが押されると、連続撮影として処理され、これ
が連続されることで、第16図に示されるように処理が
進行する。
なお、前記の期間内に1影ボタンが押されない場合には
、あるいは、一連の撮影の終了をコントロールキーボー
ド28より入力した場合には、タイマにより加圧スクイ
ズ用のエアポンプ144による強風の送風が停止され、
以後の乾燥、定着もタイマによって処理゛される。
、あるいは、一連の撮影の終了をコントロールキーボー
ド28より入力した場合には、タイマにより加圧スクイ
ズ用のエアポンプ144による強風の送風が停止され、
以後の乾燥、定着もタイマによって処理゛される。
前記のようにして原稿の画像が記録された電子写真フィ
ルム24は、リーダモードが選択されることで投影が可
能となる0本実施例の電子写真装置では、前記同様の操
作でカセットが装填された状態では自動的にリーダモー
ドが選択されるようになっており(第3ミラー38は第
2図の位置から他の位置へ移動されている。)、前記同
様の操作で、所定の駒が帯電・露光部64に位置して、
停止すると同時に、第3図に示される投影光源部46の
光源が点灯され、この光が押え板198の透孔200を
通って電子写真フィルム24を透過し、第3図に示され
る光学系によってスクリーン16に電子写真フィルム2
4の画像が拡大投影される。
ルム24は、リーダモードが選択されることで投影が可
能となる0本実施例の電子写真装置では、前記同様の操
作でカセットが装填された状態では自動的にリーダモー
ドが選択されるようになっており(第3ミラー38は第
2図の位置から他の位置へ移動されている。)、前記同
様の操作で、所定の駒が帯電・露光部64に位置して、
停止すると同時に、第3図に示される投影光源部46の
光源が点灯され、この光が押え板198の透孔200を
通って電子写真フィルム24を透過し、第3図に示され
る光学系によってスクリーン16に電子写真フィルム2
4の画像が拡大投影される。
なお、光源が点灯されると同時に、第7図に示されるエ
アポンプ89が作動されて帯電・露光室72に冷風が供
給され、投影光源部46からの熱で電子写真フィルム2
4が高温とならないように冷却され、熱変形によるピン
トずれが防止される。
アポンプ89が作動されて帯電・露光室72に冷風が供
給され、投影光源部46からの熱で電子写真フィルム2
4が高温とならないように冷却され、熱変形によるピン
トずれが防止される。
また、リーダモードでは、コントロールキーボード28
のボタン操作で、電子写真フィルム24を連続駒送りし
てその投影画像を短時間で連続的に見ることができる。
のボタン操作で、電子写真フィルム24を連続駒送りし
てその投影画像を短時間で連続的に見ることができる。
この場合には、電子写真フィルム24の移動時にシャッ
タ(A)は閉じとされて、残像現象によるちらつきが防
止されるようになっている。
タ(A)は閉じとされて、残像現象によるちらつきが防
止されるようになっている。
上記のようにスクリーン16に投影がなされている状M
でコントロールキーボード28のコピーボタンが押され
ると、コピーモードが選択されてコピーミラー52が移
動され、第4図に示される光学系によってスクリーン1
6に投影されていた画像がコピー用紙30に記録される
。
でコントロールキーボード28のコピーボタンが押され
ると、コピーモードが選択されてコピーミラー52が移
動され、第4図に示される光学系によってスクリーン1
6に投影されていた画像がコピー用紙30に記録される
。
(実施例の効果)
このように本実施例では、帯電・露光部64のマスク7
6の端面76Aの内側角部が切り欠かれて、マスク開口
は端面76A側が広口とされているので、マスク76と
電子写真フィルム24との接触部及びその近傍は帯電さ
れない。このため、電子写真フィルム24をマスク76
に当接させた状態のまま露光を行なっても放電による電
荷転移の発生を完全に防止することができ、焦点距離精
度も容易に確保することができる。
6の端面76Aの内側角部が切り欠かれて、マスク開口
は端面76A側が広口とされているので、マスク76と
電子写真フィルム24との接触部及びその近傍は帯電さ
れない。このため、電子写真フィルム24をマスク76
に当接させた状態のまま露光を行なっても放電による電
荷転移の発生を完全に防止することができ、焦点距離精
度も容易に確保することができる。
なお、上記実施例ではマスク76に斜面状に切欠部を形
成したが、第18図に示されるように、マスク76の端
面76Aの内側面を階段状とする等の他の形状として端
面76A側の開口を広口としても良い。
成したが、第18図に示されるように、マスク76の端
面76Aの内側面を階段状とする等の他の形状として端
面76A側の開口を広口としても良い。
本出願人の実験によれば、電子写真フィルム24の帯電
領域端部における帯電電位の均一性を確保した上で、電
子写真フィルム24のマスク76との接触部を帯電させ
ないためには、以下の条件を満たすことが好ましいこと
が判明した。
領域端部における帯電電位の均一性を確保した上で、電
子写真フィルム24のマスク76との接触部を帯電させ
ないためには、以下の条件を満たすことが好ましいこと
が判明した。
即ち、第1に、第17図(C)及び第18図に符号Sで
示される最も狭幅となっているコロナ放電発生手段側の
開口位置から、同図に符号Tで示されるマスクの表面の
開口位置までの開口深さく同図に符号Uで示される。)
が0.5fi以下であること。第2に、第17図(C)
及び第18図に前記符号S、Tで示される両開口位置の
開口長さの差(同図に符号■で示される。)が0.21
■以上であること。第3に、第17図(C)及び第18
図に前記符号Uで示される距離が前記符号Vで示される
距離と等しいか又はより小であることである。
示される最も狭幅となっているコロナ放電発生手段側の
開口位置から、同図に符号Tで示されるマスクの表面の
開口位置までの開口深さく同図に符号Uで示される。)
が0.5fi以下であること。第2に、第17図(C)
及び第18図に前記符号S、Tで示される両開口位置の
開口長さの差(同図に符号■で示される。)が0.21
■以上であること。第3に、第17図(C)及び第18
図に前記符号Uで示される距離が前記符号Vで示される
距離と等しいか又はより小であることである。
以上の3つの条件を満たして、マスクの表面側を広口と
した形状であれば、第17図及び第18図に示される形
状以外のものであっても、これらと略同等の良好な結果
を得ることができる。
した形状であれば、第17図及び第18図に示される形
状以外のものであっても、これらと略同等の良好な結果
を得ることができる。
用プロセスヘッドでは、帯電部のマスクの開口はマスク
表面側がコロナ放電発生手段側よりも広口とされていて
、マスクの開口内に位置する電子写真フィルムの外周部
にコロナ放電の効力が及ばない範囲が形成され、電子写
真フィルムはマスク開口端部との接触部が帯電されない
ので、電子写真フィルムに放電による黒斑点状の汚れを
発生させることがない効果を有する。
表面側がコロナ放電発生手段側よりも広口とされていて
、マスクの開口内に位置する電子写真フィルムの外周部
にコロナ放電の効力が及ばない範囲が形成され、電子写
真フィルムはマスク開口端部との接触部が帯電されない
ので、電子写真フィルムに放電による黒斑点状の汚れを
発生させることがない効果を有する。
第1図は電子写真装置の実施例を示す外観斜視図、第2
図は電子写真装置の撮影光学系を示す斜視概念図、第3
図は同じく投影光学系を示す斜視概念図、第4図は同じ
く複写光学系を示す斜視概念図、第5図は第1図の電子
写真装置に配設された本発明実施例に係るプロセスヘッ
ドの分解斜視図、第6図は同じく正面図、第7図は第6
図の■−■線矢視図、第8図は第6図の■−■綿矢視図
、第9図は第6図のIX−IX線矢視図、第10図は第
6図のX−X線矢視図、第11図はプロセスヘッド現像
部と他の機器との関係を示す説明図、第12図は第6図
のxn−xU線矢視図、第13図は第6図のxm−xm
線矢視図、第14図はプロセスヘッドと押え板との位置
関係を示す概略側面図、第15図はプロセスヘッドに配
設されるフィルム押え機構を示す斜視図、第15A図は
第15図の一部部品を反対側から見た斜視図、第16図
は電子写真装置のカメラモードにおけるタイムチャート
を示す図表、第17図(A)は帯電・露光部のマスクの
拡大正面図、第17図(B)は第17図(A) のXV
IIB−XVIIBI矢視断面図、第17図(C)は第
17図(B) のXVIC部の拡大詳細図、第18図は
第17図(C)に対応して帯電・露光部のマスク開口形
状の他の例を示す断面図である。 10・・・電子写真装置本体、 12・・・複写装置、 24・・・電子写真フィルム、 44・・・主レンズ、 54・・・プロセスヘッド、 62・・・鏡筒、 64・・・帯電・露光部、 66・・・現像部、 68・・・乾燥部、 70・・・定着部、 72・・・帯電・露光室、 76・・・マスク、 76A・・・端面、 78・・・コロナユニット、 80・・・近接電極、 82・・・マスク電極、 84・・・コロナワイヤ、 198・・・押え板。
図は電子写真装置の撮影光学系を示す斜視概念図、第3
図は同じく投影光学系を示す斜視概念図、第4図は同じ
く複写光学系を示す斜視概念図、第5図は第1図の電子
写真装置に配設された本発明実施例に係るプロセスヘッ
ドの分解斜視図、第6図は同じく正面図、第7図は第6
図の■−■線矢視図、第8図は第6図の■−■綿矢視図
、第9図は第6図のIX−IX線矢視図、第10図は第
6図のX−X線矢視図、第11図はプロセスヘッド現像
部と他の機器との関係を示す説明図、第12図は第6図
のxn−xU線矢視図、第13図は第6図のxm−xm
線矢視図、第14図はプロセスヘッドと押え板との位置
関係を示す概略側面図、第15図はプロセスヘッドに配
設されるフィルム押え機構を示す斜視図、第15A図は
第15図の一部部品を反対側から見た斜視図、第16図
は電子写真装置のカメラモードにおけるタイムチャート
を示す図表、第17図(A)は帯電・露光部のマスクの
拡大正面図、第17図(B)は第17図(A) のXV
IIB−XVIIBI矢視断面図、第17図(C)は第
17図(B) のXVIC部の拡大詳細図、第18図は
第17図(C)に対応して帯電・露光部のマスク開口形
状の他の例を示す断面図である。 10・・・電子写真装置本体、 12・・・複写装置、 24・・・電子写真フィルム、 44・・・主レンズ、 54・・・プロセスヘッド、 62・・・鏡筒、 64・・・帯電・露光部、 66・・・現像部、 68・・・乾燥部、 70・・・定着部、 72・・・帯電・露光室、 76・・・マスク、 76A・・・端面、 78・・・コロナユニット、 80・・・近接電極、 82・・・マスク電極、 84・・・コロナワイヤ、 198・・・押え板。
Claims (4)
- (1)絶縁体で構成され内側に電子写真フィルムへの帯
電領域を限定する開口が形成されて表面に電子写真フィ
ルムが当接されるマスクと、前記開口を臨んで配設され
て該開口に位置される電子写真フィルムを帯電させるコ
ロナ放電発生手段とを備えた電子写真装置用プロセスヘ
ッドにおいて、前記マスクの開口はマスク表面側がコロ
ナ放電発生手段側よりも広口とされていることを特徴と
する電子写真装置用プロセスヘッド。 - (2)マスクの開口は、最も狭口となっているコロナ放
電発生手段側の開口位置(S)から表面の開口位置(T
)までの開口深さ(U)が、最も狭口となっているコロ
ナ放電発生手段側の開口位置(S)と表面の開口位置(
T)との間の開口長さの差(V)と等しいか又はより小
である特許請求の範囲(1)記載の電子写真装置用プロ
セスヘッド。 - (3)マスクの開口は、最も狭口となっているコロナ放
電発生手段側の開口位置(S)から表面の開口位置(T
)までの開口深さ(U)が0.5mm以下で、かつ、最
も狭口となっているコロナ放電発生手段側の開口位置(
S)と表面の開口位置(T)との間の開口長さの差(V
)が0.2mm以上である特許請求の範囲(1)記載の
電子写真装置用プロセスヘッド。 - (4)コロナ放電発生手段により電子写真フィルムが帯
電される際、コロナ放電発生手段と電子写真フィルムが
相対的に静止している特許請求の範囲(1)記載の電子
写真装置用プロセスヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60153621A JPS6214663A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 電子写真装置用プロセスヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60153621A JPS6214663A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 電子写真装置用プロセスヘツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6214663A true JPS6214663A (ja) | 1987-01-23 |
JPH0528832B2 JPH0528832B2 (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=15566491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60153621A Granted JPS6214663A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 電子写真装置用プロセスヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6214663A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51134134A (en) * | 1975-04-23 | 1976-11-20 | Dick Co Ab | Electrophotographic film device |
JPS59216163A (ja) * | 1983-05-24 | 1984-12-06 | Fuji Photo Film Co Ltd | 電子写真装置の帯電露光部 |
-
1985
- 1985-07-12 JP JP60153621A patent/JPS6214663A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51134134A (en) * | 1975-04-23 | 1976-11-20 | Dick Co Ab | Electrophotographic film device |
JPS59216163A (ja) * | 1983-05-24 | 1984-12-06 | Fuji Photo Film Co Ltd | 電子写真装置の帯電露光部 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0528832B2 (ja) | 1993-04-27 |
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