JP2950925B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2950925B2
JP2950925B2 JP2175524A JP17552490A JP2950925B2 JP 2950925 B2 JP2950925 B2 JP 2950925B2 JP 2175524 A JP2175524 A JP 2175524A JP 17552490 A JP17552490 A JP 17552490A JP 2950925 B2 JP2950925 B2 JP 2950925B2
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浩三 松山
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、電子写真装置等画像形成装置において、特
に電源オン時のオペレータによる操作性の向上に関す
る。
(従来の技術) 被写機等画像形成装置にあっては、一般に、紙詰まり
除去時、あるいはトナー回収バッグ交換時、その他メン
テナンス等の際にフロントカバーを開けると、電源が必
ず一旦オフ状態とされ、メンテナンス終了後フロントカ
バーを閉じると再度電源がオンされる様に設定されてい
る。これは、フロントカバーを開けた場合、オペレータ
が触れると危険な箇所を保護部材でカバーするか、そう
でない場合には、必ず電源をオフしなければならないと
いう安全規格により義務付けられていることによる。
このため危険箇所を保護部材でカバーする装置も開発
されているがこの様な装置にあっては、部品の増加によ
りコストアップを生じると共に装置の軽量化も妨げられ
るという欠点が有る事から、カバーを設けずにフロント
カバー解放時には電源をオフするという装置が一般に多
用されている。
しかしながらこの様な装置にあっては、通常、メイン
スイッチの電源オン時あるいはフロントカバーの電源オ
ン時のいずれにあっても、一旦電源をオフすると、次に
電源をオンした場合に、画像形成装置は倍率100%、コ
ピー枚数1枚というように、全て共通に定められた初期
状態に戻される様になっている。
このため、紙詰まり除去時等にあっては、フロントカ
バーを閉じて電源をオンした後に、オペレータは操作パ
ネルにより紙詰まり前に一旦設定したのと同じ画像形成
条件を再度設定しなければならず、しかも近年機能の増
加により、画像形成条件設定の為の操作が複雑化されて
いる事から、再設定を繰返すのが面倒であり、操作性が
著しく低下されるという問題を生じていた。
一方、拡大コピーあるいは縮小コピー、更には写真等
の特殊原稿を専用にコピーするという様に、専用に使用
する装置にあっては、常に同じ条件で使用するにも拘わ
らず、毎朝のメインスイッチによる電源オンの度に、オ
ペレータが操作パネルにより画像形成条件を再設定しな
ければならず操作性が劣るという問題を有していた。
(発明が解決しようとする課題) 従来、画像形成装置は、電源のオンによりその画像形
成条件は全て共通に定められた初期状態となる様に設定
される事から、電源オンの度に操作が繁雑な画像形成条
件を再設定しなければならない場合をしばしば生じ、操
作性が著しく低下するという問題があった。
そこで本発明は上記課題を除去するもので、電源オン
時に、画像形成装置を電源オフ直前の画像形成条件の状
態とする事により、画像形成条件の再設定を不要とす
る、操作性の高い画像形成装置を提供する事を目的とす
る。
更に、電源オン時に、画像形成装置を必要に応じて標
準の画像形成条件あるいは電源オフ直前の画像形成条件
のいずれかに選択的に設定する事により、使用目的に応
じて、操作性の向上を図る事が出来る画像形成装置を提
供する事を目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 像担持体に画像を形成する画像形成手段と、この画像
形成手段において実行される画像形成の条件を設定する
設定手段と、この設定手段にて設定される前記画像形成
手段の画像形成条件のうち、標準の画像形成条件を記憶
する第1の記憶手段と、前記画像形成手段に供給する電
源を一時的に遮断する第1のスイッチと、前記画像形成
手段に供給する電源を遮断する第2のスイッチと、前記
第1のスイッチもしくは前記第2のスイッチが動作され
たとき、その時点において前記設定手段により設定され
ていた画像形成条件を記憶する第2の記憶手段と、前記
第1のスイッチが動作された後に前記画像形成手段への
電源の供給が再開されたとき前記第2の記憶手段に記憶
されていた前記設定された画像形成条件を読み出して前
記画像形成手段に設定し、前記第2のスイッチが動作さ
れた後に前記画像形成手段への電源の供給が再開された
とき前記第1の記憶手段に記憶されていた前記標準の画
像形成条件を読み出して前記画像形成手段に設定する第
1のモードと、前記第1のスイッチもしくは前記第2の
スイッチが動作された後に前記画像形成手段への電源の
供給が再開されたとき前記第2の記憶手段に記憶されて
いた前記設定された画像形成条件を読み出して前記画像
形成手段に設定する第2のモードとを選択的に設定する
選択手段と、前記第1のスイッチにより前記第2の記憶
手段に記憶されていた前記設定された画像形成条件を読
み出し、前記画像形成手段が画像形成可能となった段階
で、ユーザによる条件設定無しに画像形成動作を開始す
るよう制御する制御手段と、を設けるものである。
(作用) 本発明は上記手段により、電源のオンと同時に、画像
形成手段を、電源オフ直前の画像形成条件の状態に自動
的に設定したり、あるいは必要に応じて標準の画像形成
条件か電源オフ直前の画像形成条件のいずれかの状態に
選択的に設定出来、低コスト化、軽量化を妨げられる事
なく、電源オン時の操作性の向上を図るものである。
(実施例) 以下本発明の一実施例を第1図乃至第7図を参照しな
がら説明する。第1図は画像形成装置全体を示し、図中
1は帯電、露光、現像、転写、清掃、定着等からなり、
画像形成手段の一部である画像形成部2を内蔵する本体
装置である。この本体装置1の周囲には画像形成手段の
一部を構成する付加装置である自動原稿送り装置3、自
動両面装置4、大容量フィーダ87等が設けられている。
次に本体装置1について述べる。本体装置1内のほぼ
中央部にはドラム状の感光体10が設けられ、この感光体
10の周囲には、その回転方向に沿って順次、帯電装置1
1、露光装置12の露光部12a、現像装置13、転写剥離チャ
ージャ14、クリーニング装置16、除電装置17が設けられ
画像形成手段2の一部を構成している。更に本体装置1
の右側には、用紙Pを収容する第1のカセット18a及び
第2のカセット18b並びに手差し給紙台18cが設けられて
いる。又、本体装置1内には、各カセット18a、18b、あ
るいは手差し給紙台18cからピックアップローラ20a,20
b,20cにより取出された用紙Pを、感光体10を経て本体
装置1の左側に設けられる排紙トレイ21に導く搬送路22
が形成されている。
又、搬送路22の感光体10より上流側には第1及び第2
の分離ローラ23a,23b、レジストローラ24が配置され、
下流側には搬送ベルト26、定着装置27、排紙ローラ28側
あるいは自動両面装置4側のいずれかに用紙Pを導くゲ
ート29が配置されている。一方本体装置1の上方には原
稿載置台30が設けられ、更に、本体装置1上面には、本
体装置1、自動原稿送り装置3、自動両面装置4、大容
量フィーダ87等を操作するための操作パネル6が設けら
れている。
操作パネル6上には、コピー開始動作を実行するコピ
ーボタン7a,本体装置1、自動原稿送り装置3等に各装
置の動作を実行するテンキー7b,用紙選択キー7c,露光々
量調整キー7d,倍率キー7e,電源120オン時に標準の画像
形成条件を指定する標準モードとするか、電源オフ時の
画像形成条件を指定する記憶モードとするかを選択する
モード選択キー7f等の操作キー7や、表示パネル8a,メ
ッセージパネル8b等の表示部8等が設けられている。そ
してコピー時この操作パネル6上で設定された画像形成
条件は、後述する記憶手段である不揮発性メモリ101に
記憶される様になっている。
尚、露光装置12の、露光ランプ201と第1のミラー202
は、第1の光学キャリッジ(図示せず)に搭載され、第
2のミラー204と第3のミラー206は第2の光学キャリッ
ジ(図示せず)に搭載され、走査される様になってい
る。
又、自動両面装置4は、用紙Pを中間集積部81に導く
ガイド部82、中間集積部81より用紙Pを取り出すピック
アップローラ83、用紙Pを本体装置1のレジストローラ
24に搬送する搬送ローラ86を有している。
更に87は、自動両面装置4の側面に位置し、ピックア
ップローラ87aによりエレベータトレイ87C上の用紙を取
り出し、第3の分離ローラ87bによりレジストローラ24
方向に用紙を供給する付加装置である大容量フィーダで
ある。
そして本体装置1は、その側面に電源120をオン/オ
フする第2のスイッチであるメインスイッチ102を有し
ている。更に、88a,88bは、本体装置1及び自動両面装
置4の前面を共通に被覆する左右フロントカバーであ
り、その開閉時、突起89a,89bにより第1のスイッチで
あり本体装置1内に設けられる左右のドアスイッチ90a,
90bをスイッチングし、電源120をオン/オフする様に成
っている。
次に自動原稿送り装置3について述べる。自動原稿送
り装置3は原稿載置台30にセットされる原稿Dを押える
プラテンシート31を備え、原稿載置台30上で開閉自在と
される原稿押えカバー32と、原稿トレイ33上にセットさ
れる原稿Dを1枚ずつ取出して原稿載置台30上の露光位
置に自動的に給紙し、次いで露光終了後、原稿押えカバ
ー32上面に排出する原稿給送機構部34とを有している。
ここで原稿給送機構部34の、原稿トレイ33の前部上方
には、原稿Dを取り出すためのピックアップローラ36が
上下動可能に設けられると共に、原稿Dの有無を検知す
る第1のスイッチ61の第1のアクチュエータ61aが、設
けられている。
又、原稿トレイ33から原稿載置台30に達する間には、
原稿ストッパ37、供給ローラ及び分離ローラからなる分
離手段38、アライニングローラ40、反転ローラ41を有す
る曲線状の第1のガイド42からなる原稿反転手段43、更
に排出ローラ44及び円弧状の第2のガイド46からなる排
出機構部47、原稿Dを原稿載置台30上の露光位置に送
り、露光後、排出機構部47方向に取出す送りローラ48が
設けられている。
又、100は、本体装置1、及び付加装置である自動原
稿送り装置3、自動両面装置4、大容量フィーダ87等画
像形成手段の制御を行う制御装置である。そして、制御
装置100には、メインスイッチ102、左右ドアスイッチ90
a,90b、を介し電源120が接続されると共に、コピーボタ
ン7a,テンキー7b,選択側が表示される様LED9a,9bを有す
るモード選択キー7f等の操作パネル6の操作キー7,用紙
搬送路22中の用紙Pの位置検知あるいは送りタイミング
等の検知、自動原稿送り装置3内での原稿Dの位置検知
あるいは原稿サイズ検知等を行ったり、現像装置13内の
トナー濃度検知、自動露光検知等を行う各種スイッチ、
センサ類102、が、入力インタフェイス回路103を介し接
続されている。更に、制御装置100には、操作キー7に
より設定される露光々量、コピー枚数、両面コピー、コ
ピー倍率、等種々の画像形成条件を電源120オフ時に記
憶する不揮発性メモリ101が接続されている。すなわち
この不揮発性メモリ101内には、記憶モードの画像形成
条件を記憶する為の露光ランプレベル設定エリア101a、
コピー枚数設定エリア101b、自動両面装置選択エリア10
1c等からなる第2の記憶手段である記憶モード設定エリ
ア101k、及びコピー枚数[1],コピー倍率[等倍],
自動露光等、標準モードの画像形成条件を記憶する第1
の記憶手段である標準モード設定エリア101m、更に記憶
モード、標準モードの切換えエリア101n等がもうけられ
ている。尚、不揮発性メモリ101は、電池等のバックア
ップ電源104により、電源120オフ後もバックアップされ
ている。
又108は、電源120オン時、制御装置100を起動する
為、制御装置100にリセット信号を贈るリセット回路で
ある。
一方、制御装置100は、出力インタフェース回路106を
介し、本体装置1の画像形成部2の感光体10や、現像装
置13等の本体駆動部2a,表示パネル8a等の操作パネル6
の表示部8、自動原稿送り装置3、自動両面装置4等の
付加装置の付加装置駆動部107等に接続され、その制御
をおこなっている。
次に作用について第6図(イ),(ロ)に示すフロー
チャートを参照し説明する。コピー開始にあたり、メイ
ンスイッチ102をオンし電源120を投入すると、リセット
回路108よりリセット信号が一定時間送られ制御装置100
が起動される。そしてこのリセット信号が送られる間に
ステップ148で、不揮発性メモリ101の切換えエリア101n
が標準モードであるか否かを比較し、標準モードである
場合は、ステップ150aに進み、記憶モードである場合は
ステップ150bに進む。ステップ150aでは、メッセージパ
ネル8b上に「オマチクダサイ ウォームアップ シテイ
マス」を表示し、ステップ151aに進む。ステップ151aで
は定着装置27の加熱、チャージワイヤのクリーニング、
感光体10を1回転させてのクリーニング等、待機状態ま
でのイニシャライジングを行うと共に、不揮発性メモリ
101中の標準モード設定エリア101m内に記憶されている
コピー枚数[1],コピー倍率[等倍],等の標準の画
像形成条件を呼出し、これに従いメッセージパネル8bに
コピー枚数[1],コピー倍率[100%],を表示し、
その他表示部8の自動露光を点灯しステップ152に進
む。一方ステップ150bでは、ステップ150aと同様メッセ
ージパネル8bに「オマチクダサイ ウォームアップ シ
テイマス」を表示し、ステップ151bに進む。ステップ15
1bでは、ステップ151aと同様、定着装置27の加熱、チャ
ージワイヤのクリーニング、感光体10を1回転させての
クリーニング等、待機状態までのイニシャライジングを
行うと共に、不揮発性メモリ101中の記憶モード設定エ
リア101k内に記憶されている電源120オフ直前のコピー
枚数、倍率、用紙サイズ、片面コピーか両面コピーかの
選択等の画像形成条件を呼出し、これに従いメッセージ
パネル8bにコピー枚数、コピー倍率を表示し、その他の
表示部8の用紙サイズを点灯表示したり、露光々量を点
灯表示したりし、更に、露光ランプ201への印加電圧を
調整したり、露光装置12の光学キャリッジ(図示せず)
を所定の倍率の位置に走査する等画像形成部2のイニシ
ャライジングをし、ステップ152に進む。ステップ152で
は、表示パネル6bに「コピーデキマス」を表示し、オペ
レータに待機状態である旨を知らせる。次いでコピーを
開始するが、必要とするコピー条件が既に設定されてい
る画像形成条件と異なる場合には、オペレータは、ステ
ップ153で改めて操作キー7により必要条件を入力し、
画像形成条件を設定し直し、自動原稿送り装置3を使用
する場合には原稿Dを原稿トレイ33に載置し、ステップ
154に進む。ステップ154ではコピーボタン7aをオンしコ
ピーを開始しステップ155に進む。
ステップ155では、自動原稿送り装置3に於いて、ピ
ックアップローラ36により原稿Dを取り出し、ステップ
156に進む。ステップ156では、原稿Dを分離手段38で分
離した後、アライニングローラ24により送りローラ48に
伝達し、原稿載置台30上の露光位置にセットしステップ
157に進む。ステップ157では、装置本体1においてコピ
ー操作を行う事となる。即ち、本体装置1にあっては、
感光体10はその回転に従い、帯電装置11により一様に帯
電され、露光部12aにおいて、設定された倍率位置に走
査セットされる露光装置12により、原稿D画像に対応す
る静電潜像を形成される。次いで感光体10は、その回転
に従い、現像装置13に於いて現像され顕像化され、転写
剥離チャージャ14に達する。一方これと同期して、ステ
ップ151aあるいはステップ151b,で設定され、更にステ
ップ153で、設定し直されたいずれかのカセット18a,18b
あるいは大容量フィーダ87から用紙Pが給紙され、この
用紙Pが分離ローラ23a、23b、87b及び、レジストロー
ラ24を介して感光体10上の静電潜像と先端が揃うタイミ
ングで転写剥離チャージャ14に送り込まれる。そして感
光体10上のトナー像を転写され、感光体10より剥離され
た用紙Pは、定着装置27側に搬送され定着された後、排
紙ローラ28により排紙トレイ21上に排紙される。
一方、転写終了後、感光体10は、クリーニング装置16
により残留トナーを除去され、除電装置17により除電さ
れて、次のコピー可能状態とされ、ステップ158に進
む。ステップ158では、必要なコピー枚数を終了したか
否かを比較し、否である場合は、ステップ157に戻り、
終了した場合はステップ160に進む。ステップ160では送
りローラ48を駆動し、原稿Dを原稿載置台30上により排
出機構部47に搬送し、排出ローラ44により原稿押えカバ
ー32上面に排出すると共に、2枚目の原稿Dが有る場合
は、ピックアップローラ36により2枚目の原稿Dを取出
し、ステップ161に進む。ステップ161ではステップ156
による原稿Dの露光位置へのセット後に、第1のスイッ
チ61からの信号がオンかオフかを比較する。信号がオフ
であるばあいはステップ162に進み、オンである場合は
ステップ163に進む。ステップ162では、本体装置1およ
び自動原稿送り装置3における全ての駆動手段をオフ
し、コピー操作を全て終了する。
ステップ163では、図示しないスイッチが、ステップ1
60で取り出した後続の原稿Dが、アライニングローラを
通過した旨を検知すると、ステップ156に戻る。そして
この後、原稿トレイ33上の原稿Dが全て無くなる迄ステ
ップ156から、ステップ163を繰返すこととなる。そし
て、最終原稿Dの供給時、原稿トレイ33上に原稿Dが無
くなり、ステップ156終了後に第1のスイッチ61がその
旨を検知すると、ステップ162に進み全てコピー操作を
終了する。尚、電源120オン後は、任意のタイミングで
モード選択キー7により記憶モードを選択しておく。
次にステップ157のコピー操作中において、搬送路22
中で用紙Pが紙詰まりを生じたり、クリーニング装置16
のトナー回収バッグ(図示せず)が満杯になったり、そ
の他装置の異常によるサービスマンコールが発生した場
合等について第7図のフローチャートを参照しながら説
明する。
前述のコピー操作中に、紙詰まり等を生じると、ステ
ップ170において表示パネル8aにその旨が表示されると
共に、本体装置1及び自動原稿送り装置3の駆動手段が
オフされる。これによりオペレータは、ステップ171で
フロントカバー88a,88bを開け、ステップ172に進む。
尚、この時、モード選択キー7fは、記憶モードにセット
されている。そしてステップ172ではドアスイッチ90a,9
0bのオフにより電源120がオフされる。一方、ドアスイ
ッチ90a,90bのオフ動作開始から、電源120が完全にオフ
となる迄の間に、不揮発性メモリ101の記憶モード設定
エリア101kには、電源120オフ直前におけるコピー操作
のコピー倍率、コピー枚数、光量レベル、用紙サイズ等
の画像形成条件が、新たに書き込まれる。そしてこの
後、不揮発性メモリ101は、バックアップ電源104にバッ
クアップされ、その記憶内容を保持する。
次にステップ173で、オペレータは表示パネル8aの指
示に従い、紙詰まりの除去、トナー回収バッグ(図示せ
ず)の交換,あるいは異常箇所の修理等を行い、ステッ
プ174に進む。ステップ174では、フロントカバー88a,88
bを閉じて、ステップ176に進む。ステップ176ではドア
スイッチ90a,90bのオンにより電源120がオンされ、ステ
ップ177に進む。ステップ177ではメインスイッチ102の
オンの時のステップ148からステップ150b,151bを経てス
テップ152迄と同様にして、イニシャライジングされ
る。そして、画像形成条件についてもモード選択キーf
により記憶モードが設定されている事から、電源120の
オンと同時に不揮発性メモリ101内の記憶モード設定エ
リア101kに記憶されたコピー倍率、コピー枚数、露光々
量等の画像形成条件が呼び出され、制御装置100はこの
画像形成条件に従い本体装置1の画像形成部2や、自動
原稿送り装置3、自動両面装置4等の付加装置等の画像
形成手段のイニシャライジングを行う。これにより本体
装置1の画像形成条件は紙詰まり等の異常を生じる前の
状態に復帰される。この後、コピーボタン7aをオンし、
ステップ154以降のコピー操作を再開する事となる。
尚、画像形成条件で両面コピーモードが設定された場
合は、原稿送り装置3内にあっては先ず原稿面を反転さ
せ第2面のコピーを行い、この第2面のコピー終了後再
度原稿面を反転させた後第1面のコピーを行う。一方、
本体装置1にあっては第2面のコピー終了後、用紙Pを
自動両面装置4により反転し、搬送ローラ86によりレジ
ストローラ24に供給し、裏側に第1面のコピーを行えば
良くその他は、片面コピーの操作と同様である。
尚、両面コピー中、自動両面装置4内で紙詰まりを生
じた場合にも、本体装置1内での紙詰まりと同様にし
て、前述のステップ170以降の手順により紙詰まりを除
去し、コピーを継続する事となる。
そして、全てのコピーを終了すると、次の電源オン時
に標準モードとするか、記憶モードとするかに応じて、
モード選択キー7fをセットし、メインスイッチ102のオ
フにより電源120をオフする。そして本体装置1、自動
原稿送り装置3、自動両面装置4の全ての装置を停止す
る。但し、メインスイッチ102のオフ動作から、電源120
が完全にオフとなる迄の間に、記憶モード設定エリア10
1kには、メインスイッチ102オフによる電源120オフ直前
の画像形成条件が新たに記憶され、バックアップ電源10
4によりこの記憶を保持した状態で全ての操作を終了す
る事となる。
このように構成すれば、メインスイッチ102あるいは
ドアスイッチ90a,90bのオフにより、電源120オフ直前の
画像形成条件が、記憶モード設定エリア101kに記憶さ
れ、次にメインスイッチ102あるいはドアスイッチ90a,9
0bをオンすると、本体装置1の画像形成部2や、自動原
稿送り装置3等付加装置は、必要に応じて標準モード、
記憶モードのいずれかの画像形成条件に従って、イニシ
ャライジングされる。従って、記憶モードによりイニシ
ャライジングするようにモード選択キーfを設定してお
けば、例えばドアスイッチ90a,90bを一旦オフした後オ
ンしても、本体装置1あるいは付加装置は、制御装置10
0により各スイッチ102、90a、90bのオフ直前の画像形成
条件と同じに自動的に再設定される。従って、特に紙詰
まりや、トナー回収バッグ交換等異常発生時にコピーを
中断しても、コピー再開時、一々操作キー7によりオペ
レータが画像形成条件を再設定する手間を省略出来、従
来に比し操作性を著しく向上出来る。
しかも、モード選択キー7fにより、電源120オン時、
必要に応じて標準モードあるいは、記憶モードのいずれ
かを容易に選択出来、例えば毎朝のメインスイッチによ
る電源120オン時にあっては標準モードとし、中断され
たコピーの再開時にあっては記憶モードとするというよ
うにすれば電源120オン時のより一層の操作性向上が可
能とされる。
更に、従来はコピー中断後の画像形成条件の操作パネ
ル上からの再設定操作を省略しようとすると、フロント
カバー88a、88bを開けてもオペレータが、電源120ある
いは、帯電装置11や転写剥離チャージャ14等に触れる事
がない様、安全規格上これらの部分をカバーで被覆しな
ければならず、コストアップに繋がると共に軽量化の妨
げとなっていたが、実施例によれば、コストアップを生
じる事なく、操作性の軽減を容易に図る事が可能とな
る。
尚本発明は、上記実施例に限定されず種々設計変更可
能であり、例えば、画像形成条件を入力する操作パネル
の構造等任意であるし、又画像形成手段も本体装置とし
てカラーコピーを行う様複数の現像装置を備えた装置を
使用したり、付加装置としてソータを使用するようなも
のであっても良い。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、電源オフ時、
不揮発性メモリに電源オフ直前の画像形成条件を記憶さ
せ、次いで電源をオンすると、画像形成手段は、電源オ
フ直前の画像形成条件と同じあるいは標準の画像形成条
件に選択的に再設定されるので、装置の異常等により中
断後コピーを再開する場合にあっては、電源オフ直前の
画像形成条件に再設定される様に選択しておけば、画像
形成条件をオペレータが、入力手段によりマニュアルで
再設定する必要が無く、コピー再開時の操作性が著しく
向上される。しかも標準の画像形成条件とするか、電源
オフ直前の画像形成条件とするかを選択出来るので、必
要に応じてより一層の操作性向上が可能となる。
又常時特殊な条件でコピーを行う様な専用の装置にあ
っても、メインスイッチによる電源オン時、電源オフ直
前の画像形成条件となる様設定しておけば、メインスイ
ッチをオンする際に、オペレータが毎回同じ操作を繰り
返して画像形成条件を設定する必要が無く、操作性向上
が図られる。
更に、操作性を軽減するにも拘らず、安全性を確保す
る為の電源部分等の被覆カバーを設ける必要が無く、従
来に比しコストダウン及び装置の軽量化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本発明の一実施例を示し、第1図は
画像形成装置全体の概略説明図、第2図は画像形成装置
のフロントカバーを開けた時の一部省略斜視図、第3図
は操作パネルの平面図、第4図は不揮発性メモリの説明
図、第5図は制御装置の概略ブロック図、第6図
(イ),(ロ)は片面コピーの動作を示すフローチャー
ト、第7図は異常発生時の作動を示すフローチャートで
ある。 1……装置本体、2……画像形成手段、 3……自動原稿送り装置、4……自動両面装置、 6……操作パネル、7……操作キー、 8……表示部、 90a,90b……ドアスイッチ、 100……制御装置、 101……不揮発性メモリ、 102……メインメモリ、120……電源、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−217263(JP,A) 特開 昭62−240977(JP,A) 特開 昭58−193553(JP,A) 特開 平4−3269(JP,A) 特開 平2−103569(JP,A) 特開 平2−250067(JP,A) 特開 平4−53977(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 21/00 370 - 540

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体に画像を形成する画像形成手段
    と、 この画像形成手段において実行される画像形成の条件を
    設定する設定手段と、 この設定手段にて設定される前記画像形成手段の画像形
    成条件のうち、標準の画像形成条件を記憶する第1の記
    憶手段と、 前記画像形成手段に供給する電源を一時的に遮断する第
    1のスイッチと、 前記画像形成手段に供給する電源を遮断する第2のスイ
    ッチと、 前記第1のスイッチもしくは前記第2のスイッチが動作
    されたとき、その時点において前記設定手段により設定
    されていた画像形成条件を記憶する第2の記憶手段と、 前記第1のスイッチが動作された後に前記画像形成手段
    への電源の供給が再開されたとき前記第2の記憶手段に
    記憶されていた前記設定された画像形成条件を読み出し
    て前記画像形成手段に設定し、前記第2のスイッチが動
    作された後に前記画像形成手段への電源の供給が再開さ
    れたとき前記第1の記憶手段に記憶されていた前記標準
    の画像形成条件を読み出して前記画像形成手段に設定す
    る第1のモードと、 前記第1のスイッチもしくは前記第2のスイッチが動作
    された後に前記画像形成手段への電源の供給が再開され
    たとき前記第2の記憶手段に記憶されていた前記設定さ
    れた画像形成条件を読み出して前記画像形成手段に設定
    する第2のモードとを選択的に設定する選択手段と、 前記第1のスイッチにより前記第2の記憶手段に記憶さ
    れていた前記設定された画像形成条件を読み出し、前記
    画像形成手段が画像形成可能となった段階で、ユーザに
    よる条件設定無しに画像形成動作を開始するよう制御す
    る制御手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
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