JP2950677B2 - 鉛又は有機錫化合物を含む安定化されたハロゲン化ポリマー組成物 - Google Patents
鉛又は有機錫化合物を含む安定化されたハロゲン化ポリマー組成物Info
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Description
【0001】本発明は、ハロゲン化されたポリマー及び
より特定には、塩素化されたポリマーに基づく新規の安
定化された組成物に関する。
より特定には、塩素化されたポリマーに基づく新規の安
定化された組成物に関する。
【0002】塩素化されたポリマー及び特にポリ塩化ビ
ニル(PVC)は、加熱により処理される場合、脱塩酸
化し、塩酸を開放する傾向があり;これは、前記ポリマ
ーの色彩の原因であるポリエン二重結合の形成をもたら
す。
ニル(PVC)は、加熱により処理される場合、脱塩酸
化し、塩酸を開放する傾向があり;これは、前記ポリマ
ーの色彩の原因であるポリエン二重結合の形成をもたら
す。
【0003】多くの添加剤は、一方では、塩酸の形成を
制限し、又はそれを固定し、そして他方、ポリエン二重
結合の生成反応を遅めることが知られている。
制限し、又はそれを固定し、そして他方、ポリエン二重
結合の生成反応を遅めることが知られている。
【0004】F.Chevassus(1957-Amphora出版)による
“ポリ塩化ビニルの安定化”の研究が言及されている。
これまで知られており、そしてひじょうに広く使用され
る化合物の中には、鉛化合物及び有機第二錫化合物が言
及される。
“ポリ塩化ビニルの安定化”の研究が言及されている。
これまで知られており、そしてひじょうに広く使用され
る化合物の中には、鉛化合物及び有機第二錫化合物が言
及される。
【0005】それらの毒性のために、鉛化合物は、塩素
化されたポリマーの非消化性用途、特にたとえば種々の
形材、たとえばパイプ、建築産業のための形材のための
配合物又は電線の保護のための配合物に制限される。有
機第二錫化合物は、消化性又は非消化性であるので、塩
素化されたポリマーの主要用途に用いられる。塩素化さ
れたポリマー及びより特定には、ほとんどの場合、PV
Cの許容できる安定化は、補足的及び時々、相剰的態様
で作用する多くの安定剤の使用を必要とする。
化されたポリマーの非消化性用途、特にたとえば種々の
形材、たとえばパイプ、建築産業のための形材のための
配合物又は電線の保護のための配合物に制限される。有
機第二錫化合物は、消化性又は非消化性であるので、塩
素化されたポリマーの主要用途に用いられる。塩素化さ
れたポリマー及びより特定には、ほとんどの場合、PV
Cの許容できる安定化は、補足的及び時々、相剰的態様
で作用する多くの安定剤の使用を必要とする。
【0006】本発明は、塩素化されたポリマーに基づく
安定化された組成物に関し、ここで、それらは、 a)有効量の少なくとも1種の鉛化合物又は少なくとも
1種の有機錫化合物、及び b)下記一般式(I):
安定化された組成物に関し、ここで、それらは、 a)有効量の少なくとも1種の鉛化合物又は少なくとも
1種の有機錫化合物、及び b)下記一般式(I):
【化3】 〔式中、yは0<y≦1.7であるような整数又は分数
でのモル数を表わし、xは、0<x≦0.7であるよう
な整数又は分数でのモル数を表わし、zは、3以上の又
は3に等しい整数又は分数を表わす〕により全体的に示
される、有効量の少なくとも1種の非晶性の塩基性アル
ミニウムマグネシウムカーボネートを含むことを特徴と
する。
でのモル数を表わし、xは、0<x≦0.7であるよう
な整数又は分数でのモル数を表わし、zは、3以上の又
は3に等しい整数又は分数を表わす〕により全体的に示
される、有効量の少なくとも1種の非晶性の塩基性アル
ミニウムマグネシウムカーボネートを含むことを特徴と
する。
【0007】実質的に非晶質の塩基性アルミニウムマグ
ネシウムカーボネートは、従来技術のマナセアイトに比
べて、非結晶性化合物であり、その一次元構造体の分析
は一般的に、アルミニウム担持のカーボネートの一原子
層を交互に有するブルース石タイプの一原子MgO層と
して解釈される。
ネシウムカーボネートは、従来技術のマナセアイトに比
べて、非結晶性化合物であり、その一次元構造体の分析
は一般的に、アルミニウム担持のカーボネートの一原子
層を交互に有するブルース石タイプの一原子MgO層と
して解釈される。
【0008】X回折分析によれば、本発明の塩基性アル
ミニウムマグネシウムカーボネートは、非晶質性塩基性
アルミニウムカーボネート及び又は非晶性水酸化アルミ
ニウムにより囲まれる酸化マグネシウム、水酸化マグネ
シウム又は炭酸マグネシウムから成る。非晶質又は実質
的に非晶質の化合物は本明細書に言及され、すなわち酸
化マグネシウム又は水酸化マグネシウムは結晶構造を有
するが、しかし完全な式(I)の化合物は結晶性構造を
有さない。
ミニウムマグネシウムカーボネートは、非晶質性塩基性
アルミニウムカーボネート及び又は非晶性水酸化アルミ
ニウムにより囲まれる酸化マグネシウム、水酸化マグネ
シウム又は炭酸マグネシウムから成る。非晶質又は実質
的に非晶質の化合物は本明細書に言及され、すなわち酸
化マグネシウム又は水酸化マグネシウムは結晶構造を有
するが、しかし完全な式(I)の化合物は結晶性構造を
有さない。
【0009】結果として、式(I)において、非晶質と
は、多くとも1/4、好都合には1/10、好ましくは
1/20、最っとも好ましくは1/100のアルミニウ
ムが非−非晶質形(すなわち結晶形)で存在し、好まし
くはマグネシウム担持種は結晶性であることを意味す
る。
は、多くとも1/4、好都合には1/10、好ましくは
1/20、最っとも好ましくは1/100のアルミニウ
ムが非−非晶質形(すなわち結晶形)で存在し、好まし
くはマグネシウム担持種は結晶性であることを意味す
る。
【0010】本発明によれば、アルミニウム種の結晶性
になることを妨げるためには、以下に示すアルミニウム
マグネシウムカーボネートの同時沈澱物を形成する際
に、この同時沈澱物にポリオール、好ましくは6個の炭
素原子のポリオール、最っとも好ましくは糖を添加する
ことが好都合である。糖の中で好ましいものは、ソルビ
トールの種類である。ポリオールの重量による濃度は、
式(I)の非晶質塩基性アルミニウムマグネシウムカー
ボネートの重量に対して、0.1〜20%、一般的には
少なくとも0.25%、好ましくは1〜10%の範囲で
存在する。
になることを妨げるためには、以下に示すアルミニウム
マグネシウムカーボネートの同時沈澱物を形成する際
に、この同時沈澱物にポリオール、好ましくは6個の炭
素原子のポリオール、最っとも好ましくは糖を添加する
ことが好都合である。糖の中で好ましいものは、ソルビ
トールの種類である。ポリオールの重量による濃度は、
式(I)の非晶質塩基性アルミニウムマグネシウムカー
ボネートの重量に対して、0.1〜20%、一般的には
少なくとも0.25%、好ましくは1〜10%の範囲で
存在する。
【0011】式(I)の非晶質塩基性アルミニウムマグ
ネシウムカーボネートが、マグネシウム誘導体、たとえ
ば水酸化マグネシウム又は炭酸マグネシウムによる塩基
性炭酸アルミニウム(又はアルミニウムヒドロキシ−カ
ーボネート)の必要な割合での同時沈殿により調製され
得る。
ネシウムカーボネートが、マグネシウム誘導体、たとえ
ば水酸化マグネシウム又は炭酸マグネシウムによる塩基
性炭酸アルミニウム(又はアルミニウムヒドロキシ−カ
ーボネート)の必要な割合での同時沈殿により調製され
得る。
【0012】そのようにして得られた同時沈殿物は安定
剤としてのそれらの性質のためには必要ではないが、そ
れは、式(I)の塩基性アルミニウムマグネシウムカー
ボネートの粒子のある種の被膜を形成する種々の化合物
に添加されて来た。
剤としてのそれらの性質のためには必要ではないが、そ
れは、式(I)の塩基性アルミニウムマグネシウムカー
ボネートの粒子のある種の被膜を形成する種々の化合物
に添加されて来た。
【0013】従って、たとえばステアリン酸又はその誘
導体の1つ、特に金属ステアレート又はポリオール、た
とえばソルビトールを添加することが可能である。これ
らの化合物は、塩基性アルミニウムマグネシウムカーボ
ネートの分散を改良し、又は適切な場合、前記カーボネ
ートの安定性を改良することを可能にする。塩基性アル
ミニウムマグネシウムカーボネートの乾燥は、湿分に関
して、必要とされる規格を達成するために行なわれる。
導体の1つ、特に金属ステアレート又はポリオール、た
とえばソルビトールを添加することが可能である。これ
らの化合物は、塩基性アルミニウムマグネシウムカーボ
ネートの分散を改良し、又は適切な場合、前記カーボネ
ートの安定性を改良することを可能にする。塩基性アル
ミニウムマグネシウムカーボネートの乾燥は、湿分に関
して、必要とされる規格を達成するために行なわれる。
【0014】本発明の組成物は、一般的に、塩素化され
たポリマーの重量に対して、式(I)の非晶性塩基性ア
ルミニウムマグネシウムカーボネート0.005〜5重
量%及び好ましくは0.01〜2重量%を含む。
たポリマーの重量に対して、式(I)の非晶性塩基性ア
ルミニウムマグネシウムカーボネート0.005〜5重
量%及び好ましくは0.01〜2重量%を含む。
【0015】塩素化されたポリマーは特に、ポリ塩化ビ
ニル(PVC)、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニルから
得られた塩化ビニル単位主要部と他のモノマーを含むコ
ポリマー、及び主要部が塩化ビニルから得られるポリマ
ー又はコポリマーの混合物、からなる群より選択され
る。一般的な規則として、その調製方法、すなわちバル
ク重合、懸濁重合、エマルジョン重合又はいづれかの他
のタイプの重合が何であれ、そしてその極限粘度数が何
であれ、いづれのタイプのPVCでも適切である。塩化
ビニルホモポリマーはまた、たとえば塩素化により化学
的に変性され得る。
ニル(PVC)、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニルから
得られた塩化ビニル単位主要部と他のモノマーを含むコ
ポリマー、及び主要部が塩化ビニルから得られるポリマ
ー又はコポリマーの混合物、からなる群より選択され
る。一般的な規則として、その調製方法、すなわちバル
ク重合、懸濁重合、エマルジョン重合又はいづれかの他
のタイプの重合が何であれ、そしてその極限粘度数が何
であれ、いづれのタイプのPVCでも適切である。塩化
ビニルホモポリマーはまた、たとえば塩素化により化学
的に変性され得る。
【0016】多くの塩化ビニルコポリマーはまた、熱の
効果、すなわち黄化及び劣化に対して安定化され得る。
それらは、特に、重合可能なエチレン性結合を有する他
のモノマー、たとえば酢酸ビニル又は塩化ビニリデン、
マレイン酸又はフマル酸又はそれらのエステル、オレフ
ィン、たとえばエチレン、プロピレン及びヘキセン、ア
クリル酸又はメタクリル酸エステル、スチレン及びビニ
ルエーテル、たとえばビニルドデシルエーテルと塩化ビ
ニルとの共重合により得られるコポリマーである。
効果、すなわち黄化及び劣化に対して安定化され得る。
それらは、特に、重合可能なエチレン性結合を有する他
のモノマー、たとえば酢酸ビニル又は塩化ビニリデン、
マレイン酸又はフマル酸又はそれらのエステル、オレフ
ィン、たとえばエチレン、プロピレン及びヘキセン、ア
クリル酸又はメタクリル酸エステル、スチレン及びビニ
ルエーテル、たとえばビニルドデシルエーテルと塩化ビ
ニルとの共重合により得られるコポリマーである。
【0017】これらのコポリマーは通常、塩化ビニル単
位少なくとも50重量%及び好ましくは少なくとも80
重量%を含む。本発明の組成物はまた、少量の他のポリ
マー、たとえばハロゲン化されたポリオレフィン又はア
クリロニトリル−ブタジエン−スチレンコポリマーを含
む塩素化されたポリマーに基づく混合物も含むことがで
きる。
位少なくとも50重量%及び好ましくは少なくとも80
重量%を含む。本発明の組成物はまた、少量の他のポリ
マー、たとえばハロゲン化されたポリオレフィン又はア
クリロニトリル−ブタジエン−スチレンコポリマーを含
む塩素化されたポリマーに基づく混合物も含むことがで
きる。
【0018】単独で又は他のポリマーと共に混合された
PVCは、本発明の組成物に最っとも広く使用される塩
素化されたポリマーである。鉛化合物はしばしば、無機
化合物であるが、しかしまた、有機化合物でもある。そ
れらは特に、Leonard I.Nass, Encyclopedia of PVC (1
976)299 〜303 ページに記載される。
PVCは、本発明の組成物に最っとも広く使用される塩
素化されたポリマーである。鉛化合物はしばしば、無機
化合物であるが、しかしまた、有機化合物でもある。そ
れらは特に、Leonard I.Nass, Encyclopedia of PVC (1
976)299 〜303 ページに記載される。
【0019】それらはひじょうに多様な化合物であり、
それらのうち、次の化合物が最っとも通常に使用され
る:二塩基性炭酸鉛、三塩基性硫酸鉛、四塩基性硫酸
鉛、二塩基性亜リン酸鉛、鉛オルトシリケート、塩基性
珪酸鉛、珪酸鉛及び硫酸塩の同時沈殿物、塩基性鉛クロ
ロシリケート、シリカゲル及び鉛オルトシリケートの同
時沈殿物、二塩基性フタル酸鉛、ステアリン酸鉛、二塩
基性ステアリン酸鉛、四塩基性フマル酸鉛、二塩基性マ
レイン酸鉛、鉛2−エチルヘキサノエート及びラウリン
酸鉛。
それらのうち、次の化合物が最っとも通常に使用され
る:二塩基性炭酸鉛、三塩基性硫酸鉛、四塩基性硫酸
鉛、二塩基性亜リン酸鉛、鉛オルトシリケート、塩基性
珪酸鉛、珪酸鉛及び硫酸塩の同時沈殿物、塩基性鉛クロ
ロシリケート、シリカゲル及び鉛オルトシリケートの同
時沈殿物、二塩基性フタル酸鉛、ステアリン酸鉛、二塩
基性ステアリン酸鉛、四塩基性フマル酸鉛、二塩基性マ
レイン酸鉛、鉛2−エチルヘキサノエート及びラウリン
酸鉛。
【0020】本発明の組成物中の鉛化合物の量は、一般
的に、塩素化されたポリマーの重量に対して0.005
〜5重量%及び好ましくは0.05〜2重量%である。
鉛化合物を含む本発明の組成物はまた、有機カドニウム
及びバリウム化合物を含むことができる。有機カドニウ
ム及びバリウム化合物は、特にカドニウムカルボキシレ
ート及びフェノラート及びバリウムカルボキシレート及
びフェノラートである。
的に、塩素化されたポリマーの重量に対して0.005
〜5重量%及び好ましくは0.05〜2重量%である。
鉛化合物を含む本発明の組成物はまた、有機カドニウム
及びバリウム化合物を含むことができる。有機カドニウ
ム及びバリウム化合物は、特にカドニウムカルボキシレ
ート及びフェノラート及びバリウムカルボキシレート及
びフェノラートである。
【0021】最っとも通常に使用されるものは、たとえ
ばマレイン酸、酢酸、二酢酸、プロピオン酸、ヘキサン
酸、2−エチレンヘキサン酸、デカン酸、ウンデカン
酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステア
リン酸、オレイン酸、リシノール酸、ベヘン酸(ドコサ
ン酸)、ヒドロキシステアリン酸、ヒドロキシウンデカ
ン酸、安息香酸、フェニル酢酸、パラ−tert−ブチル安
息香酸及びサリチル酸のカドニウム又はバリウム塩、及
びフェノール及び1又は複数のアルキル基により置換さ
れたフェノール、たとえばノニルフェノールからのカド
ニウム又はバリウムフェノラートである。
ばマレイン酸、酢酸、二酢酸、プロピオン酸、ヘキサン
酸、2−エチレンヘキサン酸、デカン酸、ウンデカン
酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステア
リン酸、オレイン酸、リシノール酸、ベヘン酸(ドコサ
ン酸)、ヒドロキシステアリン酸、ヒドロキシウンデカ
ン酸、安息香酸、フェニル酢酸、パラ−tert−ブチル安
息香酸及びサリチル酸のカドニウム又はバリウム塩、及
びフェノール及び1又は複数のアルキル基により置換さ
れたフェノール、たとえばノニルフェノールからのカド
ニウム又はバリウムフェノラートである。
【0022】実際の又は経済的理由のために、上記有機
バリウム化合物から選択された化合物は、好ましくはバ
リウムプロピオネート、バリウム2−エチルヘキサノエ
ート、バリウムラウレート、バリウムステアレート、バ
リウムオレエート、バリウムリシノレエート、バリウム
バコサノエート、バリウムベンゾエート、バリウムパラ
−tert−ブチルベンゾエート、バリウムサリチレート、
バリウムモノ(2−エチルヘキシル)マレエート、バリ
ウムノニルフェナート、バリウムナフテネート、及び上
記有機カドニウム化合物、たとえばカドニウムプロピオ
ネート、カドニウム2−エチルヘキサノエート、カドニ
ウムラウレート、カドニウムステアレート、カドニウム
オレエート、カドニウムリシノレエート、カドニウムド
コサノエート、カドニウムベンゾエート、カドニウムパ
ラ−tert−ブチルベンゾエート、カドニウムサリチレー
ト、カドニウムモノ(2−エチルヘキシル)マレエー
ト、カドニウムナフテネート及びカドニウムノニルフェ
ナートである。
バリウム化合物から選択された化合物は、好ましくはバ
リウムプロピオネート、バリウム2−エチルヘキサノエ
ート、バリウムラウレート、バリウムステアレート、バ
リウムオレエート、バリウムリシノレエート、バリウム
バコサノエート、バリウムベンゾエート、バリウムパラ
−tert−ブチルベンゾエート、バリウムサリチレート、
バリウムモノ(2−エチルヘキシル)マレエート、バリ
ウムノニルフェナート、バリウムナフテネート、及び上
記有機カドニウム化合物、たとえばカドニウムプロピオ
ネート、カドニウム2−エチルヘキサノエート、カドニ
ウムラウレート、カドニウムステアレート、カドニウム
オレエート、カドニウムリシノレエート、カドニウムド
コサノエート、カドニウムベンゾエート、カドニウムパ
ラ−tert−ブチルベンゾエート、カドニウムサリチレー
ト、カドニウムモノ(2−エチルヘキシル)マレエー
ト、カドニウムナフテネート及びカドニウムノニルフェ
ナートである。
【0023】有機カルシウム及びマグネシウム化合物は
また、バリウム化合物と共に使用され得る。これらの化
合物は一般的に、バリウムの場合、上記塩及びフェノラ
ートから選択される。有機カドニウム化合物は、塩素化
されたポリマーの重量に対して0〜1重量%及び好まし
くは0.1〜0.6重量%の量で存在し、そしてバリウ
ム化合物は、0〜5重量%及び好ましくは0.02〜2
重量%で存在する。
また、バリウム化合物と共に使用され得る。これらの化
合物は一般的に、バリウムの場合、上記塩及びフェノラ
ートから選択される。有機カドニウム化合物は、塩素化
されたポリマーの重量に対して0〜1重量%及び好まし
くは0.1〜0.6重量%の量で存在し、そしてバリウ
ム化合物は、0〜5重量%及び好ましくは0.02〜2
重量%で存在する。
【0024】カルシウム又はマグネシウム化合物はま
た、塩素化されたポリマーの重量に対して0〜5重量%
及び好ましくは0.02〜2重量%の量で存在する。本
発明の組成物は、式(I)の塩基性アルミニウムマグネ
シウムカーボネートと一緒に有機第二錫化合物を含むこ
とができる。
た、塩素化されたポリマーの重量に対して0〜5重量%
及び好ましくは0.02〜2重量%の量で存在する。本
発明の組成物は、式(I)の塩基性アルミニウムマグネ
シウムカーボネートと一緒に有機第二錫化合物を含むこ
とができる。
【0025】これらの有機第二錫化合物は、特にGachte
r /Muller, Plastics Additives Handbook(1985)204〜
210 ページ又はLeonard I.Nass, Encyclopedia of PVC
(1976)313〜325 ページに記載される。それらは、より
特定には、ジアルキル錫カルボキシレート及びジアルキ
ル錫メルカプチドである。
r /Muller, Plastics Additives Handbook(1985)204〜
210 ページ又はLeonard I.Nass, Encyclopedia of PVC
(1976)313〜325 ページに記載される。それらは、より
特定には、ジアルキル錫カルボキシレート及びジアルキ
ル錫メルカプチドである。
【0026】これらの化合物の中で、最っとも通常に使
用されるものは次のものである:ジ−n−ブチル錫又は
ジ−n−オクチル錫誘導体、たとえばジブチル錫ジラウ
レート、ジブチル錫マレエート、ジブチル錫ラウレート
マレエート、ジブチル錫ビス(モノ−C4 −C8 −アル
キルマレエート)、ジブチル錫ビス(ラウリルメルカプ
チド)、ジブチル錫ビス−S,S′−(イソオクチルメ
ルカプトアセテート)、ジブチル錫β−メルカプトプロ
ピオネート、ポリマー性ジ−n−オクチル錫マレエー
ト、ジ−n−オクチル錫ビス−S,S′−(イソオクチ
ルメルカプトアセテート)及びジ−n−オクチル錫β−
メルカプトプロピオネート。
用されるものは次のものである:ジ−n−ブチル錫又は
ジ−n−オクチル錫誘導体、たとえばジブチル錫ジラウ
レート、ジブチル錫マレエート、ジブチル錫ラウレート
マレエート、ジブチル錫ビス(モノ−C4 −C8 −アル
キルマレエート)、ジブチル錫ビス(ラウリルメルカプ
チド)、ジブチル錫ビス−S,S′−(イソオクチルメ
ルカプトアセテート)、ジブチル錫β−メルカプトプロ
ピオネート、ポリマー性ジ−n−オクチル錫マレエー
ト、ジ−n−オクチル錫ビス−S,S′−(イソオクチ
ルメルカプトアセテート)及びジ−n−オクチル錫β−
メルカプトプロピオネート。
【0027】有機第二錫化合物は、塩素化されたポリマ
ーの重量に基づいて0.005〜5重量%及び好ましく
は0.01〜2重量%の量で存在する。有機第二錫化合
物及び塩基性アルミニウムマグネシウムカーボネートを
含む組成物はまた、エポキシ化合物も含む。
ーの重量に基づいて0.005〜5重量%及び好ましく
は0.01〜2重量%の量で存在する。有機第二錫化合
物及び塩基性アルミニウムマグネシウムカーボネートを
含む組成物はまた、エポキシ化合物も含む。
【0028】エポキシ化合物は特に、エポキシ化された
ポリグリセリド、たとえばエポキシ化された大豆油、エ
ポキシ化されたアマニ油、エポキシ化された魚油及びエ
ポキシ化されたタロールから選択され得る。エポキシ化
合物は通常、塩素化されたポリマーの重量に対して0〜
5重量%及び特に0.1〜2重量%の量で存在する。本
発明の組成物は、他の第2有機熱安定剤、たとえば特
に、γ−ヒドロキシアルキル化されたポリオルガノシロ
キサン油を含むことができる。
ポリグリセリド、たとえばエポキシ化された大豆油、エ
ポキシ化されたアマニ油、エポキシ化された魚油及びエ
ポキシ化されたタロールから選択され得る。エポキシ化
合物は通常、塩素化されたポリマーの重量に対して0〜
5重量%及び特に0.1〜2重量%の量で存在する。本
発明の組成物は、他の第2有機熱安定剤、たとえば特
に、γ−ヒドロキシアルキル化されたポリオルガノシロ
キサン油を含むことができる。
【0029】γ−ヒドロキシアルキル化されたポリオル
ガノシロキサン油は、特に、下記一般式(II):
ガノシロキサン油は、特に、下記一般式(II):
【化4】 〔式中、基Rは、同一であっても又は異なっていても良
く、メチル又はフェニル基を表わし、少なくとも60モ
ル%の基Rがメチル基であり、R′は2〜6個の炭素原
子を含む線状又は枝分れ鎖のアルキレン基であり、pは
1〜30の平均数であり、そしてqは1〜100の平均
数である〕で表わされるものである。
く、メチル又はフェニル基を表わし、少なくとも60モ
ル%の基Rがメチル基であり、R′は2〜6個の炭素原
子を含む線状又は枝分れ鎖のアルキレン基であり、pは
1〜30の平均数であり、そしてqは1〜100の平均
数である〕で表わされるものである。
【0030】Rがメチル基であり;R′がトリメチレン
又は2−メチルトリメチレン基であり;pが2〜20の
平均数であり;そしてqが2〜30の平均数である式
(II)の油が好ましい。
又は2−メチルトリメチレン基であり;pが2〜20の
平均数であり;そしてqが2〜30の平均数である式
(II)の油が好ましい。
【0031】γ−ヒドロキシアルキル化されたポリオル
ガノシロキサン油は一般的に、塩素化されたポリマーの
重量に対して、0〜5重量%及び好ましくは0.01〜
2重量%の量で存在する。
ガノシロキサン油は一般的に、塩素化されたポリマーの
重量に対して、0〜5重量%及び好ましくは0.01〜
2重量%の量で存在する。
【0032】γ−ヒドロキシアルキル化されたポリオル
ガノシロキサン油の存在は、混合された滑剤、たとえば
エステルワックスの内部滑剤、たとえば水素化されたヒ
マシ油及び外部滑剤の量の組成物における適切な減少を
可能にし、そしてポリマーの衝撃強さを改良する。
ガノシロキサン油の存在は、混合された滑剤、たとえば
エステルワックスの内部滑剤、たとえば水素化されたヒ
マシ油及び外部滑剤の量の組成物における適切な減少を
可能にし、そしてポリマーの衝撃強さを改良する。
【0033】本発明の組成物はまた、通常のアジュバン
ト、たとえば他の熱安定剤、フェノール酸化防止剤、抗
UV剤、たとえばベンゾフェノン、ベンゾトリアゾール
又はステアリン性ヒンダードアミン(通常、HALSと
に知られる)を含むことができる。
ト、たとえば他の熱安定剤、フェノール酸化防止剤、抗
UV剤、たとえばベンゾフェノン、ベンゾトリアゾール
又はステアリン性ヒンダードアミン(通常、HALSと
に知られる)を含むことができる。
【0034】本発明の組成物は硬質の配合物、すなわち
可塑剤を含まないもの又は半硬質の配合物、すなわち減
じられた可塑剤含有量のもの、たとえば建築産業種々の
部材又は電線の製造への適用のために又は消化性添加剤
のみを含む配合物の場合、ビンの製造のためのものであ
り得る。ほとんどの場合、これらの配合物は、耐衝撃性
改良剤、たとえばメタクリレート/ブタジエン/スチレ
ンのコポリマーを含む。
可塑剤を含まないもの又は半硬質の配合物、すなわち減
じられた可塑剤含有量のもの、たとえば建築産業種々の
部材又は電線の製造への適用のために又は消化性添加剤
のみを含む配合物の場合、ビンの製造のためのものであ
り得る。ほとんどの場合、これらの配合物は、耐衝撃性
改良剤、たとえばメタクリレート/ブタジエン/スチレ
ンのコポリマーを含む。
【0035】それらはまた、可塑化された配合物、たと
えば農業的使用のためのフィルムの製造のためのもので
もあり得る。使用される可塑剤は、既知の化合物、たと
えばアルキルフタレートである。ジ(2−エチルヘキシ
ル)フタレート(通常ジオクチルフタレートと呼ばれ
る)が、最っとも通常に使用される。
えば農業的使用のためのフィルムの製造のためのもので
もあり得る。使用される可塑剤は、既知の化合物、たと
えばアルキルフタレートである。ジ(2−エチルヘキシ
ル)フタレート(通常ジオクチルフタレートと呼ばれ
る)が、最っとも通常に使用される。
【0036】組成物が可塑剤を含む場合、その含有率
は、一般的に、塩素化されたポリマーの重量に対して5
〜120重量%の量で存在する。
は、一般的に、塩素化されたポリマーの重量に対して5
〜120重量%の量で存在する。
【0037】従って、鉛化合物を含む組成物において、
式(I)の塩基性アルミニウムマグネシウムカーボネー
トは、鉛化合物の量及び存在するなら、場合によっては
カドニウムの量を、ポリマーの熱安定性を低めないで減
じることを可能にし、これは、一定の毒性を示す化合物
が実質的に消化性の化合物により一部置換されるので、
陽性の特徴である。
式(I)の塩基性アルミニウムマグネシウムカーボネー
トは、鉛化合物の量及び存在するなら、場合によっては
カドニウムの量を、ポリマーの熱安定性を低めないで減
じることを可能にし、これは、一定の毒性を示す化合物
が実質的に消化性の化合物により一部置換されるので、
陽性の特徴である。
【0038】有機第二錫化合物を含む組成物において、
式(I)の塩基性アルミニウムマグネシウムカーボネー
トの存在は、適切な場合、一般的に液体化合物であるエ
ポキシ化合物の量の低下を可能にする。液体化合物の一
部の置換は、硬質の組成物から製造される形成品の硬度
及びVicat度(耐衝撃性強度のインデックス)の改
良を可能にする。
式(I)の塩基性アルミニウムマグネシウムカーボネー
トの存在は、適切な場合、一般的に液体化合物であるエ
ポキシ化合物の量の低下を可能にする。液体化合物の一
部の置換は、硬質の組成物から製造される形成品の硬度
及びVicat度(耐衝撃性強度のインデックス)の改
良を可能にする。
【0039】種々の安定剤又はアジュバントの導入は通
常、塩素化されたポリマーに基づいて粉末形で行なわれ
る。もちろん、それらが塩素化されたポリマー中に導入
される前、本発明の組成物中の複数の成分化合物の混合
物を調製することが可能である。
常、塩素化されたポリマーに基づいて粉末形で行なわれ
る。もちろん、それらが塩素化されたポリマー中に導入
される前、本発明の組成物中の複数の成分化合物の混合
物を調製することが可能である。
【0040】ポリマー中に種々の安定剤又はアジュバン
トを導入するための通常の方法のいづれかが使用され得
る。たとえば、ポリマー組成物の均質化は、PVCの場
合、組成物が流体になるような温度、通常150℃〜2
00℃の温度で及び数分〜数10分の十分な時間、ニー
ダー又はロールミル上で行なわれ得る。
トを導入するための通常の方法のいづれかが使用され得
る。たとえば、ポリマー組成物の均質化は、PVCの場
合、組成物が流体になるような温度、通常150℃〜2
00℃の温度で及び数分〜数10分の十分な時間、ニー
ダー又はロールミル上で行なわれ得る。
【0041】塩素化されたポリマー及びより特定にはP
VC組成物は、通常使用されるいづれかの技法、たとえ
ば押出し、射出成形、吹込成形、カレンダリング又は回
転成形により処理され得る。次の例は、本発明を例示す
るものである。
VC組成物は、通常使用されるいづれかの技法、たとえ
ば押出し、射出成形、吹込成形、カレンダリング又は回
転成形により処理され得る。次の例は、本発明を例示す
るものである。
【0042】
【実施例】例 1 塩基性アルミニウムマグネシウムカーボネートの調製。
水酸化マグネシウム608gを含む水性ゲルを、200
回転/分で攪拌しながら、5000cm3 のビーカー中に
導入する。次に、アルミニウムヒドロキシカーボネート
2915gを含む水性ゲルを、5分間にわたって添加す
る。その混合物を、室温で約30分間、攪拌し続ける。
水酸化マグネシウム608gを含む水性ゲルを、200
回転/分で攪拌しながら、5000cm3 のビーカー中に
導入する。次に、アルミニウムヒドロキシカーボネート
2915gを含む水性ゲルを、5分間にわたって添加す
る。その混合物を、室温で約30分間、攪拌し続ける。
【0043】乾燥を、70℃で2時間、オーブン中で行
なう。 式(I)〔x=0.37,y=0.84,z=6.5
4〕の白色粉末を得る。 この化合物の粒子の平均粒度は3ミクロンである。サン
プルをx回折により試験する。回折スペクトルは、水酸
化マグネシウムに対応する十分に結晶化され且つ比較的
強度の相を示す。水酸化アルミニウム及び/又はカーボ
ネートに対応する回折ピークは見られず:非晶性質の化
合物である。
なう。 式(I)〔x=0.37,y=0.84,z=6.5
4〕の白色粉末を得る。 この化合物の粒子の平均粒度は3ミクロンである。サン
プルをx回折により試験する。回折スペクトルは、水酸
化マグネシウムに対応する十分に結晶化され且つ比較的
強度の相を示す。水酸化アルミニウム及び/又はカーボ
ネートに対応する回折ピークは見られず:非晶性質の化
合物である。
【0044】例 2 塩基性アルミニウムマグネシウムカーボネートの調製。
水性炭酸マグネシウムゲル(6%重量/重量の水酸化マ
グネシウムとして表わされる濃度を有する)1080g
を、攪拌機を備えた5lの反応器中に充填する。水性水
酸化アルミニウムゲル(9%重量/重量のAl2 O3 と
して表わされる濃度を有する)2520gを、ゆっくり
攪拌しながら添加する。攪拌を、高速度で10分間行な
う。噴霧乾燥を行なう(出口温度:100℃)。
水性炭酸マグネシウムゲル(6%重量/重量の水酸化マ
グネシウムとして表わされる濃度を有する)1080g
を、攪拌機を備えた5lの反応器中に充填する。水性水
酸化アルミニウムゲル(9%重量/重量のAl2 O3 と
して表わされる濃度を有する)2520gを、ゆっくり
攪拌しながら添加する。攪拌を、高速度で10分間行な
う。噴霧乾燥を行なう(出口温度:100℃)。
【0045】式(I)の塩基性アルミニウムマグネシウ
ムカーボネートは、次の特性を示す: −x=0.65(CO2 /Al2 O3 のモル比) −y=0.47(MgO/Al2 O3 のモル比) −z=5.18(H2 O/Al2 O3 のモル比)
ムカーボネートは、次の特性を示す: −x=0.65(CO2 /Al2 O3 のモル比) −y=0.47(MgO/Al2 O3 のモル比) −z=5.18(H2 O/Al2 O3 のモル比)
【0046】サンプルをx回折により試験する。回折ス
ペクトルはMgCO3 ・3H2 Oに対応する低い強度の
相を示す。酸化アルミニウム及び/又はカーボネートに
対応する回折ピークは観察されない:水晶質性質の化合
物。
ペクトルはMgCO3 ・3H2 Oに対応する低い強度の
相を示す。酸化アルミニウム及び/又はカーボネートに
対応する回折ピークは観察されない:水晶質性質の化合
物。
【0047】例3及び4 種々の次の成分の3種の配合物を、室温での高速ミキサ
ーによる均質化により調製する: −60のk値を示す、懸濁重合により調製されたPVC :100g −耐衝撃性改良剤 (メタクリレート/ブタジエン/スチレンのコポリマー):7g −TiO2 :4g −CaCO3 :4g −溶剤ワックスE及びワックスOP (長い脂肪酸鎖を含むアルキルエステルワックス) :1g −ステアリン酸鉛 :表1を参照のこ と −亜リン酸鉛 :表1を参照のこ と −例1で調製され、そして3μmの平均粒度を有する式 (I)の塩基性AlMgカーボネート :表1を参照のこ と
ーによる均質化により調製する: −60のk値を示す、懸濁重合により調製されたPVC :100g −耐衝撃性改良剤 (メタクリレート/ブタジエン/スチレンのコポリマー):7g −TiO2 :4g −CaCO3 :4g −溶剤ワックスE及びワックスOP (長い脂肪酸鎖を含むアルキルエステルワックス) :1g −ステアリン酸鉛 :表1を参照のこ と −亜リン酸鉛 :表1を参照のこ と −例1で調製され、そして3μmの平均粒度を有する式 (I)の塩基性AlMgカーボネート :表1を参照のこ と
【0048】良好な均質化のために必要とされる時間
は、約10分である。このようにして得られた均質混合
物を、ポリマー及び添加剤を混練するために、逆転翼が
回転する加熱された容器から成るPlastograph(Brabende
r の商標)中に導入する。
は、約10分である。このようにして得られた均質混合
物を、ポリマー及び添加剤を混練するために、逆転翼が
回転する加熱された容器から成るPlastograph(Brabende
r の商標)中に導入する。
【0049】その容器は32gの組成物を含み;温度を
180℃に維持し、そして翼の回転速度は60回転/分
である。サンプルを、これらの条件下で5分、10分及
び15分間の混練の後、採取し、そしてその取られたサ
ンプルの色を、Minoltaの比色計により測定し、
そしてASTM標準D1925−70に従って、黄化イ
ンデックスとして表わす(このインデックスの値が高く
なるほど、サンプルはより着色される)。
180℃に維持し、そして翼の回転速度は60回転/分
である。サンプルを、これらの条件下で5分、10分及
び15分間の混練の後、採取し、そしてその取られたサ
ンプルの色を、Minoltaの比色計により測定し、
そしてASTM標準D1925−70に従って、黄化イ
ンデックスとして表わす(このインデックスの値が高く
なるほど、サンプルはより着色される)。
【0050】個々の配合物のために測定された黄化イン
デックス及びそれらの配合物が180℃での処理の後、
黒くなる、分での時間の長さ(長期安定性)が下記表1
に示される。
デックス及びそれらの配合物が180℃での処理の後、
黒くなる、分での時間の長さ(長期安定性)が下記表1
に示される。
【0051】
【表1】
【0052】式(I)の塩基性アルミニウムマグネシウ
ムカーボネートの存在は、鉛化合物の量の低下を可能に
し、そして色の進行を遅め、そして組成物の長期安定性
を維持し又は高める。
ムカーボネートの存在は、鉛化合物の量の低下を可能に
し、そして色の進行を遅め、そして組成物の長期安定性
を維持し又は高める。
【0053】例 5 次の成分を含む2種の配合物を、例3及び4に記載され
る操作方法に従って調製する: −60のk値の、懸濁重合により調製されたPVC :100g −耐衝撃性改良剤 :7g −TiO2 :4g −CaCO3 :4g −溶剤ワックスE及びワックスOP :1g −ステアリン酸カルシウム :0.4g −カドニウムラウレート/バリウムラウレート (重量比 2/1) :表2を参照のこ と −亜リン酸鉛 :表2を参照のこ と −例1で調製された式(I)の塩基性AlMg カーボネート :表2を参照のこ と この方法は例3及び4における通りである。個々の配合
物に対して測定された黄化インデックスが下記表2に示
される。
る操作方法に従って調製する: −60のk値の、懸濁重合により調製されたPVC :100g −耐衝撃性改良剤 :7g −TiO2 :4g −CaCO3 :4g −溶剤ワックスE及びワックスOP :1g −ステアリン酸カルシウム :0.4g −カドニウムラウレート/バリウムラウレート (重量比 2/1) :表2を参照のこ と −亜リン酸鉛 :表2を参照のこ と −例1で調製された式(I)の塩基性AlMg カーボネート :表2を参照のこ と この方法は例3及び4における通りである。個々の配合
物に対して測定された黄化インデックスが下記表2に示
される。
【0054】
【表2】
【0055】
【0056】
【0057】
【0058】
【0059】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08K 5/57 C08K 5/57 (72)発明者 ピエール ペナ ポルタ フランス国,13320 ブー ベル エー ル,ラ グランド ビニュ 7アー (72)発明者 フランソワ プーナ フランス国,75016 パリ,リュ ドゥ ラヌラグ 33 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08L 27/04 C08K 3/00 C08K 3/26 C08K 5/09 C08K 5/57
Claims (14)
- 【請求項1】 塩素化されたポリマーに基づく安定化さ
れた組成物であって: a)有効量の少なくとも1種の鉛化合物又は少なくとも
1種の有機錫化合物、及び b)下記一般式(I): 【化1】 〔式中、yは0<y≦1.7であるような整数又は分数
でのモル数を表わし、xは、0<x≦0.7であるよう
な整数又は分数でのモル数を表わし、zは、3以上の又
は3に等しい整数又は分数を表わす〕により全体的に示
される、有効量の少なくとも1種の非晶性の塩基性アル
ミニウムマグネシウムカーボネートを含むことを特徴と
する組成物。 - 【請求項2】 塩素化されたポリマーが、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニルから得られた塩化
ビニル単位主要部と他のモノマーを含むコポリマー、及
び主要部が塩化ビニルから得られるポリマー又はコポリ
マーの混合物、からなる群より選択されることを特徴と
する請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 塩素化されたポリマーの重量に対して、
式(I)の非晶性塩基性アルミニウムマグネシウムカー
ボネート0.005〜5重量%を含むことを特徴とする
請求項1又は2のいづれか1項記載の組成物。 - 【請求項4】 前記鉛化合物が、二塩基性炭酸鉛、三塩
基性硫酸鉛、四塩基性硫酸鉛、二塩基性亜リン酸鉛、鉛
オルトシリケート、塩基性珪酸鉛、珪酸鉛及び硫酸塩の
同時沈殿物、塩基性鉛クロロシリケート、シリカゲル及
び鉛オルトシリケートの同時沈殿物、二塩基性フタル酸
鉛、ステアリン酸鉛、二塩基性ステアリン酸鉛、四塩基
性フマル酸鉛、二塩基性マレイン酸鉛、鉛2−エチルヘ
キサノエート及びラウリン酸鉛から選択された無機又は
有機化合物であることを特徴とする請求項1〜3のいづ
れか1項記載の組成物。 - 【請求項5】 前記鉛化合物の量が、塩素化されたポリ
マーの重量に対して0.005〜5重量%の量で存在す
ることを特徴とする請求項1〜4のいづれか1項記載の
組成物。 - 【請求項6】 有機カドニウム及びバリウム化合物を含
むことを特徴とする請求項1〜5のいづれか1項記載の
組成物。 - 【請求項7】 前記有機カドニウム及びバリウム化合物
がカドニウムカルボキシレート又はフェノラート及びバ
リウムカルボキシレート又はフェノラートであることを
特徴とする請求項6記載の組成物。 - 【請求項8】 前記有機カドニウム化合物が、塩素化さ
れたポリマーの重量に対して0〜1重量%で存在し、そ
して前記バリウム化合物が0〜5重量%で存在すること
を特徴とする請求項1〜7のいづれか1項記載の組成
物。 - 【請求項9】 前記有機第二錫化合物がジアルキル錫カ
ルボキシレート及びジアルキル錫メルカプチドから選択
されることを特徴とする請求項1〜3のいづれか1項記
載の組成物。 - 【請求項10】 前記有機第二錫化合物が、ジ−n−ブ
チル錫又はジ−n−オクチル錫誘導体から選択されるこ
とを特徴とする請求項9記載の組成物。 - 【請求項11】 前記有機第二錫化合物が塩素化された
ポリマーの重量に対して0.005〜5重量%の量で存
在することを特徴とする請求項1〜4、9又は10のい
づれか1項記載の組成物。 - 【請求項12】 一般式(II): 【化2】 〔式中、基Rは、同一であっても又は異なっていても良
く、メチル又はフェニル基を表わし、少なくとも60モ
ル%の基Rがメチル基であり、R′は2〜6個の炭素原
子を含む線状又は枝分れ鎖のアルキレン基であり、pは
1〜30の平均数であり、そしてqは1〜100の平均
数である〕で表わされるγ−ヒドロキシアルキル化され
たポリオルガノシロキサン油の有効量を含むことを特徴
とする請求項1〜11のいづれか1項記載の組成物。 - 【請求項13】 前記Rがメチル基であり;R′がトリ
メチレン又は2−メチルトリメチレン基であり;pが2
〜20の平均数であり;qが2〜30の平均数であるこ
とを特徴とする請求項12記載の組成物。 - 【請求項14】 前記γ−ヒドロキシアルキル化された
ポリオルガノシロキサン油が、塩素化されたポリマーの
重量に対して0〜5重量%で存在することを特徴とする
請求項12又は13記載の組成物。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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FR919104546A FR2675149B1 (fr) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | Compositions de polymere halogene stabilisees a l'aide d'un additif mineral. |
FR9104547 | 1991-04-09 | ||
FR9104546 | 1991-04-09 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05117468A JPH05117468A (ja) | 1993-05-14 |
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---|---|---|---|
JP4087031A Expired - Fee Related JP2950677B2 (ja) | 1991-04-09 | 1992-04-08 | 鉛又は有機錫化合物を含む安定化されたハロゲン化ポリマー組成物 |
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Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP0508857B1 (ja) |
JP (1) | JP2950677B2 (ja) |
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CA (1) | CA2065566C (ja) |
DE (1) | DE69220531T2 (ja) |
ES (1) | ES2106150T3 (ja) |
FR (1) | FR2675149B1 (ja) |
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DE4238567A1 (de) * | 1992-11-16 | 1994-05-19 | Henkel Kgaa | Stabilisatormischungen für Polymerisate mit Granaten |
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AU696585B2 (en) * | 1994-04-15 | 1998-09-17 | Crompton Vinyl Additives Gmbh | Stabilized halogen-containing polymers |
US5582873A (en) * | 1994-08-04 | 1996-12-10 | Carol M. Botsolas | Acid scavenger stabilized halogen containing organic polymers and method for processing |
US5739188A (en) * | 1994-10-14 | 1998-04-14 | Desai; Nirav | Thermoplastic polymer compositions with improved processability and method of processing |
DK0716123T4 (da) † | 1994-12-09 | 2002-08-19 | Crompton Vinyl Additives Gmbh | Polyvinylchlorid stabiliseret |
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DE10109366A1 (de) * | 2001-02-27 | 2002-09-12 | Baerlocher Gmbh | Stabilisatorzusammensetzung für halogenierte Polymere, deren Verwendung, und solche Zusammensetzungen enthaltende Polymere |
US20080303006A1 (en) * | 2007-06-08 | 2008-12-11 | Frank Huijs | Flame retardant thermoplastic resinous compostion |
DK2331625T3 (da) | 2008-09-05 | 2012-04-02 | Thor Gmbh | Flammebeskyttelsespræparat indeholdende et phosphonsyrederivat |
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WO2020041181A1 (en) | 2018-08-22 | 2020-02-27 | Basf Se | Stabilized rotomolded polyolefin |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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