JP2950580B2 - 異硬度クッション体およびその製造方法 - Google Patents

異硬度クッション体およびその製造方法

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JP2950580B2 JP2134728A JP13472890A JP2950580B2 JP 2950580 B2 JP2950580 B2 JP 2950580B2 JP 2134728 A JP2134728 A JP 2134728A JP 13472890 A JP13472890 A JP 13472890A JP 2950580 B2 JP2950580 B2 JP 2950580B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、硬さが部分的に異なる異硬度クッション
体およびその製造方法に関する。
(従来技術) 前記異硬度クッション体は、自動車の座席あるいはヘ
ッドレスト等のクッション体として広く用いられてい
る。例えば自動車の座席にあっては、乗員の姿勢保持の
ために座席の両側部を硬くした異硬度クッション体が、
またヘッドレストにあっては、頭部にソフトな感触を与
えるために頭部との接触部を他部よりも柔らかくした異
硬度クッション体が用いられている。
第9図は従来における異硬度クッション体10を示すも
ので、ヘッドレスト用異硬度クッション体の断面図であ
る。その異硬度クッション体10は、所定の硬さの弾性発
泡体からなるクッション体本体12の表面所定部に、前記
弾性発泡体とは硬さの異なる弾性発泡体から形成された
異硬度部材14が接着剤等により接着一体化されたもので
ある。
またその異硬度クッション体10は、あらかじめ所定
形状に発泡成形したクッション体本体12と裁断等により
所定形状にした異硬度部材14とを接着剤で接着すること
により、あるいは裁断等により所定形状にした異硬度
部材14を成形型のキャビティ面に配置し、キャビティ残
部に液状発泡原料を注入して、異硬度部材14と接着一体
化したクッション体本体12を一体に発泡成形することに
より、または異なる液状発泡原料を混ざらないように
成形型のキャビティ内に注入し、硬さの異なるクッショ
ン体本体12と異硬度部14を同時に一体発泡成形すること
により製造される。
(発明が解決しようとする課題) しかしその異硬度クッション体は、のようにクッシ
ョン体本体と異硬度部材が接着剤で接着されたものであ
る場合、あるいはのように所定形状の異硬度部材と一
体にクッション体本体が発泡成形されたものである場
合、その接着剤あるいは液状発泡原料が異硬度部材内に
含浸、硬化して、その異硬度部材内にきわめて硬い部分
が形成されるため、使用時に違和感を与える問題があ
る。特に、異硬度部材が連通気泡構造の軟質ウレタンフ
ォームスラブを裁断したものからなる場合には、異硬度
部材の表面が気泡の開口したものになるため、前記の含
浸硬度が著しく、違和感が大になる。
さらにのようにして製造された異硬度クッション体
は、クッション体本体の一体発泡成形時にその発泡圧に
よりキャビティ内の圧力が増大して、キャビティ面の異
硬度部材が圧縮されるため、クッション体本体と異硬度
部材との境界が一体しない問題、および脱型後に異硬度
部材が復元して所期の形状から外れる問題がある。
また、のようにクッション体本体と異硬度部材が異
種の液状発泡原料から同時に発泡成形された異硬度クッ
ション体にあっては、前記と同様にクッション体本体
と異硬度部材との境界部が一定せず、品質が一定しがた
い問題である。
この発明は、前記の点に鑑み、使用時に違和感を与え
ない異硬度クッション体を提供するとともに、前記違和
感の防止のみならず品質および形状も一定にすることが
できる異硬度クッション体の製造方法を提供せんとする
ものである。
(課題を解決するための手段) この発明は、前記目的を達成するために、異硬度クッ
ション体とその製造方法を次のように構成したのであ
る。
(1)弾性発泡体からなるクッション体本体の表面の一
部に、クッション体本体とは硬さの異なる異硬度部材が
接着された異硬度クッション体において、異硬度部材
が、前記弾性発泡体とは硬さの異なる弾性発泡体と、そ
の弾性発泡体を収納するプラスチック袋とから構成され
て、そのその異硬度部材外周面を構成するプラスチック
袋には前記クッション体本体との接着面を除く他の外周
面の少なくとも一面に複数の孔が形成されてなることを
特徴とする異硬度クッション体。
(2)密封プラスチック袋内に弾性発泡体が収納された
密封異硬度部材を成形型のキャビティ面に装置し、その
密封異硬度部材の弾性発泡体とは硬さの異なる弾性発泡
体なる液状発泡原料をキャビティ残部に注入し、密封異
硬度部材と一体にクッション体本体を発泡成形した後、
密封異硬度部材表面の密封プラスチック袋に複数の孔を
明けることを特徴とする異硬度クッション体の製造方
法。
(作用) この発明の異硬度クッション体は、クッション体本体
に接着されている異硬度部材が、その接着面を除く他の
外周面の少なくとも一面に複数の孔が形成されたプラス
チック袋内に弾性発泡体が収納されたものからなる。そ
のためその異硬度クッション体は、前記プラスチック袋
の接着面を構成する無孔のプラスチックフィルムによ
り、接着剤または液状発泡原料が異硬度部材内に含浸し
て硬化するのが阻止され、従来見られた含浸硬化部によ
る違和感がなくなる。しかもその異硬度クッション体
は、異硬度部材の外周面を構成する前記プラスチック袋
が、クッション体本体との接着面を除く他の少なくとも
一面に複数の孔が形成されたものであるため、そのプラ
スチック袋内にある弾性発泡体の弾性変形が妨げられ
ず、表面感触、クッション性、エネルギー吸収生等が損
なわれることもない。
またこの発明の製造方法にあっては、キャビティ面に
装置される密封異硬度部材の外面を構成する密封プラス
チック袋が、クッション体本体の一体発泡成形終了時ま
で密封されたままであるため、密封異硬度部材内の弾性
発泡体に液状発泡原料が含浸硬化することがなく、しか
も一体発泡成形時に増大するキャビティ内圧に対して密
封異硬度部材が圧縮変形せず、密封異硬度部材を所期の
形状に保持したままクッション体を一体発泡成形するこ
とができる。したがって、形状および品質のばらつきが
ない異硬度クッション体が容易に得られる。さらに、一
体発泡成形後に密封異硬度部材表面のプラスチック袋に
孔を開けて所望の異硬度部材とするため、得られる異硬
度クッション体はその異硬度部材部分のクッション性が
妨げられることもない。
(実施例) 以下この発明の実施例について説明する。
第1図はこの発明の異硬度クッション体の一実施例を
示すもので、異硬度ヘッドレストとして用いられる異硬
度クッション体20の断面図、第2図はそのA部の拡大断
面図である。
異硬度クッション体20は、ヘッドレストの枕部分を構
成するもので、所定の硬さの弾性発泡体からなるクッシ
ョン体本体22と、そのクッション体本体22の表面の一部
に接着された異硬度部材24からなる。
クッション体本体22は、ヘッドレスト枕部の大部分を
占め、主としてヘッドレスト使用時のエネルギー吸収作
用を担うものである。そのクッション体本体22を構成す
る弾性発泡体としては、所定の硬さからなるポリウレタ
ンフォームが好適である。
なお、クッション体本体22内には補強体26と取り付け
用スティ28が一体になったインサート30が埋設されてい
る。
異硬度部材24は、ヘッドレスト枕部に頭部が接触する
際に、頭部にソフトな感触を与えるためのもので、クッ
ション体本体22の頭部接触側表面に接着されている。そ
の異硬度部材24は、前記クッション体本体22との接着面
を無孔のプラスチックフィルム32、頭部接触面となる他
面を複数の孔34aが開いたプラスチックフィルム34とす
るプラスチック袋36内に、前記クッション体本体22を構
成する弾性発泡体よりも硬さの低い(柔らかい)弾性発
泡体38が収納されたものである。プラスチック袋36を構
成するプラスチックフィルム32,34は、両者が一つの材
質または異なる材質からなるもので、塩化ビニル樹脂フ
ィルム、ポリウレタンフィルム等から適宜選択される。
また弾性発泡体38としては、軟質ポリウレタンフォーム
スラブから所定の厚みに裁断されたものが、ソフトな感
触を得られる点で好適である。頭部接触面のプラスチッ
クフィルム34に設けられる孔34aは、異硬度部材24の弾
性変形を可能にするためのもので、その弾性変形を妨げ
ないように大きさ及び数が定めあれる。したがって、そ
の孔34aが小さな孔径の場合には孔の数を多くする必要
がある。また異硬度部材24とクッション体本体22との接
着は、接着後も柔軟性を保持するポリウレタン系接着剤
により、あるいは後記するようにクッション体本体22を
形成する液体発泡原料の自己接着性により行われる。そ
の際、異硬度部材24の接着面が無孔のプラスチックフィ
ルム32からなるため、接着剤あるいは液状発泡原料がプ
ラスチック袋36内に侵入せず、内部の弾性発泡体38に含
浸硬化部が形成されることがない。
なお異硬度部材24は、周縁になる程その厚みを薄くし
て、異硬度部材24周縁部の硬さの急変を防ぐようにする
のが好ましい。
このようにしてなる異硬度クッション体20は、ファブ
リック等からなる表皮材(図示せず)が被せられて最終
製品たる異硬度ヘッドレストとされるが、頭部当接部を
構成する異硬度部材24が、他部を構成するクッション体
本体22よりも硬さの低い(柔らかい)ものからなるた
め、ヘッドレスト使用時に頭部にソフトな感触を与える
とともに、衝撃に対してはその衝撃エネルギーをクッシ
ョン体本体22が効率良く吸収する。
第3図はこの発明の他の実施例に係る異硬度クッショ
ン体40の断面図、第4図はそのB図の拡大断面図であ
る。
この異硬度クッション体40は、自動車の座席に用いら
れるもので、座席中央部を構成するクッション体本体42
の両側面に、座席両側部を構成する異硬度部材44、44が
接着された構成からなる。クッション体本体42は、所定
の硬さの弾性発泡体からなり、また異硬度部材44,44
は、クッション体本体42との接着面を無孔のプラスチッ
クフィルム46、46、他面を複数の孔48aの開いたプラス
チックフィルム48とするプラスチック袋50、50内に、前
記クッション体本体42を構成する弾性発泡体よりも硬さ
の高い(硬い)弾性発泡体51,51が収納されたものであ
る。
なお、プラスチック袋50,50の前記孔48aは、必ずしも
クッション体本体42との接着面を除く他のすべての面に
設ける必要はなく、孔48aの大きさ、数等によっては異
硬度部材44、44の一つの面、例えば上面のみに設けても
よい。
このような構成からなる異硬度クッション体40は、表
皮材(図示せず)が被せられて自動車用座席とされる
が、座席両側部が座席中央部よりも硬い異硬度部材44,4
4からなるため、着座感を損なうことなく乗員の姿勢を
保持することができる。
次に前記の構成からなる異硬度クッション体を製造す
る方法について、その実施例を説明する。
第5図はヘッドレストに用いる異硬度クッション体を
製造する際の成形型の断面図、第6図は密封異硬度部材
を成形する際の断面図、第7図は一体発泡成形品の脱型
後に密封異硬度部材表面のプラスチック袋に孔を開ける
際を示す断面図である。
まず、割型52a,52bからなる成形型52のキャビティ面5
4の所定位置に、密封異硬度部材56を配置するととも
に、キャビティ58内に補強体53および取り付け用スティ
55からなるインサート57を装置する。
密封異硬度部材56を配置する成形型のキャビティ面54
は、ヘッドレスト枕部の頭部接触部を形成する面であ
り、そのキャビティ面には密封異硬度部材56を正しく配
置するための突起60が、密封異硬度部材56の周囲を包囲
するように形成されている。勿論、両面粘着テープを前
記突起60に代えてあるいはその突起60と併用してもよ
い。
密封異硬度部材56は、密封プラスチック袋62内にポリ
ウレタンフォーム等からなる弾性発泡体64が収納された
ものである。なおその密封異硬度部材56の成形は、第6
図の断面図に示すように、ポリウレタンフォームスラブ
等から裁断等により所定厚みに成形した弾性発泡体64の
両側に、プラスチックフィルム62a,62bを配置し、押型6
6,68により熱プレスして、そのプラスチックフィルム62
a,62bの周縁を融着することにより行うのが簡単であ
る。なおその熱プレスの際、弾性発泡体64の周縁も圧縮
して、弾性発泡体64の厚みが周縁になる程薄くなるよう
にしてプラスチックフィルム62a,62bの周縁を融着する
のがよい。用いるプラスチックフィルム62a,62bは、後
記する液状発泡原料と接着性が良好なもの、例えばポリ
ウレタンフィルム、塩化ビニル樹脂フィルム等からなる
ものが好ましく、またその二つのプラスチックフィルム
62a,62bは両者を異なる材質のものとしてもよい。
次に、成形型52のキャビティ58残部に、前記密封異硬
度部材56の弾性発泡体64よりも硬いポリウレタンフォー
ム等の弾性発泡体を形成する液状発泡原料70aを注入
し、キャビティ面の密封異硬度部材56と一体にクッショ
ン体本体を発泡成形する。この時キャビティ面の密封異
硬度部材56には、液状発泡原料70aの発泡により増大し
たキャビティ内圧が加わるが、密封異硬度部材56表面の
密封プラスチック袋62が密封されたままであるため、そ
の密封異硬度部材56は圧縮変形することなくキャビティ
面54に正しく保持される。そのため、得られる一体発泡
成形品(第7図の75)は密封異硬度部材56とクッション
体本体(第7図の70)の境界部(第7図の71)が常に一
定になる。また、その密封プラスチック袋62により、液
状発泡原料70aが密封異硬度部材56の弾性発泡体64内に
含浸するのが阻止されるため、含浸硬化部が形成される
虞れがない。
その後一体発泡成形品を脱型し、第7図に示すように
表面に針72を有する押型74を、一体発泡成形品75の密封
異硬度部材56表面のプラスチックフィルム62aに押し付
けて、密封異硬度部材56表面の密封プラスチック袋62に
複数の孔を開ける。これにより第1図と同様の構成から
なる所望の異硬度クッション体が得られる。
第8図は、この発明の他の実施例に関し、自動車の座
席に用いられる異硬度クッション体を製造する際の成形
型76の断面図である。
この実施例は、密封プラスチック袋78,78内に弾性発
泡体80,80が収納された密封異硬度部材82,82を、成形型
76のキャビティ84内両側部に配置し、キャビティ84残部
に前記密封異硬度部材の弾性発泡体80,80より硬さの低
い(柔らかい)弾性発泡体を形成する液状発泡原料86a
を注入し、キャビティ面の密封異硬度部材82,82と一体
にクッション体本体を発泡成形し、その一体発泡成形品
を脱型した後に、密封異硬度部材82,82表面の密封プラ
スチック袋78,78に複数の孔を開けて、第3図に示した
異硬度クッション体40と同様の構成からなる異硬度クッ
ション体を製造するものである。
(効果) この発明の異硬度クッション体は、前記の構成からな
るため、異硬度部材内に接着剤若しくは液状発泡原料の
含浸硬化部が形成されず、使用時に違和感を与えること
がない。しかも、異硬度部材表面のプラスチックフィル
ムに複数の孔が開いているため、その異硬度部材の弾性
変形が妨げられず、異硬度部材のクッション性が損なわ
れることもない。
またこの発明の製造方法は、密封プラスチック袋内に
弾性発泡体が収納された密封異硬度部材を成形型のキャ
ビティ面に装置し、クッション体本体を密封異硬度部材
と一体に発泡成形した後に、その密封異硬度部材表面の
密封プラスチック袋に複数の孔を開ける構成からなるた
め、前記一体発泡成形時に、液状発泡原料が密封異硬度
部材内の弾性発泡体に含浸することがなく、しかも発泡
圧により密封異硬度部材が変形することもない。そのた
め、この発明の製造方法によれば、異硬度部材内に液状
発泡量の含浸硬化部が無く、しかも異硬度部材とクッシ
ョン体本体の境界部が常に一定で、異硬度部材の形状も
所期の形状からなる、品質のばらつきが少ない異硬度ク
ッション体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の異硬度クッション体の一実施例の断
面図、第2図はA部の拡大断面図、第3図はこの発明の
異硬度クッション体の他の実施例の断面図、第4図はB
部拡大断面図、第5図ないし第7図はこの発明における
異硬度クッション体の製造方法の一実施例を示すもの
で、そのうち第5図は成形型の断面図、第6図は密封異
硬度部材の成形時を示す断面図、第7図は密封異硬度部
材表面のプラスチック袋に孔を開ける際の断面図であ
り、また第8図はこの発明における異硬度クッション体
の製造方法の他の実施例を示す断面図、第9図は従来の
異硬度クッション体の断面図である。 22,42,70:クッション体本体、 24,44:異硬度部材、 32,46:無孔のプラスチックフィルム、 34,48:複数の孔が形成されたプラスチックフィルム、 34a,48a:孔、 36,50:孔の形成されたプラスチック袋、 38,51,64,80:弾性発泡体、 52,76:成形型、58,84:キャビティ、 56,82:密封異硬度部材、 62,78:密封プラスチック袋、 70a,86a:液状発泡原料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29K 105:20 B29L 31:58

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性発泡体からなるクッション体本体の表
    面の一部に、クッション体本体とは硬さの異なる異硬度
    部材が接着された異硬度クッション体において、異硬度
    部材が、前記弾性発泡体とは硬さの異なる弾性発泡体
    と、その弾性発泡体を収納するプラスチック袋とから構
    成され、その異硬度部材外周面を構成するプラスチック
    袋には前記クッション体本体との接着面を除く他の外周
    面の少なくとも一面に複数の孔が形成されてなることを
    特徴とする異硬度クッション体。
  2. 【請求項2】密封プラスチック袋内に弾性発泡体が収納
    された密封異硬度部材を成形型のキャビティ面の所定位
    置に配置し、その密封異硬度部材の弾性発泡体とは硬さ
    の異なる弾性発泡体を形成する液状発泡原料をキャビテ
    ィ残部に注入し、密封異硬度部材と一体にクッション体
    本体を発泡成形した後、密封異硬度部材表面の密封プラ
    スチック袋に複数の孔を開けることを特徴とする異硬度
    クッション体の製造方法。
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