JP2950416B1 - ベッドの床部起伏機構における駆動機構 - Google Patents

ベッドの床部起伏機構における駆動機構

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JP2950416B1 JP10217448A JP21744898A JP2950416B1 JP 2950416 B1 JP2950416 B1 JP 2950416B1 JP 10217448 A JP10217448 A JP 10217448A JP 21744898 A JP21744898 A JP 21744898A JP 2950416 B1 JP2950416 B1 JP 2950416B1
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Abstract

【要約】 【課題】 背上げに際して、背ボトム傍らで、患者の容
態を監視しながら、背上げ操作を行えるようにする。 【解決手段】 背ボトム11直下のメインフレーム12
に、背上げ駆動機構13を配置する。この背上げ駆動機
構13は、操作ハンドルと差動ギヤ機構14とを有し、
前記差動ギヤ機構14における出力変位腕15と背ボト
ム11に突設した背上げ腕16とを、連動杆17を介し
て動力的に連結する。前記差動ギヤ機構14の出力変位
腕15の一端の平歯車21と、ブラケット23側の内歯
車24とを噛み合わせた状態で、操作ハンドル27によ
って芯軸19を連動回転させる構成とし、前記平歯車2
1と内歯車24との歯数差によって所定の減速比にてハ
ンドル操作による回転量を出力変位腕15側に伝達し、
背上げ腕16を介して起伏動作させる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボトムの起伏機能を
有するベッドにおいて、特に背上げに際して、背ボトム
傍らで、患者の容態を監視しながら、背上げ操作を行え
るようにした、ベッドの床部起伏機構における駆動機構
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ベッドにおけるボトムを所望の
姿勢、高さに調節する機構としては、分割したボトム
を、平坦な状態から手動、電動等によって傾斜調節する
もの、ボトムを平坦な状態で昇降調節するものがあり、
かかる機能を備えたベッドは病院向け、在宅向けを問わ
ず、広範に出回っている。以上のような機構を備えるベ
ッドの一つとして、例えば、図10に示すベッド1で
は、操作者はベッド1のフットボード2側にいて、フッ
トボード2側に設けた操作ハンドル3を操作して背上げ
を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、前述のベ
ッド1では、フットボード2側でハンドル操作を行うた
め、フットボード側2にハンドル操作を行うためのスペ
ースが必要となる。また、患者の上半身が見にくく、調
節した角度がわかりにくい。本発明はこのような課題を
改善するために提案されたものであって、ボトムの起伏
機能を有するベッドにおいて、特に背上げに際して、背
ボトム傍らで、患者の容態を監視しながら、背上げ操作
を行えるようにした、ベッドの床部起伏機構における駆
動機構を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、ボトムの起伏機構を備えたベッドに
おいて、背に対応するボトムの側面側のフレームに、背
上げ駆動機構を配置し、この背上げ駆動機構は、操作ハ
ンドルと、差動ギヤ機構とを有して、この差動ギヤ機構
を、出力変位腕、連動杆を介して、前記背に対応するボ
トムにおける背上げ腕と連結する構成とし、前記差動ギ
ヤ機構は、フレームに回動可能に設けた連動軸と、連動
軸の端部から突出して、中心軸方向に沿う切欠円柱状の
芯軸を有し、この芯軸に、前記連動軸の端部側に当接す
るように出力変位腕を摺動可能に装着する一方、出力変
位腕に一体的に構成した平歯車を有し、この平歯車に、
前記芯軸に対して回動不能に挿通した偏心カムを摺動可
能に挿通し、フレーム側のブラケットに、前記平歯車を
噛み合わせるための内歯車を固設して、この内歯車およ
びブラケットに連結用パイプを摺動可能に嵌挿して、こ
の連結用パイプを介して前記芯軸と操作ハンドルとを連
結し、前記出力変位腕の平歯車と、ブラケット側の内歯
車とを噛み合わせた状態で、前記操作ハンドルによって
芯軸を連動回転させる構成とし、前記平歯車と内歯車と
の歯数差を僅少差として、所定の減速比にてハンドル操
作による回転量を出力変位腕側に伝達し、背上げ腕を介
して背に対応するボトムを起伏調節する構成とした。
た本発明は、ボトムの起伏機構を備えたベッドにおい
て、背に対応するボトムの側面側のフレームに、背上げ
駆動機構を配置し、この背上げ駆動機構は、操作ハンド
ルと、差動ギヤ機構とを有して、この差動ギヤ機構を、
出力変位腕、連動杆を介して、前記背に対応するボトム
における背上げ腕と連結する構成とし、前記差動ギヤ機
構は、フレームに回動可能に設けた内連動軸と、内連動
軸を収容するように内連動軸と同心的に内連動軸に比較
して径の大なる外連動軸を設け、この外連動軸の端部に
内歯車を取り付ける一方、この端部に近接した位置外周
に出力変位腕の一端を固設し、前記内連動軸の中心軸方
向に切欠円柱状の芯軸を設けて、この芯軸を前記外連動
軸の端部における内歯車の中心に摺動可能に挿通すると
共に偏心カムを回動不能に挿通し、この偏心カム外周に
摺動可能に前記内歯車と噛み合う平歯車を装着し、フレ
ーム側のブラケットに前記内連動軸の芯軸を 挿通する挿
通穴を設けて、この挿通穴周囲に前記平歯車を偏心カム
の動きを受け止める状態で遊動可能に内歯車を保持し、
前記内連動軸の芯軸をブラケットにおける挿通穴から突
出させる一方、連結用パイプを前記挿通穴に摺動可能に
装着した状態で前記芯軸と連結すると共にこの連結用パ
イプに操作ハンドルを着脱可能に連結し、前記外連動軸
の内歯車と、ブラケット側の平歯車とを噛み合わせた状
態で、前記操作ハンドルにより芯軸を連動回転させる構
成とし、前記平歯車と内歯車との歯数差を僅少差とし
て、所定の減速比にてハンドル操作による回転量を出力
変位腕側に伝達し、背上げ腕を介して背に対応するボト
ムを起伏調節する構成とした。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明について、以下のよ
うに実施の形態を挙げ、添付の図面に基づいて説明す
る。図1に背上げ機能を有するベッド10を示す。この
ベッド10には、起伏可能に設けられた背に対応する背
ボトム11直下のメインフレーム12に、背上げ駆動機
構13を配置して、ベッド側面の背ボトム11傍らにお
いて、この背上げ駆動機構13を操作して、患者の容態
を監視しつつ、起伏調節を行うようにしたものである。
前記背上げ駆動機構13は、操作ハンドル(後述)と差
動ギヤ機構14とを有し、前記差動ギヤ機構14におけ
る出力変位腕15と背ボトム11に突設した背上げ腕1
6とを、連動杆17を介して動力的に連結する構成とし
ている。
【0006】前記差動ギヤ機構14は、図2に示すよう
に、操作ハンドルを動力源とし、メインフレーム12に
回動可能に設けた連動軸18と、連動軸18の端部から
突出して、中心軸方向に沿う切欠円柱状の芯軸19を有
し、この芯軸19には、連動軸18の端部側のフランジ
20に当接するように出力変位腕15が取り付けられて
いる。また前記出力変位腕15には平歯車21が一体的
に取り付けてあり、この平歯車21に前記芯軸19を偏
心カム22を介して挿通している。すなわち、出力変位
腕15には芯軸19を挿通させるための挿通穴15a、
一方、平歯車21には、中心部に前記偏心カム22を摺
動可能に係合すべき係合穴21aが設けられている。そ
して、前記偏心カム22には、中心からずれた位置に、
前記芯軸19を貫通すべき切欠円状貫通穴22aが形成
されている(図3参照)。
【0007】一方、メインフレーム12側に固設したブ
ラケット23には、前記平歯車21を噛み合わせるため
の内歯車24が一体的に設けられている。また、前記ブ
ラケット23には、操作ハンドル(後述)を連結するた
めの連結用パイプ25を嵌挿する嵌挿穴23aを設け、
また、前記連結用パイプ25に、連動軸18の芯軸19
を、スプリングピン26によって連結している。そして
前記連結用パイプ25には、操作ハンドル27を着脱可
能に連結している。かかる構成において、前記出力変位
腕15の一端の平歯車21と、ブラケット23側の内歯
車24とを噛み合わせた状態で、前記操作ハンドル27
によって芯軸19を連動回転させる構成とし、前記平歯
車21と内歯車24との歯数差によって所定の減速比に
てハンドル操作による回転量を出力変位腕15側に伝達
し、背上げ腕16を介して起伏動作させる構成としてい
る。
【0008】さらに、前記差動ギヤ機構14において、
内歯車24と平歯車21との歯数差は、小さく設定して
あり、これによって高い減速比を得ている。例えば、内
歯車24と平歯車21の歯数がそれぞれ30、29とす
れば、減速比(速度伝達比)は、(30−29)/30
=1/30となる(図4参照)。
【0009】以上のような構成の背上げ駆動機構13に
おいて、操作者が、ベッド10の背ボトム11傍らにお
いて(図5参照)、メインフレーム12に設けた差動ギ
ヤ機構14の連結用パイプ25に、操作ハンドル27を
差し込んで連結し、操作ハンドル27を回転操作する
と、芯軸19の回転によって結合された偏心カム22お
よび連動軸18が連動回転する。前記偏心カム22は、
中心からずれた位置の貫通穴22aに挿通した芯軸19
の回転によって、平歯車21を内歯車24に押しつけな
がら揺動回転するので、、前記平歯車21は内歯車24
とのかみ合い位置を変えながら回転する。この場合、平
歯車21は、操作ハンドル27の回転と逆方向に回転す
る(図4、図6参照)。ここでは、内歯車24と平歯車
21との歯数差が1に設定されているので、操作ハンド
ル27の1回転に対して1歯移動する。例えば、内歯車
24と平歯車21の歯数がそれぞれ30、29であれ
ば、減速比(速度伝達比)が(30−29)/30=1
/30で出力変位腕15側に伝達され、連動杆17、背
上げ腕16を介して背ボトム11を起床させることがで
きる。なお、この際、操作者は、背ボトム11傍らにお
いて操作することができるので、ボトム上の患者の様子
を伺いながらボトム調節を行うことができる。
【0010】このように、本発明にかかる背上げ駆動機
構13では、背ボトム11直下のメインフレーム12に
取り付けられた、平歯車21を内歯車24に噛み合わせ
た差動ギヤ機構14によって構成しているので、機構の
占有スペースを抑えることができ、しかも、患者により
近づいたところで、背上げ操作が可能であるので、使い
勝手が大いに向上する。
【0011】本発明は、図7に示すような背上げ駆動機
構30としても実施することができる。すなわち、かか
る背上げ駆動機構30における差動ギヤ機構31では、
メインフレーム12に回動可能に設けた内連動軸32
と、内連動軸32を収容するように内連動軸32と同心
的に内連動軸32に比較して径の大なる外連動軸33を
設けている。この外連動軸33の端部には、内歯車34
を取り付ける一方、この端部に近接した位置外周に出力
変位腕35の一端を固設している。また、前記内連動軸
32は、内連動軸32に比較して細径の摺動部32aを
介して、内歯車34に形成した摺動穴34aに挿通して
いる。
【0012】前記内連動軸32の端部から突出して、中
心軸方向に沿う切欠円柱状の芯軸36には、偏心カム3
7を装着すると共に、この偏心カム37外周に摺動可能
に前記内歯車34と噛み合う平歯車38を装着するよう
にしている。一方、メインフレーム12側に取り付けた
ブラケット39に設けた摺動穴39aに、操作ハンドル
27を連結する連結用パイプ40を摺動可能に嵌挿する
ようにし、前記内連動軸32の芯軸36を連結用パイプ
40に、スプリングピン41によって連結している。ま
た前記ブラケット39の摺動穴39a周囲には、平歯車
38を偏心カム37と共に偏心動作が可能なように保持
するための遊穴39bが設けられており、前記平歯車3
8に突設したピン38aを遊動可能に挿通している。以
上のような差動ギヤ機構31においても、平歯車38と
内歯車34との歯数差によって所定の減速比にてハンド
ル操作による回転量を出力変位腕35側に伝達して、背
上げ腕16を介して起伏動作させる構成としている(図
8参照)。
【0013】かかる差動ギヤ機構31を適用した、背上
げ駆動機構30において、操作ハンドル27を回転操作
すると、芯軸36の回転によって、偏心カム37および
内連動軸32が連動回転する。この際、連結用パイプ4
0は、ブラケット39の摺動穴39aを摺動回転し、偏
心カム37は、平歯車38に対して摺動回転しながら、
平歯車38を偏心させる。さらに、内連動軸32は、摺
動部32aを介して、内歯車34の摺動穴34aを摺動
回転する。このように、偏心カム37は平歯車38を内
歯車34に押しつけながら回転するが、平歯車38に取
り付けたピン38aがブラケット39の遊穴39bに入
る構造としたので、平歯車38は偏心するだけで回転す
ることはない(図9参照)。また、以上のような差動ギ
ヤ機構31では、操作ハンドル27を回転操作すること
で、偏心カム37が偏心動作して平歯車38が揺動する
が、これによって偏心カム37の偏心動作を吸収するの
で、出力変位腕35はぶれることなく、所定の減速比で
変位していく。
【0014】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、患者の真
横に手動操作ハンドルを設けるため、患者の容態を見な
がら、床部を目標により近い角度に調節できる。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるベッドの床部起伏機構における
駆動機構の一つの実施形態を示した、概略的な側面説明
図である。
【図2】図1に示す駆動機構を構成する、差動ギヤ機構
の機構構成の一例を示した、要部断面説明図である。
【図3】図2における差動ギヤ機構の機構構成の一例を
示した要部分解斜視説明図である。
【図4】図2における差動ギヤ機構を構成する内歯車と
平歯車との噛み合い構成を示した、平面説明図である。
【図5】本発明にかかる床部起伏機構における駆動機構
を適用したベッドの背上げ操作状態を示した、外観斜視
説明図である。
【図6】本発明にかかるベッドの床部起伏機構における
駆動機構の作用を説明した、動作変遷図である。
【図7】本発明にかかるベッドの床部起伏機構における
駆動機構を構成する、差動ギヤ機構の機構構成の別例を
示した、要部断面説明図である。
【図8】図7における差動ギヤ機構の機構構成の一例を
示した要部分解斜視説明図である。
【図9】図7におけるベッドの床部起伏機構における駆
動機構の作用を説明した、動作変遷図である。
【図10】現行のベッドの背上げ操作状態を示した、外
観斜視説明図である。
【符号の説明】
10 ベッド 11 背ボトム 12 サイドフレーム 13 背上げ駆動機構 14 差動ギヤ機構 15 出力変位腕 15a 挿通穴 16 背上げ腕 17 連動杆 18 連動軸 19 芯軸 20 フランジ 21 平歯車 21a 係合穴 22 偏心カム 22a 貫通穴 23 ブラケット 23a 嵌挿穴 24 内歯車 25 連結用パイプ 26 スプリングピン 27 操作ハンドル 30 背上げ駆動機構 31 差動ギヤ機構 32 内連動軸 32a 摺動部 33 外連動軸 34 内歯車 34a 摺動穴 35 出力変位腕 36 芯軸 37 偏心カム 38 平歯車 38a ピン 39 ブラケット 39a 摺動穴 39b 遊穴 40 連結用パイプ 41 スプリングピン

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボトムの起伏機構を備えたベッドにお
    いて、背に対応するボトムの側面側のフレームに、背上
    げ駆動機構を配置し、この背上げ駆動機構は、操作ハン
    ドルと、差動ギヤ機構とを有して、この差動ギヤ機構
    を、出力変位腕、連動杆を介して、前記背に対応するボ
    トムにおける背上げ腕と連結する構成とし、前記差動ギ
    ヤ機構は、フレームに回動可能に設けた連動軸と、連動
    軸の端部から突出して、中心軸方向に沿う切欠円柱状の
    芯軸を有し、この芯軸に、前記連動軸の端部側に当接す
    るように出力変位腕を摺動可能に装着する一方、出力変
    位腕に一体的に構成した平歯車を有し、この平歯車に、
    前記芯軸に対して回動不能に挿通した偏心カムを摺動可
    能に挿通し、フレーム側のブラケットに、前記平歯車を
    噛み合わせるための内歯車を固設して、この内歯車およ
    びブラケットに連結用パイプを摺動可能に嵌挿して、こ
    の連結用パイプを介して前記芯軸と操作ハンドルとを連
    結し、前記出力変位腕の平歯車と、ブラケット側の内歯
    車とを噛み合わせた状態で、前記操作ハンドルによって
    芯軸を連動回転させる構成とし、前記平歯車と内歯車と
    の歯数差を僅少差として、所定の減速比にてハンドル操
    作による回転量を出力変位腕側に伝達し、背上げ腕を介
    して背に対応するボトムを起伏調節する構成としたこと
    を特徴とするベッドの床部起伏機構における駆動機構。
  2. 【請求項2】 ボトムの起伏機構を備えたベッドにお
    いて、背に対応するボトムの側面側のフレームに、背上
    げ駆動機構を配置し、この背上げ駆動機構は、操作ハン
    ドルと、差動ギヤ機構とを有して、この差動ギヤ機構
    を、出力変位腕、連動杆を介して、前記背に対応するボ
    トムにおける背上げ腕と連結する構成とし、前記差動ギ
    ヤ機構は、フレームに回動可能に設けた内連動軸と、内
    連動軸を収容するように内連動軸と同心的に内連動軸に
    比較して径の大なる外連動軸を設け、この外連動軸の端
    部に内歯車を取り付ける一方、この端部に近接した位置
    外周に出力変位腕の一端を固設し、前記内連動軸の中心
    軸方向に切欠円柱状の芯軸を設けて、この芯軸を前記外
    連動軸の端部における内歯車の中心に摺動可能に挿通す
    ると共に偏心カムを回動不能に挿通し、この偏心カム外
    周に摺動可能に前記内歯車と噛み合う平歯車を装着し、
    フレーム側のブラケットに前記内連動軸の芯 軸を挿通す
    る挿通穴を設けて、この挿通穴周囲に前記平歯車を偏心
    カムの動きを受け止める状態で遊動可能に内歯車を保持
    し、前記内連動軸の芯軸をブラケットにおける挿通穴か
    ら突出させる一方、連結用パイプを前記挿通穴に摺動可
    能に装着した状態で前記芯軸と連結すると共にこの連結
    用パイプに操作ハンドルを着脱可能に連結し、前記外連
    動軸の内歯車と、ブラケット側の平歯車とを噛み合わせ
    た状態で、前記操作ハンドルにより芯軸を連動回転させ
    る構成とし、前記平歯車と内歯車との歯数差を僅少差と
    して、所定の減速比にてハンドル操作による回転量を出
    力変位腕側に伝達し、背上げ腕を介して背に対応するボ
    トムを起伏調節する構成としたことを特徴とするベッド
    の床部起伏機構における駆動機構。
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