JP2950265B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2950265B2
JP2950265B2 JP8331963A JP33196396A JP2950265B2 JP 2950265 B2 JP2950265 B2 JP 2950265B2 JP 8331963 A JP8331963 A JP 8331963A JP 33196396 A JP33196396 A JP 33196396A JP 2950265 B2 JP2950265 B2 JP 2950265B2
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    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/31DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor
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    • HELECTRICITY
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    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/05Making the transistor

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置に関
し、特にキャパシタがビット線の上部に設けられた開放
ビット線方式のメモリセルを有するDRAMに関する。
【0002】
【従来の技術】1つのトランジスタと1つのキャパシタ
との2つの素子からメモリセルが構成されたDRAMは
微細加工技術,デバイス技術,回路技術等の進歩により
3年毎に4倍の記憶容量の増加(世代交代)がなされ、
メモリセルのセルサイズは前の世代に比べて約40%に
縮小されてきた。このようなセルサイズの縮小に伴なっ
てメモリセルを構成する素子の寸法も縮小する必要があ
り、トランジスタはスケーリング則に従った寸法の縮小
が行なわれてきた。しかしS/N比の確保やソフトエラ
ー耐性を保証するためにはキャパシタに蓄えられる蓄積
電荷はある一定値以上確保する必要があり、蓄積容量を
キャパシタ面積に比例して縮小することはできないとい
う問題がある。半導体基板表面へのキャパシタ投影面積
が小さくなった場合でも大きな蓄積容量を得る目的か
ら、キャパシタを構成する容量下部電極を3次元構造に
してこれらの電極の側面を利用したスタックトキャパシ
タが実現されている。当初提案されたスタックトキャパ
シタを用いたメモリセル構造は、トランジスタの上部に
キャパシタが形成され,さらにこれらのキャパシタの上
部にビット線が形成された構造であった。
【0003】この構造は、以下の2つの問題点があっ
た。第1に、蓄積容量を大きくするために容量下部電極
の高さを高くして側面の面積を広くすると、ビット線と
トランジスタのソース・ドレイン領域の一方の拡散層と
を接続するコンタクト孔(ビットコンタクト孔)の深さ
が深くなり、コンタクト孔の形成が困難になり、また、
キャパシタを覆う絶縁膜の段差が大きくなるためビット
線の形成が困難になることである。第2の問題点は、メ
モリセル内でキャパシタとして用いることのできるキャ
パシタの投影面積がビットコンタクト孔の分だけ小さく
なってしまうことである。
【0004】これらの問題点を解決する方法として、キ
ャパシタをビット線の上部に設ける(COB型と記す)
メモリセルが、1988年インターナショナル・エレク
トロン・デバイシス・ミーティング・テクニカル・ダイ
ジェスト(International−Electr
on−Devices−Meeting−Techni
cal−Digest)の第595頁−第599頁に報
告された。この報告では、半導体基板の表面に凸型の素
子領域を設け、ビットコンタクト孔を介してビット線は
この凸型の部分に形成されたソース・ドレイン領域の一
方の拡散層に接続され、容量コンタクト孔を介して素子
領域の両端の部分に形成されたソース・ドレイン領域の
他方に接続されるキャパシタはビット線の上部に形成さ
れている。この報告による構造のメモリセルでは、ビッ
ト線が接続されるソース・ドレイン領域の一方の拡散層
の接合容量が大きくなることからビット線の寄生容量が
大きくなるという問題点が生じる。
【0005】特開平3−72673号公報に記載された
メモリセルでは、局所配線を設けることにより上記ビッ
ト線の寄生容量の低減を行なっている。半導体記憶装置
の平面図および断面図である図16および図17を参照
して、この特許公開公報に記載されたメモリセルを説明
する。ここで、図16は階層化された平面図であり、図
16(a)は素子領域とワード線と局所配線との配置関
係を示し、図16(b)は局所配線とビット線との配置
関係を示し、図16(c)はビット線とキャパシタの容
量下部電極との配置関係を示している。図17(a),
(b)は、図16のAA線,BB線での断面図である。
【0006】P型シリコン基板401表面の素子分離領
域にはフィールド酸化膜402が設けられ、フィールド
酸化膜402により画定されたP型シリコン基板401
表面には矩形素子領域403aが設けられている。矩形
素子領域403aは(矩形素子領域403の)長辺方向
に沿って複数の素子領域列をなし、異なる素子領域列に
属して隣接する2つの矩形素子領域403aは矩形素子
領域403aの長辺方向になすピッチの1/2ピッチず
つずれて配置され、それぞれの矩形素子領域403aに
はそれぞれ2つのトランジスタが設けられている。それ
ぞれの矩形素子領域403aの表面上には、矩形素子領
域403aの表面に設けられたゲート酸化膜404を介
して、ゲート電極を兼たそれぞれ2つのワード線405
aが設けられている。ワード線405aは、多少の蛇行
は伴なうものの、概ねに矩形素子領域403aの長辺方
向に対して直交して配置されている。それぞれの矩形素
子領域403aには、ワード線405a,フィールド酸
化膜402に自己整合的に、1つのN型拡散層406A
と2つのN型拡散層406Bとが設けられている。
【0007】局所コンタクト孔408aを介してN型拡
散層406Bに接続される局所配線409aは、それぞ
れの矩形素子領域403aに隣接するワード線405a
の上部を通過してフィールド酸化膜402上に延在して
いる。1つの矩形素子領域403aに接続された2つの
局所配線409aは、矩形素子領域403aの長辺方向
に対して所望の角度を有してそれぞれ逆方向に延在して
いる。ビットコンタクト孔411a(内を充填するコン
タクトプラグ412)を介してN型拡散層406Aに接
続されるビット線413aは、ワード線405aおよび
局所配線409aの上部に設けられ、上記素子領域列に
沿って配置されている。例えばフィールド酸化膜402
上の部分での局所配線409aの一端に達する容量コン
タクト孔415を介して、それぞれの局所配線409a
に接続された容量下部電極417は、ワード線405a
並びにビット線413aの上部に設けられている。これ
らの容量下部電極417の表面は容量絶縁膜(図に明示
されず)に覆われ、さらに容量上部電極419により覆
われている。
【0008】局所配線を用いた別のメモリセルが、特開
平4−279055号公報に記載されている。半導体記
憶装置の平面図である図18を参照してこの特許公開公
報に記載されたメモリセルについて説明する。
【0009】半導体基板の表面に設けられた矩形素子領
域403bは(矩形素子領域403bの)長辺方向に沿
って複数の素子領域列をなし、異なる素子領域列に属し
て隣接する2つの矩形素子領域403bは矩形素子領域
403bの長辺方向になすピッチの1/2ピッチずつず
れて配置され、それぞれの矩形素子領域403bにはそ
れぞれ2つのトランジスタが設けられている。それぞれ
の矩形素子領域403bの表面上には、ゲート電極を兼
たそれぞれ2つのワード線405bが設けられている。
ワード線405bは、矩形素子領域403bの長辺方向
に対して直交して配置されている。ここでの局所配線4
09bは、上記特開平3−72673号公報に記載され
た局所配線と相違して、局所コンタクト孔408bを介
して、2つのワード線405bに挟まれて矩形素子領域
403bに形成された拡散層に接続されている。局所配
線409bは、ワード線405bに平行に、素子分離領
域上に延在している。ビットコンタクト孔411bを介
して素子分離領域上に延在している部分の局所配線40
9bに接続されるビット線413bは、上記素子領域列
に平行に配置されている。矩形素子領域403bの両端
におけるビット線413bと重ならない部分424に
は、キャパシタが接続される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】DRAMのメモリセル
のセルサイズ等は、ワード線のピッチの1/2により規
定されるF(Feature−Sizeの略)により表
現されている。上記特開平3−72673号公報,上記
特開平4−279055号公報に記載されたDRAMの
メモリセルは、それぞれ折り返しビット線方式,開放ビ
ット線方式のメモリセルである。これらの特許公開公報
では、矩形素子領域および局所配線等を採用することに
より、これらの矩形素子領域のビット線方向(矩形素子
領域の長手方向)およびワード線方向のピッチは8Fお
よび2Fとなる。このため、上記特開平3−72673
号公報に記載されたDRAMでは折り返しビット線方式
のメモリセルのセルサイズをこの方式の目標値である8
2 に縮小することができるが、上記特開平4−279
055号公報に記載されたDRAMでは開放ビット線方
式のメモリセルのセルサイズの目標値である6F2 より
2F2 大きくなっている。
【0011】折り返しビット線方式のメモリセルに対す
る開放ビット線方式のメモリセルの利点は、セルサイズ
が小さくなる点である。開放ビット線方式のメモリセル
では、2つのメモリセルが設けられる1つの素子領域の
ビット線方向のピッチが6Fになる。このメモリセルの
ワード線方向のピッチを2Fにすることができるなら
ば、このメモリセルのセルサイズを6F2 にすることが
できる。素子領域のビット線方向のピッチが6Fである
通常の開放ビット線方式のメモリセルからなるセルアレ
イでは、異なる素子領域列に属して隣接する2つの素子
領域の間のピッチずれが無く、同じ素子領域列に属して
隣接する2つの素子領域に関わる2つのワード線の間隔
が3Fとなり、これら2つのワード線に間にこれらに平
行な素子領域の空隙部が存在する。このことから、上記
特開平3−72673号公報あるいは上記特開平4−2
79055号公報に記載されたように矩形素子領域およ
び局所配線を採用したとしても、局所配線の間隔(F)
を配慮することが必要なため、T字型の素子領域による
開放ビット線方式のメモリセルと同様にワード線方向の
ピッチが(2Fではなく)3Fになり、メモリセルのセ
ルサイズは(目標値である6F2 より大幅に大きな値で
ある9F2 となる。このような理由から、従来の開放ビ
ット線方式のメモリセルを有するDRAMでは、上記特
開平3−72673号公報あるいは上記特開平4−27
9055号公報に記載された手段を採用しないでこのメ
モリセルのワード線方向のピッチを2Fに近ずける工夫
がなされているものの実現が困難である。
【0012】したがって本発明の目的は、開放ビット線
方式のメモリセルのビット線方向およびワード線方向の
ピッチを6Fおよび2Fにしてこのセルサイズを6F2
にできるDRAMを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
の第1の態様の特徴は、半導体基板の表面に設けられた
トランジスタと、トランジスタの上部に設けられたビッ
ト線と、容量下部電極,容量絶縁膜および容量上部電極
からなるビット線の上部に設けられたキャパシタとによ
りメモリセルが構成され、上記半導体基板の表面の素子
分離領域に設けられたフィールド酸化膜によって画定さ
れた矩形素子領域はそれぞれ所定の間隔を有してこの半
導体基板の表面に配置され、これらの矩形素子領域はこ
れらの矩形素子領域の長辺方向に沿って複数の素子領域
列をなし、異なる素子領域列に属して隣接する2つのこ
れらの矩形素子領域はこれらの矩形素子領域の長辺方向
になすピッチの1/3ピッチずつ順にずれて配置され、
これらの矩形素子領域にはそれぞれ2つの上記トランジ
スタが設けられ、2つの上記トランジスタは、上記矩形
素子領域の表面に設けられたゲート酸化膜を介してこれ
らの矩形素子領域の長辺方向と直交し,上記半導体基板
の表面上に設けられた平行な2つのワード線と、このフ
ィールド酸化膜および2つのこれらのワード線に挟まれ
てこれらの矩形素子領域の表面の中央に設けられた第1
の拡散層と、このフィールド酸化膜および1つのこれら
のワード線に挟まれてこれらの矩形素子領域の表面の両
端に設けられた2つの第2の拡散層とから構成され、ビ
ットコンタクト孔を介して上記第1の拡散層に接続され
る上記ビット線が上記素子領域列に沿って上記ワード線
と直交してこれらのワード線の上部に配置され、局所コ
ンタクト孔を介してそれぞれの上記矩形素子領域に設け
られた2つの上記第2の拡散層に接続する2つの局所配
線が、上記ワード線に平行に,かつそれぞれ逆向に上記
フィールド酸化膜上まで延在して配置され、上記ビット
線の間に設けられた容量コンタクト孔を介して上記フィ
ールド酸化膜上まで延在された上記局所配線の一端に接
続される上記容量下部電極が、上記ビット線の上部に形
成されることにある。好ましくは、上記容量下部電極の
上記半導体基板表面への投影面の形状が矩形をなし、こ
れらの投影面の長手方向が上記ワード線もしくは上記ビ
ット線に平行である。
【0014】本発明の半導体記憶装置の第2の態様の特
徴は、半導体基板の表面に設けられたトランジスタと、
トランジスタの上部に設けられたビット線と、容量下部
電極,容量絶縁膜および容量上部電極からなるビット線
の上部に設けられたキャパシタとによりメモリセルが構
成され、上記半導体基板の表面の素子分離領域に設けら
れたフィールド酸化膜によって画定された矩形素子領域
はそれぞれ所定の間隔を有してこの半導体基板の表面に
配置され、これらの矩形素子領域はこれらの矩形素子領
域の長辺方向に沿って複数の素子領域列をなし、異なる
素子領域列に属して隣接する2つのこれらの矩形素子領
域はこれらの矩形素子領域の長辺方向になすピッチの1
/3ピッチずつずれて配置され、これらの矩形素子領域
にはそれぞれ2つの上記トランジスタが設けられ、2つ
の上記トランジスタは、上記矩形素子領域の表面に設け
られたゲート酸化膜を介してこれらの矩形素子領域の長
辺方向と直交し,上記半導体基板の表面上に設けられた
平行な2つのワード線と、このフィールド酸化膜および
2つのこれらのワード線に挟まれてこれらの矩形素子領
域の表面の中央に設けられた第1の拡散層と、このフィ
ールド酸化膜および1つのこれらのワード線に挟まれて
これらの矩形素子領域の表面の両端に設けられた2つの
第2の拡散層とから構成され、局所コンタクト孔を介し
てそれぞれの上記矩形素子領域に設けられたこれらの第
1の拡散層に接続する局所配線が、上記ワード線に平行
な一定の方向に上記フィールド酸化膜上まで延在して配
置され、ビットコンタクト孔を介して上記フィールド酸
化膜上まで延在された上記局所配線の一端に接続される
上記ビット線が、上記ワード線の上部においてこれらの
ワード新に直交し、上記素子領域列平行に,かつ2つの
これらの素子領域列の間に沿って配置され、容量コンタ
クト孔を介して上記第2の拡散層に接続される上記容量
下部電極が、上記ビット線の上部に形成されることにあ
る。好ましくは、異なる素子領域列に属して隣接する2
つの上記矩形素子領域がこれらの矩形素子領域の長辺方
向になすピッチの1/3ピッチずつ順もしくは交互にず
れて配置されている。さらに好ましくは、上記容量下部
電極の上記半導体基板表面への投影面の形状が矩形をな
し、これらの投影面の長手方向が上記ワード線もしくは
上記ビット線に平行である。
【0015】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0016】半導体記憶装置の平面図および断面図であ
る図1および図2と回路図である図3とを参照すると、
本発明の第1の実施の形態の一実施例によるDRAMの
メモリセルは以下のようになっている。ここで、図1は
階層化された平面図であり、図1(a)は素子領域とワ
ード線と局所配線との配置関係を示し、図1(b)は局
所配線とビット線との配置関係を示し、図1(c)はビ
ット線とキャパシタの容量下部電極との配置関係を示し
ている。図2(a),(b)および(c)は、図1のA
A線,BB線およびCC線での断面図である。
【0017】P型シリコン基板101表面の素子分離領
域にはフィールド酸化膜102が設けられ、フィールド
酸化膜102により画定されたP型シリコン基板101
表面には矩形素子領域103が設けられている。矩形素
子領域103は(矩形素子領域103の)長辺方向に沿
って複数の素子領域列をなし、異なる素子領域列に属し
て隣接する2つの矩形素子領域103は(矩形素子領域
103の)長辺方向になすピッチ(6F)の1/3ピッ
チ(2F)ずつ順にずれて配置され、それぞれの矩形素
子領域103にはそれぞれ2つのトランジスタ121が
設けられている。素子領域列のピッチは2Fである。そ
れぞれの矩形素子領域103の表面上には、矩形素子領
域103の表面に設けられたゲート酸化膜104を介し
て、ゲート電極を兼たそれぞれ2つのワード線105が
設けられている。ワード線105は矩形素子領域103
の長辺方向に対して直交し,2Fのピッチを有して配置
されている。それぞれの矩形素子領域103には、ワー
ド線105,フィールド酸化膜102に自己整合的に、
1つのN型拡散層106Aと2つのN型拡散層106B
とが設けられている。トランジスタ121は、P型シリ
コン基板101,ゲート酸化膜104,ワード線10
5,N型拡散層106Aおよび106Bから構成されて
いる。
【0018】トランジスタ121を含めてフィールド酸
化膜102の表面は、層間絶縁膜107により覆われて
いる。局所コンタクト孔108は、層間絶縁膜107を
貫通してN型拡散層106Bに達している。局所コンタ
クト孔108を介してN型拡散層106Bに直接に接続
される局所配線109は、ワード線105に平行にフィ
ールド酸化膜102上に延在している。さらに1つの矩
形素子領域103に接続された2つの局所配線109の
延在方向は、逆向になっている。局所コンタクト孔10
8の上端がワード線105の上部に位置していることか
ら、局所コンタクト孔108を充填する部分を除いた部
分での局所配線109はワード線105の上部に設けら
れている。局所配線109を含めて層間絶縁膜107の
表面は、層間絶縁膜110により覆われている。ビット
コンタクト孔111は、層間絶縁膜110,107を貫
通してN型拡散層106Aに達している。ビットコンタ
クト孔111は、N型拡散層106Aに直接に接続され
るコンタクトプラグ112により充填されている。層間
絶縁膜110表面上に設けられたビット線113は、ビ
ットコンタクト孔111の上端においてコンタクトプラ
グ112に直接に接続されて、N型拡散層106Aに接
続される。これらのビット線113は、ワード線105
および局所配線109の上部に設けられ、上記素子領域
列に沿って2Fのピッチを有して配置されている。
【0019】ビット線113を含めて層間絶縁膜110
の表面は、層間絶縁膜114により覆われている。容量
コンタクト孔115は、層間絶縁膜114,110を貫
通して、フィールド酸化膜102上の部分での局所配線
109の一端に達する。容量コンタクト孔115は、局
所配線109に直接に接続されるコンタクトプラグ11
6により充填されている。層間絶縁膜114表面上に設
けられた容量下部電極117は、容量コンタクト孔11
5の上端においてコンタクトプラグ116に直接に接続
されて、それぞれの局所配線109に接続される。容量
コンタクト孔115の上端がビット線113の上部に位
置していることから、容量下部電極117はワード線1
05並びにビット線113の上部に設けられている。キ
ャパシタ122は、容量下部電極117と、容量下部電
極117の表面を覆う容量絶縁膜118と、さらに容量
絶縁膜118の表面を覆う容量上部電極119とにより
構成されている。
【0020】本第1の実施の形態の本一実施例では、異
なる素子領域列に属して隣接する2つの矩形素子領域1
03を(矩形素子領域103の)長辺方向になすピッチ
(6F)の1/3ピッチ(2F)ずつ順にずらして配置
し、さらにN型拡散層106Bに接続する局所配線10
9を設けることにより、矩形素子領域103のビット線
113方向のピッチを6Fにするのみではなく,矩形素
子領域103のワード線105方向のピッチを2Fにす
ることが可能になる。このため本第1の実施の形態の本
一実施例の採用により、COB構造で開放ビット線方式
のメモルセルのセルサイズを6F2 にすることが容易に
なる。
【0021】また、本第1の実施の形態の本一実施例で
は、トランジスタ121とキャパシタ122とからなる
メモリセルの配置は、次の2通りになる。第n番地のビ
ット線に属するメモリセルが第(3m−2)番地,第
(3m−1)番地のワード線に属し,第(n+1)番地
のビット線に属するメモリセルが第(3m−1)番地,
第3m番地のワード線に属するならば、第(n−1)番
地のビット線に属するメモリセルは第(3m−2)番
地,第3m番地のワード線に属する。あるいは、第n番
地のビット線に属するメモリセルが第(3m−2)番
地,第(3m−1)番地のワード線に属し,第(n+
1)番地のビット線に属するメモリセルが第(3m−
2)番地,第(3m−1)番地のワード線に属するなら
ば、第(n−1)番地のビット線に属するメモリセルは
第(3m−1)番地,第3m番地のワード線に属する。
【0022】半導体記憶装置の平面図および断面図であ
る図4および図5と回路図である図6とを参照すると、
本発明の第2の実施の形態の一実施例によるDRAMの
メモリセルは以下のようになっている。ここで、図4も
階層化された平面図であり、図4(a)は素子領域とワ
ード線と局所配線との配置関係を示し、図4(b)は素
子領域と局所配線とビット線との配置関係を示し、図4
(c)はビット線とキャパシタの容量下部電極との配置
関係を示している。図5(a),(b)および(c)
は、図4のAA線,BB線およびCC線での断面図であ
る。なお、本第2に実施の形態によるDRAMの回路図
である図6は上記第1の実施の形態の上記一実施例の回
路図である図3と実質的に同じになっている。
【0023】P型シリコン基板201表面の素子分離領
域にはフィールド酸化膜202が設けられ、フィールド
酸化膜202により画定されたP型シリコン基板201
表面には矩形素子領域203が設けられている。矩形素
子領域203は(矩形素子領域203の)長辺方向に沿
って複数の素子領域列をなし、異なる素子領域列に属し
て隣接する2つの矩形素子領域203は(矩形素子領域
203の)長辺方向になすピッチ(6F)の1/3ピッ
チ(2F)ずつ順にずれて配置され、それぞれの矩形素
子領域203にはそれぞれ2つのトランジスタ221が
設けられている。素子領域列のピッチは2Fである。そ
れぞれの矩形素子領域203の表面上には、矩形素子領
域203の表面に設けられたゲート酸化膜204を介し
て、ゲート電極を兼たそれぞれ2つのワード線205が
設けられている。ワード線205は矩形素子領域203
の長辺方向に対して直交し,2Fのピッチを有して配置
されている。それぞれの矩形素子領域203には、ワー
ド線205,フィールド酸化膜202に自己整合的に、
1つのN型拡散層206Aと2つのN型拡散層206B
とが設けられている。本第2の実施の形態の本一実施例
のトランジスタ221も、P型シリコン基板201,ゲ
ート酸化膜204,ワード線205,N型拡散層206
Aおよび206Bから構成されている。
【0024】トランジスタ221を含めてフィールド酸
化膜202の表面は、層間絶縁膜207により覆われて
いる。局所コンタクト孔208は、層間絶縁膜207を
貫通してN型拡散層206Aに達している。局所コンタ
クト孔208を介してN型拡散層206Aに直接に接続
される局所配線209は、ワード線205に平行,かつ
同じ向にフィールド酸化膜202上に延在している。局
所コンタクト孔208の上端もワード線205の上部に
位置していることから、局所コンタクト孔208を充填
する部分を除いた部分での局所配線209はワード線2
05の上部に設けられている。局所配線209を含めて
層間絶縁膜207の表面は、層間絶縁膜210により覆
われている。層間絶縁膜210を貫通して,フィールド
酸化膜202上の部分での局所配線209の一端に達す
るビットコンタクト孔211は、局所配線209に直接
に接続されるコンタクトプラグ212により充填されて
いる。層間絶縁膜210表面上に設けられたビット線2
13は、ビットコンタクト孔211の上端においてコン
タクトプラグ212に直接に接続されて、局所配線20
9を介してN型拡散層206Aに接続される。これらの
ビット線213は、ワード線205および局所配線20
9の上部に設けられ、上記素子領域列に沿って2Fのピ
ッチを有して配置されている。
【0025】ビット線213を含めて層間絶縁膜210
の表面は、層間絶縁膜214により覆われている。容量
コンタクト孔215は、層間絶縁膜214,210,2
07を貫通して、N型拡散層206Bに達する。容量コ
ンタクト孔215は、N型拡散層206Bに直接に接続
されるコンタクトプラグ216により充填されている。
容量下部電極217は、容量コンタクト孔215の上端
においてコンタクトプラグ216に直接に接続されて、
それぞれのN型拡散層206Bに接続される。容量コン
タクト孔215の上端がビット線213の上部に位置し
ていることから、容量下部電極217はワード線205
並びにビット線213の上部に設けられている。本第2
の実施の形態の本一実施例のキャパシタ222は、容量
下部電極217と、容量下部電極217の表面を覆う容
量絶縁膜218と、さらに容量絶縁膜218の表面を覆
う容量上部電極219とにより構成されている。
【0026】本第2の実施の形態の本一実施例における
容量下部電極217は、P型シリコン基板201表面へ
の投影面の形状が矩形をなし、これらの投影面の長手方
向がワード線205に平行に、N型拡散層206B上か
らフィールド酸化膜202上に延在しいる。さらに、1
つの矩形素子領域203に属する2つの容量下部電極2
17の延在方向は逆向であり、同じ向に延在する容量下
部電極217は矩形素子領域のずれと同期して配置され
ている。
【0027】上述したように本第2の実施の形態の一実
施例では、異なる素子領域列に属して隣接する2つの矩
形素子領域203を(矩形素子領域203の)長辺方向
になすピッチ(6F)の1/3ピッチ(2F)ずつ順に
ずらして配置し、さらにN型拡散層206Bに接続する
局所配線209を設けることにより、矩形素子領域20
3のビット線213方向のピッチを6Fにするのみなら
ず,矩形素子領域203のワード線205方向のピッチ
を2Fにすることが可能になる。このため、本第2の実
施の形態の一実施例によれば、COB構造で開放ビット
線方式のメモルセルのセルサイズを6F2 にすることが
容易になる。
【0028】また、本第2の実施の形態の本一実施例も
上記第1の実施の形態の上記一実施例と同様に、トラン
ジスタ221とキャパシタ222とからなるメモリセル
の配置は、次の2通りになる。第n番地のビット線に属
するメモリセルが第(3m−2)番地,第(3m−1)
番地のワード線に属して、第(n+1)番地のビット線
に属するメモリセルが第(3m−1)番地,第3m番地
のワード線に属するならば、第(n−1)番地のビット
線に属するメモリセルは第(3m−2)番地,第3m番
地のワード線に属する。あるいは、第n番地のビット線
に属するメモリセルが第(3m−2)番地,第(3m−
1)番地のワード線に属して、第(n+1)番地のビッ
ト線に属するメモリセルが第(3m−2)番地,第3m
番地のワード線に属するならば、第(n−1)番地のビ
ット線に属するメモリセルは第(3m−1)番地,第3
m番地のワード線に属する。
【0029】なお、上記第2の実施の形態の上記一実施
例は、異なる素子領域列に属して隣接する2つの矩形素
子領域を矩形素子領域の長辺方向になすピッチの1/3
ピッチずつ順にずらして配置したものに関するものであ
る。本第2の実施の形態はこの一実施例に限定されるも
のではなく、異なる素子領域列に属して隣接する2つの
矩形素子領域を矩形素子領域の長辺方向になすピッチの
1/3ピッチずつ交互にずらして配置したものに対して
も適用できる。
【0030】半導体記憶装置の平面図および断面図であ
る図7および図8と回路図である図9とを参照すると、
本発明の第3の実施の形態の第1の実施例によるDRA
Mのメモリセルは以下のようになっている。ここで、図
7も階層化された平面図であり、図7(a)は素子領域
とワード線と局所配線との配置関係を示し、図7(b)
は素子領域と局所配線とビット線との配置関係を示し、
図7(c)はビット線とキャパシタの容量下部電極との
配置関係を示している。図8(a),(b)および
(c)は、図7のAA線,BB線およびCC線での断面
図である。なお、本第3の実施の形態の本第1の実施例
によるDRAMの回路図である図9も上記第1の実施の
形態の上記一実施例の回路図である図3と実質的に同じ
になっている。
【0031】P型シリコン基板301a表面の素子分離
領域にはフィールド酸化膜302aが設けられ、フィー
ルド酸化膜302aにより画定されたP型シリコン基板
301a表面には矩形素子領域303aが設けられてい
る。矩形素子領域303aは(矩形素子領域303a
の)長辺方向に沿って複数の素子領域列をなし、異なる
素子領域列に属して隣接する2つの矩形素子領域303
aは(矩形素子領域303aの)長辺方向になすピッチ
(6F)の1/3ピッチ(2F)ずつ順にずれて配置さ
れ、それぞれの矩形素子領域303aにはそれぞれ2つ
のトランジスタが設けられている。素子領域列のピッチ
は2Fである。それぞれの矩形素子領域303aの表面
上には、矩形素子領域303aの表面に設けられたゲー
ト酸化膜304aを介して、ゲート電極を兼たそれぞれ
2つのワード線305aが設けられている。ワード線3
05aは矩形素子領域303aの長辺方向に対して直交
し,2Fのピッチを有して配置されている。それぞれの
矩形素子領域303aには、ワード線305a,フィー
ルド酸化膜302aに自己整合的に、1つのN型拡散層
306Aaと2つのN型拡散層306Baとが設けられ
ている。本第3の実施の形態の本第1の実施例のトラン
ジスタ321aも、P型シリコン基板301a,ゲート
酸化膜304a,ワード線305a,N型拡散層306
Aaおよび306Baから構成されている。
【0032】トランジスタ321aを含めてフィールド
酸化膜302aの表面は、層間絶縁膜307aにより覆
われている。局所コンタクト孔308aは、層間絶縁膜
302を貫通してN型拡散層306Aaに達している。
局所コンタクト孔308aを介してN型拡散層306A
aに直接に接続される局所配線309aは、ワード線3
05aに平行,かつ同じ向にフィールド酸化膜302a
上に延在している。局所コンタクト孔308aの上端も
ワード線305aの上部に位置していることから、局所
コンタクト孔308aを充填する部分を除いた部分での
局所配線309aはワード線305aの上部に設けられ
ている。局所配線309aを含めて層間絶縁膜307a
の表面は、層間絶縁膜310aにより覆われている。層
間絶縁膜310aを貫通して,フィールド酸化膜302
a上の部分での局所配線309aの一端に達するビット
コンタクト孔311aは、局所配線309aに直接に接
続されるコンタクトプラグ312aにより充填されてい
る。層間絶縁膜310a表面上に設けられたビット線3
13aは、ビットコンタクト孔311aの上端において
コンタクトプラグ312aに直接に接続されて、局所配
線309aを介してN型拡散層306Aaに接続され
る。これらのビット線313aは、ワード線305aお
よび局所配線309aの上部に設けられ、上記素子領域
列に沿って2Fのピッチを有して配置されている。
【0033】ビット線313aを含めて層間絶縁膜31
0aの表面は、層間絶縁膜314aにより覆われてい
る。容量コンタクト孔315aは、層間絶縁膜314
a,310a,307aを貫通して、N型拡散層306
Baに達する。容量コンタクト孔315aは、N型拡散
層306Baに直接に接続されるコンタクトプラグ31
6aにより充填されている。容量下部電極317aは、
容量コンタクト孔315aの上端においてコンタクトプ
ラグ316aに直接に接続されて、それぞれのN型拡散
層306Baに接続される。容量コンタクト孔315a
の上端がビット線313aの上部に位置していることか
ら、容量下部電極317aはワード線305a並びにビ
ット線313aの上部に設けられている。本第3の実施
の形態の本第1の実施例における容量下部電極317a
は、P型シリコン基板301a表面への投影面の形状が
矩形をなし、これらの投影面の長手方向がビット線31
3aに平行に、N型拡散層306Ba上から同じ矩形素
子領域303a上を直交するワード電極305a上に延
在しいる。本第3の実施の形態の本第1の実施例のキャ
パシタ322aは、容量下部電極317aと、容量下部
電極317aの表面を覆う容量絶縁膜318aと、さら
に容量絶縁膜318aの表面を覆う容量上部電極319
aとにより構成されている。
【0034】上述したように本第3の実施の形態の本第
1の実施例では、異なる素子領域列に属して隣接する2
つの矩形素子領域303aを(矩形素子領域303a
の)長辺方向になすピッチ(6F)の1/3ピッチ(2
F)ずつ順にずらして配置し、さらにN型拡散層306
Baに接続する局所配線309aを設けることにより、
矩形素子領域303aのビット線313a方向のピッチ
を6Fにするのみならず,矩形素子領域303aのワー
ド線305a方向のピッチを2Fにすることが可能にな
る。このため、本第3の実施の形態の本第1の実施例に
よれば、COB構造で開放ビット線方式のメモルセルの
セルサイズを6F2 にすることが容易になる。
【0035】また、本第3の実施の形態の本第1の実施
例も上記第1,第2の実施の形態の上記一実施例と同様
に、トランジスタ321aとキャパシタ322aとから
なるメモリセルの配置は、次の2通りになる。第n番地
のビット線に属するメモリセルが第(3m−2)番地,
第(3m−1)番地のワード線に属して、第(n+1)
番地のビット線に属するメモリセルが第(3m−1)番
地,第3m番地のワード線に属するならば、第(n−
1)番地のビット線に属するメモリセルは第(3m−
2)番地,第3m番地のワード線に属する。あるいは、
第n番地のビット線に属するメモリセルが第(3m−
2)番地,第(3m−1)番地のワード線に属して、第
(n+1)番地のビット線に属するメモリセルが第(3
m−2)番地,第3m番地のワード線に属するならば、
第(n−1)番地のビット線に属するメモリセルは第
(3m−1)番地,第3m番地のワード線に属する。
【0036】半導体記憶装置の平面図および断面図であ
る図10および図11と回路図である図12とを参照す
ると、本発明の第3の実施の形態の第2の実施例による
DRAMのメモリセルは以下のようになっている。ここ
で、図10も階層化された平面図であり、図10(a)
は素子領域とワード線と局所配線との配置関係を示し、
図10(b)は素子領域と局所配線とビット線との配置
関係を示し、図10(c)はビット線とキャパシタの容
量下部電極との配置関係を示している。図11(a),
(b)および(c)は、図10のAA線,BB線および
CC線での断面図である。
【0037】P型シリコン基板301b表面の素子分離
領域にはフィールド酸化膜302bが設けられ、フィー
ルド酸化膜302bにより画定されたP型シリコン基板
301b表面には矩形素子領域303bが設けられてい
る。矩形素子領域303bは(矩形素子領域303b
の)長辺方向に沿って複数の素子領域列をなし、異なる
素子領域列に属して隣接する2つの矩形素子領域303
bは(矩形素子領域303bの)長辺方向になすピッチ
(6F)の1/3ピッチ(2F)ずつ交互にずれて配置
され、それぞれの矩形素子領域303bにはそれぞれ2
つのトランジスタが設けられている。素子領域列のピッ
チは2Fである。それぞれの矩形素子領域303bの表
面上には、矩形素子領域303bの表面に設けられたゲ
ート酸化膜304bを介して、ゲート電極を兼たそれぞ
れ2つのワード線305bが設けられている。ワード線
305bは矩形素子領域303bの長辺方向に対して直
交し,2Fのピッチを有して配置されている。それぞれ
の矩形素子領域303bには、ワード線305b,フィ
ールド酸化膜302bに自己整合的に、1つのN型拡散
層306Abと2つのN型拡散層306Bbとが設けら
れている。本第3の実施の形態の本第2の実施例のトラ
ンジスタ321bも、P型シリコン基板301b,ゲー
ト酸化膜304b,ワード線305b,N型拡散層30
6Abおよび306Bbから構成されている。
【0038】トランジスタ321bを含めてフィールド
酸化膜302bの表面は、層間絶縁膜307bにより覆
われている。局所コンタクト孔308bは、層間絶縁膜
302を貫通してN型拡散層306Abに達している。
局所コンタクト孔308bを介してN型拡散層306A
bに直接に接続される局所配線309bは、ワード線3
05bに平行,かつ同じ向にフィールド酸化膜302b
上に延在している。局所コンタクト孔308bの上端も
ワード線305bの上部に位置していることから、局所
コンタクト孔308bを充填する部分を除いた部分での
局所配線309bはワード線305bの上部に設けられ
ている。局所配線309bを含めて層間絶縁膜307b
の表面は、層間絶縁膜310bにより覆われている。層
間絶縁膜310bを貫通して,フィールド酸化膜302
b上の部分での局所配線309bの一端に達するビット
コンタクト孔311bは、局所配線309bに直接に接
続されるコンタクトプラグ312bにより充填されてい
る。層間絶縁膜310b表面上に設けられたビット線3
13bは、ビットコンタクト孔311bの上端において
コンタクトプラグ312bに直接に接続されて、局所配
線309bを介してN型拡散層306Abに接続され
る。これらのビット線313bは、ワード線305bお
よび局所配線309bの上部に設けられ、上記素子領域
列に沿って2Fのピッチを有して配置されている。
【0039】ビット線313bを含めて層間絶縁膜31
0bの表面は、層間絶縁膜314bにより覆われてい
る。容量コンタクト孔315bは、層間絶縁膜314
b,310b,307bを貫通して、N型拡散層306
Bbに達する。容量コンタクト孔315bは、N型拡散
層306Bbに直接に接続されるコンタクトプラグ31
6bにより充填されている。容量下部電極317bは、
容量コンタクト孔315bの上端においてコンタクトプ
ラグ316bに直接に接続されて、それぞれのN型拡散
層306Bbに接続される。容量コンタクト孔315b
の上端がビット線313bの上部に位置していることか
ら、容量下部電極317bはワード線305b並びにビ
ット線313bの上部に設けられている。本第3の実施
の形態の本第2の実施例における容量下部電極317b
は、P型シリコン基板301b表面への投影面の形状が
矩形をなし、これらの投影面の長手方向がビット線31
3bに平行に、N型拡散層306Bb上から同じ矩形素
子領域303b上を直交するワード電極305b上に延
在しいる。本第3の実施の形態の本第2の実施例のキャ
パシタ322bは、容量下部電極317bと、容量下部
電極317bの表面を覆う容量絶縁膜318bと、さら
に容量絶縁膜318bの表面を覆う容量上部電極319
bとにより構成されている。
【0040】上述したように本第3の実施の形態の本第
2の実施例では、異なる素子領域列に属して隣接する2
つの矩形素子領域303bを(矩形素子領域303b
の)長辺方向になすピッチ(6F)の1/3ピッチ(2
F)ずつ交互にずらして配置し、さらにN型拡散層30
6Bbに接続する局所配線309bを設けることによ
り、矩形素子領域303bのビット線313b方向のピ
ッチを6Fにするのみならず,矩形素子領域303bの
ワード線305b方向のピッチを2Fにすることが可能
になる。このため、本第3の実施の形態の本第2の実施
例によれば、COB構造で開放ビット線方式のメモルセ
ルのセルサイズを6F2 にすることが容易になる。
【0041】本第3の実施の形態の本第2の実施例のト
ランジスタ321bとキャパシタ322bとからなるメ
モリセルの配置は、本第3の実施の形態の上記第1の実
施例と相違して、次のようになる。第n番地のビット線
に属するメモリセルが第(3m−2)番地,第(3m−
1)番地のワード線に属するとき、例えば、第(n+
1)番地のビット線に属するメモリセルが第(3m−
1)番地,第3m番地のワード線に属するならば、第
(n−1)番地のビット線に属するメモリセルは第(3
m−1)番地,第3m番地のワード線に属することにな
る。
【0042】半導体記憶装置の平面図および断面図であ
る図13および図14と回路図である図15とを参照す
ると、本発明の第3の実施の形態の第3の実施例による
DRAMのメモリセルは以下のようになっている。ここ
で、図13も階層化された平面図であり、図13(a)
は素子領域とワード線と局所配線との配置関係を示し、
図13(b)は素子領域と局所配線とビット線との配置
関係を示し、図13(c)はビット線とキャパシタの容
量下部電極との配置関係を示している。図14(a),
(b)および(c)は、図13のAA線,BB線および
CC線での断面図である。
【0043】P型シリコン基板301c表面の素子分離
領域にはフィールド酸化膜302cが設けられ、フィー
ルド酸化膜302cにより画定されたP型シリコン基板
301c表面には矩形素子領域303cが設けられてい
る。矩形素子領域303cは(矩形素子領域303c
の)長辺方向に沿って複数の素子領域列をなし、異なる
素子領域列に属して隣接する2つの矩形素子領域303
cは(矩形素子領域303cの)長辺方向になすピッチ
(6F)の1/3ピッチ(2F)ずつずれて配置されて
いることには変りはないが、このずれかたは順でも交互
でもなく不規則である。それぞれの矩形素子領域303
cにはそれぞれ2つのトランジスタが設けられている。
素子領域列のピッチは2Fである。それぞれの矩形素子
領域303cの表面上には、矩形素子領域303cの表
面に設けられたゲート酸化膜304cを介して、ゲート
電極を兼たそれぞれ2つのワード線305cが設けられ
ている。ワード線305cは矩形素子領域303cの長
辺方向に対して直交し,2Fのピッチを有して配置され
ている。それぞれの矩形素子領域303cには、ワード
線305c,フィールド酸化膜302cに自己整合的
に、1つのN型拡散層306Acと2つのN型拡散層3
06Bcとが設けられている。本第3の実施の形態の本
第3の実施例のトランジスタ321cも、P型シリコン
基板301c,ゲート酸化膜304c,ワード線305
c,N型拡散層306Acおよび306Bcから構成さ
れている。
【0044】トランジスタ321cを含めてフィールド
酸化膜302cの表面は、層間絶縁膜307cにより覆
われている。局所コンタクト孔308cは、層間絶縁膜
302を貫通してN型拡散層306Acに達している。
局所コンタクト孔308cを介してN型拡散層306A
cに直接に接続される局所配線309cは、ワード線3
05cに平行,かつ同じ向にフィールド酸化膜302c
上に延在している。局所コンタクト孔308cの上端も
ワード線305cの上部に位置していることから、局所
コンタクト孔308cを充填する部分を除いた部分での
局所配線309cはワード線305cの上部に設けられ
ている。局所配線309cを含めて層間絶縁膜307c
の表面は、層間絶縁膜310cにより覆われている。層
間絶縁膜310cを貫通して,フィールド酸化膜302
c上の部分での局所配線309cの一端に達するビット
コンタクト孔311cは、局所配線309cに直接に接
続されるコンタクトプラグ312cにより充填されてい
る。層間絶縁膜310c表面上に設けられたビット線3
13cは、ビットコンタクト孔311cの上端において
コンタクトプラグ312cに直接に接続されて、局所配
線309cを介してN型拡散層306Acに接続され
る。これらのビット線313cは、ワード線305cお
よび局所配線309cの上部に設けられ、上記素子領域
列に沿って2Fのピッチを有して配置されている。
【0045】ビット線313cを含めて層間絶縁膜31
0cの表面は、層間絶縁膜314cにより覆われてい
る。容量コンタクト孔315cは、層間絶縁膜314
c,310c,307cを貫通して、N型拡散層306
Bcに達する。容量コンタクト孔315cは、N型拡散
層306Bcに直接に接続されるコンタクトプラグ31
6cにより充填されている。容量下部電極317cは、
容量コンタクト孔315cの上端においてコンタクトプ
ラグ316cに直接に接続されて、それぞれのN型拡散
層306Bcに接続される。容量コンタクト孔315c
の上端がビット線313cの上部に位置していることか
ら、容量下部電極317cはワード線305c並びにビ
ット線313cの上部に設けられている。本第3の実施
の形態の本第2の実施例における容量下部電極317c
は、P型シリコン基板301c表面への投影面の形状が
矩形をなし、これらの投影面の長手方向がビット線31
3cに平行に、N型拡散層306Bc上から同じ矩形素
子領域303c上を直交するワード電極305c上に延
在しいる。本第3の実施の形態の本第2の実施例のキャ
パシタ322cは、容量下部電極317cと、容量下部
電極317cの表面を覆う容量絶縁膜318cと、さら
に容量絶縁膜318cの表面を覆う容量上部電極319
cとにより構成されている。
【0046】上述したように本第3の実施の形態の本第
3の実施例では、異なる素子領域列に属して隣接する2
つの矩形素子領域303cを(矩形素子領域303c
の)長辺方向になすピッチ(6F)の1/3ピッチ(2
F)ずつ不規則にずらして配置し、さらにN型拡散層3
06Bcに接続する局所配線309cを設けることによ
り、矩形素子領域303cのビット線313c方向のピ
ッチを6Fにするのみならず,矩形素子領域303cの
ワード線305c方向のピッチを2Fにすることが可能
になる。このため、本第3の実施の形態の本第2の実施
例によれば、COB構造で開放ビット線方式のメモルセ
ルのセルサイズを6F2 にすることが容易になる。
【0047】本第3の実施の形態の本第3の実施例のト
ランジスタ321cとキャパシタ322cとからなるメ
モリセルの配置は、本第3の実施の形態の上記第1,第
2の実施例と相違して、次のようになる。第n番地のビ
ット線に属するメモリセルが第(3m−2)番地,第
(3m−1)番地のワード線に属するとき、例えば、第
(n+1)番地のビット線に属するメモリセルが第(3
m−1)番地,第3m番地のワード線に属したとして
も、第(n−1)番地のビット線に属するメモリセル
は、第(3m−1)番地,第3m番地のワード線に属す
る場合と、第(3m−2)番地,第3m番地のワード線
に属する場合とがある。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体記憶
装置では、矩形素子領域に2つのトランジスタが設けら
れ、矩形素子領域がその長辺方向に素子領域列をなし、
異なる素子領域列に属して隣接する2つの矩形素子領域
を(矩形素子領域の)長辺方向になすピッチ(6F)の
1/3ピッチ(2F)ずつずらして配置し、さらに矩形
素子領域に設けられたN型拡散層の一方に接続する局所
配線をワード線に平行に設けることにより、矩形素子領
域のビット線方向のピッチを6Fにするのみならず,矩
形素子領域のワード線方向のピッチを2Fにすることが
可能になる。このため、本発明によれば、COB構造で
開放ビット線方式のメモルセルのセルサイズを6F2
することが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の一実施例による半
導体記憶装置の平面図である。
【図2】上記第1の実施の形態の上記一実施例による半
導体記憶装置の断面図であり、図1のAA線,BB線お
よびCC線での断面図である。
【図3】上記第1の実施の形態の上記一実施例による半
導体記憶装置の回路図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の一実施例による半
導体記憶装置の平面図である。
【図5】上記第2の実施の形態の上記一実施例による半
導体記憶装置の断面図であり、図4のAA線,BB線お
よびCC線での断面図である。
【図6】上記第2の実施の形態の上記一実施例による半
導体記憶装置の回路図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態の第1の実施例によ
る半導体記憶装置の平面図である。
【図8】上記第3の実施の形態の上記第1の実施例によ
る半導体記憶装置の断面図であり、図7のAA線,BB
線およびCC線での断面図である。
【図9】上記第3の実施の形態の上記第1の実施例によ
る半導体記憶装置の回路図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態の第2の実施例に
よる半導体記憶装置の平面図である。
【図11】上記第3の実施の形態の上記第2の実施例に
よる半導体記憶装置の断面図であり、図10のAA線,
BB線およびCC線での断面図である。
【図12】上記第3の実施の形態の上記第2の実施例に
よる半導体記憶装置の回路図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態の第3の実施例に
よる半導体記憶装置の平面図である。
【図14】上記第3の実施の形態の上記第3の実施例に
よる半導体記憶装置の断面図であり、図13のAA線,
BB線およびCC線での断面図である。
【図15】上記第3の実施の形態の上記第3の実施例に
よる半導体記憶装置の回路図である。
【図16】従来の半導体記憶装置の平面図である。
【図17】上記従来の半導体記憶装置の断面図であり、
図16のAA線およびBB線での断面図である。
【図18】別の従来の半導体記憶装置の平面図である。
【符号の説明】
101,201,301a〜301c,401 P型
シリコン基板 102,202,302a〜302c,402 フィ
ールド酸化膜 103,203,303a〜303c,403a,40
3b 矩形素子領域 104,204,304a〜304c,404 ゲー
ト酸化膜 105,205,305a〜305c,405a,40
5b ワード線 106A,106B,206A,206A,306Aa
〜306Ac,306Ba〜306Bc,406A,4
06B N型拡散層 107,110,114,207,210,214,3
07a〜307c,310a〜310c,314a〜3
14c 層間絶縁膜 108,208,308a〜308c,408a,40
8b 局所コンタクト孔 109,209,309a〜309c,409a,40
9b 局所配線 111,211,311a〜311c,411a,41
1b ビットコンタクト孔 112,116,212,216,312a〜312
c,316a〜316c,412 コンタクトプラグ 113,213,313a〜313c,413a,41
3b ビット線 115,215,315a〜315c,415 容量
コンタクト孔 117,217,317a〜317c,417 容量
下部電極 118,218,318a〜318c 容量絶縁膜 119,219,319a〜319c,419 容量
上部電極 121,221,321a〜321c トランジスタ 122,222,322a〜322c キャパシタ 424 ビット線と重ならない領域

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の表面に設けられたトランジ
    スタと、該トランジスタの上部に設けられたビット線
    と、容量下部電極,容量絶縁膜および容量上部電極から
    なる該ビット線の上部に設けられたキャパシタとにより
    メモリセルが構成され、 前記半導体基板の表面の素子分離領域に設けられたフィ
    ールド酸化膜によって画定された矩形素子領域はそれぞ
    れ所定の間隔を有して該半導体基板の表面に配置され、
    該矩形素子領域は該矩形素子領域の長辺方向に沿って複
    数の素子領域列をなし、異なる素子領域列に属して隣接
    する2つの該矩形素子領域は該矩形素子領域の長辺方向
    になすピッチの1/3ピッチずつ順にずれて配置され、
    該矩形素子領域にはそれぞれ2つの前記トランジスタが
    設けられ、 2つの前記トランジスタは、前記矩形素子領域の表面に
    設けられたゲート酸化膜を介して該矩形素子領域の長辺
    方向と直交し,前記半導体基板の表面上に設けられた平
    行な2つのワード線と、該フィールド酸化膜および2つ
    の該ワード線に挟まれて該矩形素子領域の表面の中央に
    設けられた第1の拡散層と、該フィールド酸化膜および
    1つの該ワード線に挟まれて該矩形素子領域の表面の両
    端に設けられた2つの第2の拡散層とから構成され、 ビットコンタクト孔を介して前記第1の拡散層に接続さ
    れる前記ビット線が前記素子領域列に沿って前記ワード
    線と直交して該ワード線の上部に配置され、 局所コンタクト孔を介してそれぞれの前記矩形素子領域
    に設けられた2つの前記第2の拡散層に接続する2つの
    局所配線が、前記ワード線に平行に,かつそれぞれ逆向
    に前記フィールド酸化膜上まで延在して配置され、 前記ビット線の間に設けられた容量コンタクト孔を介し
    て前記フィールド酸化膜上まで延在された前記局所配線
    の一端に接続される前記容量下部電極が、前記ビット線
    の上部に形成されることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記容量下部電極の前記半導体基板表面
    への投影面の形状が矩形をなし、該投影面の長手方向が
    前記ワード線に平行であることを特徴とする請求項1記
    載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記容量下部電極の前記半導体基板表面
    への投影面の形状が矩形をなし、該投影面の長手方向が
    前記ビット線に平行であることを特徴とする請求項1記
    載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 半導体基板の表面に設けられたトランジ
    スタと、該トランジスタの上部に設けられたビット線
    と、容量下部電極,容量絶縁膜および容量上部電極から
    なる該ビット線の上部に設けられたキャパシタとにより
    メモリセルが構成され、 前記半導体基板の表面の素子分離領域に設けられたフィ
    ールド酸化膜によって画定された矩形素子領域はそれぞ
    れ所定の間隔を有して該半導体基板の表面に配置され、
    該矩形素子領域は該矩形素子領域の長辺方向に沿って複
    数の素子領域列をなし、異なる素子領域列に属して隣接
    する2つの該矩形素子領域は該矩形素子領域の長辺方向
    になすピッチの1/3ピッチずつずれて配置され、該矩
    形素子領域にはそれぞれ2つの前記トランジスタが設け
    られ、 2つの前記トランジスタは、前記矩形素子領域の表面に
    設けられたゲート酸化膜を介して該矩形素子領域の長辺
    方向と直交し,前記半導体基板の表面上に設けられた平
    行な2つのワード線と、該フィールド酸化膜および2つ
    の該ワード線に挟まれて該矩形素子領域の表面の中央に
    設けられた第1の拡散層と、該フィールド酸化膜および
    1つの該ワード線に挟まれて該矩形素子領域の表面の両
    端に設けられた2つの第2の拡散層とから構成され、 局所コンタクト孔を介してそれぞれの前記矩形素子領域
    に設けられた該第1の拡散層に接続する局所配線が、前
    記ワード線に平行な一定の方向に前記フィールド酸化膜
    上まで延在して配置され、 ビットコンタクト孔を介して前記フィールド酸化膜上ま
    で延在された前記局所配線の一端に接続される前記ビッ
    ト線が、前記ワード線の上部において該ワード新に直交
    し、前記素子領域列平行に,かつ2つの該素子領域列の
    間に沿って配置され、 容量コンタクト孔を介して前記第2の拡散層に接続され
    る前記容量下部電極が、前記ビット線の上部に形成され
    ることを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 異なる素子領域列に属して隣接する2つ
    の前記該矩形素子領域が該矩形素子領域の長辺方向にな
    すピッチの1/3ピッチずつ順にずれて配置されている
    ことを特徴とする請求項4記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 異なる素子領域列に属して隣接する2つ
    の前記該矩形素子領域が該矩形素子領域の長辺方向にな
    すピッチの1/3ピッチずつ交互にずれて配置されてい
    ることを特徴とする請求項4記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記容量下部電極の前記半導体基板表面
    への投影面の形状が矩形をなし、該投影面の長手方向が
    前記ワード線に平行であることを特徴とする請求項4記
    載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記容量下部電極の前記半導体基板表面
    への投影面の形状が矩形をなし、該投影面の長手方向が
    前記ビット線に平行であることを特徴とする請求項4,
    請求項5あるいは請求項6記載の半導体記憶装置。
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