JP2949595B2 - 連続地中壁工法 - Google Patents
連続地中壁工法Info
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- JP2949595B2 JP2949595B2 JP9621790A JP9621790A JP2949595B2 JP 2949595 B2 JP2949595 B2 JP 2949595B2 JP 9621790 A JP9621790 A JP 9621790A JP 9621790 A JP9621790 A JP 9621790A JP 2949595 B2 JP2949595 B2 JP 2949595B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet material
- underground wall
- concrete
- muddy water
- construction method
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
できる連続地中壁工法に関する。
いる方法が知られている。
ると共に、地山に面する鉄筋篭の両側をコンクリート漏
出防止用のシート材で覆って組み立てた先行エレメント
の構成材を、泥水の満たされているトレンチ内に建て込
む。
コンクリートを打設して先行エレメントを構築する。
点がある。
位差によりシート材が鉄筋篭に押し付けられている。
流れ方の違いにより、不均一なコンクリート圧がシート
材に作用してシート材を破断する場合がある。
であるため、地山とシート材との間に土砂や砂利などの
異物が混入し、設計断面を確保し難い。
で、その目的とするところは、シート材の破断を防止し
て、設計通りの地中壁を施工できる、連続地中壁工法を
提供することにある。
に、鉄筋篭の相対向する仕切板の設けられていない鉄筋
篭の両側面を覆うようにシート材を取り付け、前記鉄筋
篭を泥水の満たされているトレンチ内に建て込んだ後、
シート材の内側にコンクリートを打設して地中壁のエレ
メントを構築する,地中壁工法において、 コンクリートの打設に先行して、シート材の内側に泥
水を注液して、 シート材内外の泥水の水位差または比重差によってシ
ート材を地山側へ膨らませることを特徴とする。
深さのトレンチ2を開削する。
を取り付け、各仕切板4の外側に連結用のジベル鉄筋5
を突設する。
た板体を用いる。
せて形成してもよい。
脂製の止水リング6を装着するとよい。
に溶接して取り付けてもよい。
られていない鉄筋篭3の両側面を覆えるようにシート材
7を取り付ける。
に開孔を設けておく場合もある。
または布製のものを使用できる。
すように断面円弧状の形状維持板9を用いて取り付けて
もよい。
材7、7を取り付けた鉄筋篭3を泥水1の満たされたト
レンチ2内に建て込む。
の泥水1水位がシート材7の外側の水位より低くなる。
めである。
周面に押し付けられる。
側部が仕切板4で区画され、ジベル鉄筋5を収容する空
間が連結空間11となる。
1を補給し、シート材7りの内側の泥水の水位がシート
材7の外側の水位より高くする。
山側に脹らむ。
材7は理想的な形状に脹らむ。
タイロッドを取り付けるなど公知の手段によって仕切板
4、4のはらみ出しを防止工を施した後、トレンチ2内
にトレミー管を用いて先行エレメント用のコンクリート
12を打設する。
的な形状に膨らんでいるから、コンクリート12が連結空
間11を除くトレンチ2内の隅々に充填される。
築される。
するように後行エレメント用のトレンチ14を開削し、先
行エレメント13と同様に施工する。
切板4、4を連結空間11内で向かい合わせ、連結空間11
内にコンクリートを打設して両エレメントの一体化を図
る。
して地山に押し付ける場合について説明したが、比重の
異なる泥水を用いても同様に施工できる。
り高比重の泥水を用いる方法である。
れる。
の泥水圧力を高くするので、シート材が均等に膨らんだ
状態を持続できる。
クリート圧が作用して起こるシート材の破断事故を防止
できる。
砂やじゃりなどの異物の侵入を防ぎ、安定した設計断面
を確保できる。
滑に仕上がる。
における一部を省略した斜視図 第2図:先行エレメント用鉄筋篭の建込時のトレンチの
平面図 第3図:シート材の取付部の平面図 第4図:先行エレメント用鉄筋篭の建込時のトレンチの
断面図 第5図:コンクリート打設のトレンチの断面図 第6図:先行エレメントに隣接した後行エレメント構築
時のトレンチの平面図
Claims (1)
- 【請求項1】鉄筋篭の両側端に仕切板を設けると共に、
鉄筋篭の相対向する仕切板の設けられていない鉄筋篭の
両側面を覆うようにシート材を取り付け、前記鉄筋篭を
泥水の満たされているトレンチ内に建て込んだ後、シー
ト材の内側にコンクリートを打設して地中壁のエレメン
トを構築する、連続地中壁工法において、 コンクリートの打設に先行して、シート材の内側に泥水
を注液して、 シート材内外の泥水の水位差または比重差によってシー
ト材を地山側へ膨らませることを特徴とする、 連続地中壁工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9621790A JP2949595B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 連続地中壁工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9621790A JP2949595B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 連続地中壁工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03295925A JPH03295925A (ja) | 1991-12-26 |
JP2949595B2 true JP2949595B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=14159074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9621790A Expired - Lifetime JP2949595B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 連続地中壁工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2949595B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103015405A (zh) * | 2012-12-20 | 2013-04-03 | 广西大学 | 一种地下连续墙防渗漏方法 |
JP6087202B2 (ja) * | 2013-05-02 | 2017-03-01 | 大成建設株式会社 | 仕切装置および地中連続壁施工方法 |
-
1990
- 1990-04-13 JP JP9621790A patent/JP2949595B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03295925A (ja) | 1991-12-26 |
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