JP2948340B2 - 命令処理装置 - Google Patents

命令処理装置

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JP2948340B2
JP2948340B2 JP3060976A JP6097691A JP2948340B2 JP 2948340 B2 JP2948340 B2 JP 2948340B2 JP 3060976 A JP3060976 A JP 3060976A JP 6097691 A JP6097691 A JP 6097691A JP 2948340 B2 JP2948340 B2 JP 2948340B2
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慶二 山本
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Efu Efu Shii Kk
Fuji Electric Co Ltd
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Efu Efu Shii Kk
Fuji Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばラダー図命令
などを直接実行するための命令処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 ラダー図の例を図3に示す。すなわ
ち、ラダー図は図示の如きシンボルの組み合わせからな
り、各シンボルがプログラムの1ステップとなる。な
お、同図のC11〜C32はメーク接点(命令)、Lは
コイルのシンボルをそれぞれ示している。したがって、
同図のラダー図は接点C11と接点C21と接点C31
とのアンドを取った出力と、接点C12と接点C22と
接点C31とのアンドを取った出力と、接点C11と接
点C21と接点C32とのアンドを取った出力と、接点
C12と接点C22と接点C32とのアンドを取った出
力と、接点C23の出力と、接点C1と接点C24と
のアンドを取った出力とのいずれか1つの出力により、
コイルLを動作させるプログラム処理を示していること
になる。
【0003】このようなラダー図の処理は左列から右へ
と順に行なわれ、各列では上段から下段へと順次実行さ
れる。なお、ここに示される接点は全てメーク接点であ
り、オンで「1」の信号を次列の命令に伝達する。ま
た、左端列は接続端を示し、信号値としては常に「1」
となっている。さらに、列と段で表わされる各命令の空
白部分、例えばB1,B2,B3で示す部分は単に次の
列につながっているだけであるが、このところは横パス
命令として処理される。また、接点C21,C31,C
23等は縦線により次段の命令とも結合されており、接
点命令と区別して縦接続命令と呼ばれる。また、命令と
してはこの他に交差命令や反転命令等があるが、ここで
は用いられていない。
【0004】 図4に上記の如きラダー図命令を処理す
る処理装置の従来例を示す。同図において、1は前列値
レジスタ、2は入力値レジスタ、3は複数の演算要素か
らなる演算回路、4は命令デコーデ、5は命令レジス
タ、6は段数カウンタをそれぞれ示す。すなわち、入力
値レジスタ2は命令と1対1に対応する入力データを一
時記憶し、前列値レジスタ1は演算回路3による今回の
演算結果を、次列の演算時に用いるために前回値(前列
値)として一時記憶する。例えば、プログラムがREA
D(命令),C11(入力データ)の場合、入力値レジ
スタ2は入力データC11がオンで「1」のときには
「1」を一時記憶し、この命令による演算結果が「1」
のときには前列値レジスタ1に「1」を一時記憶する。
命令デコーデは命令を解読し、その結果を命令レジス
タ5に格納する。段数カウンタ6は複数段からなる入力
値レジスタ2および命令レジスタ5の各段を順次指定
し、命令と入力データとを同期させるようにする。演算
回路3は前列値レジスタ1,入力値レジスタ2および命
令レジスタ5の各出力を与えられて所定の演算を行な
う。
【0005】演算回路を構成する演算要素の具体例を図
5に示す。これはm段目の演算要素例を示し(他の演算
要素も全く同じである)、同図のように横パス命令か否
かを示す情報と入力レジスタ値とのOR演算を行なうオ
アゲートOR1と、このOR1の出力と前列レジスタ値
との論理積演算を行なうアンドゲートAN1と、m段目
の縦接続出力とm+1段目の縦接続出力との論理和出力
(オアゲートORの出力)と縦接続命令か否かを示す情
報との論理積演算を行なうアンドゲートAN2と、m−
1段目の縦接続出力とAN1の出力とAN2とのオア演
算を行なうオアゲートOR2とから構成される。
【0006】 図6に2つの演算要素の接続関係を示
す。上の演算要素をm段目とすると、下の演算要素はm
+1段目ということになり、m段目のオアゲートORには
自段(m段目)の縦接続出力とm+1段目の縦接続出力
とが導入され、演算要素にはm−1段目の縦接続出力が
入力されている。また、演算要素の入力を示す前列m段
目,m+1段目入力レジスタは図の前列レジスタに、
m段目,m+1段目入力レジスタは入力レジスタに、m
段目,m+1段目命令デコーダは横パス命令および縦接
続命令等にそれぞれ対応している。
【0007】 ここで、演算要素の動作につき、図
参照して説明する。いま、例えば図3の接点シンボルC
11に着目すると、その前列値は接続端につながってい
るので、「1」となっており、したがってC11がオン
かオフかにより、アンドゲートAN1の出力は「1」また
は「0」となって、これがオアゲートOR2を経て演算要
素の出力となる。このとき、横パス命令や縦接続命令と
は無関係なので、AN2の出力は「0」となり、縦接続出
力は「0」となる。次に、シンボルC21に着目する
と、これは縦接続付き命令なので、OR2からは前列のシ
ンボルC11の前回の演算結果とC21との論理積を取っ
た出力が得られる一方、AN2の入力には縦接続命令によ
る「1」信号が与えられてオンの準備をするが、m段目
の縦接続命令の出力もm+1段目の出力も「0」なの
でORの出力も「1」とはならず、したがってAN2の出力
は「0」のままである。そして、AN2の出力が「1」と
なるのは、例えば次段のC22における演算結果が
「1」になり、そのm+1段目の出力をオアゲートOR2
を介して「1」の信号を受けたとき、ということにな
る。その結果、接点C11,C21がオフであっても接
点C12,C22がオンになると、接点C21対応の演
算要素の出力も「1」となる。同様に、接点C11,C
21がオンのときは、接点C12,C22のオン,オフ
には関係なく接点C22対応の演算要素の出力は「1」
となる。このような関係は、第3段目の接点C23と第
4段目の接点C13およびC24,さらには第1段目の
接点C31と第2段目の接点C32についても同様であ
る。なお、かかる演算要素が所定段数設けられて演算回
路が構成される。
【0008】
【発明が解決しょうとする課題】ところで、上記の如き
命令処理装置においては、例えば図7の如き12段の縦
接続7がある場合、第12段目の演算要素に第1段目の
値が反映されるのは11個のORゲートを通した後とい
うことになる。つまり、多段の命令を処理しようとする
と多段のレジスタや演算要素が必要となり、各演算要素
をつなぐOR回路も多数必要となる。このため、演算の
実行時間は最悪全OR回路を信号が通過する時間とな
り、これは縦の段数が大きくなる程遅くなるという問題
があることを示している。従って、この発明の課題は特
に縦接続の段数が多い場合でも、比較的高速な処理がで
きるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】 このような課題を解決
するため、この発明では、各列が複数段からなる命令群
を入力データにもとづき各列毎に1段ずつ順に処理すべ
く、入力データを一時記憶する第1の多段レジスタと、
前列の入力データの演算結果を一時記憶する第2の多段
レジスタと、各命令を順次解読するデコーダと、前記第
1の多段レジスタ,第2の多段レジスタおよびデコーダ
からの各出力を入力され、単に次の列につながっている
だけの横パス命令については少なくとも入力データと前
列の入力データの演算結果との論理積をとって出力し、
縦線により次段の命令と結合される縦接続命令について
は少なくとも前記論理積出力の他に前段,次段の論理和
演算結果をも取り入れて当該段の出力値を決定し前記第
2の多段レジスタおよび前段,次段の各演算要素に入力
する複数段の演算要素からなる演算回路とを備えた命令
処理装置において、連続する前記複数段の縦接続命令が
全てあること、当該複数段の先頭の段の演算要素に信号
が入力されたことを条件として、当該複数段の演算要素
をバイパスするためのバイパス回路を設けたことを特徴
としている。
【0010】
【作用】 縦接続命令が全てあること、先頭の段の演算
要素に信号が入力されたことを条件として、上記複数段
の演算要素をバイパスするためのバイパス回路を設け、
信号の遅延時間を短縮し演算処理を高速化する。
【0011】
【実施例】図1にこの発明の実施例を示す。これは例え
ば図7に対応するもので、複数段の演算要素31からな
り一度に12段のラダー図命令を処理可能な演算回路に
対し、第4段目の演算要素31と第8段目の演算要素3
1との間に、アンドゲートAN3,AN4およびオアゲ
ートOR3からなるバイパス回路8を設けて構成したも
のである。このような回路にて図7のラダー図命令を実
行させると、第1段目の信号値は3個のオアゲートOR
を経たのち、第4段から第7段までの命令に縦接続が全
てあるというアンドゲートAN3からのデコード条件
と、第4段目の演算要素31に信号が伝達されたという
オアゲートOR3からの出力とによりアンドゲートAN
4を経て第8段目の演算要素31へ伝達され、その後は
4個のオアゲートORを通って第12段目に伝わること
になる。このとき、通過するオアゲートはバイパス回路
8も含めて8個であり、例えば第5段目の信号値は7個
のオアゲートを通して第12段目に伝わる。なお、信号
の伝達は上下に行なわれ、したがって、オアゲートOR
3の下側入力はこのために設けられている。
【0012】このとき、第2段目と第11段目との間に
バイパス回路8を設けることが考えられるが、このよう
にすると第2段目から第11段目に信号が伝わるのに時
間が掛かることから、一度に多数の演算要素をバイパス
させるのは必ずしも得策ではなく、3,4個ずつにまと
めてバイパスさせる方がより効果的であることがわか
る。図2にこの発明の別の実施例を示す。これはバイパ
ス回路8を2個設けた例であり、この場合は最悪6個の
オアゲートを通すことで信号を伝達することが可能とな
る。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば、バイパス回路を用い
ることにより、縦接続が多段につながる場合でも信号の
伝わる速度を速めることができるので、簡単な回路で命
令の実行速度を高速化し得る利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】この発明の他の実施例を示す構成図である。
【図3】ラダー図の1例を説明するための説明図であ
る。
【図4】命令処理装置の従来例を示すブロック図であ
る。
【図5】演算要素の具体例を示す回路図である。
【図6】2つの演算要素の接続関係を説明するための接
続図である。
【図7】12段の縦接続を含むラダー図の例を示すラダ
ー図である。
【符号の説明】
1 前列値レジスタ 2 入力レジスタ 3 演算回路 4 命令デコーダ 5 命令レジスタ 6 段数カウンタ 7 12段縦接続命令 8 バイパス回路 31 演算要素 OR オアゲート OR1 オアゲート OR2 オアゲート OR3 オアゲート AN1 アンドゲート AN2 アンドゲート AN3 アンドゲート AN4 アンドゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05B 19/05

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各列が複数段からなる命令群を入力デー
    タにもとづき各列毎に1段ずつ順に処理すべく、入力デ
    ータを一時記憶する第1の多段レジスタと、前列の入力
    データの演算結果を一時記憶する第2の多段レジスタ
    と、各命令を順次解読するデコーダと、前記第1の多段
    レジスタ,第2の多段レジスタおよびデコーダからの各
    出力を入力され、単に次の列につながっているだけの横
    パス命令については少なくとも入力データと前列の入力
    データの演算結果との論理積をとって出力し、縦線によ
    次段の命令と結合される縦接続命令については少なく
    とも前記論理積出力の他に前段,次段の論理和演算結果
    をも取り入れて当該段の出力値を決定し前記第2の多段
    レジスタおよび前段,次段の各演算要素に入力する複数
    段の演算要素からなる演算回路とを備えた命令処理装置
    において、連続する 前記複数段の縦接続命令が全てあること、当該
    複数段の先頭の段の演算要素に信号が入力されたことを
    条件として、当該複数段の演算要素をバイパスするため
    のバイパス回路を設けたことを特徴とする命令処理装
    置。
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JPH04276826A JPH04276826A (ja) 1992-10-01
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