JP2947886B2 - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電子写真感光体に関し、さらに詳しくは、
電荷発生材料としてペリレン顔料を含む感光層を有する
高感度の電子写真感光体に関する。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題) 感光体は、導電性基体の表面に、結着樹脂、電荷発生
材料、電荷輸送材料、溶媒等を混合してなる塗布液を塗
布、乾燥することにより作成されている。感光体は、高
感度を有すること、繰り返し使用時の性能の安定性が優
れていること、及び量産においての品質の安定化が優れ
ていること、等が要求されている。
上記電荷発生材料としてペリレン顔料を用いた場合、
比較的高感度で、かつ繰り返し特性に優れた感光体が作
成できるという特徴がある。しかしながら、長期間保存
後の塗布液を用いて感光体を作成すると、ペリレン顔料
の結晶状態が変化することに起因して、その感光体の特
性が低下するという欠点がある。従って、同一処方の塗
布液を使用したにもかかわらず、作成された感光体の品
質にバラツキを生じることがあり品質の安定化の点で改
良が望まれていた。また、高速機用の感光体の場合に
は、より高感度で繰り返し特性に関してもより高安定性
を示すものが望まれていた。
本発明は、上記の実状に着目してなされたものであっ
て、その目的とするところは、品質に優れているのはも
ちろんのこと、品質の安定化を図ることができる電子写
真感光体を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の電子写真感光体は、導電性基体上に、ペリレ
ン顔料と、ペリレンテトラカルボン酸とを含む感光層を
設けたことを特徴とし、そのことにより上記目的が達成
される。
(作用) 本発明の電子写真感光体は、ペリレン顔料とペリレン
テトラカルボン酸とを感光層中に含んでいることから、
塗布液状態で放置したとしてもペリレン顔料の結晶状態
が変化し難い。
この理由は、ペリレン顔料と化学構造が類似している
ペリレンテトラカルボン酸を共存させることにより、ペ
リレン顔料の結晶化がペリレンテトラカルボン酸によっ
て阻害されるためと推測される。従って、所定時間経過
した塗布液を用いて感光体を作成した場合でもその品質
が大きく低下することがないものである。
また、本発明の電子写真感光体においては、ペリレン
テトラカルボン酸を共存させることにより、感光体の初
期感度を向上させることもできる。これは、ペリレンテ
トラカルボン酸の存在によってペリレン顔料表面の変化
が抑制されると共に、ペリレンテトラカルボン酸が電子
受容体として作用するためと推測される。
(好適態様) 本発明の電子写真感光体は、電荷発生材料としてのペ
リレン顔料とペリレンテトラカルボン酸とを感光層中に
含有する。
上記感光層には、電荷発生材料、電荷輸送材料および
結着樹脂を混合した単層型と、電荷発生層および電荷輸
送層を積層した積層型とがあるが、本発明の電子写真感
光体はいずれにも適用可能である。
単層型の電子写真感光体を得るには、導電性基体上に
ペリレン顔料、ペリレンテトラカルボン酸、電荷輸送材
料、結着樹脂等を含有する単一層を形成すればよい。
積層型の電子写真感光体を得るには、導電性基体上に
ペリレン顔料とペリレンテトラカルボン酸を含有する電
荷発生層を形成し、この電荷発生層上に電荷輸送材料を
含有する電荷輸送層を形成すればよい。また、積層順序
をこれと逆にし、電荷輸送層上に電荷発生層を形成する
ようにしてもよい。
電荷輸送材料としては、従来より使用されている電荷
輸送材料が使用可能であり、例えば、2,5−ジ(4−メ
チルアミノフェニル)−1,3,4−オキサジアゾールなど
のオキサジアゾール系化合物、9−(4−ジエチルアミ
ノスチリル)アントラセン等のスチリル系化合物、ポリ
ビニルカルバゾール等のカルバゾール系化合物、1−フ
ェニル−3−(P−ジメチルアミノフェニル)ピラゾー
ル等のピラゾリン系化合物、ヒドラゾン系化合物、トリ
フェニルアミン系化合物、インドール系化合物、オキサ
ゾール系化合物、イソオキサゾール系化合物、チアゾー
ル系化合物、チアジアゾール系化合物、イミダゾール系
化合物、ピラゾール系化合物、トリアゾール系化合物等
の含窒素環式化合物、縮合多環式化合物が例示される。
これらの電荷輸送材料は1種または2種以上を混合し
て用いられる。なお、ポリビニルカルバゾール等の成膜
性を有する電荷輸送材料を使用する場合には結着樹脂は
必ずしも必要ではない。
前記結着樹脂としては、種々の樹脂が使用可能であ
り、例えば、スチレン系重合体、スチレン−ブタジエン
共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチ
レン−マレイン酸共重合体、アクリル系重合体、スチレ
ン−アクリル系共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、ポリエステル、アルキッド樹脂、ポリアミド、ポリ
ウレタン、アクリル変性ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、
ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリスルホン、ジ
アリルフタレート樹脂、シリコーン樹脂、ケトン樹脂、
ポリビニルブチラール樹脂、ポリエーテル樹脂、フェノ
ール樹脂等、各種の重合体が例示される。また、エポキ
シアクリレート等の光硬化型樹脂等も使用できる。
電荷発生材料としてのペリレン顔料は、下式(I)で
示されるものが使用される。
(式中、Rはアルキル基又はアリール基を示す。) ペリレン顔料は、通常ペリレンテトラカルボン酸無水
物とアミノ基を有する化合物とを反応させて得られてお
り、一般に公知の方法で精製されたものが使用される。
ペリレン顔料と上記ペリレンテトラカルボン酸との配
合割合は、ペリレン顔料に対してペリレンテトラカルボ
ン酸を5〜15重量%添加するのが好ましく、さらに好ま
しくは7〜12重量%である。ペリレンテトラカルボン酸
の添加量が5重量%未満であるとその添加効果が小さ
く、従って、塗布液の放置中にペリレン顔料の結晶状態
が変化し易いものであり、ペリレンテトラカルボン酸の
添加量が15重量%を超えると、相対的にペリレン顔料が
少なくなるため電荷発生の効果が低下する傾向にある。
ペリレンテトラカルボン酸をペリレン顔料に添加する
には、塗布液の調製時に両者を混合してもよく、あるい
はペリレン顔料の精製時にペリレンテトラカルボン酸を
添加してもよい。
また、電荷発生材料としてペリレン顔料を単独で使用
するほかに、他の電荷発生材料と組合せて使用すること
もできる。
他の電荷発生材料としては、例えばセレン、セレン−
テルル、アモルファスシリコン、ピリリウム塩、アンサ
ンスロン系顔料、フタロシアニン系顔料、インジゴ系顔
料、トリフェニルメタン系顔料、スレン系顔料、トルイ
ジン系顔料、ピラゾリン系顔料、アゾ系顔料、キナクリ
ドン系顔料等があげられる。
さらに、電荷輸送材料や電荷発生材料の分散性、塗工
性等をよくするために界面活性剤、レベリング剤等を使
用してもよい。
また、電荷発生材料、電荷輸送材料および結着樹脂等
を溶解して塗布液をつくるための溶剤としては、例え
ば、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタ
ノール等のアルコール類、n−ヘキサン、オクタン、シ
クロヘキサン等の脂肪族系炭化水素、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族系炭化水素、ジクロロメタン、
ジクロロエタン、四塩化炭素、クロロベンゼン等のハロ
ゲン化炭化水素、ジメチルエーテル、ジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチル
エーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル等の
エーテル類、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘ
キサノン等のケトン類、酢酸エチル、酢酸メチル等のエ
ステル類、ジメチルホルムアルデヒド、ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシド等があげられる。これら
の溶剤は1種または2種以上を混合して用いることがで
きる。
また、導電性基体としては、例えば、アルミニウム、
銅、スズ、白金、銀、バナジウム、モリブデン、クロ
ム、カドミウム、チタン、ニッケル、パラジウム、イン
ジウム、ステンレス鋼、真鍮等の金属単体や、上記金属
が蒸着またはラミネートされたプラスチック材料、ヨウ
化アルミニウム、酸化スズ、酸化インジウム等で被覆さ
れたガラス等が例示される。
導電性基体はシート状、ドラム状などのいずれであっ
てもよく、基体自体が導電性を有するか、あるいは基体
の表面が導電性を有していればよい。この基体として
は、使用に際して、充分な機械的強度を有するものが好
ましい。
積層型電子写真感光体において、電荷発生層を構成す
る電荷発生材料と結着樹脂とは種々の割合で使用するこ
とができるが、結着樹脂100部(重量部、以下同じ)に
対して、電荷発生材料5〜500部、とくに10〜250部の割
合で用いるのが好ましい。
また、電荷発生層は、適宜の膜厚を有していてもよい
が、0.01〜5μm、とくに0.1〜3μm程度に形成され
るのが好ましい。
電荷輸送層を構成する上記電荷輸送材料と前記結着樹
脂とは種々の割合で使用することができるが、光照射に
より電荷輸送層で生じた電荷が容易に輸送できるよう
に、結着樹脂100部に対して、電荷輸送材料10〜500部、
とくに25〜200部の割合で用いるのが好ましい。
また、電荷輸送層は、2〜100μm、とくに5〜30μ
m程度に形成されるのが好ましい。
単層型の電子写真感光体においては、結着樹脂100部
に対して電荷発生材料は2〜20部、とくに3〜15部、電
荷輸送材料は40〜200部、とくに50〜100部であるのが適
当である。また、単層型の感光層の厚さは10〜50μm、
とくに15〜25μm程度であるのが好ましい。
電荷発生層および電荷輸送層を含む感光層を塗布手段
により形成する場合には、電化発生材料または電荷輸送
材料と結着樹脂とを、従来公知の方法、例えば、ロール
ミル、ボールミル、アトライタ、ペイントシェーカー、
超音波分散器等を用いて塗布液を調製する。
(実施例) 以下、本発明を実施例に基づいてより詳しく説明す
る。
実施例1 〈電子写真感光体の作成〉 下記構造式(A)で示されるペリレン顔料100重量部
と表1に示す量のペリレンテトラカルボン酸とを1000重
量部の濃硫酸中に溶解させ、無定形の顔料を作成した。
次いでこの無定形の顔料100部を、1000重量部のジメ
チルホルムアミド(DMF)中に入れ、72時間ボールミル
中で撹拌した。次に、メタノール1000重量部に入れて濾
別した。このメタノールによる洗浄を3回繰り返した。
次に、得られた顔料を100℃で30分し、60℃で24時間
(真空下)乾燥した。
得られた顔料(電荷発生材料)1重量部と、テトラヒ
ドロフラン40重量部を超音波分散機を用いて1分間撹拌
混合した後、電荷輸送材料としてポリビニルカルバゾー
ル(亜南香料社製、ツビコール210)の10%テトラヒド
ロフラン溶液100重量部を配合した後、超音波分散機を
用いて2分間2次分散して単層型感光層用塗布液を調製
した。
この塗布液をアルミニウム箔上にワイヤーバー(#2
8)にて塗布した後、100℃で1時間熱風乾燥することに
より、膜厚約10μmの単層感光層を形成し、電子写真感
光体を作成した。
〈電子写真感光体の評価〉 静電複写試験装置(川口電気社製、Model−8100)を
用いて印加電圧+5.5Kvで電子写真感光体を正に帯電さ
せ、下記の条件で電子写真特性を測定し、その結果を表
1に示した。
露光時間:10秒 照射光:白色光 光強度:10Lux 帯電後の暗減衰:2秒 なお、表中V1(V)は上記条件で電圧を印加して、感
光体を帯電させた時の感光体の初期表面電位(V)を示
し、また、E1 1/2(lux・sec)は表面電位が当所の表面
電位のV1(V)の1/2になるのに要した露光時間より算
出した半減露光量を示す。また、表中のV1r.P.(V)は
露光開始後5秒経過後の表面電位を残留電位として測定
したものである。また、表中、下段の値は、500回繰り
返し複写後の特性を示したものである。
実施例2 実施例1で得られた塗布液を25℃の条件で10日間放置
した後の塗布液を用いて、実施例1と同様にして感光体
を作成し、この感光体の特性を同様に測定した。結果を
表2に示す。
実施例3 下式(B)に示すペリレン顔料を用いた以外は、実施
例1と同様にして乾燥した顔料を得、得られた顔料を用
いて、実施例1と同様にして膜厚約10μmの単層感光層
を有する電子写真感光体を作成し、その電子写真特性を
測定し、その結果を表3に示す。
実施例4 実施例3で得られた塗布液を25℃の条件で10日間放置
した後の塗布液を用いて、実施例1と同様にして感光体
を作成し、この感光体の特性を同様に測定した。結果を
表4に示す。
(発明の効果) 本発明によれば、感度及び繰り返し特性に優れ、しか
も品質が安定化した電子写真感光体を提供することがで
きる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−174849(JP,A) 特開 昭55−142357(JP,A) 特開 昭52−6534(JP,A) 特開 昭59−157650(JP,A) 特開 昭63−210848(JP,A) 特開 平2−28660(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 5/06 380 G03G 5/05 103 G03G 5/05 104

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性基体上に、ペリレン顔料と、ペリレ
    ンテトラカルボン酸とを含む感光層を設けたことを特徴
    とする電子写真感光体。
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