JP2947624B2 - インナリードボンディング装置 - Google Patents

インナリードボンディング装置

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JP2947624B2
JP2947624B2 JP2131791A JP2131791A JP2947624B2 JP 2947624 B2 JP2947624 B2 JP 2947624B2 JP 2131791 A JP2131791 A JP 2131791A JP 2131791 A JP2131791 A JP 2131791A JP 2947624 B2 JP2947624 B2 JP 2947624B2
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茂樹 藤田
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Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体素子の電極と、
フィルムキャリアに形成されたインナリ―ドをボンディ
ングするインナリ―ドボンディング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインナリードボンディング装置と
して図3に示すようなものがある。1はフィルムキャリ
アテープであり、インナリード2が搬送方向に所定の間
隔で形成されている。3はテープガイドであり、テープ
ガイド3の中央にボンディング位置に対応して開孔部が
設けられ、図示しないテープ搬送機構により搬送される
フィルムキャリアテープ1のインナリード2をテープガ
イド3下面に沿ってボンディング位置に導く。4はボン
ディングステージであり、テープガイド3開孔部下方に
設けられ、半導体素子5をボンディング位置に搭載す
る。6はボンディングツールであり、その面には半導
体素子5の電極とインナリード2を熱圧着により一括接
合するボンディング面7を有する。ボンディング位置上
方のツールアーム8にツールホルダー9によりボンディ
ングツール6は、昇降自在に固定されている。10はベ
ースでありツールアーム8上部に位置し、ツールアーム
8を支持している。
【0003】このように構成されたインナリ―ドボンデ
ィング装置は、図示しないテ―プ搬送機構により、フィ
ルムキャリアテ―プ1はテ―プガイド3の下面に沿って
搬送され、フィルムキャリアテ―プ1に形成されたイン
ナリ―ド2のボンディング部をテ―プガイド3中央の開
孔部に位置するボンディング位置に導く。図示しない移
載ア―ムにより移載された半導体素子5はボンディング
ステ―ジ4上のボンディング位置に位置決め保持され
る。そしてボンディングツ―ル6がテ―プガイド3の開
孔部のボンディング位置に下降する。ボンディングツ―
ル6のボンディング面7により、半導体素子5の電極へ
インナリ―ド2を熱圧着し、一括接合する。インナリ―
ド2へ半導体素子5をボンディング後、テ―プ搬送機構
によりフィルムキャリアテ―プ1は所定ピッチ4で搬送
される。以下、この動作が繰り返し行われる。
【0004】このようなインナリ―ドボンディング装置
において、半導体素子5の電極とフィルムキャリアテ―
プ1のインナリ―ド2を良好に接続するため、ボンディ
ング面7で半導体素子5の電極とインナリ―ド2を均一
に加圧することが必要である。そのため、ボンディング
ツ―ル6のボンディング面7とボンディングステ―ジ4
面との平行度が要求される。
【0005】この平行度を調整する方法としては、従来
ボンディングステ―ジ4面上にポリイミド等のシ―トを
置いて、ボンディングツ―ル6を下降して、加熱したボ
ンディング面7でシ―トを押圧する。その後、シ―ト上
の圧痕の状態を目視にて観察することにより、ボンディ
ングステ―ジ4面に対するボンディング面7の傾き具合
を調べる。そして、ボンディングツ―ル6を微動ネジで
動かすことによりこのボンディング面7の傾きを微調整
する。この一連の作業を繰り返すことにより、平行度を
調整していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような方法では、
ボンディング面7とボンディングステ―ジ4面との平行
度を圧痕状態を見る人の判断に依存しているので、平行
度の調整を容易にすることができず、時間がかかるとい
う問題点があった。さらに、平行度を数値的に知ること
ができず、そのため正確に平行度を調整することができ
ないという問題点があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、ボンディングツ
―ルのボンディング面とボンディングステ―ジ面に対す
る傾きを定量的に数値測定することができるインナリ―
ドボンディング装置を提供することを目的とする。 [発明の構成]
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明以上の目的を達成
するために、インナリードが形成されたフィルムキャリ
アを搬送する搬送手段と搬送手段により搬送されるフ
ィルムキャリアのインナリードをボンディング位置へ導
くフィルムキャリアガイドと、ボンディング位置に半導
体素子を搭載支持するボンディングステージと、
【0009】ボンディング位置に対向して接離動自在に
設けられ、ボンディング位置のフィルムキャリアのイン
ナリードと、ボンディングステージ上の半導体素子の電
とを接合するボンディングツールとを有するインナリ
ードボンディング装置において、ボンディングステージ
に取付けられ、ボンディングステージと、ボンディング
ツールのボンディング面上に位置する3点以上の測定点
との距離を測定する測長センサーと、測長センサーの検
出値に応じて、ボンディングステージ面に対するボンデ
ィングツールのボンディング面の平行度を調整する平行
度調整手段とを有することを特徴とする。
【0010】
【作用】このように構成されたものにおいては、ボンデ
ィングステ―ジに取付けられた測長センサ―により、ボ
ンディングステ―ジとボンディングツ―ルのボンディン
グ面上の3つ以上の測定点との距離を測定する。測長セ
ンサ―の検出値に応じて、平行度調整手段によりボンデ
ィングステ―ジ面に対するボンディングツ―ルのボンデ
ィング面の平行度を調整する。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。
において、11はボンディングツールであり、その
下端にはボンディング面12を有している。13はX方
向回転用ベースであり、その下方に、ツールホルダー1
4でボンディングツール11を固定してある。15はY
方向回転用ベースであり、X方向回転用ベース13の背
面に位置し、Y方向回転用ベース15の正面に垂直にX
方向回転軸16が固定されている。このX方向回転軸1
6により、X方向回転用ベース13をX方向に回転自在
に支持している。17はメインベースであり、Y方向回
転用ベース15の右側に配置され、メインベース17
左側面上部側に垂直に固定されたY方向回転軸18によ
り、Y方向回転用ベース15をY方向(図面に対して垂
直方向)に回転自在に支持している。19はX方向回転
用マイクロメータヘッドであり、メインベース17の左
側面上部に配置固定されている。X方向回転用マイクロ
メータヘッド19でX方向回転用ベース13の右側面上
部を自在に押圧し、X方向回転軸16を中心にX方向回
転用ベース13を回転させることができる。20はボー
ルプランジャーであり、メインベース17の左側面側に
配置固定され、X方向回転用ベース13の右側面下部側
を常時押圧して、X方向回転用ベース13をX方向回転
用マイクロメータヘッド19に常時接触させている。2
1はY方向回転用マイクロメータヘッドであり、メイン
ベース17左側面に固定されて、Y方向回転用ベース1
5の正面右側下部をY方向回転用マイクロメータヘッド
21で自在に押圧して、Y方向回転軸18を中心に、Y
方向回転用ベース15をY方向に回転させることができ
る。Y方向回転用ベース15を介し、Y方向回転用マイ
クロメータヘッド21の反対側には、ポールプランジャ
ーが設けてあり、Y方向回転用ベース15を常時押圧し
て、Y方向回転用ベース15をY方向回転用マイクロメ
ータヘッド21に常時接触させている。22はボンディ
ングステージであり、X,Y方向に移動可能なXYテー
ブル23上に設置されている。24は測長センサーであ
り、ボンディングステージ22の側面に取付けられてい
る。25はコントローラであり、XYテーブル23を自
在にXY方向に移動することができ、また測長センサー
24の測定操作をすることもできる。
【0012】図は測定原理を示す図であり、261 ,
262 ,263 はボンディングステージ22側の測定基
準点であり、コントローラ25で予め設定されている。
XYテーブル23により、測長センサー24を測定基準
点261 ,262 ,263 に順次移動させる。271 ,
272 ,273 はボンディング面12側の測定点であ
り、ボンディングツール11下面のボンディング面12
上に設けてある。それぞれの測定基準点261 ,262
,263 を始点とし、ボンディングステージ22面に
対して垂直線上のボンディング面12に3つの測定点2
71 ,272 ,273 は位置している。
【0013】このように構成されたインナリードボンデ
ィング装置の動作を説明する。図1,図2において、コ
ントローラ25でXYテーブル23を移動させて測長セ
ンサー24を予め設定された3つの測定基準点261 ,
262 ,263 に順次移動させる。そして、このボンデ
ィングステージ22側の3つの測定基準点の垂直線上に
位置するボンディング面12の点がボンディング面12
側の測定点271 ,272 ,273 となる。測長センサ
ー24により測定基準点261 ,262 ,263 と測定
点271 ,272 ,273 の距離l1 ,l2 ,l3 を測
定する。測長センサー24の測定位置261 (x1,y
1),262 (x2,y2),263(x3,y3)に
おける距離l1 ,l2 ,l3 を基に、コントローラ25
の演算部でボンディングステージ22面に対するボンデ
ィング面12の傾きを演算する。さらに平行状態にする
ためのボンディング面12のX,Y方向への補正値を演
算して、コントローラ25上の表示パネルに表示する。
作業者は、コントローラ25でX方向回転用マイクロメ
ータヘッド19およびY方向回転用マイクロメータヘッ
ド21を補正値に基づいて移動操作し、X方向回転用ベ
ース13およびY方向回転用ベース15を回転させるこ
とで、ボンディングツール11のボンディング面12を
X,Y方向へ補正値分回転移動させる。こうして、ボン
ディング面12とボンディングステージ22面の平行度
の微調整を行うことができる。
【0014】なお、X方向回転用マイクロメータヘッド
19及びY方向回転用マイクロメータヘッド21をそれ
ぞれサーボモータで駆動する。そして、これらのサーボ
モータをコントローラからの指令により回転させること
で、X方向回転用マイクロメータヘッド19及びY方向
回転用マイクロメータヘッド21を移動させる。こうす
ると平行度の調整を自動的に行うことができる。
【0015】他の実施例として、測長センサ―のセンサ
―光の放射方向を変化させて、ボンディングステ―ジを
移動させることなく、ボンディング面の傾きを測定する
こともできる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、ボンディングステ―ジ
面に対するボンディングツ―ルのボンディング面の傾き
を定量的に測定、調整ができるので、ボンディングステ
―ジ面に対してボンディング面を高精度に平行状態にす
ることが可能となる。そのため、ボンディング時に半導
体素子の電極とインナリ―ドを均一に加圧することがで
きるので安定した高品質のボンディングをすることので
きるインナリ―ドボンディング装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すインナリ―ドボンディン
グ装置の要部外観図である。
【図2】本発明の実施例において、ボンディング面の傾
きを測定する測定基準点と測定点を示す斜視図である。
【図3】従来のインナリ―ドボンディング装置のボンデ
ィング部正面図である。
【符号の説明】
1…キャリアテ―プ、 2…インナリ―ド、
3…テ―プガイド、 4…ボンディングステ―ジ、5
…半導体素子、 6…ボンディングツ―
ル、7…ボンディング面、 8…ツ―ルア―
ム、9…ツ―ルホルダ―、 10…ア―ムベ―
ス、11…ボンディングツ―ル、 12…ボンディン
グ面、13…X方向回転用ベ―ス、 14…ツ―ルホル
ダ―、15…Y方向回転用ベ―ス、 16…X方向回
転軸、17…メインベ―ス、 18…Y方向回
転軸、19…X方向回転用マイクロメ―タヘッド、 20…
ボ―ルプランジャ、21…Y方向回転用マイクロメ―タヘ
ッド、 22…ボンディングステ―ジ、23…XYテ―ブ
ル、 24…測長センサ―、25…コントロ―
ラ、 261 ,262 ,263 …測定基準点、27
1 ,272 ,273 …測定点。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インナリードが形成されたフィルムキャリ
    アを搬送する搬送手段と搬送手段により搬送されるフ
    ィルムキャリアのインナリードをボンディング位置へ導
    くフィルムキャリアガイドと、ボンディング位置に半導
    体素子を搭載支持するボンディングステージと、ボンデ
    ィング位置に対向して接離動自在に設けられ、ボンディ
    ング位置のフィルムキャリアのインナリードと、ボンデ
    ィングステージ上の半導体素子の電極とを接合するボン
    ディングツールとを有するインナリードボンディング装
    置において、ボンディングステージに取付けられ、ボン
    ディングステージと、ボンディングツールのボンディン
    グ面上に位置する3点以上の測定点との距離を測定する
    測長センサーと、測長センサーの検出値に応じて、ボン
    ディングステージ面に対するボンディングツールのボン
    ディング面の平行度を調整する平行度調整手段と、を有
    することを特徴とするインナリードボンディング装置。
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