JP2946758B2 - 能動型サスペンション - Google Patents

能動型サスペンション

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JP2946758B2 JP2409080A JP40908090A JP2946758B2 JP 2946758 B2 JP2946758 B2 JP 2946758B2 JP 2409080 A JP2409080 A JP 2409080A JP 40908090 A JP40908090 A JP 40908090A JP 2946758 B2 JP2946758 B2 JP 2946758B2
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    • B60G2400/00Indexing codes relating to detected, measured or calculated conditions or factors
    • B60G2400/10Acceleration; Deceleration
    • B60G2400/104Acceleration; Deceleration lateral or transversal with regard to vehicle
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    • B60G2800/00Indexing codes relating to the type of movement or to the condition of the vehicle and to the end result to be achieved by the control action
    • B60G2800/70Estimating or calculating vehicle parameters or state variables
    • B60G2800/702Improving accuracy of a sensor signal

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  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、能動型サスペンション
に係り、特に、車体に発生する横加速度に応じてアンチ
ロール制御を行うと共に、アンチロールモーメントの前
後輪配分比を変更してステア特性を変更するようにした
能動型サスペンションに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の能動型サスペンションとしては、
例えば特開昭62−34808号公報に記載されている
ものがある。この従来例は、車体と各車輪との間に介挿
された流体シリンダの流体圧を車体に生じる横加速度に
応じて増減することによりアンチロールモーメントを発
生して、車体のロールを抑制すると共に、そのアンチロ
ールモーメントの前後配分比を車速の増加に応じて前輪
側に変更することにより、低車速域での回頭性と、高車
速域での操縦安定性との両立を図るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の能動型サスペンションにあっては、高速走行時にお
いては、常時強いアンダーステア特性となるように調整
されているため、直進安定性は優れているものの、定常
旋回ではアンダーステアが強過ぎて旋回限界速度が低下
することとなり、特に旋回時のオンザレール感が重要視
されるスポーツカーにおいては非常に操縦感覚が鈍いも
のとなってしまうという未解決の課題があった。
【0004】そこで、本発明は、上記従来例の未解決の
課題に着目してなされたものであり、アンチロールモー
メントの前後配分により決定される車両基本ステア特性
を、車速によらず弱アンダーステアに固定すると共に、
車両にヨー各加速度が発生した時にステア特性をアンダ
ーステア側に変更することにより、上記課題を解決する
ことができる能動型サスペンションを提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る能動型サスペンションは、図1に示す
ように、車体と各車輪との間に介挿した流体シリンダ
と、該流体シリンダに対する作動流体を個別に制御する
制御弁と、車体に作用する横加速度を検出する横加速度
検出手段と、該横加速度検出手段の横加速度検出値に応
じて車体のロールを抑制するアンチロールモーメントを
発生するように指令値を前記制御弁に出力するロール抑
制手段と、該ロール抑制手段の前後輪配分比を変更する
ステア特性制御手段とを備えた能動型サスペンションに
おいて、車体のヨー角加速度を検出するヨー角加速度検
出手段を備え、前記ステア特性制御手段は、ステア特性
を前記ヨー角加速度検出手段におけるヨー角加速度検出
値の絶対値の増加に応じてアンダーステア側に変更する
ことを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明においては、車体にヨー角加速度(ヨー
ジャーク)が発生したか否かをヨー角加速度検出手段で
検出し、このヨー角加速度検出値の絶対値に応じてステ
ア特性制御手段でステア特性を変更するようにしてい
る。このため、ヨー角加速度が略零である直進走行状態
において、車両のステア特性を弱アンダーステア特性に
設定しておくことにより、車両の操縦安定性を確保し、
この状態からヨー角加速度が発生したときに、このヨー
角加速度検出値に応じてステア特性補正手段によってス
テア特性制御手段によるステア特性をアンダーステア側
に変更することにより、旋回開始時の回頭性を良好に維
持しながら旋回限界速度の低下を補償することができ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2は本発明の一実施例を示す概略構成図であ
る。図中、10FL〜10RRは前左〜後右車輪,12
は車輪側部材,14は車体側部材を各々示し、16は能
動型サスペンションを示す。
【0008】能動型サスペンション16は、車体側部材
14と各車輪側部材12との間に各別に装備された流体
シリンダとしての油圧シリンダ18FL〜18RRと、
この油圧シリンダ18FL〜18RRの作動油圧を各々
調整する圧力制御弁20FL〜20RRと、本油圧系の
油圧源22と、この油圧源22及び圧力制御弁20FL
〜20RR間に介挿された蓄圧用のアキュムレータ2
4,24と、車体の横方向に作用する横加速度を検出す
る第1の横加速度センサ26a及び第2の横加速度セン
サ26bと、圧力制御弁20FL〜20RRの出力圧を
個別に制御するコントローラ30とを有している。ま
た、この能動型サスペンション16は、油圧シリンダ1
8FL〜18RRに対して車輪側部材12及び車体部材
14間に個別に並列装備されたコイルスプリング36,
…,36と、油圧シリンダ18FL〜18RRの後述す
る圧力室Lに個別に連通した絞り弁32及び振動吸収用
のアキュムレータ34とを含む。ここで、各コイルスプ
リング36は、比較的低いバネ定数であって車体の静荷
重を支持するようになっている。
【0009】油圧シリンダ18FL〜18RRの各々
は、シリンダチューブ18aを有し、このシリンダチュ
ーブ18aには、ピストン18cにより閉塞された上側
圧力室Lが形成されている。そして、シリンダチューブ
18aの上端が車体側部材14に取り付けられ、ピスト
ンロッド18bの下端が車輪側部材12に取り付けられ
ている。
【0010】また、圧力制御弁20FL〜20RRの各
々は、円筒状の挿通孔内に摺動可能に収容されたスプー
ルを有する弁ハウジングと、この弁ハウジングに一体に
設けられた比例ソレノイドとを有するパイロット操作形
に形成されている。この圧力制御弁20FL〜20RR
の作動油に対する供給ポート及び戻りポートが油圧配管
38,39を介して油圧源22の作動油供給側及び作動
油戻り側に連通され、出力ポートが油圧配管40を介し
て油圧シリンダ18FL〜18RRの圧力室Lの各々に
連通されている。
【0011】このため、比例ソレノイドに供給する励磁
電流iの値を制御することにより、この励磁電流iによ
る推力と出力ポート側の制御圧に基づき形成されたフィ
ードバック圧とを平衡させて調圧し、結局、励磁電流i
に応じた制御圧Pを出力ポートから油圧シリンダ18F
L(〜18RR)の圧力室Lに供給できるようになって
いる。制御圧PC は、図3に示す如く、励磁電流i=0
のときに所定の中立圧PN となり、この状態から励磁電
流iの値を正側,負側に増加させると、これに比例して
制御圧PC が変化するようになっている。
【0012】また、第1,第2の横加速度センサ26
a,26bは、図4に示すように、車両の重心点CGを
通る前後方向軸線上の、重心点位置及びこれより前方の
所定位置に各々配設されている。各横加速度センサ26
a及び26bは図5に示す如く、直進走行状態から右操
舵したときに正となり、反対に左操舵したときに負とな
る横加速度に比例した電圧値でなる横加速度検出値Ga
及びGb を出力するようになっている。
【0013】ここで、車体座標系(車体前方を「+x」
軸,車体左横方向を「+y」軸とする)と横加速度セン
サ26a,26bの位置とを示す図5を参照すると(但
し、左転舵初期時に共に正の横加速度G,ヨー角加速度
Ψが発生するとする)、各横加速度センサ26a,26
bで検出される横加速度検出値Ga,b には下記数式1
の関係が成立する。
【0014】
【数1】Ga =Gb +L×Ψ 但し、Lは重心から横加速度センサ26bまでの距離で
ある。コントローラ30は、図6に示すように、第1,
第2の横加速度センサ26a,26bの検出信号Ga
b が入力されてこれらに基づいてヨー角加速度Ψを演
算するヨー角加速度演算回路52と、第1の横加速度セ
ンサ26aの検出信号Ga が入力されてこれに前輪側ロ
ール抑制制御ゲインKF 及び後輪側ロール抑制制御ゲイ
ンKR を乗算してロール抑制制御信号LCF 及びLCR
を出力する前輪側及び後輪側可変ゲイン調整器54及び
56とを有し、前輪側及び後輪側可変ゲイン調整器54
及び56のロール抑制制御ゲインKF 及びKR がステア
特性制御手段を構成するステア特性制御回路58から出
力されるロール抑制制御ゲインの前輪側配分DF 及び後
輪側配分及びDR によって変更される。但し、前後輪の
トータルゲインK(=KF +KR )は一定値に設定さ
れ、通常、ロールフラットが得られるように設定され
る。
【0015】ここで、ヨー角加速度演算回路52は、前
記数式1を変形した下記数式2の演算を行ってヨー角加
速度Ψを算出し、このヨー角加速度Ψの絶対値|Ψ|を
出力し、このヨー角加速度演算回路52と2つの横加速
度センサ26a,26bとでヨー角加速度検出手段が構
成されている。
【0016】
【数2】Ψ=(Ga −Gb )/L また、ステア特性制御回路58は、ヨー角加速度の絶対
値|Ψ|及び車速センサ60から入力される車速検出値
Vをもとに図7に示す関数DF =f(|Ψ|,V))で
表されるロール抑制制御ゲインKの前輪側配分DF を算
出すると共に、算出された前輪側配分DF をもとに下記
数式3の演算を行って後輪側配分DR を算出し、これら
前輪側配分DF 及び後輪側配分DR を可変ゲイン調整器
54及び56に出力する。
【0017】
【数3】DR =1−DF 図7の特性は、ヨー角加速度の絶対値|Ψ|が零から設
定値Aに達するまでの間は、前輪側配分DF が例えば弱
アンダーステアとなる値DF0に設定され、設定値A以上
となるとヨー角加速度の絶対値|Ψ|の増加に応じて所
定ゲインKD をもって増加する。そして、ゲインKD
車速検出値Vに応じて大きくなるように選定されてい
る。
【0018】また、前輪側可変ゲイン調整器54から出
力される前輪側制御信号CSF が直接前右側駆動回路6
2FRに供給されると共に、反転器64Fを介して前左
側駆動回路62FLに供給され、同様に後輪側可変ゲイ
ン調整器56から出力される後輪側制御信号CSR が直
接後右側駆動回路62RRに供給されると共に、反転器
64Rを介して後左側駆動回路62RLに供給される。
【0019】そして、各駆動回路62FL〜62RRか
ら出力される励磁電流iが指令値として各圧力制御弁2
0FL〜20RRに個別に入力される。駆動回路62F
L〜62RRの各々は、入力する電圧信号を指令値とし
ての励磁信号iに変換し、これを前左〜後右圧力制御弁
20FL〜20RRの比例ソレノイドに供給する。
【0020】次に、上記実施例の動作を説明する。今、
車両が凹凸の無い良路を直進走行しているものとする。
この直進走行状態では車体に横方向の加速度が生じてい
ないので、第1,第2の横加速度センサ26a,26b
の検出信号Ga ,Gb は略零である。このため、コント
ローラ30の演算回路52で算出されるヨー角加速度の
絶対値|Ψ|も零となるから、ステア特性補正回路58
から出力される前輪側配分DF が設定値DF0となる。
【0021】このため、前輪側可変ゲイン調整器54の
ロール抑制制御ゲインKF が後輪側可変ゲイン調整器5
6のロール抑制制御ゲインKR に比較してやや大きな値
に設定される。しかしながら、このときの横加速度検出
信号Ga,b が略零であるので、各可変ゲイン調整器5
4,56から出力されるロール抑制制御指令値LCF,
R も略零となることにより、各駆動回路62FL〜6
2RRに供給される圧力指令信号SPFL〜SPRRが略等
しい中立圧力指令値PN となり、この中立圧力指令値P
N に応じた中立電流iNが駆動回路62FL〜62RR
から圧力制御弁20FL〜20RRに出力される。
【0022】したがって、各圧力制御弁20FL〜20
RRから出力される制御圧PC が中立圧PCNとなり、各
油圧シリンダ18FL〜18RRの推力が中立圧PCN
対応した値となるので、車両のステア特性は略ニュート
ラルステアに維持される。この直進走行状態から、定常
円旋回状態に移行すると、車体に横加速度が発生するこ
となるが、ヨー角加速度Ψは略零を維持するので、ステ
ア特性補正回路58から出力される前輪側配分DF は設
定値DF0を維持することになる。
【0023】このとき、定常円旋回状態であり、車体に
横加速度が発生しているので、横加速度センサ26aか
ら横加速度に応じた正(又は負)の横加速度検出値Ga
が出力され、これが前輪側及び後輪側可変ゲイン調整器
54,56に入力される結果、これらゲイン調整器5
4,56から横加速度検出値Ga にロール抑制制御ゲイ
ンKF 及びKR を乗じた値でなるロール抑制指令値LC
F 及びLCR が出力される。これらロール抑制指令値L
F 及びLCR は、ロール抑制制御ゲインKの前輪側配
分DF0が弱アンダーステア特性となるように選定されて
いることから、前輪側ロール抑制制御ゲインKF が後輪
側ロール抑制制御ゲインKR に比較して僅かに大きな値
となり、これに応じて前輪側ロール抑制指令値LCF
後輪側ロール抑制指令値LCR に比較して僅かに大きな
値となる。
【0024】この結果、推力が増加する外輪側の油圧シ
リンダ18FL,18RL(又は18FR,18RR)
のうち前輪側の油圧シリンダ18FL(又は18FR)
の推力が後輪側のそれに比較して高くなり、且つ推力が
減少する内輪側の油圧シリンダ18FR,18RR(又
は18FL,18RL)のうち前輪側の油圧シリンダ1
8FR(又は18FL)の推力が後輪側のそれに比較し
て低下することにより、前輪側における左右の荷重移動
量が後輪側における左右の荷重移動量に比較して僅かに
大きくなり、車両のステア特性が弱アンダーステア特性
に設定される。
【0025】このように、定常円旋回状態では、車体に
生じるヨー角角速度Ψが零に近い値であって、設定値A
を越えることがないので、ステア特性補正回路58で算
出されるロール抑制制御ゲインの前輪側配分DF が設定
値DF0を維持することにより、車両のステア特性は車速
にかかわらず弱アンダーステア特性を維持し、限界走行
速度を向上させてオンザレール感を向上させることがで
きる。
【0026】また、直進状態から旋回状態に移行した時
に車体に生じるヨー角加速度の絶対値|Ψ|が設定値A
よりも大きくなって、過度のヨー角加速度が発生した場
合には、図7に示すように、前輪側配分DF が設定値D
F0より大きくなることにより、前輪側ロール抑制指令値
LCF が後輪側ロール抑制指令値LCR に対してより大
きな値となり、これによって前輪側の左右の荷重移動量
が後輪側の左右の荷重移動量に対してより大きくなるの
で、車両のステア特性が弱アンダーステア特性からより
アンダーステア側に遷移することになり、車両の操縦安
定性を強めることができる。このように、ヨー角加速度
の絶対値|Ψ|が設定値Aを越える状態となると、ロー
ル抑制制御ゲインの前輪側配分DF が車速検出値Vの増
加に応じて増加することになるので、高速走行状態での
操舵時の安定性は従来例と同様に確保することができ
る。
【0027】なお、上記実施例においては、コントロー
ラ30として電子回路を適用した場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、マイクロコンピュ
ータを適用して演算処理するようにしてもよい。また、
上記実施例においては、制御弁として圧力制御弁を適用
して圧力制御を行う場合について説明したが、これに限
らず流量制御弁を適用して流量制御を行うようにしても
よい。
【0028】さらに、上記実施例においては、車速検出
値に応じてヨー角加速度の絶対値|Ψ|とロール抑制制
御ゲインの前輪側配分DF との関係を表す図7のゲイン
D を変更する場合について説明したが、これに限定さ
れるものではなく、図7における設定値Aをも車速検出
値に応じて変更するようにしてよい。さらにまた、上記
実施例においては、作動流体として作動油を適用した場
合について説明したが、これに限定されるものではな
く、他の圧縮性の低い流体を適用することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る能動
型サスペンションによれば、ヨー角加速度検出手段で車
体に発生するヨー角加速度を検出し、このヨー角加速度
絶対値の増加に伴ってステア特性制御手段で、車両の
ステア特性をアンダーステア側に変更するように構成し
たので、ヨー角加速度が大きい高速走行時における過渡
旋回時にはアンダーステア傾向を強めて安定性を確保
し、ヨー角加速度が発生しない定常円旋回時には車両の
ステア特性を車速にかかわらず弱アンダーステアに固定
することが可能となり、限界速度を向上させてオンザレ
ール感を強めることができ、スポーツカー等の限界性能
を重視する車両に好適なステア特性を得ることができる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を示す基本構成図である。
【図2】本発明の一実施例を示す概略構成図である。
【図3】本発明に適用し得る圧力制御弁の出力特性線図
である。
【図4】本発明に適用し得る横加速度センサの出力特性
線図である。
【図5】車体の座標軸を示す説明図である。
【図6】本発明に適用し得るコントローラの一例を示す
ブロック図である。
【図7】本発明に適用し得るステア特性補正回路の出力
特性線図である。
【符号の説明】
10FL〜10RR 車輪 12 車輪側部材 14 車体側部材 16 能動型サスペンション 18FL〜18RR 油圧シリンダ 20FL〜20RR 圧力制御弁 26a,26b 第1,第2の横加速度センサ 30 コントローラ 52 ヨー角加速度演算回路 54 前輪側可変ゲイン調整器 56 後輪側可変ゲイン調整器 58 ステア特性制御回路 62FL〜62RR 駆動回路 64F,64R 反転器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 正晴 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (72)発明者 福山 研輔 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−109712(JP,A) 特開 平1−160721(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60G 17/015

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体と各車輪との間に介挿した流体シリ
    ンダと、該流体シリンダに対する作動流体を個別に制御
    する制御弁と、車体に作用する横加速度を検出する横加
    速度検出手段と、該横加速度検出手段の横加速度検出値
    に応じて車体のロールを抑制するアンチロールモーメン
    トを発生するように指令値を前記制御弁に出力するロー
    ル抑制手段と、該ロール抑制手段の前後輪配分比を変更
    するステア特性制御手段とを備えた能動型サスペンショ
    ンにおいて、車体のヨー角加速度を検出するヨー角加速
    度検出手段を備え、前記ステア特性制御手段は、ステア
    特性を前記ヨー角加速度検出手段におけるヨー角加速度
    検出値の絶対値の増加に応じてアンダーステア側に変更
    することを特徴とする能動型サスペンション。
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