JP2946719B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体装置の製造法に関し、特に帯電を防止
し選択比の向上したマスクの形成方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、半導体装置の製造工程における絶縁膜等のドラ
イエッチング工程において、過剰帯電を防止する手段と
しては、アイオナイザーを使用したり、ウェハーの接触
部の材質を導電性にする方法がある。
アイオナイザーとは、イオン化した空気をウェハーに
吹きつけて除電する装置であるが、主にドライエッチン
グが終了した後、試料室を真空から大気圧に戻した際に
ウェハーに蓄積している電荷を除去するものである。特
に金属配線中の電荷を除去し、異種金属界面における電
池作用を緩和し、金属の溶出を軽減できる効果がある。
またウェハーの接触部としては、ウェハーのホルダー等
をアルミ製にすることにより、ドライエッチング中に蓄
積する電荷を逃がすことが行なわれている。
更にエッチング方法における被エッチング材とマスク
材のエッチング選択比を向上させる手段としては、ガス
組成を最適化したり、添加剤を使用する方法がある。基
本的には、被エッチング材は、化学反応による化学的エ
ッチングが、そしてマスク材は物理的なスパッタによる
物理的エッチングが主な要素となるので、化学的エッチ
ング速度を速くし、物理的エッチング速度を遅くするよ
うにガス組成,添加剤を選択する必要がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の半導体装置の製造工程において過剰帯
電を防止する方法には、下記の欠点がある。アイオナイ
ザーの使用では装置が複雑になる。またウェハーの接触
部の材質を導電性にするには材質に限りがある、更にこ
れらの改善を行なってもウェハー表面の導電性は改善し
にくいので、電荷が蓄積しやすい。
また、従来の被エッチング材とマスク材のエッチング
選択比を向上させる方法には下記の欠点がある。ガス組
成の最適化を行なう場合、一般的に物理的エッチングに
よるフォトレジストの膜減りを抑制して化学的エッチン
グによる被エッチング材のエッチング量を増大する方法
をとるが、この場合、化学的エッチング速度が増大する
ため、フォトレジストの下側の被エッチング材のサイド
エッチング量が増加し、被エッチング材,例えば絶縁膜
パターンの寸法精度が低下する。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の半導体装置の製造方法は、半導体ウェハー上
に絶縁膜を形成したのちこの絶縁膜上にフォトレジスト
のパターンを形成する工程と、パターンが形成された半
導体ウェハーを自転させながらななめ上方から金属をス
パッタし金属膜を形成する工程と、エッチング時間を制
御して前記フォトレジストパターンの側壁の金属膜のみ
を除去しフォトレジストパターンの表面の金属膜を残す
工程と、表面に金属膜が形成された前記フォトレジスト
パターンをマスクとして前記絶縁膜をドライエッチング
する工程とを含んで構成される。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図(a)〜(d)は本発明の第1の実施例を工程
順に説明するための半導体チップの断面図である。
まず第1図(a)に示すように、シリコン酸化膜2を
形成したシリコン基板1上に、厚さ1.5μmのフォトレ
ジスト3により、シリコン酸化膜2をドライエッチング
する領域のパターンを形成する。このパターンサイズは
1.5μm未満であることが望ましい。続いて第1図
(b)に示すように、アルミニウム膜4を、平坦部膜厚
が0.8μm程度となるようにスパッタ法により形成す
る。
このとき、第2図のアルミニウムスパッタ装置の概略
図に示したように、アルミニウムターゲット5より飛び
出した原子は、ウェハー6と垂直ではなく、角度設定器
9によりウェハー6を傾け、ななめ45゜方向からスパッ
タするようにしておく。更にウェハー6を支持するウェ
ハーホルダー7はウェハー自転用モータ8に接続させ、
第3図に示すように、ウェハー6をウェハーホルダー7
と共に自転させる。これにより、第1図(b)に示した
ように、フォトレジスト3の側壁にはフォトレジスト3
の表面のアルミニウムの約1/2の膜厚のアルミニウムが
付着する。
次に第1図(c)に示すように、この膜厚差を利用
し、エッチング時間を制御しフォトレジスト3の側壁の
アルミニウム膜3のみをリン酸により除去する。
次に第1図(d)に示すように、シリコン酸化膜2を
CF4等のガスでドライエッチングを行なう。
このように第1の実施例によれば、過剰な電荷は表面
のアルミニウム層を通じてウェハーから逃げるので、シ
リコン基板1に形成された半導体素子の静電破壊は、低
減される。また、フォトレジスト表面をアルミニウム膜
で保護しているため、マスクとしてのフォトレジストの
膜減りがなく、シリコン酸化膜のマスク材に対するエッ
チング選択比は向上する。
第4図(a)〜(d)は本発明の第2の実施例を説明
するためのウェハーの自転方法を示すウェハーの上面図
であり、第5図はその際のフォトレジスト3の開口部側
面のアルミニウムの付着領域を示す図である。
第1図(b)に示したようにフォトレジストのパター
ン上にアルミニウムをスパッタするときに、ウェハー6
を90゜ずつステップ回転させる。素子の形状と配置方向
をそろえておけば、第4図(a)の状態では第5図にお
けるA領域に、第4図(b)の状態では第5図における
B領域に、第4図(c)の状態では第5図におけるC領
域に、そして第4図(d)の状態では第5図におけるD
領域にそれぞれアルミニウムが付着する。このとき、フ
ォトレジスト3の側壁には、フォトレジスト3の表面に
約1/4の膜厚のアルミニウムが付着する。この場合は第
1の実施例と比較してアルミニウム膜のエッチングの選
択比が更に向上する。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、フォトレジストパター
ンの表面のみに金属膜を形成してドライエッチング工程
における過剰帯電を防止することにより、MOSトランジ
スタのゲート酸化膜,容量酸化膜等の素子の破壊を防止
できる効果がある。
また、マスクとしてのフォトレジスト表面が金属で覆
われているため、絶縁膜をドライエッチングする際選択
比を大きくとれるで、精度よくエッチングすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(d)は本発明の第1の実施例を説明す
るための工程順に示す半導体チップの断面図、第2図及
び第3図は第1の実施例に用いるスパッタ装置の概略図
及びウェハーホルダの斜視図、第4図(a)〜(d)は
第2の実施例を説明するためのウェハーの上面図、第5
図は第2の実施例によるアルミニウムの付着領域を示し
たフォトレジストの斜視図である。 1……シリコン基板、2……シリコン酸化膜、3……フ
ォトレジスト、4……アルミニウム膜、5……アルミニ
ウムターゲット、6……ウェハー、7……ウェハーホル
ダー、8……ウェハー自転用モータ、9……角度設定
器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体ウェハー上に絶縁膜を形成したのち
    この絶縁膜上にフォトレジストのパターンを形成する工
    程と、パターンが形成された半導体ウェハーを自転させ
    ながらななめ上方から金属をスパッタし金属膜を形成す
    る工程と、エッチング時間を制御して前記フォトレジス
    トパターンの側壁の金属膜のみを除去しフォトレジスト
    パターンの表面の金属膜を残す工程と、表面に金属膜が
    形成された前記フォトレジストパターンをマスクとして
    前記絶縁膜をドライエッチングする工程とを含むことを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
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US20070283832A1 (en) * 2006-06-09 2007-12-13 Apple Computer, Inc. Imprint circuit patterning
JP2009239292A (ja) * 2009-05-22 2009-10-15 Denso Corp ドライエッチング方法及びこの方法に用いるドライエッチング装置

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