JP2945579B2 - ミッドマウント型乗用芝刈機 - Google Patents

ミッドマウント型乗用芝刈機

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JP2945579B2
JP2945579B2 JP12721894A JP12721894A JP2945579B2 JP 2945579 B2 JP2945579 B2 JP 2945579B2 JP 12721894 A JP12721894 A JP 12721894A JP 12721894 A JP12721894 A JP 12721894A JP 2945579 B2 JP2945579 B2 JP 2945579B2
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JP
Japan
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mower
mid
case
drive shaft
bevel
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JP12721894A
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和夫 鮫島
政治 久礼
秀雄 大倉
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、4輪駆動式のミッドマ
ウント型乗用芝刈機に関する。
【0002】
【従来の技術】4輪駆動式のミッドマウント型乗用芝刈
機は、実開平3‐48428号公報に示されるように、
前・後輪の間に装着されたモーアの上部に前輪へのドラ
イブシャフトが配設されており、そして、前記モーア
は、刈刃ハウジング上面のベベルケースに内装のベベル
ギア機構を介して駆動されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】モーアを上昇させる
と、前輪へのドライブシャフトにベベルケースが接当す
るため、モーアを大きく昇降させることができない不都
合がある。
【0004】そこで、前記モーアを大きく昇降させる手
段として、前輪へのドライブシャフトを避ける為に、機
体に対するモーアのオフセット量を大きくすると、つま
り、一般に、乗用芝刈機においては、機体旋回時の刈り
残しを少なくするために、機体のセンターに対してモー
アを機体横一側方へオフセットして配設してあるが、そ
のオフセット量を大きくすると機体の左右バランスが悪
くなる。
【0005】また、前輪へのドライブシャフトを避ける
為に、ベベルケースを小さくすると、刈刃ハウジングに
対するベベルケースの支持強度が低下して、つまり、一
般に、ベベルケースは左右一対の支持ステーを介して刈
刃ハウジングに取付けられているが、その左右一対の支
持ステーのスパンが狭くなって、ベベルケースを広いス
パンで安定良く支持できない不都合が生じる。
【0006】本発明の第1の目的は、機体の左右バラン
スの悪化やベベルケースの支持強度の低下などを招くこ
となくモーアを大きく昇降できるようにする点にある。
【0007】本発明の第2の目的は、そのベベルケース
に内装のベベルギア機構の耐久性の向上をはかる点にあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本第1発明の特徴構成
は、ベベルケースのドライブシャフトとの接当箇所に相
当する上部の角を凹入させてドライブシャフト入込み用
の凹入部を形成した点にある。
【0009】本第2発明の特徴構成は、前記ベベルケー
スが、その下部が左右方向に張出された形状で、且つ、
内部に潤滑油が内蔵されたものである。
【0010】
【作用】本第1発明の特徴構成によれば、モーアを上昇
させると、凹入部にドライブシャフトが位置することと
なるので、ドライブシャフトに対するベベルケースの接
当が回避される。
【0011】本第2発明の特徴構成によれば、ベベルケ
ースの下部を横方向に張出してベベルケースに対する左
右一対の支持ステーのスパンを広くしてあるので、ベベ
ルケースを安定良く支持するこができ、また、ケース内
のベベルギア機構に対する潤滑油の油量を多くし得る。
【0012】
【発明の効果】本第1発明によれば、モーアのオフセッ
ト量を小さくし乍らモーアの昇降量を大きくし得るの
で、機体の左右バランスの悪化を招くことがなく、ま
た、幅広のベベルケースを用いることができるので、広
いスパーンでベベルケースを安定良く支持し得る。
【0013】本第2発明によれば、幅広のベベルケース
を用いることができるので、ケース内の潤滑油の油量を
多くすることができ、ベベルギア機構の耐久性の向上が
はかれる。
【0014】
【実施例】図1に示すように、機体後部に作業装置連結
用のリンク機構1を備えたトラクタAの前・後輪2,3
の間にモーアMを装着してミッドマウント型乗用芝刈機
を構成してある。
【0015】前記トラクタは、4輪駆動式で、機体後部
のミッションケース4からドライブシャフト5を介して
前輪2へ動力を伝達するようになっている。
【0016】前記モーアMは、リンク機構6を介して車
体フレームaに連結してあり、そのリンク機構6をリフ
トアーム1aによって駆動されるロアーリンク1bに連
係の連係機構Bを介して昇降駆動可能に構成してある。
【0017】前記連係機構Bは、ロアーリンク1bの揺
動支点と同芯状に設けられた回動アーム7と、回動アー
ム7に連係のロッド8及び車体フレームaに横軸芯周り
に回動自在に設けられたリフトアーム9並びにリフトア
ーム9とリンク機構6とを連結する縦リンク10から構
成されており、前記回動アーム7は、ロアーリンク1b
の上面に接当可能な接当片7aを備えており、前記ロア
ーリンク1bが一定以上上昇されると前記接当片7aが
ロアーリンク1bに接当して、前記連係機構Bを介して
前記モーアMが昇降駆動可能に構成されている。
【0018】前記モーアMへは、ミッションケース4の
ミッドPTO軸11からユニバーサルジョインを備えた
ジョイント軸12を介して刈刃ハウジング上面のベベル
ケース13の入力軸14Aに伝動可能に構成してある。
【0019】前記ベベルケース13の入力軸14Aに伝
動された動力は、ベベルギア機構14を介して出力軸1
4Bに装着のセンターブレード15Aを駆動し、この出
力軸14Bに装着の出力プーリー16Aからベルト伝動
装置17を介して両サイドのブレード15B,15Bを
駆動可能に構成してある。
【0020】前記モーアMは、機体の左右中心に対して
機体横一側方に若干オフセットされた状態で配設されて
おり、そして、機体の左右中心線上に前記前輪へのドラ
イブシャフト5が配設されている。
【0021】そして、ベベルケース13のドライブシャ
フト5との接当箇所に相当する上部の角を凹入させてド
ライブシャフト入込み用の凹入部13aを形成してあ
り、前記モーアを上昇させた場合に、前記前輪へのドラ
イブシャフト5に前記ベベルケース13が接当すること
がないようにしてある。また、ベベルケース13を左右
対象形状とするために、他方の上部の角も凹入させて凹
入部13a’を形成してある。
【0022】図5に示すように、ブレード15の起風翼
15a、つまり、刈芝を吹き飛ばすための風を発生させ
るための起風翼15aに、ブレード空転時の風切音を低
下させるための孔15bを設けてある。
【0023】前記孔15bは、ブレード15に対して直
角に孔をプレス成形した後、孔周りを面取りし、然る後
に起風翼15aを折り曲げて形成してある。
【0024】上記構造によれば、孔15b周りを面取り
しないで起風翼15aを折り曲げる場合に比して、流路
を広くすることができ、また、空転時には、孔15bを
通して風を逃がすので、渦の発生が少なく風切音の騒音
を抑制し得る。
【0025】そして、草刈り時には、孔15bが草で埋
まるため、通常の風量を発生することとなる。
【0026】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体側面図
【図2】モーア昇降状態を示す側面図
【図3】モーアの平面図
【図4】モーアの縦断背面図
【図5】ブレードの平面図
【図6】同、縦断側面図
【符号の説明】
2 前輪 3 後輪 4 ミッションケース 5 ドライブシャフト 6 リンク機構 12 ジョイント軸 13 ベベルケース 13a 凹入部 14A 入力軸 M モーア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 平5−137438(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01D 34/63 - 34/86

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体の前・後輪(2),(3)の間
    にリンク機構(6)を介してモーア(M)を装着すると
    ともに、機体後部のミッションケース(4)からドライ
    ブシャフト(5)を介して前輪(2)に伝動するととも
    に、前記ミッションケース(4)からジョイント軸(1
    2)を介して刈刃ハウジング上面のベベルケース(1
    3)の入力軸(14A)に伝動して前記モーア(M)を
    駆動するミッドマウント型乗用芝刈機において、前記ベ
    ベルケース(13)のドライブシャフトとの接当箇所に
    相当する上部の角を凹入させてドライブシャフト入込み
    用の凹入部(13a)を形成してあるミッドマウント型
    乗用芝刈機。
  2. 【請求項2】 前記ベベルケース(13)が、その下部
    が左右方向に張出された形状で、且つ、内部に潤滑油が
    内蔵されたものである請求項1に記載のミッドマウント
    型乗用芝刈機。
JP12721894A 1994-06-09 1994-06-09 ミッドマウント型乗用芝刈機 Expired - Lifetime JP2945579B2 (ja)

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JPH07327462A JPH07327462A (ja) 1995-12-19
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