JP2520395Y2 - 芝刈機のモーア支持構造 - Google Patents

芝刈機のモーア支持構造

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JP2520395Y2
JP2520395Y2 JP1990049402U JP4940290U JP2520395Y2 JP 2520395 Y2 JP2520395 Y2 JP 2520395Y2 JP 1990049402 U JP1990049402 U JP 1990049402U JP 4940290 U JP4940290 U JP 4940290U JP 2520395 Y2 JP2520395 Y2 JP 2520395Y2
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JP
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mower
housing
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lawn
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JP1990049402U
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輝郎 島村
甚之助 高倉
修身 藤原
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ハウジング内に回転刃を備えたモーアを、
前輪の前方位置に配置し、そのモーアを昇降リンクを介
して昇降自在に吊下げ装着してある芝刈機のモーア支持
構造に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の芝刈機としては、特開昭64-43118号公
報に見られるように、ハウジングの天壁前部に立設され
たブラケットと、伝動ケースから前方に突設させたブラ
ケットに昇降リンクの前端部を横軸芯で枢支連結させた
ものが知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ハウジング上面に形成される昇降リンクとの取付部に
はモーアの荷重が作用するとともに、進行に伴う走行抵
抗も作用するので高い強度、剛性が必要となる。ところ
が、通常、ハウジングは板金製であるために、前記取付
部は取付台座や補強部材等によって補強されてはいるも
のの、ハウジング自体が底面部を開放させられた板金部
材故に元々剛性に欠けるきらいがあり、かつ、前述した
補強部材も限られた大きさのものであるため、取付部周
辺におけるハウジングには強度、剛性の点で改善の余地
が残されていた。
本考案はモーアの支持構造を工夫することにより、上
記不都合を解消することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案の特徴構成は、ハウ
ジング内に回転刃を備えたモーアを、前輪の前方位置に
配置し、そのモーアを昇降リンクを介して昇降自在に吊
下げ装着してある芝刈機のモーア支持構造であって、前
記ハウジングの上面に、前端部に転輪を備えた左右一対
の縦フレーム部材を取付け固定し、これら一対の縦フレ
ームを横フレーム部材で連結し、前記昇降リンクにその
横フレーム部材を横軸芯で枢支連結し、その横軸芯を、
前記モーアの重心位置に対して後側位置となる状態に配
設してある点にある。
また、前記横フレーム部材を前向き凸状となる前記ハ
ウジング前部形状に沿わせて屈曲形成するも良い。
〔作用〕
前記構成によれば、(イ)昇降リンクとの取付部を強
度、剛性が十分に高められる横フレーム部材に形成でき
るので、該取付部の強度、剛性を従来構造よりも強化で
きるとともに、(ロ)その横フレーム部材は左右一対の
縦フレーム部材を介してハウジングに取付けられている
ので、ハウジングと縦フレーム部材との連結箇所を多く
して該連結箇所に作用する応力を容易に軽減することも
できる。
また、(ハ)一対の縦フレーム部材の先端部に転輪を
備えてあるので、転輪が他物と接当した際の衝撃は縦フ
レーム部材が受けることにより、ハウジングには該衝撃
が伝わり難くなる。
さらに、(ニ)昇降リンクと枢支連結点をモーアの重
心位置よりも後方に設けたので、リフトアームを介して
昇降リンクを上方へ揺動移動してモーアを宙に浮く上昇
位置に吊上げると、前より状態の昇降リンクに対してモ
ーア後部が上がり付勢され、ハウジングが側面視にて水
平に近づくように変位することになり、前記枢支連結点
を前記重心位置よりも前に設ける場合に比べて地上高を
高く取れるようになる。
〔考案の効果〕
従って、請求項1記載の芝刈機では(イ),(ロ),
(ハ)の作用により、取付部の強度、剛性の向上及び外
力にも強いハウジング構造が得られ、また、縦及び横フ
レーム部材の存在によりハウジングの板厚を薄くして軽
量化することも可能であるとともに、(ニ)の作用によ
って芝刈機の移動走行中にモーアが他物と接触するおそ
れを軽減できた。
特に、枢支連結点を横フレーム部材後側に設けた場合
には、該横フレーム部材の重量をモーア重心位置の前寄
り化に寄与できる利点や、該枢支連結点を比較的左右方
向で自由な位置に選択できる利点がある。
請求項2記載の芝刈機では、上記効果に加えて、より
モーア重心位置の前寄り化に寄与できるので、枢支連結
点を後へ移動して昇降リンク長さを短くすることができ
る。
〔実施例〕
第3図に前部に操縦部(1)、後部にエンジン(2)
を備えるとともに、床下部に無断変速装置(3)、差動
装置(4)等を装備した機体を駆動前輪(5)及び操向
後輪(6)で走行可能にするとともに、ハウジング
(7)内に回転刃(8)を備えたモーア(M)を、前輪
(5)の前方位置に配置し、リフトアーム(9)で吊設
された昇降リンク(18)を介して昇降自在に吊下げ装着
してある芝刈機のモーア支持構造が示されている。
次にモーア及びその支持構造について説明する。
第1図、第2図に示すように、前記ハウジング(7)
は底面部が開放された蓋状の板金部材であり、3枚の回
転刃(8),(8),(8)を内装し、中央の回転刃
(8)を前寄りに配置してある構造上、ハウジング
(7)の前部形状は前向き凸状を呈している。
前記ハウジング(7)の上面は、動力の入力部(13)
や回転刃(8)駆動用ベルト(14)等がその上側に構成
される後部上面(15)と、刈草の飛散移動空間を設ける
ために高さの高くしてある前部上面(16)とによる段差
状に形成されている。
そして、前記ハウジング(7)の上面に、前端部に転
輪(10)を備えた左右一対の縦フレーム部材(11)、
(11)を取付け固定するとともに、これら一対の縦フレ
ーム(11),(11)を横フレーム部材(12)で連結し、
その横フレーム部材(12)をその後側位置で前記昇降リ
ンク(18)の前端部に横軸芯(P)で枢支連結し、か
つ、その横軸芯(P)を、前記モーア(M)の重心位置
に対して後側位置となる状態に配設してある。
縦および横フレーム部材(11),(12)はいずれも角
パイプで成り、横フレーム部材(12)はハウジング
(7)の前部上面(16)と後部上面(15)との段差部に
沿わせてあり、平面視で前向き凸形状を呈している。
前記縦フレーム部材(11),(11)はそれぞれハウジ
ング(7)上面の左右箇所における前後の屈曲部付近位
置の前部及び後部上面(16),(15)と合計4箇所ブラ
ケットを連結してある。
また、前記横軸芯(P)は横フレーム部材(12)に固
定された後向きコ字状のブラケット(17),(17)に形
成されているとともに、第2図に示すようにモーア
(M)の重心(G)位置の都合上、モーア(M)は前下
がりして、ほぼ水平状態となるのである。
そして、前記ブラケット(17)はその横フレーム部材
(12)への取付設定位置に左右方向での自由度があるの
で、例えば昇降リンク(18)をモーア(M)の大きさに
拘らず共通使用可能とすることもできる。
〔別紙実施例〕
第4図に示すように、横フレーム部材(12)を直線状
に設けるとともに、この横フレーム部材(12)もハウジ
ング(7)上面と連結するように構成しても良い。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る芝刈機のモーア支持構造の実施例を
示し、第1図は該構造を示すモーアの平面図、第2図は
該構造を示す側面図、第3図は乗用型芝刈機の側面図、
第4図はモーア支持構造の別実施例を示すモーアの平面
図である。 (5)……前輪、(7)……ハウジング、(8)……回
転刃、(9)……リフトアーム、(10)……転輪、(1
1)……縦フレーム部材、(12)……横フレーム部材、
(18)……昇降リンク、(M)……モーア、(P)……
横軸芯。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−43118(JP,A) 実開 昭60−119239(JP,U) 実開 平1−72006(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジング(7)内に回転刃(8)を備え
    たモーア(M)を、前輪(5)の前方位置に配置し、そ
    のモーア(M)を昇降リンク(18)を介して昇降自在に
    吊下げ装着してある芝刈機のモーア支持構造であって、
    前記ハウジング(7)の上面に、前端部に転輪(10)を
    備えた左右一対の縦フレーム部材(11),(11)を取付
    け固定し、これら一対の縦フレーム(11),(11)を横
    フレーム部材(12)で連結し、前記昇降リンク(18)に
    その横フレーム部材(12)を横軸芯(P)で枢支連結
    し、その横軸芯(P)を、前記モーア(M)の重心位置
    に対して後側位置となる状態に配設してある芝刈機のモ
    ーア支持構造。
  2. 【請求項2】前記横フレーム部材(12)を前向き凸状と
    なる前記ハウジング(7)前部形状に沿わせて屈曲形成
    してある請求項1記載の芝刈機のモーア支持構造。
JP1990049402U 1990-05-10 1990-05-10 芝刈機のモーア支持構造 Expired - Lifetime JP2520395Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH049504U JPH049504U (ja) 1992-01-28
JP2520395Y2 true JP2520395Y2 (ja) 1996-12-18

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ID=31567061

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60119239U (ja) * 1984-01-19 1985-08-12 株式会社クボタ モア−装置
JPS6443118A (en) * 1987-08-12 1989-02-15 Kubota Ltd Mowed grass discharging apparatus of mower

Also Published As

Publication number Publication date
JPH049504U (ja) 1992-01-28

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