JP2943674B2 - 中子成形方法 - Google Patents

中子成形方法

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JP2943674B2 JP7294476A JP29447695A JP2943674B2 JP 2943674 B2 JP2943674 B2 JP 2943674B2 JP 7294476 A JP7294476 A JP 7294476A JP 29447695 A JP29447695 A JP 29447695A JP 2943674 B2 JP2943674 B2 JP 2943674B2
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    • B22C9/10Cores; Manufacture or installation of cores
    • B22C9/103Multipart cores

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基本中子に接合中
子を接合して完成中子とする形式の中子成形方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば特公昭63−22900号公報
に、前記形式の中子成形方法が開示されている。この技
術においては、まず完成中子の一部を第1の成形工程で
成形して基本中子を成形する。ついでその基本中子を第
1の成形型から取出して第2の成形型内に位置決めして
セットする。そしてこの第2の成形型内に造型砂を充填
し、かつ硬化用の触媒ガスを通過させることにより、完
成中子の残り部分を造型すると同時に先に造型された基
本中子と接合させて完成中子を成形する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来技術では、
第1の成形工程で成形された基本中子を第2の成形型内
に位置決めしてセットするとき、その位置決め部にはセ
ットに必要なクリアランス(がた)があるため、位置決
め精度にばらつきが生じやすい。したがって前記方式で
成形された完成中子を使用した鋳造製品の寸法精度にも
ばらつきが生じることとなり、例えば車両用エンジンの
シリンダブロックにおけるボアとウォータジャケットと
の間の壁部のように、その肉厚寸法に高い精度が要求さ
れる鋳造製品の中子を従来の技術で製造することは著し
く困難である。また従来の技術では、予め造型された基
本中子を第1の成形型から取出す工程が必要となる他、
その基本中子が成形型の外で取り扱われるため、基本中
子を破損させるなどのトラブルを招くおそれもある。
【0004】本発明の第1の目的は、先に成形された基
本中子を型本体内に残したままで、型本体と組合せて用
いる型要素を交換し、この交換された型要素と型本体と
で接合中子を成形すると同時にその接合中子を基本中子
に接合して完成中子とすることにより、基本中子と接合
中子との位置決め精度を高めるとともに、先に造型され
た基本中子を型の外で取扱うことを避けてその破損など
のトラブルを解消することである。本発明の第2の目的
は、接合中子のための型要素が基本中子と干渉すること
なく、容易に型抜き可能とすることである。。本発明の
第3の目的は、型本体の型開き時における完成中子の割
れを防止することである。さらに本発明の第4の目的
は、いわゆるルーズピースの使用を排除することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、基本中子
に接合中子を接合して完成中子を成形する方法であり、
型本体と、その型本体に型合せされたときに前記基本中
子に対応する第1成形空間を画定する第1型要素と、そ
の型本体に型合せされたときに前記第1成形空間を包含
する第2成形空間を画定する第2型要素とを用意する工
程と、前記型本体に前記第1型要素を型合せする工程
と、前記第1成形空間に中子形成材を充填して前記基本
中子を成形する工程と、前記型本体内に前記基本中子を
残した状態で、前記型本体から前記第1型要素を取外し
て代わりに第2型要素を型合せする工程と、前記第2成
形空間に中子形成材を充填して前記接合中子を新たに成
形すると同時に前記基本中子に接合することを特徴とす
る。この方法によると、先に成形された基本中子をその
型本体内に残したままで、同じ型本体内に接合中子を成
形して完成中子としているため、これらの基本中子と接
合中子との位置決め精度が向上し、高い寸法精度が要求
される鋳造製品の中子を成形するのに最適となる。また
先に成形された基本中子をその型本体の外に取出して扱
うことがないので、この基本中子の破損などを避けるこ
ともできる。
【0006】第2の発明は、第1の発明の中子成形方法
において、前記型本体に前記第1型要素を型合せしたと
きに、前記型本体に形成されている複数の中子形成材充
填口の一部が前記第1型要素で閉塞されることを特徴と
する。この場合、基本中子成形時には、第1型要素で閉
塞される充填口には中子形成材が充填されず、閉塞され
ない充填口には中子形成材が充填されて基本中子が成形
される。このため、第2型要素を用いた成形時には、前
者の充填口から中子形成材が充填されて接合中子が成形
され、一方後者の充填口は基本中子で閉塞されて基本中
子の形状が保持される。このようにすると、第2型要素
の形状が簡単化され、基本中子と干渉することなく、型
抜きすることができる。
【0007】第3の発明は、第1の発明の中子成形方法
において、前記型本体を開いて完成中子を前記型本体か
ら取出すに際し、前記型本体の型開きストロークの途中
に押出ピンを保持させておくとともに、前記型本体を開
いたあとに前記第2型要素を取外すことを特徴とする。
これにより型本体の型開き時において完成中子が割れる
といったトラブルが解消される。
【0008】第4の発明は、第1の発明において、前記
第1型要素ないし第2型要素の少なくとも一方に縮径機
構が組込まれており、その縮径機構を用いて前記縮径機
構付型要素が成形物と干渉することなく取外されること
を特徴とする。これによると、通常なら型と成形物とが
干渉して型の抜けない、いわゆるアンダーカット部があ
っても、生産効率が低下するルーズピースを利用するこ
となく、成形可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。なお本実施の形態は、シリンダブロックの鋳造に
用いる中子をコールドボックス法により成形する技術に
本発明を適用したものである。ここでコールドボックス
法とは、中子形成材としてフェノール樹脂などで被覆さ
れた珪砂を使用し、この中子形成材の硬化に際して加熱
処理を行わず、常温で触媒ガス(第3級アミンガス)を
通過させ、これに伴う硬化反応によって成形(中子成
形)を行う方法である。
【0010】実施の形態1 図1は基本中子を成形する第1の成形工程を示し、図7
はそれに接合中子を接合する第2の成形工程を示してい
る。この実施例では、型本体210が3ピースで構成さ
れており、上型210a、左型210b、右型210c
が組合されて型本体210が構成される。上型210a
は図示の位置より上動し、左型210bは図示の位置よ
り左動して型開きされる。右型210cは固定されてい
る。型本体210に対して第1型要素214が組合され
て用いられ、型本体210に第1型要素214が組合さ
れたときに、両者間に基本中子成形空間216が画定さ
れる。この実施例の場合、基本中子としてウォータジャ
ケット中子が成形される例を示しており、型本体210
の内面はウォータジャケット中子の外面に対応し、第1
型要素214の外面はウォータジャケット中子の内面に
対応する。
【0011】上型210aは複数の中子形成材(樹脂被
覆された珪砂)充填口213a,213b,213cを
有し、そのうちの一部の充填口213bは第1型要素2
14が型本体210に組合されたときに閉塞され、残り
の充填口213a,213cは基本中子に対応する第1
成形空間216に連通する。上型210aの上部には中
子形成材を中子成形空間216に充填するためのブロー
プレート238が配置されており、吹込口238a,2
38b,238cが各充填口213a,213b,21
3cに対応位置している。
【0012】第1成形工程、すなわち基本中子(この場
合、ウォータジャケット中子)の成形工程のあと、第1
型要素214は型本体210に対して図示下方に型抜き
される。このときアンダーカット部250が存在するた
めに、第1型要素214の形状を維持したままでは成形
された基本中子242(図7に示される)と干渉するこ
となく型抜きすることができない。そこで第1型要素2
14には、縮径機構が組込まれている。
【0013】図2は、第1型要素214の上部形状を模
式的に示している。なお図2は縮径の様子を示す模式図
であり、詳細説明は図示省略されている。図2(A) は使
用状態を示し、この状態で第1型要素214の外面形状
は基本中子242の内面形状に対応する。第1要素系2
14の上部は計5ピースで構成されており、中央部材2
14aを中心に、左部材214b、後部材214c、右
部材214d、前部材214eが組合されている。中央
部材214aの前後方向の側面は下方に広がるテーパ面
214a1 ,214a2 とされており、このテーパ面2
14a1 ,214a2 に対して前部材214eと後部材
214cがスライド可能となっている。このために中央
部材214aのみが下方に下げられると、図2(B) に示
すように、前部材214eは後方に移動し、後部材21
4cは前方に移動し、第1型要素214の上部は前後方
向に縮径する。さらに中央部材214aが下降される
と、前部材214eと後部材214cもともに下降する
(図2(C) 参照)。このとき前部材214eは後退し、
後部材214cは前進しているためにアンダーカット部
250と干渉しない。左部材214bと右部材214d
に対して前部材214eと後部材214cが下降してし
まうと、今度は左部材214bが右進し、右部材214
aが左進し、第1型要素214の上部が左右方向にも縮
径する。このようにして第1型要素214の上部が全方
向に縮径し、基本中子242と干渉することなく第1型
要素214が基本中子242から型抜き可能となってい
る。
【0014】図3は型本体210と第1型要素214と
の全体構成を模式的に示しており、この例は2気筒エン
ジンのための中子を成形する場合を示している。図4は
第1型要素214の平面図を示し、図5は側面図、図6
は図4のVI−VI線図を示している。図4、図5におい
て、右半分は縮径時の様子を示し、左半分は使用状態を
示す。なお図6では右半分が使用状態を示し、左半分は
前後に縮径したときの様子を示す。
【0015】第1型要素214は、図示外の型移動機構
で動かされるベース254を有し、このベース254に
前記中央部材214aが固定されている。この中央部材
214aに対し、前記したように、前部材214eがテ
ーパ面214a1 に沿ってスライド可能にTスローク2
62で取付けられている。Tスローク262内にはばね
264が収容されている。後部材214cもテーパ面2
14a2 に沿って同様に取付けられている。
【0016】ベース254には1対のガイドピン256
によって可動プレート258が上下方向に移動可能に取
付けられている。この可動プレート258には各気筒毎
にスライド機構260が取付けられており、この各スラ
イド機構260に一対の支持棒252b,252dが取
付けられている。スライド機構260は、図5の左半分
に示すように、一対の支持棒252b,252d間距離
が開いた状態と、右半分に示すように、一対の支持棒2
52b,252d間距離が閉じた状態との間で可動とな
っており、支持棒252bの上端に左部材214b、支
持棒252dの上端に右部材214dが取付けられてい
る。支持棒252b,252dはベース254と図2
(B) に示す溝214a3 の中を貫いて上下方向に伸びて
いる。
【0017】次に上記構造の作動の様子を示す。基本中
子を成形する第1成形工程の完了後に、図示外の型移動
機構により第1型要素214のベース254が下降され
る。このベース254に中央部材214aが固定されて
おり、中央部材214aも下降する。前部材214eと
後部材214cはバネ264によって上方に付勢され、
上面が上型に当接することで、その位置が規制される。
またベース254の下降中、可動プレート258の高さ
が一定に保たれることにより左右部材214b,214
dの下動が禁じられる。このためにベース254の下動
によって中央部材214aのみが下動し、中央部材21
4aのテーパ面214a1 ,214a2 にTスロークで
スライド可能となっている前部材214e、後部材21
4cはテーパ面214a1 ,214a2 によって中央方
向に平行移動する。図6においては、図示の便宜上前部
材214eは中央方向に移動し、後部材214cは中央
方向に移動していない状態を示している。なおTスロー
ク262内にばね264が収容されているために、前後
の部材214e,214cは上方に付勢されている。
【0018】ベース254とともに中央部材214aが
Tスローク262のリミットまで下動したあと、さらに
ベース254が下動すると、今後は前後部材214e,
214cも下動する。このとき第1型要素214はすで
に前後方向に縮径しており、アンダーカット250と干
渉することはない。前後部材214e,214cの頭部
が左右部材214b,214dの下端よりも低下したと
きにベース254の下動が一旦停止され、次にスライド
機構260によって一対の支持棒252b,252d間
の距離が縮められて左右部材214b,214dが左右
方向に縮径する。このあと再びベース254が下動され
る。このときは可動プレート258もベース254とと
もに下動し、第1型要素214の全体が下動して型本体
210及び基本中子242の両者から取出される。なお
このとき左右部材214b,214dが縮径されていて
アンダーカット250と干渉しない。
【0019】図8は、第2型要素220の全体を模式的
に示し、図7はその第2型要素220が型本体210に
組合わされたときの断面図を示す。図中220aは接合
中子274のための成形空間272を画定する壁を示し
ている。図中242は第1成形工程で成形されている基
本中子を示している。型本体210と第2型要素220
との間には、接合中子成形空間272の他に、第2空間
270が確保され、その第2空間270内に基本中子2
42が収容される。すなわち型本体210と第2型要素
220間に形成される第2成形空間270,272は第
1成形空間216を包含する関係にあり、第2成形空間
内に基本中子242が収容される。このために型本体2
10内に基本中子242を収容した状態で型本体210
に第2型要素220を型合せすることができる。
【0020】なお型本体210と第2型要素220間の
空間のうち、外側の空間270は閉じていない。また第
2型要素220を組合せたとき、第1型要素214では
閉塞されていた充填口213bが開けられ、第2成形空
間270,272のうち、接合中子に対応する空間27
2に中子形成材が充填される。一方第1成形工程で用い
られた充填口213a,213cは、基本中子242で
閉塞される。充填口213a,213cが基本中子24
2で閉塞されるために、第2空間270に中子形成材が
充填されることはない。そのために、第2型要素220
の外面形状は基本中子242内に挿入される形状であれ
ば足り、第2成形工程後に完成中子から容易に型抜きで
きる形状のものとできる。充填口213bが第1成形工
程で第1型要素214で閉塞されていないと、第2成形
工程で充填不能となってしまうところ、この実施例で
は、中央部材214aで閉塞されているために、第2成
形工程で接合中子のための中子形成材の充填が可能とな
っている。
【0021】この実施例の場合、まず図1の状態で充填
口213a,213cから第1成形空間216に中子形
成材を充填した後に、硬化ガスにさらして基本中子24
2を成形する。次に図2に示した縮径機能を用いて第1
型要素214を基本中子242と干渉しないようにして
下方に取外す。次に第2型要素220を型合せして図7
の状態とし、今後は充填口213bから接合中子成形空
間272に中子形成材を充填した後に硬化ガスにさらし
て接合中子(この場合ボア用中子)を成形する。接合中
子274は成形と同時に基本中子に接合されて完成中子
が成形される。第2型要素220の外形は、基本中子2
42にルーズであり、第2型要素220の内部に接合中
子274が成形された後でも第2型要素220は完成中
子から型抜きすることかできる。
【0022】実施の形態2 次に、交換して用いられる第1型要素を2個用い、第1
型要素に縮径機構を用いるのに変えてルーズピースを用
いる例を示す。図9は中子の第一成形工程を表した構成
図であり、図10は第一成形工程の成形完了状態を表し
た構成図である。これらの図面で示すように型本体10
の上側にはスラブ中子用の成形型12が、また下側には
ウォータジャケット中子用の成形型14がそれぞれ配置
されている。これらの成形型12,14は第一成形工程
における「型要素」であり、これらを前記型本体10に
対して図9で示すように型合わせすることによって第1
成形空間16が画定される。
【0023】前記スラブ中子用の成形型12には、中子
成形マシンのブローヘッド36から供給される中子形成
材(珪砂)を前記第1成形空間16に吹込むための複数
個の吹込み口13が設けられている。また前記ブローヘ
ッド36は、前記成形型12の各吹込み口13と合う位
置に孔(図示外)があけられたブロープレート38を備
えている。なお前記ウォータジャケット中子用の成形型
14には、ルーズピース15が使用されている。このル
ーズピース15は、成形型14の型形状がそのままでは
基本中子から離脱不能な場合にその型形状の一部として
用いるもので、基本中子成形後はルーズピース15を残
して成形型14を離脱させ、その後にルーズピース15
を取出すことが可能となっている。
【0024】図11は中子の第二成形工程を表した構成
図であり、図12は同じく第二成形工程の成形完了状態
を表した構成図である。これらの図面で示すように第二
成形工程では、第一成形工程と同じ型本体10の上側に
第一成形工程とは別のスラブ中子用の成形型22が、ま
た下側にボア中子用の成形型24がそれぞれ配置されて
いる。これらの成形型22,24が第二成形工程におけ
る「型要素」である。この場合、型本体10に対して、
第1型要素として型要素12,14が組合せて用いら
れ、この後に第2型要素として型要素22,24が用い
られる。なおスラブ中子用の成形型22には、ボア中子
の成形空間に連通する吹込み口23が設けられている。
なおブローヘッド36及びブロープレート38は第一成
形工程との共用になっている。
【0025】つづいて中子の成形について説明する。ま
ず第一成形工程においては図9で示すように、前記型本
体10に対してスラブ中子用の成形型12とウォータジ
ャケット中子用の成形型14とを型合わせする。これに
よって型本体10内に画定された第1成形空間16の内
部に向けて前記ブローヘッド36から前記ブロープレー
ト38及び前記成形型12の各吹込み口13を通じて中
子形成材を吹込み、この成形空間16に中子形成材を充
填する。この後、中子形成材に触媒ガスを通過させてこ
の中子形成材を硬化させることにより、図11で示すよ
うにスラブ中子40とウォータジャケット中子42とが
一体化された基本中子が造型される。
【0026】つぎに前記型本体10の内部に前記のスラ
ブ中子40及びウォータジャケット中子42からなる基
本中子を残したままで、この型本体10からスラブ中子
用の成形型12及びウォータジャケット中子用の成形型
14を離脱させる。この離脱の手順は、まず型本体10
からスラブ中子用の成形型12を図10で示すマシンの
ダイプレート32により上昇させ、つぎにダイベース3
0上に設置されているウォータジャケット中子用の成形
型14から型本体10を前記とは別のダイプレート34
によって上昇させる。
【0027】前記の第一成形工程において造型されるス
ラブ中子40及びウォータジャケット中子42は、シリ
ンダブロックの鋳型に使用可能な完成中子に対して未完
成の「基本中子」である。なおこの「基本中子」として
の前記スラブ中子40には、前記スラブ中子用の成形型
12の型形状に基づいて孔41が形成されている。この
孔41は、本実施の形態ではつぎの第二成形工程におい
て造型材を吹込むときに利用される。
【0028】前記型本体10は、その内部に前記のスラ
ブ中子40及びウォータジャケット中子42を残したま
まで第二成形工程に送られる。そしてこの第二成形工程
では図11で示すように、前記型本体10に対して前記
スラブ中子用の成形型22とボア中子用の成形型24と
を型合わせすることにより、型本体10の内部には前記
の「基本中子」に対して高い位置精度で第2成形空間2
6が画定される。
【0029】そこで前記ブローヘッド36から前記ブロ
ープレート38、前記成形型22の各吹込み口23及び
前記スラブ中子40の孔41を通じて前記第2成形空間
26の中に中子形成材を吹込み、この成形空間26に中
子形成材を充填する。この中子形成材を第一成形工程の
場合と同様に触媒ガスによって硬化させることにより、
図12で示すようにボア中子44が前記スラブ中子40
と接合した状態で造型される。なおこのときには前記ス
ラブ中子40の孔41にも中子形成材が充填されてお
り、かつこの中子形成材はスラブ中子40と一体に硬化
している。
【0030】この第二成形工程において造型されるボア
中子44が、前記の第一成形工程で造型された「基本中
子」に対する「接合中子」であり、「基本中子」と「接
合中子」との接合によってシリンダブロックの鋳型に使
用可能な完成中子となる。なお第二成形工程での造型後
は、第一成形工程の場合と同様に型本体10からスラブ
中子用の成形型22を図12で示すマシンのダイプレー
ト33により上昇させ、つぎにダイベース31上に設置
されているボア中子用の成形型24から型本体10をダ
イプレート34によって上昇させ、かつ型本体10の中
から完成中子を取出して中子成形作業を終える。
【0031】さて前記の成形方法によって造型された完
成中子は、前記スラブ中子40に対するウォータジャケ
ット中子42とボア中子44との位置精度が著しく向上
することとなる。このウォータジャケット中子42とボ
ア中子44との位置精度は、完成中子を用いて鋳造され
たシリンダブロックにおけるウォータジャケットとボア
との間の肉厚寸法の精度を高める上で重要である。ちな
みにシェル成形法によってスラブ中子、ウォータジャケ
ット中子及びボア中子を個別に造型し、かつこれらを
「幅木合わせ」により位置決めした完成中子で鋳造され
たシリンダブロックでは、ウォータジャケットとボアと
の間の肉厚寸法のばらつきが±1.0〜1.2mmであっ
たのに対し、本実施の形態における成形方法で造型され
た完成中子を用いた場合は前記肉厚寸法のばらつきが±
0.5mm以下となった。
【0032】実施の形態3 図13は中子の第一成形工程を表した構成図であり、図
14は同じく第一成形工程の成形完了状態を表した構成
図である。これらの図面で示すように型本体110は、
実施の形態1におけるスラブ中子用の成形型12も兼ね
ている。この型本体110の下側にはダイベース130
上に設置されたウォータジャケット中子用の成形型11
4が配置されている。この成形型114が第一成形工程
の「型要素」であり、これと型本体110とを図13で
示すように型合わせすることによって「基本中子」用の
成形空間116が画定される。
【0033】前記型本体110の上壁部にはブローヘッ
ド136からブロープレート138を通じて造型材を吹
込むための複数個の吹込み口113a,113bが設け
られている。吹込み口113aは第一工程における「基
本中子」用の成形空間116に前記ブローヘッド136
から中子形成材を吹込むためのものであり、吹込み口1
13bはつぎに説明する第二成形工程における「接合中
子」用の成形空間126に前記ブローヘッド136から
中子形成材を吹込むためのものである。そしてこの吹込
み口113bは、図13の型合わせ時においてウォータ
ジャケット中子用の成形型114の上端部114aで閉
塞されている。なおこの成形型114には、実施の形態
2と同様にルーズピース115が使用されている。
【0034】図15は第二成形工程を表した構成図であ
り、図16は同じく第二成形工程の成形完了状態を表し
た構成図である。これらの図面で示すように第二成形工
程では、第一成形工程と同じ型本体110の下側にはダ
イベース131上に設置されたボア中子用の成形型12
4が配置されている。この成形型124が第二成形工程
における「型要素」であり、これと型本体110とを図
15で示すように型合わせすることによって「接合中
子」用の成形空間126が画定される。
【0035】中子の成形について説明すると、第一成形
工程では図13で示すように前記型本体110の吹込み
口113bをウォータジャケット中子用の成形型114
の上端部114aにより閉塞した状態で、他の吹込み口
113aから成形空間116に向けて前記ブローヘッド
136によって造型材を吹込む。そして造型材を硬化さ
せた後、図14で示すようにブローヘッド136及びブ
ロープレート138を上方へ、かつダイプレート130
を成形型114と共に下方へそれぞれ離脱させる。これ
によって型本体110の内部には「基本中子」であるス
ラブ中子40とウォータジャケット中子42とが残され
る。なおブローヘッド136及びブロープレート138
については、これを型本体110から離脱させることな
く第二工程に移ってもよい。
【0036】第二成形工程においては、「基本中子」を
残したままの型本体110に対して図15で示すように
前記ボア中子用の成形型124を型合わせすることによ
り、この型本体110の内部には前記の「基本中子」に
対して高い位置精度で成形空間126が画定される。な
お第一成形工程で使用した吹込み口113aは「基本中
子」のスラブ中子40によって閉塞されているので、吹
込み口113b及びスラブ中子40の孔41を通じて前
記成形空間126にのみ前記ブローヘッド136から造
型材が吹込まれる。すなわち第2型要素124と基本中
子42間の隙間に中子形成材が吹込まれることなく、第
2型要素124の外周面は基本中子42から容易に型抜
きできる形状としておくことができる。第2成形空間内
で中子形成材を硬化させることにより、図16で示すよ
うに「接合中子」であるボア中子44が前記スラブ中子
40と接合した状態で造型される。そして図16で示す
ようにブローヘッド136及びブロープレート138を
上方へ、かつダイプレート131を成形型124と共に
下方へそれぞれ離脱させ、かつ型本体110を開いてそ
の内部から完成中子を取出して中子成形作業を終える。
【0037】実施の形態3においては、実施の形態2に
おけるスラブ中子用の成形型12,22を共に廃止した
構成としたが、第一成形工程及び第二成形工程で共通す
る一種類の成形型を使用する構成としてもよい。この場
合でも成形型が一種類で済むため、設備費を軽減できる
とともに成形工程毎に成形型を入替える必要がなく、マ
シンの構造もシンプルになる。
【0038】図17は型本体110を開く工程を表した
構成図である。この図面で示すように型本体110は左
右に分割されており、一方は固定バイス50に支持さ
れ、他方は可動バイス52に支持されている。可動バイ
ス52はマシンの固定フレーム54に対し、複数本のガ
イドロッド53によって図面の左右方向へ移動自在に組
付けられている。またこの可動バイス52は、固定フレ
ーム54に装着されたバイス用シリンダ56によって移
動操作されるようになっている。しかも前記固定フレー
ム54には押出しシリンダ58が装着されていて、この
押出しシリンダ58によって連結板62に固定された複
数本の押出しピン60が共に可動バイス52と同方向
(図面の左右方向)へ移動操作されるようになってい
る。
【0039】前記型本体110を開いてその内部から完
成中子を取出すには、前記の第二成形工程におけるボア
中子用の成形型124を完成中子の内部に残したまま
で、前記押出しシリンダ58によって各押出しピン60
を右方向へ前進させ、予め定められている一定位置に保
持する。この保持のためには、一般に押出しシリンダ5
8のロック機構(図示外)により、この押出しシリンダ
58の動きをロックする手段が採用される。図17は、
押出しピン60が前進位置で保持された状態を示してい
る。
【0040】つづいて前記バイス用シリンダ56によっ
て可動バイス52を左方向へ移動させ、型本体110を
図17で示すように左右に開く。この状態から可動バイ
ス52をさらに左方向へ移動させて全開にすると、その
移動ストロークの途中で、各押出しピン60によって型
本体110から完成中子が押し離され、この完成中子と
ボア中子用の成形型124とが中央部に残り、型本体1
10からの完成中子の離型が完了する。なお可動バイス
52の移動ストロークの途中に押出しピン60の前進位
置が位置している必要があるが、押出しピン60の押出
しストロークの要求値が可動バイス52の移動ストロー
クより小さい場合は、押出しストロークの要求値に達し
た時点で可動バイス52を押出しピン60の前記連結板
62に当て、その後は可動バイス52と共に各押出しピ
ン60を移動させればよい。
【0041】このように離型の作業中は完成中子の内部
に成形型124を残し、かつ各押出しピン60を一定位
置に保持することで、この作業中に完成中子が破損する
といった事態を回避できる。なぜならウォータジャケッ
ト中子42とボア中子44との間が空洞になっている完
成中子を押出しシリンダ58による各押出しピン60の
動作によって押出した場合、各押出しピン60に加わる
抵抗力のばらつきなどが原因となって連結板62が傾
き、各押出しピン60の押出し量に差が生じて空洞部を
もっている完成中子に割れが発生しやすいが、これらの
ことが図17の離型手段により解消される。
【0042】なお離型の作業中に押出しピン60を一定
位置に保持することは、押出しシリンダ58によって押
出しピン60を押出し動作させる場合に連結板62の姿
勢を安定されるために使用されているガイドロッドなど
が不要になる。また完成中子の内部に第二成形工程での
型要素であるボア中子用の成形型124を残すことによ
り、離型作業の間に第一成形工程の型要素であるウォー
タジャケット中子用の成形型114をマシンにセット
し、つぎの成形サイクルのための準備を行うことがで
き、このことも成形サイクルの短縮につながる。
【0043】以上説明した各実施の形態における成形方
法をシェル成形法に応用することも考えられるが、シェ
ル成形では造型材を高温(250 〜380 °C )で加熱して
硬化させていることから、第一成形工程で造型された中
子については第二成形工程で再び高温加熱されることと
なり、造型材の成分の炭化が進んで脆くなりやすい。ま
た高温加熱による金型の変形も無視できず、これによっ
て中子の精度が低下する場合もある。これらのことを解
消することによって本実施の形態における成形方法をシ
ェル成形法に応用することが可能である。
【0044】また前記の各実施の形態では第一成形工程
と第二成形工程とによって完成中子が成形される場合に
ついて説明したが、第一成形工程で「基本中子」を造型
した後に二回以上の成形工程により「接合中子」を造型
して完成中子とすることも可能である。さらに成形の対
象となる中子はシリンダブロックの鋳造に用いる中子の
成形方法にに限るものではない。
【0045】
【発明の効果】車両用エンジンのシリンダブロックにお
けるボアとウォータジャケットとの間の壁部のように、
その肉厚寸法に高い精度が要求される鋳造製品を対象と
した中子を成形するのに最適であり、また先に造型され
る基本中子の破損あるいは型開き時における完成中子の
破損といったトラブルを避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】基本中子成形時を示す図。
【図2】第1型要素の縮径の様子を示す図。
【図3】型本体の第1型要素の全体斜視図。
【図4】第1型要素の平面図。
【図5】第1型要素の側面図。
【図6】図4のVI−VI線断面図。
【図7】型本体と第2型要素の全体斜視図。
【図8】型本体と第2型要素の全体斜視図
【図9】中子の第一成形工程を表した構成図。
【図10】同じく第一成形工程の成形完了状態を表した
構成図。
【図11】中子の第二成形工程を表した構成図。
【図12】同じく第二成形工程の成形完了状態を表した
構成図。
【図13】実施の形態2における中子の第一成形工程を
表した構成図。
【図14】実施の形態2における第一成形工程の成形完
了状態を表した構成図。
【図15】実施の形態2における中子の第二成形工程を
表した構成図。
【図16】実施の形態2における第二成形工程の成形完
了状態を表した構成図。
【図17】型本体を開く工程の構成図。
【符号の説明】
10,110,210 型本体 12 スラブ中子用の成形型(型要素) 14,114,214 ウォータジャケット中子用の成
形型(型要素) 16,116,216 成形空間 22 スラブ中子用の成形型(型要素) 24,124,220 ボア中子用の成形型(型要素) 26,126 成形空間 40 スラブ中子(基本中子) 42 ウォータジャケット中子(基本中子) 44 ボア中子(接合中子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西山 裕次 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 北沢 定男 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 岩田 真 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−54243(JP,A) 特開 昭60−76250(JP,A) 特開 昭58−119435(JP,A) 実開 昭52−155709(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B22C 9/10,9/24

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基本中子に接合中子が接合された完成中
    子を成形する方法であり、 型本体と、その型本体に型合せされたときに前記基本中
    子に対応する第1成形空間を画定する第1型要素と、そ
    の型本体に型合せされたときに前記第1成形空間を包含
    する第2成形空間を画定する第2型要素とを用意する工
    程と、 前記型本体に前記第1型要素を型合せする工程と、 前記第1成形空間に中子形成材を充填して前記基本中子
    を成形する工程と、 前記型本体内に前記基本中子を残した状態で、前記型本
    体から前記第1型要素を取外して代わりに第2型要素を
    型合せする工程と、 前記第2成形空間に中子形成材を充填して前記接合中子
    を新たに成形すると同時に前記基本中子に接合する工程
    とで完成中子を成形する方法。
  2. 【請求項2】 前記型本体に前記第1型要素を型合せし
    たときに、前記型本体に形成されている複数の中子形成
    材充填口の一部が前記第1型要素で閉塞されることを特
    徴とする請求項1に記載の中子成形方法。
  3. 【請求項3】 前記型本体を開いて完成中子を前記型本
    体から取出すに際し、前記型本体の型開きストロークの
    途中に押出ピンを保持させておくとともに、前記型本体
    を開いたあとに前記第2型要素を取外すことを特徴とす
    る請求項1に記載の中子成形方法。
  4. 【請求項4】 前記第1型要素ないし第2型要素の少な
    くとも一方に縮径機構が組込まれており、その縮径機構
    を用いて前記縮径機構付型要素が成形物と干渉すること
    なく取外されることを特徴とする請求項1に記載の中子
    成形方法。
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