JP2943490B2 - ビデオテープレコーダ - Google Patents
ビデオテープレコーダInfo
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- JP2943490B2 JP2943490B2 JP4054923A JP5492392A JP2943490B2 JP 2943490 B2 JP2943490 B2 JP 2943490B2 JP 4054923 A JP4054923 A JP 4054923A JP 5492392 A JP5492392 A JP 5492392A JP 2943490 B2 JP2943490 B2 JP 2943490B2
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- JP
- Japan
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- recording
- video tape
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- tape recorder
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- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、録画機能を有するビデ
オテープレコーダ（以下、ＶＴＲと略称する）に関し、
番組の内容を短時間で把握するために番組の縮刷版と番
組の開始から終了までのすべてとを同時に録画するのに
有効なものである。
オテープレコーダ（以下、ＶＴＲと略称する）に関し、
番組の内容を短時間で把握するために番組の縮刷版と番
組の開始から終了までのすべてとを同時に録画するのに
有効なものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、衛星放送やケーブルテレビなどの
メディアが普及しそれに伴ないＶＴＲの使用頻度も増し
てきている。一方多忙な社会を反映して、放送を録画し
ても見る時間がないという、ＶＴＲユーザの声が聞かれ
る。そこで最近では興味のある番組をタイマ録画機能に
よってとりあえず録画し、後で録画した番組を選択的に
鑑賞するという傾向が見られる。この時、鑑賞する番組
を選択するときに短時間で録画した番組の内容を確認す
る方法としては、第１に早送り再生（以下、ＣＵＥと略
称する。）で音声なしで録画内容を早見する。第２に早
送り（以下、ＦＦと略称する。）と再生を繰り返して番
組を断片的に見る、第３に２倍速などの速度で音声再生
が可能なＶＴＲであればこれらの機能を利用して見る、
などの方法が考えられる。また、第４に、コマ撮り機能
を有するＶＴＲであれば、番組をコマ撮りして後で再生
して短時間で見る方法がある。コマ撮り機能としては、
テレビ信号を数フレーム録画しては停止しまた数フレー
ム録画する動作を繰り返すものと、タイムラプスビデオ
と呼ばれるものでテレビ信号を１フレームまたは１フィ
ールドずつ間欠的に記録するものがある。
メディアが普及しそれに伴ないＶＴＲの使用頻度も増し
てきている。一方多忙な社会を反映して、放送を録画し
ても見る時間がないという、ＶＴＲユーザの声が聞かれ
る。そこで最近では興味のある番組をタイマ録画機能に
よってとりあえず録画し、後で録画した番組を選択的に
鑑賞するという傾向が見られる。この時、鑑賞する番組
を選択するときに短時間で録画した番組の内容を確認す
る方法としては、第１に早送り再生（以下、ＣＵＥと略
称する。）で音声なしで録画内容を早見する。第２に早
送り（以下、ＦＦと略称する。）と再生を繰り返して番
組を断片的に見る、第３に２倍速などの速度で音声再生
が可能なＶＴＲであればこれらの機能を利用して見る、
などの方法が考えられる。また、第４に、コマ撮り機能
を有するＶＴＲであれば、番組をコマ撮りして後で再生
して短時間で見る方法がある。コマ撮り機能としては、
テレビ信号を数フレーム録画しては停止しまた数フレー
ム録画する動作を繰り返すものと、タイムラプスビデオ
と呼ばれるものでテレビ信号を１フレームまたは１フィ
ールドずつ間欠的に記録するものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来の短時間で
録画した番組の内容を確認する方法における課題点とし
ては、第１のＣＵＥを使った方法では、音声信号が再生
されないために早送り映像による視覚的な確認しかでき
ない。また、ＣＵＥ速度にも限界があり例えば５倍速で
１時間の番組を確認する場合でも１２分かかり、短時間
で確認できるとはいい難い。第２の使用者がＦＦと再生
の操作を繰り返し行なう方法では、信号は映像、音声と
も正常に再生されるが繰り返しの操作が煩わしい。第３
の２倍速再生などの高速再生機能を備えたＶＴＲを使う
方法では、いかに映像にノイズがなく音声も聞き取り易
いとはいえ人間の正常の感覚ではまだまだ不自然であ
る。また第１の方法と同様に例えば２倍速で１時間の番
組を確認する場合でも３０分の時間がかかる。第４の方
法では、音声が断片的にしか記録されないため聴覚的な
確認は難しい。また、もし使用者が内容を確認した結
果、すべてを正常な速度で録画したテープがないために
全番組を見たいと思ってもできないという大きな課題点
がある。
録画した番組の内容を確認する方法における課題点とし
ては、第１のＣＵＥを使った方法では、音声信号が再生
されないために早送り映像による視覚的な確認しかでき
ない。また、ＣＵＥ速度にも限界があり例えば５倍速で
１時間の番組を確認する場合でも１２分かかり、短時間
で確認できるとはいい難い。第２の使用者がＦＦと再生
の操作を繰り返し行なう方法では、信号は映像、音声と
も正常に再生されるが繰り返しの操作が煩わしい。第３
の２倍速再生などの高速再生機能を備えたＶＴＲを使う
方法では、いかに映像にノイズがなく音声も聞き取り易
いとはいえ人間の正常の感覚ではまだまだ不自然であ
る。また第１の方法と同様に例えば２倍速で１時間の番
組を確認する場合でも３０分の時間がかかる。第４の方
法では、音声が断片的にしか記録されないため聴覚的な
確認は難しい。また、もし使用者が内容を確認した結
果、すべてを正常な速度で録画したテープがないために
全番組を見たいと思ってもできないという大きな課題点
がある。
【０００４】本発明は上記課題点を解決することを目的
とし、番組の内容を短時間で確認する場合には番組を断
片的に録画した縮刷版のテープを映像と音声を良好な状
態で再生し、その番組が気に入ったものであれば番組の
始めから終わりまでを記録したテープを再生して番組を
鑑賞することのできるＶＴＲを提供するものである。
とし、番組の内容を短時間で確認する場合には番組を断
片的に録画した縮刷版のテープを映像と音声を良好な状
態で再生し、その番組が気に入ったものであれば番組の
始めから終わりまでを記録したテープを再生して番組を
鑑賞することのできるＶＴＲを提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ビデオテープレコーダの録画と停止の動作
状態に関する情報を外部に送出する情報送出手段を具備
した第１のビデオテープレコーダと、情報送出手段によ
って第１のビデオテープレコーダから送出される情報を
受信する情報受信手段と、記録、停止などのビデオテー
プレコーダの動作を制御するシステム制御手段とを具備
した第２のビデオテープレコーダを、第１のビデオテー
プレコーダは情報送出手段によって、録画開始時に録画
動作状態の情報を送出し、録画終了時には停止状態の情
報を送出するよう動作し、第２のビデオテープレコーダ
はシステム制御手段が情報受信手段によって第１のビデ
オテープレコーダの録画動作状態の情報を受信し次に停
止状態の情報を受信するまでは、予め設定されている時
間間隔で録画、停止を繰り返すよう動作させるように
し、さらに第２のビデオテープレコーダに録画、停止の
時間間隔を入力する入力手段を具備し、入力手段によっ
て入力された時間間隔で録画と停止の動作を繰り返すよ
う構成してなるものである。
するために、ビデオテープレコーダの録画と停止の動作
状態に関する情報を外部に送出する情報送出手段を具備
した第１のビデオテープレコーダと、情報送出手段によ
って第１のビデオテープレコーダから送出される情報を
受信する情報受信手段と、記録、停止などのビデオテー
プレコーダの動作を制御するシステム制御手段とを具備
した第２のビデオテープレコーダを、第１のビデオテー
プレコーダは情報送出手段によって、録画開始時に録画
動作状態の情報を送出し、録画終了時には停止状態の情
報を送出するよう動作し、第２のビデオテープレコーダ
はシステム制御手段が情報受信手段によって第１のビデ
オテープレコーダの録画動作状態の情報を受信し次に停
止状態の情報を受信するまでは、予め設定されている時
間間隔で録画、停止を繰り返すよう動作させるように
し、さらに第２のビデオテープレコーダに録画、停止の
時間間隔を入力する入力手段を具備し、入力手段によっ
て入力された時間間隔で録画と停止の動作を繰り返すよ
う構成してなるものである。
【０００６】
【作用】本発明のＶＴＲは上記の構成によって、従来か
らのＶＴＲで録画した番組の内容を短時間に確認する際
の課題点を改善するために、第１のＶＴＲでは番組をす
べて録画し、第２のＶＴＲでは第１のＶＴＲの録画の開
始終了を検出し、第１のＶＴＲの録画期間は予め設定し
た時間間隔あるいは使用者が設定した間隔で録画と停止
の動作を繰り返すようにし、短時間で番組の内容を確認
する際には、第２のＶＴＲで録画したテープを再生し、
使用者が気に入った番組であれば第１のＶＴＲで録画し
たテープを再生し番組すべてを鑑賞することを可能にす
るものである。
らのＶＴＲで録画した番組の内容を短時間に確認する際
の課題点を改善するために、第１のＶＴＲでは番組をす
べて録画し、第２のＶＴＲでは第１のＶＴＲの録画の開
始終了を検出し、第１のＶＴＲの録画期間は予め設定し
た時間間隔あるいは使用者が設定した間隔で録画と停止
の動作を繰り返すようにし、短時間で番組の内容を確認
する際には、第２のＶＴＲで録画したテープを再生し、
使用者が気に入った番組であれば第１のＶＴＲで録画し
たテープを再生し番組すべてを鑑賞することを可能にす
るものである。
【０００７】
（実施例１）以下、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【０００８】図１は本発明のＶＴＲの一実施例の構成を
表すブロック図であり、１は番組をすべて録画するＶＴ
Ｒであり、カセットを識別するためのバーコードセンサ
３とＶＴＲの動作状態に関する情報を外部に送出するバ
ス４とこれらを制御するマイクロコンピュータ２を備え
ている。バス４が送出するＶＴＲの動作状態に関する情
報とは、バーコードセンサ３が検出するカセット識別情
報、録画や停止などの動作状態、チューナ（図示せず）
によって選曲されているチャンネル番号、現在時刻、録
画予約内容やテープの巻き付け位置などの情報を意味す
る。５はＶＴＲ１の録画期間に録画と停止を繰り返すＶ
ＴＲであり、ＶＴＲ５の動作を制御するマイクロコンピ
ュータ６と、キー入力装置８と、マイクロコンピュータ
６の指令によりテープに番組を録画する記録回路１０
と、録画に関する情報を記憶するスタティック型ランダ
ムアクセスメモリ（以下、ＳＲＡＭと略称する。）７と
必要なときにＳＲＡＭ７の内容を表示するためのオンス
クリーンディスプレイ回路（以下、ＯＳＤと略称す
る。）９と、ＯＳＤ９の信号をモニタ１２に表示するた
めの映像信号処理回路１１によって構成されている。録
画に関する情報とは録画の開始および終了の年月日、時
刻、チャンネル番号やテープ上の録画位置などが考えら
れる。
表すブロック図であり、１は番組をすべて録画するＶＴ
Ｒであり、カセットを識別するためのバーコードセンサ
３とＶＴＲの動作状態に関する情報を外部に送出するバ
ス４とこれらを制御するマイクロコンピュータ２を備え
ている。バス４が送出するＶＴＲの動作状態に関する情
報とは、バーコードセンサ３が検出するカセット識別情
報、録画や停止などの動作状態、チューナ（図示せず）
によって選曲されているチャンネル番号、現在時刻、録
画予約内容やテープの巻き付け位置などの情報を意味す
る。５はＶＴＲ１の録画期間に録画と停止を繰り返すＶ
ＴＲであり、ＶＴＲ５の動作を制御するマイクロコンピ
ュータ６と、キー入力装置８と、マイクロコンピュータ
６の指令によりテープに番組を録画する記録回路１０
と、録画に関する情報を記憶するスタティック型ランダ
ムアクセスメモリ（以下、ＳＲＡＭと略称する。）７と
必要なときにＳＲＡＭ７の内容を表示するためのオンス
クリーンディスプレイ回路（以下、ＯＳＤと略称す
る。）９と、ＯＳＤ９の信号をモニタ１２に表示するた
めの映像信号処理回路１１によって構成されている。録
画に関する情報とは録画の開始および終了の年月日、時
刻、チャンネル番号やテープ上の録画位置などが考えら
れる。
【０００９】図３は識別可能なカセットの一例を示す斜
視図であり、カセット１３にはその番号を意味するバー
コード１４が貼付されている。
視図であり、カセット１３にはその番号を意味するバー
コード１４が貼付されている。
【００１０】図２はＶＴＲ１を示す斜視図でありカセッ
ト１３に貼付されたバーコード１４が検出可能な位置に
バーコードセンサ３を設けている。したがってマイクロ
コンピュータ２はカセット１３がＶＴＲ１に挿入される
とバーコードセンサ３によりバーコード１４を読み取
り、挿入されたカセットが何番であるかを知ることがで
きる。
ト１３に貼付されたバーコード１４が検出可能な位置に
バーコードセンサ３を設けている。したがってマイクロ
コンピュータ２はカセット１３がＶＴＲ１に挿入される
とバーコードセンサ３によりバーコード１４を読み取
り、挿入されたカセットが何番であるかを知ることがで
きる。
【００１１】以上の構成でＶＴＲ１において通常の録画
あるいはタイマ予約録画が開始されるとマイクロコンピ
ュータ２はバス４によって録画状態になったことをＶＴ
Ｒ５に送出する。マイクロコンピュータ６はＶＴＲ１の
録画状態を検出すると記録回路１０に指令を送りＶＴＲ
５を録画状態にする。次にマイクロコンピュータ６は予
め設定された録画の時間例えば３０秒経過すると記録回
路１０に指令を送りＶＴＲ５を停止状態にする。さらに
マイクロコンピュータ６は予め設定された停止の時間例
えば５分を経過すると再び記録回路１０に指令を送りＶ
ＴＲ５を録画状態にする。以後、マイクロコンピュータ
６はこの動作を繰り返すようにＶＴＲ５を制御する。こ
こでＶＴＲ５が録画する映像信号は、バス４によって送
られてくるＶＴＲ１が選曲しているチャンネル情報をも
とに同じチャンネルを選曲する、あるいはＶＴＲ１の映
像出力（図示せず）を入力して録画するなどの方法が考
えられる。
あるいはタイマ予約録画が開始されるとマイクロコンピ
ュータ２はバス４によって録画状態になったことをＶＴ
Ｒ５に送出する。マイクロコンピュータ６はＶＴＲ１の
録画状態を検出すると記録回路１０に指令を送りＶＴＲ
５を録画状態にする。次にマイクロコンピュータ６は予
め設定された録画の時間例えば３０秒経過すると記録回
路１０に指令を送りＶＴＲ５を停止状態にする。さらに
マイクロコンピュータ６は予め設定された停止の時間例
えば５分を経過すると再び記録回路１０に指令を送りＶ
ＴＲ５を録画状態にする。以後、マイクロコンピュータ
６はこの動作を繰り返すようにＶＴＲ５を制御する。こ
こでＶＴＲ５が録画する映像信号は、バス４によって送
られてくるＶＴＲ１が選曲しているチャンネル情報をも
とに同じチャンネルを選曲する、あるいはＶＴＲ１の映
像出力（図示せず）を入力して録画するなどの方法が考
えられる。
【００１２】ＶＴＲ１の録画が終了するとマイクロコン
ピュータ２はバス４によって停止状態信号４をＶＴＲ５
に送出する。マイクロコンピュータ６はＶＴＲ１の停止
状態信号を検出するとＶＴＲ５を停止させる。また、キ
ー入力装置７によって録画と停止の時間間隔を設定する
とマイクロコンピュータ６は入力された時間間隔で前述
の録画と停止の動作を行なうようＶＴＲ５を制御する。
また、この動作と共にマイクロコンピュータ６は当該録
画の録画に関する情報をＳＲＡＭ７に記憶する。
ピュータ２はバス４によって停止状態信号４をＶＴＲ５
に送出する。マイクロコンピュータ６はＶＴＲ１の停止
状態信号を検出するとＶＴＲ５を停止させる。また、キ
ー入力装置７によって録画と停止の時間間隔を設定する
とマイクロコンピュータ６は入力された時間間隔で前述
の録画と停止の動作を行なうようＶＴＲ５を制御する。
また、この動作と共にマイクロコンピュータ６は当該録
画の録画に関する情報をＳＲＡＭ７に記憶する。
【００１３】図４はＳＲＡＭ７の情報記憶形式を示す図
であり、同図番号は録画毎に付与される識別番号、カセ
ット番号はカセット１３に貼付されたバーコード１４が
意味する番号、年月日は番組放送の日付、開始時刻およ
び終了時刻は録画の開始と終了の時刻、アドレス１はＶ
ＴＲ１によってカセット１３に録画された番組のテープ
位置情報であるテープ残量データ、アドレス２はＶＴＲ
５によって録画された番組の縮刷版のテープ位置情報で
あるテープ残量データである。カセット番号、チャンネ
ル、年月日、開始終了時刻およびアドレス１はバス４に
よってＶＴＲ１からＶＴＲ５に送られる。アドレス１と
アドレス２はＶＴＲ１とＶＴＲ５それぞれによって算出
され、番組の録画位置がテープの始端からどれだけの位
置にあるかを示す値であり、テープ残量データと呼ばれ
る。例えば６時間の録画が可能なテープを始端まで巻き
戻すと残量データは６時間となり、テープを終端方向に
送るとその値は除々に減り、終端では０時間となる。し
たがって図４の１番の番組はＶＴＲ１によって１５番の
識別番号を有するカセット１３の始端から、縮刷版の録
画はＶＴＲ５によって別のカセット（図示せず）の始端
から録画されていることを意味し、２番の番組はカセッ
ト１３の始端から１時間の位置に、縮刷版はＶＴＲ５に
よって別のカセットの始端から５分の位置に録画されて
いることを意味する。以上のデータが録画毎にマイクロ
コンピュータ６によってＳＲＡＭ７に記憶される。
であり、同図番号は録画毎に付与される識別番号、カセ
ット番号はカセット１３に貼付されたバーコード１４が
意味する番号、年月日は番組放送の日付、開始時刻およ
び終了時刻は録画の開始と終了の時刻、アドレス１はＶ
ＴＲ１によってカセット１３に録画された番組のテープ
位置情報であるテープ残量データ、アドレス２はＶＴＲ
５によって録画された番組の縮刷版のテープ位置情報で
あるテープ残量データである。カセット番号、チャンネ
ル、年月日、開始終了時刻およびアドレス１はバス４に
よってＶＴＲ１からＶＴＲ５に送られる。アドレス１と
アドレス２はＶＴＲ１とＶＴＲ５それぞれによって算出
され、番組の録画位置がテープの始端からどれだけの位
置にあるかを示す値であり、テープ残量データと呼ばれ
る。例えば６時間の録画が可能なテープを始端まで巻き
戻すと残量データは６時間となり、テープを終端方向に
送るとその値は除々に減り、終端では０時間となる。し
たがって図４の１番の番組はＶＴＲ１によって１５番の
識別番号を有するカセット１３の始端から、縮刷版の録
画はＶＴＲ５によって別のカセット（図示せず）の始端
から録画されていることを意味し、２番の番組はカセッ
ト１３の始端から１時間の位置に、縮刷版はＶＴＲ５に
よって別のカセットの始端から５分の位置に録画されて
いることを意味する。以上のデータが録画毎にマイクロ
コンピュータ６によってＳＲＡＭ７に記憶される。
【００１４】図５はＶＴＲ１とＶＴＲ５のテープの録画
長を表す図であり、横軸ｔは録画時間、縦軸ｌはテープ
上の録画の長さを意味する。１５はＶＴＲ１の録画長、
１６はＶＴＲ６の録画長である。ｔ０でＶＴＲ１は録画
を開始するとｔ５まで継続する。一方、ＶＴＲ５はｔ１
〜ｔ２，ｔ３〜ｔ４の期間録画を停止する。その結果Ｖ
ＴＲ１はｌ１の録画長、ＶＴＲ５はｌ２の録画長とな
り、ｌ１とｌ２の比だけ使用者は番組の内容を短時間に
確認できることになる。
長を表す図であり、横軸ｔは録画時間、縦軸ｌはテープ
上の録画の長さを意味する。１５はＶＴＲ１の録画長、
１６はＶＴＲ６の録画長である。ｔ０でＶＴＲ１は録画
を開始するとｔ５まで継続する。一方、ＶＴＲ５はｔ１
〜ｔ２，ｔ３〜ｔ４の期間録画を停止する。その結果Ｖ
ＴＲ１はｌ１の録画長、ＶＴＲ５はｌ２の録画長とな
り、ｌ１とｌ２の比だけ使用者は番組の内容を短時間に
確認できることになる。
【００１５】図６はＶＴＲ１とＶＴＲ５それぞれによっ
て録画されたテープを横方向に示した図であり、ＶＴＲ
５で録画されたテープ１６には、ＶＴＲ１で録画された
テープ１５の断片的な一部の場面ａ，ｂ，ｃが連続的に
録画される。さらにいくつかの録画やタイマ予約録画を
行なえばテープ１６には複数の縮刷版が録画されること
になる。
て録画されたテープを横方向に示した図であり、ＶＴＲ
５で録画されたテープ１６には、ＶＴＲ１で録画された
テープ１５の断片的な一部の場面ａ，ｂ，ｃが連続的に
録画される。さらにいくつかの録画やタイマ予約録画を
行なえばテープ１６には複数の縮刷版が録画されること
になる。
【００１６】さらに録画した番組を再生する際には、マ
イクロコンピュータ６はＯＳＤ９と映像信号処理回路１
１を制御してＳＲＡＭ７の内容をモニタ１２に表示す
る。使用者はモニタの内容によって番組の縮刷版のアド
レス２を知り番組の概略を知る。次に番組すべてを見る
場合には、使用者は番組が録画されているカセット番号
とアドレス１を知り番組を再生する。
イクロコンピュータ６はＯＳＤ９と映像信号処理回路１
１を制御してＳＲＡＭ７の内容をモニタ１２に表示す
る。使用者はモニタの内容によって番組の縮刷版のアド
レス２を知り番組の概略を知る。次に番組すべてを見る
場合には、使用者は番組が録画されているカセット番号
とアドレス１を知り番組を再生する。
【００１７】
【発明の効果】以上の説明のように本発明のＶＴＲは、
従来からの課題点である録画した番組の内容を短時間に
確認する際の機能の向上させるものである。すなわち本
発明のＶＴＲはドラマ番組の予告編に見られるように、
断片的でかつ短時間であっても番組の開始から終了まで
のいくつかの場面を正常な速度で確認すれば、番組内容
の概略を知ることができ使用者本人にとってすべてを鑑
賞するに値するものかどうかを判断できる点に着目した
ものであり、簡単な構成で番組すべてを録画したテープ
と番組を断片的に録画した縮刷版を同時に作成すること
を可能としている。
従来からの課題点である録画した番組の内容を短時間に
確認する際の機能の向上させるものである。すなわち本
発明のＶＴＲはドラマ番組の予告編に見られるように、
断片的でかつ短時間であっても番組の開始から終了まで
のいくつかの場面を正常な速度で確認すれば、番組内容
の概略を知ることができ使用者本人にとってすべてを鑑
賞するに値するものかどうかを判断できる点に着目した
ものであり、簡単な構成で番組すべてを録画したテープ
と番組を断片的に録画した縮刷版を同時に作成すること
を可能としている。
【００１８】また、使用者が録画時間間隔を好みの値に
設定する、例えば番組の終了付近のクライマックスでは
録画時間を長くする、などの操作を行なえばできあがっ
た縮刷版の利用価値もさらに向上できるものである。
設定する、例えば番組の終了付近のクライマックスでは
録画時間を長くする、などの操作を行なえばできあがっ
た縮刷版の利用価値もさらに向上できるものである。
【００１９】さらに番組の録画に関する情報を記憶する
記憶手段を設けることによって、録画機能の向上だけで
なく再生の際にも、記憶された情報を参照することで従
来のＶＴＲの欠点である録画された番組の検索も容易と
なる。また、録画の位置情報をもとに番組冒頭を自動的
に検索する手段を設ければ操作性は飛躍的に向上するも
のである。
記憶手段を設けることによって、録画機能の向上だけで
なく再生の際にも、記憶された情報を参照することで従
来のＶＴＲの欠点である録画された番組の検索も容易と
なる。また、録画の位置情報をもとに番組冒頭を自動的
に検索する手段を設ければ操作性は飛躍的に向上するも
のである。
【００２０】なお、本発明の一実施例ではＶＴＲ５はＶ
ＴＲ１の録画する番組の縮刷版を録画するよう説明した
が、ＶＴＲ５に複数のバスを入力できるように構成すれ
ば複数台のＶＴＲの縮刷版の録画を行なうことができ
る。
ＴＲ１の録画する番組の縮刷版を録画するよう説明した
が、ＶＴＲ５に複数のバスを入力できるように構成すれ
ば複数台のＶＴＲの縮刷版の録画を行なうことができ
る。
【図１】本発明のビデオテープレコーダの一実施例の構
成を示すブロック図
成を示すブロック図
【図２】同実施例のビデオテープレコーダの斜視図
【図３】同実施例のカセットの斜視図
【図４】同実施例のＳＲＡＭの記憶形式を表す図
【図５】同実施例のテープ上の録画長を表す特性図
【図６】同実施例のテープの横方向を表す模式図
１ ビデオテープレコーダ ２ マイクロコンピュータ ３ バーコードセンサ ４ バス ５ ビデオテープレコーダ ６ マイクロコンピュータ ７ ＳＲＡＭ ８ キー入力装置 ９ オンスクリーンディスプレイ １０ 記録回路 １１ 映像信号処理回路 １２ モニタ １３ カセット １４ バーコード １５ ビデオテープレコーダ１の録画長 １６ ビデオテープレコーダ５の録画長
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G11B 27/024 G11B 15/02 373 G11B 27/10
Claims (2)
- 【請求項１】 録画機能を備えたビデオテープレコーダ
であって、挿入されたカセットを識別するカセット識別
手段と、前記カセット識別手段によって得られたカセッ
ト識別情報とビデオテープレコーダの動作状態に関する
情報を外部に送出する情報送出手段を具備した第１のビ
デオテープレコーダと、情報を記憶する記憶手段と、前
記情報送出手段によって前記第１のビデオテープレコー
ダから送出される情報を受信する情報受信手段と、前記
記憶手段に情報を書き込みあるいは読み出す動作とビデ
オテープレコーダの動作を制御するシステム制御手段と
を具備した第２のビデオテープレコーダを、前記第１の
ビデオテープレコーダは前記情報送出手段によって、録
画開始時に録画動作状態の情報を送出し、録画終了時に
は停止状態の情報を送出するように動作し、前記第２の
ビデオテープレコーダは前記システム制御手段が前記情
報受信手段によって前記第１のビデオテープレコーダの
録画動作状態の情報を受信し次に停止状態の情報を受信
するまでは、予め設定されている時間間隔で録画、停止
を繰り返すよう動作させると共に、前記記憶手段に当該
録画の録画に関する情報を記憶するように構成したこと
を特徴とするビデオテープレコーダ。 - 【請求項２】 第２のビデオテープレコーダに録画、停
止の時間間隔を入力する入力手段を具備し、前記入力手
段によって入力された時間間隔で録画と停止の動作を繰
り返すよう構成したことを特徴とする請求項１記載のビ
デオテープレコーダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4054923A JP2943490B2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | ビデオテープレコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4054923A JP2943490B2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | ビデオテープレコーダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05258530A JPH05258530A (ja) | 1993-10-08 |
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Family Applications (1)
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1992
- 1992-03-13 JP JP4054923A patent/JP2943490B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05258530A (ja) | 1993-10-08 |
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