JP3157317B2 - ビデオテープレコーダ - Google Patents

ビデオテープレコーダ

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JP3157317B2 JP33500092A JP33500092A JP3157317B2 JP 3157317 B2 JP3157317 B2 JP 3157317B2 JP 33500092 A JP33500092 A JP 33500092A JP 33500092 A JP33500092 A JP 33500092A JP 3157317 B2 JP3157317 B2 JP 3157317B2
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剛史 藤田
尚紀 米谷
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレテキスト放送が受
信可能なビデオテープレコーダに関し、例えばPDC
(Programmme Delivery Control System)によるシリー
ズ録画予約,録画実行が可能なビデオテープレコーダに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ヨーロッパではビデオテープレコ
ーダ(以下VTRという)の録画予約方法として、テレ
テキスト放送サービスの一部として放送されている番組
表、即ち、放送予定番組の放送日,放送開始時刻,番組
タイトル等の情報(テレテキストデータ)を利用したV
PT(Video Programming by Teletext )が利用されて
いる。VPTは、放送局から送られてくるテレビジョン
映像信号の垂直ブランキング期間に重畳された番組表が
ディスプレイ上に表示され、オペレータがこの表示を見
ながら、所望する予約番組をカーソルで指定することに
より、録画予約に必要なデータを取り出して番組予約す
るシステムであり、これにより、番組予約に要するキー
走査の回数を大幅に減らすことができる。このような録
画方法は、旧西ドイツ公開明細書第3335082 号公報に提
案されている。
【0003】また、予約番組に時間変更があっても正確
に録画ができるVPS(Video Programme Sysyem)が、
ドイツを中心として行われている。VPSは、放送局か
ら送られてくるテレビジョン映像信号の垂直ブランキン
グ期間に重畳された番組放送コード(VPSコード)を
指定することにより、番組開始予約時刻に拘束されるこ
となく、所望の予約番組の録画を実行する番組予約シス
テムである。VPSコードは番組毎に割り当てられたコ
ードであり、これを指定することにより、VTRはVP
Sコードを認識することにより録画を実行し、予約番組
に時間変更があっても所望する番組を正確に録画するこ
とができる。
【0004】一方、英国では、上述したVPT及びVP
Sとを組み合わせたPDC(Programme Delivery Contr
ol Ststem )が、1992年3月からチャネル4により実施
されている。PDCは、英国で行われているテレテキス
トの放送方式の1つであるFASTEXTのゴースト・
ローを利用して録画予約データ及び録画実行データ(P
DCコード)を送信する制度である。PDCコードに
は、日時コード,シリーズコード等がある。シリーズコ
ードは、連続番組又はスポーツ,ニュース等の番組ジャ
ンルに割当られたコードであり、シリーズコードを指定
して録画予約を行うことにより、連続番組又は同じジャ
ンルの番組を予約し直すことなく録画することができ
る。
【0005】ところで、前述のVPTによる録画予約,
実行動作が可能なVTRを用いて、前記テレテキストデ
ータを取り込み、予約録画を行う場合に、再生時にユー
ザが所望する番組を選別し易いように、番組録画予約時
に番組タイトルを録画するようになっている。この番組
タイトル入力は、ユーザがインサート操作により行う
が、この操作に労力と時間とを要し、また誤入力を生じ
ることもあった。これを解決するために本出願人は、前
記テレテキストデータの中の番組タイトルのデータを、
録画予約データとして取り込む方法を提案した(実開平
3−53086 号公報)。この方法により、番組タイトル入
力の操作は簡略化され、誤入力も生じない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たPDCコードによるシリーズ録画予約,実行動作が可
能なVTRを用いて、前記シリーズコードを指定し、例
えば連続番組を予約録画し再生する場合に、ユーザは番
組タイトルは判断できるが、シリーズの何回目に録画し
たものであるかが判断できないという問題があった。
【0007】また、録画開始日時を含む録画予約データ
を記憶手段に記憶させてシリーズコードを有する番組を
予約し、シリーズ録画予約を行った場合に、シリーズ録
画の録画漏れを防止するために、VTRは録画予約デー
タを、その録画を実行した日から4週間にわたり保持し
ておかなければならないという規定がある。そのため
に、VTRには、最後にシリーズ録画を実行した録画実
行日時を記憶しておくために別の記憶手段を備える必要
があるという問題があった。
【0008】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、第1発明は、シリーズ録画実行回数を記憶す
る手段を備え、その回数を番組と共に録画できるビデオ
テープレコーダを提供することを目的とし、第2発明
は、シリーズ録画予約データ中の録画開始日時を録画実
行日時に書換える手段を備えることにより、シリーズ録
画を実行した日付けを記憶する記憶手段を、録画予約デ
ータを記憶するための記憶手段と共用するビデオテープ
レコーダを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るビデオテ
ープレコーダは、テレビジョン映像信号の垂直ブランキ
ング期間に重畳された、連続性又は関連性を有する一連
の番組に共通なシリーズコードと、予約データ記憶手段
にて予約された番組の録画予約データ中のシリーズコー
ドとが一致した場合に、前記番組を録画するビデオテー
プレコーダにおいて、前記番組の予約録画を実行した回
数を記憶するシリーズ録画実行回数記憶手段と、録画実
行時に、前記シリーズ録画実行回数記憶手段から読み出
したシリーズ録画実行記憶回数を、前記番組と共に録画
する実行回数録画手段とを備えることを特徴とする。
【0010】第2発明に係るビデオテープレコーダは、
テレビジョン映像信号の垂直ブランキング期間に重畳さ
れた、連続性又は関連性を有する一連の番組に共通なシ
リーズコードと、予約データ記憶手段にて予約された
組の録画予約データ中のシリーズコードとが一致した場
合に、前記番組を録画するビデオテープレコーダにおい
て、シリーズ録画予約データ及びシリーズ録画実行回数
を記憶しておく予約データ記憶手段と、前記予約データ
記憶手段に記憶されたシリーズ録画予約データ中の録画
開始日時を番組の録画実行時に録画実行日時に書換える
記憶データ更新部と、予約録画待機中又は予約録画実行
中、前記予約データ記憶手段に、シリーズ録画実行回数
を書き込むテレテキスト制御部と、前記予約データ記憶
手段に記憶されている録画予約データがシリーズ予約か
否かを判断し、シリーズ予約の場合はシリーズコードと
予約データ記憶手段から読み出した予約データのシリー
ズコードとが一致するか否かを判断し、一致する場合に
前記記録データ更新部へ書換え指令を送るVTR制御部
と、を備えていることを特徴とする。
【0011】
【作用】第1発明のビデオテープレコーダでは、シリー
ズコードを有する番組の予約録画を実行する際に、録画
実行回数をシリーズ録画実行回数記憶手段に記憶させ、
実行回数録画手段により、前記シリーズ録画実行回数記
憶手段から読み出した記憶回数を番組と共に録画するこ
とにより、再生時にシリーズ録画実行回数が一目で判
る。
【0012】第2発明のビデオテープレコーダでは、シ
リーズコードを有する番組の予約録画を実行する際に、
記憶データ更新部が、予約データ記憶手段に記憶された
録画予約データ中の録画開始日時を録画実行日時に書換
えることにより、最後の録画実行日時を記憶させる記憶
手段を、予約データ記憶手段と共用できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
き具体的に説明する。図1は、第1発明のVTRの構成
を示すブロック図であり、本VTRはPDCコードの受
信が可能であり、その構成を以下に説明する。アンテナ
1で捕らえられた放送信号はチューナ2で受信選択さ
れ、映像中間周波数及び検波回路(以下IF・DETと
いう)3を介して映像信号処理回路4によって信号処理
されて、ビデオ信号bとして表示・録画信号切換え回路
5に供給される。
【0014】また、このビデオ信号bのうち垂直帰線期
間に多重されたPDCコードは、テレテキスト信号抜取
回路8によって抽出され、テレテキストデコーダ7に供
給される。テレテキストデコーダ7は、PDCコードを
文字信号に変換するものであり、マイクロコンピュータ
で構成されるテレテキスト制御部6から指示されたデー
タを抜き出して画メモリ9に書込むようになってい
る。このとき、前記データは、テレテキスト制御部6に
指示されたページ番号のPDCコードの録画予約デー
タ、又は予約実行データであるゴースト・ローのデータ
である。書き込まれたデータはテレテキスト制御部6か
らの制御信号に従って読み出され、テレテキストデコー
ダ7により文字信号に変換されて、表示・録画信号切換
え回路5に供給される。
【0015】表示・録画信号切換え回路5は、表示及び
録画すべき信号を選択して出力する回路であり、前記映
像信号処理回路からのビデオ信号bと、前記テレテキス
トデータ7からの文字信号若しくは文字信号とビデオ信
号との合成信号cとを、テレテキスト制御部6からの切
換え信号aを入力することにより選択し、出力する。表
示・録画信号切換え回路5からの出力は、録画を実行す
る録画回路15に供給されると共に、表示のために図示し
ない出力端子に供給され、テレビ映像及びテレテキスト
映像が表示される表示画面に供給されるようになってい
る。このように、テレテキスト制御部6は、テレテキス
トデコーダ7及び表示・録画信号切換え回路5に指令を
送ることにより、テレビ映像及びテレテキスト映像の表
示制御を行う他、直接画メモリ9にデータを書き込ん
で任意の文字を表示することもできる。
【0016】一方、ユーザがリモートコントロール送信
機10又はVTR本体に設けられたキーボード11を操作す
ることによって外部入力された信号は、入力制御部12に
供給され、共通のコード信号に変換されて、VTR制御
部13に供給される。VTR制御部13は、入力制御部12か
ら入力されるコード信号の内容に応じた処理を行い、V
TRの各種動作を行うものであり、例えば、選局回路14
へ信号を供給し選局回路14を制御してチューナ2におい
て選局を行ったり、前記録画回路15へ信号を供給し録画
回路15を制御して録画を実行したり、再生, 早送り, 巻
き戻し, 停止等の動作を行ったり、PCDコードに関す
るコード信号をテレテキスト制御部6へ供給し、番組予
約の制御が行われたりする。
【0017】この番組録画予約の制御が行われる場合に
ついて述べると、ユーザのリモートコントロール送信機
10又はキーボード11の操作により、図示しない表示画面
上にPCDコードの録画予約データの所定ページの画面
を表示し、カーソルを移動させて所望する番組を選択
後、録画予約キーを押すと、その選択された番組に対応
する番組録画予約のデータが予約データ・メモリ16に書
き込まれるようになっている。予約データ・メモリ16に
は、所望する番組の種々の録画予約データ、例えば録画
開始日, 月、録画開始時間, 録画終了時間、PCDコー
ドの有無、及びシリーズコードの有無が書き込まれるよ
うになっている。また、予約データ・メモリ16はシリー
ズ録画実行回数記憶部16aを備え、これにシリーズ録画
実行回数が、テレテキスト制御部6により書き込まれる
ようになっている。シリーズ予約録画の実行が一度も行
われていない場合は、シリーズ録画実行回数記憶部16a
には、初期値0が書き込まれる。予約データ・メモリ16
及びシリーズ録画実行回数記憶部16aに書き込まれたこ
れらのデータは、VTR制御部13により読み出されるよ
うになっている。
【0018】また、IF・DET3から得られるビデオ
信号のうち垂直ブランキング期間に重畳されたPDCコ
ードは、テレテキスト信号抜取回路8で抽出されてテレ
テキストデコーダ7に送られ、テレテキスト制御部を介
してVTR制御部13へ供給される。また、予約データ・
メモリ16に書き込まれた番組録画予約データは、VTR
制御部13により読み出される。VTR制御部13では、前
記PDCコードと番組録画予約データとを比較し、両デ
ータが一致したとき、選局回路14を制御してチューナ2
により所定の番組を選局すると共に、録画回路15に録画
命令を送る。録画回路15は前記録画命令を受けると、表
示・録画信号切換え回路5から出力される録画信号の録
画が開始されるようになっている。
【0019】以上の如き構成のVTRを用いてシリーズ
予約録画を行う場合を以下に詳細に説明する。図2はシ
リーズ予約録画を行う場合の実施手順を説明するフロー
チャートである。図2に基づいてシリーズ予約録画を行
う場合のテレテキスト制御部6の動作を中心に詳細に説
明する。
【0020】リモートコントロール送信機10又はキーボ
ード11から録画予約データが入力され、VTR制御部13
及びテレテキスト制御部6により予約データ・メモリ16
に前記録画予約データが書込まれている。上述したよう
に、VTR制御部13により供給されたPDCコード及び
予約データ・メモリ16に書込まれた番組録画予約データ
とが一致した場合に、タイマー録画が開始される。ま
ず、VTR制御部13はテレテキスト制御部6に予約デー
タ・メモリ16内のどの番組録画予約データが実行された
かの情報を与える(ステップS21)。テレテキスト制御
部6は、VTR制御部13からの情報に基づき、実行され
た番組録画予約データについての予約データ・メモリ16
内の内容を参照し、番組タイトル録画が予約されている
かを判断する(ステップS22)。
【0021】番組タイトル録画が予約されている場合に
は、テレテキスト制御部6は表示・録画切換え回路5に
切換え信号aを出力し、テレテキストデコーダ7側から
入力される信号を、表示・録画切換え回路5から出力す
る(ステップS23)。そして、テレテキスト制御部6は
テレテキストデコーダ7に指令を与え、画メモリ9に
番組タイトルを録画するためのデータを書き込み、テレ
テキスト信号抜取回路8からの番組タイトルの文字信号
と、映像信号処理回路4からの録画予約されたチャンネ
ルのビデオ信号との合成信号を、テレテキストデコーダ
7から表示・録画切換え回路5へ入力させ、図示しない
表示画面に番組タイトルを表示する(ステップS24)。
【0022】また、テレテキスト制御部6は実行された
録画予約がシリーズ予約であるかどうかを判断し(ステ
ップS25)、シリーズ予約である場合は、テレテキスト
制御部6は予約データメモリ16のシリーズ録画実行回数
記憶部16aに記憶されているシリーズ録画実行回数を、
現状に1を加えた数値に書換える(ステップS26)。同
時にテレテキスト制御部6は、予約データメモリ16から
読み出したシリーズ録画実行回数を画メモリ9に書き
込み、これをテレテキストデコーダ7により文字信号に
変換して、表示・録画出力切変え回路5へ与え、前記番
組タイトルと共にシリーズ録画実行回数を録画し、図示
しない表示画面に表示する。
【0023】本実施例では番組タイトル及びシリーズ録
画実行回数の録画時間はタイマー録画の開始からある一
定時間だけ行うものとしている。この一定時間をVTR
制御部13にて計数し(ステップS28)、一定時間を経た
後、VTR制御部13からの指令によりテレテキストデコ
ーダ7は、画メモリ9から番組タイトル及びシリーズ
録画実行回数を消去する(ステップS29)。また、前記
ステップS25にて、実行された録画予約がシリーズ予約
でない場合には、タイトル表示を行った後、一定時間を
VTR制御部13にて計数し(ステップS28)この表示を
消去する(ステップS29)。そして、テレテキスト制御
部6から表示・録画切換え回路5へ切換え信号aを入力
し、表示・録画切換え回路5へ入力される録画信号を、
映像信号処理回路4からのビデオ信号bに切換え、番組
タイトル及びシリーズ録画実行回数の録画を終了する
(ステップS30)。ステップS22にて、録画予約の情報
としてタイトル録画が予約されていない場合には、表示
・録画切換え回路5へ入力される録画信号を映像信号処
理回路4からのビデオ信号bとする。
【0024】図3は、シリーズ録画予約を行い、番組タ
イトル及びシリーズ録画実行回数を録画した場合の録画
される画面を示した模式図であり、テレビ画面100 上に
番組タイトル200 とシリーズ録画実行回数300 とがスー
パーインポーズの形で挿入された状態となる。
【0025】上述の如き動作により、本実施例のVTR
は、シリーズ録画実行時にテレビ映像及び番組タイトル
と共にシリーズ録画実行回数を録画することができる。
【0026】次に、第2実施例を示す図面に基づき具体
的に説明する。図4は第2発明のVTRの構成を示すブ
ロック図である。VTRの種々の動作を制御するVTR
制御部13からの指令を受けて、予約データ・メモリ16の
データを書換える記憶データ更新部17を備える。該記憶
データ更新部17の書換えにより、シリーズ録画予約デー
タの中の録画開始日, 月及び録画開始時刻を録画実行時
の日, 月及び録画開始時刻に書換える。これ以外は、上
述した図1に示すVTRと同様の構成であり、同部分に
は同符号を記しその説明を省略する。
【0027】このような構成のVTRを用いて、シリー
ズ予約録画を行う場合を中心に、テレテキスト制御部6
及びVTR制御部13の動作を以下に説明する。図5は予
約録画を行う場合のテレテキスト制御部6の動作を説明
するフローチャートであり、図6〜図8は予約録画を行
う場合のVTR制御部13の動作を説明するフローチャー
トである。先ず、図1及び図5に基づいてテレテキスト
制御部6の動作を説明する。
【0028】リモートコントロール送信機10又はキーボ
ード11から録画予約データが入力され、VTR制御部13
及びテレテキスト制御部6により予約データ・メモリ16
に前記録画予約データが書込まれている。テレテキスト
制御部6は、VTRが予約録画待機中の状態であるか、
予約録画実行中であるか、其以外であるかを判断し(ス
テップS51)、予約録画待機中の状態または予約録画実
行中である場合には、テレテキストデコーダ7に指令を
送り、画メモリ9からゴースト・ロー内のPDCコー
ドを読取り(ステップS52)、VTR制御部13に前記P
DCコードを供給する(ステップS53)。そして、VT
Rが予約録画待機中又は予約録画実行中である場合は、
以降同動作を繰り返す。ステップS51で予約録画待機中
または予約録画実行中以外であると判断した場合は、こ
れらの動作を終了する。
【0029】次に、図4及び図6に基づいてVTR制御
部13の動作を説明する。VTR制御部13は、テレテキス
ト制御部6からPDCコードが与えられたかどうかを判
断し(ステップS61)、与えられた場合はVTRが、予
約録画待機中の状態であるかどうかを判断する(ステッ
プS62)。VTRが予約録画待機中の状態である場合
は、最初の予約データの予約録画を開始するかどうかの
照合を後述する動作により行って(ステップS63)、予
約録画を開始したかどうかを判断し(ステップS64)、
開始していない場合は全ての録画予約データを照合し終
えたかどうかを判断する(ステップS65)。予約録画を
開始した場合はステップS61に戻り、PDCコードが与
えられたかどうかを判断する。ステップS65にて全ての
録画予約データを照合し終えていないと判断した場合は
次の予約データの予約録画を開始するかどうかの照合を
後述する動作により行って(ステップS66)、ステップ
S64に戻り、再び全ての予約データの予約録画を開始す
るかどうかを照合し、この照合が終了した場合はステッ
プS61に戻る。以降この動作を繰り返す。
【0030】ステップS62にて予約録画待機中の状態で
はないと判断した場合は、予約録画実行中であるかどう
かを判断し(ステップS67)、予約録画実行中である場
合は予約録画終了の照合を後述する動作により行い(ス
テップS68)、ステップS61に戻り、PDCコードが与
えられたかどうかを判断し、以降これを繰り返す。ま
た、ステップS67で予約録画実行中でないと判断した場
合もステップS61に戻る。
【0031】次に、図4及び図7に基づいて、図6にお
けるステップS63又はステップS66で、録画予約データ
を照合する場合に関して、VTR制御部13が行う動作を
説明する。VTR制御部13にPDCコードが供給されて
おり、VTRが予約録画待機中の状態である場合に、ま
ずVTR制御部13は、照合すべき録画予約データがシリ
ーズ予約されているかどうかを判断し(ステップS7
1)、シリーズ予約されている場合は、テレテキスト制
御部6から供給したPDCコード内のシリーズコード
と、前記録画予約データのシリーズコードとが一致する
かどうかを判断する(ステップS72)。両者が一致する
場合は、前記録画予約データの録画開始日,月及び開始
時刻を、本VTRが有する時計が示す日時に書換える指
令を記憶データ更新部17に送り、該記憶データ更新部17
は予約データ・メモリ16内の前記録画予データの書換え
を行って(ステップS73)、予約録画を開始し(ステッ
プS74)、予約録画開始の照合に関する動作を終了す
る。また、ステップS72で、PDCコード内のシリーズ
コードと前記録画予約データのシリーズコードとが一致
しないと判断した場合は、予約録画開始の照合に関する
動作を終了する。
【0032】また、図7におけるステップS71で、照合
すべき録画予約データがシリーズ予約されていないと判
断した場合は、前記録画予約データがPDC予約である
かどうかを判断する(ステップS75)。前記録画予約デ
ータがPDC予約である場合は、テレテキスト制御部6
から供給されたPDCコード内の日時コードが、前記録
画予約データの日時コードと一致するかどうかを判断し
(ステップS76)、一致する場合は予約録画を開始して
(ステップS74)、予約録画開始の照合に関する動作を
終了する。また、ステップS75で前記録画予約データが
PDC予約でない場合、又はステップS76で、テレテキ
スト制御部6から供給されたPDCコード内の日時コー
ドが前記録画予約データの日時コードと一致しない場合
は、予約録画開始の照合に関する動作を終了する。
【0033】次に、図4及び図8に基づいて、図6にお
けるステップS68で予約録画終了の照合を行う場合に関
して、VTR制御部13が行う動作を説明する。VTR制
御部13にPDCコードが供給されており、VTRが予約
録画実行中である場合に、まず、VTR制御部13は、現
在予約録画されている録画予約データがシリーズ予約さ
れているかどうかを判断し(ステップS81)、シリーズ
予約されている場合は、テレテキスト制御部6から供給
したPDCコード内のシリーズコードと、前記録画予約
データのシリーズコードとが一致するかどうかを判断す
る(ステップS82)。両者が一致しない場合は、前記録
画予約データの録画終了時刻を予約データ・メモリ16内
で、本VTRが有する時計が示す時刻に書換えて(ステ
ップS83)、予約録画を終了し(ステップS84)、予約
録画終了の照合に関する動作を終了する。
【0034】また、図8におけるステップS81で、録画
実行中の録画予約データがシリーズ予約されていないと
判断した場合は、前記録画予約データがPDC予約であ
るかどうかを判断する(ステップS85)。前記録画予約
データがPDC予約である場合は、テレテキスト制御部
6から供給されたPDCコード内の日時コードが、前記
録画予約データの日時コードと一致するかどうかを判断
し(ステップS86)、一致しない場合は、前記録画予約
データの録画終了時刻を予約データ・メモリ16内で、本
VTRが有する時計が示す時刻に書換えて(ステップS
83)、予約録画を終了し(ステップS84)、予約録画終
了の照合に関する動作を終了する。また、ステップS85
で前記録画予約データがPDC予約でない場合、又はス
テップS86で、テレテキスト制御部6から供給されたP
DCコード内の日時コードが前記録画予約データの日時
コードと一致する場合は、予約録画終了の照合に関する
動作を終了する。
【0035】上述の如き動作により、第2実施例のVT
Rは、シリーズ録画実行時に予約データ・メモリ16内に
書込まれたシリーズ予約録画データの、録画開始日,
月, 開始時刻を録画実行時の録画開始日, 月, 開始時刻
に書換えるので、録画予約データの4週間の保存のため
に、新たな記憶手段を設けることなく、予約データ・メ
モリ16を共用できる。また、ユーザは、最後に録画され
た内容を確認することができる。
【0036】なお、上述の第2実施例では、予約データ
・メモリ16に記憶された予約データを、予約録画を開
始,終了した時点のVTRが有する時計が示す日時に書
換えているが、例えばPDCコード内の日時コードのよ
うな日時を示すコードで書換えても良い。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、シリ
ーズ録画実行回数を記憶する手段を備え、その回数を番
組と共に録画するので、シリーズの何回目の番組が録画
されているのかが一目で判断できる。また、シリーズ録
画予約データの日時を録画開始日時に書換える手段を備
えることにより、シリーズ録画を実行した日付けを記憶
する記憶手段を、録画予約データを記憶するための記憶
手段と共用できる等、本発明は優れた効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明のVTRの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】シリーズ予約録画を行う場合の実施手順を説明
するフローチャートである。
【図3】番組タイトル及びシリーズ録画実行回数を録画
した場合の録画される画面を示した模式図である。
【図4】第2発明のVTRの構成を示すブロック図であ
る。
【図5】予約録画を行う場合のテレテキスト制御部の動
作を説明するフローチャートである。
【図6】予約録画を行う場合のVTR制御部の動作を説
明するフローチャートである。
【図7】予約録画を行う場合のVTR制御部の動作を説
明するフローチャートである。
【図8】予約録画を行う場合のVTR制御部の動作を説
明するフローチャートである。
【符号の説明】
2 チューナ 5 表示・録画信号切換え回路 6 テレテキスト制御部 7 テレテキストデコーダ 8 テレテキスト信号抜取回路 9 画メモリ 13 VTR制御部 15 録画回路 16 予約データ・メモリ 16a シリーズ録画実行回数記憶部 17 記憶データ更新部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−241082(JP,A) 特開 平3−144947(JP,A) 特開 平6−44637(JP,A) 特開 平6−124575(JP,A) 特開 平6−103641(JP,A) 特開 平3−9295(JP,A) 特開 平2−244448(JP,A) 特開 平4−176044(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/02 328 G11B 15/02 355 G11B 27/34 H04N 5/7826

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン映像信号の垂直ブランキン
    グ期間に重畳された、連続性又は関連性を有する一連の
    番組に共通なシリーズコードと、予約データ記憶手段に
    て予約された番組の録画予約データ中のシリーズコード
    とが一致した場合に、前記番組を録画するビデオテープ
    レコーダにおいて、 前記番組の予約録画を実行した回数を記憶するシリーズ
    録画実行回数記憶手段と、録画実行時に、前記シリーズ
    録画実行回数記憶手段から読み出したシリーズ録画実行
    記憶回数を、前記番組と共に録画する実行回数録画手段
    とを備えることを特徴とするビデオテープレコーダ。
  2. 【請求項2】 テレビジョン映像信号の垂直ブランキン
    グ期間に重畳された、連続性又は関連性を有する一連の
    番組に共通なシリーズコードと、予約データ記憶手段に
    て予約された番組の録画予約データ中のシリーズコード
    とが一致した場合に、前記番組を録画するビデオテープ
    レコーダにおいて、シリーズ録画予約データ及びシリーズ録画実行回数を記
    憶しておく予約データ記憶手段と、 前記予約データ記憶手段に記憶されたシリーズ録画予約
    データ中の録画開始日時を番組の録画実行時に録画実行
    日時に書換える記憶データ更新部と、 予約録画待機中又は予約録画実行中、前記予約データ記
    憶手段に、シリーズ録画実行回数を書き込むテレテキス
    ト制御部と、 前記予約データ記憶手段に記憶されている録画予約デー
    タがシリーズ予約か否かを判断し、シリーズ予約の場合
    はシリーズコードと予約データ記憶手段から読み出した
    予約データのシリーズコードとが一致するか否かを判断
    し、一致する場合に前記記録データ更新部へ書換え指令
    を送るVTR制御部と、 を備えていることを特徴とするビデオテープレコーダ。
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