JPH05210952A - 目次記録装置及びそのビデオテープ - Google Patents

目次記録装置及びそのビデオテープ

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JPH05210952A
JPH05210952A JP4038557A JP3855792A JPH05210952A JP H05210952 A JPH05210952 A JP H05210952A JP 4038557 A JP4038557 A JP 4038557A JP 3855792 A JP3855792 A JP 3855792A JP H05210952 A JPH05210952 A JP H05210952A
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Mitsuhiko Hara
光彦 原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープ途中であっても簡便に記録内容を確認
する。 【構成】 記録再生制御部12の目次作成制御部14で
は、テープ記録再生部10でプログラムがビデオテープ
に記録されている途中で画像を取り込み、これを利用し
て目次を自動的に作成する。この目次は、後目次記録制
御部18の制御によってプログラムの記録終了後に続い
て記録される。また、前目次記録制御部16によって、
プログラムの記録前に先頭ミュート部が予め形成され、
この部分に前記目次がインサート記録される。テープ途
中にあるときは、後目次を参照すれば、容易にそのプロ
グラムの内容を確認できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
(VTR)のタイマ予約などによる録画内容の目次を作
成してビデオテープに記録する目次記録装置及びビデオ
テープの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、たとえば2時間録画用のビデ
オテープに6時間分の録画を行ういわゆる3倍モードで
も十分に良好な画質で記録再生を行うことができるよう
になってきている。これに対応して、1つのビデオテー
プカセットに複数の番組(プログラム)を記録すること
が多くなると考えられる。このような場合に、ビデオテ
ープの記録内容を確認するには、そのテープを一度再生
(あるいは早送り再生)すればよいが、時間がかかって
面倒である。このため、記録内容を簡単に確認できるよ
うな目次機能が要望されるに至っている。
【0003】従来のビデオテープレコーダの目次記録装
置としては、特開平1−241082号公報に開示され
た予約録画・再生方式がある。これによれば、図7
(A)に示すように、予約時に入力された予約内容10
0が、最初の予約時間の到来による録画(音声も含む,
以下同様)開始時にビデオテープVTの先頭に書き込ま
れる。そして、これに続いて予約された番組又はプログ
ラム102,104,106が順に記録されることにな
る。そして、再生時には、予約内容100が最初に再生
されて表示される。これによって、予約録画された番組
の確認を瞬時に行なうことができる。
【0004】他の従来技術としては、特開昭63−15
8984号公報に開示された磁気記録再生装置がある。
図7(B)には、その概略が示されており、予約録画さ
れたプログラム200,202,204,……のうち、
点線で示す所望の1フィールドの画像(静止画像)を間
引き、これらを例えば1画面を9分割した子画面情報に
各々割り当てる(矢印FA参照)。そして、このマルチ
画面情報212をビデオテープVTの任意の位置,例え
ば先頭に5秒間記録する(矢印FB参照)。再生時に
は、マルチ画面が最初に再生されて表示されるので、記
録内容の把握を的確、かつ、瞬時に行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来技術では、いずれも目次がビデオテープVT
の先頭にあるため、必ずテープ先頭まで巻き戻さないと
目次を参照することができないという不都合がある。特
に、タイマ予約録画が行われた後などでは記録したプロ
グラムを確認したいことがあるが、ビデオテープVTが
記録終了位置にあるので、ビデオテープVTを先頭まで
巻き戻して目次を参照するか、巻戻し再生で内容を確認
するなどの動作を行わなければならない。
【0006】本発明は、これらの点に着目したもので、
テープ途中であっても簡便に記録内容を確認することが
できる目次記録装置及びそのビデオテープを提供するこ
とを、その目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の1つは、プログ
ラムの内容を示す目次を、そのプログラムとともにビデ
オテープに記録する目次記録装置において、プログラム
の記録中に予め設定されたタイミングでプログラム中の
画像を取り込み、この画像を利用して目次を作成する目
次作成手段と、これによって作成された目次を、該当す
るプログラムの記録の後に一定期間記録する第1の目次
記録手段を備えたことを特徴とする。他の発明は、前記
目次作成手段と、これによって作成された目次を、該当
するプログラムの記録の後に、それ以前に記録されたプ
ログラムの目次とともに、各々一定期間記録する第2の
目次記録手段を備えたことを特徴とする。
【0008】更に他の発明は、前記目次記録装置におい
て、プログラムの記録開始時に一定期間のミュート部を
設け、このミュート部に、第1又は第2の目次記録手段
による記録終了の後にその目次をインサート記録する第
3の目次記録手段を備えたことを特徴とする。また、本
発明のビデオテープは、前記いずれかの目次記録装置に
よって目次が記録されたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、プログラムの目次は、目次作
成手段によって自動的に作成される。そして、その該当
するプログラムの後に記録される。このため、プログラ
ムの記録終了時点で記録したプログラムの内容を知りた
いときは、その目次相当の巻戻しと再生を行うのみで、
何らテープ先頭まで戻ることなく容易に内容確認を行う
ことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明による目次記録装置及びそのビ
デオテープの実施例について、添付図面を参照しながら
説明する。 <第1実施例>最初に、本発明の第1実施例について説
明する。図1には、第1実施例の主要構成が示されてい
る。同図において、ビデオテープに対する信号の記録,
再生を行うテープ記録再生部10(ドラム/ヘッドやビ
デオテープの駆動部も含む)には、マイクロコンピュー
タによって構成された記録再生制御部12が接続されて
いる。この記録再生制御部12は、テープ記録再生部1
0の一般的な動作制御の機能の他に、目次作成制御部1
4,前目次記録制御部16,後目次記録制御部18,全
体目次作成記録制御部20,及び再生サーチ制御部22
を各々備えている。また、テープ記録再生部10にはチ
ューナ部26が接続されている。
【0011】記録再生制御部12には、メモリとして、
予約データ格納部28,目次作成用データ格納部30が
各々設けられており、計時を行うカレンダ・タイマ部3
4も設けられている。更に、外部からの動作指示用とし
て、予約入力部36,全体目次作成ボタン38,検索ボ
タン40が記録再生制御部12に接続されている。
【0012】これらの各部のうち、テープ記録再生部1
0は、テレビジョンのチューナ部26から送られてくる
画像・音声信号を記録再生制御部12の指示に基づいて
ビデオテープVT(図3参照)に記録し、あるいは再生
する機能を有している。また、このとき、所要のコント
ロール信号も同時に記録,再生されるようになってい
る。
【0013】次に、記録再生制御部12では、一般的な
信号の記録,再生動作制御の他に、以下の各部による目
次記録制御が行われるようになっている。まず、目次作
成制御部14は、ビデオテープVTに記録される画像の
一部を所定の間隔でサンプリングしたマルチ画面を目次
作成用データ格納部30を利用して生成し、これに所定
の予約時間やプログラムの種類などのタイマ予約の内容
を予約データ格納部28から読み出して付加し、目次画
像を作成する機能を有している。作成された目次画像
は、目次作成用データ格納部30に格納されるようにな
っている。
【0014】前目次記録制御部16は、作成された目次
をそのプログラムの記録開始前の位置にインサート記録
する制御を行うためのものである。後目次記録制御部1
8は、作成された目次をそのプログラムの記録終了後に
続いて記録する制御を行うためのものである。
【0015】全体目次作成記録制御部20は、全体目次
作成ボタン38が操作されたときに、そのビデオテープ
VTに記録されたプログラム個々の目次を集めた全体の
目次を目次作成用データ格納部30を利用して作成する
とともに、そのビデオテープVTの先頭に記録する制御
を行うためのものである。再生サーチ制御部22は、全
体目次参照時に検索ボタン40が操作されたときに、表
示目次のプログラムをコントロール信号を利用してサー
チし、その再生を行うためのものである。
【0016】予約データ格納部28は、予約入力部36
から入力されたタイマ予約データを格納するためのもの
である。更に、カレンダ・タイマ部34は、カレンダと
時計が内蔵されており、これによって予約時間の計時が
行われるようになっている。
【0017】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について、図2及び図3を参照しながら説明する。
なお、図2には動作のフローチャートが示されており、
図3にはビデオテープVT上における信号記録の様子が
示されている。
【0018】タイマ予約を行う場合には、まずビデオテ
ープVTが装置にセットされ(図2ステップSA)、次
に所望のタイマ予約入力が行われる(ステップSB)。
すなわち、ユーザは、記録すべきチャンネル,プログラ
ムの開始時間,録画時間,終了時間,プログラムの種類
(ニュース,スポーツ,映画などの種別)などの必要な
情報を、複数のプログラムについて予約入力部36から
入力する。これらの予約データは、予約データ格納部2
8に格納される。
【0019】次に、ユーザによって予約入力部36から
タイマ予約録画のスタートが指示されると(ステップS
C)、記録再生制御部12によってタイマ予約録画の開
始制御が行われる。記録再生制御部12では、テープ記
録再生部10を駆動してビデオテープVTの先頭の部分
に例えば15秒程度の空白部50を形成する(ステップ
SD,図3参照)。次に、記録再生制御部12では、予
約データ格納部28に格納された予約データと、カレン
ダ・タイマ部34における計時が各々参照されている。
【0020】そして、第1番目のプログラムの予約時刻
となると(ステップSE)、前目次記録制御部16の動
作制御指示によって先頭インデックス信号C11がコン
トロール信号として記録される(ステップSF)。続い
て、信号が記録されない先頭ミュート部52が形成され
(ステップSG)、更にスタートインデックス信号C1
2がコントロール信号として記録される(ステップS
H)。他方、チューナ部26では、記録再生制御部12
の指示によって予約されたチャンネルが選択されてお
り、そのチャンネルの画像及び音声の信号がテープ記録
再生部10に入力されている。これらの信号は、記録再
生制御部12の指示によって、スタートインデックス信
号C12のタイミングでビデオテープVTに記録開始さ
れることになる(ステップSI)。
【0021】この場合に、目次作成制御部14では所定
の間隔でフィールド単位(静止画)の画像の取り込みが
行われ、第1プログラムP1(図3参照)の目次が作成
される。詳述すると、最初に、目次作成制御部14では
予約データ格納部28が参照され、第1プログラムP1
の予約データが目次画面の適宜位置,例えば左上に文字
情報として付加される。他方、テープ記録再生部10側
から取り込まれた画像は目次作成用データ格納部30に
格納される(ステップSJ)。画像の取り込み方として
は種々考えられるが、本実施例ではプログラムの時間の
長さを9で割った時間間隔毎に画像が取り込まれる。た
とえば、90分の長さのプログラムの場合は、10分毎
に画像の取り込みが行なわれる。
【0022】目次作成制御部14では、これらの画像
が、1画面を9分割してマルチ画面表示される目次画面
の各分割画像に縮小して順に割り当てられて、目次画像
M1が作成される(図3参照)。
【0023】次に、第1プログラムP1の録画が終了す
ると(ステップSK)、後目次記録制御部18の動作制
御指示によってエンドインデックス信号C13がコント
ロール信号として記録される(ステップSL)。その
後、目次作成用データ格納部30に格納されている目次
画像M1が、後目次記録制御部18の動作指示によって
ビデオテープVTに例えば5秒間記録され(ステップS
M)、その後終端インデックス信号C14がコントロー
ル信号として記録される(ステップSN)。
【0024】次に、この時点で前目次記録制御部16に
よって予約データ格納部28の予約データ及びカレンダ
・タイマ部34の時間が各々参照され、次の第2プログ
ラムの録画開始日時,時刻と現在日時,時刻から前目次
をインサート記録する時間的余裕の有無が判断される
(ステップSO)。その結果、余裕があるときは、テー
プ記録再生部10により先頭インデックス信号C11が
参照されてビデオテープVTが先頭ミュート部52まで
巻き戻される(ステップSP)。そして、目次作成用デ
ータ格納部30に格納されている第1プログラムP1の
目次画像M1が先頭ミュート部52にインサート記録さ
れる(ステップSP)。
【0025】このように、第1プログラムP1の目次画
像M1は、図3に矢印F1で示すように、第1プログラ
ムP1の前後に各々記録される。そして、それらの記録
位置はインデックス信号C11〜C14によって各々表
わされている。インサート記録の後は、テープ記録再生
部10によってビデオテープVTが記録終端まで早送り
され(ステップSU)、更に他の予約があればその時刻
の到来を待つ状態となる(ステップSV,SE)。
【0026】なお、以上のような前目次のインサート記
録を行う余裕がないときは、次の第2プログラムP2の
記録が続いて行われる(ステップSO,SE)。第3プ
ログラム,第4プログラム,……についても同様であ
る。そして、いずれかのプログラムの後目次記録終了時
あるいは最後の第nプログラムの後目次記録終了時に、
ステップSQ〜STによって、上述した前目次画像のイ
ンサート記録が行われる。すなわち、前目次記録制御部
16によってインサート記録が行われていないプログラ
ムの後目次画像がまずビデオテープVTから再生されて
目次作成用データ格納部30に一度読み込まれ(ステッ
プSR)、その後ビデオテープVTを巻き戻して先頭ミ
ュート部にその目次画像が書き込まれる(ステップS
S)。
【0027】以上のように、該当するプログラムの前後
にマルチ画面表示の目次画像が各々記録されて、タイマ
予約録画の処理が終了する(図3参照)。なお、インデ
ックス信号Cmn(m=1,2,3,…、n=1,2,
3,4)には、例えば特開昭62−223859号公報
に開示されている方法で適宜のコード又はアドレスが与
えられる。例えば、先頭インデックス信号Cm1にはB
001〜B009,スタートインデックス信号Cm2に
はB021〜B029,エンドインデックス信号Cm3
にはB031〜B039,終端インデックス信号Cm4
にはB011〜B019が各々記録順に割り当てられ
る。また、テープ先頭には、B000が割り当てられ
る。これらによって、テープ先頭や各インデックス信号
が検出される。
【0028】次に、全体目次作成記録の動作について、
図4のフローチャートを参照しながら説明する。この場
合には、上述した予約録画終了後ユーザによって全体目
次作成ボタン38が操作される。すると、記録再生制御
部12の全体目次作成記録制御部20の動作制御によっ
て全体目次が作成される。まず、ビデオテープVTの巻
き戻しを行うとともに(図4ステップS1)、先頭イン
デックス信号Cm1のサーチが行われる(ステップS
2)。そして、この先頭インデックス信号Cm1から5
秒間記録されている前目次画像が順に取り込まれ、目次
作成用データ格納部30に格納される(ステップS
3)。この動作が、全プログラムについて実行される
(ステップS4)。なお、後目次画像を取り込んでもよ
い。
【0029】他方、以上の動作で検出された先頭インデ
ックス信号Cm1のテープ先頭からの記録時間,別言す
れば各プログラムがテープ先頭からどの程度の時間位置
に記録されているかを示す時間データが取り込まれた各
目次画像に各々付加され、全体目次が作成される(ステ
ップS5)。そして、テープ巻戻しが再度行われ、テー
プ先頭の空白部50(図3参照)に全体目次が例えば各
目次3秒ずつ記録される(ステップS6,図3矢印F1
0参照)。
【0030】従って、テープ先頭を再生すれば全体目次
が参照できる。予約データは文字で表現され、各プログ
ラムの内容はマルチ画面で参照できるので、ユーザは容
易且つ迅速に記録内容を確認できる。このとき、テープ
先頭からの記録時間を示す時間データも付加されている
ので、テープ早送りによるサーチの目安とすることがで
きる。
【0031】次に、このような全体目次を利用したプロ
グラムの自動検索動作について、図5のフローチャート
を参照しながら説明する。ユーザは、必要があればビデ
オテープVTの巻戻しを行い、その後テープ先頭から再
生を行って全体目次を再生表示する(ステップS10,
S11)。そして、所望するプログラムのマルチ画面が
表示されたときに検索ボタン40(図1参照)を押す
(ステップS12)。すると、記録再生制御部12の再
生サーチ制御部22では、例えばボタン操作時に再生表
示されている目次画像のテープ先頭からの再生時間から
何番目のプログラムが選択されたかが判別され、更に対
応するコントロール信号,例えば先頭インデックス信号
又はスタートインデックス信号のコード又はアドレスが
求められる。
【0032】次に、ビデオテープVTの早送りが行わ
れ、該当するコード又はアドレスのコントロール信号が
検出されるとその時点から通常の再生動作が開始される
(ステップS14,S15)。このようにして、全体目
次から容易に所望のプログラムが選択され、その再生が
実行される。
【0033】以上のように、本実施例によれば、各プロ
グラムの記録終了後にも目次が記録される。従って、予
約録画終了時点のテープ巻戻しが行われていない状態で
も、少しビデオテープVTを巻き戻して再生すれば、直
前に記録されたプログラムの内容を簡便に知ることがで
きる。
【0034】<第2実施例>次に、図6を参照しながら
本発明の第2実施例について説明する。なお、上述した
第1実施例と同様の部分又は第1実施例に相当する部分
には、同一の符号を用いることとする。
【0035】この第2実施例の構成は、第1実施例とほ
ぼ同様であるが、特に後目次記録制御部18における記
録制御と、目次作成用データ格納部30におけるデータ
格納処理が異なる。この第2実施例では、後目次画像の
記録の際に、前回録画されたプログラムの目次も記録さ
れるようになっている。図6に示すように、第1プログ
ラムP1の前後には目次M1が各々記録されている。こ
の動作は上述した通りである。しかし、第2プログラム
P2の前には目次M2が記録されるものの、後には目次
M1,M2が各々続いて記録される。すなわち、本実施
例では、後目次記録制御部18によって目次作成用デー
タ格納部30に作成された各プログラムの目次が保持さ
れるようになっている。そして、後目次の記録の度に新
しく作成された目次に付加されてビデオテープVTに記
録される。
【0036】例えば、第1プログラムP1の後目次は、
矢印F20で示すようにそれに続くプログラムの後目次
に付加されて記録される。従って、第4プログラムの後
には、第1乃至第4プログラムの目次M1〜M4が順に
記録されることになる。他のプログラムについても同様
である。
【0037】このため、例えば第4プログラムで予約録
画が終了しテープ巻戻しが行われていない状態で記録内
容を確認したいときは、矢印F21のようにテープ巻戻
しを行い、矢印F22のように再生を行えば、目次M1
〜M4が順に表示されることになる。このような簡便な
操作により、テープ先頭に戻って全体目次を参照するこ
となく、全体の録画内容のダイジェスト版が速やかに再
生される。また、途中の記録終了位置にあっても、例え
ば矢印F23,F24のように巻戻し,再生を行えば、
その位置の前に記録されているプログラムの目次と次の
プログラムの目次を速やかに参照できる。
【0038】<他の実施例>なお、本発明は、何ら上記
実施例に限定されるものではなく、例えば次のようなも
のも含まれる。 (1)前記実施例では、記録ソースとしてチューナ部2
6によるテレビジョン放送のプログラムを対象とした
が、それ以外にも種々のものがあり、いずれに適用して
もよい。
【0039】(2)前記実施例では、1つのプログラム
当り9つの画面を取り込み、これをマルチ画面表示する
こととしたが、プログラムの長さに関係なく一定の時間
間隔で画像を取り込むようにしてもよい。このようにす
ると、目次中の分割画面の多少でプログラムのおおよそ
の長さが分るという利点がある。また、1プログラム当
り例えば3つの画像を取り込むようにして9分割画面で
表示するようにしてもよい。このようにすると、1マル
チ画面当り3つのプログラムの内容を把握できる。
【0040】更に、プログラム先頭からの各分割画面の
取り込み時間を付加したり、CMを避けて画像の取り込
みを行うなど、必要に応じて適宜設定してよい。また、
画面の分割数も必要に応じて適宜設定してよい。
【0041】(3)前記実施例では、タイマ予約録画の
場合について説明したが、通常の録画動作の場合にも適
用可能である。この場合には、図2のフローチャートの
ステップSF〜SN,SP,SVを実行すればよい。
【0042】(4)前記実施例のプログラムの自動検索
動作では、全体目次中の各目次が1プログラム当り3秒
間表示されることを利用し、全体目次再生開始から検索
ボタンが押された時刻までの時間からいずれのプログラ
ムが選択されたかを判断している。しかし、インデック
ス信号はビデオテープにおけるプログラムの記録順に対
応してアドレスが設定されているので、所望のプログラ
ムが何番目に記録されているかを直接指示するようにし
ても同様の検索動作を行うことができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による目次
記録装置及びそのビデオテープによれば、次のような効
果がある。 (1)記録されるプログラムの終了位置に目次を記録す
ることとしたので、ビデオテープの途中位置にあっても
簡便に記録内容を確認することができる。 (2)プログラム終了位置の目次に、それ以前に記録さ
れたプログラムの目次も付加することとしたので、ビデ
オテープの途中位置にあっても一層簡便に記録内容を確
認することができる。 (3)プログラムの開始位置の前にも目次を付加するこ
ととしたので、再生しようとするプログラムのおおよそ
の内容を簡単に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による目次記録装置の第1実施例を示す
構成図である。
【図2】前記実施例のタイマ予約録画時の動作を示すフ
ローチャートである。
【図3】前記実施例で記録が行われたビデオテープの例
を示す説明図である。
【図4】前記実施例の全体目次作成動作を示すフローチ
ャートである。
【図5】前記実施例の検索サーチ動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】本発明の第2実施例で記録が行われたビデオテ
ープの例を示す説明図である。
【図7】従来技術によるビデオテープの記録例を示す説
明図である。
【符号の説明】
10…テープ記録再生部、12…記録再生制御部、14
…目次作成制御部(目次作成手段)、16…前目次記録
制御部(第3の目次記録手段)、18…後目次記録制御
部(第1及び第2の目次記録手段)、20…全体目次作
成記録制御部、22…再生サーチ制御部、26…チュー
ナ部、28…予約データ格納部、30…目次作成用デー
タ格納部、34…カレンダ・タイマ部、36…予約入力
部、38…全体目次作成ボタン、40…検索ボタン、5
0…空白部、52…先頭ミュート部、C11,C21…
先頭インデックス信号、C12,C22…スタートイン
デックス信号、C13,C23…エンドインデックス信
号、C14,C24…終端インデックス信号、F1,F
2,Fn-1,Fn,F10,F20〜F24…矢印、M
1,M2,Mn-1,Mn…目次、P1,P2,Pn-1,
Pn…プログラム、SA〜SV,S1〜S6,S10〜
S15…ステップ、VT…ビデオテープ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムの内容を示す目次を、そのプ
    ログラムとともにビデオテープに記録する目次記録装置
    において、プログラムの記録中に予め設定されたタイミ
    ングでプログラム中の画像を取り込み、この画像を利用
    して目次を作成する目次作成手段と、これによって作成
    された目次を、該当するプログラムの記録の後に一定期
    間記録する第1の目次記録手段を備えたことを特徴とす
    る目次記録装置。
  2. 【請求項2】 プログラムの内容を示す目次を、そのプ
    ログラムとともにビデオテープに記録する目次記録装置
    において、プログラムの記録中に予め設定されたタイミ
    ングでプログラム中の画像を取り込み、この画像を利用
    して目次を作成する目次作成手段と、これによって作成
    された目次を、該当するプログラムの記録の後に、それ
    以前に記録されたプログラムの目次とともに、各々一定
    期間記録する第2の目次記録手段を備えたことを特徴と
    する目次記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の目次記録装置に
    おいて、プログラムの記録開始時に一定期間のミュート
    部を設け、このミュート部に、第1又は第2の目次記録
    手段による記録終了の後にその目次をインサート記録す
    る第3の目次記録手段を備えたことを特徴とする目次記
    録装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の目次
    記録装置によって目次が記録されたことを特徴とするビ
    デオテープ。
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