JP2943235B2 - 硬貨処理機 - Google Patents

硬貨処理機

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JP2943235B2
JP2943235B2 JP2119032A JP11903290A JP2943235B2 JP 2943235 B2 JP2943235 B2 JP 2943235B2 JP 2119032 A JP2119032 A JP 2119032A JP 11903290 A JP11903290 A JP 11903290A JP 2943235 B2 JP2943235 B2 JP 2943235B2
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Omron Corp
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【発明の詳細な説明】 (イ)発明の属する技術分野 この発明は、例えば現金自動貯金支払機に内部構成さ
れるような硬貨処理機に関し、さらに詳しくは入金硬貨
の処理性能に富む硬貨処理機に関する。
(ロ)従来の技術 一般に、この種の硬貨処理機は、第5図に示すよう
に、装置本体51の上部に投入口52を備え、この投入口52
より投入された硬貨53を、第1硬貨供給機構54を介して
傾斜状に配設された硬貨判別通路55に導びき、ここを通
過する間に鑑別部56で真偽判別し、真硬貨のみを一時保
留部57および第2硬貨供給機構58へと導き、これより検
銭機59で金種を判定した後、分配通路60を介して各硬貨
集積筒61…に収納し、また収納しきれない場合は回収金
庫62へと回収操作している。
一方、硬貨集積筒61…からは出金搬送路63を介して投
入口52へと導くように循環式に接続している。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかし、入金された硬貨を出金用硬貨に効率よく補充
する反面、入金取引毎に入金された硬貨を金種別に個別
に収納処理するため、その入金処理時間が長くなり処理
速度の向上に支障をきたしていた。ことに、この入金搬
送路上には真偽判定用の鑑別部に加えて、個別収納用の
検銭機を要してコスト高となり、しかも収納するまでの
搬送経路が長く複雑な構成となるために保守点検等の作
業性の劣化および搬送障害を誘起して信頼性が低下する
問題を有していた。
この発明は、入金搬送路構造の簡素化を図りながら入
金処理時間を能率よく短縮することができる硬貨処理機
の提供を目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 この発明は、入出金口を介して受入れた硬貨を、鑑別
部で鑑別して内部の一時貯留部に一時貯留した後、硬貨
回収用の金庫に収納処理し、硬貨の放出時には硬貨収納
部より入出金口に所定枚数の硬貨を繰出すように構成し
た硬貨処理機であって、前記鑑別部と一時貯留部との間
に、硬貨を金種別に収納する硬貨収納部に硬貨を補充搬
送するための補充搬送路と、この補充搬送路の分岐接続
位置に補充時の硬貨を該補充搬送路側に振分け動作する
振分け手段と、前記硬貨収納部に硬貨の補給が必要とな
ったとき、前記硬貨回収用の金庫から振分け手段を駆動
制御して所定量の補給硬貨の補給を許容する制御手段と
を備えた硬貨処理機である。
(ホ)発明の作用 この発明によれば、入金された硬貨は鑑別部で真偽が
鑑別された後、硬貨回収用の金庫に収納処理される。ま
た、硬貨収納部が所定枚数の硬貨の補給を要求したとき
は、硬貨回収用の金庫から硬貨を繰出し、鑑別部で金種
を判定した後、振分け手段および補充搬送路を介して所
定の硬貨収納部に補充処理するように、制御手段が制御
処理する。
(ヘ)発明の効果 このように、入金された真硬貨を全て一旦、同一の金
庫に収納処理する構成のため、検銭機を省略した簡素化
構成の短い入金ルートとなり、この簡素化した入金搬送
構造によって低コスト化が図れると共に、入金経路が一
定して信頼性が向上し、さらに入金経路の短縮化に基づ
いて入金処理時間の短縮および保守点検等の作業性が向
上する。
(ト)実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は硬貨処理機を示し、第1図において、この硬貨
処理機11は、接客パネル12の一部に、利用客が硬貨を投
入および取出し許容する入出金口13を開口し、この入出
金口13をシャッタ駆動モータM1を介してスライドするシ
ャッタ14で開閉可能に覆っている。
この入出金口13の下部には、受皿駆動モータM2の駆動
出力により回動制御されるC形状の受皿15を設け、この
受皿15の下部には、ディスク駆動モータM3により回転駆
動される個別分離用のディスク16を内蔵したフィーダ17
を配設し、受皿15上に投入された硬貨を、このフィーダ
17を介して次段の鑑別部18へと順次、一枚ずつ繰出すべ
く構成している。
この鑑別部18に導かれた硬貨は、ここで真偽および金
種が鑑別された後、これより個別搬送路19を介して下方
の一時貯留部20とスタッカ21側とに分岐搬送するように
設けている。
個別搬送路19は、個別搬送路駆動モータM4により、搬
送方向に定ピッチ毎に配設された硬貨送りピン22…が搬
送されて、相対向する搬送壁間の硬貨送りピン22,22と
の間に介在された硬貨C…が立姿で一枚ずつ個別に搬送
され、この個別搬送路19の終端反転部より硬貨C…は落
下して、下方の一時貯留部20に落下貯留される。
この一時貯留部20は、回収駆動モータM5によって駆動
される回収搬送ベルト23の傾斜上面を貯留部として設
け、この回収搬送ベルト23の上面に導かれた硬貨を、こ
れより返却あるいは搬送して下方の回収金庫24に落下収
容するように構成している。
この貯留したときに取消しがあれば、このベルト23の
下側位置に対設される返却レバー25を開操作して、一時
貯留部20より下方の返却搬送ベルト26上に落下させて導
き、この導いた硬貨を返却駆動モータM6の駆動に基づい
て返却搬送ベルト26を返却動作させ、硬貨を入出金口13
に返却するように設けている。
ところで、上述の個別搬送路19の中間位置には、補充
シュート27が接続され、この補充シュート27を介して硬
貨C…をスタッカ21側に補充供給するように設けてい
る。
この補充シュート27は、シュート始端部に閉状態に配
設されたL形状の振分け板28を開操作することにより、
個別搬送路19上の硬貨を該補充シュート27に取込み許容
し、該シュート27に取込まれた硬貨は、前段の鑑別部18
の真偽鑑別結果に基づいて、その途中位置に配設された
真偽振分け板29で振分け操作され、真硬貨は補充シュー
ト27を介してスタッカ21側に導かれ、偽硬貨は該シュー
ト27の下面より落下して下方の返却搬送ベルト26上に導
かれた後、入出金口13へと返却される。
上述のスタッカ21の位置に導かれた硬貨は、鑑別部18
で予め金種が鑑別されているので、金種別の各収納筒31
a〜31fと搬送位置との対応をとって、金種別に収納する
ようにしている。
この金種別の収納筒は、補充シュート27より供給され
た硬貨を、例えば1円、5円、10円、50円、100円、500
円の6種類の金種別に個別収納する金種別収納筒31a〜3
1fと一側の取忘れ収納筒31gと回収収納筒31hとを設け、
上部には既述した個別搬送路19と同様に、選別駆動モー
タM7により駆動される選別搬送路32を配線し、搬送方向
に定ピッチ毎に配設した硬貨送りピン22…で硬貨C…を
立姿で一枚ずつ個別搬送し、この搬送位置と各収納筒31
a〜31hと対応する位置には、各ソレノイドにより開閉操
作される金種別振分け板30…を配設し、この振分け板30
の開操作により選別搬送路32上の硬貨C…を落下させ
て、下方の収納筒31a〜31hに収納するようにしている。
さらに、各収納筒31a〜31hの下端開口部には、ソレノ
イドにより開閉操作される出金口シャツタ34…を配設
し、さらにこの下方に対設された出金用搬送ベルト36お
よび前述の返却搬送ベルト26を介して、出金した硬貨を
入出金口13に搬送するように構成している。
また、前述の回収金庫24からは一括補充搬送ベルト37
を介して、該金庫内に回収した硬貨を返却搬送ベルト26
に繰出し、これを入出金口13および補充シュート27を経
由して金種別の各収納筒31a〜31fに適宜補充できるよう
に構成している。図中、33は異物回収部、35は補充カー
トリッジである。
第2図は硬貨処理機11の制御回路ブロック図を示し、
CPU41はROM42に格納されたプログラムに沿って、各回路
装置を制御し、その制御データをRAM43で記憶し、かつ
読出す。
硬貨検知センサSは、内部の各硬貨搬送経路および硬
貨を出入れする各位置に装備しており、CPU41がこのセ
ンサSの検知信号に基づいて、硬貨の搬送状態および各
振分け板28,29,30を開閉駆動する等の制御動作を管理す
るようにしている。
この場合、CPU41は、入金取引が実行された際、入金
時の真硬貨を全て回収金庫24に一括回収するようにした
短い入金ルートを構成して、入金搬送構造の簡素化を図
り、この結果、硬貨詰り等の搬送障害を低減できると共
に、保守点検等の作業性が確実に向上し、また入金処理
時間を能率よく短縮できる。また、稼動中にスタッカ21
に対して所定金種および所定枚数の硬貨の補給が必要に
なったときは、非取引時の待機中を利用して補充処理を
実行するようにしている。これは、補充用の硬貨を回収
金庫24より繰出して入出金口13に導き、これより再度鑑
別部18に導いて金種を判定した後、補充シュート27側に
導いて所定の収納筒31a〜31fに補充処理する。
このように構成された硬貨処理機11の入金処理動作を
第3図の入金経路図を参照して説明する。
今、この硬貨処理機11に入金取引信号が入力される
と、CPU41は接客パネル12のシャッタ14を開口操作し、
この開口された入出金口13に硬貨が入金されると、これ
より硬貨C…は第3図中に太く実線で示すように、フィ
ーダ17を介して内部に一枚ずつ取込まれ、鑑別部18の位
置で真偽鑑別され、真硬貨は一時貯留部20から回収金庫
24へと一括して回収操作される。
一方、取込み過程で偽硬貨を検知した場合は、第3図
中に破線で示すように、振分け板28、真偽振分け板29を
介して下方の返却搬送ベルト26上に導かれ、また入金取
消しされた場合は、回収搬送ベルト23より返却搬送ベル
ト26へと導かれ、この返却搬送ベルト26を介して入出金
口13へと返却操作する。
第4図は補充経路図を示し、CPU41からの補給信号が
あると、第4図中に太く実線で示すように、回収金庫24
より内部に回収した硬貨を繰出し、繰出された硬貨は返
却搬送ベルト26を介して入出金口13に導かれた後、一枚
ずつ鑑別部18に導かれ、ここで金種が判定された後、振
分け板28を開操作して、個別搬送路19上の振分け位置に
対応する一枚の硬貨が補充シュート27を介して選別搬送
路32に導かれ、これより所定の金種別の各収納筒31a〜3
1fと対応して補充供給される。
上述のように、入金処理にあっては、入金された真硬
貨を全て一旦、同一の金庫に収納処理する構成のため、
検銭機を省略した簡素化構成の短い入金ルートとなり、
この簡素化した入金搬送構造によって低コスト化が図れ
ると共に、入金経路が一定して信頼性が向上し、さらに
入金経路の短縮化に基づいて入金処理時間の短縮および
保守点検等の作業性が向上する。
この発明と、上述の一実施例の構成との対応におい
て、 この発明の硬貨収納部は、実施例のスタッカ21に対応
し、以下同様に、 金庫は、回収金庫24に対応し、 補充搬送路は、補充シュート27に対応し、 振分け手段は、振分け板28に対応し、 制御手段は、CPU41に対応するも、この発明は上述の
一実施例の構成のみに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、 第1図は硬貨処理機の概略構成図、 第2図は硬貨処理機の制御回路ブロック図、 第3図は硬貨処理機の入金経路図、 第4図は硬貨処理機の補充経路図、 第5図は従来の硬貨処理機の概略構成図である。 11……硬貨処理機、13……入出金口 18……鑑別部、20……一時貯留部 21……スタッカ、24……回収金庫 27……補充シュート、28……振分け板 C……硬貨、41……CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07D 9/00 - 9/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入出金口を介して受入れた硬貨を、鑑別部
    で鑑別して内部の一時貯留部に一時貯留した後、硬貨回
    収用の金庫に収納処理し、硬貨の放出時には硬貨収納部
    より前記入出金口に所定枚数の硬貨を繰出すように構成
    した硬貨処理機であって、 前記鑑別部と一時貯留部との間に、硬貨を金種別に収納
    する硬貨収納部に硬貨を補充搬送するための補充搬送路
    と、 この補充搬送路の分岐接続位置に補充時に硬貨を該補充
    搬送路側に振分け動作する振分け手段と、 前記硬貨収納部に硬貨の補給が必要となったとき、前記
    硬貨回収用の金庫から振分け手段を駆動制御して所定量
    の補給硬貨の補給を許容する制御手段とを備えた 硬貨処理機。
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