JP2942898B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2942898B2
JP2942898B2 JP2028843A JP2884390A JP2942898B2 JP 2942898 B2 JP2942898 B2 JP 2942898B2 JP 2028843 A JP2028843 A JP 2028843A JP 2884390 A JP2884390 A JP 2884390A JP 2942898 B2 JP2942898 B2 JP 2942898B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ファクシミリ装置等に設けられる記録装置
に関する。
[従来の技術] 主走査方向にNビットのデータを記録して1ラインと
し、副走査方向にMラインのデータを記録して2次元画
像を記録するファクシミリ装置等の記録装置において、
従来より、この種の記録装置では、簡単な画像の縮小、
拡大方法として、周期的に単純にデータを間引いたり、
間引くデータの前後または左右のデータとのオアをとっ
てから間引いたりする縮小方法と、周期的に同一データ
を原画素の大きさで2回記録する拡大方法とが用いられ
ていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来例では、主走査及び副走査共
に、また拡大及び縮小共に、原画データの変更や欠落が
生じ、また原画素の幅を単位としての処理が行なわれる
ので、再生画像上に著しい画像劣化が見られた。
特に、G3/G4ファクシミリ装置間の通信における微小
な縮小または拡大率の画素密度変更等には、従来の簡単
な方法を用いることは不可能であった。
また、原画像データを変換せず、同一データの記録回
数を制御する方法においても、記録幅の違いによる濃度
変化が見られた。
本発明は、画像劣化を生じることなく縮小、拡大を行
うことができる記録装置を提供することを目的とする。
[課題を解決する手段] 本発明は、副走査方向に同一ラインをM回(M>1)
ずつ記録して、等倍画像を記録する記録装置において、
原画データの副走査方向のライン数を周期的に(周期=
L)に計数する手段と、前記周期=L毎に同一ラインを
M+m(m≧1)またはM−m(m≧1)回記録する手
段を設けたことを特徴とする。
また、本発明は、主走査方向に同一データをM回(M
>1)ずつ記録して、等倍画像を記録する記録装置にお
いて、原画データの主走査方向のデータ数を周期的(周
期=L)に計数する手段と、前記周期=L毎に同一デー
タをM+m(m≧1)またはM−m(m≧1)回記録す
る手段を設けたことを特徴とする。
さらに、本発明は、上記各構成に加えて主走査方向ま
たは副走査方向に濃度制御手段を設けたことを特徴とす
る。
[作用] 本発明では、副走査方向に同一ラインをM回(M>
1)ずつ記録して、等倍画像を記録する記録装置におい
て、原画データの副走査方向のライン数を周期的(周期
=L)に計数する手段と、前記周期=L毎に同一ライン
をM+m(m≧1)またはM−m(m≧1)回記録する
手段を設けることにより、原画像を副走査方向に、(M
×L+m(m≧1))/(M×L)に拡大または(M×
L−m(m≧1))/(M×L)に縮小記録できるよう
にした。
また本発明では、主走査方向に同一データをM回(M
>1)ずつ記録して、等倍画像を記録する記録装置にお
いて、原画データの主走査方向のデータ数を周期的(周
期=L)に計数する手段と、前記周期=L毎に同一デー
タをM+m(m≧1)またはM−m(m≧1)回記録す
る手段を設けることにより、原画像を主走査方向に、
(M×L+m(m≧1))/(M×L)に拡大または
(M×L−m(m≧1))/(M×L)に縮小記録でき
るようにした。
さらに本発明では、主走査方向または副走査方向に濃
度制御手段を設けることにより、前記周期=L毎に同一
ラインまたはデータをM+m(m≧1)回記録する時に
は、ラインまたはデータの全部または一部の記録濃度を
上げ、また同一ラインまたはデータをM−m(m≧1)
回記録する時には、ラインまたはデータの全部または一
部の記録濃度を下げるようにした。
[実施例] 第1図〜第4図は、本発明の主走査方向の縮小、拡大
および濃度制御を行なう第1実施例を示すブロック図お
よびタイミングチャートであり、第1図において、レジ
スター(REG)1には、画像データが格納されており、
データ更新(NDT)入力が肯定条件(以後、アサートと
呼ぶ)の時、クロック(BCK)入力に同期して、画像デ
ータを順次更新して、画像データ(PDT)出力に出力す
る。
サーマルヘッド(TPH)2は、第3図および第4図で
示された構成、及び動作を行う画像データ(PDT)入力
とを接続する。
記録データ(WDT)信号線5は、PCNT17のWCK出力と、
TRH2のWCK入力とを接続する。
ラッチ(LCH)信号線6は、PCNT17のLCH出力とTPH2の
LCH入力とを接続する。
受信器(GEN)11は、1ビット周期の基準信号(BCK)
を発生し、BCK出力から出力する。
定数発生器(LCNST)12は、Nビットの定数出力を持
ち、定数LをDO出力から出力する。
カウンター(COUNT)L13は、クロック(CK)入力と、
イネーブル(ENB)入力と、ロード(L)入力と、Nビ
ットのデータ(DI)入力と、ボロー(BR)出力と、ダウ
ンカウンターを持ち、ENB入力がアサートされると、カ
ウンターが減算状態となり、ENB入力が否定条件(以
後、ネゲートと呼ぶ)であれば、ダウンカウンターは停
止状態となり、L入力がアサートされると、DI入力のN
ビットデータが、ダウンカウンターにロード状態とな
り、前記入力条件をクロックのエッジ(本実施例では立
ち上りエッジ)で判断しエッジ後前記入力状態となる。
また、BR出力はダウンカウンターのカウント値=1で、
かつENB入力がアサートされている時、アサートされ
る。
ちなみに、前記ロード値=Lで、ENB入力がアサート
され、L入力がBR出力と接続され定まる場合には、カウ
ント値は、2→1→L→L−1を繰り返すL進カウンタ
ーである。
定数発生器(MCNST)は、セレクト(S)入力と、N
ビットの定数出力とを持ち、S入力がネゲート時は、定
数Mを出力し、S入力がアサート時は、定数M+1(又
はM−1)を出力する。
カウンター(COUNT)M15は、CONTL13と同様の条件で
動作するカウンターであり、ENB入力は常にアサートさ
れている。
濃度制御タイミング回路(DNSTY)16は、クロック(C
K)入力と、セット(L)入力と、リセット(M)入力
と、濃度制御タイミング(DTM)出力とを持ち、CK入力
時に、L入力がアサートされているとCK入力に同期して
DDT出力はアサートされ、以後、CK入力時に、M入力が
アサートされるまでアサートされ続ける。
画像データ制御回路(PCNT)17は、転送イネーブル
(TEN)入力と、画像データ(PDT)入力と、ビットクロ
ック(BCK)入力と、ライトデータ(WDT)出力と、転送
クロック(WCK)出力と、LCH出力とを持ち、TEN入力が
アサートされている時、動作状態となり、BCK入力に同
期して、画像データをPDT入力から受けとりWDT出力へ出
力し、BCK入力をWCK出力へ出力する。
TEN入力がアサートされている周期の後縁で、LCH出力
をアサートする。
演算回路(CAL)18は、A入力と、B入力と、Y出力
とを持ち、B入力とY出力の“黒”(印字する)の時を
アサートすると、縮小時には、Y出力(アサート)=
{A入力(アサート)andB入力(アサート)}、拡大時
には、Y出力(アサート)={A入力(ネゲート)andB
入力(アサート)}の条件で動作する。
ビット周期クロック(BCK)信号線21は、GEN11のBCK
出力と、COUNTL13のCK入力と、COUNTM15のCK入力と、DN
STY16のCK入力と、COUNTL13のDI入力とを接続する。
定数L信号(LCNST)線群22は、LCNSTのDO出力と、CO
UNTL13のDI入力とを接続する。
ボローL(BRL)信号線23は、COUNTL13とBR出力と、C
ONTL13のL入力と、MCNST14のS入力と、DNSTY16のL入
力とを接続する。
定数M信号(MCNST)線群24は、MCNST14のDO出力と、
COUNTM15の入力とを接続する。
ボローM(BRM)信号線25は、COUNTM15のBR出力と、C
OUNTM15の入力と、13のENB入力と、DNSTY16のM入力
と、REG1のNDT入力とを接続する。
濃度制御タイミング(DTM)信号線26は、DNSTY16の能
動制御タイミング(DTM)出力とCAL18のB入力とを接続
する。
濃度データ(DDT)信号線27は、CAL18の演算(Y)出
力とTPH2のDDT入力とを接続する。
転送イネーブル(TEN)信号線45は、外部からの信号
線であり、PCNT17のTEN入力と接続される。
ストローブ(STB)信号線46は、外部からの信号線で
あり、TPH2のSTB入力と接続される。
第2図は、以上のような構成における各信号のタイミ
ングチャートである。
次に上記構成において、主走査方向にラインデータを
記録しながら、前記ラインデータ又は、更新された次ラ
イトデータを副走査方向に記録し、2次元像を記録する
動作において、前記次ライトデータを主走査方向に拡大
/縮小及び濃度制御する時の動作を説明する。
又、現在のラインが前記制御ラインである事を示す信
号が、1ライン周期の間、外部入力より転送イネーブル
(TEN)信号線45を経由してPCNT17のTEN入力に入力され
る事により、制御が開始される。
又、本実施例の動作において、GEN11出力であるBCKの
立ち上りエッジを過ぎてから、次の立上りエッジ迄を1
ビットデータ周期とし、BCK入力を持つ各回路は、BCKの
立ち上りエッジにおいて、入力条件を取り込み、前記入
力条件に応じて出力を決定する動作をおこなうものであ
る。
ここで、先ず、初期値として、LCNST12のL値=6、M
CNST14のM値=2とし、第1ビット目の周期に入るまで
に、CONTL13にはロード値L=6がロードされ、COUNTM1
5にはロード値M=2がロードされ、REG1は第1ビット
目の画像データを出力している。
又、COUNTL13のカウント値=6であるからボローL
(BRL)信号線23に接続されたCOUNTL13のBR出力と、COU
NTL13のL入力と、MCNST14のS入力と、DNSTY16のL入
力は、全てネゲートされている。
又、COUNTM15のカウント値は2であるから、ボローM
(BRM)信号線25に接続されたCOUNTM15のBR出力と、COU
NTM15のL入力と、COUNTL13のENB入力と、DNSTY16のM
入力と、REG1のNDT入力も全てネゲートされている。
この状態で、第1周期目は、BCKが入力されると、PCN
T17は、REG1の出力している第1ビット目の画像データ
を記録データ(WDT)信号線4に出力し、前記BCKをライ
トクロック(WCK)信号線5に出力する。そしてBCKの立
ち上りエッジで、第2周期目に入る。
第2周期目は、第1周期目のBCKの立ち上りエッジに
おいて、CONTL13のENB入力はネゲートされており、COUN
TL13は引き続き停止状態となり、COUNTL13のカウント値
=6であるから、ボローL(BRL)信号23に接続されたC
OUNTL13のBR出力と、COUNTL13のL入力と、MCNST14のS
入力と、DNSTY16のL入力はネゲートされる。
COUNTM15は減算されカウント値は1となり、BR出力を
アサートし、ボローM(BRM)信号25に接続されたCOUNT
M15のL入力とCOUNTL13のENB入力と、DNSTY16のM入力
と、REG1のNDT入力がアサートされる。
MCNST14のS入力は現在の周期(第2周期目)はネゲ
ートされているので、MCNST14の出力値M=2を出力す
る。
この状態で、第2周期目は、BCKが入力されると、PCN
T17は、REG1の出力している第1ビット目の画像データ
を記録データ(WDT)信号線に出力し、前記BCKをライト
クロック(WCK)信号線5に出力する。そしてBCKの立ち
上がりエッジで、第3周期目に入る。
第3周期目は、第2周期目のBCKの立ち上りエッジに
おいて、COUNTL13のENB入力がアサートされているの
で、COUNTL13は減算されカウント値は5となり、BRLを
ネゲートし、ボローL(BRL)信号線23に接続されたCOU
NTL13のBR出力と、COUNTL13のL入力と、MCNST14のS入
力と、DNSTY16のL入力がネゲートされる。
COUNTM15は、前記第2周期目のBCKの立上りエッジに
おいて、MCNST14の出力値M=2をロードし、カウント
値は2となりBRMをネゲートし、ボローM(BRM)信号線
25に接続されたCOUNTM15のL入力と、COUNTL13のENB入
力と、DNSTY16のM入力と、REG1のNDT入力がネゲートさ
れる。
又、同様に第2周期目のBCKの立ち上りエッジにおい
ては、REG1のNDT入力は、アサートされているので、REG
1の出力する画像データは更新され、第2ビット目を出
力する。
この状態で、第3周期目は、BCKが入力されると、PCN
T17は、REG1の出力している第2ビット目の画像データ
をWDT信号線4に出力し、前記BCKをWCK信号線5に出力
する。そしてBCKの立ち上りエッジで、第4周期目に入
る。
上記動作が繰り返され、第10周期目のCOUNTL13の値は
2であり、COUNTM15の値は1であるから、第11周期目
は、第10周期目のBCKの立ち上りエッジにおいて、COUNT
L13のENB入力がアサートされているので、COUNTL13は減
算されカウント値は1となり、BRL出力をアサートする
が、現周期(11周期)のENB入力のAND条件でBRを出力す
るため、BRL出力はネゲートされる。
COUNTM15はMCNST14の出力値M=2をロードし、カウ
ント値は2となり、BR出力がネゲートされる。
PCNT17は、第6ビット目の画像データをWDT信号線4
に出力し、BCKをWCK信号線5に出力し、BCKの立ち上り
エッジで、第12周期目に入る。
第12周期目は、第11周期目のBCKの立ち上りエッジに
おいて、COUNTL13のENB入力はネゲートされており、カ
ウント値=1である。又、現周期(12周期)のENB入力
のAND条件でBRLを出力するため、BRL出力をアサート
し、BRL信号線23に接続されたCOUNTL13のL入力と、MCN
ST14のS入力と、DNSTY16のL入力がアサートされる。
COUNTM15は減算されカウント値は1となり、BR出力が
アサートされる。
MCNST14のS入力は現周期(第12周期目)はアサート
されているので、MCNST14の出力値M+1=3を出力す
る。
PCNT17は、第6ビット目の画像データをWDT信号線4
に出力し、BCKをWCK信号線5に出力し、BCKの立ち上り
エッジで、第13周期目に入る。
第13周期目は、第12周期目のBCKの立上りエッジにお
いて、COUNTL13のENB入力がアサートされており、BR出
力もアサートしているので、BRL信号線23に接続されたC
OUNTL13のL入力もアサートされており、COUNTL13はロ
ード条件が成り立ちカウント値は6をロードして、第13
周期目のBR出力はネゲートされる。
COUNTM15は、第12周期目のBCKの立ち上りエッジにお
ける条件である。MCNST14の出力値M=3をロードし、
カウント値は3となり、BR出力がネゲートされる。
PCNT17は、第7ビット目の画像データをWDT信号線4
に出力し、BCKをWCK信号線5に出力し、BCKの立上りエ
ッジで、第14周期目に入る。
第14周期目は、第13周期目のBCKの立上りエッジにお
いて、COUNTL13のENB入力はネゲートされており、カウ
ンター値=6で、BR出力はネゲートされる。
COUNTM15は減算されたカウント値は1となり、BR出力
がアサートされる。
PCNT17は、第7ビット目の画像データをWDT信号線4
に出力し、BCKをWCK信号線5に出力し、BCKの立ち上り
エッジで、第15周期目に入る。
第15周期目は、第14周期目のBCKの立ち上りエッジに
おいて、COUNTL13のENB入力はネゲートされており、引
き続きカウンター値=6でBR出力はネゲートされる。
COPNTM15は減算されカウント値は1となり、BR出力が
アサートされる。
PCNT17は第7ビットの画像データをWDT信号線4に出
力し、BCKをWCK信号線5に出力し、BCKの立ち上りエッ
ジで、第16周期目に入る。
第16周期目は、第15周期目のBCKの立ち上りエッジに
おいて、COUNTL13のENB入力がアサートされているの
で、カウント値は5となり、BR出力はネゲートされる。
COUNTM15はMCNST14の出力値M=2をロードし、カウ
ント値は2となり、BR出力がネゲートされる。
PCNT17は、第8ビット目の画像データをWDT信号線4
に出力し、BKCをWCK信号線5に出力し、BCKの立ち上り
エッジで、第17周期目に入る。
上記動作を繰り返し、1ライン分の主走査方向に拡大
された画像データをTPH2へ転送し、ライン周期の最後に
LCH信号をTPH2のLCH入力へ入力する事により、前記1ラ
イン分の転送されたデータがTPH2内部のラッチ群に格納
される。そして、外部信号であるストローブ信号が、ST
B信号線46を経由して、TPH2のSTB入力に加えられると、
前記TPH2内部のラッチ群に格納される。そして、外部信
号であるストローブ信号が、STB信号線46を経由して、T
PH2のSTB入力に加えられると、前記TPH2内部のラッチ群
に格納されたデータが印字される。
ちなみに、生成された画像データは、COUNTL13の1周
期分(第3周期目から第15周期目)について見ると、2,
2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,7,(ビット目の画像データ)で
あり12ビットのデータが13ビットに、13/12={(L×
M)+1}/(L×M)倍に拡大された事になる。
上記動作説明において、MCNST14出力する値M+1を
M−1にすれば、11/12={(L×M)−1}/(L×
M)倍に、画像は縮小される。
又、上記動作と並行して、第12周期目は、第11周期目
のBCKの立ち上りエッジにおいて、BRL信号線23に接続さ
れたDNSTY16のL入力はネゲートされているので引き続
きDNSTY16のL出力はネゲートされる。
CAL18は、第6ビット目の画像データと、DNSTY16のDT
M出力との論理演算値をDDT信号線27に出力する。
第13周期目は、第12周期目のBCKの立ち上りエッジに
おいて、BRL信号線23に接続されたDNSTY16のL入力はア
サートされているのでDNSTY16のDTM出力はアサートされ
る。
CAL18は、第7ビット目の画像データと、DNSTY16のDT
M出力の論理演算値をDDT信号線27に出力する。
第14周期目は、第13周期目のBCKの立ち上りエッジに
おいて、BRM信号線25に接続されたDNSTY16のM入力はネ
ゲートされているのでDNSTY16のDTM出力は前周期の状態
を保持し、アサートされている。
CAL18は、第7ビット目の画像データと、DNSTY16のDT
M出力の論理演算値をDDT信号線27に出力する。
第16周期目は、第15周期目のBCKの立ち上りエッジに
おいて、BRM信号線25に接続されたDNSTY16のM入力はア
サートされているのでDNSTY16のDTM出力はネゲートされ
る。
CAL18は、第8ビット目の画像データと、DNSTY16のDT
M出力論理演算値をDDT信号線27に出力する。
上記動作においてDNSTY16のDTM出力は、第13周期目か
ら、第15周期目までの3周期間アサートされた事にな
る。前記3周囲はCOUNTM15にM+1がロードされ減算さ
れた3周期である。又、ここでは3周期間アサートする
説明を行ったが、前記3周期とCOUNTM15BR出力のAND条
件でアサートすれば、前記3周期の最終周期のみアサー
トさせる事も出来る。このDTM出力がアサートされてい
る周期が濃度制御がおこなわれる周期となる。
CAL18における、画像データWDTと、DNSTY16のDTM出力
の論理演算は、縮小時には、DTM出力のアサート条件
と、画像データの“黒”とのAND条件で、CAL18のY出力
をアサートする。つまり、DNSTY16のDTM出力がアサート
されていて、かつ、画像データが“黒”の時、CAL18の
Y出力をアサート(=黒印字)する。
拡大時には、DTM出力のネゲート条件と、画像データ
の“黒”とのAND条件で、CAL18のY出力をアサートす
る。つまり、DNSTY16のDTM出力がネゲートされていて、
かつ、画像データが“黒”の時、CAL18のY出力をアサ
ート(=黒印字)する。
第3図は、本発明の主走査方向の濃度制御を行う第1
実施例におけるサーマルヘッドを示すブロック図であ
る。
図において、第1実施例の4から46の信号線入力に加
えて、Nビットのシリアル入力→パラレル出力シフトレ
ジスター(SP1)51は、記録データ(WDT)信号線4を経
由して記録データ(WDT)入力からシリアルに入力され
たデータを、ライトクロック(WCK)信号線5を経由し
て入力されたクロック(WCK)入力に同期して順次取り
込み、DOn出力端子群からパラレルにPOUT1信号線群61へ
出力する。
Nビットの記憶素子数(LCH1)52は、POUT1信号線群6
1を経由して、DIn入力から入力されたデータ群を、ラッ
チ(LCH)信号線6を経由して、LCH入力から入力された
ラッチ(LCH)信号に同期して記憶し、前記記憶したデ
ータ群を、LOUT1信号線62へ出力する。
Nビットのシリアル入力→パラレル出力シフトレジス
ター(SP2)53は、濃度データ(DDT)信号線27を経由し
て濃度データ(DDT)入力からシリアルに入力されたデ
ータを、ライトクロック(WCK)信号線5を経由して入
力されたクロック(WCK)入力に同期して順次取り込
み、DOn出力端子群からパラレルにPOUT1信号線群63へ出
力する。
Nビットの記憶素子群(LCH2)54は、POUT1信号線群6
3を経由して、DIn入力から入力されたデータ群を、ラッ
チ(LCH)信号線6を経由して、LCH入力から入力された
ラッチ(LCH)信号に同期して記憶し、前記記憶したデ
ータ群を、LOUT2信号線64へ出力する。
セレクター群(SEL)55は、セレクト(S)入力と、
A入力群と、B入力群と、Y出力群とを持ち、SEL信号
線66を経由して入力されたS入力により、A入力群か、
B入力群かを選択してY出力線に出力する。S入力がア
サートされた時は、A入力群を選択してY出力群に出力
し、S入力がネゲートされた時はB入力群を選択してY
出力群に出力する。
Nビットの発熱素子群56は、SOUT信号線群65を経由し
て入力されたセレクター群(SEL)55のYn出力群のデー
タとストローブ(STB)信号46を経由して入力されたス
トローブ信号とのAND条件によりストローブがアサート
されて、かつ、DInデータが“黒”である時、発熱素子
を発熱させて、印字データを印字する。
記憶制御回路(DCNT)57は、タイマー1(T1)、タイ
マー2(T2)及びSO出力を持ち、T1時間SOをアサート
し、T2時間SOをネゲートする動作を(T1時間+T2時間)
を1周期として周期的に繰り返す。
POUT1信号線群61は、SPI51のDOn出力と、LCH152のDIn
入力と接続する。
LOUT1信号線群62は、LCH52のDOn出力と、SEL152のA
入力群とを接続する。
POUT2信号線群63は、SP153のDOn出力と、LCH154のDIn
入力とを接続する。
LOUT2信号線群64は、LCH154のDOn出力と、SEL55のB
入力群とを接続する。
SOUT信号線群65は、SEL55のYn出力群と発熱素子群56
のDIn入力群とを接続する。
SEL信号線66は、DCNT57のSO出力と、SEL55のSI入力と
を接続する。
第4図は、以上のような構成における各信号のタイミ
ングチャートである。
次に上記構成において、主走査方向に現ラインデータ
を転送しながら、前ラインデータを記録し、拡大/縮小
データの濃度制御をする時の動作を説明する。
第1実施例で説明した信号が外部からの各信号線に加
えられると、SP1は、WDT信号線4を経由してシリアルに
入力された画像データを、WCK信号線5を経由して入力
されたクロックに同期して順次取り込み、パラレル出力
DOnからPOUT1信号線群61へ出力し、SP2は、DDT信号線27
を経由してシリアルに入力された濃度データを、WCK信
号線5を経由して入力されたクロックに同期して順次取
り込み、パラレル出力DOnからPOUT2信号群63へ出力す
る。
上記動作と並行して、LCH1に記憶されている前周期の
画像データと、LCH2に記憶されている全周期の濃度デー
タとが、SEL55を経由して、DCNT57の制御の基に、T1時
間画像データが、T2時間濃度データが選択され、周期的
に繰り返し、SOUT信号線群65を経由して発熱素子群56の
DIn入力群に入力されている。ここで、STB信号線46で経
由してストローブ信号が入力されると、Nビットの発熱
素子群56は、DInデータの“黒”情報を、発熱素子を発
熱させて、印字データを印字する。
上記画像データ及び濃度データの転送と、印字が終了
し、1ライン周期が終了すると、LCH信号線6を経由し
て、ラッチ信号が入力され、前記前周期の画像データ
と、濃度データとが、各々、LCH1、LCH2に記憶され、上
記動作を繰り返す。
上記動作において、発熱素子群56の発熱素子に通電さ
れる時間は、(T1時間+T2時間)×{(T1時間+T2時
間)の繰り返し回数}=ストローブ時間であり、画像デ
ータが“黒”で、濃度データが“白”の時の印字濃度を
適正に設定すると、前記通電時間は、{T1時間/(T1時
間+T2時間}Xストローブ時間であり、濃度データを
“黒”にする事により、通電時間は、(T2時間/(T1時
間+T2時間)Xストローブ時間だけ伸びる。従って、印
字濃度を上げる事が出来る。上記設定を縮少処理時に用
いる。
画像データが“黒”で濃度データが“黒”の時の印字
濃度を適正に設定すると、前記通電時間はストローブ時
間に等しく、濃度データを“白”にする事により、通電
時間は、{T2時間/(T1時間+T2時間}Xストローブ時
間だけ減少する。従って、印字濃度を下げる事が出来
る。上記設定を拡大処理時に用いる。
第5図は、本発明の副走査方向の縮小、拡大及び濃度
制御を行う第2実施例を示すブロック図である。
図において、第1実施例の1から6ならびに21、25、
27、45及び46に加えて、31から44を持ち、発信器(GE
N)31は、1ライン周期の基準信号(LCK)を発生し、LC
K出力から出力する定数発生器(LCNST)32は、Nビット
の定数出力を持ち、定数LをDO出力から出力するカウン
ター(COUNT)L33は、第1実施例のCOUNTL13と同様の条
件で動作するカウンターである。
定数発生器(MCNST)34は、セレクト(S)入力と、
Nビットの定数出力とを持ち、S入力がネゲート時は、
定数Mを出力し、S入力がアサート時は、定数M+1
(又はM−1)を出力する。
カウンター(COUNT)M35は、第1実施例のCOUNTL13と
同様の条件で動作するカウンターであり、ENB入力は常
にアサートされている。
濃度制御回路(DNSTY)36は、クロック(CK)入力
と、セット(L)入力と、リセット(M)入力と、T1タ
イマーと、T2タイマーと、濃度制御(STB)出力とを持
ち、CK入力時に、L入力がネゲートされていると、周期
はT1ストローブ幅をSTB出力に出力し、L入力がアサー
トされるとT2ストローブ幅を出力し、CK入力時に、M入
力がアサートされるまで、T2ストローブ幅を出力する。
主走査制御回路(HCNT)37は、第1実施例の11から27
で構成され、主走査方向の拡大/縮小、濃度制御等、第
1実施例で説明の動作を行う。
ライン基準信号(LCK)線41は、GEN31のLCK出力と、C
OUNTL33のCK入力と、COUNTM35のCK入力と、DNSTY36のCK
入力とを接続する。
定数発生器(LCNST)42は、Nビットの定数出力を持
ち、定数LをDO出力から出力する。
ボローL(BRL)信号線43は、COUNTL33のBR出力と、C
OUNTL33のL入力と、MCNST34のS入力とDNSTY36のL入
力とを接続する。
定数M信号(MCNST)線群44は、MCNST34のDO出力と、
COUNTM35のDI入力とを接続する。
転送イネーブル(TEN)信号線45は、COUNTM35のBR出
力と、COUNTM35のL入力と、COUNTL33のENB入力と、DNS
TY36のM入力と、HCNT37のTEN入力とを接続する。
ストローブ(STB)信号線46は、DNSTY36の濃度制御
(STB)出力とTPH2のSTB入力とを接続する。
第6図は、以上のような構成における各信号のタイミ
ングチャートである。
次に上記構成において、第1実施例で説明した主走査
方向に拡大/縮小及び濃度制御等の制御をしたラインデ
ータをサーマルヘッドに転送し、記録しながら、また
は、データ転送せずに前記ラインデータを副走査方向に
順次記録し、2次元画像を記録する動作において、副走
査方向に拡大/縮小及び濃度制御する時の動作を説明す
る。
ここで、先ず、LCKが入力された後の第1周期目の初
期値として、LCNST32のL値=6、MCNST34のM値=2と
し、COUNTL33にはロード値L=6がロードされ、COUNTM
35にはロード値M=2がロードされ、REG1は第1ライン
目の画像データは出力を終了している。
COUNTL33のカウント値=6であるからボローL(BR
M)信号線43に接続されたCOUNTL33のBR出力と、COUNTL3
3のL入力と、MCNST34のS入力と、DNSTY36のL入力
は、全てネゲートされている。
又、COUNTM35のカウント値は2であることから、ボロ
ーM(BRM)信号線45に接続されたCOUNTM35のBR出力
と、COUNTM35のL入力と、COUNTL33のENB入力と、DNSTY
36のM入力と、HCNT37のTEN入力も全てネゲートされて
いる状態である。
従って、第1周期目は、HCNT37は、何もせず、DNSTY3
6は、T1ストローブ幅をSTB出力に出力し、そしてLCKの
立ち上りエッジで、第2周期目に入る。
第2周期目は、第1周期目のLCKの立ち上りエッジに
おいて、COUNTL33のENB入力はネゲートされており、COU
NTL33は引き続き停止状態となり、COUNTL33のカウント
値=6であるから、ボローL(BRM)信号線43に接続さ
れたCOUNTL33のカウント値=6であるから、ボローL
(BRM)信号線43に接続されたCOUNTL33のBR出力と、COU
NTL33のL入力と、MCNST34のS入力と、DNSTY36のL入
力はネゲートされている。
COUNTM35は減算され、カウント値は1となり、BR出力
をアサートし、ボローM(BRM)信号線45に接続されたC
OUNTM35のL入力と、COUNTL33のENB入力と、DNSTY36の
M入力とHCNT37のTEN入力がアサートされる。
従って、第1実施例で示された動作を行うHCNT37は、
REG1の出力している第2ライン目の各データ、及びクロ
ックを濃度データWDT信号線4、DDT信号線26、WCK信号
線5に出力する。並行して、DNSTY36は、T1ストローブ
幅をSTB出力に出力し、TPH2は、前記T1時間発熱素子を
駆動し、ラッチ群にラッチされている第1ライン目の画
像データを印字する。
そして現周期の最後にHCNT37は、ラッチ信号をLCH信
号線6に出力し、TPH2には、前記第2ライン目のデータ
がラッチされる。
第3周期目は、第2周期目のLCKの立ち上りエッジに
おいて、COUNTL33のENB入力がアサートされているの
で、COUNTL33は減算されカウント値は5となり、BR出力
をネゲートし、ボローL(BRL)信号線43に接続されたC
OUNTL33のL入力と、MCNST34のS入力と、DNSTY36のL
入力がネゲートされる。
COUNTM35はMCNST34の出力値M=2をロードし、カウ
ント値は2となり、BRMをネゲートし、ボローM(BRM)
信号線45に接続されたCOUNTM35のL入力と、COUNTL33の
ENB入力と、DNSTY36のM入力と、HCNT37のTEN入力がネ
ゲートされる。
DNSTY36は、T1ストローブ幅をSTB出力に出力し、TPH2
は、HCNT37が前周期に転送した第2ライン目の画像を記
録する。
そしてLCKの立ち上りエッジで、第4周期目に入る。
上記動作が繰り返され、第10周期目のCOUNTL33のカウ
ント値は2であり、COUNTM35のカウント値は1であるか
ら、第11周期目は、第10周期目のLCKの立ち上りエッジ
において、COUNTL33のENB入力がアサートされているの
で、COUNTL33は減算されカウント値は1となり、BR出力
をアサートするが、現周期(11周期目)のENB入力のAND
条件でBR出力アサートするためBR出力はネゲートされ
る。COUNTM35はMCNST34の出力値M=2をロードし、カ
ウント値は2となり、BR出力がネゲートされる。
MCNST34のS入力はネゲートされているので、MCNST34
の出力値M=2を出力する。
DNSTY36はT1ストローブ幅をSTB出力に出力し、TPH2
は、HCNT37が前周期に転送した第6ライン目の画像を記
録する。
第12周期目は、第11周期目のLCKの立ち上りエッジに
おいて、COUNTL33のENB入力はネゲートされており、COU
NTL33は引き続き停止状態となり、COUNTL33のカウント
値=1である。又、現周期(12周期)のENB入力のAND条
件でBRLを出力するためBR出力をアサートし、ボローL
(BRL)信号線43に接続されたCOUNTL33のL入力と、MCN
ST34のS入力と、DNSTY36のL入力がアサートされる。
COUNTM35は減算されカウント値は1となり、BR出力が
アサートされる。
MCNST34のS入力はネゲートされているので、MCNST34
の出力値M+1=3を出力する。
DNSTY36は、T1ストローブ幅をSTB出力に出力し、TPH2
は、HCNT37が前前周期に転送した第6ライン目の画像を
記録する。
HCNT37は、並行して、第7ライン目のデータを出力
し、現周期の最後にラッチ信号をLCH信号線6に出力
し、TPH2には、前記第7ライン目のデータがラッチされ
る。
第13期目は、第12期目のLCKの立ち上りエッジにおい
て、COUNTL33のENB入力がアサートされており、BR出力
もアサートしているので、ボローL(BRM)信号線43に
接続されたCOUNTL33のL入力もアサートされており、CO
UNTL33はロード条件が成り立ちカウント値は6をロード
して、第13周期目のBR出力はネゲートされる。
MCNST34のS入力はネゲートされているので、MCNST34
の出力値M=2を出力する。
COUNTM35は第12周期目のLCKの立ち上りエッジにおけ
る条件であるMCNST34の出力値M=3をロードし、カウ
ント値は3となり、BR出力がネゲートされる。
DNSTY36は第12周期目のLCKの立ち上りエッジにおい
て、L入力がアサートされたので、T2ストローブ幅をST
B出力に出力し、TPH2はHCNT37が前周囲に転送した第7
ライン目の画像を記録する。
第14周期目は、第13周期目のLCKの立ち上りエッジに
おいて、COUNTL33のENB入力はネゲートされており、引
き続きカウンター値=6で、BR出力はネゲートされる。
COUNTM36は減算され、カウント値は2となり、BR出力
がネゲートされる。
DNSTY36は引き続きT2ストローブ幅をSTB出力に出力
し、TPH2は、HCNT37が前周期に転送した第7ライン目の
画像を記録する。
第15周期は、第14周期目のLCKの立ち上りエッジにお
いて、COUNTL33のENB入力はネゲートされており、引き
続きカウンター値=6でBR出力はネゲートされる。
COUNTM35は減算されたカウント値は1となり、BR出力
がアサートされる。
MCNST34のS入力はネゲートされているので、MCNST34
の出力値M=2を出力する。
DNSTY36は、引き続きT2ストローブ幅をSTB出力に出力
し、TPH2は、HCNT37が前周期に転送した第7ライン目の
画像を記録する。
HCNT37は、並行して、第8ライン目のデータを出力
し、現周期の最後にラッチ信号をLCH信号線6に出力
し、TPH2には、前記第8ライン目のデータがラッチされ
る。
第16周期目は、第15周期目のLCKの立ち上りエッジに
おいて、COUNTL33のENB入力がアサートされているの
で、COUNTL33は減産されカウント値は5となり、BR出力
はネゲートされる。
COUNTM35は、MCNST34の出力値M=2をロードし、カ
ウント値は2となり、BR出力がネゲートされる。
DNSTY36は、第15周期目のLCKの立ち上りエッジにおい
て、M入力がアサートされたので、T1ストローブ幅をST
B出力に出力し、TPH2は、HCNT37が前周期に転送した第
8ライン目の画像を記録する。
上記動作を繰り返す事により、1ページ分の副走査方
向に拡大された画像データを記録する。
ちなみに、生成された画像は、COUNTL33の1周期分
(第3周期目から第15周期目)について見ると、2,2,3,
3,4,4,5,5,6,6,7,7,7,(ライン目の画像データ)であ
り、2ラインのデータが13ラインに、13/12={(L×
M)+1}/(L×M)倍に拡大された事になる。
上記動作説明において、MCNST34出力する値M+1を
M−1にすれば、11/12={(L×M)−1}/(L×
M)倍に画像は縮小される。
上記動作においてSTB出力は、第13周期目から第15周
期目までの3周期間は、T2時間だけアサートされ、T1>
T2であれば、他のラインよりも濃度を下げて印字された
事になり、T1<T2であれば、他のラインよりも濃度をあ
げて印字された事になる。
前記3周期は、COUNTM35にM+1がロードされ減算さ
れた3周期である。又、ここでは3周期間アサートする
説明を行ったが、前記3周期とCOUNTM35BRM出力のAND条
件でアサートすれば、前記3周期の最終周期のみアサー
トさせる事もできる。このSTB出力がタイマー2の時間
アサートされている周期が濃度制御がおこなわれる周期
となる。
第7図は、現画像の一例を示す模式図であり、第8図
は、上記原画像を主走査方向に拡大し、副走査方向に縮
小した場合を示す模式図である。また、第9図は、上記
原画像を副走査方向に拡大し、主走査方向に縮小した場
合を示す模式図である。
図示の様に、原画素またはライン、6(L)周期ごと
に、原画素またはライン幅の1/2(M)の単位で、拡
大、縮小が行われている。また、上記各実施例では、簡
単のためにREG1には生画像データが格納され、PCNT17は
1ビットずつ画像データを取り込むように説明している
が、必ずしもREG1には生画像データが格納されている必
要はなく、またPCNT17は1ビットずつ画像データを取り
込む必要もない。
また、REG1とPCNT17の間に復号化回路、FIFO、P/S変
換器等が挿入された場合でも適用し得るものである。
さらに第3図のSEL55の制御においては、単純なタイ
マー1、2の周期的な切り換えで行っているが、SEL55
のSI入力を外部からデューティー比を細かく制御する構
成にも適用し得るものである。
また、拡大、縮小各々別々に説明しているが、スイッ
チによる切り換え手段を設ける構成にも適用し得るもの
である。
また、定数L発生器は、常に固定値である様に説明し
ているが、必ずしも、常に固定値である必要もなく、ロ
ードごとにロード値を変更すれば、より細かく制御もし
得るものである。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、副走査方向に
同一ラインをM回(M>1)ずつ記録して等倍画像を記
録する記録装置において、原画データの副走査方向のラ
イン数を周期的(周期=L)に計数する手段と、前記周
期=L毎に同一ラインをM+m(m≧1)またはM−m
(m≧1)回記録する手段を設けることにより、また、
主走査方向に同一データをM回(M>1)ずつ記録し
て、等倍画像を記録する記録装置において、原画データ
の主走査方向のデータ数を周期的(周期=L)に計数す
る手段と、前記周期=L毎に同一データをM+m(m≧
1)またはM−m(m≧1)回記録する手段を設けるこ
とにより、原画像データの欠落、変更をせず、また原画
像の画素幅よりも細かい単位で、制御を行なうことから
画像劣化を生じることなく拡大や縮小を行なうことがで
きる。
また、前記手段に加えて、主走査方向または副走査方
向に濃度制御手段を設けることにより、前記制御により
同一データを他の部分よりも多く記録した部分の記録濃
度を下げ、他の部分よりも少なく記録した部分の記録濃
度を上げることにより、さらになめらかな拡大や縮小を
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の主走査方向の縮小、拡大および濃度
制御を行なう第1実施例を示すブロック図である。 第2図は、同第1実施例の各信号を示すタイミングチャ
ートである。 第3図は、同第1実施例におけるサーマルヘッドを示す
ブロック図である。 第4図は、同第1実施例における各信号を示すタイミン
グチャートである。 第5図は、本発明の副走査方向の縮小、拡大及び濃度制
御を行う第2実施例を示すブロック図である。 第6図は、同第2実施例における各信号を示すタイミン
グチャートである。 第7図は、現画像の一例を示す模式図である。 第8図は、上記原画像を主走査方向に拡大し、副走査方
向に縮小した場合を示す模式図である。 第9図は、上記原画像を副走査方向に拡大し、主走査方
向に縮小した場合を示す模式図である。 1……レジスター、 2……サーマルヘッド、 11……ビット基準信号発信器、 12、32……定数L発生器、 13、33……カウンターL、 14、34……定数M発生器、 15、35……カウンターM、 16……濃度制御タイミング回路、 17……画像データ制御回路、 18……演算回路、 31……ライン基準信号発信器、 36……濃度制御回路、 37……主走査制御回路。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】副走査方向に同一ラインをM回(M>1)
    ずつ記録して、等倍画像を記録する記録装置において、 原画データの副走査方向のライン数を周期的(周期=
    L)に計数する手段と、前記周期=L毎に同一ラインを
    M+m(m≧1)またはM−m(m≧1)回記録する手
    段を設けることにより、原画像を副走査方向に、(M×
    L+m(m≧1))/(M×L)に拡大、または(M×
    L−m(m≧1))/(M×L)に縮小記録することを
    特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】主走査方向に同一データをM回(M>1)
    ずつ記録して、等倍画像を記録する記録装置において、 原画データの主走査方向のデータ数を周期的(周期=
    L)に計数する手段と、前記周期=L毎に同一データを
    M+m(m≧1)またはM−m(m≧1)回記録する手
    段を設けることにより、原画像を主走査方向に、(M×
    L+m(m≧1))/(M×L)に拡大、または(M×
    L−m(m≧1))/(M×L)に縮小記録することを
    特徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】請求項(1)または(2)において、 主走査方向または副走査方向に濃度制御手段を設けるこ
    とにより、前記周期=L毎に同一ラインまたはデータを
    M+m(m≧1)回記録する時には、ラインまたはデー
    タの全部または一部の記録濃度を上げ、また同一ライン
    またはデータをM−m(m≧1)回記録する時には、ラ
    インまたはデータの全部または一部の記録濃度を下げる
    ことを特徴とする記録装置。
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