JP2942697B2 - トンネル覆工用セグメント - Google Patents
トンネル覆工用セグメントInfo
- Publication number
- JP2942697B2 JP2942697B2 JP6003657A JP365794A JP2942697B2 JP 2942697 B2 JP2942697 B2 JP 2942697B2 JP 6003657 A JP6003657 A JP 6003657A JP 365794 A JP365794 A JP 365794A JP 2942697 B2 JP2942697 B2 JP 2942697B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tunnel
- segment
- joint
- tunnel lining
- fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Description
リート中に、その円周方向に沿って補強用鉄骨材を設置
し、かつ、前記セグメントの端部に、隣接するセグメン
トどうしを接合するための継ぎ手金具を設置してなるト
ンネル覆工用セグメントに関する。
セグメント本体の強度を高めるために鉄筋と形鋼とで補
強されたトンネル覆工用セグメントが知られている。
セグメントどうしを接合するための継ぎ手金具が設置さ
れ、この継ぎ手金具はセグメントのコンクリート中にア
ンカー鉄筋を介して固定されている。
セグメントは、以上説明したように構成され、継ぎ手金
具は、アンカー筋を介してコンクリート中に固定され、
補強用鉄骨材には連結されていないので、セグメント本
体の強度は高くとも、継ぎ手部の強度が劣り、全体とし
ての強度も劣るという課題があった。
なされたもので、セグメント本体及び継ぎ手部ともに強
度アップを可能にしたトンネル覆工用セグメントを提供
することを目的とする。
覆工用セグメントは、トンネルの円周方向に連続する複
数の補強用鉄骨材とトンネルの円周方向の両端部に位置
する継ぎ手金具をそれぞれ有するトンネル覆工用セグメ
ントにおいて、継ぎ手金具はトンネルの軸方向に連続す
る楔孔を有し、かつトンネルの軸方向に連続する継ぎ手
部と、この継手部の背面部に突設され、前記補強用鉄骨
材のそれぞれに複数の取付ボルトによってそれぞれボル
ト止めされる複数の取付部とを有して形成してある。
用セグメントの第一実施例を示し、図において、符号1
はセグメントAのコンクリート中にトンネルの円周方向
に沿って設置され、セグメントAの本体を補強する補強
用鉄骨材、2はこの補強用鉄骨材1の周囲に配筋され、
補強用鉄骨材1とともにセグメントAの本体を補強する
補強鉄筋、3はセグメントAのトンネル円周方向の両端
のコンクリート中に、補強用鉄骨材1の端部に連結して
設置され、トンネルの円周方向に隣接するセグメントA,
A どうしを接合する継ぎ手金具、そして、符号4はこの
継ぎ手金具3を補強用鉄骨材1の端部にボルト止めす
る、高力ボルトからなる取付ボルトである。
うなフランジとウェブ(腹板)とを持つ鋼構造材が使用
され、かつ、この補強用鉄骨材1には一定の曲率が付け
られ、更に、補強用鉄骨材1はトンネルの円周方向に沿
って平行に複数本設置されている。
る断面略矩形状の継ぎ手部3aと、この継ぎ手部3aの背面
部に突設され、各補強用鉄骨材1のウェブ1aの端部に複
数本の取付ボルト4によってボルト止めされた取付部3b
とから一体的に形成されている。継ぎ手部3aの先端部に
は隣接するセグメントA,A どうしを接合するための楔5
を挿入するための蟻溝状に形成された楔孔3cがトンネル
の軸方向に連続して形成されている。
部3bは、いわゆるダクタイル鋳鉄製で一体的に形成され
ている。
グメントAの端部に二段に取り付けられているが(図6
参照)、セグメントAの大きさ等、セグメントAの規模
に応じて三段乃至四段に設置されてもよい。
トンネル覆工用セグメントの第二実施例を示し、図にお
いて、実施例1と同一部分には同一符号を付しその説明
を省略する。
ート中に、補強用鉄骨材1の端部に取付ボルト4によっ
てボルト止めして取り付けられ、トンネルの円周方向に
隣接するセグメントA,A どうしを接合する継ぎ手金具で
ある。
る断面略矩形状に形成された上下継ぎ手部6a,6a と、こ
の上下継ぎ手部6a,6a の背面部に所定間隔おきに突設さ
れ、補強用鉄骨材1のウェブ1aの端部に複数本の取付ボ
ルト4によってボルト止めされた複数本の取付部6bとか
ら一体的に形成されている。
ントA,A どうしを接合するための楔5を挿入するための
蟻溝状に形成された6cがトンネルの軸方向に連続して形
成されている。
部6bは、いわゆるダクタイル鋳鉄製で一体的に形成され
ている。
が取付部6bを介して一体的に形成されているので、部品
数が少なくて保管、取付等の取り扱いがし易い等の効果
がある。
トンネル覆工用セグメントの第三実施例を示し図におい
て、実施例1と同一部分には同一符号を付し、その説明
を省略する。
ト中に、補強用鉄骨材1に取付ボルト4によってボルト
止めすることにより設置され、トンネルの円周方向に隣
接するセグメントA,A どうしを接合する継ぎ手金具であ
る。
続する断面略矩形状に形成された継ぎ手部7aと、この継
ぎ手部7aの背面部に所定間隔おきに突設され、補強用鉄
骨材1の上下フランジ1b,1b の端部に複数本の取付ボル
ト4によってボルト止めされた取付部7bとから一体的に
形成されている。
トA,A どうしを接合するための楔5を挿入するための蟻
溝状に形成された楔孔7cがトンネルの軸方向に連続して
形成されている。
部7bは、いわゆるダクタイル鋳鉄製で一体的に形成され
ている。
トンネル覆工用セグメントの第四実施例を示し、図にお
いて、実施例1と同一部分には同一符号を付しその説明
を省略する。
のコンクリート中に、補強用鉄骨材1のウェブ1aの端部
に複数本の取付ボルト4によってボルト止めして取り付
けられ、トンネルの円周方向に隣接するセグメントどう
しを接合する継ぎ手金具である。
する断面略矩形状の継ぎ手部8aと、この継ぎ手8aの背面
部に突設され、補強用鉄骨材1のウェブ1aの端部に複数
本の取付ボルト4によってボルト止めされた矩形板状の
取付部8bとから一体的に形成されている。
ントどうしを接合するための楔5を挿入するための蟻溝
状に形成された楔孔8cがトンネルの半径方向に連続して
形成されている。
れ、セグメントのコンクリート中にフランジとウェブと
を持つ鋼構造材からなる補強用鉄骨材が設置され、か
つ、セグメント端部に設置された継ぎ手金具は、補強用
鉄骨材に複数本の取付ボルトによって直接ボルト止めさ
れ、しかも、前記継ぎ手金具はダクタイル鋳鉄製で一体
的に製作され、高い靱性を有するので、セグメント本体
及びセグメント継ぎ手部の両方の強度アップが図れる効
果がある。
の端部に取り付けられた継ぎ手金具の楔孔に双方に跨が
って楔を挿入することによりワンタッチで接合すること
ができ、施工性もよい。
一実施例の一部破断平面図である。
断正面図である。
である。
線断面図である。
断面図である。
断面図である。
二実施例の側面図である。
断面図である。
断面図である。
第三実施例の側面図である。
横断面図である。
縦断面図である。
第四実施例の一部破断平面図である。
部破断側面図である。
面図である。
−b線断面図である。
部横断面図である。
部縦断面図である。
…取付ボルト、5…楔、6…継ぎ手金具、7…継ぎ手金
具、8…継ぎ手金具。
Claims (1)
- 【請求項1】 トンネルの円周方向に連続する複数の補
強用鉄骨材とトンネルの円周方向の両端部に位置する継
ぎ手金具をそれぞれ有するトンネル覆工用セグメントに
おいて、継ぎ手金具はトンネルの軸方向に連続する楔孔
を有し、かつトンネルの軸方向に連続する継ぎ手部と、
この継手部の背面部に突設され、前記補強用鉄骨材のそ
れぞれに複数の取付ボルトによってそれぞれボルト止め
される複数の取付部とを有して形成してあることを特徴
とするトンネル覆工用セグメント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6003657A JP2942697B2 (ja) | 1994-01-18 | 1994-01-18 | トンネル覆工用セグメント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6003657A JP2942697B2 (ja) | 1994-01-18 | 1994-01-18 | トンネル覆工用セグメント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07208086A JPH07208086A (ja) | 1995-08-08 |
JP2942697B2 true JP2942697B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=11563544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6003657A Expired - Lifetime JP2942697B2 (ja) | 1994-01-18 | 1994-01-18 | トンネル覆工用セグメント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2942697B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7005953B2 (ja) * | 2017-06-15 | 2022-01-24 | 株式会社大林組 | セグメント及びその製造方法 |
CN109555541B (zh) * | 2018-12-10 | 2020-04-03 | 中交一公局桥隧工程有限公司 | 一种钢架施工工艺 |
-
1994
- 1994-01-18 JP JP6003657A patent/JP2942697B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07208086A (ja) | 1995-08-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2942697B2 (ja) | トンネル覆工用セグメント | |
JPH0411199A (ja) | 合成セグメント | |
JP2944064B2 (ja) | トンネル覆工用セグメント | |
JP2000145385A (ja) | 鋼製セグメント | |
JP2942698B2 (ja) | トンネル覆工用セグメント | |
JP3021407B2 (ja) | シールドトンネル覆工体 | |
JP2842797B2 (ja) | トンネル覆工用セグメント | |
JP3094894B2 (ja) | 鋼製セグメントの継手構造 | |
JP2852189B2 (ja) | トンネル覆工用セグメント | |
JP3867156B2 (ja) | ライナーピース | |
JP3482456B2 (ja) | 正曲げモーメントを受ける合成セグメントの継手 | |
JP3217312B2 (ja) | 既設立体トラスの改修方法 | |
JPH04124338A (ja) | 柱・梁接合部構造 | |
JP2002122000A (ja) | トンネルライナーの構造とその製作方法 | |
JPH0573097U (ja) | 合成セグメントの継手 | |
JPH09125888A (ja) | ライナープレート | |
JP3991479B2 (ja) | 鋼製セグメント | |
JP3235494B2 (ja) | 短ボルト、長ボルト併用式セグメントによる大断面トンネルの構築方法 | |
JP2842798B2 (ja) | トンネル覆工用セグメント | |
JPS6145243Y2 (ja) | ||
JPH1018785A (ja) | セグメントの継手構造 | |
JPH0533562Y2 (ja) | ||
JP2003120195A (ja) | セグメントの接合構造及びセグメントの接合方法 | |
JPH11125099A (ja) | 鋼製セグメント | |
JP2577439B2 (ja) | 掘削穴の覆工用筒状壁体における分岐部支持体の構築方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990608 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080618 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100618 Year of fee payment: 11 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100618 Year of fee payment: 11 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110618 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120618 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618 Year of fee payment: 14 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |