JP2940505B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2940505B2
JP2940505B2 JP1422097A JP1422097A JP2940505B2 JP 2940505 B2 JP2940505 B2 JP 2940505B2 JP 1422097 A JP1422097 A JP 1422097A JP 1422097 A JP1422097 A JP 1422097A JP 2940505 B2 JP2940505 B2 JP 2940505B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信装置に関し、特
に予め定めた幅と論理値とを有するパルス信号により1
ビットの情報を表す通信方式であるVPW(Variable P
ulse Width)方式を使用して通信する通信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の通信装置は、車両等の構
造体(以後、車両と記載する。)内に設けられたエンジ
ンの制御ユニットやオートエアコン等の複数の機器にそ
れぞれ設置されこれらの機器の状態等を通信するために
用いられている。そして、VPW方式の通信方式は、米
国自動車工業会が取りまとめたクラスB(ステータス情
報系を対象とする中速の車輌内通信の分類)の車輌内通
信方式のひとつであり、米国カルフォルニア州で法規化
されたエンジンの診断システムの通信プロトコルに使用
することを目的としている。
【0003】この従来の通信装置を図面を参照して説明
する。
【0004】図2は、従来の通信装置の形態を示すブロ
ック図である。
【0005】図2に示す従来の通信装置の形態は、車両
内に設けられた複数の機器にそれぞれ設置され、それぞ
れが対応するバスドライバレシーバ70を介してバスに
それぞれ接続され、予め定めた幅と論理値とを有するパ
ルス信号により1ビットの情報を表す通信方式であるV
PW方式を使用して互いに通信する通信装置において、
バスドライバレシーバ70から受ける受信信号82の立
ち上がりと立ち下がりとのエッジタイミングでリセット
する常に動作しているタイマカウンタ10と、このタイ
マカウンタ10のカウント値を入力し予め定めた第1の
値(TS)から前記バスドライバレシーバ70の立ち上
がりの遅れ時間を引いた値に前記カウント値がなったと
き論理”1”を出力してこの論理”1”を保持し、前記
バスドライバレシーバ70から受ける受信信号82の立
ち上がりと立ち下がりとのエッジタイミングで論理”
0”を出力してこの論理”0”を保持するデコーダA3
4と、前記タイマカウンタ10のカウント値を入力し予
め定めた第2の値(TL)から前記バスドライバレシー
バ70の立ち上がりの遅れ時間を引いた値に前記カウン
ト値がなったとき論理”1”を出力してこの論理”1”
を保持し、前記バスドライバレシーバ70から受ける受
信信号82の立ち上がりと立ち下がりとのエッジタイミ
ングで論理”0”を出力してこの論理”0”を保持する
デコーダBと、前記タイマカウンタ10のカウント値を
入力し予め定めた第1の値(TS)から前記バスドライ
バレシーバ70の立ち下がりの遅れ時間を引いた値に前
記カウント値がなったとき論理”1”を出力してこの論
理”1”を保持し、前記バスドライバレシーバ70から
受ける受信信号82の立ち上がりと立ち下がりとのエッ
ジタイミングで論理”0”を出力してこの論理”0”を
保持するデコーダCと、前記タイマカウンタ10のカウ
ント値を入力し予め定めた第2の値(TL)から前記バ
スドライバレシーバ70の立ち下がりの遅れ時間を引い
た値に前記カウント値がなったとき論理”1”を出力し
てこの論理”1”を保持し、前記バスドライバレシーバ
70から受ける受信信号82の立ち上がりと立ち下がり
とのエッジタイミングで論理”0”を出力してこの論
理”0”を保持するデコーダDと、予め送信データが格
納され、前記バスドライバレシーバ70から受ける受信
信号82の立ち上がりと立ち下がりとのエッジタイミン
グで前記送信データをシフトしてこの送信データのうち
の1ビットのデータを出力するシフトレジスタ40と、
前記シフトレジスタ40が出力した前記1ビットのデー
タの論理値と前記バスドライバレシーバ70から受ける
前記受信信号82の論理値とにより前記デコーダA3
4,前記デコーダB,前記デコーダC及び前記デコーダ
Dのうちの一つのデコーダの出力信号を選択して出力す
るセレクタ50と、前記セレクタ50の出力信号の立ち
上がりのエッジタイミングで保持していた論理値を反転
させて再び保持しこの保持した論理値を送信信号80と
して前記バスドライバレシーバ70に出力する論理値反
転保持部60とにより構成されている。
【0006】次に、従来の通信装置の動作を図3及び図
4を参照して説明する。
【0007】図3は、従来の通信装置の動作を説明する
タイミング図であり、従来の通信装置とこの通信装置に
対応するバスドライバレシーバ70とに関係する信号の
波形が時間軸に沿ってそれぞれ示されている。
【0008】図4は、VPW方式の波形シンボルを示す
図であり、波形シンボル(A)は、論理値が”1”でパ
ルス幅が短い(TS時間)パルスを示し、受信信号82
がこの波形のときこの受信信号82は、データが”1”
の1ビットのデータを意味することを示している。波形
シンボル(B)は、論理値が”0”でパルス幅が長い
(TL時間)パルスを示し、受信信号82がこの波形の
ときこの受信信号82は、データが”1”の1ビットの
データを意味することを示している。波形シンボル
(C)は、論理値が”0”でパルス幅が短い(TS時
間)パルスを示し、受信信号82がこの波形のときこの
受信信号82は、データが”0”の1ビットのデータを
意味することを示している。波形シンボル(D)は、論
理値が”1”でパルス幅が長い(TL時間)パルスを示
し、受信信号82がこの波形のときこの受信信号82
は、データが”0”の1ビットのデータを意味すること
を示している。そして、VPW方式の通信方式では、論
理値が”1”の波形シンボルの次には論理値が”0”の
波形シンボルを、また、論理値が”0”の波形シンボル
の次には論理値が”1”の波形シンボルを続けるように
してデータを送受信するようにしている。
【0009】図5は、セレクタの動作を示す図であり、
シフトレジスタ40に設定された送信データのうちの1
ビットのデータに対応する論理値を示すデータ信号89
と通信装置がバスドライバレシーバ70から受ける受信
信号82との論理値の組み合わせによりデコーダA34
の出力であるデコーダA信号84〜デコーダDの出力で
あるデコーダD信号87のうちの一つの信号を選択する
ことを示している。
【0010】図2において、最初にバスドライバレシー
バ70の動作を説明すると、バスに接続されたバスドラ
イバレシーバ70は、図3に示すように、通信装置内の
論理値反転保持部60が出力する送信信号80を入力し
ノイズを抑制するためにこの送信信号80のエッジ部分
をなまらせて伝送信号81としてバスに出力する。ま
た、このバスドライバレシーバ70は、この伝送信号8
1をあたかも他の通信装置に対応する他のバスドライバ
レシーバ70から受けたかのように他のバスドライバレ
シーバ70から受けたときと同様にして、この信号から
エッジ部分のシャープな受信信号82を生成しこの受信
信号82を通信装置に出力する。このとき、一般に、図
3に示すように、受信信号82は送信信号80に対して
立ち上がり時にTR時間、立ち下がり時にTF時間の遅
延時間が発生する。図3の例はTF>TRの場合を示し
てある。
【0011】次に、従来の通信装置の動作を説明する
と、従来の通信装置は、送信すべき送信データ例えば”
1001b”を予めシフトレジスタ40に設定し、論理
値反転保持部60の出力を論理”1”にし、図3に示す
ように、時間T0に送信信号80を論理“0”から論理
“1”に変化させバスドライバレシーバ70に出力す
る。そして、バスドライバレシーバ70からこの送信信
号80に対応した受信信号82を時間T1に受ける。タ
イマー10は受信信号82の立ち上がりと立ち下がりの
エッジによりリセットされ、カウントを続けてカウント
値信号83を出力する。このカウンタ値信号83は、デ
コーダA34〜デコーダD37に入力される。
【0012】デコーダA34は、カウンタ値信号83を
入力しこのカウンタ値信号83が図4に示す短いパルス
幅に対応する時間TSから遅延時間TFを引いた予め定
められた値になったとき論理”1”をデコーダA信号8
4として出力する。このデコーダA信号84は、受信信
号82に含まれる波形シンボルAの立ち下がりのタイミ
ングを規定するために使用される。デコーダC35は、
カウンタ値信号83を入力しこのカウンタ値信号83が
時間TSから遅延時間TFを引いた予め定められた値に
なったとき論理”1”をデコーダC信号85として出力
する。このデコーダC信号85は、受信信号82に含ま
れる波形シンボルCの立ち上がりのタイミングを規定す
るために使用される。デコーダB36は、カウンタ値信
号83を入力しこのカウンタ値信号83が図4に示す長
いパルス幅に対応する時間TLから遅延時間TFを引い
た予め定められた値になったとき論理”1”をデコーダ
B信号86として出力する。このデコーダB信号86
は、受信信号82に含まれる波形シンボルDの立ち下が
りのタイミングを規定するために使用される。デコーダ
D37は、カウンタ値信号83を入力しこのカウンタ値
信号83が時間TLから遅延時間TRを引いた予め定め
られた値になったとき論理”1”をデコーダD信号87
として出力する。このデコーダD信号87は、受信信号
82に含まれる波形シンボルBの立ち上がりのタイミン
グを規定するために使用される。デコーダA信号84か
らデコーダD信号87のそれぞれの信号は、受信信号8
2の立ち上がりと立ち下がりのエッジによりそれぞれリ
セットされ論理”0”となる。
【0013】時間T1では、シフトレジスタ40が、予
め設定された送信データ“1001b”を受信信号82
のエッジのタイミングでシフトし、送信データの1番目
のデータ“1b”の論理”1”をデータ信号89として
出力する。このとき、バスドライバレシーバ70より受
けた受信信号82は論理”1”なので、図5に示すよう
にセレクタ50はデコーダA信号84を選択し、論理値
反転信号88を論理”0”にする。
【0014】そして、時間T2に、デコーダA34の出
力であるデコーダA信号84が論理“1”に変化し、セ
レクタ50の出力である論理値反転信号88が論理
“1”に変化する。論理値反転信号88の変化に従い論
理値反転保持部60は保持していたレベルを論理“1”
より論理“0”に変化させ送信信号80としてバスドラ
イバレシーバ70に出力する。この送信信号80は、受
信信号82がこの送信信号80より立ち上がりに遅延時
間TR遅れ、立ち下がりに遅延時間TF遅れた、図4に
示す波形シンボルAとなるように出力される。
【0015】時間T3に、バスドライバレシーバ70よ
り受ける受信信号82が、送信信号80の立ち下がりよ
り遅延時間TF遅れて立ち下がる。そして、シフトレジ
スタ40は、受信信号82の立ち下がりでシフトレジス
タ40内のデータをシフトし送信データの2番目のデー
タ“0b”の論理”0”をデータ信号89として出力す
る。また、受信信号82の立ち下がりのタイミングでタ
イマー10はリセットされ、デコーダA信号84からデ
コーダD信号87もリセットされる。このとき、受信信
号82は論理“0”でデータ信号89も論理“0”なの
で、図5に示すように、セレクタ50はデコーダC信号
85を選択し、論理値反転信号88が論理”0”に変化
する。
【0016】時間T4で、デコーダC35の出力である
デコーダC信号85が論理“1”に変化し、セレクタ5
0の出力である論理値反転信号88が論理“1”に変化
する。論理値反転信号88の変化に従い論理値反転処理
部60は保持していたレベルを論理”0”から論理”
1”に変化させ送信信号80としてバスドライバレシー
バ70に出力する。この送信信号80に対応して、時間
T5で、送信信号80の立ち上がりより遅延時間TR遅
れて受信信号82が立ち上がり受信信号82が波形シン
ボルCとなる。
【0017】受信信号82の立ち上がり変化でシフトレ
ジスタ40のデータがシフトし送信データの3番目のデ
ータ“0b”の論理”0”をデータ信号89として出力
する。このとき、受信信号82は論理“1”なので、図
5に示すように、セレクタ50はデコーダB信号86を
選択し論理値反転信号88が論理”0”に変化する。
【0018】時間T6で、デコーダB36の出力である
デコーダB信号86が論理“1”に変化し、セレクタ5
0の出力である論理値反転信号88が論理“1”に変化
する。論理値反転信号88の変化に従い論理値反転処理
部60は保持していたレベルを論理”1”から論理”
0”に変化させ送信信号80としてバスドライバレシー
バ70に出力する。この送信信号80に対応して、時間
T7で、送信信号80の立ち下がりより遅延時間TF遅
れて受信信号82が立ち下がり受信信号82が波形シン
ボルDとなる。
【0019】受信信号82の立ち下がり変化でシフトレ
ジスタ40のデータがシフトし送信データの4番目のデ
ータ“1b”の論理”1”をデータ信号89として出力
する。このとき、受信信号82は論理“0”なので、図
5に示すように、セレクタ50はデコーダD信号87を
選択し論理値反転信号88が論理”0”に変化する。
【0020】時間T8で、デコーダD37の出力である
デコーダD信号87が論理“1”に変化し、セレクタ5
0の出力である論理値反転信号88が論理“1”に変化
する。論理値反転信号88の変化に従い論理値反転処理
部60は保持していたレベルを論理”0”から論理”
1”に変化させ送信信号80としてバスドライバレシー
バ70に出力する。この送信信号80に対応して、時間
T9で、送信信号80の立ち上がりより遅延時間TR遅
れて受信信号82が立ち上がり受信信号82が波形シン
ボルBとなる。
【0021】このようにして、予めシフトレジスタ40
に格納した送信データ”1001b”を送信信号80と
して送信し、この送信データをこの送信データの各ビッ
トに対応する図4に示す波形シンボルの組で受信信号8
2としてバスドライバレシーバ70より受信する。ま
た、他の通信装置に対応する他のバスドライバレシーバ
70からバスを介して送られてくる伝送信号81に対応
する受信信号も同様にして、図4に示す波形シンボルの
組としてバスドライバレシーバ70より受信する。そし
て、この受信した受信信号82は、図示しないCPUに
より解読する。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の通信装
置は、送信信号をバスドライバレシーバの遅延時間分早
く変化させることで、受信信号のパルス幅を予め定めた
パルス幅にしている。そして、このパルス幅を作るため
に、この遅延時間を考慮してデコーダを設計・製造して
いる。しかし、接続するバスドライバレシーバを変更す
るとこの遅延時間が異なることになるため、変更する度
にこのデコーダを作り直す必要があるので、設計・製造
に時間と費用がかかるという問題がある。
【0023】本発明の目的はこのような従来の欠点を除
去するため、接続するバスドライバレシーバを変更して
も、デコーダを作り直す必要がない通信装置を提供する
ことにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明の通信装置は、構
造体内に設けられた複数の機器にそれぞれ設置され、そ
れぞれが対応するバスドライバレシーバを介してバスに
それぞれ接続され、予め定めた幅と論理値とを有するパ
ルス信号により1ビットの情報を表す通信方式であるV
PW方式を使用して互いに通信する通信装置において、
自通信装置に対応するバスドライバレシーバの信号の遅
延時間が変更された場合、この通信装置が送信したデー
タを受信する通信装置が受ける受信信号のパルス幅が前
記予め定めた幅になるように、前記変更された遅延時間
を考慮したパルス幅を有するパルス信号を、自通信装置
に対応するバスドライバレシーバに出力するようにして
いる。
【0025】また、本発明の通信装置は、構造体内に設
けられた複数の機器にそれぞれ設置され、それぞれが対
応するバスドライバレシーバを介してバスにそれぞれ接
続され、予め定めた幅と論理値とを有するパルス信号に
より1ビットの情報を表す通信方式であるVPW方式を
使用して互いに通信する通信装置において、予め定めた
設定値Aを設定するレジスタAと、予め定めた設定値B
を設定するレジスタBと、前記バスドライバレシーバか
ら受ける受信信号の立ち上がりと立ち下がりとのエッジ
タイミングでリセットする常に動作しているタイマカウ
ンタと、前記タイマカウンタのカウント値と前記レジス
タAの設定値Aとを入力し予め定めた第1の値と前記設
定値Aとを演算した演算値Aに前記カウント値がなった
とき論理”1”を出力してこの論理”1”を保持し、前
記バスドライバレシーバから受ける受信信号の立ち上が
りと立ち下がりとのエッジタイミングで論理”0”を出
力してこの論理”0”を保持するデコーダAと、前記タ
イマカウンタのカウント値と前記レジスタAの設定値A
とを入力し予め定めた第2の値と前記レジスタAの設定
値Aとを演算した演算値Bに前記カウント値がなったと
き論理”1”を出力してこの論理”1”を保持し、前記
バスドライバレシーバから受ける受信信号の立ち上がり
と立ち下がりとのエッジタイミングで論理”0”を出力
してこの論理”0”を保持するデコーダBと、前記タイ
マカウンタのカウント値と前記レジスタBの設定値Bと
を入力し予め定めた第1の値と前記レジスタBの設定値
Bとを演算した演算値Cに前記カウント値がなったとき
論理”1”を出力してこの論理”1”を保持し、前記バ
スドライバレシーバから受ける受信信号の立ち上がりと
立ち下がりとのエッジタイミングで論理”0”を出力し
てこの論理”0”を保持するデコーダCと、前記タイマ
カウンタのカウント値と前記レジスタBの設定値Bとを
入力し予め定めた第2の値と前記レジスタBの設定値B
とを演算した演算値Dに前記カウント値がなったとき論
理”1”を出力してこの論理”1”を保持し、前記バス
ドライバレシーバから受ける受信信号の立ち上がりと立
ち下がりとのエッジタイミングで論理”0”を出力して
この論理”0”を保持するデコーダDと、予め送信デー
タが格納され、前記バスドライバレシーバから受ける受
信信号の立ち上がりと立ち下がりとのエッジタイミング
で前記送信データのうちの1ビットのデータを出力する
レジスタCと、前記レジスタCが出力した前記1ビット
のデータの論理値と前記バスドライバレシーバから受け
る前記受信信号の論理値とにより前記デコーダA,前記
デコーダB,前記デコーダC及び前記デコーダDのうち
の一つのデコーダの出力信号を選択して出力するセレク
タと、前記セレクタの出力信号の立ち上がりのエッジタ
イミングで保持していた論理値を反転させて再び保持し
この保持した論理値を送信信号として前記バスドライバ
レシーバに出力する論理値反転保持部と、を備えて構成
されている。
【0026】また、本発明の通信装置は、前記論理値反
転保持部が出力した前記送信信号の立ち上がりのエッジ
に対応した前記バスドライバレシーバの遅延時間を前記
レジスタAに前記設定値Aとして設定し、前記論理値反
転保持部が出力した前記送信信号の立ち下がりのエッジ
に対応した前記バスドライバレシーバの遅延時間を前記
レジスタBに前記設定値Bとして設定するようにしてい
る。
【0027】さらに、本発明の通信装置は、前記演算値
Aを求める演算,前記演算値Bを求める演算,前記演算
値Cを求める演算及び前記演算値Dを求める演算をそれ
ぞれ差を求める演算とするようにしている。
【0028】また、本発明の通信装置は、前記予め定め
た設定値Aと前記予め定めた設定値Bとを前記バスドラ
イバレシーバの信号の遅延時間としている。
【0029】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0030】図1は、本発明の通信装置の一つの実施の
形態を示すブロック図である。
【0031】図1に示す本実施の形態は、車両等の構造
体内に設けられた複数の機器にそれぞれ設置され、それ
ぞれが対応するバスドライバレシーバ70を介してバス
にそれぞれ接続され、予め定めた幅と論理値とを有する
パルス信号により1ビットの情報を表す通信方式である
VPW方式を使用して互いに通信する通信装置におい
て、予め定めた設定値Aを設定するレジスタA20と、
予め定めた設定値Bを設定するレジスタB21と、バス
ドライバレシーバ70から受ける受信信号の立ち上がり
と立ち下がりとのエッジタイミングでリセットする常に
動作しているタイマカウンタ10と、タイマカウンタ1
0のカウント値とレジスタA20の設定値Aとを入力し
予め定めた第1の値(VPW方式で使用するパルス信号
の予め定めた幅のうちの短い方の幅TS)と設定値Aと
を演算した演算値Aにカウント値がなったとき論理”
1”を出力してこの論理”1”を保持し、バスドライバ
レシーバ70から受ける受信信号の立ち上がりと立ち下
がりとのエッジタイミングで論理”0”を出力してこの
論理”0”を保持するデコーダAと、タイマカウンタ1
0のカウント値とレジスタA20の設定値Aとを入力し
予め定めた第2の値(VPW方式で使用するパルス信号
の予め定めた幅のうちの長い方の幅TL)とレジスタA
20の設定値Aとを演算した演算値Bにカウント値がな
ったとき論理”1”を出力してこの論理”1”を保持
し、バスドライバレシーバ70から受ける受信信号の立
ち上がりと立ち下がりとのエッジタイミングで論理”
0”を出力してこの論理”0”を保持するデコーダB
と、タイマカウンタ10のカウント値とレジスタB21
の設定値Bとを入力し予め定めた第1の値とレジスタB
21の設定値Bとを演算した演算値Cにカウント値がな
ったとき論理”1”を出力してこの論理”1”を保持
し、バスドライバレシーバ70から受ける受信信号の立
ち上がりと立ち下がりとのエッジタイミングで論理”
0”を出力してこの論理”0”を保持するデコーダC
と、タイマカウンタ10のカウント値とレジスタB21
の設定値Bとを入力し予め定めた第2の値とレジスタB
21の設定値Bとを演算した演算値Dにカウント値がな
ったとき論理”1”を出力してこの論理”1”を保持
し、バスドライバレシーバ70から受ける受信信号の立
ち上がりと立ち下がりとのエッジタイミングで論理”
0”を出力してこの論理”0”を保持するデコーダD
と、予め送信データが格納され、バスドライバレシーバ
70から受ける受信信号の立ち上がりと立ち下がりとの
エッジタイミングで送信データのうちの1ビットのデー
タを出力する例えばシフトレジスタ40等のレジスタC
(以後、シフトレジスタ40と記載する。)と、シフト
レジスタ40が出力した1ビットのデータの論理値とバ
スドライバレシーバ70から受ける受信信号の論理値と
によりデコーダA,デコーダB,デコーダC及びデコー
ダDのうちの一つのデコーダの出力信号を選択して出力
するセレクタ50と、セレクタ50の出力信号の立ち上
がりのエッジタイミングで保持していた論理値を反転さ
せて再び保持しこの保持した論理値を送信信号80とし
てバスドライバレシーバ70に出力する論理値反転保持
部60とにより構成されている。
【0032】なお、図1には、通信装置に接続するバス
ドライバレシーバ70とバスとを併せて示している。
【0033】次に、本実施の形態の通信装置の動作を図
2,図3,図4及び図5を参照して詳細に説明する。
【0034】図1で、従来の技術の説明で使用したブロ
ックや信号と同一のものは同一の番号で示し、これら
は、同一の動作をする。
【0035】図1において、最初にバスドライバレシー
バ70の動作を説明すると、バスに接続されたバスドラ
イバレシーバ70の動作は、従来の技術で説明した記載
と同じである。
【0036】次に、本実施の形態の通信装置の動作を説
明する。本実施の形態の通信装置は、バスドライバレシ
ーバ70の信号の遅延時間TFをレジスタA20に遅延
時間TRをレジスタB21に予めそれぞれ設定し、送信
すべき送信データ例えば”1001b”を予めシフトレ
ジスタ40に設定し、論理値反転保持部60の出力を論
理”1”にし、図3に示すように、時間T0に送信信号
80を論理“0”から論理“1”に変化させバスドライ
バレシーバ70に出力する。そして、バスドライバレシ
ーバ70からこの送信信号80に対応した受信信号82
を時間T1に受ける。タイマー10は受信信号82の立
ち上がりと立ち下がりのエッジによりリセットされ、カ
ウントを続けてカウント値信号83を出力する。このカ
ウンタ値信号83は、デコーダA30〜デコーダD33
に入力される。
【0037】デコーダA30は、カウンタ値信号83と
バスドライバレシーバ70の遅延時間TFを示すレジス
タA20からのレジスタA信号90とを入力し、図4に
示す短いパルス幅に対応する予め定められた時間TSと
レジスタA信号90とにより例えば差を求める演算(T
SーTF)をしこの演算結果がカウンタ値信号83と同
一になったとき論理”1”をデコーダA信号84として
出力する。このデコーダA信号84は、受信信号82に
含まれる波形シンボルAの立ち下がりのタイミングを規
定するために使用される。デコーダC31は、カウンタ
値信号83とバスドライバレシーバ70の遅延時間TR
を示すレジスタB21からのレジスタB信号91とを入
力し、予め定められた時間TSとレジスタB信号91と
により例えば差を求める演算(TSーTR)をしこの演
算結果がカウンタ値信号83と同一になったとき論理”
1”をデコーダC信号85として出力する。このデコー
ダC信号85は、受信信号82に含まれる波形シンボル
Cの立ち上がりのタイミングを規定するために使用され
る。デコーダB32は、カウンタ値信号83とバスドラ
イバレシーバ70の遅延時間TFを示すレジスタA20
からのレジスタA信号90とを入力し、図4に示す長い
パルス幅に対応する予め定められた時間TLとレジスタ
A信号90とにより例えば差を求める演算(TLーT
F)をしこの演算結果がカウンタ値信号83と同一にな
ったとき論理”1”をデコーダB信号86として出力す
る。このデコーダB信号86は、受信信号82に含まれ
る波形シンボルDの立ち下がりのタイミングを規定する
ために使用される。デコーダD33は、カウンタ値信号
83とバスドライバレシーバ70の遅延時間TRを示す
レジスタB21からのレジスタB信号91とを入力し、
予め定められた時間TLとレジスタB信号91とにより
例えば差を求める演算(TLーTR)をしこの演算結果
がカウンタ値信号83と同一になったとき論理”1”を
デコーダD信号87として出力する。このデコーダD信
号87は、受信信号82に含まれる波形シンボルBの立
ち上がりのタイミングを規定するために使用される。デ
コーダA信号84からデコーダD信号87のそれぞれの
信号は、受信信号82の立ち上がりと立ち下がりのエッ
ジによりそれぞれリセットされ論理”0”となる。
【0038】時間T1では、シフトレジスタ40が、予
め設定された送信データ“1001b”を受信信号82
のエッジのタイミングでシフトし、送信データの1番目
のデータ“1b”の論理”1”をデータ信号89として
出力する。このとき、バスドライバレシーバ70より受
けた受信信号82は論理”1”なので、図5に示すよう
にセレクタ50はデコーダA信号84を選択し、論理値
反転信号88を論理”0”にする。
【0039】そして、時間T2に、デコーダA30の出
力であるデコーダA信号84が論理“1”に変化し、セ
レクタ50の出力である論理値反転信号88が論理
“1”に変化する。論理値反転信号88の変化に従い論
理値反転保持部60は保持していたレベルを論理“1”
より論理“0”に変化させ送信信号80としてバスドラ
イバレシーバ70に出力する。この送信信号80は、受
信信号82がこの送信信号80より立ち上がりに遅延時
間TR遅れ、立ち下がりに遅延時間TF遅れた、図4に
示す波形シンボルAとなるように出力される。
【0040】時間T3に、バスドライバレシーバ70よ
り受ける受信信号82が、送信信号80の立ち下がりよ
り遅延時間TF遅れて立ち下がる。そして、シフトレジ
スタ40は、受信信号82の立ち下がりでシフトレジス
タ40内のデータをシフトし送信データの2番目のデー
タ“0b”の論理”0”をデータ信号89として出力す
る。また、受信信号82の立ち下がりのタイミングでタ
イマー10はリセットされ、デコーダA信号84〜デコ
ーダD信号87もリセットされる。このとき、受信信号
82は論理“0”でデータ信号89も論理“0”なの
で、図5に示すように、セレクタ50はデコーダC信号
85を選択し、論理値反転信号88が論理”0”に変化
する。
【0041】時間T4で、デコーダC31の出力である
デコーダC信号85が論理“1”に変化し、セレクタ5
0の出力である論理値反転信号88が論理“1”に変化
する。論理値反転信号88の変化に従い論理値反転処理
部60は保持していたレベルを論理”0”から論理”
1”に変化させ送信信号80としてバスドライバレシー
バ70に出力する。この送信信号80に対応して、時間
T5で、送信信号80の立ち上がりより遅延時間TR遅
れて受信信号82が立ち上がり受信信号82が波形シン
ボルCとなる。
【0042】受信信号82の立ち上がり変化でシフトレ
ジスタ40のデータがシフトし送信データの3番目のデ
ータ“0b”の論理”0”をデータ信号89として出力
する。このとき、受信信号82は論理“1”なので、図
5に示すように、セレクタ50はデコーダB信号86を
選択し論理値反転信号88が論理”0”に変化する。
【0043】時間T6で、デコーダB32の出力である
デコーダB信号86が論理“1”に変化し、セレクタ5
0の出力である論理値反転信号88が論理“1”に変化
する。論理値反転信号88の変化に従い論理値反転処理
部60は保持していたレベルを論理”1”から論理”
0”に変化させ送信信号80としてバスドライバレシー
バ70に出力する。この送信信号80に対応して、時間
T7で、送信信号80の立ち下がりより遅延時間TF遅
れて受信信号82が立ち下がり受信信号82が波形シン
ボルDとなる。
【0044】受信信号82の立ち下がり変化でシフトレ
ジスタ40のデータがシフトし送信データの4番目のデ
ータ“1b”の論理”1”をデータ信号89として出力
する。このとき、受信信号82は論理“0”なので、図
5に示すように、セレクタ50はデコーダD信号87を
選択し論理値反転信号88が論理”0”に変化する。
【0045】時間T8で、デコーダD33の出力である
デコーダD信号87が論理“1”に変化し、セレクタ5
0の出力である論理値反転信号88が論理“1”に変化
する。論理値反転信号88の変化に従い論理値反転処理
部60は保持していたレベルを論理”0”から論理”
1”に変化させ送信信号80としてバスドライバレシー
バ70に出力する。この送信信号80に対応して、時間
T9で、送信信号80の立ち上がりより遅延時間TR遅
れて受信信号82が立ち上がり受信信号82が波形シン
ボルBとなる。
【0046】このようにして、予めシフトレジスタ40
に格納した送信データ”1001b”を送信信号80と
して送信し、この送信データをこの送信データの各ビッ
トに対応する図4に示す波形シンボルの組で受信信号8
2としてバスドライバレシーバ70より受信する。ま
た、他の通信装置に対応する他のバスドライバレシーバ
70からバスを介して送られてくる伝送信号81に対応
する受信信号82も同様にして、図4に示す波形シンボ
ルの組としてバスドライバレシーバ70より受信する。
そして、この受信した受信信号82は、図示しないCP
Uにより解読する。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の通信装置
によれば、レジスタを設け、このレジスタにバスドライ
バレシーバの信号の遅延時間を設定し、デコーダによ
り、VPW方式で使用するパルス信号の予め定めた幅と
レジスタへの設定値(バスドライバレシーバの信号の遅
延時間)とを演算しタイマカウンタのカウント値がこの
演算した結果と同じになったときに論理”1”を出力す
るようにしたので、接続するバスドライバレシーバを変
更しても、このバスドライバレシーバの遅延時間をレジ
スタに設定するのみで送信信号に対応する受信信号の幅
がVPW方式で使用するパルス信号の幅になるため、デ
コーダを作り直す必要がない。このため、変更したバス
ドライバレシーバを時間や工数をかけずにすぐに使用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信装置の一つの実施の形態を示すブ
ロック図である。
【図2】従来の通信装置の形態を示すブロック図であ
る。
【図3】従来の通信装置の動作を説明するタイミング図
である。
【図4】VPW方式の波形シンボルを示す図である。
【図5】セレクタの動作を示す図である。
【符号の説明】
10 タイマカウンタ 20 レジスタA 21 レジスタB 30 デコーダA 31 デコーダC 32 デコーダB 33 デコーダD 34 デコーダA 35 デコーダC 36 デコーダB 37 デコーダD 40 シフトレジスタ 50 セレクタ 60 論理値反転保持部 70 バスドライバレシーバ 80 送信信号 81 伝送信号 82 受信信号 83 カウンタ値信号 84 デコーダA信号 85 デコーダC信号 86 デコーダB信号 87 デコーダD信号 88 論理値反転信号 89 データ信号 90 レジスタA信号 91 レジスタB信号

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造体内に設けられた複数の機器にそれ
    ぞれ設置され、それぞれが対応するバスドライバレシー
    バを介してバスにそれぞれ接続され、予め定めた幅と論
    理値とを有するパルス信号により1ビットの情報を表す
    通信方式であるVPW方式を使用して互いに通信する通
    信装置において、 自通信装置に対応するバスドライバレシーバの信号の遅
    延時間が変更された場合、この通信装置が送信したデー
    タを受信する通信装置が受ける受信信号のパルス幅が前
    記予め定めた幅になるように、前記変更された遅延時間
    を考慮したパルス幅を有するパルス信号を、自通信装置
    に対応するバスドライバレシーバに出力するようにした
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 構造体内に設けられた複数の機器にそれ
    ぞれ設置され、それぞれが対応するバスドライバレシー
    バを介してバスにそれぞれ接続され、予め定めた幅と論
    理値とを有するパルス信号により1ビットの情報を表す
    通信方式であるVPW方式を使用して互いに通信する通
    信装置において、 予め定めた設定値Aを設定するレジスタAと、 予め定めた設定値Bを設定するレジスタBと、 前記バスドライバレシーバから受ける受信信号の立ち上
    がりと立ち下がりとのエッジタイミングでリセットする
    常に動作しているタイマカウンタと、 前記タイマカウンタのカウント値と前記レジスタAの設
    定値Aとを入力し予め定めた第1の値と前記設定値Aと
    を演算した演算値Aに前記カウント値がなったとき論
    理”1”を出力してこの論理”1”を保持し、前記バス
    ドライバレシーバから受ける受信信号の立ち上がりと立
    ち下がりとのエッジタイミングで論理”0”を出力して
    この論理”0”を保持するデコーダAと、 前記タイマカウンタのカウント値と前記レジスタAの設
    定値Aとを入力し予め定めた第2の値と前記レジスタA
    の設定値Aとを演算した演算値Bに前記カウント値がな
    ったとき論理”1”を出力してこの論理”1”を保持
    し、前記バスドライバレシーバから受ける受信信号の立
    ち上がりと立ち下がりとのエッジタイミングで論理”
    0”を出力してこの論理”0”を保持するデコーダB
    と、 前記タイマカウンタのカウント値と前記レジスタBの設
    定値Bとを入力し予め定めた第1の値と前記レジスタB
    の設定値Bとを演算した演算値Cに前記カウント値がな
    ったとき論理”1”を出力してこの論理”1”を保持
    し、前記バスドライバレシーバから受ける受信信号の立
    ち上がりと立ち下がりとのエッジタイミングで論理”
    0”を出力してこの論理”0”を保持するデコーダC
    と、 前記タイマカウンタのカウント値と前記レジスタBの設
    定値Bとを入力し予め定めた第2の値と前記レジスタB
    の設定値Bとを演算した演算値Dに前記カウント値がな
    ったとき論理”1”を出力してこの論理”1”を保持
    し、前記バスドライバレシーバから受ける受信信号の立
    ち上がりと立ち下がりとのエッジタイミングで論理”
    0”を出力してこの論理”0”を保持するデコーダD
    と、 予め送信データが格納され、前記バスドライバレシーバ
    から受ける受信信号の立ち上がりと立ち下がりとのエッ
    ジタイミングで前記送信データのうちの1ビットのデー
    タを出力するレジスタCと、 前記レジスタCが出力した前記1ビットのデータの論理
    値と前記バスドライバレシーバから受ける前記受信信号
    の論理値とにより前記デコーダA,前記デコーダB,前
    記デコーダC及び前記デコーダDのうちの一つのデコー
    ダの出力信号を選択して出力するセレクタと、 前記セレクタの出力信号の立ち上がりのエッジタイミン
    グで保持していた論理値を反転させて再び保持しこの保
    持した論理値を送信信号として前記バスドライバレシー
    バに出力する論理値反転保持部と、 を備えたことを特徴とする通信装置。
  3. 【請求項3】 前記論理値反転保持部が出力した前記送
    信信号の立ち上がりのエッジに対応した前記バスドライ
    バレシーバの遅延時間を前記レジスタAに前記設定値A
    として設定し、前記論理値反転保持部が出力した前記送
    信信号の立ち下がりのエッジに対応した前記バスドライ
    バレシーバの遅延時間を前記レジスタBに前記設定値B
    として設定するようにしたことを特徴とする請求項2記
    載の通信装置。
  4. 【請求項4】 前記演算値Aを求める演算,前記演算値
    Bを求める演算,前記演算値Cを求める演算及び前記演
    算値Dを求める演算をそれぞれ差を求める演算とするよ
    うにしたことを特徴とする請求項2又は3記載の通信装
    置。
  5. 【請求項5】 前記予め定めた設定値Aと前記予め定め
    た設定値Bとを前記バスドライバレシーバの信号の遅延
    時間としたことを特徴とする請求項2、3又は4記載の
    通信装置。
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