JP2940314B2 - クランプ回路 - Google Patents
クランプ回路Info
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- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
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Description
しているディスパーサル(エネルギー拡散)信号や電源
ハム等の重畳信号を除去して直流再生を可能とするクラ
ンプ回路に関する。
z帯域幅を用いて伝送する一方式として、NHKが提案
した帯域圧縮伝送方式(MUSE方式)が実用化されて
いる。このMUSE方式によって帯域圧縮された信号
(MUSE信号)は、ハイビジョンベースバンド信号と
同じ1125本の走査線をもち、1ラインが16.2M
Hzのサンプリングロックによる480の標本点からな
り、この標本点の内、水平同期信号に11点、色信号に
94点、輝度信号に374点を割り当てている。
ごと立ち上がりと立ち下がりが反転するような水平同期
信号と、16.2MHzのクロックで4クロック間隔で
反転するような信号を含むフレームパルスがある。水平
同期信号は正極性同期であり、その中点(水平基準位相
点)のリサンプル誤差がゼロになるように制御すること
でリサンプルクロックの位相を得ている。
なわち第563ラインと第1125ラインには、MUS
E信号のクランプレベル(8ビットにA−D変換したと
きに128/256の量子化レベルを与える値)を示す
クランプレベル信号が重畳されており、受信側ではこの
クランプレベル信号に従ってクランプ電位を演算し、演
算したクランプ電位に水平同期信号部分をクランプする
ことにより直流再生を行うことが多い。
れたMUSE信号の主搬送波のスペクトルは、同期信号
レベルに相当する周波数にエネルギが集中している。こ
のため、同じ周波数を地上の固定業務と共用するときに
混信の原因となるので、映像信号のフレーム周期と同期
した30Hzの三角波を重畳して主搬送波を偏移させて
いる。このように重畳する三角波信号はディスパーサル
(エネルギ拡散)信号と呼ばれる。受信側でこのディス
パーサル信号の成分を取り除かないと再生映像の輝度レ
ベルの変動を招き画面にフリッカとして現れ画質の劣化
を生じることになる。
は、ディスパーサル信号と逆相の信号を生成して相殺す
る方法と、水平同期信号をクランプ電位にクランプする
方法の2通りが主流となっている。
ロック図であり、水平同期信号を一定時間、一定電圧に
固定しクランプするキードクランプ回路である。
21にて増幅され、LPF22によって不要な高域周波
数成分が除去された後、C2、R2からなる時定数回路
23を介してクランプされ、A−D変換器24によって
A−D変換され、MUSEデコード処理される。
は、タイミング生成回路25およびクランプレベル誤差
検出回路26に送られる。クランプレベル誤差検出回路
26は、MUSE信号の第563ラインと第1125ラ
インに含まれるクランプレベル信号をAD変換したデー
タと、クランプレベルの規定値とを比較してクランプレ
ベルの誤差を検出する。クランプ電位生成回路27は、
クランプレベル誤差信号Ceに基づいてクランプ電位V
cを生成し、スイッチ28へ供給する。タイミング生成
回路25は、水平同期信号に同期したクランプパルスC
pを生成する。スイッチ28は、クランプパルスCpに
応じて閉じることによりクランプ電位Vcを時定数回路
23に供給し、入力したMUSE信号を一定時間、クラ
ンプ電位Vcに固定して直流再生を行う。
のディスパーサル信号や電源ハム等が重畳されたMUS
E信号を直流再生する場合、逆相のディスパーサル信号
を用いて相殺する方法では、三角波の位相や振幅の管理
が複雑なため回路規模も大きくなり、コスト高になり、
また電源ハムに対しては効果を発揮しないという問題点
がある。
生する方法では、時定数回路の時定数を短くすると、デ
ィスパーサル信号成分の除去能力は向上するが、低C/
N時にノイズの影響を受けやすく画面に横引き状のノイ
ズが現れ易くなり、また、時定数を長くすると、低C/
N時には有効であるがディスパーサル信号成分を十分に
除去できず、画面にフリッカが生じて画質の劣化を招く
という問題点を有している。
は、エネルギ拡散のためのディスパーサル信号や電源ハ
ム等が重畳された入力MUSE信号の水平同期信号期間
の水平基準位相点およびその前後を前記入力MUSE信
号に含まれるクランプレベル規定値にクランプする手段
を備えるクランプ回路において、前記入力MUSE信号
の水平同期信号期間の水平基準位相点およびその前後の
一定期間を示すクランプパルスを生成するタイミング生
成手段と、前記クランプパルスに応じて動作して前記ク
ランプ手段に入力するMUSE信号をサンプリングし前
記入力MUSE信号の水平同期信号期間の水平基準位相
点およびその前後を抽出する抽出手段と、この抽出手段
によって抽出された信号のレベルを積分して平均化する
積分回路と、この積分回路の出力を受けて前記入力MU
SE信号に負帰還して前記ディスパーサル信号や電源ハ
ム等を除去する負帰還手段とを備えて構成されている。
て説明する。
1の非反転入力端子に供給されて増幅された後、LPF
2により不要な高域周波数成分を制限され、スイッチ9
および時定数回路3に供給される。
ランプパルスCpにより開閉し、MUSE信号の水平同
期信号期間内の水平基準位相点およびその前後に重畳さ
れたディスパーサル信号等をサンプリングして積分回路
10に供給する。積分回路10は、基準電圧源11から
の基準電圧Vsとの差分を積分し、平均化して差動増幅
器12へ送出する。差動増幅器12は、極性を反転して
差動増幅器1の反転入力端子に負帰還する。
通過した信号は、A−D変換器4によってAD変換され
る。A−D変換されたMUSE信号は、デーコード処理
回路(図示せず)に送出されるほか、タイミング生成回
路5およびクランプレベル誤差検出回路6にも送られ
る。
E信号のクランプレベル信号期間すなわち、第563ラ
ンインと1125ラインの第107ポイントから第48
0ポンイントの期間内におけるMUSE信号のクランプ
レベルと、MUSE信号のクランプレベルの規定値(8
ビットでA−D変換したときに128/256の量子化
レベル与える値)との差をとることにより、クランプレ
ベルの誤差を検出してクランプレベル誤差信号Ceを送
出する。クランプ電位生成回路7は、クランプレベル誤
差信号Ceに基づいてクランプ電位Vcを生成する。ス
イッチ8は、水平同期信号に同期したクランプパルスC
pによって開閉して、クランプ電位Vcを時定数回路3
に供給し、水平同期期間内の水平基準位相点およびその
前後を一定時間、クランプ電位Vcに固定することによ
って直流再生を行う。
準電圧として、クランプ電位生成回路7が生成したクラ
ンプ電位Vcを用いても同様な効果が得られる。
力するMUSE信号の水平同期期間内の水平基準位相点
およびその前後に重畳されたディスパーサル信号等の重
畳信号を抽出し、基準電位との差分を積分して入力側に
設けた差動増幅器へ負帰還することにより、重畳された
ディスパーサル信号や電源ハム成分を除去すると共に、
MUSE信号の第563ラインと第1125ラインに含
まれるクランプレベルと、MUSE信号のクランプレベ
ルの規定値との誤差に基づいてクランプ電位を生成し、
MUSE信号の水平同期期間を一定時間固定することに
より、ディスパーサル信号や電源ハム等の不要な重畳信
号成分を充分に除去でき、ノイズによるクランプへの影
響を低減できるので、低C/N時にも画面にフリッカや
横引き状のノイズが目立たない安定した映像を再生でき
る。
ある。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 エネルギ拡散のためのディスパーサル信
号や電源ハム等が重畳された入力MUSE信号の水平同
期信号期間の水平基準位相点およびその前後を前記入力
MUSE信号に含まれるクランプレベル規定値にクラン
プする手段を備えるクランプ回路において、前記入力M
USE信号の水平同期信号期間の水平基準位相点および
その前後の一定期間を示すクランプパルスを生成するタ
イミング生成手段と、前記クランプパルスに応じて動作
して前記クランプ手段に入力するMUSE信号をサンプ
リングし前記入力MUSE信号の水平同期信号期間の水
平基準位相点およびその前後を抽出する抽出手段と、こ
の抽出手段によって抽出された信号のレベルを積分し平
均化する積分回路と、この積分回路の出力を受けて前記
入力MUSE信号に負帰還して前記ディスパーサル信号
や電源ハム等を除去する負帰還手段とを備えることを特
徴とするクランプ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4223704A JP2940314B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | クランプ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4223704A JP2940314B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | クランプ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0670201A JPH0670201A (ja) | 1994-03-11 |
JP2940314B2 true JP2940314B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=16802355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4223704A Expired - Fee Related JP2940314B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | クランプ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2940314B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100360415B1 (ko) * | 2001-02-28 | 2002-11-13 | 삼성전자 주식회사 | 입력 영상 신호의 동적 범위를 넓히고 라인 노이즈를최소화할 수 있는 클램프 회로 및 방법 |
-
1992
- 1992-08-24 JP JP4223704A patent/JP2940314B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0670201A (ja) | 1994-03-11 |
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