JP2939322B2 - 車両の荷重検出装置 - Google Patents

車両の荷重検出装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、車両の各車輪に作用する荷重を検出するよ
うにした車両の荷重検出装置に関し、例えば特開昭58−
8411号公報,特開平1−109109号公報にて提案されてい
るタイヤ空気圧制御装置の荷重センサとして利用できる
ものである。
【従来の技術】
車両の荷重検出装置は、従来、種々なものが提案され
ており、その一つとして特開昭63−63924号公報にて、
車軸と荷台間に設けられた密封空気袋内の空気圧を圧力
センサにて検出して演算手段にて荷台に掛かる荷重を直
接検出するようにした装置が提案されている。なお、荷
台に掛かる荷重にバネ下重量を加えると総荷重が求めら
れる。
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の荷重検出装置においては、密封空気袋
の受圧面積が常に一定であると仮定して荷台に掛かる荷
重を検出するようにしている。しかしながら、密封空気
袋の受圧面積は通常車軸(バネ下部材)と荷台(バネ上
部材)間の高さ、すなわち車高によって変化するもので
あって一定ではなく、上記した従来の荷重検出装置では
荷台に掛かる荷重を正確に検出することはできない。 本発明は上記した問題に対処すべくなされたものであ
り、エアばねと車高センサを備えたエアサスペンション
におけるエアばねの内圧を圧力センサにて検出して各車
輪に作用する荷重を正確に検出できる車両の荷重検出装
置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明においては、
エアばねと車高センサを備えたエアサスペンションにお
いて各車輪を懸架するようにした車両において、前記エ
アばねの内圧を検出する圧力センサと、前記車高センサ
によって検出された車高と前記圧力センサによって検出
されたエアばね内圧から当該車両の各車輪に作用する荷
重を演算する演算手段を設けて構成することで、車高に
応じた受圧面積の変化に基づいた補正をするようにし
た。
【発明の作用・効果】
本発明による車両の荷重検出装置においては、演算手
段にて車高とエアばね内圧から各車輪に作用する荷重を
演算するようにして、車高によって変化するエアばねの
受圧面積変化を考慮した演算がなされるようにしたた
め、各車輪に作用する荷重を正確に検出することができ
る。 また、本発明による車両の荷重検出装置においては、
エアサスペンションの構成部品であるエアばねと車高セ
ンサを有効に利用しているため、安価にしかも容易に実
施することができる。
【実施例】
以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。 第1図は自動車の前方部分を示していて、この自動車
においては左前輪用エアばね11及び車高センサ12と、右
前輪用エアばね13及び車高センサ14と、図示省略の左後
輪用エアばね及び車高センサ15と、図示省略の右後輪用
エアばね及び車高センサ16とを備えた公知のエアサスペ
ンションによって各車輪W(左前輪以外は図示省略)が
懸架されている。 しかして、本実施例においては、図示した各エアばね
11,13と図示を省略した各エアばねに圧力センサ21〜24
がそれぞれ取付けられていて、各車高センサ12,14,15,1
6等とともにマイクロコンピュータ30に接続されてお
り、圧力センサ21〜24と車高センサ12,14,15,16とマイ
クロコンピュータ30によって本発明による車両の荷重検
出装置が構成されている。 各車高センサ12,14,15,16は、各車輪Wに近接して設
けられていて、各バネ下部材に対する各バネ上部材の高
さ、すなわち各車高H1〜H4を検出して同車高H1〜H4を表
す検出信号をマイクロコンピュータ30に出力するもので
ある。一方、各圧力センサ21〜24は、各エアばねの内圧
P1〜P4を検出して同内圧P1〜P4を表す検出信号をマイク
ロコンピュータ30に出力するものである。 マイクロコンピュータ30は、バス31に共通に接続され
たROM32、CPU33、RAM34、タイマ回路35及びインターフ
ェース36からなる。ROM32は第2図のフローチャートに
対応したプログラムを記憶するとともに、第3図に示し
た車高Hとエアばねにおける上下方向の受圧面積Sの関
係をマップの形で記憶し、また前記プログラムの実行に
おいて使用する各演算式を記憶するとともに、各車輪の
バネ下重量L10〜L40を表す重量データを記憶している。
CPU33は前記フローチャートに対応したプログラムをタ
イマ割り込み信号に基づいて実行するものであり、RAM3
4は前記プログラムの実行に必要な変数を一時的に記憶
するものであり、タイマ回路35は設定時間T秒枚にタイ
マ割り込み信号を出力するものである。インターフェー
ス36は各車高センサ12,14,15,16と各圧力センサ21〜24
からの各検出信号を入力するとともに、表示制御回路41
に各車輪に作用する荷重L1〜L4と総荷重L0を表す信号を
出力し、かつ各車輪に作用する荷重L1〜L4を表す信号を
電気制御回路51に出力するものである。 表示制御回路41はインターフェース36と表示器42との
間に接続されていて、各車輪に作用する荷重L1〜L4と総
荷重L0を表す信号に応じて表示器42の作動を制御するも
のである。表示器42は、各車輪に作用する荷重L1〜L4
総荷重L0を別個にデジタル表示できるものであり、イン
ストルメントパネルに組み込まれている。電気制御回路
51は、例えば特開昭58−8411号公報,特開平1−109109
号公報にて提案されているタイヤ空気圧制御装置の電子
制御部であり、各車輪のタイヤ空気圧を制御するアクチ
ュエータ52に接続されている。なお、電気制御回路51に
は他の種々なセンサ(図示省略)も接続されている。 次に、上記のように構成した実施例の動作を第2図の
フローチャートに沿って説明する。 マイクロコンピュータ30のタイマ回路35がタイマ割り
込み信号を出力すると、CPU33は第2図のステップ101に
てプログラムの実行を開始し、ステップ102にて各車高
センサ12,14,15,16と各圧力センサ21〜24からの各検出
信号を取込み、ステップ103にて各車高センサ12,14,15,
16からの各検出信号とROM32が記憶する車高Hとエアば
ね受圧面積Sの関係マップから各エアばねの受圧面積S1
〜S4を演算する。 またCPU33は、ステップ104にて各圧力センサ21〜24か
らの各検出信号とステップ103にて得られた各エアばね
受圧面積S1〜S4の面積データとROM32が記憶する各車輪
のバネ下重量L10〜L40を表す重量データから各車輪に作
用する荷重L1〜L4を演算し、ステップ105にて各車輪に
作用する荷重L1〜L4を表す各信号を電気制御回路51へ出
力し、ステップ106にて前記各荷重L1〜L4から当該車両
の総荷重L0を演算し、ステップ107にて各車輪に作用す
る荷重L1〜L4と当該車両の総荷重L0を表す各信号を表示
制御回路41へ出力し、ステップ108にてプログラムの実
行を終了する。 上述したように、本実施例においては、各車高H1〜H4
と各エアばね内圧P1〜P4及び各車輪のバネ下重量L18〜L
40から各車輪に作用する荷重L1〜L4を演算するようにし
て、各車高H1〜H4によって変化する各エアばねの受圧面
積S1〜S4の変化を考慮した演算がなされるようにしたた
め、各車輪に作用する荷重L1〜L4及び当該車両の総荷重
L0を正確に検出することができる。 また、本実施例においては、エアサスペンションの既
存の構成部品である各エアばね11,13等と車高センサ12,
14,15,16を有効に利用しているため、安価にしかも容易
に実施することができる。 上記実施例においては、マイクロコンピュータ30のRO
M32に第3図に示した車高Hとエアばねにおける上下方
向の受圧面積Sの関係をマップの形で記憶させておい
て、ステップ103と104の演算にて各車輪に作用する荷重
L1〜L4が求められるようにしたが、ROM32に第4図に示
した車高Hとエアばね内圧Pとバネ上荷重の関係をマッ
プの形で記憶させておいて、各車高H1〜H4とエアばね内
圧P1〜P4から各車輪に作用するバネ上荷重を求め、この
バネ上荷重に各車輪のバネ下荷重L10〜L40を加える演算
をして各車輪に作用する荷重L1〜L4を求めるようにして
もよい。また、上記実施例においては、各エアばねに各
圧力センサ21〜24を直接取付けて各エアばねの内圧P1
P4を検出するようにしたが、各エアばねにエア圧を供給
する供給通路に各圧力センサを取付けて各エアばねの内
圧を検出するようにしてもよい。 また、本発明の実施に際しては、設定時間前の各荷重
を記憶させておいて現在の各荷重と比較することにより
荷重移動を検出することも可能であり、各種の制御に利
用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による車両の荷重検出装置の一実施例を
示す全体概略図、第2図は第1図に示したマイクロコン
ピュータにて実行されるプログラムのフローチャート、
第3図は車高とエアばね受圧面積の関係を示す特性グラ
フ、第4図は車高とエアばね内圧とバネ上荷重の関係を
示す特性グラフである。 符号の説明 11,13……エアばね、12,14,15,16……車高センサ、21〜
24……圧力センサ、30……マイクロコンピュータ(演算
手段)、W……車輪。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−96113(JP,A) 特開 平2−182523(JP,A) 実開 昭63−38026(JP,U) 実公 昭63−41213(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01G 19/10 B60G 17/00 - 17/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エアばねと車高センサを備えたエアサスペ
    ンションにて各車輪を懸架するようにした車両におい
    て、前記エアばねの内圧を検出する圧力センサと、前記
    車高センサによって検出された車高と前記圧力センサに
    よって検出されたエアばね内圧から当該車両の各車輪に
    作用する荷重を演算する演算手段を設けて構成すること
    で、車高に応じた受圧面積の変化に基づいた補正をする
    ことを特徴とする車両の荷重検出装置。
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