JP2938587B2 - 搬送状態検知装置 - Google Patents

搬送状態検知装置

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JP2938587B2
JP2938587B2 JP3006972A JP697291A JP2938587B2 JP 2938587 B2 JP2938587 B2 JP 2938587B2 JP 3006972 A JP3006972 A JP 3006972A JP 697291 A JP697291 A JP 697291A JP 2938587 B2 JP2938587 B2 JP 2938587B2
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  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルムを挟持して
送するために駆動ローラ及び従動ローラを備えた記録媒
体搬送部のフィルム搬送状態検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録媒体としてフィルムを使用するフィ
ルム画像読み取り装置や画像書き込み装置等(以下画像
形成装置という)において、画像の読み取りや書き込み
のために、フィルムの先端や後端を正確に知る必要があ
る。
【0003】このための検知として、フォトセンサを使
用した光学的検知と、アクチュエータの動きをマイクロ
スイッチ等で検出する機械的検知とがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】光学的検知方式では、
センサの分光分布特性とフィルムの分光分布特性にもよ
るが、センサが発生する光(可視光,赤外光等)により
フィルムが感光する問題が発生することがある。
【0005】また、フィルムの種類(フィルムの反射
率,透過率の違い)により、検出が確実に行なえない場
合もある。
【0006】そして、センサ自体の物理的大きさに起因
して、搬送ローラ対の極近傍に取付けることが不可能に
近い。
【0007】機械的に検知する方式では、アクチュエー
タがフィルムに対して負荷となり、フィルムの蛇行,モ
ータの回転速度むら発生の原因になることがあった。
【0008】また、アクチュエータの形状が原因にな
り、フィルム表面に傷を付けることもあった。
【0009】更に、アクチュエータの耐久性の問題で、
変形が生じ、端部が不確実になることもあった。
【0010】また、いずれの方式であっても、複数枚の
フィルムが搬送されていたり、蛇行していることを検知
することができなかった。
【0011】本発明はこのような点に着目してなされた
ものであり、その目的は、フィルムに悪影響を与えずに
搬送の有無を正確に検知することが可能なフィルム搬送
状態検知装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
本発明は、フィルムを挟持して搬送するために駆動ロー
ラ及び従動ローラを備えた搬送部の搬送の有無を検知す
るフィルム搬送状態検知装置において、駆動ローラを回
転駆動する駆動手段での負荷の変動を検出する負荷変動
検出手段と、負荷変動検出手段で検出された負荷の変動
に基づいて搬送の有無を判定する判定手段とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0013】
【作用】この発明において、フィルムを搬送するための
駆動手段での負荷の変動が負荷変動検出手段で検出さ
れ、この負荷変動によりフィルムの搬送の有無が判定手
段で判定される。この場合、搬送の有無に関連する駆動
ローラの負荷変動を直接検知しているので、専用のアク
チュエータ等は不要になる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0015】図はモータ16の速度偏差(速度変動)
によりフィルム搬送の有無を検出する実施例の構成を示
したものである。この図で、モータ16は図の駆動ロ
ーラ2を回転駆動するためのもので、このモータ16
(若しくは駆動ローラ2)に内蔵された回転検出器によ
り回転速度をモニタしてドライバ15から速度制御でき
るようになっている。一方、判定部51はモータ16の
回転速度及びしきい値メモリ50からのしきい値を受け
ている。
【0016】図はフィルム搬送状態とモータ回転速度
との関係を示す特性図である。フィルムが搬送されてい
ない状態では、ローラ対のみが駆動されており、回転速
度は安定している。
【0017】フィルムがローラ対に突入すると、フィル
ムの厚み,摩擦抵抗により負荷抵抗が増大する。特に突
入時には負荷抵抗が極めて増大する。この急激な負荷ト
ルクの変動により、モータ16の回転に大きな速度変動
が発生する。また、ローラ対からフィルムが開放される
際にも比較的大きな速度変動が生じる。また、フィルム
搬送中も比較的小さな速度変動が生じている。
【0018】従って、しきい値メモリ50に、しきい値
1,しきい値2,しきい値3を格納しておき、これらし
きい値とモータの速度変動とを判定部51で比較,判定
することで、フィルムの搬送状態(突入,搬送,解放)
を検知することができる。この判定結果により、制御部
13がフィルム未搬送状態/フィルム搬送状態に従って
各部を統括制御する。
【0019】ここで、図によりフィルムの搬送状態の
概略を説明する。尚、この図は画像書き込み装置の例で
あり、あくまでも概略的なものである。レーザ光源18
から出射されたレーザ光19はコリメータレンズ20に
より平行光にされ、ミラー21によりポリゴン22に導
かれる。ポリゴン22の回転によりレーザ光はスキャン
され、fθレンズ23により補正されてフィルム1に照
射される。この際、フィルム1は、駆動ローラ2により
Y方向に駆動されており、従動ローラ7(従動ローラ
8,9は図示せず)がフィルム1の搬送に沿って回転し
ている。
【0020】例えば、フィルム搬送状態にあるときにレ
ーザダイオード駆動部17がレーザダイオード18を駆
動する。そして、搬送が終了すると、レーザダイオード
の駆動を終了し、次の搬送ローラを駆動する。このよう
に、各種ローラの駆動タイミングの制御や、画像記録の
タイミング制御などに利用できる。
【0021】また、フィルム搬送状態(速度変動がしき
い値3以上でしきい値2未満の状態)が所定時間以上続
いているときには、ジャムであると考えられる。そこ
で、搬送時間により制御部13が搬送異常検知(ジャム
検知)を行なうようにする。搬送異常が検知されると、
制御部13はエラーメッセージ(異常の内容及び箇所)
を表示部14に表示させる。尚、モータが定速制御され
ていない場合であっても、速度変動成分のみに注目すれ
ば、同様な制御を行なうことができる。
【0022】図はモータ16のトルク偏差(トルク変
動)によりフィルム搬送の有無を検出する実施例の構成
を示したものである。この図で、モータ16は図の駆
動ローラ2を回転駆動するためのもので、このモータ1
6(若しくは駆動ローラ2)に内蔵された回転検出器に
より回転速度をモニタしてドライバ15から速度制御で
きるようになっている。一方、判定部51は、ドライバ
15からモータ16への駆動電流値及びしきい値メモリ
50からのしきい値を受けている。
【0023】図はフィルム搬送状態とモータ駆動電流
値との関係を示す特性図である。フィルムが搬送されて
いない状態では、ローラ対のみが駆動されており、駆動
電流は安定している。
【0024】フィルムがローラ対に突入すると、フィル
ムの厚み,摩擦抵抗により負荷抵抗が増大する。特に突
入時には負荷抵抗が極めて増大する。搬送制御系にとっ
ては、この負荷抵抗の増大が負荷トルクの増大ととらえ
られる。モータ16が定速制御されている場合、モータ
16は発生トルクを増大させる必要がある。例えば、モ
ータ16がDCモータである場合、発生トルクを増大さ
せる場合、駆動電圧が一定であれば、駆動電流を増大さ
せることになる。また、ローラ対からフィルムが解放さ
れると、負荷抵抗が減少するのでモータの駆動電流値も
減少する。
【0025】従って、しきい値メモリ52に、しきい値
4を格納しておき、このしきい値とモータの駆動電流値
の変動とを判定部53で比較,判定することで、フィル
ムの搬送状態(突入,搬送,解放)を検知することがで
きる。この判定結果により、制御部13がフィルム未搬
送状態/フィルム搬送状態に従って各部を統括制御す
る。
【0026】また、フィルム搬送状態が所定時間以上続
いているときには、ジャムであると考えられるので、搬
送時間により制御部13が搬送異常検知(ジャム検知)
を行なうようにする。搬送異常が検知されると、制御部
13はエラーメッセージ(異常の内容及び箇所)を表示
部14に表示させる。尚、モータが定速制御されていな
い場合であっても、駆動電流値の変動成分のみに注目す
れば、同様な制御を行なうことができる。
【0027】以上詳細に説明したように、フィルムを搬
送するためのモータの負荷の変動を検出し、この負荷の
変動によりフィルムの搬送の有無を判定するように構成
した。この場合、ローラの回転を直接検知しているの
で、専用のアクチュエータ等は不要になる。そして、光
学センサのような悪影響は一切なく、またマイクロスイ
ッチのような耐久性の問題もない。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、フィルムに悪影響を与えずに、搬送の有無を正確
に検知することが可能なフィルム搬送状態検知装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す説明図である。
【図2】図1に示した装置の測定状態を示す説明図であ
る。
【図3】本発明の一実施例にかかる装置の測定状態を示
す説明図である。
【図4】本発明の一実施例にかかる装置の測定状態を示
す説明図である。
【図5】図4に示した装置の測定状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 フィルム 2 駆動ローラ 7 従動ローラ 13 制御部 14 表示部 15 ドライバ 16 モータ 17 LD駆動部 18 レーザダイオード 50 しきい値メモリ 51 判定部 52 しきい値メモリ 53 判定部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムを挟持して搬送するために駆動
    ローラ及び従動ローラを備えた搬送部の搬送の有無を検
    知するフィルム搬送状態検知装置において、 駆動ローラを回転駆動する駆動手段での負荷の変動を検
    出する負荷変動検出手段と、負荷変動検出手段で検出された負荷の変動に 基づいて搬
    の有無を判定する判定手段と を備えたことを特徴とするフィルム搬送状態検知装置。
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