JP2937696B2 - 電気掃除機の吸込口体 - Google Patents

電気掃除機の吸込口体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、吸込口本体を形成し
た樹脂製の本体ケース内に、駆動モータを制御する制御
回路を設けた回路基板と、この回路基板の裏面を覆う絶
縁シートとを設けた電気掃除機の吸込口体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、塵埃を掻き上げる回転ブラシ
や吸込口体の移動を補助する駆動輪を備え、樹脂製の本
体ケース内には前記回転ブラシや駆動輪を回転駆動させ
る駆動モータと、この駆動モータを制御する制御回路を
設けた回路基板とを配置し、制御回路は駆動モータに1
00Vの電源を供給するための高圧部とその電源を降圧
して駆動モータの制御を行うための低圧部を有する電気
掃除機の吸込口体が知られている。
【0003】前記回路基板の裏面には、駆動モータに電
力を供給するための100Vの高圧線(半田で形成され
た露出した線)が形成されているので樹脂製の本体ケー
スを保護する等の安全性の面からその裏面を覆うように
絶縁シートを設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな吸込口体にあっては、例えば吸込口体の移動方向に
応じて回転ブラシの回転方向を切り換える等の各種の機
能をもたせている。このため、回路が複雑になるととも
に小型化が要求されているので、回路基板を設けている
制御室は小さく、回路基板と本体ケースの側壁との間隙
が狭くなっている。また、回路基板に設けた電子部品を
冷却するために本体ケースに通気孔を設けている。
【0005】一方、吸込口体は本体ケースが樹脂製であ
り、この本体ケースが絨毯上を移動することによる摩擦
等で静電気が発生し、その通気孔あるいは本体ケースを
構成する上下ケースの合わせ部分の隙間を介して回路基
板に設けた低圧用の電子部品に放電する場合がある。こ
の放電により、電流が低圧用の電子部品から高圧である
100Vの高圧回路へと電流が流れていく。この電流に
よりその電子部品が破壊したり、誤動作したりする等の
問題があった。
【0006】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、放電を防止して電子
部品の破壊や誤動作を防止することのできる電気掃除機
の吸込口体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、吸込口本体を形成した樹脂製の本体ケー
スと、この本体ケースの下面に設けられ塵埃を吸引する
開口と、この開口に設けられ回転して被清掃面上の塵埃
を掻き上げる回転清掃体又は駆動輪のうち少なくともど
ちらか一方を備え、この回転清掃体または駆動輪を回転
駆動させる駆動モータと、この駆動モータを制御する制
御回路を設けた回路基板とを本体ケース内に設け、前記
回路基板の裏面を覆うように絶縁シートを設けた電気掃
除機の吸込口体であって、前記本体ケースに形成され外
部に連通した隙間と前記回路基板に設けた電子部品との
間まで前記絶縁シートを延長させたことを特徴とする。
【0008】
【作用】この発明は、本体ケースに形成され外部に連通
した隙間と前記回路基板に設けた電子部品との間まで前
記絶縁シートを延長させたものであるから、その隙間を
介して電子部品が放電してしまうことが防止される。
【0009】
【実施例】以下、この発明に係る電気掃除機の吸込口体
の実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】図1および図3において、11は吸込口体
10の吸込口本体、12は吸込口本体11の本体ケース
で、これは下部ケース13とこの下部ケース13上に結
合される上部ケース14等から構成される。
【0011】下部ケース13の下面には、塵埃を吸引す
る吸込口15が開口されており、この吸込口15にアジ
テータ20が回転可能に配置されている。また、下部ケ
ース13には吸込口体12の移動を補助する駆動輪2
1,21がアジテータ20の後側に設けられている。2
2,22は後輪、17,17はローラであり、このローラ
17,17と後輪22,22とで吸込口体10の底面10
aから被清掃面(図示せず)までの距離が設定されるとと
もに、駆動輪21が床に接しないように設定されてい
る。
【0012】23は吸込口体10の移動とともに回転し
ていくローラで、このローラ23には図4に示すように
ローラ23と一体的に回転していく検知ローラ23aが
取り付けられている。
【0013】23bはローラ23および検知ローラ23a
を覆ったローラケースで、このローラケース23bは下
部ケース13の底部に設けられている(図5参照)。こ
のローラケース23bには検知ローラ23aの回転方向を
検知するためのセンサS1,S2が設けられている。この
センサS1,S2は、例えば検知ローラ23aに互いに少し
ずらせて付したマークM1,M2を検知するもので、どち
らのセンサS1,S2がマークM1,M2を先に検知していく
かでその回転方向を検知するものである。
【0014】また、図2において、18はブラシ状の緩
衝部材で、吸込口体10を床などに載置する際に、下部
ケース13の両端部の下部が床等に衝突して床等を傷つ
けてしまうのを防止するものである。19はシールリッ
プである。
【0015】本体ケース12の一側部内(図1において
右側)には、機械室16が形成され、この機械室16に
アジテータ20と駆動輪21,21を回転させるための
駆動モータ24や駆動モータ24の出力をアジテータ2
0や駆動輪21,21に伝達させる伝達機構(図示せず)
が設けられている。
【0016】本体ケース12の他側部内には、図1およ
び図3に示すように、制御室25が形成されている。本
体ケース12の下部ケース13には、制御室25に冷却
用の空気を流す通気孔13aが形成されている。13bは
フィルタである。
【0017】制御室25には、回路基板30が配置され
ている。回路基板30には、センサS1,S2からの信号
等に基づいて駆動モータ24の正転,逆転の制御やその
他の制御等を行う制御回路が設けられており、この制御
回路を構成するハイブリッドIC31や他の電子部品3
2が回路基板30に取り付けられている。31aはハイ
ブリッドIC31のピンである。
【0018】33は前記制御回路とセンサS1,S2とを
電気的に接続するコネクタで、このコネクタ33にはロ
ーラケース23bから延びてきた信号線L1,L2と電圧供
給線L3とアース線L4が接続されている(図6参照)。
これら線L1〜L4はセンサS1,S2に接続されている。
【0019】回路基板30の裏面には、駆動モータ24
に電力を供給するための100Vの高圧線(半田で形成
された露出した線)が形成されており、漏電や火花放電
を防止するためにその裏面を覆うように塩化ビニールか
らなる絶縁シート40が設けられている。この絶縁シー
ト40の一部が延長されて図5に示すように延長部41
が形成され、この延長部41がハイブリッドIC31の
ピン31aから本体31bまで覆っている。
【0020】延長部41はハイブリッドIC31のピン
31aと対向した起立部41aと本体31bを覆った水平
部41bとを有している。この水平部41bがあることに
より、下部ケース13に上部ケース14をかぶせて取り
付ける際に、起立部41aが倒れてしまうことがなく、
起立部41aが倒れて上部ケース14の取り付けがしず
らくなるということが防止される。
【0021】延長部41は、下部ケース13の通気孔1
3aとハイブリッドIC31との間を絶縁するもので、
掃除の途中で下部ケース13と絨毯などの摩擦等により
静電気が発生し、この静電気によって通気孔13aを介
してハイブリッドIC31に放電が生じるのを防止し、
放電によるハイブリッドIC31の破壊や誤動作が防止
されることとなる。延長部41は絶縁シート40を単に
延長したものであるから安価なものである。
【0022】また、ローラケース23bからコネクタ3
3まで延びた線L1〜L4には金属等からなる金属テープ
42が巻かれており、この金属テープ42がアース線L
4に接続されている。なお、金属テープ42の代わりに
シールド線を用いてもよい。
【0023】この金属テープ42により、もしも静電気
等による放電電流が信号線L1,L2を伝わってきても金
属テープ42を介してアースに流れるので、放電電流が
センサS1,S2に流れてしまうことが防止され、これに
よりセンサS1,S2の破壊や誤動作が防止される。
【0024】上記実施例では、延長部41が下部ケース
13の通気孔13aとハイブリッドIC31との間を絶
縁するようにしているが、この他にも上部ケース14と
下部ケース13との接合面に形成される隙間と、この隙
間に対向した位置にある電子部品32との間を絶縁する
ように設けてもよい。また、上記実施例では、延長部4
1は水平部41bを有しているが、この水平部41bを省
略して起立部41aだけでもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、本体ケースに形成され外部に連通した隙間と前記回
路基板に設けた電子部品との間まで前記絶縁シートを延
長させたので、その隙間を介して電子部品が放電してし
まうことが防止され、放電による電子部品の破壊や誤動
作が防止される。また、絶縁シートを延長してだけであ
るから安価なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる実施例の吸込口体を示した平
面図である。
【図2】吸込口体の底部を示した底面図である。
【図3】本体ケース内に設けた回路基板を示した斜視図
である。
【図4】検知ローラを示した斜視図である。
【図5】本体ケース内に設けた回路基板と絶縁シートと
の関係を示した断面図である。
【図6】ローラケースからコネクタまで延びた線に金属
テープを巻いた状態を示した説明図である。
【符号の説明】
11 吸込口本体 12 本体ケース 13a 通気孔 15 開口 20 回転清掃体 24 駆動モータ 30 回路基板 40 絶縁シート

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸込口本体を形成した樹脂製の本体ケース
    と、この本体ケースの下面に設けられ塵埃を吸引する開
    口と、この開口に設けられ回転して被清掃面上の塵埃を
    掻き上げる回転清掃体又は駆動輪のうち少なくともどち
    らか一方を備え、この回転清掃体または駆動輪を回転駆
    動させる駆動モータと、この駆動モータを制御する制御
    回路を設けた回路基板とを本体ケース内に設け、前記回
    路基板の裏面を覆うように絶縁シートを設けた電気掃除
    機の吸込口体であって、 前記本体ケースに形成され外部に連通した隙間と前記回
    路基板に設けた電子部品との間まで前記絶縁シートを延
    長させたことを特徴とする電気掃除機の吸込口体。
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