JP6585357B2 - 電気掃除装置 - Google Patents

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Description

この発明は電気掃除装置に関し、主に自走式掃除機とその充電装置に関する。
この発明の背景技術としては、バッテリを有する自走式電気掃除機と、この掃除機を載置し掃除機の受電端子に給電端子を接続してバッテリに充電する充電台と、受電端子に付着する塵埃を風で除去する送風機とを備えた電気掃除装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−94233号公報
しかしながら、従来のこのような電気掃除装置では、充電台の給電端子が掃除機の受電端子のエッジ(端縁)に接触した状態で充電が行われると、両者の接触が不十分となり、両者間に放電が発生して給電または受電端子の周辺が焼損するという問題点があった。この発明はこのような事情を考慮してなされたもので、給電端子と受電端子が接触不良を起こすことなく、安全に充電動作が行われる電気掃除装置を提供するものである。
この発明は、バッテリーと、前記バッテリーの充電用の受電端子を床面に対向する底板に有する筐体と、筐体を床面上で走行可能とする走行部と、前記バッテリーの出力を受けて前記走行部を駆動させる制御部とを有する自走式電気掃除機と、
前記電気掃除機を載置可能な載置台と、前記載置台に設けられ載置された前記電気掃除機の受電端子と機械的に接触して電気的に接続されバッテリーへ給電する給電端子とを有して前記バッテリーを充電する充電ユニットを備え、
前記電気掃除機は前記充電ユニットに自動的に帰還するよう構成され、
前記受電端子および給電端子のうち、一方は平板状端子からなり、他方は突起部を頂上に有する凸曲面状端子からなり、
平板状端子の端縁に凸曲面状端子の突起部が接触することを防止するように構成されたことを特徴とする電気掃除装置を提供するものである。
この発明によれば、受電端子および給電端子の一方の端子の端縁へ他方の端子が接触することを防止する機構を備えるので、給電端子および受電端子の一方の端縁に他方が接触した状態で充電を行うことがなく、安全に充電を行うことができる。
この発明の第1実施形態に係る自走式掃除機の上面斜視図である。 図1に示す自走式掃除機の底面図である。 図1に示す自走式掃除機の制御回路のブロック図である。 図1に示す自走式掃除機の側面から見た内部構成説明図である。 図1に示す自走式掃除機の入力部の構成説明図である。 この発明の第1実施形態に係る充電ユニットの斜視図である。 図6に示す充電ユニットの電気回路のブロック図である。 図1に示す自走式掃除機の受電端子の平面図と断面図である。 図6に示す充電ユニットの給電端子の平面図と断面図である。 図8に示す受電端子の設置状況を示す説明図である。 図9に示す給電端子の設置状況を示す説明図である。 第1実施形態における給電端子と受電端子の接触状況を示す説明図である。 第1実施形態における給電端子と受電端子の接触状況を示す拡大説明図である。 第2実施形態における図10対応図である。 第2実施形態における図13対応図である。 第3実施形態における図10(a)対応図である。 第3実施形態における図11対応図である。
この発明の電気掃除装置は、バッテリーと、前記バッテリーの充電用の受電端子を床面に対向する底板に有する筐体と、筐体を床面上で走行可能とする走行部と、前記バッテリーの出力を受けて前記走行部を駆動させる制御部とを有する自走式電気掃除機と、
前記電気掃除機を載置可能な載置台と、前記載置台に設けられ載置された前記電気掃除機の受電端子と機械的に接触して電気的に接続されバッテリーへ給電する給電端子とを有して前記バッテリーを充電する充電ユニットを備え、
前記電気掃除機は前記充電ユニットに自動的に帰還するよう構成され、
前記受電端子および給電端子のうち、一方は平板状端子からなり、他方は突起部を頂上に有する凸曲面状端子からなり、
平板状端子の端縁に凸曲面状端子の突起部が接触することを防止するように構成されたことを特徴とする。
前記受電端子は筐体の底板に設けた窓から外部へ露出される平板状端子で、前記窓は周縁に電気絶縁性のリブを有し、前記給電端子は前記平板状端子に弾性的に接触可能に載置台から突出する突起状端子であってもよい。
前記受電端子は筐体の底板の内側から外側へ向かって前記窓を塞ぐように窓に嵌着されてもよい。
前記受電端子は前記窓から底板と同一平面に露出し、前記リブは畝状に床面方向に突出してもよい。
前記給電端子は載置台の表面に設けた窓から外部へ露出される平板状端子で、前記窓は周縁に電気絶縁性のリブを有し、前記受電端子は前記平板状端子に弾性的に接触可能に筐体の底板から外側へ突出する突起状端子であってもよい。
(第1実施形態)
(1)自走式掃除機の構成
図1は本発明の第1実施形態に係る自走式掃除機の上から見た斜視図であり、図2は図1に示される自走式掃除機の底面図であり、図3は図1に示す自走式掃除機の制御回路のブロック図である。また、図4は図1に示す自走式掃除機の側面から見た内部構成説明図である。
この発明に係る自走式掃除機(以下、掃除ロボットという)は、床面を自走しながら、床面上の塵埃を空気と共に吸い込み、塵埃を除去した空気を排気することにより床面を掃除するようになっている。
掃除ロボット1Aは、図1に示すように、円盤形の筐体2を備え、この筐体2の上面に排気口41を備える。底板2aには図2に示すように、回転ブラシ3、一対のサイドブラシ4、吸引口11、一対の駆動輪5、後輪7および前輪8、床面検知センサ12、充電用の受電端子4a、4bおよび電源スイッチ(トグルスイッチ)62が設けられている。なお、筐体2は電気絶縁性材料(例えば、ABS樹脂)を用いて形成されている。
また、筐体2内には、図4に示すように吸引口11に接続された吸引路10と、吸引路10の下流側に設けられた集塵部20と、集塵部20の下流側に設けられた電動送風機30と、電動送風機30と排気口41とを接続する排気路50とを備える。また、筐体2の後方には、掃除ロボット1Aの制御回路(後述する)を搭載する制御基板15とバッテリ(蓄電池)14が内蔵されている。
筐体2は、図1に示すように、蓋2b1および蓋2b1の後方位置に形成された排気口41を有する平面視円形の天板2bと、底板2aおよび天板2bの外周部に沿って設けられた平面視円環形の側板2cとを備えている。天板2bには掃除ロボット1Aの起動・停止の指令を入力する入力部63が設けられている。
底板2a(図2)には、前述の前輪8および一対の駆動輪5の下部を筐体2内から外部へ突出させる複数の孔部が形成されている。また、側板2cの前方には、図1に示すように掃除ロボット1Aの進行方向の障害物を検出する複数の超音波センサ9が設けられている。この実施形態では、超音波センサ9は、3つの超音波受信部23aと2つの超音波発信部23bを交互に備える。
一対の駆動輪5(図2)は、筐体2の底板2aと平行な軸5aを中心に回転可能に設けられており、一対の駆動輪5が同一方向に回転すると筐体2が進退し、各駆動輪5が互いに逆方向に回転すると筐体2が回転するようになっている。
一対の駆動輪5の回転軸は、後述する一対の駆動輪用モータからそれぞれ個別に回転力が得られるように連結されており、各走行モータは筐体2の底板2aの内面に直接またはサスペンション機構を介して固定されている。
前輪8はローラからなり、進路上に現れた段差に接触したとき、筐体2が上りの段差を容易に乗り越えられるよう、駆動輪5が接触する床面から少し浮き上がる位置に筐体2の底板2aに回転自在に設けられている。
後輪7は自在車輪からなり、床面と接触するように筐体2の底板2aの後方部に回転自在に設けられている。
このように、筐体2に対して前後方向の中間に一対の駆動輪5を配置し、前輪8を床面から浮かせ、掃除ロボット1Aの全重量を一対の駆動輪5と後輪7によって支持できるように、筐体2に対して前後方向に重量が配分されている。これにより、進路前方の塵埃を前輪8によって遮ることなく吸込口11に導くことができる。
前述の回転ブラシ3は、筐体2の底板2aと平行な軸を中心に回転可能に吸込口11の入口に設けられている。また、底板2aにおける吸込口11の左右両側のサイドブラシ4は、底板2aと垂直な回転軸を中心に回転するようになっている。
回転ブラシ3は、回転軸であるローラの外周面に螺旋状にブラシを植設することにより形成され、後述する回転ブラシ駆動モータにより駆動される。
サイドブラシ4は、回転軸の下端に放射状に設けられた複数本のブラシ束を有している。サイドブラシ4の回転軸は、筐体2の底板2aの内面に支持されると共に、後述するサイドブラシ駆動モータにより駆動される。
(2)自走式掃除機の制御系の構成
制御基板15(図4)に搭載され掃除ロボット1Aの制御を行う制御回路は、図3に示すように、CPU51、ROM52、RAM53からなるマイクロコンピュータを備える制御部54、2つの駆動輪5をそれぞれ駆動するための駆動輪用モータ55,56を制御するモータドライバ回路57、回転ブラシ3を駆動する回転ブラシ駆動モータ58を制御するモータドライバ回路59、2つのサイドブラシ4をそれぞれ駆動する2つのサイドブラシ駆動モータ70を制御するモータドライバ回路92、電動送風機30に組込まれた直流モータ69を制御するモータドライバ回路68、電源スイッチ62、各種センサ67を駆動制御するセンサ制御ユニット66、および入力部63を備える。
各種センサ67は、前述の床面検知センサ12、超音波センサ9,赤外線検知センサ110を含む。なお、直流モータ69には、永久磁石励磁直流モータが用いられる。また、入力部63には後述するように静電容量型スイッチが用いられる。
このような構成において、電源スイッチ62がONになると、バッテリー14の出力電力は、モータドライバ回路57,92,59,68へそれぞれ供給されると共に、制御部54、入力部63、センサ制御ユニット66などへもそれぞれ供給される。
そして、制御部54のCPU51は中央演算処理装置であり、入力部63と各種センサ67から受けた信号を、ROM52に予め記憶されたプログラムに基づいて演算処理し、モータドライバ回路57,92,59、68などへ出力するようになっている。
なお、RAM53は、掃除ロボット1Aの各種動作条件や各種センサ65の出力などを記憶するようになっている。
また、RAM53は、掃除機1の走行マップを記憶することができる。走行マップは、掃除機1の走行経路や走行速度などといった走行に係る情報であり、予めユーザーによってRAM53に記憶させるか、あるいは掃除機1自体が掃除運転中に自動的に記録することができる。
また、制御部54は、バッテリー14の端子電圧などを検出してバッテリー14の蓄電残量を検出する機能を有する。
(3)入力部の構成
図5は入力部63(図1、図3)の静電容量スイッチの構成を示す説明図である。
入力部63は、前述のように電気絶縁性材料からなる天板2bに形成された深さDの窪みにタッチ面80を備える。そして、タッチ面80の裏面には電極81が設けられ、電極81は、タッチ検出回路83に導線82で接続されている。
このような構成において、タッチ面80にユーザの指84が図5のように接触すると、指84と電極81の間の静電容量の変化をタッチ検出回路83が検出し、その出力が「起動指令」又は「停止指令」として制御部54(図3)に入力される。
この入力部63の特徴は、ユーザが入力部63を操作するとき、深さDの窪みにあるタッチ面80に指を接触させる必要がある点である。これによって、ヒトの指に相当する他の物体が誤って天板2bに接触してもその物体が深さDの窪みの中まで入り込んでタッチ面80に接触しない限り入力部63が動作しない。従って、他の物体の天板2bへの接触による入力部63の誤動作が防止される。なお、「運転モード」の設定スイッチのような他の設定スイッチ(図示しない)は、動作中(走行中)には反応しないようになっている。従って、これらの設定スイッチは窪みを設けずに、天板2bに設置される。
(4)自走式掃除機の掃除動作
このように構成された掃除ロボット1Aにおいて、ユーザから入力部63を介して「起動指令」が入力されると、電動送風機30、駆動輪5、回転ブラシ3およびサイドブラシ4が駆動する。
これにより、回転ブラシ3、サイドブラシ4、駆動輪5および後輪7が床面に接触した状態で、筐体2は所定の範囲を自走しながら吸込口11から床面の塵埃を含む空気を吸い込む。このとき、回転ブラシ3の回転によって床面上の塵埃は掻き上げられて吸込口11に導かれる。また、サイドブラシ4の回転によって吸込口11の側方の塵埃が吸込口11に導かれる。
吸込口11から筐体2内に吸い込まれた塵埃を含む空気は、図4に示されるように、筐体2の吸引路10を通り、集塵ボックス21内に流入する。集塵ボックス21内に流入した気流は、フィルタ22を通過し、排気路50を通って排気口41へ排出される。この際、集塵ボックス21内の気流に含まれる塵埃はフィルタ22によって捕獲されるため、集塵ボックス21内に塵埃が堆積する。このようにして、床面上の掃除が行われる。
なお、前述のように、掃除ロボット1Aは左右の駆動輪29が同一方向に正回転して前進し、同一方向に逆回転して後退し、互いに逆方向に回転することにより旋回できる。
例えば、掃除ロボット1Aは、大きな段差(クリフ)に差しかかったときや掃除領域の周縁に到達した場合、および進路上の障害物に衝突した場合、床面検知センサ12(図2)やその他の各種センサがそれを制御部54(図3)に通知し、駆動輪5が停止する。次に、左右の駆動輪5を互いに逆方向に回転して向きを変える。
これにより、掃除ロボット1Aは、設置場所全体あるいは所望範囲全体に大きい段差や障害物を避けながら自走して掃除することができる。そして、所定の掃除作業が終了すると、掃除ロボット1Aは後述するように室内に設置されている充電ユニット(充電台)へ帰還する。
(5)充電ユニット(充電台)およびその制御系の構成
図6は、この発明の実施形態1に係る充電ユニットの外観斜視図である。同図に示すように、充電ユニット40は、本体101と、本体101の底面から水平に延出する掃除ロボット用載置台102とを備える。
本体101は前面に、充電ユニット40が商用電源に接続されたことを表示する電源表示部115と、掃除ロボット1Aへ帰還路を示すための赤外線を出射する一対の赤外線送信部103と、掃除ロボット1Aが充電ユニット40へ帰還したことを掃除ロボット1Aとの機械的な接触によって検出するドッキング検出部(リミットスイッチ)105とを備える。
また、載置台102の上面には、充電用受電端子4a,4b(図2)にそれぞれ接触して充電電力をバッテリー14へ給電する給電端子41a,41bが露出している。
図7は充電ユニット40の制御を行う制御回路を示すブロック図である。この制御回路は同図に示すように、制御部106,電力変換部107,赤外線送信部103,接続部104,ドッキング検出部105,電源表示部115および電源コンセント108を備える。
電力変換部107はコンセント108を介して商用電源109から入力される商用電力(AC100V, 50/60Hz)をバッテリー14(図3)の充電用電力(DC24V)および制御用電力(DC5V)に変換するようになっている。変換された制御用電力は制御部106,赤外線送信部103および接続部104へ供給される。
また、掃除ロボット1Aが充電ユニット40へ帰還してドッキング検出部105に接触したとき、制御部106は電力変換部107から充電用電力を接続部104を介して給電端子41a,41bに出力するようになっている。
このような構成において、まず、充電ユニット40を商用電源109へコンセント108を介して接続し、充電表示部115を表示させる。掃除ロボット1Aが所定の掃除作業を終了するか、又はバッテリー14の蓄電残量が許容値まで低下して、制御部54(図3)が掃除ロボット1Aを充電ユニット40へ帰還させる必要があると判断した場合に、掃除ロボット1Aが赤外線送信部103からの赤外線を赤外線検知センサ110(図1)によって検知すると、掃除ロボット1Aは赤外線が示す帰還路に沿って前進する。
そして、掃除ロボット1Aが充電ユニット40へ帰還し、掃除ロボット1Aがドッキング検出部105に接触すると、給電端子41a,41b(図6)にそれぞれ受電端子4a,4b(図2)が接触して電気的に接続される。そこで接続部104から給電端子41a,41b間に直流電圧24Vが出力され、受電端子4a,4bを介してバッテリー14への充電が行われる。
(6)受電端子と給電端子
図8(a)は受電端子4a,4bの平面図、図8(b)は図8(a)のA−A矢視断面図である。
受電端子4a,4bは方形の平板状で対向2辺に底板2a(図2)に係止するための係止部120を有する。受電端子4a,4bには、例えば、ステンレス鋼にニッケルメッキを施したものが使用される。
図9(a)は給電端子41a,41bの平面図、図9(b)は図9(a)のB−B矢視断面図である。給電端子41a,41bはスプーン状の形態を有し、一端の半球部121の頂上には受電端子4a,4bに接触するための突起部122が設けられ、他端には固定ビス穴124とリード線接続用端子125を有する固定部123が設けられている。半球部121と固定部123とは細長い長手部材126で一体的に接続される。なお、給電端子41a,41bは導電性のバネ材料(例えば、ステンレス鋼にニッケルメッキを施したもの)を用いて形成される。
図10(a)(b)は掃除ロボット1Aの受電端子4a,4bの底板2a(図2)への設置状況を示す説明図である。同図に示すように端子4a,4bは底板2aに形成された方形状の窓128に内面側から嵌入され、底板2aの内面に係止部120が係止した状態で、端子4a,4bの表面が窓128から底板2aの外面側に露出している。
受電端子4a,4bはさらに内面側から支持部材130によって支持され、支持部材130は底板2aに形成されたボス129に固定ビス131で固定されている。窓128の周縁には底板2aから外面側へ畝状に突出するリブ127が形成されている。
図11は充電ユニット40の給電端子41a,41bの載置台102(図6)への設置状況を示す説明図である。同図に示すように給電端子41a,41bの固定部123が載置台102の内部のボス132に固定ビス133で固定され、半球部121が載置台102に形成された円形の窓134から突出している。
図12は掃除ロボット1Aが充電ユニット40へ帰還したときに、受電端子4a,4bが給電端子41a,41bに正常に接触する状態を示す。この時、給電端子41a,41bの突起部122が受電端子4a,4bのほぼ中央に長手部材126の弾性により付勢され強く接触するようになっている。
図13(a)は掃除ロボット1Aが充電ユニット40に帰還するときに、何らかの原因により、掃除ロボット1Aがうまく誘導されない場合を示す。この時には、受電端子4a,4bが給電端子に図12のようには接触できず、受電端子4a,4bのエッジ(端縁)Eが給電端子41a,41bの突起部122に接触しようとする。
しかし、前述のように受電端子4a,4bの周縁にはリブ127が設けられているため、突起部122がリブ127に乗り上げるので、突起部122はエッジEに接触することがない。
つまり、突起部122に受電端子4a,4bが接触できるのは、図13(b)に示すように突起部122が受電端子4a,4bのエッジEから離れたときである。
このように、リブ127の作用により、突起部122がエッジEに接触することが防止され、給電端子41a,41bのエッジEへの接触不良によって放電が生じることがない。
(第2実施形態)
図14(a)は第2実施形態における図10(a)対応図、図14(b)は第2実施形態における図10(b)対応図である。
これらの図に示すように、この実施形態においては、方形状の受電端子4a,4bが円形の受電端子4c,4dに置換され、方形状の窓128が円形の窓128aに置換されている。また、リブ127が除去され、受電端子4c,4dの表面が底板2aから若干突出すると共に、突出した円周部分が丸味Rを帯びている点が異なっている。その他の構成は第1実施形態と同等である。
図15に示すようにこの実施形態においても、図13(a)に示すような状況において、給電端子41a,41bの突起部122は、受電端子4c,4dのエッジEに接触しようとすると、丸味Rの部分に乗り上げるため、エッジEに接触することがない。
なお、この実施形態においては、受電端子4c,4dの突出した円周部分に丸味Rを形成したが、突出した円周部分全体を半球状に形成しても同等の効果が得られる。
(第3実施形態)
図16は第3実施形態における図10(a)対応図、図17は第3実施形態における図11対応図である。
この実施形態では、第1実施形態の給電端子41a,41bを掃除ロボット1Aの受電端子として使用し、第1実施形態の受電端子4a,4bを充電ユニット40の給電端子として使用している。
従って、この実施形態では、図16に示すように、掃除ロボット1Aの底板2aに円形の窓134とボス132が設けられ、給電端子41a,41bが受電端子として固定ビス133によりボス132に固定される。
また、図17に示すように、充電ユニット40の載置台102には方形の窓128と一対のボス129が設けられ、受電端子4a,4bが給電端子として支持部材130を介して固定ビス131でボス129に固定される。
その他の構成は第1実施例と同等である。この実施形態においても、第1実施形態と同様にリブ127の作用により、図17に示す給電端子のエッジにおける放電の発生が防止される。
(付記)
本発明の電気掃除装置は、バッテリーと、前記バッテリーの充電用の受電端子を床面に対向する底板に有する筐体と、筐体を床面上で走行可能とする走行部と、前記バッテリーの出力を受けて前記走行部を駆動させる制御部とを有する自走式電気掃除機と、
前記電気掃除機を載置可能な載置台と、前記載置台に設けられ載置された前記電気掃除機の受電端子と機械的に接触して電気的に接続されバッテリーへ給電する給電端子とを有して前記バッテリーを充電する充電ユニットを備え、
前記受電端子および給電端子の一方は平板状端子からなり、平板状端子の端縁に他方の端子が接触することを防止する機構を備える。
また、前記受電端子は筐体の底板に設けた窓から外部へ露出される平板状端子で、前記窓は周縁に電気絶縁性のリブを有し、前記給電端子は前記平板状端子に弾性的に接触可能に載置台から突出する突起状端子であってもよい。
また、前記受電端子は筐体の底板の内側から外側へ向かって前記窓を塞ぐように窓に嵌着されてもよい。
また、前記受電端子は前記窓から底板と同一平面に露出し、前記リブは畝状に床面方向に突出してもよい。
また、前記給電端子は載置台の表面に設けた窓から外部へ露出される平板状端子で、前記窓は周縁に電気絶縁性のリブを有し、前記受電端子は前記平板状端子に弾性的に接触可能に筐体の底板から外側へ突出する突起状端子であってもよい。
1A 掃除ロボット、 2 筐体、 2a 底板、 2b1 蓋、 2b 天板、 2c 側板、 3 回転ブラシ、 4 サイドブラシ、 4a 受電端子、 4b 受電端子、 5 駆動輪、 7 後輪、 8 前輪、 9 超音波センサ、 10 吸引路、 11 吸引口、 12 床面検知センサ、 14 バッテリー、 15 制御基板、 20 集塵部、 21 集塵ボックス、 22 フィルタ、 30 電動送風機、 40 充電ユニット、 41 排気口、 41a 給電端子、 41b 給電端子、 50 排気路、 62 電源スイッチ、 63 入力部、 103 赤外線送信部、 104 接続部、 106 制御部、 107 電力変換部、 108 コンセント、 80 タッチ面、 81 電極、 82 導線、 83 タッチ検出回路、 84 指、 101 本体、 102 載置台、 120 係止部、 121 半球部、 122 突起部、 123 固定部、 124 固定ビス穴、 125 端子、 126 長手部材、 127 リブ、 128 窓、 129 ボス、 130 支持部材、 131 固定ビス、 132 ボス、 133 固定ビス、 134 窓

Claims (3)

  1. バッテリーと、前記バッテリーの充電用の受電端子を床面に対向する底板に有する筐体と、筐体を床面上で走行可能とする走行部と、前記バッテリーの出力を受けて前記走行部を駆動させる制御部とを有する自走式電気掃除機と、
    前記電気掃除機を載置可能な載置台と、前記載置台に設けられ載置された前記電気掃除機の受電端子と機械的に接触して電気的に接続されバッテリーへ給電する給電端子とを有して前記バッテリーを充電する充電ユニットを備え、
    前記電気掃除機は前記充電ユニットに自動的に帰還するよう構成され、
    前記受電端子および給電端子のうち、一方は平板状端子からなり、他方は突起部を半球部の頂上に有しかつ外部に露出する凸曲面状端子からなり、
    前記平板状端子における前記凸曲面状端子の前記突起部との接触面は、前記平板状端子が設けられる前記電気掃除機の前記底板における前記平板状端子の端縁の周囲部または前記平板状端子が設けられる前記充電ユニットにおける前記平板状端子の端縁の周囲部よりも凹んでおり、
    前記平板状端子が設けられる前記電気掃除機の前記底板における前記平板状端子の端縁の周囲部または前記平板状端子が設けられる前記充電ユニットにおける前記平板状端子の端縁の周囲部に、電気絶縁性のリブが設けられており、
    前記平板状端子の前記端縁に前記凸曲面状端子の前記突起部が接触することを防止するように構成されたことを特徴とする電気掃除装置。
  2. バッテリーと、前記バッテリーの充電用の受電端子を床面に対向する底板に有する筐体と、筐体を床面上で走行可能とする走行部と、前記バッテリーの出力を受けて前記走行部を駆動させる制御部とを有する自走式電気掃除機と、
    前記電気掃除機を載置可能な載置台と、前記載置台に設けられ載置された前記電気掃除機の受電端子と機械的に接触して電気的に接続されバッテリーへ給電する給電端子とを有して前記バッテリーを充電する充電ユニットを備え、
    前記電気掃除機は前記充電ユニットに自動的に帰還するよう構成され、
    前記受電端子および給電端子のうち、一方は平板状端子からなり、他方は丸みを有する突起部を半球部の頂上に有しかつ外部に露出する凸曲面状端子からなり、
    前記平板状端子における前記凸曲面状端子の前記突起部との接触面は、前記平板状端子が設けられる前記電気掃除機の前記底板における前記平板状端子の端縁の周囲部または前記平板状端子が設けられる前記充電ユニットにおける前記平板状端子の端縁の周囲部よりも突出しており、
    前記平板状端子の前記端縁は、丸味を有しており、
    前記平板状端子の前記端縁に前記凸曲面状端子の前記突起部が接触することを防止するように構成されたことを特徴とする電気掃除装置。
  3. 前記平板状端子が受電端子であり、前記凸曲面状端子が給電端子である請求項1または2に記載の電気掃除装置。
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