JPH0838401A - 電気機器 - Google Patents

電気機器

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Publication number
JPH0838401A
JPH0838401A JP19736494A JP19736494A JPH0838401A JP H0838401 A JPH0838401 A JP H0838401A JP 19736494 A JP19736494 A JP 19736494A JP 19736494 A JP19736494 A JP 19736494A JP H0838401 A JPH0838401 A JP H0838401A
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JP
Japan
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circuit board
insulating sheet
case
insulating
main body
Prior art date
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Application number
JP19736494A
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English (en)
Inventor
Noriaki Senda
典明 千田
Shigenori Oinuma
重徳 生沼
Takeshi Sato
毅 佐藤
Kiyoshi Ishikawa
清 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ケース体15内に吸込口を開口する吸込室20に
軸支した回転ブレードを回転させる電動機およびこの電
動機の駆動を制御する回路基板48を収容する。可撓性お
よび絶縁性を有する不燃性で織布または不織布状の絶縁
不燃シート54a の一面に表面が略平滑に絶縁性かつ不燃
性の燃絶縁層54b を被覆形成して絶縁シート54を形成す
る。不燃絶縁層54b を回路基板54側に向けて絶縁シート
54を屈曲させ、回路基板48を包み込んで制御ユニット55
を形成する。 【効果】 絶縁シート54が可撓性を有するため、回路基
板48を隙間なく覆え、吸込口本体11を小型化できる。絶
縁シート54を容易に形成でき製造性を向上できる。絶縁
シート54の回路基板48側の面に略平滑に不燃絶縁層54b
を設けたため、回路部品に絶縁シート54が引っ掛から
ず、容易に円滑に組み立てできる。回路基板48が万一発
火しても火を遮ってケース体15への延焼を確実に防止で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回路基板の発火による
周囲のケース体などの損傷を防止した電気機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、吸塵用のモータである電動送風機
およびこの電動送風機の駆動を制御する制御回路を搭載
した回路基板を収容した電気掃除機本体に、被掃除面上
の塵埃を掻き上げる回転清掃体や移動補助用の走行輪の
内の少なくとも一方を備えた合成樹脂製のケース本体
に、回転清掃体や走行輪を回転させるモータおよびこの
モータの駆動を制御する制御回路を設けた回路基板を収
容した吸込口本体をホースおよび延長管を介して装着し
て掃除を行う電気掃除機が知られている。
【0003】そして、電気掃除機本体および吸込口本体
内に収容した回路基板のモータの駆動を制御する制御回
路は、100Vの電源電圧が供給される高圧部と、その
電源を降圧してモータの制御を行うための低圧部とを有
している。
【0004】ところで、例えば吸込口本体において、被
掃除面上での走行方向や走行速度に応じて回転清掃体や
走行輪の回転方向や回転速度を切り換えるなどの各種の
機能を有しているため、制御回路が複数となり回路基板
が大型化の傾向にある一方、吸込口本体の小型化の要請
があるため、回路基板とケース本体との間の隙間は狭く
なっている。そこで、100Vの高電圧がかかる半田が
露出された回路基板の裏面とケース本体との間に、回路
基板の裏面を覆う塩化ビニルなどの難燃絶縁シートを配
置し、それにより、ケース本体の安全性を図る構成が採
用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、回路基板に
は、抵抗やトランジスタ、トライアック、トランスなど
の発熱する回路部品が実装されているため、さらに小型
化を図るとこれらの回路部品が密集して発火するおそれ
があることも考えられる。
【0006】また、塩化ビニルなどの難燃絶縁シート
は、弾性は有していても屈曲自在でないため、難燃絶縁
シートを回路部品が露出しないように回路基板を覆う箱
形状に形成した場合、回路基板と箱形状の難燃絶縁シー
トとの間に隙間が生じ、吸込口本体の小型化が図れない
とともに、箱形状への難燃絶縁シートの形成が煩雑で、
回路基板を覆うように収容する組み付け作業も煩雑とな
る問題がある。
【0007】本発明は、小型化可能で製造性が向上する
とともに、低コストでケース体の難燃性が向上する電気
機器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電気機器
は、合成樹脂製のケース体と、表面に回路部品を実装し
前記ケース体に収容された回路基板と、難燃性を有し前
記回路基板を覆う織布または不織布状の絶縁シートとを
具備したものである。
【0009】請求項2記載の電気機器は、請求項1記載
の電気機器において、絶縁シートは、回路基板側に位置
される一面に表面が略平滑な難燃絶縁塗膜を設けた難燃
性絶縁布であるものである。
【0010】
【作用】請求項1記載の電気機器は、合成樹脂製のケー
ス体に、回路部品を実装した回路基板を、難燃性を有し
た織布または不織布状の絶縁シートにて覆って収容した
ため、回路基板の表面の凹凸に合わせて自在に変形可能
で回路基板を隙間なく覆うことが容易となり、製造性が
向上するとともケース体が小型化する。また、回路基板
上の回路部品が仮に発火したとしてもケース体に延焼す
ることがない。
【0011】請求項2記載の電気機器は、請求項1記載
の電気機器において、織布または不織布状の難燃性絶縁
布の一面に表面を略平滑に難燃絶縁塗膜を設けた絶縁シ
ートにて、難燃絶縁塗膜側を回路基板側に位置させて回
路基板を覆うため、絶縁シートが回路基板に引っ掛かる
ことなく回路基板を容易に覆うことができ、製造性が向
上する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の電気機器の一実施例に係る電
気掃除機の吸込口本体の構成を図面を参照して説明す
る。
【0013】図1ないし図4において、11は進行方向に
対して横長の吸込口本体で、この吸込口本体11は、アク
リロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂などの合成樹
脂からなる下部本体ケース12と、この下部本体ケース12
の上部に結合固定される同材質の上部本体ケース13と
が、下部本体ケース12および上部本体ケース13の前面を
含む周面に沿ってバンパ14を挟持して接合されて、矩形
状のケース体15が形成されている。
【0014】そして、上部本体ケース13は、下部本体ケ
ース12の後部上面に取り付けられる後上部ケース13a
と、下部本体ケース12の前部上面に着脱自在に取り付け
られる前上部ケース13b とから構成されている。
【0015】また、下部本体ケース12の上面には、上方
に突出する筒状の位置決めリブ17が設けられ、上部本体
ケース13の下面には、位置決めリブ17に対向して突出
し、位置決めリブ18に嵌合してねじ止めされて下部本体
ケース12および上部本体ケース13を接合する筒状の連結
ボス18が設けられている。
【0016】さらに、下部本体ケース12は、上面に略垂
直にリブ部19が形成されて、進行方向側である前側に略
左右方向に横長で前上部ケース13b の着脱により上面が
開閉される吸込室20が区画形成されている。そして、下
部本体ケース12は、後側略中央に吸込室20に連通する風
路室21と、この風路室21の一端側に位置する電動機室22
と、この風路室21の他端側に位置する制御室23とが区画
形成されている。そして、図示しない床面と対向する吸
込口本体11の下面には、吸込室20の吸込口24が開口形成
されている。
【0017】また、吸込口本体11の横長方向に沿った風
路室21の両側に位置して走行輪室26、および、吸込口本
体11の横長方向に沿った走行輪室26の外側に位置して従
動輪室27が区画形成されている。そして、これら走行輪
室26および従動輪室27の床面と対向する吸込口本体11の
下面には、開口部28,29が開口形成されている。
【0018】さらに、吸込口本体11の後部中央には、連
通管31が回動軸32により上下方向の所定角度に回動自在
に取り付けられている。そして、この連通管31は、前端
部が風路室21の内部に回動自在に嵌合されて吸込室20の
略中央部に対向し、この吸込室20に風路室21を介して連
通する。一方、連通管31の後端部が吸込口本体11から後
側外方へ突出し、この後端部には、屈曲した接続管33の
前端部が回動自在に嵌合されている。この接続管33は、
図示しない延長管を介してホースに着脱自在に接続さ
れ、さらに図示しない電気掃除機本体に接続される。そ
して、吸込室20は、風路室21、連通管31、接続管33、図
示しない延長管およびホースを介して電気掃除機本体の
集塵室に連通される。
【0019】また、吸込口本体11の後部に、吸込口本体
11の横長方向の連通管31の両側に位置して後側従動輪34
が回転自在に軸支されている。
【0020】そして、吸込室20には、回転清掃体として
の回転ブレード36が設けられている。この回転ブレード
36は、図3および図4に示すように、外周面に軸方向に
向けてスパイラル状に図示しない溝部が複数形成された
略円柱状の本体部37を有し、可撓性を有する壁状のブレ
ード部38が溝部にスパイラル状に複数係合固定されて形
成されている。さらに、回転ブレード36は、本体部37の
両端に回転自在に設けられた図示しない軸部がケース体
15に設けられた軸受に係合され、回転ブレード36がケー
ス体15に回転自在に支持されている。
【0021】なお、回転ブレード36は、例えば板の間な
どの平坦な床面には接触せず、例えば絨毯や畳などの弾
性変形する床面に接触するように、回転ブレード36の下
端部が吸込口24から僅かに下方に突出して設けられてい
る。
【0022】一方、40はシャフトで、このシャフト40に
は、図3および図4に示すように、外周面に滑り止めが
施された走行輪41が所定の間隔を介して2個嵌合固定さ
れている。さらに、シャフト40には、走行輪41と所定の
間隙を介して、シャフト40の両端側で同軸上に、走行輪
41より若干径大に形成された従動輪42が、回転自在に嵌
合されている。また、シャフト40の一端には、図示しな
いプーリが嵌合固定されている。
【0023】そして、シャフト40は、走行輪41が走行輪
室26に位置し、かつ、従動輪42が従動輪室27に位置する
ように回転自在に配設されている。そして、走行輪41
は、周面が例えば板の間などの平坦な床面に若干の間隙
を有し、例えば絨毯や畳などの凹凸のある床面には接触
するように、下部本体ケース12の下面より下端周面が突
出して配設されている。さらに、従動輪42は、周面が床
面に接触するように、下部本体ケース12の下面より突出
して配設され、吸込口本体11は、走行方向に対して後側
従動輪34および従動輪42によって床面に支持される。
【0024】また、吸込口本体11の前面下部に床面に向
かって突出し、吸込室20の気密性を向上させ、かつ、壁
際の塵埃の集塵性を向上するように、壁状に下方に突出
するシールリップ44が形成されている。
【0025】一方、電動機室22には、回転ブレード36お
よび走行輪41を回転させるモータとしての電動機46が配
設され、制御室23には、走行方向および走行速度などを
検知する検知手段47、および、この検知手段47によって
検知された信号により電動機46の駆動状態を制御する制
御回路が構成された回路基板48が配設されている。
【0026】また、検知手段47は、図1および図5に示
すように、下面を開口する箱状のローラケース50内に外
周面が床面に当接するローラ51を回転自在に軸支し、こ
のローラ51に一体的に回転する検知ローラ52を同軸状に
取り付けている。そして、ローラケース50の内周面に
は、検知ローラ52の回転方向を検知するセンサS1 ,S
2 が取り付けられている。これらセンサS1 ,S2 は、
例えば検知ローラ52に互いに少し位置をずらせて付した
マークM1 ,M2 を検知し、センサS1 ,S2 のマーク
1 ,M2 の検知状況により、ローラ51の回転方向およ
び回転速度、すなわち吸込口本体11の走行方向および走
行速度を検知するようになっている。
【0027】一方、回路基板48は、絶縁シート54にて覆
われて制御ユニット55を形成されている。そして、回路
基板48には、硬質のプリント配線回路基板56が用いら
れ、このプリント配線回路基板56の表面には、図6に示
すように、抵抗57、ダイオード、コンデンサ58、トラン
ジスタ59、抵抗アレイ60、およびハイブリット中央演算
素子61などの電動機46の駆動を制御するための回路部品
が実装されているとともに、表示用のランプを備える点
灯ユニット63およびコネクタ64,65などが取り付けられ
ている。
【0028】なお、プリント配線回路基板56の表面に
は、図11および図12に示すように、実装される各種
回路部品の品番や、接続される一対の電線66が過誤接続
されないように、異なる表現で印刷表示されている。
【0029】また、この回路基板48は、その裏面側に図
示しない配線パターンを有している。これら配線パター
ンに回路部品のピン状の端子67が半田付けされて、検知
手段47のセンサS1 ,S2 の信号に基づいて電動機46の
正転や逆転の制御や回転速度、その他の制御を行う制御
回路が形成されている。そして、この制御回路と検知手
段47のセンサS1 ,S2 とが電気的に接続されている。
【0030】そして、回路基板48には、下部本体ケース
12の上面から突出する位置決めリブ17に対応して略円形
の位置決め孔69が設けられ、この位置決め孔69に位置決
めリブ17の先端部が嵌合されて回路基板48がケース体15
内に位置決め固定されている。
【0031】また、一方のコネクタ65には、接続管33に
設けられた電源端子70および電動機46に接続される電源
線コネクタ71が接続されるとともに、他方のコネクタ64
には検知手段47に接続される図示しない検知手段コネク
タが接続される。さらに、点灯ユニット63は、後上部ケ
ース13a に取り付けられた透光性の表示部72に裏側から
対向し、この表示部72を照らして電動機46の動作状態を
表示するようになっている。
【0032】一方、絶縁シート54は、可撓性および絶縁
性を有する難燃性である不燃性で織布または不織布状の
難燃性絶縁布、例えばガラス繊維にて織布状に形成され
たガラスクロスやロックウール繊維にて不織布状に形成
されたロックウールシートなどの絶縁不燃シート54a に
て形成されている。そして、この絶縁不燃シート54aの
一表面に、表面が略平滑にマイカやアルミナなどの絶縁
性かつ不燃性の無機材料を主成分とする難燃絶縁塗膜で
ある不燃絶縁層54b が被覆形成されている。
【0033】そして、この絶縁シート54は、図8に示す
ように、絶縁シート54の主部をなす裏面カバー壁部74の
周縁に、それぞれ折り筋75を設け、この折り筋75により
第1〜第6周部カバー壁部76〜81を一体に設けている。
さらに、絶縁シート54は、第1周部カバー壁部76に折り
筋83を設けて、この折り筋83により第1外れ止め部84を
一体に設けているとともに、第2周部カバー壁部77に折
り筋85を介して第2外れ止め部を兼ねる表面カバー壁部
86が形成されている。また、第2周部カバー壁部77とそ
れに隣接する第3カバー壁部78との間には、略V字状に
切り欠かれ基端側が略円形に切り欠かれた切り込み部8
8、および互いに隣接する第3〜第5カバー壁部78〜80
との間には、これらの境界をなす切り込み89が設けられ
ている。
【0034】さらに、裏面カバー壁部74には、後上部ケ
ース13a に設けられた連結ボス18に対向する通孔90が形
成されているとともに、下部本体ケース12に設けられた
回路基板を位置決め固定する図示しないリブが挿通され
る挿通孔90a が2つ設けられている。そしてさらに、裏
面カバー壁部74には、第1外れ止め部84には、略T字状
に形成された係止突起91が一体に突設されている。
【0035】また、表面カバー壁部86には、点灯ユニッ
ト63に対向する通孔92が形成されているとともに、係止
突起91が挿通して係合される係止孔93が形成されてい
る。さらに、表面カバー壁部86には、折り筋95を介して
ガイド片96が一体に設けられているとともに、この近傍
に位置してガイド片の突出方向に対して略垂直方向に舌
片97が一体に突設されている。
【0036】そして、この絶縁シート54は、図9に示す
ように、不燃絶縁層54b を上方に向けて制御室23内に載
置され、第1〜第6周部カバー壁部76〜81が、それぞれ
折り筋75を介して裏面カバー壁部74の上面側に略直角に
近い角度で屈曲される。このとき、扇状をなす第3〜第
5周部カバー壁部78〜80は互いに隣接した側縁部分が重
ね合わさり、また、第3周部カバー壁部78の第2周部カ
バー壁部77側の側縁部は第2周部カバー壁部77に重ね合
わされる。そして、第1周部カバー壁部76に対して第1
外れ止め部84は裏面カバー壁部74の周部上面に対向する
ように略直角に屈曲され、かつ、この第1外れ止め部84
に対して係止突起91が上向きに屈曲される。
【0037】また、ガイド片96は、折り筋95を介して表
面カバー壁部86に対して略直角あるいは斜めとなるよう
に屈曲される。そして、表面カバー壁部86は折り筋85を
介して裏面カバー壁部74に対し略全面的に対向するよう
に第1周部カバー壁部76から屈曲される。さらに、屈曲
された表面カバー壁部86の係止孔93には、係止突起91を
通して引っ掛け、表面カバー壁部86が組立て状態に保持
され、図1、図6および図7に示すように、絶縁シート
54が不燃絶縁層54b を回路基板48側の内側に位置させて
回路基板48を包んで収容して制御ユニット55が組み立て
られている。
【0038】なお、絶縁シート54は、織布状のガラスク
ロスを用いた場合、縦糸と横糸との関係で、表面カバー
壁部86を裏面カバー壁部74に折り重ねるように屈曲した
際、その状態が維持できる屈曲しやすい方向で、かつ、
係止突起91および舌片97が屈曲しにくい方向となるよう
に形成されている。
【0039】一方、電動機室22には、動力伝達用の図示
しない無端ベルトが、電動機46の出力軸に固定された図
示しないプーリと回転ブレードのプーリとに掛け渡され
ているとともに、無端ベルトの外周面が走行輪41のシャ
フト40の端部に固定されたプーリに掛け渡されている。
そして、電動機46からの出力が、この無端ベルトを介し
て、回転ブレード36は進行方向に対して逆回転に、走行
輪41は進行方向に対して正回転となるようになってい
る。
【0040】また、電動機46、検知手段47および制御手
段を搭載する回路基板48に給電する電源線コネクタ71
は、図示しない電気掃除機本体の制御部および電源部か
ら順にホース、延長管、接続管33、および連通管31を介
して制御手段に接続され、制御手段から電動機46および
検知手段47に給電するようになっている。
【0041】次に、本実施例の動作について説明する。
【0042】掃除を行う際、図示しない電気掃除機本体
に延長管およびホースを介して吸込口本体11を接続す
る。次に、ホースの延長管側の端部を把持しながら押動
して、吸込口本体11を床面に接触させながら前後に走行
させる。
【0043】そして、床面が絨毯などの場合、まず、検
知手段47が吸込口本体11の走行方向および走行速度を検
出する。次に、この検知手段47の検出信号を制御手段に
て判断し、電動機46が所定方向に所定の回転数で回転す
る。この電動機46の回転によって図示しない無端ベルト
を介して回転ブレード36および走行輪41が回転される。
【0044】そして、走行輪41の回転により吸込口本体
11は床面上を自走する。同時に、回転ブレード36が床面
より塵埃を効率よく掻き取る。
【0045】このようにして床面から吸込口24を介して
吸込室20に吸い込まれた塵埃は、風路室21、連通管31、
接続管33、およびホースを介して電気掃除機本体の集塵
室に導入される。
【0046】上記構成は、可撓性を有する織布または不
織布状の絶縁不燃シート54a を用いて形成した絶縁シー
ト54により回路基板48を覆って制御ユニット55を形成す
るため、従来のように、絶縁シート54を箱形状に形成す
る必要がなく、回路基板48と箱形状の絶縁シートとの間
に生ずる隙間を減少でき、吸込口本体11の小型化が図れ
るとともに、絶縁シート54を打ち抜き形成などにより一
動作で切り出し形成でき、製造性を向上できる。
【0047】また、絶縁シート54は、織布状のガラスク
ロスを用いた場合、縦糸と横糸との関係で、表面カバー
壁部86を裏面カバー壁部74への折り重ねが容易にできこ
の折り重ね状態が維持でき、かつ、係止突起91の略T字
状の突出方向および舌片97の突出方向が屈曲しにくい方
向となるように形成されている。
【0048】このため、回路基板48を包むように表面カ
バー壁部86を折り返すように屈曲させる作業が容易にで
きるとともに、係止突起91が屈曲しにくいことから係止
孔93から外れにくく、確実に回路基板48を覆うことがで
きる。さらに、舌片97が屈曲しにくく、ガイド片96は屈
曲しやすい方向に突出するように切り出されているた
め、回路基板48および絶縁シート54の組込み後に後上部
ケース13a を下部本体ケース12に連結する際、後上部ケ
ース13a の連結ボス部18が、絶縁シート54のガイド片96
を回路基板48の回路部品を覆うように容易に屈曲でき、
舌片97が風路室21を区画する上部壁部の上端に引っ掛か
って、ガイド片96を両持ち状態で支持するため、連結ボ
ス部18が位置決めリブ17に嵌合する際にガイド片96を挟
み込むことがなく、確実に回路基板48を覆うことができ
る。
【0049】また、絶縁シート54の回路基板48側に位置
する一面に、表面が略平滑となるように不燃絶縁層54b
が設けられているため、面実装された回路部品の角部や
回路基板48のピン状の端子67が絶縁シート54の繊維の網
目に引っ掛かることがなく、容易に円滑に回路基板48を
覆うことができ、制御ユニット55の組み立て製造性を向
上できる。そして、不燃絶縁層54b を設けたことにより
周縁の繊維のほつれを低減でき、回路基板48を包む組立
性や美観性を向上できる。
【0050】さらに、屈曲される第3周部カバー壁部78
の切り出しの際、切り欠き部88を略V字状に切り欠き、
さらに基端側を略円形に切り欠いたため、表面カバー部
を折り返した際に、図19に示すような繊維のほつれ99
を防止でき、下部本体ケース12に後上部ケース13a を接
合する際に、ほつれ99がリブ部19,19間に挟まれてケー
ス体15からはみ出すことを防止できる。
【0051】なお、一面に不燃絶縁層54b を設けたが、
コストを考慮しない場合には両面に設けてもできる。た
だし、両面に不燃絶縁層54b を設けた場合、一面に設け
た不燃絶縁層54b を回路基板48側の内側となるように折
り返して回路基板48を包む絶縁シート54の屈曲性に対し
て、屈曲性が多少低下するため、コストも考慮して一面
に不燃絶縁層54b を設けることが好ましい。
【0052】また、回路基板48を絶縁シート54で包んで
組み立てた制御ユニット55を制御室23に収納する場合に
は、絶縁シート54の第1周部カバー壁部76および第2周
部カバー部77を、手指を添えて制御ユニット55を掴み持
ってケース体15の下部本体ケース12内に一度に組み込む
ため、収納作業性を向上できる。
【0053】さらに、製品の出荷前に実施される制御回
路の検査において、この検査をケース本体15から回路基
板48を取り出して行う場合に、回路基板48を手指で持っ
て動かす取り扱いを、回路基板48を一体的に絶縁シート
54で覆って絶縁した状態の制御ユニット55の状態で行う
ことができ、別途検査のための絶縁対策を行う必要がな
く、通電状態においても容易に取り扱うことができ、検
査作業性を向上できる。
【0054】そして、検査に伴う回路基板48のケース体
15への着脱などの際に、絶縁シート54の第1〜第6周部
カバー壁部76〜81を、回路基板48と絶縁シート54との一
体物である制御ユニット55を手で持つ際に掴む部分とし
て利用できるため、回路基板48上の回路部品57〜64に検
査者の指が接することを防止できるとともに、第1〜第
6周部カバー壁部76〜81により、検査者が帯びた静電気
が回路部品に放電することを防止でき、放電に基づく制
御回路の機能障害を防止できる。
【0055】また、回路基板48の略裏面全体を覆ってい
る絶縁シート54は、回路基板48の裏面における漏電や火
花放電を防止して下部本体ケース12を保護でき、この絶
縁シート54は不燃性であって、回路基板48の周部を第1
〜第6周部カバー壁部76〜81で覆っているので、これら
の第1〜第6周部カバー壁部76〜81により回路基板48上
の回路部品57〜64が万一発火しても、第1〜第6周部カ
バー壁部76〜81が回路基板48の周囲側方に広がる火を遮
って、ケース体15に延焼することを妨げることができ
る。
【0056】そして、必要最小限の部分を絶縁シート54
で覆うため、ケース体15全体を高価な難燃性合成樹脂で
成形する必要がなく、回路部品の発火についてのケース
体15の保護対策を安価に実施できる。
【0057】なお、上記実施例において、絶縁シート54
の折り筋75,83,85,95を省略して、回路基板48に対し
て裏面カバー壁部74および表面カバー壁部86を巻き付け
るように丸めて取り付けてもできる。
【0058】また、キャニスタ型の電気掃除機に限ら
ず、吸込口本体11が電気掃除機本体の下面に直接形成さ
れたアップライト型、その他、電気掃除機本体と吸込口
本体11とが一体化された自走式の電気掃除機などにも適
用することができる。そして、電気掃除機本体に収容し
たモータである図示しない電動送風機の駆動状態を制御
する制御手段を構成する回路基板48を絶縁シート54にて
覆っても同様の効果が得られる。
【0059】さらに、吸込口本体11に回転ブレード36お
よび走行輪41を回転駆動させて説明したが、いずれか一
方のみを回転駆動させる構成、あるいは別途電動機46に
て駆動される部材を設けるなど、電動機46の駆動を制御
する制御手段を搭載した回路基板48を収容するものであ
ればいずれのものでも同様にできる。
【0060】次に、他の実施例を図13ないし図15を
参照して説明する。
【0061】図13ないし図15に示す実施例は、図1
ないし図12に示す実施例の絶縁シート54の切り欠き部
88を、絶縁シート54の折り目方向と略平行とならないよ
うに略V字状に切り欠き部101 を切り欠いて絶縁シート
102 を形成したため、図1ないし図12に示す実施例と
同様に、繊維のほつれ99を防止でき、下部本体ケース12
に後上部ケース13a を接合する際に、ほつれ99がリブ部
19,19間に挟まれてはみ出すことを防止できる。
【0062】さらに、他の実施例を図16ないし図18
を参照して説明する。
【0063】図16ないし図18に示す実施例は、図1
3ないし図15に示す実施例の絶縁シート54の切り欠き
部101 を、図1ないし図12に示す実施例と同様にさら
に基端側を略円形に切り欠き部111 を切り欠いて絶縁シ
ート112 を形成したため、図1ないし図12に示す実施
例および図13および図15に示す実施例と同様に、繊
維のほつれ99を防止でき、下部本体ケース12に後上部ケ
ース13a を接合する際に、ほつれ99がリブ部19,19間に
挟まれてはみ出すことを防止できる。
【0064】
【発明の効果】請求項1記載の電気機器によれば、回路
部品を実装した回路基板を、難燃性を有した織布または
不織布状の絶縁シートにて覆ってケース体に収容したた
め、回路基板の表面の凹凸に合わせて自在に変形でき、
回路基板を覆う作業性が向上して製造性を向上できると
ともに、回路基板を隙間なく覆うことができケース体を
小型化でき、回路基板上の回路部品が仮に発火してもケ
ース体に延焼することを防止できる。
【0065】請求項2記載の電気機器によれば、請求項
1記載の電気機器において、織布または不織布状の難燃
性絶縁布の一面に表面を略平滑に難燃絶縁塗膜を設けた
絶縁シートにて、難燃絶縁塗膜側を回路基板側に位置さ
せて回路基板を覆うため、絶縁シートが回路基板に引っ
掛かることなく回路基板を容易に覆うことができ、回路
基板を覆う作業性が向上して製造性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気機器の一実施例を示す吸込口本体
の制御室近傍の分解斜視図である。
【図2】同上吸込口本体を示す一部を切り欠いた平面図
である。
【図3】同上吸込口本体を示す一部を切り欠いた下面平
面図である。
【図4】同上吸込口本体の制御室近傍の側面断面図であ
る。
【図5】同上検知手段を示す分解斜視図である。
【図6】同上制御ユニットを示す分解斜視図である。
【図7】同上制御ユニットを示す斜視図である。
【図8】同上絶縁シートを示す平面図である。
【図9】同上絶縁シートの組み立て状況を示す説明図で
ある。
【図10】同上絶縁シートの第3周部カバー部近傍を示
す斜視図である。
【図11】同上回路基板を示す一部を切り欠いた斜視図
である。
【図12】同上プリント配線回路基板を示す平面図であ
る。
【図13】他の実施例の絶縁シートを示す平面図であ
る。
【図14】同上絶縁シートの組み立て状況を示す説明図
である。
【図15】同上絶縁シートの第3周部カバー部近傍を示
す斜視図である。
【図16】さらに他の実施例の絶縁シートを示す平面図
である。
【図17】同上絶縁シートの組み立て状況を示す説明図
である。
【図18】同上絶縁シートの第3周部カバー部近傍を示
す斜視図である。
【図19】従来の絶縁シートのほつれ状態を示す説明図
である。
【符号の説明】
15 ケース体 48 回路基板 54 絶縁シート 54a 難燃性絶縁布としての絶縁不燃シート 54b 難燃絶縁塗膜である不燃絶縁層 57 回路部品である抵抗 58 回路部品であるコンデンサ 59 回路部品であるトランジスタ 60 回路部品である抵抗アレイ 61 回路部品であるハイブリット中央演算素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 清 神奈川県秦野市堀山下43番地 東京電気株 式会社秦野工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製のケース体と、 表面に回路部品を実装し前記ケース体に収容された回路
    基板と、 難燃性を有し前記回路基板を覆う織布または不織布状の
    絶縁シートとを具備したことを特徴とする電気機器。
  2. 【請求項2】 絶縁シートは、回路基板側に位置される
    一面に表面が略平滑な難燃絶縁塗膜を設けた難燃性絶縁
    布であることを特徴とする請求項1記載の電気機器。
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