WO2016117557A1 - 自走式掃除機 - Google Patents

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Abstract

 超音波センサを静電気障害から保護する。 吸引口と排気口を有する自走可能な筐体と、床面上の空気を塵埃と共に吸引口から筐体内に吸引し、かつ、塵埃が除去された空気を排気口から外部に排気する送風部と、超音波を送受信して外部の物体を検出する超音波センサと、超音波センサの出力を受けて筐体の自走動作を制御する制御部とを備え、超音波センサは筐体内に配置され、筐体は超音波センサが送受信する超音波を通過させる窓およびその窓に嵌入された導電性のリングを備え、前記リングが接地されていることを特徴とする自走式掃除機。

Description

自走式掃除機
 この発明は自走式掃除機に関する。
 自走式掃除機においては、超音波センサによって障害物を検知し、それによって走行を停止したり、進行方向を変更するようにしている。しかし、超音波センサは静電気の障害によって誤動作したり、破壊したりするので、その対策がのぞまれてきた。ところで、電子機器に対する静電気対策としては、外装体の開口部内に電子部品が配置されるとき、開口部の一部に電気導電部材を突出させるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007-220530号公報
 しかしながら上記のような静電気対策は、電子機器の内部に配置された基板に外部からコネクタを差し込む開口部を有する構造に対して適用されるものであり、自走式掃除機の超音波センサに対しては効果的に適用することが難しいという問題点があった。この発明はこのような事情を考慮してなされたもので、超音波センサに対して効果的に静電気対策を施した自走式掃除機を提供するものである。
 この発明は、吸引口と排気口を有する自走可能な筐体と、床面上の空気を塵埃と共に吸引口から筐体内に吸引し、かつ、塵埃が除去された空気を排気口から外部に排気する送風部と、超音波を送受信して外部の物体を検出する超音波センサと、超音波センサの出力を受けて筐体の自走動作を制御する制御部とを備え、超音波センサは筐体内に配置され、筐体は超音波センサが送受信する超音波を通過させる窓およびその窓に嵌入された導電性のリングを備え、前記リングが接地されていることを特徴とする自走式掃除機を提供するものである。
 超音波を通過させる筐体の窓に導電性のリングが備えられ、そのリングが接地されているので、外部から筐体内へ侵入しようとする静電気はリングに印加され接地へ流れて除電され、超音波センサに静電気障害を与えることがない。
この発明の第1実施形態に係る自走式掃除機の上面斜視図である。 図1に示す自走式掃除機の底面図である。 図1に示す自走式掃除機の制御回路のブロック図である。 図1に示す自走式掃除機の側面から見た内部構成説明図である。 図1に示す自走式掃除機への超音波センサの取り付け説明図である。 図5に示す超音波センサの構成説明図である。 図5に示す超音波センサに付設されたリングの説明図である。 第2実施形態の自走式掃除機の図1対応図である。 第2実施形態の自走式掃除機の図5対応図である。 第3実施形態の自走式掃除機の図1対応図である。 第3実施形態の自走式掃除機の図5対応図である。
 この発明の自走式掃除機は、吸引口と排気口を有する自走可能な筐体と、床面上の空気を塵埃と共に吸引口から筐体内に吸引し、かつ、塵埃が除去された空気を排気口から外部に排気する送風部と、超音波を送受信して外部の物体を検出する超音波センサと、超音波センサの出力を受けて筐体の自走動作を制御する制御部とを備え、超音波センサは筐体内に配置され、筐体は超音波センサが送受信する超音波を通過させる窓およびその窓に嵌入された導電性のリングを備え、前記リングが接地されていることを特徴とする。
 筐体は、側面の外周に外部の物体との衝突時の衝撃を緩和するバンパーを備え、バンパーは導電性を有して前記リングに電気的に接続されてもよい。
 前記超音波センサは、超音波送信素子を備えたセンサと超音波受信素子を備えたセンサとで構成されてもよい。
 前記超音波センサが超音波送信受信兼用素子から構成されてもよい。
 バンパーが導電性ゴムからなってもよい。
(第1実施形態)
 図1は本発明の第1実施形態に係る自走式掃除機の上から見た斜視図であり、図2は図1に示される自走式掃除機の底面図であり、図3は図1に示す自走式掃除機の制御回路のブロック図である。また、図4は図1に示す自走式掃除機の側面から見た内部構成説明図である。
 この発明に係る自走式掃除機(以下、掃除ロボットという)は、床面を自走しながら、床面上の塵埃を空気と共に吸い込み、塵埃を除去した空気を排気することにより床面を掃除するようになっている。
 掃除ロボット1Aは、円盤形の筐体2を備え、この筐体2の上面に排気口41を備える。底板2aには図2に示すように、回転ブラシ3、一対のサイドブラシ4、吸引口11、一対の駆動輪5、後輪7および前輪8および床面検知センサ12が設けられている。なお、筐体2は電気絶縁性材料を用いて形成されている。
 また、筐体2内には、図4に示すように吸引口11に接続された吸引路10と、吸引路10の下流側に設けられた集塵部20と、集塵部20の下流側に設けられた電動送風機30と、電動送風機30と排気口41とを接続する排気路40とを備える。
 筐体2は、図1に示すように、蓋2b1および蓋2b1の後方位置に形成された排気口41を有する平面視円形の天板2bと、底板2aおよび天板2bの外周部に沿って設けられた平面視円環形の側板2cとを備えている。天板2bには掃除ロボット1Aの作動条件や作動指令を入力する操作パネル31が設けられている。
 底板2a(図2)には、前述の前輪8および一対の駆動輪5の下部を筐体2内から外部へ突出させる複数の孔部が形成されている。また、側板2cの前方には、図1に示すように掃除ロボット1Aの進行方向の障害物を検出する複数の超音波センサ9が設けられている。この実施形態では、超音波センサ9は、3つの超音波受信部23aと2つの超音波発信部23bを交互に備える。
 一対の駆動輪5は、筐体2の底板2aと平行な軸5a(図2)を中心に回転可能に設けられており、一対の駆動輪5が同一方向に回転すると筐体2が進退し、各駆動輪5が互いに逆方向に回転すると筐体2が回転するようになっている。
 一対の駆動輪5の回転軸は、後述する一対の走行モータからそれぞれ個別に回転力が得られるように連結されており、各走行モータは筐体2の底板2aの内面に直接またはサスペンション機構を介して固定されている。
 前輪8はローラからなり、進路上に現れた段差に接触したとき、筐体2が上りの段差を容易に乗り越えられるよう、駆動輪5が接触する床面から少し浮き上がる位置に筐体2の底板2aに回転自在に設けられている。
 後輪7は自在車輪からなり、床面と接触するように筐体2の底板2aの一部に回転自在に設けられている。
 このように、筐体2に対して前後方向の中間に一対の駆動輪5を配置し、前輪8を床面から浮かせ、掃除ロボット1Aの全重量を一対の駆動輪5と後輪7によって支持できるように、筐体2に対して前後方向に重量が配分されている。これにより、進路前方の塵埃を前輪8によって遮ることなく吸込口11に導くことができる。
 前述の回転ブラシ3は、筐体2の底板2aと平行な軸を中心に回転可能に吸込口11の入口に設けられている。また、底板2aにおける吸込口11の左右両側のサイドブラシ4は、底板2aと垂直な軸を中心に回転するようになっている。回転ブラシ3は、回転軸であるローラの外周面に螺旋状にブラシを植設することにより形成されている。
 サイドブラシ4は、回転軸と、回転軸の下端に放射状に設けられた複数本のブラシ束を有している。回転ブラシ3の回転軸および一対のサイドブラシ4の回転軸は、筐体2の底板2aの内面に支持されると共に、その付近に設けられた後述するブラシ駆動モータと、プーリおよびベルトを含む動力伝達機構を介して連結されている。
 図1に示される超音波センサ9によって進行方向に障害物が検知されると、その検知信号が後述の制御部に送信され、制御部が掃除ロボット1Aを停止又は方向転換するように制御する。
 図2に示される筐体2の底板2aにおける前輪8の前方には、前述のように床面を検知する床面検知センサ12が配置されているので、床面検知センサ12によって下りの段差が検知されると、その検知信号が後述の制御部に送信され、制御部が両駆動輪5を停止するよう制御する。それによって、掃除ロボット1Aの下り段差への落下が防止される。また、制御部は、床面検知センサ12が下りの段差を検知すると、下りの段差を回避して走行するように制御してもよい。
 筐体2の側板2cの後端には、内蔵するバッテリーの充電を行う充電用端子(図示しない)が設けられている。室内を自走しながら掃除する掃除ロボット1Aは、掃除が終了すると室内に設置されている充電台に帰還する。
 これにより、充電台に設けられた給電端子部に掃除ロボット1Aの充電用端子が接触し、給電端子部が充電用端子を介してバッテリーの正極端子および負極端子に接続され、バッテリーへの充電が行われる。商用電源(コンセント)に接続される充電台は、通常、室内の側壁に沿って設置される。なお、バッテリーは、後述する各種モータ等の各駆動制御要素や制御回路に電力を供給する。
 図4に示す集塵部20は、吸引路10に接続される集塵ボックス21と、集塵ボックス21に着脱可能に設けられたフィルタ22とを有している。集塵ボックス21は、通常、筐体2内に収納されているが、集塵ボックス21内に捕集された塵埃を廃棄する際は、筐体2の蓋2b1(図1)を開いて出し入れされるようになっている。
 図3に示すように、掃除ロボット1A全体の動作制御を行う制御回路は、制御部15a、掃除ロボット1Aの動作に係る設定条件や作動指令を入力する操作パネル31、走行マップ18aを記憶する記憶部18、電動送風機30を駆動するためのモータドライバ30a、駆動輪5の走行モータ51を駆動するためのモータドライバ51a、回転ブラシ3とサイドブラシ4を駆動するブラシ用モータ17を駆動するためのモータドライバ17a、床面検知センサ12を制御する制御ユニット12a、超音波センサ9を制御する制御ユニット9a等を備える。
 制御部15aはCPU、ROM、RAMからなるマイクロコンピュータを備え、記憶部18に予め記憶されたプログラムデータに基いて、モータドライバ30a、51a、17aに個別に制御信号を送信し、電動送風機30、走行モータ51およびブラシ用モータ17を駆動制御して、一連の掃除運転を行う。なお、プログラムデータには、床面の広い領域を清掃する通常モード用と、壁際に沿って清掃する壁際モード用のプログラムデータなどが含まれる。
 また、制御部15aは、ユーザーによる設定条件や作動指令を操作パネル31から受け入れて記憶部18に記憶させる。この記憶部18に記憶される走行マップ18aは、掃除ロボット1Aの設置場所周辺の走行経路や走行速度などといった走行に係る情報であり、予めユーザーによって記憶部18に記憶させるか、あるいは掃除ロボット1A自体が掃除運転中に自動的に記録することができる。
 このように構成された掃除ロボット1Aにおいて、操作パネル31からの掃除運転開始の指令により、電動送風機30、駆動輪5、回転ブラシ3およびサイドブラシ4が駆動する。これにより、回転ブラシ3、サイドブラシ4、駆動輪5および後輪7が床面に接触した状態で、掃除ロボット1Aは所定の範囲を自走しながら吸込口11から床面の塵埃を含む空気を吸い込む。
 このとき、回転ブラシ3の回転によって床面上の塵埃は掻き上げられて吸込口11に導かれる。また、サイドブラシ4の回転によって吸込口11の側方の塵埃が吸込口11に導かれる。
 吸込口11から筐体2内に吸い込まれた塵埃を含む空気は、筐体2の吸引路10(図4)を通り、集塵ボックス21内に流入する。集塵ボックス21内に流入した気流は、フィルター22を通過して塵埃が除去された後、電動送風機30に流入して排気路40に導かれ、排気口41から外部へ排出される。この際、集塵ボックス21内の気流に含まれる塵埃は、フィルター22によって捕獲され、集塵ボックス21内に堆積する。
 また、掃除ロボット1Aは、前述のように超音波センサ9によって進路上の障害物を検出した場合および掃除領域の周縁に到達した場合、駆動輪5が一旦停止し、次に左右の駆動輪5を互いに逆方向に回転して向きを変える。これにより、掃除ロボット1Aは、設置場所全体あるいは所望範囲全体に障害物を避けながら自走して掃除をすることができる。
 また、掃除ロボット1Aは、前述のように、左右の駆動輪5と後輪7の3点で接触しており、前進時に急停止しても後輪7が床面から浮き上がらないようなバランスで重量配分されている。
 そのため、掃除ロボット1Aが前進中に下りの段差の手前で急停止しても、それによって掃除ロボット1Aが前のめりに傾いて下りの段差へ落下するということが防止されている。なお、駆動輪5は、急停止してもスリップしないよう、溝を有するゴムタイヤをホイールに嵌め込んで形成されている。
<超音波センサとその静電気対策>
 この実施形態においては、前述のように図1に示す超音波センサ9は、交互に一列に配列された超音波受信部23aと超音波送信部23bとを備える。制御ユニット9a(図3)は、超音波送信部23bから超音波を発信させ、発信させた超音波が障害物で反射されて超音波受信部23aで受信されるまでの時間から障害物までの距離を算出し制御部15aへ検知信号として送信する。
 図5(a)は超音波受信部23aの側板2cへの取り付け説明図、図5(b)は超音波送信部23bの側板2cへの取り付け説明図である。
 また、図6(a)は超音波受信部23aと超音波送信部23bの正面図、図6(b)は図6(a)のA-A矢視断面図である。
 また、図7(a)は超音波受信部23aおよび超音波送信部23bに用いる部品(リング)の正面図、図7(b)は図7(a)のB-B矢視断面図である。
 これらの図に示すように、超音波受信部23aと超音波送信部23bは、それぞれ筐体2(図1)の側板2cの円形の窓35からリング27が部分的に露出するように設置される。
 また、超音波受信部23aと超音波送信部23bは、それぞれ制御基板29a、29bの表面に搭載された超音波受信素子26aと超音波送信素子26bと、キャップ形状で導電性を有する金属製リング27と、制御基板29a、29bとリング27とを支持する支持部材28とを備える。
 支持部材28は、図6(b)に示すように、貫通孔34を有して超音波受信素子26aと超音波送信素子26bとをそれぞれ覆うと共に、上部にリング27が貫通孔34と同軸に嵌着される。
 図6(a)、(b)に示すように、制御基板29a、29bと支持部材28は共通のビス用貫通孔36を有し、図5(a)、(b)に示すように側板2cから内部へ突出する一対のボス32にビス33で固定される。ここで、支持部材28は電気絶縁材料で形成されている。
 また、超音波受信素子26aおよび超音波送信素子26bには、例えば、それぞれ(株)村田製作所製のMA40S2R型および同MA40S2S型を用いることができる。
 制御基板29a、29bは、それぞれ超音波受信素子26a用と、超音波送信素子26b用のアンプや各種信号処理回路を備え、図3に示す制御ユニット9aを構成する。
 また、リング27には、図6や図7に示すように一対のアース接続用端子37が設けられている。そして、各アース接続用端子37は、掃除ロボット1Aのアースに、この実施形態では、筐体2に内蔵され各種モータ等の駆動制御要素に電力を供給する前述のバッテリーの負極端子に、導線を用いて接続され接地される。
 このような構成において、掃除ロボット1Aが静電気の帯電体に接近し、静電気が側板2cの窓35から侵入しようとすると、静電気はリング27に印加し、アース接続用端子37を介してアースに流れ、除電される。
 従って、リング27の除電効果により、静電気の筐体2の内部への侵入が防止され、超音波センサ9が静電気障害から保護される。
(第2実施形態)
 図8はこの実施形態の図1対応図、図9はこの実施形態の図5対応図である。
 この実施形態においては、筐体2の側板2cの前方に外部の物体との衝突時の衝撃を緩和するバンパー38が設けられている。バンパー38は、導電性の板状弾性部材、例えば導電性ゴム板を側板2cに接着剤で接着したものである。
 そして、バンパー38は、その一部が図9に示すように側板2cの窓35の周縁に乗り上げ、リング27と弾性的に接触するように設けられている。つまり、これによって、バンパー38はリング27と電気的に接続される。その他の構成は第1実施形態と同等である。
 このような構成において、掃除ロボット1Aが静電気の帯電体に接近すると、静電気は、バンパー38に印加してリング27とアース接続用端子を介してアース(バッテリーの負極端子)に流れ、除電される。従って、バンパー38の除電効果により、超音波センサ9が静電気障害から保護される。
(第3実施形態)
 図10はこの実施形態の図1対応図、図11はこの実施形態の図5対応図である。
 この実施形態においては、図10に示す超音波センサ9は一列に配列された3つの超音波送受信部23cを備える。従って、超音波送受信部23cは、図11に示すように第1実施形態の超音波受信素子26aと超音波送信素子26bとを送受信兼用の超音波送受信素子26cで置換し、制御基板29a、29bを送受信兼用の制御基板29cで置換したものである。
 なお、超音波送受信素子26cには、例えば、シリコンハウス社製のC40-16KM型を用いることができる。
 制御基板29cは、超音波送受信素子26c用のアンプや各種信号処理回路を備え、図3に示す制御ユニット9aを構成する。
 その他の構成は第1実施形態と同等である。この実施形態においても、第1実施形態と同等の静電気の除電効果が得られる。
 1A 掃除ロボット
 2  筐体
 2a 底板
 2b1 蓋
 2b 天板
 2c 側板
 3  回転ブラシ
 4  サイドブラシ
 5  駆動輪
 7  後輪
 8  前輪
 9  超音波センサ
10  吸引路
11  吸引口
12  床面検知センサ
12a 制御ユニット
15a 制御部
18  記憶部
18a 走行マップ
20  集塵部
21  集塵ボックス
22  フィルタ
23a 超音波受信部
23b 超音波送信部
23c 超音波送受信部
26a 超音波受信素子
26b 超音波送信素子
26c 超音波送受信素子
27  リング
28  支持部材
29a 制御基板
29b 制御基板
29c 制御基板
30  電動送風機
31  操作パネル
32  ボス
33  ビス
34  貫通孔
35  窓
36  ビス用貫通孔
37  アース接続端子
38  バンパー
40  排気路
41  排気口

Claims (5)

  1.  吸引口と排気口を有する自走可能な筐体と、床面上の空気を塵埃と共に吸引口から筐体内に吸引し、かつ、塵埃が除去された空気を排気口から外部に排気する送風部と、超音波を送受信して外部の物体を検出する超音波センサと、超音波センサの出力を受けて筐体の自走動作を制御する制御部とを備え、超音波センサは筐体内に配置され、筐体は超音波センサが送受信する超音波を通過させる窓およびその窓に嵌入された導電性のリングを備え、前記リングが接地されていることを特徴とする自走式掃除機。
  2.  筐体は、側面の外周に外部の物体との衝突時の衝撃を緩和するバンパーを備え、バンパーは導電性を有して前記リングに電気的に接続されてなる請求項1記載の自走式掃除機。
  3.  前記超音波センサは、超音波送信素子を備えたセンサと超音波受信素子を備えたセンサからなる請求項1又は2記載の自走式掃除機。
  4.  前記超音波センサが超音波送信受信兼用素子を備える請求項1記載の自走式掃除機。
  5.  バンパーが導電性ゴムからなる請求項2記載の自走式掃除機。
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