JP2937142B2 - Icハンドリング装置 - Google Patents

Icハンドリング装置

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JP2937142B2
JP2937142B2 JP8272146A JP27214696A JP2937142B2 JP 2937142 B2 JP2937142 B2 JP 2937142B2 JP 8272146 A JP8272146 A JP 8272146A JP 27214696 A JP27214696 A JP 27214696A JP 2937142 B2 JP2937142 B2 JP 2937142B2
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chute
chutes
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征樹 矢島
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICを検査するテ
スタの測定部にICを送り込むICハンドリング装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】通常、ICを測定選別するテスタには、
未選別のICを供給するICハンドリング装置が付設さ
れている。そして、この種のテスタには、高速に処理す
るために並列に配置された複数のIC測定部が設けられ
ていた。
【0003】図3(a)および(b)は従来の一例にお
けるICハンドリング装置を示す正面図および断面図で
ある。従来、このICハンドリング装置は、例えば、図
3に示すように、IC17の複数個が詰み重ねて収納さ
れるマガジン15を具備するローダ部と、2系統のIC
の測定部16a,16bとマガジン15との間に1系統
のシュート14と2系統のプールシュート13a,13
bとが配置され、シュート14内を滑走してきたIC1
7をいずれかのプールシュート13a,13bに振り分
けるための分配器12を備えていた。
【0004】ローダ部ではマガジン15がIC出口を下
に向けた状態で装填され、IC17はマガジン15内を
滑走しながらICマガジン出口へ向かう。ICマガジン
15の出口はストッパ機構の動作でICの連続供給が可
能な状態で、シュート14と結合されているためIC1
7はマガジン15からシュート14に乗り移り、続いて
シュート14内を滑走し、シュート14の最下端にてI
Cストッパ11により一端滑走を停止させられる。
【0005】このICストッパ11の動作タイミングは
分配器の動作と同期しており、分配器12のIC受取部
がシュート14位置まで移動し、分配器12のIC受取
準備が整うまでストッパ11は作動し続け、シュート1
4内にIC17を保持している。分配器12のIC受取
部がシュート14の位置まで移動し、センサ7がIC1
7があることを検知しIC17がシュート14内から滑
走できる体制が整うとストッパ11は解除され、IC1
7はシュート14から分配器12に落ち込み、ストッパ
10が作動しIC17は分配器12内に停留する。
【0006】そして、分配器12はIC17を保持した
ままの状態で各々のプールシュート13a,13bの位
置まで移動し、IC17がプールシュート13a,13
bに乗り移れる状態になったところでストッパ10を解
除してプールシュート13a,13bにIC17を落し
込みIC17を測定部16a,16bを供給する。この
ように、マガジン15よりシュート14およびプールシ
ュート13a,13bを介してICの複数の測定部16
a,16bに順次ICを1個づつ供給し高速に選別処理
を行なうことを特徴としていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のICハ
ンドリング装置では、ICの測定部へのICの供給をシ
ュートによる自然落下を利用したICの滑走による方法
を採用しているので、IC外形寸法に対するシュート内
径との間隙調整狂いやIC自身の樹脂バリなどに起因す
るICがシュート内に引掛ったりIC同志が重なったり
してシュート内でICが円滑に滑走せず、ICの詰まり
を生じることがある。一般的にこの現象をジャミングと
読んでいるが、このような自重落下方式のICハンドリ
ング装置ではその構造上、このジャミング現象を完全に
回避することは難しい。
【0008】また、ローダ部とIC測定部の間にシュー
トとIC分配器をそれぞれ1基づつしか有していないた
め、ひとたびシュート部でジャミングが発生するとプー
ルシュートさらにIC測定部へのIC供給経路が絶た
れ、装置は異状を検出して完全に停止する。装置を再び
稼働状態に復帰させるには、操作者が詰まったICを取
り除いて再起動をかける必要があるが、この作業が完了
するまでの間、高価なテスト装置は全く稼働できず、装
置の稼働損をもたらすという問題があった。
【0009】従って、本発明の目的は、シュートにIC
のジャミングが発生しても、IC測定部に常に安定して
ICを供給できるICハンドリング装置を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、ICの
複数個を積載するマガジンから落し込れる前記ICを自
然落下により滑走させ該ICを搬送する複数のシュート
と、これらシュートに滑走通過する前記ICを検知する
センサと、該センサの前記ICの通過の有無信号により
移動し前記ICの通過有りの該シュートから前記ICを
受け取るとともにIC測定部に該ICを供給する分配器
とを備えるICハンドリング装置である。また、前記シ
ュートの滑走経路の長さに応じて複数の前記センサが等
間隔に配置されていることが望ましい。
【0011】前記シュートが複数の短かい短尺シュート
に分割されている場合は、分割された該短尺シュートに
前記センサを配設しかつ前記短尺シュートの間に前記分
配器を備えることが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例1について図
面を参照して説明する。
【0013】図1(a)および(b)は本発明の一実施
の形態におけるICハンドリング装置の構成を示す正面
図および断面図である。このICハンドリング装置は、
図1に示すように、マガジン15aと15bをそれぞれ
もつローダ部とIC測定部16a及び16bとの間に2
系統の搬送機構であるシュート1a及び1bを設けたこ
とである。また、受取り部2を2個所もつとともに受取
り部2をシュート1a,1bの下端のいずれにも位置決
めできる1基のIC分配器3が2系統のプールシュート
13a,13bとシュート1a,1bとの間に配設され
ている。
【0014】ローダ部を構成する2本のICマガジン1
5a及び15bがIC出口を下に向けた状態でICの1
個を順送りするストッパ機構の係止部に装填され、それ
ぞれのマガジン15a,15bよりICの1個は同時に
シュート1a及び1bに落し込まれる。それぞれのシュ
ート1a及び1bに落し込まれるIC17は、シュート
1a及び1b内を滑走中にセンサ4a,4bに検知さ
れ、円滑にシュート1a,1b内を滑走しているか否か
が確認される。
【0015】なお、センサ4a,4bの個数は、シュー
ト1a,1bの長さに応じて設けることが望ましい。こ
こでは、仮に2個をシュート1a,1bの滑走経路途中
に等間隔に配置されている。シュート1a,1bの滑走
経路途中でジャミングを起さずIC17がシュート1
a、1bの下端に到達するには、これらセンサ4a,4
bが通過したことを共に検知しなければならない。例え
ば、センサ4aがIC17の通過を検知しても、センサ
4bが検知しなければ、IC17はセンサ4aとセンサ
4bとの間の滑走経路に引掛かっていることになる。ま
た、これらセンサ4a,4bは、応答速度の早い例えば
フォトセンサが適している。
【0016】ジャミングを起さずシュート1a,1b内
を滑走するIC17は、シュート1a,1bの再下端に
到達すると、ストッパ11により一端滑走を停止させら
れる。次に、IC17は分配器10に落し込まれる状態
であるが、2系統のシュート1a及び1bの双方におけ
るセンサ4a,4bの論理回路信号積が1すなわちジャ
ミングの発生がないこととIC17がシュート1a,1
bの下端にあるというセンサ7の信号により、分配器3
は停止したままで、シュート1a,1bの下端にあるス
トッパ11が開きIC17が分配器3の受取り部2に落
し込まれ収納される。
【0017】そして、測定部16a,16bのIC17
の測定が終了しアンロードされると、ストッパ10が開
き、膨分配器3の受取り部2に停留するIC17は、そ
れぞれに対応するプールシュート13a及び13bへ落
し込まれ測定部16a,16bに送り込まれる。
【0018】しかしどちらか片方のシュート1a,1b
において、センサ4a,4bがIC17の通過を検知し
ないかあるいはセンサ4bが検知しないと、センサ論理
回路積が0となり、シュート1a,1b内でICのジャ
ミングの発生を確認すると、ジャミングの発生したシュ
ートICの流れを停止させ、ジャミングの発生したシュ
ート1aもしくは1bの下端に取り付けられたセンサ7
が1C17が無いと判定し、ICの分配器3の動きを制
御する。
【0019】例えば、シュート1aでジャミングが発生
したことを検出した場合は、まずIC分配器3はシュー
ト1bから右側の受取り部2でIC17を受け取り、ジ
ャミングが発生しない通常の運転状態のときと同様にそ
の位置を変化させないままストッパ10を解除してIC
17をプールシュート16bに受け渡す。
【0020】次のICがシュート1bからICの分配器
3に供給されると、分配器3は右側の受取部でIC17
を受け取った後、右側の受取部2がプールシュート13
aの位置に来るまで左側に位置を移動させた後に、スト
ッパ10を解除してIC17をプールシュート13aに
供給する。このように分配器3がこれらの動作を繰り返
すことにより、片方のシュートがジャミングを起しても
他のシュートから2系統のプールシュート13a及び1
3bを介して測定部16a及び16bにICを供給する
ことができ、テスト装置の可動を維持することが可能と
なる。
【0021】図2(a)および(b)は図1のICハン
ドリング装置の変形例における構成を示す正面図および
断面図である。プールシュート13a,13bはシュー
ト1a,1bと比べ短く滑走経路内でのジャミング発生
が起り難いものの、同じ滑走断面を有し断面形状の違い
があり、ジャミングの発生は必ず起きる。そこで、この
ICハンドリング装置では、図2に示すように、図1の
2つのシュート1aおよび1bとプールシュート13
a,13bとの間に設けられた分配器3とは別に、プー
ルシュート13a,13bと測定部16a,16bとの
間にICの分配器3aを設けたことである。
【0022】また、プールシュート13a,13bの滑
走経路は短いので、ジャミング現象を検知するセンサ4
cはプールシュート13a,13bの滑走経路途中に1
個取り付けてある。そして、このセンサ4cがIC17
の通過をカウントしなければ、ジャミング現象が発生し
たと検知し、このプーシュート13a及び13bの下部
にある分配器3aは、ジャミングが発生していないプー
ルシュート13a,13bの下端に受取り部を位置決め
させ、ストッパ11aの解除によりIC17を分配器3
aが受け取り、ストッパ10aが開きIC17は測定部
16a,16bに供給される。
【0023】このように下段シュートであるプールシュ
ート13a,13b側にも、バッファ供給部である分配
器3aを設ければ、この2系統のシュートもつIC供給
機構は、ジャミングを起しも円滑にICを測定部に供給
できる。勿論、このIC供給機構は、シュートが3でも
4でも複数のシュート系統に適用できることは言うまで
もない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ICの複
数個を積載する複数のマガジンからICを受け取りIC
を自然落下により滑走させるシュートと、シュート内を
滑走するICの通過を検知する手段と、通過したICを
受け取るようにICが通過したシュートの位置に移動し
ICの受取りを行なう分配器とを設けることによって、
シュートのいずれかにジャミングが発生しても正常な別
のシュートからIC測定部にICを供給できるので、装
置を停止することなく装置の稼働を維持でき、その結
果、高価なテスタの稼働損が無くなるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるICハンドリン
グ装置の構成を示す正面図および断面図である。
【図2】図1のICハンドリング装置の変形例における
構成を示す正面図および断面図である。
【図3】従来の一例におけるICハンドリング装置を示
す正面図および断面図である。
【符号の説明】
1a,1b,14 シュート 2 受取り部 3,3a,12 分配器 4a,4b,4c,7 センサ 8,9,10,10a,11,11a ストッパ 13a,13b プールシュート 15,15a,15b マガジン 16a,16b 測定部 17 IC

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICの複数個を積載するマガジンから落
    し込れる前記ICを自然落下により滑走させ該ICを搬
    送する複数のシュートと、これらシュートに滑走通過す
    る前記ICを検知するセンサと、該センサの前記ICの
    通過の有無信号により移動し前記ICの通過有りの該シ
    ュートから前記ICを受け取るとともにIC測定部に該
    ICを供給する分配器とを備えることを特徴とするIC
    ハンドリング装置。
  2. 【請求項2】 前記シュートの滑走経路の長さに応じて
    複数の前記センサが等間隔に配置されていることを特徴
    とする請求項1記載のICハンドリング装置。
  3. 【請求項3】 前記シュートが複数の短かい短尺シュー
    トに分割されているとともに分割された該短尺シュート
    に前記センサが配設されかつ前記短尺シュートの間に前
    記分配器が備えられていることを特徴とする請求項1お
    よび請求項2記載のICハンドリング装置。
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KR100390850B1 (ko) * 2000-12-28 2003-07-10 한국 고덴시 주식회사 핸들러의 디바이스 감지 제어 장치

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Effective date: 19990511