JP2936535B2 - 半導体素子の金属配線構造およびその形成方法 - Google Patents

半導体素子の金属配線構造およびその形成方法

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JP2936535B2 JP8352538A JP35253896A JP2936535B2 JP 2936535 B2 JP2936535 B2 JP 2936535B2 JP 8352538 A JP8352538 A JP 8352538A JP 35253896 A JP35253896 A JP 35253896A JP 2936535 B2 JP2936535 B2 JP 2936535B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子の金属
配線に関するもので、CVDタングステンを用いた金属
配線構造およびその形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的にCVDタングステン膜を金属配
線で使用する場合、拡散バリアとしてチタニウム膜とチ
タニウム窒化膜の積層膜を使用している。積層構造の拡
散バリアを用いた金属配線膜をスパッタリング法を用い
て形成する場合、薄膜の密度を高め薄膜表面に酸素(O
)がほとんどない状態で拡散バリア上にCVDタング
ステン膜を蒸着しても、CVDタングステン膜を形成す
るための供給ガスのWFがチタニウム窒化膜を通過し
てその下部のチタニウム膜と反応してチタニウムフルオ
ライド(TiF)を形成させる。
【0003】しかしながら、チタニウムフルオライドは
絶縁体であるので、半導体素子の特性および信頼住を低
下させ高集積化を難しくする問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、チタ
ニウム膜を含む拡散バリアを形成した後、CVDタング
ステン膜を形成する際、CVDタングステン膜を形成す
るための供給ガスのWFとチタニウム膜を含む拡散バ
リアとの反応を抑制して、絶縁物のチタニウムフルオラ
イドの形成を防止できる半導体素子の金属配線構造およ
びその形成方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の伝導層と電気的に連結させるための金属配
線を形成する方法として、伝導層と電気的に連結させる
ための金属配線を形成する方法として、前記伝導層と、
その上部に形成され前記伝導層と金属配線とをコンタク
させるための開口部を備えた絶縁膜を含む半導体基板を
提供する工程と;前記開口部と絶縁膜にチタニウム酸化
膜を備えた多層の拡散バリアを形成する工程と;拡散バ
リア上にタングステン膜を形成して金属配線を形成する
工程を含むことを特徴とする。
【0006】また、チタニウム酸化膜を含んだ多層の拡
散バリアを形成する工程は一つのチャンバー内で真空断
絶なしに連続的に行うことを特徴とする。
【0007】また、前記チタニウム酸化膜を形成する工
程はチタニウムアイソープロポオキシドと酸素を反応さ
せ150乃至250℃の温度、0.5乃至2torr圧
力の蒸着条件でCVD法で形成されていることを特徴と
する。
【0008】また、前記チタニウム酸化膜は10乃至3
0Åの厚さで形成されることを特徴とする。
【0009】また、伝導層と電気的に連結させるための
金属配線を形成する方法として、前記伝導層と、その上
部に形成され前記金属配線をコンタクトさせるための開
口部を備えた絶縁膜を含む半導体基板を提供する工程
と;開口部と絶縁膜上にチタニウム膜とチタニウム酸化
膜を形成して多層の拡散バリアを形成する工程と;拡散
バリア上にタングステン膜を形成して金属配線を形成す
る工程を含むことを特徴とする。
【0010】また、チタニウム膜とチタニウム酸化膜を
形成する工程は真空の断絶なしで一つのチャンバー内で
連続的に行うことを特徴とする。
【0011】また、前記チタニウム膜を形成する工程は
PVD法またはCVD法のいづれかで行われることを特
徴とする。
【0012】また、前記チタニウム膜は100乃至50
0Åの厚さで蒸着されることを特徴とする。
【0013】また、前記チタニウム酸化膜を形成する工
程は、チタニウムアイソープロポオキサイドと酸素を反
応させ150乃至250℃の温度、0.5乃至2tor
r圧力の蒸着条件でCVD法で行うことを特徴とする。
【0014】また、前記チタニウム酸化膜は10乃至3
0Åの厚さで形成されていることを特徴とする。
【0015】また、前記チタニウム膜上にチタニウム窒
化膜を形成する工程をさらに含むことを特徴とする。
【0016】また、伝導層と電気的に連結されるための
金属配線を形成する方法として、前記伝導層と、その上
部に形成され前記伝導層と金属配線をコンタクトさせる
ための開口部を備えた絶縁膜を含む半導体基板を提供す
る工程と;開口部と絶縁膜上にチタニウム窒化膜とチタ
ニウム酸化膜を形成して多層の拡散バリアを形成する工
程と;拡散バリア上にタングステン膜を形成して金属配
線を形成する工程を含むことを特徴とする。
【0017】また、チタニウム窒化膜とチタニウム酸化
膜を形成する工程は真空の断絶なしで一つのチャンバー
内で連続的に行うことを特徴とする。
【0018】また、前記チタニウム窒化膜を形成する工
程はPVD法またはCVD法のいづれかで行われること
を特徴とする。
【0019】また、前記チタニウム窒化膜は300乃至
1000Åの厚さで形成されることを特徴とする。
【0020】また、チタニウム酸化膜を形成する工程は
チタニウムアイソープロポオキサイドと酸素を反応させ
150乃至250℃の温度、0.5乃至2torr圧力
の蒸着条件でCVD法で行うことを特徴とする。
【0021】また、前記チタニウム酸化膜は10乃至3
0Åの厚さで形成されることを特徴とする。
【0022】また、前記チタニウム窒化膜を形成する工
程前にチタニウム膜を形成する工程をさらに含むことを
特徴とする。
【0023】また、本発明の半導体素子の金属配線構造
は、伝導層を含んだ半導体基板と;伝導層上部に形成さ
わ、開口部を有する絶縁膜と;絶縁膜と開口部上に形成
されたチタニウム酸化膜を備えた多層の拡散バリア層
と;拡散バリア層上に形成されたタングステン膜を含む
ことを特徴とする。
【0024】また、伝導層は半導体基板上に形成された
不純物領域であることを特徴とする。
【0025】また、前記拡散バリアはチタニウム膜と、
チタニウム酸化膜からなることを特徴とする。
【0026】また、前記チタニウム膜は100乃至50
0Åの厚さを有することを特徴とする。
【0027】また、チタニウム酸化膜は10乃至30Å
の厚さを有することを特徴とする。
【0028】また、前記拡散バリアはチタニウム膜とチ
タニウム酸化膜の間に形成されたチタニウム窒化膜をさ
らに含むことを特徴とする。
【0029】また、前記拡散バリアはチタニウム窒化膜
と、チタニウム酸化膜からなることを特徴とする請求項
19に記載の半導体素子の金属配線構造。
【0030】また、前記チタニウム窒化膜は300乃至
1000Åの厚さを有することを特徴とする。
【0031】また、前記チタニウム酸化膜は10乃至3
0Åの厚さを有することを特徴とする。
【0032】また、前記拡散バリアはチタニウム窒化膜
下部に形成されたチタニウム膜をさらに含むことを特徴
とする。
【0033】
【発明の実施の形態】(実施例1) 図1乃至図5は本発明の第1実施例による半導体素子の
金属配線形成工程を図示した断面図である。図1を参照
すれば、先ず、不純物領域11が形成された半導体基板
10上に絶縁膜15によって囲まれた伝導層13を形成
する。そして、コンタクトマスク(図面上には図示しな
い)を用いた通常の写真触刻工程で前記絶縁膜15中前
記不純物領域11と伝導層13上部の絶縁膜部分を触刻
して開口部(opening)17と19をそれぞれ形
成する。
【0034】その後、図2に図示されているように、基
板10の前表面にPVD(PhysicalVapor
Deposision)またはCVD(Chemic
alVapor Deposition)方法でチタニ
ウム膜21を100乃至500Åの厚さに形成する。
【0035】次いで、図3に図示されているように、チ
タニウム膜21上にPVDまたはCVD方法でチタニウ
ム窒化膜23を300乃至1000Åの厚さに形成す
る。
【0036】チタニウム窒化膜23を形成した後、図4
に図示したように、チタニウム窒化膜23上にチタニウ
ム酸化膜25を10乃至30Åの厚さに形成する。この
際、チタニウム酸化膜25はチタニウムアイソープロポ
オキサイド{Ti[OCH(CH}と酸素
(O)を反応させて150乃至250℃の温度、0.
5乃至2torr圧力の蒸着条件でCVD法で蒸着す
る。
【0037】その後、図5に図示したように、チタニウ
ム酸化膜25上にWFとHを反応させ300乃至5
00℃の温度、10乃至100torr圧力の蒸着条件
でタングステン膜27を蒸着して金属配線膜を形成す
る。
【0038】前記したように、本実施例によるチタニウ
ム膜、チタニウム窒化膜およびチタニウム酸化膜の積層
構造からなる拡散バリアにおいては、CVDタングステ
ン膜の形成の際TiFの生成を制御できるが、その原
理はバイディングエネルギー(bonding ene
rgy)によって説明することができる。即ち、二つの
原子の分子構造を基に、温室でのバイディングエネルギ
ーがTi−Tiは141.4±21kJmol−1,F
−Tiは569.0±33kJmol−1,O−Tiは
672.4±9.2kJmol−1である。
【0039】上記で分かるように、バイディングエネル
ギーの大きさはTi−Ti<F−Ti<O−Tiで表示
される。従って、本実施例でCVDタングステン膜を形
成するための供給ガスのWFはTi−Ti構造のチタ
ニウム膜と反応してTiFを形成することができる
が、O−Ti構造のチタニウム酸化膜と反応することが
できない。それゆえに、本実施例によれば、拡散バリア
上にCVDタングステン膜を蒸着する際、TiFの形
成を防止できる。
【0040】第1実施例で、拡散バリアとしてチタニウ
ム膜、チタニウム窒化膜およびチタニウム酸化膜の多層
構造を形成したが、拡散バリアとしてチタニウム膜とチ
タニウム酸化膜またはチタニウム窒化膜とチタニウム酸
化膜の二重構造を形成することもできる。
【0041】(実施例2) 図6乃至図9は、本発明の第2実施例による半導体素子
の金属配線形成工程を図示した断面図である。図6を参
照すれば、不純物領域31が形成された半導体基板30
上に絶縁膜35によって囲まれた伝導層33を形成す
る。そして、コンタクトマスク(図面上には図示されて
いない)を用いた通常の写真触刻工程で絶縁膜35中前
記不純物領域31と伝導層33上部の絶縁膜部分を触刻
して開口部37と39をそれぞれ形成する。
【0042】次いで、基板の全表面にPVDまたはCV
D方法でチタニウム膜41を100乃至500Åの厚さ
で形成し、チタニウム膜41上にチタニウム酸化膜43
を10乃至30Åの厚さで形成する。この際、チタニウ
ム酸化膜43はチタニウムアイソープロポオキサイド
{Ti[OCH(CH}と酸素(O)を反
応させ150乃至250℃の温度、0.5乃至2tor
r圧力の蒸着条件でCVD法で蒸着する。
【0043】その後、図7に図示されたように、前記チ
タニウム酸化膜43上にPVDまたはCVD方法でチタ
ニウム窒化膜45を300乃至1000Åの厚さで形成
する。チタニウム窒化膜45を形成した後、図8図示し
たように、チタニウム窒化膜45上にWFとHを反
応させ300乃至500℃の温度、10乃至100to
rr圧力の蒸着条件でタングステン膜47を蒸着して金
属配線を形成する。
【0044】(実施例3) 図は本発明の第3実施例によるDRAM素子の構造を
図示したものである。図を参照すれば、半導体基板5
1上にゲート酸化膜52が形成され、その上にワードラ
インで作用するゲート53が形成される。ゲート53両
側の基板にはソース/ドレイン用接合領域54が形成さ
れる。第1層間絶縁膜55上には開口部56を通してド
レイン用接合領域とコンタクトされる拡散バリア57を
備えたビットライン58が形成される。図面上には拡散
バリア57がチタニウム膜57−1、チタニウム窒化膜
57−2およびチタニウム酸化膜57−3の多層構造を
有するが、チタニウム膜57−1、チタニウム酸化膜5
7−3およびチタニウム窒化膜57−2の多層構造を有
することもできる。
【0045】第2層間絶縁膜59上には開口部60を通
してソース用接合領域54とコンタクトされる貯蔵電極
61、誘電体膜62およびプレート電極63のキャパシ
タが形成される。
【0046】
【発明の効果】前記したような本発明によれば、CVD
タングステン膜を金属配線膜で形成時、拡散バリアのチ
タニウム酸化膜がCVDタングステンの反応物のWF
とその下部の拡散バリアのチタニウムの反応を抑制して
絶縁体の発生を防止できる。これによって素子の特性と
信頼性を向上させ半導体素子を高集積化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による半導体素子の金属配
線形成工程を図示した断面図である。
【図2】本発明の第1実施例による半導体素子の金属配
線形成工程を図示した断面図である。
【図3】本発明の第1実施例による半導体素子の金属配
線形成工程を図示した断面図である。
【図4】本発明の第1実施例による半導体素子の金属配
線形成工程を図示した断面図である。
【図5】本発明の第1実施例による半導体素子の金属配
線形成工程を図示した断面図である。
【図6】本発明の第2実施例による半導体素子の金属配
線形成工程を図示した断面図である。
【図7】本発明の第2実施例による半導体素子の金属配
線形成工程を図示した断面図である。
【図8】本発明の第2実施例による半導体素子の金属配
線形成工程を図示した断面図である。
【図9】本発明の第3実施例による半導体素子の断面図
である。
【符号の説明】
10,30,51 半導体基板 11,31 不純物領域 13,33 伝導層 15,35 絶縁膜 17,19,37,39,56,60 開口部 21,41,57−1 チタニウム膜 23,45,57−2 チタニウム窒化膜 25,43,57−3 チタニウム酸化膜 27,47 タングステン膜 52 ゲート酸化膜 53 ゲート 54 接合領域 55 第1層間絶縁膜 57 拡散バリア 58 ビトライン 61 貯蔵電極 62 誘電体膜 63 プレート電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/28 - 21/288 H01L 21/3205 H01L 21/3213 H01L 21/44 - 21/445 H01L 21/768 H01L 21/8242 H01L 29/108 H01L 29/40 - 29/51

Claims (28)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝導層と電気的に連結させるための金属
    配線を形成する方法として、前記伝導層と、その上部に
    形成され前記伝導層と金属配線とをコンタクさせるため
    の開口部を備えた絶縁膜を含む半導体基板を提供する工
    程と; 前記開口部と絶縁膜にチタニウム酸化膜を備えた多層の
    拡散バリアを形成する工程と; 拡散バリア上にタングステン膜を形成して金属配線を形
    成する工程を含むことを特徴とする半導体素子の金属配
    線形成方法。
  2. 【請求項2】 チタニウム酸化膜を含んだ多層の拡散バ
    リアを形成する工程は一つのチャンバー内で真空断絶な
    しに連続的に行うことを特徴とする請求項1に記載の半
    導体素子の金属配線形成方法。
  3. 【請求項3】 前記チタニウム酸化膜を形成する工程は
    チタニウムアイソープロポオキシドと酸素を反応させ1
    50乃至250℃の温度、0.5乃至2torr圧力の
    蒸着条件でCVD法で形成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の半導体素子の金属配線形成方法。
  4. 【請求項4】 前記チタニウム酸化膜は10乃至30Å
    の厚さで形成されることを特徴とする請求項3に記載の
    半導体素子の金属配線形成方法。
  5. 【請求項5】 伝導層と電気的に連結させるための金属
    配線を形成する方法として、前記伝導層と、その上部に
    形成され前記金属配線をコンタクトさせるための開口部
    を備えた絶縁膜を含む半導体基板を提供する工程と; 開口部と絶縁膜上にチタニウム膜とチタニウム酸化膜を
    形成して多層の拡散バリアを形成する工程と; 拡散バリア上にタングステン膜を形成して金属配線を形
    成する工程を含むことを特徴とする半導体素子の金属配
    線形成方法。
  6. 【請求項6】 チタニウム膜とチタニウム酸化膜を形成
    する工程は真空の断絶なしで一つのチャンバー内で連続
    的に行うことを特徴とする請求項5に記載の半導体素子
    の金属配線形成方法。
  7. 【請求項7】 前記チタニウム膜を形成する工程はPV
    D法またはCVD法のいづれかで行われることを特徴と
    する請求項5に記載の半導体素子の金属配線形成方法。
  8. 【請求項8】 前記チタニウム膜は100乃至500Å
    の厚さで蒸着されることを特徴とする請求項7に記載の
    半導体素子の金属配線形成方法。
  9. 【請求項9】 前記チタニウム酸化膜を形成する工程
    は、チタニウムアイソープロポオキサイドと酸素を反応
    させ150乃至250℃の温度、0.5乃至2torr
    圧力の蒸着条件でCVD法で行うことを特徴とする請求
    項5に記載の半導体素子の金属配線形成方法。
  10. 【請求項10】 前記チタニウム酸化膜は10乃至30
    Åの厚さで形成されることを特徴とする請求項9に記載
    の半導体素子の金属配線形成方法。
  11. 【請求項11】 前記チタニウム膜上にチタニウム窒化
    膜を形成する工程をさらに含むことを特徴とする請求項
    5に記載の半導体素子の金属配線形成方法。
  12. 【請求項12】 伝導層と電気的に連結されるための金
    属配線を形成する方法として、前記伝導層と、その上部
    に形成され前記伝導層と金属配線をコンタクトさせるた
    めの開口部を備えた絶縁膜を含む半導体基板を提供する
    工程と; 開口部と絶縁膜上にチタニウム窒化膜とチタニウム酸化
    膜を形成して多層の拡散バリアを形成する工程と; 拡散バリア上にタングステン膜を形成して金属配線を形
    成する工程を含むことを特徴とする半導体素子の金属配
    線形成方法。
  13. 【請求項13】 チタニウム窒化膜とチタニウム酸化膜
    を形成する工程は真空の断絶なしで一つのチャンバー内
    で連続的に行うことを特徴とする請求項12に記載の半
    導体素子の金属配線形成方法。
  14. 【請求項14】 前記チタニウム窒化膜を形成する工程
    はPVD法またはCVD法のいづれかで行われることを
    特徴とする請求項12に記載の半導体素子の金属配線形
    成方法。
  15. 【請求項15】 前記チタニウム窒化膜は300乃至1
    000Åの厚さで形成されることを特徴とする請求項1
    4に記載の半導体素子の金属配線形成方法。
  16. 【請求項16】 チタニウム酸化膜を形成する工程はチ
    タニウムアイソープロポオキサイドと酸素を反応させ1
    50乃至250℃の温度、0.5乃至2torr圧力の
    蒸着条件でCVD法で行うことを特徴とする請求項12
    に記載の半導体素子の金属配線形成方法。
  17. 【請求項17】 前記チタニウム酸化膜は10乃至30
    Åの厚さで形成されることを特徴とする請求項16に記
    載の半導体素子の金属配線形成方法。
  18. 【請求項18】 前記チタニウム窒化膜を形成する工程
    前にチタニウム膜を形成する工程をさらに含むことを特
    徴とする請求項12に記載の半導体素子の金属配線形成
    方法。
  19. 【請求項19】 伝導層を含んだ半導体基板と; 伝導層上部に形成され、開口部を有する絶縁膜と; 絶縁膜と開口部上に形成されたチタニウム酸化膜を備え
    た多層の拡散バリア層と; 拡散バリア層上に形成されたタングステン膜を含むこと
    を特徴とする半導体素子の金属配線構造。
  20. 【請求項20】 伝導層は半導体基板上に形成された不
    純物領域であることを特徴とする請求項19に記載の半
    導体素子の金属配線構造。
  21. 【請求項21】 前記拡散バリアはチタニウム膜と、チ
    タニウム酸化膜からなることを特徴とする請求項19に
    記載の半導体素子の金属配線構造。
  22. 【請求項22】 前記チタニウム膜は100乃至500
    Åの厚さを有することを特徴とする請求項21に記載の
    半導体素子の金属配線構造。
  23. 【請求項23】 チタニウム酸化膜は10乃至30Åの
    厚さを有することを特徴とする請求項21に記載の半導
    体素子の金属配線構造。
  24. 【請求項24】 前記拡散バリアはチタニウム膜とチタ
    ニウム酸化膜の間に形成されたチタニウム窒化膜をさら
    に含むことを特徴とする請求項21に記載の半導体素子
    の金属配線構造。
  25. 【請求項25】 前記拡散バリアはチタニウム窒化膜
    と、チタニウム酸化膜からなることを特徴とする晴求項
    19に記載の半導体素子の金属配線構造。
  26. 【請求項26】 前記チタニウム窒化膜は300乃至1
    000Åの厚さを有することを特徴とする請求項25に
    記載の半導体素子の金属配線構造。
  27. 【請求項27】 前記チタニウム酸化膜は10乃至30
    Åの厚さを有することを特徴とする請求項25に記載の
    半導体素子の金属配線構造。
  28. 【請求項28】 前記拡散バリアはチタニウム窒化膜下
    部に形成されたチタニウム膜をさらに含むことを特徴と
    する請求項25に記載の半導体素子の金属配線構造。
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