JP2934216B2 - 捺印器 - Google Patents

捺印器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部材の端面の如く
極く小さい箇所に捺印可能な捺印器に関し、特に工業製
品類に対する捺印器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば機械部品には大小様々なものがあ
るが、大小に拘ず、製造番号であるとか、製造日その他
の事項などが捺印される。このために使用された捺印器
は、抜き差しをする柄の部分が木製、樹脂製或いは印材
と同じゴム製のものであった。それ故、極く小さい箇所
に対する捺印器に用いる場合、相対的に大型の柄の部分
が干渉して捺印不可能となる。しかし、柄の部分を小型
化すると強度が不足したり、固定が困難となるという問
題を生じ、また固定方法も複雑となり、印材の交換に手
間のかかることが予想されるため、実用性は期待できな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に着
目してなされたものであり、その課題は、部材の端面の
如く極く小さい箇所にも捺印可能な捺印器を提供するこ
とにある。また本発明は金属製等の弾性材料を用いて捺
印部材を形成することにより極小型にした捺印器を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、捺印方向へのびた支持体を有し、その一
端に印材を取り付け、他端には上記支持体を加圧するば
ね手段を有する捺印部材と、捺印部材をセットするため
に設けられ、セット時、上記印材を受け支えるための受
支部を一端に有し、かつ上記ばね手段に作用して支持体
を所定位置に加圧可能としたホルダーとによって捺印器
を構成したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に係る捺印器Aは部材Wの
端面の如く、極く小さい箇所に対する捺印を可能にする
ものである。極く小さい箇所には様々なケースが考えら
れる。例えば該当部材Wとして図5に示した細いローラ
ー軸の端面などはこの箇所Xに当てはまる。
【0006】捺印器Aは、捺印部材10とそのホルダー
20とを有する。捺印部材10は、捺印方向へのびた支
持体11を有し、その一端に印材12を取り付けたもの
で、他端には上記支持体11を加圧するばね手段13を
有する。図に例示した捺印部材10は金属製の1個の弾
性材料からなり、支持体11の一端を例えばほぼ直角に
折り曲げて印材12の取り付け片14を設け、支持体1
1の他端を一端方向へ折り返して、支持体11に接離可
能なばね手段13を設けている。ばね手段13は、折り
曲げ点15からV字状に折り返された折り返し部とその
先端部にて外方へL字状に折り曲げられた折り曲げ部と
を有し、L字状の隅部からなる突部16にて支持体本体
11に当接可能である。図3参照。
【0007】印面19は印材12の先端、つまり捺印方
向の正面に設けられ、捺印時の作用力は取り付け片14
に加わる。印材12は取り付け片14に接着等の手段に
よって取り付けられる。また、突部16より外方の端部
17は、捺印部材10を着脱するときの操作端部とな
る。捺印部材10はステンレス鋼やばね鋼、ばね黄銅或
いは燐青銅などの金属製弾性材料や樹脂材料それらを組
み合わせたもの等を材料として形成することができる。
【0008】ホルダー20は上記捺印部材10をセット
するために設けられ、セット時、印材12を受け支える
ための受支部22を一端に有し、かつ、ばね手段13に
作用して支持体11を所定位置に加圧可能にするもので
ある。支持体11を収めて安定にするための溝部21が
受支部22を設けた一端面に続いて側面に設けられ、そ
こで支持体11部分をばね手段13の一部例えば突部1
6で加圧して固定する構成を有する。
【0009】例示のホルダー20は、部材Wとして示さ
れたローラー軸の軸端を受け入れるために中空部23を
端部に形成した本体25と、その外側に嵌め合わせて捺
印部材10の取り付けのための空所26を形成した筒体
24とからなる。捺印部材10の取り付け時に突部16
で支持体11を加圧するために、ばね手段13に作用す
る内向き部分26aが筒体24の内面に設けられる。筒
体24は、捺印部材10の着脱操作を可能にするための
端部17が操作できるように本体25の先端より後退し
た位置に置かれる。
【0010】捺印部材10をホルダー中央の空所周りに
何個設けるかは自由に選択できる事項である。図示の例
では4個の捺印部材10を等間隔でホルダー中央の空所
周りに設けているので、端面にドーナツ状に捺印するこ
とができる。1例を示せば、部材Wであるローラー軸の
直径は10ミリメートル程度、印材12に用いられるゴ
ム印の文字は1ミリメートル程度である。故に、ホルダ
ー20に捺印部材10をセットした捺印器Aをローラー
軸(W)の端面に接近させると、印面19によって狭い
端面(X)に印字することができる。図5参照。
【0011】本発明に係る捺印器Aは以上のような構成
を有するから手動スタンプが可能であることは明らかで
ある。しかし、これを用いて自動捺印装置Bを構成する
ことも勿論可能であるので、その例を図6以下に説明す
る。
【0012】図6、図7において捺印器Aは捺印方向へ
往復動可能に捺印器作動装置30に取り付けられ、その
先端に対向し得る位置にワークである部材Wが、同軸上
にて移動可能に取り付け台31、32に取り付けられて
いる。捺印器Aと部材Wとの間に介在可能なインク容器
33を持ったL字型のアーム34の回動による介入、退
避動作によって、印面19へのインクの供給と、印面1
9とワーク捺印箇所との接触即ち捺印とが可能にされて
いる。35は捺印器用シリンダであって、捺印器Aを軸
方向へ移動させるもの、36は位置調節用取り付け台3
2に取り付けて部材Wを同軸方向へ移動させるシリンダ
装置であって、部材Wはピストン先端のプレート36a
に支持される。37はアーム34の回転のためのシリン
ダであって、アーム回転軸に設けられた歯車と噛み合う
ラック等からなる回動手段38によってアーム34を駆
動する。
【0013】故に、部材Wを取り付け台31、32上に
セットし、スタートスイッチを押すと、インク容器33
が印字の準備のため退避し、かつ取り付け台32が前進
して定位置に至る。図8の段階である。続いて捺印器作
動装置30が作動し、印材12の印面19がワーク端面
(X)に接して所定の捺印を行なう。図9の段階であ
る。捺印が終了すると捺印器作動装置30が作動して捺
印器Aは定位置に戻り(ほぼ図8の状態)、インク容器
33が印面19を閉じる。図10の段階である。その
後、捺印器作動装置30が再び作動し、インク容器33
とともに、部材Wを軸方向へ押し出す。このとき印材1
2の印面19はインク容器のインクパッドに押されてイ
ンクの供給を受ける。図11の段階である。このあと最
初の状態に戻る。
【0014】捺印器Aを交換するためには、ホルダー取
り付けヘッド39を操作して取り出す。図12参照。4
0はそのためホルダー本体25に設けた係止部、41は
同固定部材を示す。係止部40は複数の印材12からな
る捺印模様の向きを示すものとすることができる。印材
12の交換には捺印部材10をホルダー20から取り外
し、目的の捺印部材10をホルダー20に取り付ける。
図13。取り付けられた捺印部材10は、支持体11が
溝部21へ入り込み、ばね手段13が空所26の内向部
分26aに押し返され、突部16が支持体11を溝部つ
まりホルダーに押し付ける状態となるので非常に安定す
る。なお、部材Wの大きさが長短異なる場合、取り付け
台32の位置を軸方向へ調節し、シリンダ装置36によ
る前進時に部材Wが捺印位置に配置されるようにする。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから、捺印器による捺印方向へのびた支持
体先端に設けられた印材によって極く小さい箇所に捺印
するのに適しており、印材を設けた支持体はホルダーに
セットされたときに、ばね手段によってホルダーに加圧
された状態にあるので非常に小さいにも拘らずしっかり
と取り付けられ、安定した印字が得られるとともに、ば
ね手段の弾力に抗して引き出すことより捺印部材を交換
可能であるから取り扱いも大変容易であるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る捺印器の1実施例を示す斜視図。
【図2】同上捺印器に用いる捺印部材の1例を示す側面
図。
【図3】図1の捺印器の縦断面図。
【図4】同じく捺印器の側面図。
【図5】同じく印字状態を示す断面図。
【図6】同上捺印器を使用する自動捺印装置の正面図。
【図7】図6の装置の平面図。
【図8】同上装置におけるワークセット時の説明図。
【図9】同じく印字時の説明図。
【図10】同じくインク供給時の説明図。
【図11】同じくワーク押し出し時の説明図。
【図12】同じく捺印器交換時の説明図。
【図13】捺印部材取り外し時の縦断面図。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部材の端面の如く極く小さい箇所に捺印
    可能な捺印器であって、捺印方向へのびた支持体を有
    し、その一端に印材を取り付け、他端には上記支持体を
    加圧するばね手段を有する捺印部材と、捺印部材をセッ
    トするために設けられ、セット時、上記印材を受け支え
    るための受支部を一端に有し、かつ上記ばね手段に作用
    して支持体を所定位置に加圧可能としたホルダーとを具
    備したことを特徴とする捺印器。
  2. 【請求項2】 捺印部材は金属製の1個の弾性材料から
    なり、支持体の一端を折り曲げて印材の取り付け片を設
    け、支持体の他端を一端方向へ折り返して支持体に接離
    可能なばね手段を設けた構成を有する請求項1記載の捺
    印器。
  3. 【請求項3】 ホルダーは、捺印される部材の一部を受
    け入れるための中空部を端部に有する筒状の本体と、本
    体外側に取り付けて本体との間に捺印部材を取り付け可
    能な空所を形成する筒体とを有しており、捺印部材の印
    材が筒状の本体の端縁に掛止して位置決めされ、捺印部
    材のばね手段が支持体を加圧して固定する構成を有する
    請求項1記載の捺印器。
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