JP2934183B2 - 提手の取付装置 - Google Patents

提手の取付装置

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JP2934183B2
JP2934183B2 JP8018160A JP1816096A JP2934183B2 JP 2934183 B2 JP2934183 B2 JP 2934183B2 JP 8018160 A JP8018160 A JP 8018160A JP 1816096 A JP1816096 A JP 1816096A JP 2934183 B2 JP2934183 B2 JP 2934183B2
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shaft
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俊昭 ▲やぶ▼本
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Furukawa Battery Co Ltd
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Furukawa Battery Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運搬可能な例えば
蓄電池などの機器部材に備え付けられる提手の取付装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、運搬可能な構成部材、例えば蓄電
池に備え付けられる提手は、持ち運びを便利にすると共
に、その不使用状態においては、使用の邪魔にならない
ように、或いは体裁を整えるために、蓄電池に設けた穴
に紐を通して構成するもの、蓄電池の上面に水平状に設
けた取付軸に、提手の両端部に設けた嵌合孔を嵌合して
提手を起伏回動自在に取付けて構成するもの、或いは蓄
電池の左右側面に突設した取付軸に、提手の両端部を嵌
合して提手を起伏回動自在に取付けた構成のものなどが
知られており、それらは蓄電池の使用態様に応じて適宜
用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで一般に提手
は、その使用時には起立状態に起こして使用され、不使
用時には機器部材の表面に当接するように伏倒した状態
におかれる。そのため、機器部材が測定機器などであっ
て外部振動が存在する測定場所に設置して測定作業を行
なう場合或いは機器部材が蓄電池であって、車輌などに
装備した場合において、提手が外部振動によりガタ付い
て異常音が発生したり、或いは提手が機器部材の表面に
衝突して機器部材に損傷を与えるなどの問題があった。
また、蓄電池は使用態様によって上下逆向きに設置しな
ければならない場合があり、このような場合には提手が
下方に飛び出して作業の邪魔になるなどの問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した従来の
ものの不都合を解消した提手の取付装置を提供するもの
で、機器部材に突設した一対の取付軸に、提手の両端部
を起伏回動自在に取付けて成る提手の取付装置におい
て、前記取付軸が、提手の両端部を嵌合する軸部の先端
に膨径部を有すると共に、軸部の外周に少なくとも一つ
の係止部を設けて成り、かつ、提手の両端部に設けた前
記軸部に嵌合する嵌合孔の内周面一部に、前記係止部と
係止して提手の起伏状態を固定する突起を設けたことを
特徴とするものである。上記において取付軸が、後部に
固着部を一体に有して成り、この固着部を、圧入手段、
ねじ止手段、接着手段或いは係止手段によって機器部材
に対し固着する。また好ましくは係止部を、膨径部から
軸部にかけて半径方向に延びる係止溝によって複数設け
ると共に、膨径部の外周面と嵌合孔の内周面の少なくと
も一方に嵌合案内用の案内面を形成して成する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施例を詳述する。図1,2は蓄電池Aの上面取付部aの
左右位置に一対の提手1を取付軸2により起伏自在に取
付けた状態の平面図と正面図とを示しており、図中bは
電極端子を示している。前記提手1はコ字状に形成され
ており、分厚くかつ太径に形成された両脚片の端部1a
には、図3,4で示すように、厚味方向で貫通し、中央
位置から前後方向にかけてそれぞれ傾斜した案内面3
a,3bを有した嵌合孔3が設けてある。
【0006】また、蓄電池Aの上面取付部aの前後面に
は、突出した取付軸2が一体に設けてあり、この取付軸
2は、図5,6で示すように、円錐台状の隆丘部cより
突出して形成され、前記提手1に設けた嵌合孔3に挿通
嵌合されて回動するに適した太さを有した軸部4の先端
に該軸部4よりも大径であって外周に円弧状の案内面5
aを有した膨径部5を設けて成り、前記軸部4には膨径
部5から軸部4にかけて半径方向に延びる複数の係止溝
6が放射状に設けてあり、本例では割り溝を十字状に設
けた4個の係止溝6を形成した場合を例示している。
【0007】更に、図3、図4に示すように、提手1の
両脚片の端部1aに設けられて前記軸部4と嵌合する嵌
合孔3には、その内周一部に、前記係止溝6の一つと係
止する厚味方向に延びる突起7が設けてある。
【0008】而して、取付軸2に提手1を取付けるに
は、提手1の両脚片を外方に押し広げて図4の仮想線で
示すように、膨径部5を嵌合孔3の後方案内面3aに合
致させた状態で提手1の両脚片の端部1aを図中矢印の
方向に押圧すると、膨径部5の案内面5aが嵌合孔3の
案内面3aに案内されると共に、係止溝6が圧縮変形
し、これによって嵌合孔3が膨径部5を通過して軸部4
に嵌合し、この状態で係止溝6が復元して図7で示すよ
うに、膨径部5が外側の案内面3bに嵌合し、かつ、内
側の案内面3aが隆丘部cの傾斜面にそれぞれ嵌合して
嵌合孔3が軸部4から離脱するのが防止される。このよ
うにして左右一対の提手1は、蓄電池Aの上面取付部a
に起伏回動自在に取付けられる。そしてこの構成におい
て、提手1を起伏操作するとその過程において突起7が
任意の一つの係止溝6に係止し、その状態で提手1の起
伏回動は図8で示されるように阻止され、提手1は所定
の傾斜角θの位置で、即ち不使用時における好ましい位
置で固定される。
【0009】提手1の不使用時における固定角度θは、
図8から明らかなように提手1の両脚部の長さ方向に対
する突起7の位置と蓄電池Aに対する取付軸2の取付角
度とによって決定される。また上記実施例においては、
提手1が90度の範囲で起伏回動する場合を示したが、
必要に応じて係止溝6を増減することにより提手1の回
動範囲を選択することができる。上記した不使用時の状
態から提手1を強い力で回動すると突起7が係止溝6か
ら離脱して再び提手1を容易に起伏操作することができ
る。
【0010】図9は、前記取付軸2において係止溝6に
代えて複数の係止凹部8を軸部4の外周面に配設して成
る場合の他の実施例を示しており、この構成において
は、前記係止溝6のように圧縮変形が行なわれないの
で、軸部4の後部に固着部9を一体に延設して、提手1
の嵌合孔3を前記固着部9側から軸部4に嵌合した状態
で前記固着部9を蓄電池Aの上面取付部aの隆丘部cに
設けた取付孔10に圧入や接着により固着する。
【0011】取付軸2を蓄電池Aなどの機器部材に設け
る方法として、図6で示すように取付軸2の軸部4を機
器部材に設けた隆丘部cに一体に突設する方法或いは図
9で示すように取付孔10に接着や圧入により固着する
方法のほかに、螺合により行なう場合或いは図10で示
すように機器部材に設けた板状の取付部Bに貫通孔11
を設け、また取付軸2には段部12を介して固着部9を
細径に形成すると共にこれにネジを施し、この固着部9
を前記取付孔11に嵌挿すると共に固着部9の後端に止
ナット13を螺着する方法或いは図11で示すように取
付軸2に段部12を介して固着部9を細径に形成すると
共に、割り溝14と後端外周に係止鍔15とを設け、取
付軸2の係止鍔15を前記貫通孔11に前方より押し込
むことにより段部12と係止鍔15とにより貫通孔12
の前後周縁部を挟着する方法が存在し、そのいずれの場
合においてもその作用は、前記実施例の場合と基本的に
相違するところはない。
【0012】上記の実施例では、搬送用機器として、蓄
電池を例にあげて説明したが、その他の把手を具備した
機器、例えばポータブルラジカセ、ポータブルテレビ、
オシロスコープ等の測定器或いは買物かご、トランク等
の雑貨に適用しても良い。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば機器部材
を運搬しない不使用状態で提手を所定角度で固定するこ
とが可能となり、従って従来のように外部振動により異
常音を発生したり機器部材の表面に損傷を与えたり、さ
らには不使用時において提手が邪魔になる惧れを解消す
ることができる。また、請求項3記載の構成によれば、
取付軸を機器部材に突設した状態で提手を軸部に容易に
嵌合することができてその取付に便利であるなどの利点
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 提手を取付けた使用状態における機器部材の
総体平面図。
【図2】 提手を取付けた使用状態における機器部材の
総体正面図。
【図3】 提手の端部分の側面図。
【図4】 提手の端部分の断面図。
【図5】 取付軸の平面図。
【図6】 取付軸の正面図。
【図7】 嵌合状態を示す断面図。
【図8】 係止状態を示す正面図。
【図9】 取付軸の他の実施例における平面図。
【図10】 取付軸の取付状態を示す平面図。
【図11】 取付軸の取付状態を示す他の実施例の平面
図。
【符号の説明】
1 提手 2 取付軸 3
a,3b 案内面 3 嵌合孔 4 軸部 5
a 案内面 5 膨径部 6 係止溝 7
突起 8 係止凹部 9 段部 1
0 取付孔 11 貫通孔 12 段部 1
3 止ナット 14 割り溝 15 係止鍔 A
蓄電池 B 取付部 a 上面取付部 b
電極端子

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器部材に突設した一対の取付軸に、提
    手の両端部を起伏回動自在に取付けて成る提手の取付装
    置において、前記取付軸が、提手の両端部を嵌合する軸
    部の先端に膨径部を有すると共に、軸部の外周に少なく
    とも一つの係止部を設けて成り、かつ、提手の両端部に
    設けた前記軸部に嵌合する嵌合孔の内周面一部に、前記
    係止部と係止して提手の起伏状態を固定する突起を設け
    たことを特徴とする提手の取付装置。
  2. 【請求項2】 取付軸が、後部に固着部を一体に有して
    成り、この固着部を、圧入手段、ねじ止手段、接着手段
    或いは係止手段によって機器部材に対し固着して成る請
    求項1記載の提手の取付装置。
  3. 【請求項3】 係止部を、膨径部から軸部にかけて半径
    方向に延びる係止溝によって複数設けると共に、膨径部
    の外周面と嵌合孔の内周面の少なくとも一方に嵌合案内
    用の案内面を形成した請求項1または2記載の提手の取
    付装置。
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