JPH0650315Y2 - 自転車スタンドのスプリングキャップ - Google Patents

自転車スタンドのスプリングキャップ

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JPH0650315Y2
JPH0650315Y2 JP7215290U JP7215290U JPH0650315Y2 JP H0650315 Y2 JPH0650315 Y2 JP H0650315Y2 JP 7215290 U JP7215290 U JP 7215290U JP 7215290 U JP7215290 U JP 7215290U JP H0650315 Y2 JPH0650315 Y2 JP H0650315Y2
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JP
Japan
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spring
protrusion
bicycle stand
lock
mounting
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JP7215290U
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JPH0429483U (ja
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修 田数
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修 田数
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自転車スタンドのスプリングキャップに関
し、特に自転車スタンドのスプリングの固定部の上部に
取り付けられる、自転車スタンドのスプリングキャップ
に関する。
(従来技術) 第3図は、この考案の背景となり、かつ、この考案が適
用される従来の自転車スタンドの一例を示す斜視図であ
る。この自転車スタンド1は、略長円形の取り付け孔2a
を有する取り付け部材2を含む。この取り付け孔2aは、
たとえばねじ(図示せず)などでこの自転車スタンド1
の取り付け部材2を自転車本体に取り付ける際の取り付
け孔として形成される。
取り付け部材2には、細長い丸棒状の起立脚部材3が枢
軸4で回動自在に形成される。さらに、この起立脚部材
3には、平面形状が略「J」字形で板状のロック部材5
が別の枢軸6で回動自在に形成される。そして、取り付
け部材2とロック部材5との間には、その両端にフック
部7a,7bが形成されたスプリング7が架け渡される。こ
のスプリング7は、起立脚部材3を上方に跳ね上げたと
きおよび起立脚部材3を下方に立脚したときに、その位
置を保つための機能を有している。
一方、取り付け部材2には、断面円形の突起部8が突き
出し設けられる。他方、ロック部材5の一方端部には、
舌片9が形成される。この舌片9は、ロック部材5の一
方端部に「U」字形の切り込みを形成し、それらの切り
込みで囲まれた部分を起こして曲げることによって形成
される。
すなわち、スプリング7の一方のフック部7aが突起部8
の端部8aに係止され、他方のフック部7bが舌片9に係止
されることによって、スプリング7は、取り付け部材2
とロック部材5との間に架け設けられる。
さらに、取り付け部材2は、たとえば矩形の係止孔2bを
有する。この係止孔2bには、ロック部材5の爪部5aが係
止される。係止孔2bに爪部5aが係止されることによっ
て、ロック部材5は、起立脚部材3が回動しないよう
に、起立脚部材3をロックして固定することができる。
なお、起立脚部材3を跳ね上げる場合には、ロック部材
5を枢軸6を中心に回転させ、ロック部材5の爪部5aを
係止孔2bから外してロックを解除する。そして、起立脚
部材3を枢軸4を中心にして回転させ、上方に跳ね上げ
ればよい。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の自転車スタンド1で
は、起立脚部材3を上方に跳ね上げる際に、足でその操
作を行っていたので、その衝撃によって、スプリング7
の一方のフック部7aが突起部8の端部8aから外れてしま
う恐れがあった。
それゆえに、この考案の主たる目的は、スプリングの一
方のフック部が突起部から外れないように、その部分を
固定し保護することができる、自転車スタンドのスプリ
ングキャップを提供することである。
(課題を解決するための手段) この考案は、突起部が形成される取り付け部材と、取り
付け部材に回動自在に形成される起立脚部材と、起立脚
部材に回動自在に形成され、取り付け部材および起立脚
部材を固定するロック部材と、その両端にフック部が形
成されたスプリングとを有し、スプリングの一方のフッ
ク部が取り付け部材の突起部に係止され、スプリングの
他方のフック部がロック部材に係止されてなる自転車ス
タンドに使用される、自転車スタンドのスプリングキャ
ップであって、突起部を嵌め込むための開放部が形成さ
れ、突起部の根元部分付近が嵌め込まれる保護部材と、
保護部材の開放部が形成された端部に形成され、保護部
材の内側に向かって突出する突出片と、保護部材の長手
方向の一端に形成され、スプリングのフック部が嵌め込
まれる膨出部材と、膨出部材の端部に形成され、突起部
の先端部分を覆うための蓋部材を含む、自転車スタンド
のスプリングキャップである。
(作用) 保護部材に形成された突出片が、自転車スタンドの取り
付け部材に形成された突起部に保護部材を固定する。こ
のとき、膨出部材にスプリングのフック部が嵌め込ま
れ、突起部からのフック部の離脱が防止される。
(考案の効果) この考案によれば、スプリングの一方のフック部が突起
部から外れないように、その部分を固定し保護すること
ができる、自転車スタンドのスプリングキャップが得ら
れる。
この考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例) 第1A図は、この考案の自転車スタンドのスプリングキャ
ップが取り付けられた自転車スタンドの一例を示す斜視
図であり、第1B図はその取り付け状態を示す要部断面図
である。さらに、第2A図は、この考案にかかる自転車ス
タンドのスプリングキャップの一例を示す斜視図であ
り、第2B図はその平面図であり、第2C図はその正面図で
あり、第2D図はその側面図である。
この実施例では、この考案にかかる自転車スタンドのス
プリングキャップが取り付けられた自転車スタンドにつ
いて説明する。
この自転車スタンド100は、取り付け部材102を含む。取
り付け部材102は、たとえば略「U」の字形の取り付け
基板104を含み、この取り付け基板104の端部には、取り
付け基板104に対して所定の角度をもって、たとえば矩
形板状の取り付け部片106が形成される。この取り付け
部片106の中央には、たとえば略長円形の取り付け孔106
aが形成される。取り付け基板104と取り付け部片106と
は、たとえば金属で一体的に形成される。なお、取り付
け孔106aは、たとえばねじ(図示せず)などでこの自転
車スタンドの取り付け部材102を自転車に取り付ける際
の取り付け孔として形成される。
また、取り付け基板104の側部には、たとえば円柱状の
突起部108が突き出し設けられる。この突起部108の先端
部には、その周縁に溝部108aが形成される。なお、この
突起部108の溝部108aには、後述するスプリング130のフ
ック部130aが係止される。
さらに、取り付け基板104の側端部には、たとえば矩形
のロック孔110が形成される。このロック孔110には、後
述するロック部材120の爪部126が係止される。それによ
って、後述の起立脚部材112が跳ね上がらないように起
立脚部材112に固定される。
この取り付け基板104には、たとえば金属からなる細長
い丸棒状の起立脚部材112が枢軸114で回動自在に形成さ
れる。この起立脚部材112は、自転車を止めておく時
に、自転車が転倒しないように自転車を支持する。
さらに、この起立脚部材112には、たとえば、平面形状
が略「J」字形で板状のロック部材116が別の枢軸118で
回動自在に形成される。
このロック部材116は、平面形状が略「J」字形板状の
ロック基板120を含む。このロック基板120の一方端に
は、たとえば断面略「コ」の字形の係止部122が形成さ
れ、この係止部122のほぼ中央には、たとえば断面
「L」字形の舌片124が突き出し設けられる。この舌片1
24には、後述するスプリング130のフック部130bが係止
される。この舌片124は、係止部122の中央に、たとえば
「U」字形の切り込みを形成し、それらの切り込みで囲
まれた部分を起こして曲げることによって形成される。
また、このロック基板120の他方端には、たとえば断面
釣針形の爪部126が形成される。この爪部126は、それを
取り付け基板104のロック孔110に係止することによっ
て、起立脚部材112が跳ね上がらないように固定してロ
ックすることができる。さらに、ロック基板120の側端
部120aには、たとえば「L」字形の挟持部128が形成さ
れる。そして、この挟持部128とロック基板120との間に
起立脚部材112を挟むようにして、起立脚部材112が枢軸
118で回動自在に形成される。この挟持部128によって、
ロックを解除したときに、ロック基板120が適当な位置
で係止される。
なお、ロック基板120と係止部122と爪部126と挟持部128
とは、たとえば金属で一体的に形成される。
さらに、取り付け部材102の突起部108とロック部材120
の係止部122との間には、その両端にフック部130aおよ
び130bが形成されるスプリング130が架け渡される。こ
のスプリング130は、起立脚部材112を上方に跳ね上げた
ときおよび下方に立脚したときに、その位置を保つため
の機能を有している。
すなわち、スプリング130の一方のフック部130aが突起
部108の溝部108aに係止され、他方のフック部130bが舌
片124に係止されることによって、スプリング130は、取
り付け部材102とロック部材120との間に架け設けられ
る。
引き続き、第2A図ないし第2D図なども参照しながら、こ
の考案にかかる自転車スタンドのスプリングキャップに
ついて説明する。
この自転車スタンドのスプリングキャップ10は、第1A図
および第1B図に示すように、取り付け部材102の突起部1
08と、その突起部108の溝部108aに係止されたスプリン
グ130のフック部130aとを覆うようにして取り付けられ
る。
この自転車スタンドのスプリングキャップ10は、第2A図
ないし第2D図に示すように、たとえば断面「U」字形の
保護部材12を含む。この保護部材12の直線状の端部に
は、たとえば細長い矩形棒状の突出片14aおよび14bがそ
れぞれ形成される。すなわち、一方の突出片14aが保護
部材12の一方の直線状部から内側にほぼ直角に延びて形
成され、他方の突出片14bが保護部材12の他方の直線状
部から内側にほぼ直角に延びて形成される。したがっ
て、この2つの突出片14aおよび14bは、互いに対向する
ように内側に向き合って形成される。
この場合、保護部材12の長さは、取り付け部材102の突
起部108の軸方向の長さにおいて、その根元部分から突
起部108の溝部108aの周縁端までの間隔とほぼ同じに形
成される。また、保護部材12に形成される開放部12aの
大きさは、突起部108の直径よりもほぼ一回り大きく形
成される。この開放部12aには、突起部108の部分109が
嵌め込まれる。
そして、この保護部材12の長手方向の一方端には、保護
部材12よりも一回り大きい、断面「U」字形の膨出部材
16が形成される。この膨出部材16の開放部16aには、第1
A図および第1B図に示すように、スプリング130のフック
部130aが嵌め込まれる。さらに、膨出部材16の端部に
は、その中央に凹部18aを有する、たとえば円板状の蓋
部材18が形成される。この蓋部材18の凹部18aには、突
起部108の先端部が嵌め込まれて収納保持される。この
場合、保護部材12,膨出部材16および蓋部材18は、たと
えばゴム類および樹脂類などの材料で一体的に形成され
る。また、保護部材12の開放部12aと膨出部材16の開放
部16aと蓋部材18の凹部18aとは、互いに連通して形成さ
れる。
なお、保護部材12の開放部12aと膨出部材16の開放部16a
と蓋部材18の凹部18aの大きさは、取り付け部材102に形
成される突起部108の軸方向の長さおよびその直径、ス
プリング130のフック部130aの大きさに対応して、それ
ぞれ変更可能である。
この自転車スタンド100を用いた自転車において、起立
脚部材112を跳ね上げる場合には、ロック部材120を足で
蹴って、ロック部材120を枢軸118を中心に回転させ、ロ
ック部材120の爪部126を係止孔110から外してロックを
解除する。そして、再度、起立脚部材112を足で蹴っ
て、起立脚部材112を枢軸114を中心にして回転させ、上
方に跳ね上げればよい。
この場合、取り付け部材102の突起部108およびスプリン
グ130のフック部130aには、この考案にかかる自転車ス
タンドのスプリングキャップ10が取り付けられているの
で、フック部130aが膨出部材16の開放部16aに嵌め込ま
れて固定される。さらに、保護部材12の突出片14aおよ
び14bは、この自転車スタンドのスプリングキャップ10
が、突起部108の軸方向に直交する方向に外れないよう
に係止している。
したがって、この自転車スタンド100では、起立脚部材1
12を足で蹴って跳ね上げても、フック部130aが突起部10
8から外れることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1A図は、この考案の自転車スタンドのスプリングキャ
ップが取り付けられた自転車スタンドの一例を示す斜視
図であり、第1B図はその取り付け状態を示す要部断面図
である。 第2A図は、この考案にかかる自転車スタンドのスプリン
グキャップの一例を示す斜視図であり、第2B図はその平
面図であり、第2C図はその正面図であり、第2D図はその
側面図である。 第3図は、この考案の背景となり、かつ、この考案が適
用される従来の自転車スタンドの一例を示す斜視図であ
る。 図において、10は自転車スタンドのスプリングキャッ
プ、12は保護部材、12aおよび16aは開放部、14aおよび1
4bは突出片、16は膨出部材、18は蓋部材、18aは凹部を
示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】突起部が形成される取り付け部材、 前記取り付け部材に回動自在に形成される起立脚部材、 前記起立脚部材に回動自在に形成され、前記取り付け部
    材および前記起立脚部材を固定するロック部材、および その両端にフック部が形成されたスプリングを有し、 前記スプリングの一方のフック部が前記取り付け部材の
    前記突起部に係止され、前記スプリングの他方のフック
    部が前記ロック部材に係止されてなる自転車スタンドに
    使用される、自転車スタンドのスプリングキャップであ
    って、 前記突起部を嵌め込むための開放部が形成され、前記突
    起部の根元部分付近が嵌め込まれる保護部材、 前記保護部材の前記開放部が形成された端部に形成さ
    れ、前記保護部材の内側に向かって突出する突出片、 前記保護部材の長手方向の一端に形成され、前記スプリ
    ングの前記フック部が嵌め込まれる膨出部材、および 前記膨出部材の端部に形成され、前記突起部の先端部分
    を覆うための蓋部材を含む、自転車スタンドのスプリン
    グキャップ。
JP7215290U 1990-07-05 1990-07-05 自転車スタンドのスプリングキャップ Expired - Lifetime JPH0650315Y2 (ja)

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