JP2934137B2 - 被覆シートの貼着方法 - Google Patents

被覆シートの貼着方法

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JP2934137B2
JP2934137B2 JP5312367A JP31236793A JP2934137B2 JP 2934137 B2 JP2934137 B2 JP 2934137B2 JP 5312367 A JP5312367 A JP 5312367A JP 31236793 A JP31236793 A JP 31236793A JP 2934137 B2 JP2934137 B2 JP 2934137B2
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弘之 西村
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MARUNAKA TETSUKOSHO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加工済の基材を化粧す
る目的で被覆シートを貼着する被覆シートの貼着方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のラミネータは、ロール状に巻いた
被覆シートを引き出す供給部と、供給部から引き出され
た被覆シートに接着剤を塗布する塗布部と、接着剤の塗
布された被覆シートを基材に貼着する貼着部とを有す
る。
【0003】作業者は使用中の被覆シートの残量を監視
しており、残量が少なくなったらラミネータの稼働を一
旦停止して被覆シートを手作業で切断するとともに、そ
の切断部を待機中の被覆シートの端部と手作業により接
着した後、稼働を再開している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のラミネータにお
いては、作業者が被覆シートの残量の監視に拘束される
とともに、稼働を一旦停止して被覆シートの切断及び接
着を手作業で行うため、無駄な作業時間と労力が費やさ
れ、被覆シートの貼着効率が低下していた。
【0005】本発明は上記課題を解決するためのもの
で、被覆シートの残量を自動的に検知できるとともに、
稼働を続行したまま被覆シートの接着及び切断を行うこ
とのできる被覆シートの貼着方法を提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、ロール状に巻いた被覆シートを
引き出す供給部と、引き出した前記被覆シートに接着剤
を塗布する塗布部と、前記接着剤の塗布された前記被覆
シートを基材に貼着する貼着部とを有し、前記供給部
、使用中の前記被覆シートと待機中の前記被覆シート
とを保持する複数の保持軸と、使用中の前記被覆シート
の残量を検知する検知手段と、この検知手段の検知結果
に基づいて、使用中の前記被覆シートと待機中の前記被
覆シートの端部とを接着する接着手段と、接着後に使用
中の前記被覆シートを切断するカッタと、前記接着手段
は、待機中の前記被覆シートの端部を保持すると共に吸
引口を備えた待機台と、前記吸引口に設置された吸引ノ
ズルと、使用中の前記被覆シートの通路を形成するよう
に前記待機台と対面して設けられた押し付け部材と、こ
の押し付け部材を前記待機台側へ押し付ける作動手段と
を有し、前記塗布部、前記被覆シートを保持する保持
台と、この保持台と隙間をいて設けたブレードとを備
たラミネ−タを使用した被覆シ−トの貼着方法におい
て、前記待機台上の待機中の前記被覆シートの端部を前
記吸引ノズルで吸引保持し、使用中の前記被覆シートの
残量が少なくなった際に、使用中の前記被覆シートの一
部を下降して待機中の前記被覆シートの端部へ押し付
け、使用中の前記被覆シートと待機中の前記被覆シート
の端部とを接着し、接着後に使用中の前記被覆シートを
前記カッタで切断し、その後、前記塗布部で前記被覆シ
ートに前記接着剤が塗布され、前記被覆シート同士の前
記接着部が前記保持台と前記ブレードとの隙間を通過す
る際には前記ブレードの下に使用中の前記被覆シート、
使用中の前記被覆シートの下に待機中の前記被覆シート
が位置する関係にある。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【作用】請求項1記載の発明は、検知手段が被覆シート
の残量を自動的に検知し、被覆シートの残量が少なくな
った場合には接着手段が作動して使用中の被覆シートと
待機中の被覆シートの端部とを自動的に接着するととも
に、接着後にカッタが使用中の被覆シートを自動的に切
断する。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【実施例】図1は本発明の一実施例のラミネータ1の正
面図で、ラミネータ1は補助台2上に設けた供給部3
と、機台4の上部に連続して設けた塗布部5,乾燥部6
及び乾燥部6の下方に設けた貼着部7とを有する。
【0017】図2は供給部3の正面図、図3は供給部3
の平面図である。
【0018】補助台2上に設けた支柱8の上端部には、
軸受9によって支持した回転軸10をほぼ水平に設けて
ある。回転軸10の正面側の端部には正面十字形の回転
体11を固定してあり、回転体11を構成した一方のフ
レーム12の両端には複数の保持軸、例えば保持軸1
3,14を正面側に向けてほぼ水平に突出してある。
【0019】保持軸13,14にはロール状に巻いた被
覆シート15,16を別個に装着してある。被覆シート
15,16としては、例えばポリエステル、レーヨン、
アセテート、ガラス繊維等で形成した不織布や、塩ビシ
ート、プリント紙、ダップシート、フェノールシート、
メラミンシート等が挙げられる。
【0020】被覆シート15,16は、正面側の円形の
前プレート17と背面側の円形の後プレート18とによ
り挟んである。
【0021】後プレート18は樹脂成形してあり、後プ
レート18の中央寄りの位置には厚さ方向に貫通した開
口部22を設けてあり、後プレート18の背面には開口
部22に対応して金属板23を設けてある。
【0022】回転体11を構成した他方のフレーム24
の両端には案内ローラ25を正面側に向けてほぼ水平に
突出してある。
【0023】回転軸10の背面側の端部にはウォーム歯
車26を取り付けてある。支柱8の背面側には金具27
で保持したウォーム軸28を設けてあり、ウォーム軸2
8のウォームギア(図示せず)をウォーム歯車26に噛
み合わせてある。ウォーム軸28はハンドル29により
回転される。
【0024】支柱8における機台4側の側面には補助支
柱30を設けてあり、補助支柱30の上端には保持部3
1のピン32を中心として揺動自在な腕33を設けてあ
る。腕33は、フレーム12をほぼ水平とした状態にお
いて、機台4側の保持軸13付近に到達する長さを有す
る。腕33の自由端には金属を検知する検知手段、例え
ば金属検知センサ34を設けてある。
【0025】補助台2上における機台4側には待機台3
6を設けてある。待機台36の上面には図5に示すよう
な通光窓37を設けてあり、待機台36の内部には通光
窓37に対応して光電センサ38を設けてある。
【0026】また、待機台36には吸引口80を設けて
あり、吸引口80には吸引ノズル39の先端を挿入して
ある。
【0027】待機台36上には被覆シート15,16の
引き出し方向、つまり移動方向Aの上流側に補助押さえ
機構40を設けてあり、下流側に押え機構41を設けて
ある。
【0028】補助押さえ機構40は待機台36に立設し
た案内レール42と、案内レール42に沿って昇降自在
な昇降台43と、昇降台43を作動する第一シリンダ4
4と、昇降台43の下部に移動方向Aに直交してほぼ水
平に設けた押さえローラ45とを有する。
【0029】押え機構41は待機台36に立設した案内
レール46と、案内レール46に沿って昇降自在に設け
た昇降台47と、昇降台47を作動させる第二シリンダ
52を有する。
【0030】また押え機構41は、昇降台47にほぼ水
平に設けた押し付け部材、例えば引き出し方向に直交し
た一対のローラ48と、一対のローラ48と平行に設け
た案内レール49と、案内レール49に沿って移動自在
なように垂直に立てたカッタ50と、カッタ50を作動
させるカッタシリンダ51とを有する。一対のローラ4
8は吸引ノズル39の上方に位置しており、一対のロー
ラ48と待機台36との間に通路Dが形成される。
【0031】本実施例では、例えば一対のローラ48、
待機台36、第二シリンダ52、昇降台47等が接着手
段を構成している。
【0032】図4は塗布部5を示す正面図である。機台
4における供給部3側の側面には、支持台53を設けて
ある。支持台53には複数の案内ローラ54〜56を設
けてあるとともに、塗布台57を設けてある。
【0033】塗布台57上に設けたフレーム59は、そ
の一端側、即ち、案内ローラ56側を支軸58で支持し
てあり、支軸58を支点として回動自在である。フレー
ム59のほぼ中央にはタンク60を取り付けてあり、被
覆シート15,16の材質に応じてホットメルト、酢酸
ビニール、溶剤タイプ等の接着剤を収容する。
【0034】タンク60の下部には一対のゲート部材8
1及びブレード61を設けてある一方、塗布台57上に
は保持台62を設けてある。フレーム59の他端側、即
ち、乾燥部6側には図示しないねじ孔にねじ込んだ調節
ねじ63を設けてある。また、フレーム59は図示しな
い高さ調節手段により初期位置が設定され、ブレード6
1と保持台62との間に隙間を形成している。
【0035】支持台53には調節手段、例えばタンクシ
リンダ65を取り付けてあり、タンクシリンダ65のロ
ッド66の先端にはレバー82を回動自在に連結してあ
り、レバー82の他端側は半月形状のカム83の回動軸
84に連結してある。回動軸84は塗布台57の軸支部
64で回動自在に保持している。通常、カム83と調節
ねじ63の下端との間には隙間がある。
【0036】図6は塗布部5の略示的平面図であり、被
覆シート15,16の移動方向Aに直交する幅方向Tに
沿って対向して設けた一対のゲート部材81により開口
部Qが形成されている。
【0037】一対のゲート部材81を幅方向Tに沿って
作動させる作動手段85は、例えば次のように構成して
ある。移動方向Aに沿って移動自在なラック86,87
を設けてある一方、幅方向Tに沿って移動自在なラック
88,89を設けてある。ラック88,89はラック8
6,87の上側に位置している。
【0038】ラック86,87の端部には機台4に固定
した一対の第三シリンダ73のロッド90を別個に接続
してある。ラック86とラック88はピニオン91とか
み合い、ラック87とラック89はピニオン92と噛み
合っている。
【0039】乾燥部6には図示しないヒータ、吸気ファ
ン、排気ファン等を設置してあり、その内部が高温状態
に保持される。
【0040】乾燥部6の下流端にはシート規制ローラ6
8を設けてあるとともに、貼着部7には案内ローラ6
9、水平に並べた複数の送材ローラ70、送材ローラ7
0の上方に設けた圧着手段、例えば圧着ローラ71等を
設けてある。
【0041】なお、機台4の側方には、基材、例えば合
板96を搬送するテーブル72を設けてある。基材は合
板96の他にプラスチック、アルミ、パーティクルボー
ド、MDF等が挙げられ、いずれも前工程で所定の形状
に加工されている。
【0042】なお、金属検知センサ34、第一シリンダ
44、第二シリンダ52、カッタシリンダ51、タンク
シリンダ65、光電センサ38は図示しない制御部に接
続されている。
【0043】上記構成のラミネータ1は、合板96がテ
ーブル72を介して矢印B方向に貼着部7へ搬送され
る。
【0044】フレーム12は図2のようにほぼ水平に保
たれており、補助押さえ機構40側の被覆シート15を
引き出して通路Dを介して図4のように塗布部5に供給
してある。
【0045】被覆シート15は案内ローラ54〜56に
案内され、ブレード61と保持台62との隙間を通過す
る際に上面に接着剤が塗布され、接着剤は乾燥部6で乾
燥される。
【0046】更に被覆シート15は図1のようにシート
規制ローラ68によって下方へ方向変換され、案内ロー
ラ69によって再度水平方向に方向変換されてから合板
96の表面に貼着される。図1記載の被覆シート15は
合板96の搬送力によって回転しながら供給部3から引
き出され、圧着ローラ71により合板96の形状に沿っ
て圧着される。
【0047】一方、腕33は使用中の被覆シート15の
外周面に接触し、金属板23の有無を検知することで被
覆シート15の残量を自動的に検知している。この際、
待機中の被覆シート16の端部は図5(A)のように待
機台36上にあり、吸引ノズル39で吸引保持されてい
る。この時、被覆シート16の端部と被覆シート15の
一部とは、引き出しの初期には傾斜角度θ1の位置関係
にあり、引き出しの進行につれて被覆シート15の巻径
が小さくなり、傾斜角度θ1は大きくなる。
【0048】また、光電センサ38は被覆シート16が
待機台36上にあることを検知している。被覆シート1
6の上面には、接着手段、例えば剥離紙を剥した両面テ
ープ74が接着されている。接着手段は接着剤でも良
い。
【0049】被覆シート15の供給につれて腕33が徐
々に軸13側へ揺動し、残量が少なくなると金属検知セ
ンサ34が開口部22を介して金属22を検知する。
【0050】すると、第一シリンダ44,第二シリンダ
52が同時に作動して昇降台43,47が下降するが、
昇降台43は昇降台47よりも高い位置で停止する。な
お、光電センサ38が被覆シート16を検知していない
場合、第一シリンダ44,第二シリンダ52は作動せ
ず、被覆シート16が無いとの警報を発する。
【0051】その結果、図5(B)のように一対のロー
ラ48が被覆シート15を被覆シート16に押し付けて
被覆シート15,16同士を接着するとともに、カッタ
シリンダ51によりカッタ50が案内レール49に沿っ
て移動し、被覆シート15のみを幅方向に切断する。切
断が完了すると、昇降台43,47は即座に上昇位置へ
復帰する。
【0052】この被覆シート15の下降時には傾斜角度
θ2に変化し、傾斜角度θ1>傾斜角度θ2の関係にあ
るが被覆シート15の一部と被覆シート16の端部との
間には微小な隙間Wが残存している。
【0053】その後、被覆シート16が案内ローラ25
で案内されながら供給部3から引き出され、塗布部5へ
と引き込まれる。図示しない制御部はカッタ50の作動
後の時間を測定して被覆シート15,16同士の接着部
Zがブレード61と保持台62との隙間付近に到達した
ことを認識し、タンクシリンダ65を作動してロッド6
6を突出させる。
【0054】すると、レバー82が図中時計方向に回動
してカム84が同方向に回動し、調節ねじ63の下端に
当接してフレーム59を反時計方向に回動させる。
【0055】その結果、ブレード61と保持台62との
隙間が広がって、接着部Zに対するブレード61の接触
圧力が接着部Z以外の部位と同じ接触圧力になり、接着
剤が均一に塗布されることとなるし、接着部Zがブレー
ド61と保持台62との隙間で引っ掛かったりすること
なくスムーズに送られる。
【0056】ここで、第三シリンダ73を作動させれ
ば、作動手段85の作動により一対のゲート部材81を
幅方向Tに沿って近接・離間でき、開口部Qの開口幅を
被覆シート15の幅に対応して調節することができ、接
着剤の無駄や不足がなくなり効率的である。
【0057】接着部Zがブレード61と保持台62との
隙間を通過するとロッド66は没入し、フレーム59は
初期位置へと復帰する。なお、調節ねじ63のねじ込み
量を変えれば、フレーム59の回動角度を被覆シートの
厚さに応じて適宜変更できる。
【0058】被覆シート16が引き出されたら、ハンド
ル29を操作して回転体11を図2中反時計方向に約1
80度回転して被覆シート16を押え機構40側へ移動
して被覆シート16の外周に腕33を当接させ、使用済
みの被覆シート15を保持軸13から取り外し、未使用
の被覆シートと交換する。
【0059】なお、被覆シート16の残量が少なくなっ
た場合も上記と同様の作用で接着,切断が自動的に行わ
れ、以下、保持軸13,14で保持した被覆シートを交
互に使用する。
【0060】このように、本実施例では金属検知センサ
34が使用中の被覆シート15の残量を自動的に検知し
ており、残量が少なくなった場合にはローラ45と一対
のローラ48が同時に下降して被覆シート15と被覆シ
ート16の端部とを自動的に接着するとともに、接着後
にカッタ50が被覆シート15を自動的に切断する。
【0061】従って、作業者が被覆シート15の残量監
視を行う必要がないし、ラミネータ1を稼働したまま被
覆シートの接着、切断という取替作業を行うことがで
き、貼着効率が向上する。
【0062】また、回転体11を回転軸10を中心とし
て回転すると、保持軸13の高さを変えることができる
から、保持軸13を低い位置で停止すれば未使用の被覆
シートを僅かに持ち上げるだけで保持軸13に取り付け
ることができ、作業者の労力を軽減できる。
【0063】更に、一対のローラ48により被覆シート
15を被覆シート16に押し付けて接着するため、確実
に接着される。従って、接着部Zの剥れを防止できる。
【0064】更にまた、接着部Zに対する塗布ブレード
61の接触圧力を他の部位とほぼ同じにすることができ
るから、被覆シート全体の接着剤の塗布量を一定にする
ことができるし、接着部Zが引っ掛かることもなくスム
ーズに送ることができる。
【0065】なお、本実施例では、一対の第三シリンダ
73により作動手段85を作動し、一対のゲート部材8
1を幅方向Tに沿って近接・離間すれば、開口部Qの幅
を調節することができる。つまり、被覆シート15,1
6の接着部Zは厚みが厚いため、一対のゲート部材81
と完全に閉じて接着剤の塗布を行わないことや、被覆シ
ート15,16の幅に対応して開口部Qの幅を調節して
接着剤の無駄や不足を無くすこともできる。
【0066】また本実施例では、図5(B)のようにロ
ーラ45が下降することで被覆シート15の一部と被覆
シート16の端部とが小さな傾斜角度θ2をなし、微小
な隙間Wを残存させた状態でカッタ50を水平に移動す
るから、カッタ50と被覆シート15の一部との角度θ
3が直角に近く、切断動作をスムーズかつ正確に行える
効果がある。
【0067】また調節手段を、例えば、支軸58の端部
に固定した歯車(図示せず)と、この歯車に噛み合わせ
た駆動歯車(図示せず)とにより構成し、駆動歯車の回
転によってフレーム59を俯仰させてもよい。
【0068】また、回転軸10を回転するモータ(図示
せず)を設け、このモータを図示しない制御部に接続
し、カッタ50が作動してから一定時間後に回転軸10
を自動的に約180度回転する構成とすれば、被覆シー
トの交換作業性が一層向上する。
【0069】更に、回転体を円板形状とし、この回転体
に被覆シートを保持する保持軸を三本以上設ければ、一
層多くの被覆シートを保持しておくことができる。
【0070】また、押し付け部材は、例えば複数のロー
ラにベルトを巻き付け、このローラをモータにより自動
的に回転させる構成としてもよい。このように構成すれ
ば被覆シートの引き出し性が一層向上する。
【0071】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、供給部に、使用
中の被覆シートと待機中の被覆シートとを区別して保持
する複数の保持軸と、使用中の被覆シートの残量を検知
する検知手段と、この検知手段の検知結果に基づいて、
使用中の被覆シートと待機中の被覆シートの端部とを接
着する接着手段と、接着後に使用中の被覆シートを切断
するカッタとを設けた。
【0072】このため、検知手段が使用中の被覆シート
の残量を自動的に検知し、その残量が少なくなった場合
には接着手段が作動して使用中の被覆シートと待機中の
被覆シートの端部とを自動的に接着するとともに、接着
後にカッタが使用中の被覆シートを自動的に切断する。
【0073】従って、作業者が被覆シートの残量監視を
行う必要がないし、ラミネータを稼働したまま被覆シー
トの取り替え作業を行うことができ、貼着効率が向上す
る。
【0074】
【0075】
【0076】
【0077】
【0078】
【0079】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のラミネータの正面図であ
る。
【図2】本発明の一実施例のラミネータの供給部の正面
図である。
【図3】本発明の一実施例のラミネータの供給部の平面
図である。
【図4】本発明の一実施例のラミネータの塗布部の拡大
正面図である。
【図5】(A)、(B)は本発明の一実施例のラミネー
タの接着手段の作動を示す正面断面図である。
【図6】本発明の一実施例のラミネータの塗布部の略示
的平面図である。
【符号の説明】
3 供給部 5 塗布部 7 貼着部 10 回転軸 11 回転体 13,14 保持軸 15,16 被覆シート 34 金属検知センサ 36 待機台 43,47 昇降台 48 一対のローラ 50 カッタ 52 第二シリンダ 61 塗布ブレード 62 保持台 65 シリンダ 81 一対のゲート部材 85 作動手段 96 合板 D 搬送路 Q 開口幅 Z 接着部 θ1,θ2 傾斜角度 θ3 角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−82248(JP,A) 特開 平5−246592(JP,A) 特開 平2−151417(JP,A) 特開 昭55−73522(JP,A) 特開 昭62−289266(JP,A) 実開 昭53−160466(JP,U) 実公 昭46−23338(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 63/00 - 63/48 B29C 65/00 - 65/82 B65H 19/00 - 19/30 B65H 21/00 - 21/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状に巻いた被覆シートを引き出す
    供給部と、引き出した前記被覆シートに接着剤を塗布す
    る塗布部と、前記接着剤の塗布された前記被覆シートを
    基材に貼着する貼着部とを有し、 前記供給部、使用中の前記被覆シートと待機中の前記
    被覆シートとを保持する複数の保持軸と、使用中の前記
    被覆シートの残量を検知する検知手段と、この検知手段
    の検知結果に基づいて、使用中の前記被覆シートと待機
    中の前記被覆シートの端部とを接着する接着手段と、接
    着後に使用中の前記被覆シートを切断するカッタと、 前記接着手段は、待機中の前記被覆シートの端部を保持
    すると共に吸引口を備えた待機台と、前記吸引口に設置
    された吸引ノズルと、使用中の前記被覆シートの通路を
    形成するように前記待機台と対面して設けられた押し付
    け部材と、この押し付け部材を前記待機台側へ押し付け
    る作動手段とを有し、 前記塗布部、前記被覆シートを保持する保持台と、こ
    の保持台と隙間をいて設けたブレードとを備えたラミ
    ネ−タを使用した被覆シ−トの貼着方法において、 前記待機台上の待機中の前記被覆シートの端部を前記吸
    引ノズルで吸引保持し、 使用中の前記被覆シートの残量が少なくなった際に、使
    用中の前記被覆シートの一部を下降して待機中の前記被
    覆シートの端部へ押し付け、使用中の前記被覆シートと
    待機中の前記被覆シートの端部とを接着し、接着後に使
    用中の前記被覆シートを前記カッタで切断し、その後、
    前記塗布部で前記被覆シートに前記接着剤が塗布され、
    前記被覆シート同士の前記接着部が前記保持台と前記ブ
    レードとの隙間を通過する際には前記ブレードの下に使
    用中の前記被覆シート、使用中の前記被覆シートの下に
    待機中の前記被覆シートが位置する関係にあることを特
    徴とする被覆シートの貼着方法。
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