JP2932874B2 - リール台駆動装置 - Google Patents

リール台駆動装置

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JP2932874B2 JP4334165A JP33416592A JP2932874B2 JP 2932874 B2 JP2932874 B2 JP 2932874B2 JP 4334165 A JP4334165 A JP 4334165A JP 33416592 A JP33416592 A JP 33416592A JP 2932874 B2 JP2932874 B2 JP 2932874B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
やデジタルオーディオテープレコーダなどの磁気記録再
生装置に使用する、リール台駆動装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオテープレコーダやデジタル
オーディオテープレコーダなどにおいては、小型化・薄
型化が強く要求されている。これに伴って、モータから
トルクを伝達しテープの巻取りをするリール台駆動装置
についても薄型で、簡易な構成のものが要求されてい
る。
【0003】以下に、従来のリール台駆動装置について
説明する。図5,図6は従来のリール台駆動装置の平面
図を示し、それぞれ図5は、プレイ状態、図6は、FF
/REW状態を示すものである。また、図7,図8は、
センタプーリ部の断面を示し、図9は、リール台部の断
面図を示すものである。図5,図6において、一般に左
側を供給側(以下、S側)、右側を巻取側(以下、T
側)と、呼んでいる。キャプスタン101はリール台1
02Sとリール台102Tの駆動源であり、プーリ10
4は、キャプスタン101に同軸に固定され、センタプ
ーリ105は、リール台102Sとリール台102Tと
のほぼ中央に位置し、ベルト106は、無端状のベルト
でプーリ104とセンタプーリ105との間に張設され
ている。センタギヤ107と、センタギヤ108は、セ
ンタプーリ105に同軸に固定されており、振り子ギヤ
109、振り子ギヤ110は、それぞれセンタギヤ10
7と、センタギヤ108に噛合するように振り子アーム
112、振り子アーム113に取り付けられている。振
り子アーム112、振り子アーム113は、カム溝を備
えたロッド114に係合するカムフォロワ115、カム
フォロワ116と、それぞれの振り子ギヤの取付軸、軸
117,軸118を備え、センタプーリ軸111に対し
回動自在に取り付けられている。振り子ギヤ109、振
り子ギヤ110は、振り子アーム112、振り子アーム
113との間にそれぞればね119と、ワッシャ120
を挟んだ状態で、軸117,軸118により取り付けら
れている。
【0004】この機構により振り子ギヤ109,振り子
ギヤ110の回転時に摩擦損失が起こり、振り子ギヤ1
09、振り子ギヤ110を回転させようとするとき、振
り子アーム112、振り子アーム113を回動させるト
ルクが発生し、センタギヤ107、センタギヤ108の
回転方向により、振り子ギヤ109、振り子ギヤ110
を、S側,T側のどちらかに、選択的に回動させること
が可能となる。
【0005】また、プレイアイドラギヤ121S、プレ
イアイドラギヤ121Tは、それぞれ、リール台102
Sに取り付けられたプレイギヤ122Sと、リール台1
02Tに取り付けられたプレイギヤ122Tとに噛合
し、振り子アーム112がどちら側かに回動したときに
は、振り子ギヤ109と噛合する位置に取り付けられて
いる。
【0006】また、FF/REWアイドラギヤ123
S、FF/REWアイドラギヤ123Tは、それぞれ、
リール台102Sに取り付けられたFF/REWギヤ1
24Sと、リール台102Tに取り付けられたFF/R
EWギヤ124Tとに噛合し、振り子アーム113がど
ちら側かに回動したときには、振り子ギヤ110と噛合
する位置に取り付けられている。
【0007】リール台部の構成は、S側,T側共に同様
で、ここでは、S側の構成を図9を用いて説明する。リ
ール台軸125Sは、シャーシ126に圧入されてお
り、リール台102Sは、リール台軸125Sに回転自
在に取り付けられている。FF/REWギヤ124S
は、リール台102Sに同軸に固定されている。また、
プレイギヤ122Sは、FF/REWギヤ124Sの上
面に貼り付けられたフェルト127Sと、ばね128S
により下方に付勢された摩擦板129Sの下面に貼り付
けられたフェルト130Sとに挟み込まれた状態で、リ
ール台102Sに対し、同軸に取り付けられている。こ
のスリップクラッチ機構により、プレイギヤ122Sに
伝達された駆動力は一定の大きさのみが、リール台10
2Sに伝達され、リール爪131Sを介し、カッセット
132内に収納されたリール133Sを駆動し、FF/
REWギヤ124Sに伝達された駆動力は、そのままリ
ール台102Sに伝達され、スリップせずにリール13
3Sを駆動する。
【0008】以上のように構成されたリール台駆動装置
について、以下その動作について説明する。
【0009】まず、ロッド114が図示しない駆動源に
より右側に移動した状態(図5に示す)では、キャプス
タン101の駆動力は、ベルト106によりセンタプー
リ105に伝達され、センタギヤ107と、センタギヤ
108が駆動され、さらに、それと噛合する振り子ギヤ
109、振り子ギヤ110が回転駆動される。このと
き、ロッド114のカム溝の形状により、振り子アーム
112は、回動自在だが、振り子アーム113は、その
回動が規制された状態となっている。そのためセンタプ
ーリ105が矢印D方向に回転しているとき、振り子ア
ーム112は、図5に示す方向に回動させられる。セン
タプーリ105の駆動力は、プレイアイドラギヤ121
T、プレイギヤ122T、スリップクラッチ機構を介
し、一定の大きさの駆動力がリール台102Tに伝達さ
れ、リール133Tが一定の駆動力で回転駆動させられ
る。また、センタプーリ105が矢印D方向の反対方向
に回転させられたときは、プレイアイドラギヤ121
S、プレイギヤ122S、スリップクラッチ機構を介
し、一定の大きさの駆動力がリール台102Sに伝達さ
れ、リール133Sが一定の駆動力で回転駆動させられ
る。
【0010】次に、ロッド114が図示しない駆動源に
より左側に移動した状態(図6に示す)では、キャプス
タン101の駆動力は、ベルト106によりセンタプー
リ105に伝達され、センタギヤ107と、センタギヤ
108が駆動され、さらに、それと噛合するする振り子
ギヤ109、振り子ギヤ110が回転駆動される。この
とき、ロッド114のカム溝の形状により、振り子アー
ム112は、回動が規制され、振り子アーム113は、
回動自在なっている。そのためセンタプーリ105が矢
印D方向に回転しているとき、振り子アーム113のみ
が、図6に示す方向に回動させられる。センタプーリ1
05の駆動力は、振り子ギヤ110、FF/REWアイ
ドラギヤ123T、FF/REWギヤ124Tを介し、
リール台102Tに伝達され、リール133Tが回転駆
動させられる。また、センタプーリ105が矢印D方向
の反対方向に回転させられたときは、FF/REWアイ
ドラギヤ123S、FF/REWギヤ124Sを介し、
リール台102Sに伝達され、リール133Sが回転駆
動させられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記の従
来の構成では、センタプーリ105、センタギヤ107
と、センタギヤ108は、センタプーリ105が上下に
重なった状態で互いに同軸に固定され、それらと噛合す
る振り子ギヤ109、振り子ギヤ110と、それらが取
り付けられた振り子アーム112、振り子アーム113
も上下に重なった構成となっている。そのため、機構全
体が厚くなり、部品点数も増加し、構成が複雑になると
いう問題点を有していた。
【0012】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、薄型で、簡易な構成のリール台駆動装置を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達せいするた
めに本発明のリール台駆動装置は、テープ状の記録媒体
が巻き付けられたリールと、前記リールと係合し、前記
リールを回転させることにより前記テープ状の記録媒体
を巻き取るリール台と、前記リール台と同軸上に配置さ
れ、かつ、前記リール台に固着された第1のリール台ギ
ヤと、前記リール台に対し、スリップクラッチを介して
取り付けられた第2のリール台ギヤとからなる第1回転駆
動手段と、前記第1及び第2のリール台ギヤそれぞれと噛
合し、前記第1回転駆動手段の回転中心に対し回動自在
に取り付けられた第1アイドラギヤと、回転軸が固定さ
れた第2アイドラギヤの2個のアイドラギヤからなる第2
回転駆動手段と、前記第1アイドラギヤの位置を第1及
び、第2の位置に回動させる回動手段と、揺動アームの
一端に取り付けられ他端の揺動軸に対して揺動可能な振
り子ギヤを有し、前記振り子ギヤは前記揺動アームが揺
動することにより前記第2回転駆動手段に動力を断続可
能で、かつ、前記第1アイドラギヤが第1の位置に位置
する場合は前記第1アイドラギヤと噛合し、前記第1ア
イドラギヤが第2の位置に位置する場合は、前記第2ア
イドラギヤと噛合することを特徴としている。
【0014】
【作用】本発明は上記した構成により、リールには、テ
ープ状の記録媒体が巻き付けられ、リール台は前記リー
ルと係合し、前記リールを回転させることにより前記テ
ープ状の記録媒体を巻き取りが行える。第1の回転駆動
手段は、前記リール台と同軸上に配置され、かつ、前記
リール台に固着された第1のリール台ギヤと、前記リー
ル台に対し、スリップクラッチを介して取り付けられた
第2のリール台ギヤとからなり、前記リール台に動力を
伝達する。第2の回転駆動手段は、前記第1及び第2のリ
ール台ギヤそれぞれと噛合し、前記第1の回転駆動手段
の回転中心に対し回動自在に取り付けられた第1アイド
ラギヤと、回転軸が固定された第2アイドラギヤの2個
のアイドラギヤから構成される。回動手段は、第1アイ
ドラギヤの位置を第1及び、第2の位置に回動させる。ま
た、振り子ギヤは、揺動アームの一端に取り付けられ他
端の揺動軸に対し、揺動することにより前記第2の回転
駆動手段に動力を断続すると共に、第1アイドラギヤが
第1の位置に位置する場合は第1アイドラギヤと噛合
し、第1アイドラギヤが第2の位置に位置する場合は、
第2アイドラギヤと噛合することで、振り子ギヤからリ
ール台までの動力伝達経路を複数形成できる。
【0015】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0016】図1,図2は本実施例のリール台駆動装置
の平面図であり、それぞれ図1は、プレイ状態、図2
は、FF/REW状態を示すものである。また、図3
は、センタプーリ部の断面を示し、図4は、リール台部
の断面図を示すものである。キャプスタン1はリール台
2Sとリール台2Tの駆動源であり、プーリ4は、キャ
プスタン1に同軸に固定され、センタプーリ5は、リー
ル台2Sとリール台2Tとのほぼ中央に位置し、センタ
プーリ軸11に回転可能に取り付けられ、無端状のベル
ト6がプーリ4とセンタプーリ5との間に張設されてい
る。センタギヤ7は、センタプーリ5に同軸に固定され
ており、振り子ギヤ9は、センタギヤ7に噛合するよう
に振り子アーム12に取り付けられ、振り子ギヤ10
は、振り子ギヤ9に同軸に取り付けられている。振り子
ギヤ9と振り子ギヤ10は一体となって、振り子アーム
12との間にばね19と、ワッシャ20を挟んだ状態
で、軸17により取り付けられている。この機構により
振り子ギヤ9の回転時に摩擦損失が起こり、振り子ギヤ
9を回転させようとすると、振り子アーム12を回動さ
せるトルクが発生し、センタギヤ7の回転方向により、
振り子ギヤ9をS側,T側のどちらかに、選択的に回動
させることが可能となる。プレイアイドラギヤ21S、
プレイアイドラギヤ21Tは、リール台2S、リール台
2Tに取り付けられたプレイギヤ22S、プレイギヤ2
2Tそれぞれと噛合すると共に、リール台2S、リール
台2Tの回転中心に対して回動自在に取り付けられたア
ーム34S、アーム34Tの軸35S、軸35Tに回転
可能に取り付けられている。
【0017】アーム駆動板36は、アーム34S、アー
ム34Tの軸35S、軸35Tに係合すると共にガイド
軸37、ガイド軸38で前後に移動可能に取り付けら
れ、その下面に取り付けられたカムフォロワ39は、ロ
ッド14に設けられたカム溝に係合する。ロッド14
は、図示しない駆動手段により左右に移動させられ、カ
ム溝とカムフォロワ39によりアーム駆動板36は、前
後に移動し、アーム34S、アーム34Tを回動させ、
図1で示すプレイ状態と、図2で示すFF/REW状態
にすることができる。
【0018】また、FF/REWアイドラギヤ23S、
FF/REWアイドラギヤ23Tは、それぞれ、リール
台2Sに取り付けられたFF/REWギヤ24Sと、リ
ール台2Tに取り付けられたFF/REWギヤ24Tと
に噛合し、図2の状態では振り子アーム12がどちら側
かに回動したときには、振り子ギヤ9と噛合する位置に
回転可能に取り付けられている。
【0019】リール台部の構成は、S側、T側共に同様
で、ここでは、S側の構成を図4を用いて説明する。リ
ール台軸25Sは、シャーシ26に圧入されており、リ
ール台2Sは、リール台軸25Sに回転自在に取り付け
られている。FF/REWギヤ24Sは、リール台2S
に同軸に固定されている。また、プレイギヤ22Sは、
FF/REWギヤ24Sの上面に貼り付けられたフェル
ト27Sと、ばね28Sにより、下方に付勢された摩擦
板29Sの下面に貼り付けられたフェルト30Sとに挟
み込まれた状態で、リール台2Sに対し、同軸に取り付
けられている。このスリップクラッチ機構により、プレ
イギヤ22Sに伝達された駆動力は、一定の大きさの駆
動力が、リール台2Sに伝達され、リール爪31Sを介
し、カッセット32内に収納されたリール33Sを駆動
し、FF/REWギヤ24Sに伝達された駆動力はスリ
ップなくリール台102Sに伝達され、リール33Sを
駆動する。
【0020】以上のように構成されたリール台駆動装置
について、以下その動作について説明する。
【0021】まず、ロッド14が図示しない駆動源によ
り右側に移動した状態(図1に示す)では、カム溝の形
状によりカムフォロワ39が矢印A方向に移動させら
れ、それにともないアーム駆動板36も矢印A方向に移
動し、アーム34S、アーム34Tと、それに取り付け
られたプレイアイドラギヤ21S、プレイアイドラギヤ
21Tを図1で示す位置に回動させる。この時、振り子
アーム12が左右に回動しても、振り子ギヤ10はプレ
イアイドラギヤ21S、プレイアイドラギヤ21Tとは
噛合するが、振り子ギヤ9はFF/REWアイドラギヤ
23S、FF/REWアイドラギヤ23Tとは噛合しな
い。キャプスタン1の駆動力は、ベルト6によりセンタ
プーリ5に伝達され、センタギヤ7、振り子ギヤ9、振
り子ギヤ10が回転駆動させられる。そのためセンタプ
ーリ5が矢印B方向に回転しているとき、振り子アーム
12は、図1に示す方向に回動させられる。センタプー
リ5の駆動力は、プレイアイドラギヤ21T、プレイギ
ヤ22T、スリップクラッチ機構を介し、一定の大きさ
の駆動力がリール台102Tに伝達され、リール133
Tが一定の駆動力で回転駆動させられる。また、センタ
プーリ5が矢印B方向の反対方向に回転させられたとき
は、プレイアイドラギヤ21S、プレイギヤ22S、ス
リップクラッチ機構を介し、一定の大きさの駆動力がリ
ール台2Sに伝達され、リール33Sが一定の駆動力で
回転駆動させられる。
【0022】次に、ロッド14が図示しない駆動源によ
り左側に移動した状態(図2に示す)では、カム溝の形
状によりカムフォロワ39が矢印C方向に移動させら
れ、それにともないアーム駆動板36も矢印C方向に移
動し、アーム34S、アーム34Tと、それに取り付け
られたプレイアイドラギヤ21S、プレイアイドラギヤ
21Tを図2で示す位置に回動させる。この時、振り子
アーム12が左右に回動しても、振り子ギヤ9はFF/
REWアイドラギヤ23S、FF/REWアイドラギヤ
23Tとは噛合するが、振り子ギヤ10はプレイアイド
ラギヤ21S、プレイアイドラギヤ21Tとは噛合しな
い。キャプスタン1の駆動力は、ベルト6によりセンタ
プーリ5に伝達され、センタギヤ7が駆動され、さら
に、それと噛合するする振り子ギヤ9、振り子ギヤ10
が回転駆動される。センタプーリ5が矢印B方向に回転
しているとき、振り子アーム12が、図2に示す方向に
回動させられる。センタプーリ5の駆動力は、振り子ギ
ヤ9、FF/REWアイドラギヤ23T、FF/REW
ギヤ24Tを介し、リール台2Tに伝達され、リール3
3Tが回転駆動させられる。また、センタプーリ5が矢
印B方向の反対方向に回転させられたときは、FF/R
EWアイドラギヤ23S、FF/REWギヤ24Sを介
し、リール台2Sに伝達され、リール33Sが回転駆動
させられる。
【0023】以上のように本実施例によれば、図1に示
すプレイ状態と、図2に示すFF/REW状態とで、キ
ャプスタン1から、リール台2S、リール台2Tまでの
駆動力の伝達経路をそれに含まれる各ギヤの歯数を適当
に設定することにより、2通りの減速比を設定できる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、リール台
に取り付けられた2個のギヤと、振り子ギヤとの間に位
置し、リール台に取り付けられたギヤそれぞれと噛合し
駆動力を伝達し、1個のギヤが、リール台に対し、回動
自在に取り付けられている2個のギヤと、その回動自在
のギヤを2通りの位置に回動させる回動手段を設けるこ
とにより、薄型で、簡易な構成のリール台駆動装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のリール台駆動装置のプレイ
状態を示す平面図
【図2】FF/REW状態を示す平面図
【図3】センタプーリ部を示す断面図
【図4】リール台部を示す断面図
【図5】従来のリール台駆動装置のプレイ状態を示す平
面図
【図6】従来のリール台駆動装置のFF/REW状態を
示す平面図
【図7】従来のリール台駆動装置のセンタプーリ部を示
す断面図
【図8】従来のリール台駆動装置のセンタプーリ部を別
の方向から見た断面図
【図9】従来のリール台駆動装置のリール台部を示す断
面図
【符号の説明】
1 キャプスタン 2T,2S リール台 4 プーリ 5 センタプーリ 7 センタギヤ 9 振り子ギヤ 10 振り子ギヤ 12 振り子アーム 14 ロッド 21S,21T プレイアイドラギヤ 22S,22T プレイギヤ 23S,23T FF/REWアイドラギヤ 24S,24T FF/REWギヤ 32 カセット 33S,33T リール 34S,34T アーム 36 アーム駆動板 39 カムフォロワ
フロントページの続き (72)発明者 天野 浩己 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−20249(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 15/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ状の記録媒体が巻き付けられたリ
    ールと、前記リールと係合し、前記リールを回転させる
    ことにより前記テープ状の記録媒体を巻き取るリール台
    と、前記リール台と同軸上に配置され、かつ、前記リー
    ル台に固着された第1のリール台ギヤと、前記リール台
    に対し、スリップクラッチを介して取り付けられた第2
    のリール台ギヤとからなる第1回転駆動手段と、前記第1
    及び第2のリール台ギヤそれぞれと噛合し、前記第1回転
    駆動手段の回転中心に対し回動自在に取り付けられた第
    1アイドラギヤと、回転軸が固定された第2アイドラギ
    ヤの2個のアイドラギヤからなる第2回転駆動手段と、前
    記第1アイドラギヤの位置を第1及び、第2の位置に回動
    させる回動手段と、揺動アームの一端に取り付けられ他
    端の揺動軸に対して揺動可能な振り子ギヤを有し、前記
    振り子ギヤは前記揺動アームが揺動することにより前記
    第2回転駆動手段に動力を断続可能で、かつ、前記第1
    アイドラギヤが第1の位置に位置する場合は前記第1ア
    イドラギヤと噛合し、前記第1アイドラギヤが第2の位
    置に位置する場合は、前記第2アイドラギヤと噛合する
    ことを特徴とするリール台駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記リール台と同様の構成で前記振り子
    ギヤに対して略々左右対称に、配置されたリール台と、
    前記第1回転駆動手段と同様の構成で前記振り子ギヤに
    対して略々左右対称に、配置された回転駆動手段と、前
    記第2回転駆動手段と同様の構成で前記振り子ギヤに対
    して略々左右対称に、配置された回転駆動手段と、前記
    回動手段と同様の構成で前記振り子ギヤに対して略々左
    右対称に、配置された回動手段とをさらに備えたことを
    特徴とする請求項1に記載のリール台駆動装置。
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