JP2932415B2 - 微粒子検出器のノズル製造方法 - Google Patents

微粒子検出器のノズル製造方法

Info

Publication number
JP2932415B2
JP2932415B2 JP5005993A JP5005993A JP2932415B2 JP 2932415 B2 JP2932415 B2 JP 2932415B2 JP 5005993 A JP5005993 A JP 5005993A JP 5005993 A JP5005993 A JP 5005993A JP 2932415 B2 JP2932415 B2 JP 2932415B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold core
nozzle
base shell
particle detector
nickel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5005993A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06240488A (ja
Inventor
仙治 新保
直文 外山
良昌 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Electronics Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
Priority to JP5005993A priority Critical patent/JP2932415B2/ja
Publication of JPH06240488A publication Critical patent/JPH06240488A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2932415B2 publication Critical patent/JP2932415B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、微粒子検出器に使用
される噴射ノズルおよび排出ノズルの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】クリーンルームなどに浮遊する塵埃など
の微粒子は微粒子検出器により検出され、その清浄度が
管理されている。図2は微粒子検出器の検出セルの断面
を示し、検出セル1は筐体ブロック11と、噴射ノズル12
および排出ノズル13、レーザ発振器14などにより構成さ
れる。筐体ブロック11には、図示のように中心部に球形
の空間111 が、上下および左右方向に円形の貫通孔112,
113 がそれぞれ形成されている。上側の貫通孔112 に噴
射ノズル12が、下側の貫通孔112 に排出ノズル13がそれ
ぞれ嵌入され、フランジ12a,13a により筐体ブロック11
に固定され、両ノズルの先端はギャップGをなして対向
している。一方、左右方向の貫通孔113 には、右端のレ
ーザ管141 と左端の外部ミラー142 よりなるレーザ発振
器14が設けられ、これが発振するレーザビームLがギャ
ップGを通過して検出領域Kが構成される。噴射ノズル
12にサンプルエアSA を供給し、検出領域Kに噴射して
レーザビームLに直交させると、これに含まれている微
粒子がレーザビームLを散乱させ、この散乱光を図示し
ない受光器に受光して微粒子が検出される。噴射された
サンプルエアSA は排出ノズル13により外部に排出され
る。
【0003】図3(a) は噴射ノズル12(排出ノズル13も
同じ) の外観を示し、円筒部121 と傾斜部122 よりな
り、傾斜部123 の上部の円筒部122 に接続される部分は
円形であるが、先端122aは漸次絞り込まれてほぼ矩形の
噴射孔122bが形成されている。図3(b) は噴射孔122bと
レーザビームLの位置関係を示し、噴射孔122bの断面は
両端が半円形の矩形をなし、その縦方向をレーザビーム
Lの方向に一致させてあり、これより噴射されるサンプ
ルエアSA はレーザビームLに直交し、同じ形状の排出
ノズル13により外部へ排出される。レーザビームLの直
径φは約1mm、傾斜部123 の長さhは12mmとされ
ており、噴射孔122bの寸法は、(c) に示すように、縦寸
法wが12mm、横寸法tが0.4mmである。なお、
噴射孔122bを矩形とする理由は、検出領域Kを大きくと
ってサンプルエアSA の流量を増すためである。
【0004】上記の各ノズルは小型であり、特に傾斜部
123aの内面は形状が単純でなく寸法が微小なため、切削
加工により形成することが困難であり、従来は放電加工
にワイヤカット加工を併用して形成されている。しかし
寸法精度が不正確で、平滑度が良好に仕上げられない。
これらが不良のときは、サンプルエアSA の流量が規定
値と異なり、かつ乱流が発生して測定精度に悪影響を及
ぼす。また放電とワイヤカット加工費用及び平滑にラッ
プ加工するにはかなり高額であるなど欠点が多い。この
ような欠点のないノズル形成手段が望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さて、小型で複雑な形
状の物体、例えば歯科医の歯型の形成手段として電鋳法
が行われており、これによれば上記の欠点が解消され、
ノズルの製造方法として適切ではないかと考えられ、こ
れを試行したところノズルが高精度で形成できるととも
に、製造費用を大幅に節減できることが判明した。な
お、電鋳法は電気メッキ法と類似のものであるが、メッ
キ法は金属を被メッキ物に固着させるものであるに対し
て、電鋳法は鋳型コアに鋳造された鋳造物を剥離または
分離できることが相違点である。ただし、微粒子検出器
のノズルの場合は、同一ノズルが多数必要であるので、
鋳型コアは繰り返して再使用できる材質とすることが条
件である。この発明は上記の条件を満たす電鋳法によ
り、微粒子検出器のノズルを高精度に製造する方法を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は微粒子検出器
のノズルの製造方法であって、ステンレス鋼を素材と
し、その切削加工と研磨,ラップ加工により、噴射ノズ
ルまたは排出ノズルの内面と同一の形状寸法を有し、表
面が鏡面をなす鋳型コアを形成する。この鋳型コアを電
鋳槽の電解液に浸漬し、鋳型コアを陰極、ニッケルを陽
極として所定の電圧を印加する電鋳法により、鋳型コア
の表面にニッケルを所定の厚さに成長させて上記ノズル
のベース殻を鋳造する。鋳型コアとともにベース殻を電
鋳槽より引き上げて適当な温度に加熱する。加熱により
熱膨張したベース殻を鋳型コアより抜き取って、その外
面を切削加工し、さらに黒化処理加工するものである。
上記において、鋳型コアの素材のステンレス鋼は、マル
テンサイト系のSUS420J−2とし、電解液はスル
ファミン酸ニッケル水溶液とする。上記において、ベー
ス殻が抜き取られた鋳型コアは再使用する。
【0007】
【作用】上記のノズル製造方法においては、素材のステ
ンレス鋼が切削・研磨,ラップ加工されて、各ノズルの
内面と同一の形状寸法を有し、表面が鏡面をなす鋳型コ
アが形成される。鋳型コアを電鋳槽の電解液に浸漬し、
これを陰極、ニッケルを陽極として所定の電圧を印加す
ると、鋳型コアの表面にニッケルが漸次付着し、これが
所定の厚さとなるとノズルのベース殻が鋳造される。こ
れらを電鋳槽より引き上げて水洗した後、適当な温度に
加熱すると、ベース殻が熱膨張して鋳型コアより抜き取
ることができる。抜き取ったベース殻の内面には、鋳型
コアの形状寸法と鏡面をなす表面がそのまま転写され
る。このベース殻の外面を切削加工と黒化処理して噴射
ノズルまたは排出ノズルができあがる。上記のSUS4
20J−2のステンレス鋼は、切削性ラップ性が良好で
ピンホールが少ないため鋳型コアの形成に適し、また鋳
造された殻のニッケルがこれに固着せず、しかもニッケ
ルのほうが熱膨張率が大きいので、加熱によりベース殻
を抜き取ることができる。また、スルファミン酸ニッケ
ル水溶液の電解液は、ステンレス鋼とニッケルを腐食せ
ず、適切なイオン電離度を有するので、この場合のベー
ス殻の鋳造に適するものである。また、ベース殻が抜き
取られた鋳型コアは再使用されるので、多数のノズルの
製造には有利である。
【0008】
【実施例】図1(a) 〜(d) は、この発明による微粒子検
出器のノズル製造方法の手順を示す。(a) は噴射ノズル
12または排出ノズル13に対する鋳型コア2を示し、鋳型
コア2は、SUS420J−2のステンレス鋼を素材と
し、切削加工等により各ノズルの内面とほぼ同一形状寸
法に形成し、その表面を研磨ラップして鏡面に仕上げ
る。ただし、鋳型コア2の円筒部21(前記した図3(a)
の円筒部121 に相当する) には僅かな角度δθの抜テー
パーを付け、該ベース殻を抜きやすくしてある。またそ
の上部に適当な直径のフランジ22を設ける。なお素材の
SUS420J−2には、熱処理などにより切削性が改
良されたものがあり、これを使用することが好ましい。
図1(b) は電鋳槽3の概略の構成を示し、容器31の内部
にはスルファミン酸ニッケル水溶液の電解液32が適当な
高さに満たしてあり、この中に純ニッケルのペレットの
電極33が陽極として配置されている。電鋳作業において
は、鋳型コア2を電解液32に浸漬し、これを陰極として
電極33との間に所定の電圧Eを印加すると、電極33の純
ニッケルが鋳型コア2の表面に漸次付着する。一定時間
経過するとニッケル層が所定の厚さまで成長し、(c)に
示すベース殻4が鋳造され、これらを引き上げて例えば
40C°に加熱すると、ベース殻4は熱膨張して鋳型コ
ア2より抜き取ることができる。抜き取られたベース殻
4を水洗した後、その外面を切削しこれに筐体ブロック
11に固定するために(d) に示すように上端にフランジ12
a ,13a が焼嵌めされた後黒化処理をすると噴射ノズル
12と排出ノズル13ができあがる。残った鋳型コア2は再
使用される。ここで付言すると、電鋳法には各種の方式
があり、鋳型コアの素材としてアルミニュームなどを使
用し、鋳造後、硫酸などの処理液でこれを溶解してベー
ス殻を分離するものがあるが、この方式では鋳型コアを
再使用することができない。単品の製造には差し支えな
いが、微粒子検出器を多数生産する場合は、同一のノズ
ルが多数必要であるため、この発明においては、上記の
ように熱膨張によりベース殻を引き抜く方式とし、鋳型
コアの再使用を可能とするものである。上記により鋳造
された各ノズルの内面は、鋳型コア2と形状寸法が正確
に同一で、平滑度が良好な鏡面であり、サンプルエアS
A の流量が規定値となるとともに乱流が発生せず、微粒
子検出作用が良好になされることが確認されており、ま
た製造費用は従来の方式に比較してほぼ1/3に節減さ
れている。
【0009】
【発明の効果】以上の説明のとおり、この発明のノズル
製造方法においては、微粒子検出器に使用する噴射ノズ
ルと排出ノズルが、鋳型コアを介して電鋳法により高精
度で製造され、さらに鋳型コアはそのまま再使用できる
など、微粒子検出器のノズルの製造に寄与するところに
は大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による微粒子検出器のノズル製造方
法の手順を示し、(a) は鋳型コア2の外観図、(b) は電
鋳槽3の概略構成図、(c) はノズルに対するベース殻4
の外観図、(d) は完成した噴射ノズル12または排出ノズ
ル13の外観図である。
【図2】 微粒子検出器の検出セル1の断面図である。
【図3】 (a) は噴射ノズル12の外観図、(b) は各ノズ
ルの先端部とレーザビームLの位置関係図、(c) は噴射
孔123bの寸法図である。
【符号の説明】
1…微粒子検出器の検出セル、11…筐体ブロック、111
…球形の空間、112 …上下方向の貫通孔、113 …左右方
向の貫通孔、12…噴射ノズル、121 …円筒部、122 …傾
斜部、122a…先端、122b…噴射孔、13…排出ノズル、12
a,13a …フランジ、2…鋳型コア、21…円筒部、22…フ
ランジ、3…電鋳槽、31…容器、32…電解液、33…ニッ
ケル電極、4…ベース殻、G…ギャップ、L…レーザビ
ーム、K…検出領域、h…傾斜部の長さ、w…噴射孔の
縦寸法、t…噴射孔の横寸法、E…電圧。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−259093(JP,A) 特開 平1−268893(JP,A) 特許41435(JP,C1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C25D 1/02 C25D 1/20 G01N 15/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微粒子検出器の検出セルに設けられ、該
    検出セル内にサンプルエアを噴射する噴射ノズル、およ
    び該噴射されたサンプルエアを排出する排出ノズルにお
    いて、ステンレス鋼を素材とし、その切削加工と研磨,
    ラップ加工により、該噴射ノズルまたは排出ノズルの内
    面と同一の形状寸法を有し、表面が鏡面をなす鋳型コア
    を形成し、該鋳型コアを電鋳槽の電解液に浸漬し、該鋳
    型コアを陰極、ニッケルを陽極として所定の電圧を印加
    する電鋳法により、該鋳型コアの表面にニッケルを所定
    の厚さに成長させて前記ノズルのベース殻を鋳造し、該
    鋳型コアとともに該ベース殻を上該電鋳槽より引き上げ
    て適当な温度に加熱し、該加熱により熱膨張した該ベー
    ス殻を前記鋳型コアより抜き取って、その外面を切削加
    工し、かつ黒化処理加工することを特徴とする、微粒子
    検出器のノズル製造方法。
  2. 【請求項2】 前記鋳型コアの素材のステンレス鋼は、
    マルテンサイト系のSUS420J−2とし、前記電解
    液はスルファミン酸ニッケル水溶液とすることを特徴と
    する、請求項1記載の微粒子検出器のノズル製造方法。
  3. 【請求項3】 前記ベース殻が抜き取られた前記鋳型コ
    アを、再使用することを特徴とする、請求項1または2
    記載の微粒子検出器のノズル製造方法。
JP5005993A 1993-02-16 1993-02-16 微粒子検出器のノズル製造方法 Expired - Fee Related JP2932415B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5005993A JP2932415B2 (ja) 1993-02-16 1993-02-16 微粒子検出器のノズル製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5005993A JP2932415B2 (ja) 1993-02-16 1993-02-16 微粒子検出器のノズル製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06240488A JPH06240488A (ja) 1994-08-30
JP2932415B2 true JP2932415B2 (ja) 1999-08-09

Family

ID=12848434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5005993A Expired - Fee Related JP2932415B2 (ja) 1993-02-16 1993-02-16 微粒子検出器のノズル製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2932415B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10363061B2 (en) 2002-10-25 2019-07-30 Hydrocision, Inc. Nozzle assemblies for liquid jet surgical instruments and surgical instruments for employing the nozzle assemblies
US8162966B2 (en) * 2002-10-25 2012-04-24 Hydrocision, Inc. Surgical devices incorporating liquid jet assisted tissue manipulation and methods for their use
JP4833682B2 (ja) * 2006-02-17 2011-12-07 東京特殊電線株式会社 横照射型レーザーチップの製造方法および横照射型レーザーチップ
CN102878970B (zh) * 2012-09-17 2015-08-05 晟扬精密模具(昆山)有限公司 模仁电极检测治具
KR101748314B1 (ko) * 2013-03-14 2017-06-16 휴렛-팩커드 디벨롭먼트 컴퍼니, 엘.피. 물질을 검출하기 위한 디바이스 및 이러한 디바이스를 제조하는 방법
US10520441B2 (en) 2013-03-14 2019-12-31 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Devices to detect a substance and methods of producing such a device

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06240488A (ja) 1994-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4977038A (en) Micro- and nano-porous metallic structures
JP2932415B2 (ja) 微粒子検出器のノズル製造方法
CN101965233B (zh) 作为熔融金属中的防护屏蔽层的铌
KR102521234B1 (ko) 전해동박용 부정형 구리 소재 및 이의 제조방법
JP2000005353A (ja) 薄肉ゴルフクラブヘッドの製造方法
Thompson Making of thin metal shells for model stress analysis
JPS5839672B2 (ja) 高精度微小ノズルの製造方法
JPH05330957A (ja) 精密鋳造用中子
JPS5889370A (ja) インクジエツトノズル
Choo et al. Flexible tooling for localized electrochemical deposition with wire-electrodischarge grinding
JP4596500B2 (ja) 光ファイバコネクタ用部品の製造方法
JP2002332588A (ja) 電鋳による高精度管状部品の製造方法
JP4342066B2 (ja) 芯線ホルダー
JP4357061B2 (ja) 電鋳に使用する多孔性金属筒
JP3363858B2 (ja) 光ファイバコネクタ用部品の製造方法
JP2003043308A (ja) 丸型多心フェルールの構造及びその製造方法
JP3568484B2 (ja) 微小加工用電鋳工具およびその製造装置ならびに製造方法
CN212945313U (zh) 一种连体试棒陶瓷芯
JPS6125852A (ja) インクジエツト記録装置用ノズルの製造方法
JPS5937704B2 (ja) 連続鋳造用鋳型の製造法
CN111185600A (zh) 一种微细金属网状结构的制备方法
JP2004078133A (ja) 電鋳による光コネクタ用多心フェルールなどの多心金属管の製造方法
JPS58199649A (ja) 金属薄帯製造用多孔ノズル
JP2000126849A (ja) 連続鋳造用の浸漬ノズル及び鋼の連続鋳造方法
JPH0480390A (ja) 電鋳装置

Legal Events

Date Code Title Description
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees