JP4357061B2 - 電鋳に使用する多孔性金属筒 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電鋳槽内に配置して使用される電鋳すべき金属片を収納する多孔性金属筒に関し、特に、金属フェルール製造の際に使用する金属製網状筒に関する。
【0002】
【従来の技術】
細孔を有するパイプは、産業上有用なものである。特に、通信分野で使用されるフェルールは図1に示したように、径が0.126mm程度の細孔を有し、外径が2.5mmで、長さが12mm程度のパイプである。
【0003】
このフェルールは、光ファイバー接続用コネクターの構成要素の一員として使用される。光ファイバーは細くて折れやすいため、光ファイバーをコネクタに確実に固定する必要がある。このための光コネクター用部品が、フェルールである。現在、ジルコニア製のフェルールが主流を占めている。
【0004】
ジルコニア製のフェルールは、製造工程が複雑で、その上、寸法精度が悪いので、1個づつ内径、外径及び同軸度を検査し、その上で別途定めた寸法範囲毎に分別し、寸法精度の高いものを使用するという手間暇を掛けている。本発明者等は、これに代わるものとして、電鋳による金属フェルールを提案している。
【0005】
本発明は、ジルコニア製フェルールに代わって電鋳により精度の高いフェルールを製造するための多孔性金属筒を提供しようとするものである。電鋳により細径のパイプを製造することは既に知られている。例えば、特開平11−193485号公報には、芯材の表面に金属皮膜を形成し、形成された金属皮膜を残して芯材を除去する細孔を有するチューブの製造方法が記載されている。また、特開昭56−90995号公報、特開平4−311589号公報には、薬品にて溶解できる芯線の外周面に金属を電鋳メッキし、所定の寸法に切断後、芯線を薬品で溶解除去して細径パイプを製造する方法が記載されている。
【0006】
即ち、芯線を用意し該芯線を電導処理した後、電鋳操作により芯線の周囲に金属を電着せしめ、しかる後に芯線を適当な方法で除去して、細径を有するパイプを製造する方法である。基本的には、この方法を利用することにより、光ファイバー接続用のフェルールを製造することができる。
【0007】
光ファイバーの外径は、規格により0.125mmと定められており、従って、フェルールの内径は0.126mm程度のものになっている。フェルール自身の長さは12mm程度で、外径は2.5mm程度である。このように、小型のしかも細径のパイプを電鋳で製造するに当たっては、種々の問題に遭遇する。
【0008】
フェルール用の電鋳体を製造する場合、生産性を如何に高くするかという点が実際上大きな問題である。このためには、長尺の芯線に電鋳を施し、しかる後に、所定の長さに切断する方法が推奨される。同時に、芯線の数を多くし複数個の芯線にまとめて電鋳することが推奨される。
【0009】
しかし、長い芯線を使用し、しかも複数個の芯線を一度に電鋳する場合、均一性の問題がある。フェルールは、高い真円度と同軸性が求められるので、芯線一本一本について、その長さ方向の電着層の厚さが均一であり、同時に、複数の芯線の電着層の厚さが均一でなければならない。
【0010】
電鋳装置10は、図2に示したように、陽極と陰極とを含む。陽極15は、電着すべき金属であって、金属板、金属球等を使用することができる。金属球を使用する場合は、金属球を導電性を有する網状の袋等に入れた状態で使用することができる。陽極は電源11、例えば、電池の陽極に接続される。陰極は、電鋳を施す芯線(図示していない)であり電池の陰極に接続される。芯線は、ホルダー21に支持されている。芯線はホルダー21に支持された状態で、電鋳液18に浸漬され、モータ12で回転されながら、電鋳が施される。
【0011】
陽極として金属球を使用する場合、該金属球は導電性を有する網状の筒等に入れられている。芯線に電鋳を施したとき、電鋳体の形状は、金属球を入れた筒の形状に大きく依存していることが判明した。例えば、筒の形状が外側に膨れている場合、電鋳体はその位置に相当する部分の外径が大きくなり、筒の外形が内側にへこんでいる場合は、電鋳体の該当部分の外径は小さくなることが判明した。
【0012】
即ち、図5に示したように、チタン製の金属筒51にニッケルの金属塊54が収納されている。金属筒51は、中心部で内側に向かって細くなっている。この金属筒51を使用して電鋳を行った場合、得られる電鋳体は図5(b)に示したように金属筒の内側にへこんでいる部分に対応した部分が、細くなっている。電鋳体の形状は、多孔性金属筒51の形状の影響を大きく受けるのである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、内径が0.126mm程度と小さいフェルール用のパイプを電鋳で製造するに際して、小さい内径を有し、外径が均一で、かつ、同軸性の高いフェルール用パイプを効率よく製造するための多孔性金属筒を提供しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、電鋳液中に浸漬され、電源の正極側に接続される陽極と、
前記陽極に対向するように前記電鋳液中に浸漬され、前記電源の負極側に接続される陰極とを備え、
前記陽極の金属を前記陰極に電着させる電鋳装置に用いる多孔性金属筒であって、
前記多孔性金属筒は、長手方向に沿って側面から垂直に突出する金属板とを有し、前記陽極に接続され、電鋳すべき金属塊を収納することを特徴とする多孔性金属筒である。
【0015】
請求項2の発明は、前記金属板は、前記多孔性金属筒の長手方向の全長に亘って形成されたことを特徴とする請求項1に記載の電鋳に使用する多孔性金属筒である。
【0016】
請求項3の発明は、前記金属板は、全長にわたり一定幅であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電鋳に使用する多孔性金属筒である。
【0017】
請求項4の発明は、前記多孔性金属筒は、チタン製の網状筒であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電鋳に使用する多孔性金属筒である。
【0018】
請求項5の発明は、前記金属板が、前記陰極となる芯線の方向を向いていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電鋳に使用する多孔性金属筒である。
【0019】
電鋳すべき金属を入れる多孔性金属筒の形状が、電鋳体の形状に大きく影響を及ぼす。多孔性金属筒としては、金属製網状筒が一般的に使用されるので、その形状を整えることは困難である。そこで、多孔性金属筒に、この筒の長手方向に金属板を筒側面から垂直に突出するように設けるのである。
【0020】
この金属板は、多孔性金属筒にその長手方向に筒のほぼ全長にわたり筒側面に垂直に突出するように設けるのがよい。更に、金属板は、一定幅のものとするのがよい。特に、多孔性金属筒の長手方向に筒のほぼ全長にわたり、一定幅の金属板を筒側面から垂直に突出するように形成することにより、この金属板に集中的に電流が流れ、しかも、金属板が垂直になっているので、金属板の長さ方向に向かって、均一に電流が流れ、得られる電鋳体の形状が均一になるという効果が顕著になる。その結果、多孔性金属筒の形状に歪みがあっても、得られる電鋳体は均一な形状のものになる。
【0021】
多孔性金属筒に設けた金属板は、芯線の方向を向いているのが好ましい。多孔性金属筒の金属板と芯線との間に電流が流れ、電鋳が施される。従って、均一な電鋳体を得るには、電流は多孔性金属筒の金属板から芯線に向かって流れるのが好ましいのである。
【0022】
多孔性金属筒としては、電鋳液に冒されにくいものが好ましく、この観点から、チタン製の多孔性金属筒が好適に使用される。
【0023】
【発明の実施の形態】
次に、本発明を実施形態に基づいて説明する。電鋳装置は、図2に示したようなものである。芯線ホルダー21は、例えば、図6(a)、同(b)に示したようなものを使用することができる。図6(a)に於いては、上枠35、36と下枠39の間に3本の支柱31が配置され、全体の形状を保っている。上枠36及び下枠39の一部に溝37と38がそれぞれ設けられ、芯線16は固定具32と33によって、芯線ホルダー21に固定されている。更に、モータからの回転を保持具に伝える回転軸34が設けられている。図6(b)に於いては、芯線ホルダーは、上枠41、下枠43及び横枠42から構成され、芯線16は、上枠41と下枠43に固定具45、44により固定されてている。芯線ホルダーは、これらの形状に限定されるものではなく、適宜、種々の形態のものが適用できることはいうまでもない。
【0024】
電鋳すべき金属を収納する多孔性金属筒は、例えば、図3に示した金属製の網状筒を使用することができる。多孔性金属筒51に、多孔性金属筒の長手方向に筒のほぼ全長にわたり、一定幅の金属板52が筒側面から垂直に突出するように設けられている。多孔性金属筒51には、電鋳すべき金属塊54が入れられている。多孔性金属筒は、金属製の網状筒が好適使用されるが、これに、限定されるものではなく、金属板からなる筒に孔を複数個設けたものでもよい。多孔性金属筒の材質は、電鋳液に冒されにくいもの、例えば、チタン製の多孔性金属筒が好適に使用できる。
【0025】
芯線が1本の場合は、図2に於いて、回転軸13に相当する位置にホルダーが設けられているので、金属板は、芯線の方向に向けるのがよい。芯線は、ホルダー21に保持されたまま回転するが、同一場所で回転するので、金属板の方向は容易に最初にセットすることができる。
【0026】
芯線を複数個使用する場合は、複数の芯線ホルダーが、例えば、円形状に保持具に保持される。図2に於いて、保持具28は、保持上枠20、保持下枠25、回転軸13、及び回転軸の延長部22とからなっており、芯線ホルダーは、保持上枠20と保持下枠25との間に支持・保持される。保持上枠20には、芯線ホルダーを自転させるデバイスが組み込まれている(図示はしていない)。回転軸延長部22は必ずしも必要ではないが、保持具28の回転を安定させるために設けている。回転軸延長部の先端は、電鋳浴の底に設けられた軸受け23におさまり、保持具28の安定した回転を助ける。
【0027】
芯線はホルダーごと複数個が保持具に取り付けられる。できるだけ多数の芯線を取り付けるのがよい。例えば、100本の芯線を円形をした保持具28の周辺に並べてホルダーごと取り付けることができる。保持具28は、モータ12により軸13によって回転する。また、保持上枠20の部分に芯線ホルダーを個別に回転させるためのデバイスが組み込まれている。
【0028】
この場合、多孔性金属筒の金属板の方向は、複数個の芯線の中心部、即ち、図2に於いては、回転軸13の方向に向けられる。この状況を、図4に示した。芯線はホルダー21ごと円形状に配置され、回転軸13によって保持具が回転すると共にホルダー21自身も回転する。複数の芯線の中心は、回転軸13であるので、多孔性金属筒の金属板52は、回転軸13の方向を向いている。
【0029】
電鋳液18は、目的とする電鋳金属の種類によって、決まるものである。電鋳金属としては、ニッケル、鉄、銅、コバルト、タングステン又はこれらの合金などの電鋳金属を使用することができる。これらの金属に対応して、それぞれ、電鋳液として、スルフアミン酸ニッケル、塩化ニッケル、硫酸ニッケル、スルフアミン酸第一鉄、ホウフッ化第一鉄、ピロリン酸銅、硫酸銅、ホウフッ化銅、ケイフッ化銅、チタンフッ化銅、アルカノールスルフォン酸銅、硫酸コバルト、タングステン酸ナトリウムなどの水溶液を主成分とする液を使用することができる。
【0030】
これらのうち、特に、金属としてはニッケル、電鋳液としてはスルフアミン酸ニッケルを主成分とする液が、電鋳作業の容易性、製品の硬度などの物性、化学的安定性、溶接の容易性などの面から好適に使用できる。
【0031】
直流電流7〜10A/dm程度の電流密度で、 1日間程度通電を行うことにより、 直径3mm程度に成長した電鋳体を得る。この電鋳体を所定の長さに切断し、芯線の一部を押し出すと同時に押し出された芯線の先端を把持し引き抜くことによって、芯線を除去する。仕上げ加工を行って、製品とする。
【0032】
芯線としては、金属線、表面を導電処理したプラスチック線が使用される。電鋳後、芯線を引き抜き等により除去するためには、ステンレス線やリン青銅線のように高張力のものが好ましく、また、電気抵抗の小さいものが好ましい。直径0.126mmの断面が円形の線を芯線として使用する。芯線は、細くて(外径0.126mm)長い(30〜40cm)のものを使用するので、芯線ホルダーに芯線を取り付けて電鋳を行う。
【0033】
母型に使用する線としてステンレスを選択し、その表面に厚さ10μm程度の銀、金、銅メッキを施したものを芯線に使用することができる。また、基質が金、銀、アルミニウム、銅又はその合金を使用することもできる。
【0034】
【実施例】
以下本発明を、実施例に基づいて説明する。断面が円形で径が0.126mmで長さが355mmのリン青銅製の芯線を、図2に示す様に電鋳装置にセットした。一方、スルフアミン酸ニッケルを主成分とする電鋳浴に、ニッケル金属塊を入れたチタン製の網状多孔性金属筒をセットした。この多孔性金属筒は、図3に示したように筒の長手方向ほぼ全面に亘って突起して金属板52を備えているものである。そして、金属板52が保持具28の回転軸方向を向くようにセットした。芯線16をホルダー21ごと電鋳液に浸漬した。芯線は、100本を円形状に配置した。多孔性金属筒は、金属板が、保持具28の回転軸方向を向くようにセットした。芯線を陰極、ニッケル塊を収納した多孔性金属筒を陽極にして、10A/dm程度の電流密度で電鋳を18時間実施した。電鋳により、平均約2.5mmの直径のニッケル電鋳体を得た。電鋳体は、長さ方向に沿って外径は2.5mm±0.05mmの範囲内にあり、均一な電鋳体が得られた。また、真円度、同軸性も良好なものであった。
【0035】
この電鋳体を、NC自動加工機で、長さ12mmに切断し、一方の端を中ぐり加工をした。該加工品を縦にして、中ぐり加工していない面を上にして、芯線打ち抜き機にて上から芯線を突起を有するハンマーで叩き、加工品の下からから頭を出した芯線の一部を引き抜くことによって、芯線を除去した。端面を研磨してフェルールとした。
【0036】
【比較例】
芯線としてリン青銅製の直径0.126mm、長さ355mmの線を使用し、多孔性金属筒に金属板を設けない図5(a)に示したものを使用したほかは、実施例と同様にして電鋳を行った。得られた電鋳体は、図5(b)に示したように、形状が不均一なものであった。
【0037】
【発明の効果】
電鋳を施す金属片を入れる多孔性金属筒に、その長手方向に金属板を筒側面から垂直に突出するように設けることにより、外径が均一で、真円度、同軸度が高い、そして長尺のフェルール用電鋳体を製造することができる。この際、金属板を、筒の長手方向に筒のほぼ全長にわたり形成し、更に、金属板を全長にわたり一定幅のにすることにより、効果は顕著になる。このようにして得たフェルールは、ジルコニア製フェルールのような1個づつの検査に基づく寸法範囲に従った分類をする必要が無く、抜き取り検査程度で十分対応できるほど、寸法精度の高いものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フェルールを示す図である
【図2】電鋳装置の一例を示す図である
【図3】多孔性金属筒の金属板の一例を示す図である
【図4】多孔性金属筒の金属板の方向を示す図である
【図5】多孔性金属筒及び得られる電鋳体の例を示す図である
【図6】芯線ホルダーの例を示す図である
【符号の説明】
1 フェルール
2 細孔
3 光ファイバー導入孔
10 電鋳装置
11 電源
12 モータ
13、34 回転軸
15 陽極
16 芯線
17 カップリング
18 電鋳浴
20 保持上枠
21 ホルダー
22 回転軸延長部
23 軸受け
25 保持下枠
26 超音波発生装置
28 保持具
31 支柱
32、33、45、44 固定具
35、36、41 ホルダー上枠
37、38 溝
39、43 ホルダー下枠
42 ホルダー横枠
51 金属筒
52 金属板
54 金属塊

Claims (5)

  1. 電鋳液中に浸漬され、電源の正極側に接続される陽極と、
    前記陽極に対向するように前記電鋳液中に浸漬され、前記電源の負極側に接続される陰極とを備え、
    前記陽極の金属を前記陰極に電着させる電鋳装置に用いる多孔性金属筒であって、
    前記多孔性金属筒は、長手方向に沿って側面から垂直に突出する金属板とを有し、前記陽極に接続され、電鋳すべき金属塊を収納することを特徴とする多孔性金属筒。
  2. 前記金属板は、前記多孔性金属筒の長手方向の全長に亘って形成されたことを特徴とする請求項1に記載の多孔性金属筒。
  3. 前記金属板は、全長にわたり一定幅であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の多孔性金属筒。
  4. 前記多孔性金属筒がチタン製の網状筒であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の多孔性金属筒。
  5. 前記金属板が、前記陰極となる芯線の方向を向いていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の多孔性金属筒。
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