JP2932399B2 - ダブルオフセット型等速ボールジョイントの組立工程におけるボールケージへのボール挿入方法並びにこの方法の実施に用いるインナーとボールケージの傾動装置 - Google Patents
ダブルオフセット型等速ボールジョイントの組立工程におけるボールケージへのボール挿入方法並びにこの方法の実施に用いるインナーとボールケージの傾動装置Info
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/20—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
- F16D3/22—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts
- F16D3/223—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts
- F16D3/2237—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts where the grooves are composed of radii and adjoining straight lines, i.e. undercut free [UF] type joints
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、アウタに内嵌するボールケージの外周の球
面中心に対しボールケージに内嵌するインナの外周の球
面中心がオフセットしているダブルオフセット型の等速
ボールジョイントの組立工程におけるボールケージへの
ボール圧入方法、並びにこの方法の実施に使用するイン
ナとボールケージの傾動装置に関する。
面中心に対しボールケージに内嵌するインナの外周の球
面中心がオフセットしているダブルオフセット型の等速
ボールジョイントの組立工程におけるボールケージへの
ボール圧入方法、並びにこの方法の実施に使用するイン
ナとボールケージの傾動装置に関する。
(従来の技術) 従来、ボールケージの外周の球面中心とインナの外周
の球面中心とが合致している非オフセット型の等速ジョ
イントの組立工程において、アウタと同軸の水平姿勢に
存するインナとボールケージとを夫々所要角度傾動さ
せ、傾斜姿勢のボールケージのアウタからの露出部分に
設けられているボール窓にボールを挿入するようにした
ものは特開昭62−292333号公報により知られている。
の球面中心とが合致している非オフセット型の等速ジョ
イントの組立工程において、アウタと同軸の水平姿勢に
存するインナとボールケージとを夫々所要角度傾動さ
せ、傾斜姿勢のボールケージのアウタからの露出部分に
設けられているボール窓にボールを挿入するようにした
ものは特開昭62−292333号公報により知られている。
このものでは、ボールケージ及びインナの共通の球面
中心が所定の基準点に位置するようにアウタを位置決め
し、この基準点を通る水平な揺動軸線回りに揺動自在な
第1と第2の1対の揺動アームを備える傾動装置を用
い、第1揺動アームと第2揺動アームとを、該各アーム
に取付けた係合子を夫々インナとボールケージとに係合
させた状態で、所定の角速度比で揺動させて、インナと
アウタとを夫々所要角度傾動させている。
中心が所定の基準点に位置するようにアウタを位置決め
し、この基準点を通る水平な揺動軸線回りに揺動自在な
第1と第2の1対の揺動アームを備える傾動装置を用
い、第1揺動アームと第2揺動アームとを、該各アーム
に取付けた係合子を夫々インナとボールケージとに係合
させた状態で、所定の角速度比で揺動させて、インナと
アウタとを夫々所要角度傾動させている。
(発明が解決しようとする課題) ダブルオフセット型等速ジョイントは、第21図に示す
ように、アウタAと同軸の水平姿勢にインナBとボール
ケージCとが存する状態で、ボールケージCの外周の球
面中心O1とインナBの外周の球面中心O2とがアウタAの
軸線方向にオフセットしており、ボールケージCはO1を
中心にして傾動するが、インナBはO1を中心としO1とO2
のオフセット量を半径とする公転軌跡a上を公転しつつ
傾動し、そのためインナBとボールケージCとをこれに
各係合する係合子を取付けた各揺動アームで傾動させる
場合、ボールケージC用の第2揺動アームをO1を通る水
平な揺動軸線回りに揺動させ、一方、インナB用の第1
揺動アームは、その揺動軸を公転軌跡aに沿って公転さ
せつつ該揺動軸を中心にして揺動させる必要があって、
構造が複雑になり、更に機種によってO1とO2のオフセッ
ト量が変化するため、第1と第2の揺動アームの揺動軸
線のオフセット量も機種に応じて変える必要があり、傾
動装置が機種毎に専用化されて、機種変更に際し傾動装
置を交換せざるを得なくなり、生産性の向上を図る上
で、傾動装置を交換せずに機種変更に対処し得るように
することが望まれている。
ように、アウタAと同軸の水平姿勢にインナBとボール
ケージCとが存する状態で、ボールケージCの外周の球
面中心O1とインナBの外周の球面中心O2とがアウタAの
軸線方向にオフセットしており、ボールケージCはO1を
中心にして傾動するが、インナBはO1を中心としO1とO2
のオフセット量を半径とする公転軌跡a上を公転しつつ
傾動し、そのためインナBとボールケージCとをこれに
各係合する係合子を取付けた各揺動アームで傾動させる
場合、ボールケージC用の第2揺動アームをO1を通る水
平な揺動軸線回りに揺動させ、一方、インナB用の第1
揺動アームは、その揺動軸を公転軌跡aに沿って公転さ
せつつ該揺動軸を中心にして揺動させる必要があって、
構造が複雑になり、更に機種によってO1とO2のオフセッ
ト量が変化するため、第1と第2の揺動アームの揺動軸
線のオフセット量も機種に応じて変える必要があり、傾
動装置が機種毎に専用化されて、機種変更に際し傾動装
置を交換せざるを得なくなり、生産性の向上を図る上
で、傾動装置を交換せずに機種変更に対処し得るように
することが望まれている。
又、インナBとボールケージCとを夫々所要角度、例
えばインナBを90°、ボールケージCを45°傾動させた
状態で、ボールケージCのアウタAからの露出部分に設
けられているボール窓C1の中心線は、インナBの軸線と
アウタAの軸線との交点Oを通り且つアウタAの軸線に
対しボールケージCの傾動角即45°傾斜した面上の線b
に合致するから、該ボール窓C1に線bに沿って進退自在
なボール挿入ヘッドを有する挿入装置を用いてボールD
を挿入するが、この交点OのアウタAに対する位置は機
種によって変化し、そのため線bの位置も変化し、この
場合線bの位置変化に合わせてボール挿入位置の位置を
変化させることも考えられるが、機種変更に際しての作
業を容易にするには、機種に係りなく同一の直線に沿っ
てボール窓にボールを挿入し得るようにすることが望ま
れる。
えばインナBを90°、ボールケージCを45°傾動させた
状態で、ボールケージCのアウタAからの露出部分に設
けられているボール窓C1の中心線は、インナBの軸線と
アウタAの軸線との交点Oを通り且つアウタAの軸線に
対しボールケージCの傾動角即45°傾斜した面上の線b
に合致するから、該ボール窓C1に線bに沿って進退自在
なボール挿入ヘッドを有する挿入装置を用いてボールD
を挿入するが、この交点OのアウタAに対する位置は機
種によって変化し、そのため線bの位置も変化し、この
場合線bの位置変化に合わせてボール挿入位置の位置を
変化させることも考えられるが、機種変更に際しての作
業を容易にするには、機種に係りなく同一の直線に沿っ
てボール窓にボールを挿入し得るようにすることが望ま
れる。
本発明は、上記の要望に適合したボールの挿入方法を
提供することをその目的としている。
提供することをその目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく、本発明方法は、アウタを上向
き姿勢で且つインナを所要角度傾動させたときのインナ
の軸線とアウタの軸線との交点が何れの機種においても
所定の基準点に位置するように位置決めする工程と、該
交点を通る水平な第1の揺動軸線回りに揺動自在な第1
揺動アームと、該第1揺動軸線に平行で且つ該第1揺動
軸線に対しアウタの軸線方向にオフセットした第2揺動
軸線回りに揺動自在な第2揺動アームとを備える揺動装
置を用い、第1揺動アームをこれに取付けた第1係合子
においてインナに該インナの軸線方向及び径方向に相対
移動可能に係合させると共に、第2揺動アームをこれに
取付けた第2係合子においてボールケージに該ボールケ
ージの軸線方向及び径方向に相対移動可能に係合させた
状態で、第1揺動アームと第2揺動アームとを前記各揺
動軸線回りに所定の角速度比で揺動させてインナとボー
ルケージとを夫々所要角度傾動させる工程と、傾斜姿勢
のボールケージのアウタからの露出部分に設けられてい
るボール窓に、前記基準点を通り且つアウタの軸線に対
しボールケージの傾動角分だけ傾斜した面上の所定の挿
入基準線に沿ってボールを挿入する工程とから成る。
き姿勢で且つインナを所要角度傾動させたときのインナ
の軸線とアウタの軸線との交点が何れの機種においても
所定の基準点に位置するように位置決めする工程と、該
交点を通る水平な第1の揺動軸線回りに揺動自在な第1
揺動アームと、該第1揺動軸線に平行で且つ該第1揺動
軸線に対しアウタの軸線方向にオフセットした第2揺動
軸線回りに揺動自在な第2揺動アームとを備える揺動装
置を用い、第1揺動アームをこれに取付けた第1係合子
においてインナに該インナの軸線方向及び径方向に相対
移動可能に係合させると共に、第2揺動アームをこれに
取付けた第2係合子においてボールケージに該ボールケ
ージの軸線方向及び径方向に相対移動可能に係合させた
状態で、第1揺動アームと第2揺動アームとを前記各揺
動軸線回りに所定の角速度比で揺動させてインナとボー
ルケージとを夫々所要角度傾動させる工程と、傾斜姿勢
のボールケージのアウタからの露出部分に設けられてい
るボール窓に、前記基準点を通り且つアウタの軸線に対
しボールケージの傾動角分だけ傾斜した面上の所定の挿
入基準線に沿ってボールを挿入する工程とから成る。
更に、本発明では、上記方法のインナとボールケージ
の傾動工程で使用するのに好適な傾動装置を提供してお
り、該傾動装置は、上方の逃げ位置と下方の作動位置と
に昇降される昇降枠に、インナを所要角度傾動させたと
きのインナの軸線とアウタの軸線との交点が位置する所
定の基準点を通る水平線に該昇降枠の作動位置において
合致する第1の揺動軸線回りに揺動自在な第1揺動アー
ムと、該第1揺動軸線に平行で且つ該第1揺動軸線に対
しアウタの軸線方向にオフセットした第2の揺動軸線回
りに揺動自在な第2揺動アームとを軸支すると共に、第
1揺動アームと第2揺動アームとを所定の角速度比で夫
々所要角度揺動させる駆動機構を設け、第1揺動アーム
に、インナに少許の遊びを存して内嵌可能な軸部とイン
ナの端面に着座可能な当座とを有する第1係合子をイン
ナの軸線方向に摺動自在に且つインナ側に付勢して取付
け、第2揺動アームに、ボールケージの端面に着座可能
な当座を有する第2係合子をアウタの軸線方向に摺動自
在に且つアウタ側に付勢して取付けたことを特徴とす
る。
の傾動工程で使用するのに好適な傾動装置を提供してお
り、該傾動装置は、上方の逃げ位置と下方の作動位置と
に昇降される昇降枠に、インナを所要角度傾動させたと
きのインナの軸線とアウタの軸線との交点が位置する所
定の基準点を通る水平線に該昇降枠の作動位置において
合致する第1の揺動軸線回りに揺動自在な第1揺動アー
ムと、該第1揺動軸線に平行で且つ該第1揺動軸線に対
しアウタの軸線方向にオフセットした第2の揺動軸線回
りに揺動自在な第2揺動アームとを軸支すると共に、第
1揺動アームと第2揺動アームとを所定の角速度比で夫
々所要角度揺動させる駆動機構を設け、第1揺動アーム
に、インナに少許の遊びを存して内嵌可能な軸部とイン
ナの端面に着座可能な当座とを有する第1係合子をイン
ナの軸線方向に摺動自在に且つインナ側に付勢して取付
け、第2揺動アームに、ボールケージの端面に着座可能
な当座を有する第2係合子をアウタの軸線方向に摺動自
在に且つアウタ側に付勢して取付けたことを特徴とす
る。
(作用) アウタを上記の如く位置決めした後、傾動装置の昇降
枠を作動位置に下降させる。これによれば、第1揺動ア
ームに取付けた第1係合子の軸部が水平姿勢のインナに
内嵌すると共に当座がインナの上端面に着座し、第2揺
動アームに取付けた第2係合子の当座が水平姿勢のボー
ルケージの上端面に着座する。機種によってインナとボ
ールケージの上端面の位置は変化するが、この変化は各
係合子のばねに抗したインナとボールケージの軸線方向
即ち上下方向の摺動で吸収される。
枠を作動位置に下降させる。これによれば、第1揺動ア
ームに取付けた第1係合子の軸部が水平姿勢のインナに
内嵌すると共に当座がインナの上端面に着座し、第2揺
動アームに取付けた第2係合子の当座が水平姿勢のボー
ルケージの上端面に着座する。機種によってインナとボ
ールケージの上端面の位置は変化するが、この変化は各
係合子のばねに抗したインナとボールケージの軸線方向
即ち上下方向の摺動で吸収される。
次に、第1揺動アームと第2揺動アームとを駆動機構
により所定の角速度比(2:1)で揺動させて、インナと
ボールケージとを夫々所要角度、例えばインナを90°、
ボールケージを45°傾動させる。
により所定の角速度比(2:1)で揺動させて、インナと
ボールケージとを夫々所要角度、例えばインナを90°、
ボールケージを45°傾動させる。
第22図を参照して、第1第2揺動アームの揺動時にお
ける各係合子のインナとボールケージに対するずれを説
明する。図中Xはアウタの軸線、Yはインナを水平姿勢
から90°傾動させたときのインナの軸線を示し、XとY
の交点たる基準点Oに第1揺動アームの揺動軸線と、ボ
ールケージの外面の球面中心O1に対し少許オフセットし
た点O3に第2揺動アームの揺動軸線とが合致している。
尚、説明の都合上、ボールケージとインナとの軸線がア
ウタの軸線と同軸になっている状態において、第2揺動
アームと第1揺動アームとに夫々O1、O2に合致する点が
有ると仮定し、この点を各揺動アーム上の仮想点と定義
する。今、第2揺動アームをO3を中心にして角度θだけ
傾動させると、O1に合致していた第2揺動アーム上の仮
想点がMに変位し、第2揺動アームに取付けた第2係合
子がボールケージに対しその軸線方向と径方向とにO1に
対するMの変位量分即ちl1、l2分だけずれようとする。
ここで、第2係合子の軸線方向のずれは、第2係合子の
第2揺動アームに対するボールケージの軸線方向の揺動
によって吸収されるため、第2係合子のボールケージに
対する軸線方向の相対変位は生じず、又径方向のずれは
ボールケージの端面に着座する第2係合子の当座の該端
面に対する摺動によって許容され、かくてO1に対し第2
揺動アームの揺動軸線が偏心していても、ボールケージ
は、第2揺動アームの角度θの揺動によりO1を中心とし
て角度θだけ傾動される。
ける各係合子のインナとボールケージに対するずれを説
明する。図中Xはアウタの軸線、Yはインナを水平姿勢
から90°傾動させたときのインナの軸線を示し、XとY
の交点たる基準点Oに第1揺動アームの揺動軸線と、ボ
ールケージの外面の球面中心O1に対し少許オフセットし
た点O3に第2揺動アームの揺動軸線とが合致している。
尚、説明の都合上、ボールケージとインナとの軸線がア
ウタの軸線と同軸になっている状態において、第2揺動
アームと第1揺動アームとに夫々O1、O2に合致する点が
有ると仮定し、この点を各揺動アーム上の仮想点と定義
する。今、第2揺動アームをO3を中心にして角度θだけ
傾動させると、O1に合致していた第2揺動アーム上の仮
想点がMに変位し、第2揺動アームに取付けた第2係合
子がボールケージに対しその軸線方向と径方向とにO1に
対するMの変位量分即ちl1、l2分だけずれようとする。
ここで、第2係合子の軸線方向のずれは、第2係合子の
第2揺動アームに対するボールケージの軸線方向の揺動
によって吸収されるため、第2係合子のボールケージに
対する軸線方向の相対変位は生じず、又径方向のずれは
ボールケージの端面に着座する第2係合子の当座の該端
面に対する摺動によって許容され、かくてO1に対し第2
揺動アームの揺動軸線が偏心していても、ボールケージ
は、第2揺動アームの角度θの揺動によりO1を中心とし
て角度θだけ傾動される。
ボールケージが角度θだけ傾動すると、インナはO1を
中心としインナの外面の球面中心O2とO1とのオフセット
量を半径とする公転軌跡a上のN1に変位し、この際第1
揺動アームはOを中心として角度2θだけ揺動されて、
O2に合致していた第1揺動アーム上の仮想点がS1に変位
し、第1揺動アームに取付けた第1係合子がインナに対
しその軸線方向と径方向とにN1に対するS1の変位量分即
ちl3、l4分だけずれようとする。ここで、第1係合子の
軸線方向のずれは、第1係合子の第1揺動アームに対す
るインナの軸線方向の摺動により吸収されるため、第1
係合子のインナに対する軸線方向の相対変位は生じず、
又径方向のずれは、インナに内嵌する第1係合子の軸部
の遊び及びインナの端面に着座する当座の該端面に対す
る摺動によって許容され、かくて第1揺動アームを公転
軌跡aに沿って公転させなくても、インナは、第1揺動
アームの角度2θの揺動により公転軌跡a上をN1に移動
しつつ角度2θだけ傾動される。第1揺動アームが90°
傾動されたときは、インナがN2、上記仮想点がS2に移動
し、N2とS2が共に線Y上に位置して、第1係合子のイン
ナに対する径方向のずれが解消される。ここで、ボール
ケージとインナとの軸線がアウタの軸線Xに合致してい
る状態で、第23図(A)に示す如く、第1係合子の軸部
がインナの内周面の一側部に当接するようにしておけ
ば、第1揺動アームの揺動途中において、インナに対す
る第1係合子の径方向のずれにより、第23図(B)に示
す如く、第1係合子とインナの内周面一側部との間に隙
間が明いても、インナが90°傾動されて第1係合子のイ
ンナに対する径方向のずれが解消されたところで、第23
図(C)に示す如く、第1係合子の軸部が再びインナの
内周面一側部に当接して、第1係合子の軸部のインナに
対する傾動方向の遊びが無くなり、インナが所要角度に
正確に傾動保持されると共に、インナを介してボールケ
ージも所要角度に正確に傾動保持される。ところで、第
1揺動アームの揺動軸線の位置が、第23図(D)に示す
如く、基準点OからオフセットしたO′であると、第1
揺動アームが90°揺動したときの仮想点の位置は線Yか
ら離れたS′2になり、第1係合子の軸部とインナの内
周面一側部との間に線YとS′2との間の距離に等しい
隙間が明く。そして、この隙間分だけインナが第1係合
子に対し傾動可能となり、インナを所要角度に正確に傾
動保持できなくなる。従って第1揺動アームの揺動軸線
は基準点Oに一致させる必要がある。尚、インナを90°
以外の所要角度に傾動させる場合でも、この傾動時にお
けるインナの軸線とアウタの軸線との交点を通る水平軸
線回りに第1揺動アームを揺動させれば、所要角度傾動
させた時点で第1係合子のインナに対する径方向のずれ
が解消され、この時点で第1係合子の軸部のインナに対
する傾動方向の遊びがなくなるようにしておけば、イン
ナを所要角度に正確に傾動保持でき、インナを介してボ
ールケージも所要角度に正確に傾動保持される。
中心としインナの外面の球面中心O2とO1とのオフセット
量を半径とする公転軌跡a上のN1に変位し、この際第1
揺動アームはOを中心として角度2θだけ揺動されて、
O2に合致していた第1揺動アーム上の仮想点がS1に変位
し、第1揺動アームに取付けた第1係合子がインナに対
しその軸線方向と径方向とにN1に対するS1の変位量分即
ちl3、l4分だけずれようとする。ここで、第1係合子の
軸線方向のずれは、第1係合子の第1揺動アームに対す
るインナの軸線方向の摺動により吸収されるため、第1
係合子のインナに対する軸線方向の相対変位は生じず、
又径方向のずれは、インナに内嵌する第1係合子の軸部
の遊び及びインナの端面に着座する当座の該端面に対す
る摺動によって許容され、かくて第1揺動アームを公転
軌跡aに沿って公転させなくても、インナは、第1揺動
アームの角度2θの揺動により公転軌跡a上をN1に移動
しつつ角度2θだけ傾動される。第1揺動アームが90°
傾動されたときは、インナがN2、上記仮想点がS2に移動
し、N2とS2が共に線Y上に位置して、第1係合子のイン
ナに対する径方向のずれが解消される。ここで、ボール
ケージとインナとの軸線がアウタの軸線Xに合致してい
る状態で、第23図(A)に示す如く、第1係合子の軸部
がインナの内周面の一側部に当接するようにしておけ
ば、第1揺動アームの揺動途中において、インナに対す
る第1係合子の径方向のずれにより、第23図(B)に示
す如く、第1係合子とインナの内周面一側部との間に隙
間が明いても、インナが90°傾動されて第1係合子のイ
ンナに対する径方向のずれが解消されたところで、第23
図(C)に示す如く、第1係合子の軸部が再びインナの
内周面一側部に当接して、第1係合子の軸部のインナに
対する傾動方向の遊びが無くなり、インナが所要角度に
正確に傾動保持されると共に、インナを介してボールケ
ージも所要角度に正確に傾動保持される。ところで、第
1揺動アームの揺動軸線の位置が、第23図(D)に示す
如く、基準点OからオフセットしたO′であると、第1
揺動アームが90°揺動したときの仮想点の位置は線Yか
ら離れたS′2になり、第1係合子の軸部とインナの内
周面一側部との間に線YとS′2との間の距離に等しい
隙間が明く。そして、この隙間分だけインナが第1係合
子に対し傾動可能となり、インナを所要角度に正確に傾
動保持できなくなる。従って第1揺動アームの揺動軸線
は基準点Oに一致させる必要がある。尚、インナを90°
以外の所要角度に傾動させる場合でも、この傾動時にお
けるインナの軸線とアウタの軸線との交点を通る水平軸
線回りに第1揺動アームを揺動させれば、所要角度傾動
させた時点で第1係合子のインナに対する径方向のずれ
が解消され、この時点で第1係合子の軸部のインナに対
する傾動方向の遊びがなくなるようにしておけば、イン
ナを所要角度に正確に傾動保持でき、インナを介してボ
ールケージも所要角度に正確に傾動保持される。
以上の如くしてインナとボールケージとを傾動させた
後、ボールケージのアウタからの露出部分に設けられて
いるボール窓に、インナの軸線とアウタの軸線との交点
を通り且つアウタの軸線に対しボールケージの傾動角分
だけ傾斜した面上の挿入基準線bに沿ってボールを挿入
するが、何れの機種においても上記交点が所定の基準点
Oに位置するようにアウタを位置決めしているため、挿
入基準線bは機種に係りなく一定となり、機種変更に際
しボール挿入装置の位置を変えなくても、ボール窓にボ
ールを挿入できる。
後、ボールケージのアウタからの露出部分に設けられて
いるボール窓に、インナの軸線とアウタの軸線との交点
を通り且つアウタの軸線に対しボールケージの傾動角分
だけ傾斜した面上の挿入基準線bに沿ってボールを挿入
するが、何れの機種においても上記交点が所定の基準点
Oに位置するようにアウタを位置決めしているため、挿
入基準線bは機種に係りなく一定となり、機種変更に際
しボール挿入装置の位置を変えなくても、ボール窓にボ
ールを挿入できる。
ところで、上記した基準点OとO1とのオフセット量は
機種によって約2.8mm〜約5.2mmの間で変化し、第1揺動
アームの揺動軸線たる第1揺動軸線と、第2揺動アーム
の揺動軸線たる第2揺動軸線とのオフセット量は、Oと
O1のオフセット量の変化幅の中間の約4mm程度の小さな
値に設定されており、各揺動枠を各揺動軸支線上に突設
した軸で昇降枠に軸支することは困難である。この場
合、昇降枠に、前記第2揺動軸線と同心のブッシュを取
付けて、該ブッシュの外周に前記第2揺動アームを軸支
すると共に、該ブッシュに前記第1揺動軸線と同心の軸
孔を形成し、該軸孔内に前記第1揺動アームをこれに取
付けた支軸において軸支しておけば、第1と第2の揺動
軸線間のオフセット量を小さく設定でき、有利である。
機種によって約2.8mm〜約5.2mmの間で変化し、第1揺動
アームの揺動軸線たる第1揺動軸線と、第2揺動アーム
の揺動軸線たる第2揺動軸線とのオフセット量は、Oと
O1のオフセット量の変化幅の中間の約4mm程度の小さな
値に設定されており、各揺動枠を各揺動軸支線上に突設
した軸で昇降枠に軸支することは困難である。この場
合、昇降枠に、前記第2揺動軸線と同心のブッシュを取
付けて、該ブッシュの外周に前記第2揺動アームを軸支
すると共に、該ブッシュに前記第1揺動軸線と同心の軸
孔を形成し、該軸孔内に前記第1揺動アームをこれに取
付けた支軸において軸支しておけば、第1と第2の揺動
軸線間のオフセット量を小さく設定でき、有利である。
(実施例) 第1図及び第2図は等速ボールジョイントの組立装置
の全体構成を示し、基台(1)上に、前後方向(図面で
左右方向)に長手の1対の搬送レール(2)(2)と、
前後複数のクランプ片(3)を取付けた1対のトランス
ファバー(4)(4)とを配置し、後方のコンベア
(5)から搬送レール(2)(2)上に投入されるアウ
タAを、トランスファバー(4)(4)の作動により始
端の第1ステーション(61)から終端の第10ステーショ
ン(610)に向けて1ステーション宛間歇送りし、第3
図に示す如く、第2ステーション(62)において、イン
ナBをボールケージCに内嵌すると共にボールケージC
の1個のボール窓C1にボールDを挿入して成るインナと
ボールケージの組立体を移載装置(7)により起立姿勢
でアウタAに挿入し、第3ステーション(63)におい
て、組立体を傾倒装置(8)によりボールのDがアウタ
Aのトラック溝に係合するように傾倒させてアウタAに
内嵌させると共に、組立体をプッシャ(9)により上方
から押圧して水平姿勢とした後、ボールDを挿入したボ
ール窓が横方向を向くようにアウタAを90°回転させ、
次に第4ステーション(64)において、インナBとボー
ルケージCとを傾動装置(10)により横方向に傾動させ
て、予めボールDを挿入したボール窓と対称位置のボー
ル窓C1にボール挿入装置(11)によってボールDを挿入
し、次いで第5ステーション(65)において、ボールを
挿入済みの2個のボール窓が前方と後方を向くようにア
ウタAを90°回転させた後、第6ステーション(66)と
第7ステーション(67)とにおいて、インナBとボール
ケージCを傾動装置(112)により夫々の横方向一側と
横方向他側とに傾動させて、各1対のボール挿入位置
(13)(13)により隣接する各2個のボール窓C1、C1に
ボールD、Dを挿入し、次いで第8ステーション(68)
においてボール検出装置(14)により6個のボール窓に
全てボールが挿入されているか否かの欠品検出と、第9
ステーション(69)においてインナを傾動しつつ回転さ
せる検査装置(15)により等速ボールジョイントの作動
検査とを行い、第10ステーション(610)において振分
け装置(16)により良品と不良品とに振分けて払出レー
ル(17)に払出すようにした。
の全体構成を示し、基台(1)上に、前後方向(図面で
左右方向)に長手の1対の搬送レール(2)(2)と、
前後複数のクランプ片(3)を取付けた1対のトランス
ファバー(4)(4)とを配置し、後方のコンベア
(5)から搬送レール(2)(2)上に投入されるアウ
タAを、トランスファバー(4)(4)の作動により始
端の第1ステーション(61)から終端の第10ステーショ
ン(610)に向けて1ステーション宛間歇送りし、第3
図に示す如く、第2ステーション(62)において、イン
ナBをボールケージCに内嵌すると共にボールケージC
の1個のボール窓C1にボールDを挿入して成るインナと
ボールケージの組立体を移載装置(7)により起立姿勢
でアウタAに挿入し、第3ステーション(63)におい
て、組立体を傾倒装置(8)によりボールのDがアウタ
Aのトラック溝に係合するように傾倒させてアウタAに
内嵌させると共に、組立体をプッシャ(9)により上方
から押圧して水平姿勢とした後、ボールDを挿入したボ
ール窓が横方向を向くようにアウタAを90°回転させ、
次に第4ステーション(64)において、インナBとボー
ルケージCとを傾動装置(10)により横方向に傾動させ
て、予めボールDを挿入したボール窓と対称位置のボー
ル窓C1にボール挿入装置(11)によってボールDを挿入
し、次いで第5ステーション(65)において、ボールを
挿入済みの2個のボール窓が前方と後方を向くようにア
ウタAを90°回転させた後、第6ステーション(66)と
第7ステーション(67)とにおいて、インナBとボール
ケージCを傾動装置(112)により夫々の横方向一側と
横方向他側とに傾動させて、各1対のボール挿入位置
(13)(13)により隣接する各2個のボール窓C1、C1に
ボールD、Dを挿入し、次いで第8ステーション(68)
においてボール検出装置(14)により6個のボール窓に
全てボールが挿入されているか否かの欠品検出と、第9
ステーション(69)においてインナを傾動しつつ回転さ
せる検査装置(15)により等速ボールジョイントの作動
検査とを行い、第10ステーション(610)において振分
け装置(16)により良品と不良品とに振分けて払出レー
ル(17)に払出すようにした。
上記したインナとボールケージの組立体は、シュータ
(18)を介して供給されるインナBを内嵌したボールケ
ージCの1個のボール窓C1にボール挿入装置(19)によ
ってボールDを挿入することにより組立てられるもの
で、この組立体を移載装置(7)により第2ステーショ
ン(62)に搬送してアウタAに挿入するようにした。
(18)を介して供給されるインナBを内嵌したボールケ
ージCの1個のボール窓C1にボール挿入装置(19)によ
ってボールDを挿入することにより組立てられるもの
で、この組立体を移載装置(7)により第2ステーショ
ン(62)に搬送してアウタAに挿入するようにした。
前記トランスファバー(4)(4)は、第4図乃至第
6図に示す如く、基台(1)上の前後2箇所に夫々左右
1対に配置した可動枠(20)(20)に、該各可動枠(2
0)の上部の上下方向クランプ用の複数のガイドローラ
(20a)及びサイドガイド用のガイドレール(20b)を介
して前後動自在に支持され、これら前後各組の左右1対
の可動枠(20)(20)を、基台(1)に固定の左右1対
のブラケット(21)(21)間に横設したガイドバー(2
2)と基台(1)に固定のガイドブロック(23)とに該
各可動枠(20)の下部のガイドスリーブ(20c)と下端
のローラ(20d)とにおいて横方向に摺動自在に支持
し、基台(1)上にシリンダ(24)によりレバー(25)
を介して前後動される駆動ロッド(26)を設けて、該ロ
ッド(26)の両端を夫々ベルクランクレバー(27)とリ
ンク(28)とを介して前後各組の左右一側の可動枠(2
0)に連結し、且つ前後各組の左右1対の可動枠(20)
(20)を、両者間において基台(1)上に軸支した同期
レバー(29)の両端に夫々リンク(30)(30)を介して
連結し、かくて駆動ロッド(26)の前後動により前後2
組の左右1対の可動枠(20)(20)が互に同期して横方
向内方の閉じ側と外方の開き側とに開閉動作され、これ
に伴い左右のトランスファバー(4)(4)が横方向に
開閉動作されて、該両トランスファバー(4)(4)に
取付けた前記クランプ片(3)(3)によりアウタAの
クランプとアンクランプとが行われるようにした。
6図に示す如く、基台(1)上の前後2箇所に夫々左右
1対に配置した可動枠(20)(20)に、該各可動枠(2
0)の上部の上下方向クランプ用の複数のガイドローラ
(20a)及びサイドガイド用のガイドレール(20b)を介
して前後動自在に支持され、これら前後各組の左右1対
の可動枠(20)(20)を、基台(1)に固定の左右1対
のブラケット(21)(21)間に横設したガイドバー(2
2)と基台(1)に固定のガイドブロック(23)とに該
各可動枠(20)の下部のガイドスリーブ(20c)と下端
のローラ(20d)とにおいて横方向に摺動自在に支持
し、基台(1)上にシリンダ(24)によりレバー(25)
を介して前後動される駆動ロッド(26)を設けて、該ロ
ッド(26)の両端を夫々ベルクランクレバー(27)とリ
ンク(28)とを介して前後各組の左右一側の可動枠(2
0)に連結し、且つ前後各組の左右1対の可動枠(20)
(20)を、両者間において基台(1)上に軸支した同期
レバー(29)の両端に夫々リンク(30)(30)を介して
連結し、かくて駆動ロッド(26)の前後動により前後2
組の左右1対の可動枠(20)(20)が互に同期して横方
向内方の閉じ側と外方の開き側とに開閉動作され、これ
に伴い左右のトランスファバー(4)(4)が横方向に
開閉動作されて、該両トランスファバー(4)(4)に
取付けた前記クランプ片(3)(3)によりアウタAの
クランプとアンクランプとが行われるようにした。
該両トランスファバー(4)(4)は、基台(1)の
後部下面に搭載したシリンダ(31)に連動する左右1対
のレバー(32)(32)に、該各トランスファバー(4)
の開閉動作を許容する両端のボールジョイント(33a)
(33a)を有する左右1対のリンク(33)(33)を介し
て連結され、該シリンダ(31)の伸縮作動により該レバ
ー(32)(32)と該リンク(33)(33)とを介して互に
同期して前後動されるように構成されており、両トラン
スファバー(4)(4)を閉じて前進させることによ
り、前記両搬送レール(2)(2)に支持されるアウタ
Aをクランプ片(3)(3)間にクランプして、次のス
テーションに搬送し、各ステーションに配置したクラン
プ部材(34)によりアウタAの軸部A1をクランプしてア
ウタAを位置決めした後、両トランスファバー(4)
(4)を開いて後退させ、以上の作動に繰返しでアウタ
Aを間歇送りする。尚、第3、第5ステーション(63)
(65)に設けるクランプ部材(34)は垂直軸線回りに回
動自在であり、これによって上記の如くアウタAを90°
回転させる。
後部下面に搭載したシリンダ(31)に連動する左右1対
のレバー(32)(32)に、該各トランスファバー(4)
の開閉動作を許容する両端のボールジョイント(33a)
(33a)を有する左右1対のリンク(33)(33)を介し
て連結され、該シリンダ(31)の伸縮作動により該レバ
ー(32)(32)と該リンク(33)(33)とを介して互に
同期して前後動されるように構成されており、両トラン
スファバー(4)(4)を閉じて前進させることによ
り、前記両搬送レール(2)(2)に支持されるアウタ
Aをクランプ片(3)(3)間にクランプして、次のス
テーションに搬送し、各ステーションに配置したクラン
プ部材(34)によりアウタAの軸部A1をクランプしてア
ウタAを位置決めした後、両トランスファバー(4)
(4)を開いて後退させ、以上の作動に繰返しでアウタ
Aを間歇送りする。尚、第3、第5ステーション(63)
(65)に設けるクランプ部材(34)は垂直軸線回りに回
動自在であり、これによって上記の如くアウタAを90°
回転させる。
クランプ片(3)は、第6図及び第7図に示す如く、
アウタAの上端の段付部とその下部とを受ける上下2枚
のV字片(31)(32)で構成されており、該各片(31)
(32)をトランスファバー(4)上の突部(4a)にピン
(3a)(3a)を介して横方向に摺動自在に且つばね(3
b)で横方向内方に付勢して取付け、該各片(31)
(32)の横方向のフローティング動作によって機種変更
に対処し得るようにした。
アウタAの上端の段付部とその下部とを受ける上下2枚
のV字片(31)(32)で構成されており、該各片(31)
(32)をトランスファバー(4)上の突部(4a)にピン
(3a)(3a)を介して横方向に摺動自在に且つばね(3
b)で横方向内方に付勢して取付け、該各片(31)
(32)の横方向のフローティング動作によって機種変更
に対処し得るようにした。
前記両搬送レール(2)(2)は、基台(1)の前後
3箇所に夫々左右1対に立設した支持枠(35)(35)に
上下方向及び横方向に移動自在に支持されており、これ
を第8図乃至台10図を参照して詳述すると、各搬送レー
ル(2)に、各支持枠(35)の立設箇所において該各支
持枠(35)の内側面に対向して垂下する脚片(36)をね
じ止めし、該脚片(36)に支持枠(35)の上部内側に取
付けたローラ(35a)を受入れる上下方向に長手の長穴
(36a)を形成して、搬送レール(2)を該脚片(36)
において支持枠(35)に上下方向及び横方向に摺動自在
に支持させ、更に左右の支持枠(35)(35)間に、基台
(1)に軸支される回動板(37)と、その下側に基台
(1)にねじ止めされる環状のカムプレート(38)とを
設け、該回動板(37)の上面の回転対称位置に、両支持
枠(35)(35)に支持される左右1対の脚片(36)(3
6)の下端に形成した下向きに開口する前後方向に長手
の長溝(36b)(36b)に係合する、ローラから成る1対
の係合子(37a)(37a)を突設し、該回動板(37)をそ
の支軸(37b)の下端に連結した操作レバー(39)によ
って回動したとき、該両係合子(37a)(37a)を介して
左右の脚片(36)(36)即ち左右の搬送レール(2)
(2)が横方向に変位するようにした。
3箇所に夫々左右1対に立設した支持枠(35)(35)に
上下方向及び横方向に移動自在に支持されており、これ
を第8図乃至台10図を参照して詳述すると、各搬送レー
ル(2)に、各支持枠(35)の立設箇所において該各支
持枠(35)の内側面に対向して垂下する脚片(36)をね
じ止めし、該脚片(36)に支持枠(35)の上部内側に取
付けたローラ(35a)を受入れる上下方向に長手の長穴
(36a)を形成して、搬送レール(2)を該脚片(36)
において支持枠(35)に上下方向及び横方向に摺動自在
に支持させ、更に左右の支持枠(35)(35)間に、基台
(1)に軸支される回動板(37)と、その下側に基台
(1)にねじ止めされる環状のカムプレート(38)とを
設け、該回動板(37)の上面の回転対称位置に、両支持
枠(35)(35)に支持される左右1対の脚片(36)(3
6)の下端に形成した下向きに開口する前後方向に長手
の長溝(36b)(36b)に係合する、ローラから成る1対
の係合子(37a)(37a)を突設し、該回動板(37)をそ
の支軸(37b)の下端に連結した操作レバー(39)によ
って回動したとき、該両係合子(37a)(37a)を介して
左右の脚片(36)(36)即ち左右の搬送レール(2)
(2)が横方向に変位するようにした。
該回動板(37)は、その支軸(37b)において基台
(1)に上下方向に摺動自在に且つばね(37e)によっ
て下方に付勢されて軸支されており、前記カムプレート
(38)の上面に、第11図及び第12図に示す如く、周方向
に沿って高さが変化するカム部(38a)を回転対称に位
置関係で1対に形成すると共に、回動板(37)の下面に
取付けた環状板(37c)に該両カム部(38a)(38a)に
当接する回転対称位置の1対の当部(37d)(37d)を形
成し、かくて回転板(37)の回動によれば、カム部(38
a)(38a)に案内されて回動板(37)が水平姿勢を保っ
て上下方向に変位され、これに伴い脚片(36)(36)を
介して左右の支持部材(2)(2)が上下方向に変位さ
れるようにした。
(1)に上下方向に摺動自在に且つばね(37e)によっ
て下方に付勢されて軸支されており、前記カムプレート
(38)の上面に、第11図及び第12図に示す如く、周方向
に沿って高さが変化するカム部(38a)を回転対称に位
置関係で1対に形成すると共に、回動板(37)の下面に
取付けた環状板(37c)に該両カム部(38a)(38a)に
当接する回転対称位置の1対の当部(37d)(37d)を形
成し、かくて回転板(37)の回動によれば、カム部(38
a)(38a)に案内されて回動板(37)が水平姿勢を保っ
て上下方向に変位され、これに伴い脚片(36)(36)を
介して左右の支持部材(2)(2)が上下方向に変位さ
れるようにした。
前記各カム部(38a)は、回動板(37)の中立位置
(第10図の位置)で前記当部(37d)が当接する第1突
部(38b)と、その時計方向に隣接する第1突部(38b)
よりh1だけ高さの低い第2突部(38c)と、第1突部(3
8b)の反時計方向に隣接する第1突部(38b)よりh2(h
2>h1)だけ高さの低い第3突部(38d)とで構成され、
回動板(37)の回動により搬送レール(2)の高さを3
段階に切換自在とした。
(第10図の位置)で前記当部(37d)が当接する第1突
部(38b)と、その時計方向に隣接する第1突部(38b)
よりh1だけ高さの低い第2突部(38c)と、第1突部(3
8b)の反時計方向に隣接する第1突部(38b)よりh2(h
2>h1)だけ高さの低い第3突部(38d)とで構成され、
回動板(37)の回動により搬送レール(2)の高さを3
段階に切換自在とした。
尚、基台(1)の後部の支持枠(35)(35)間と前部
の支持枠(35)(35)間とに配置する回動板(37)(3
7)は、中間の支持枠(35)(35)間に配置した回動板
(37)に連結される前記操作レバー(39)により夫々リ
ンク(39a)(39a)を介して回動されるものとし、これ
ら回動板(37)を中立位置と時計方向の回動位置と反時
計方向の回動位置との3位置に夫々係止すべく、基台
(1)に、操作レバー(39)を両脇から挟むようにして
係止する1対の係止ピン(40)(40)を抜差自在な各1
対のピン穴(41)(41)を上記3位置に対応する3箇所
に形成した。そして、中立位置を基準とした前記係合子
(37a)の横方向内方への変位量が、時計方向の回動位
置と反時計方向の回動位置とにおいて夫々所定値w1、w2
(実施例ではw1の方がw2より僅かに大きい)になるよう
に、各回動位置を設定した。
の支持枠(35)(35)間とに配置する回動板(37)(3
7)は、中間の支持枠(35)(35)間に配置した回動板
(37)に連結される前記操作レバー(39)により夫々リ
ンク(39a)(39a)を介して回動されるものとし、これ
ら回動板(37)を中立位置と時計方向の回動位置と反時
計方向の回動位置との3位置に夫々係止すべく、基台
(1)に、操作レバー(39)を両脇から挟むようにして
係止する1対の係止ピン(40)(40)を抜差自在な各1
対のピン穴(41)(41)を上記3位置に対応する3箇所
に形成した。そして、中立位置を基準とした前記係合子
(37a)の横方向内方への変位量が、時計方向の回動位
置と反時計方向の回動位置とにおいて夫々所定値w1、w2
(実施例ではw1の方がw2より僅かに大きい)になるよう
に、各回動位置を設定した。
又、搬送レール(2)は、回動板(37)を中立位置と
した第1の調節位置と、時計方向の回動位置とした第2
の調節位置と、反時計方向の回動位置とした第3の調節
位置とに夫々ロックピン(42)によって係止自在とし、
これを詳述するに、支持枠(35)と脚片(36)とに、夫
々前後方向中間の第1ピン穴(43a)(44a)と、前後一
側の第2ピン穴(43b)(44b)と、他側の第3ピン穴
(43c)(44c)とを、脚片(36)の第1乃至第3ピン穴
(44a)(44b)(44c)が互に同一高さに位置し、支持
枠(35)の第1ピン穴(43b)に対し、第2ピン穴(43
b)がh1分だけ、第3ピン穴(43c)がh2分だけ低位に位
置するように形成し、第1調節位置では第1ピン穴(43
b)(44a)同士、第2調節位置では第2ピン穴(43b)
(44b)同士、第3調節位置では第3ピン穴(43c)(44
c)同士が夫々合致して、これら合致したピン穴にロッ
クピン(42)を挿通することにより搬送レール(2)を
これら各調節位置に係止するようにした。
した第1の調節位置と、時計方向の回動位置とした第2
の調節位置と、反時計方向の回動位置とした第3の調節
位置とに夫々ロックピン(42)によって係止自在とし、
これを詳述するに、支持枠(35)と脚片(36)とに、夫
々前後方向中間の第1ピン穴(43a)(44a)と、前後一
側の第2ピン穴(43b)(44b)と、他側の第3ピン穴
(43c)(44c)とを、脚片(36)の第1乃至第3ピン穴
(44a)(44b)(44c)が互に同一高さに位置し、支持
枠(35)の第1ピン穴(43b)に対し、第2ピン穴(43
b)がh1分だけ、第3ピン穴(43c)がh2分だけ低位に位
置するように形成し、第1調節位置では第1ピン穴(43
b)(44a)同士、第2調節位置では第2ピン穴(43b)
(44b)同士、第3調節位置では第3ピン穴(43c)(44
c)同士が夫々合致して、これら合致したピン穴にロッ
クピン(42)を挿通することにより搬送レール(2)を
これら各調節位置に係止するようにした。
前記第1、第2、第3の各調節位置は、の3種
類の等速ボールジョイントに夫々適合するもので、搬送
レール(2)を上下2段の座面(2a)(2b)を有する段
付形状に形成し、第1調節位置においては、第13図に示
すようにのアウタAが搬送レール(2)の下段の座面
(2b)に着座して支持され、このときの搬送レール
(2)の配置高さと左右のレール間の中心からの距離と
を夫々H、Wとして、第2調節位置では、第14図に示す
ように搬送レール(2)の高さと距離が夫々H−h1、W
−w1となり、のアウタAが搬送レール(2)の上段の
座面(2a)に着座して支持され、第3調節位置では、第
15図に示すように搬送レール(2)の高さと距離が夫々
H−h2、W−w2となり、のアウタAが搬送レール
(2)の上段の座面(2a)に着座して支持され、
の何れの機種においても、インナBを水平姿勢から所要
角度例えば90°傾動させたときの、インナBの軸線Yと
アウタAの軸線Xとの交点が一定高さの所定の基準点O
に位置するように、搬送レール(2)(2)の高さが調
節される。
類の等速ボールジョイントに夫々適合するもので、搬送
レール(2)を上下2段の座面(2a)(2b)を有する段
付形状に形成し、第1調節位置においては、第13図に示
すようにのアウタAが搬送レール(2)の下段の座面
(2b)に着座して支持され、このときの搬送レール
(2)の配置高さと左右のレール間の中心からの距離と
を夫々H、Wとして、第2調節位置では、第14図に示す
ように搬送レール(2)の高さと距離が夫々H−h1、W
−w1となり、のアウタAが搬送レール(2)の上段の
座面(2a)に着座して支持され、第3調節位置では、第
15図に示すように搬送レール(2)の高さと距離が夫々
H−h2、W−w2となり、のアウタAが搬送レール
(2)の上段の座面(2a)に着座して支持され、
の何れの機種においても、インナBを水平姿勢から所要
角度例えば90°傾動させたときの、インナBの軸線Yと
アウタAの軸線Xとの交点が一定高さの所定の基準点O
に位置するように、搬送レール(2)(2)の高さが調
節される。
上記した等速ボールジョイントの組立工程のうち、本
発明に特に関係するのは、第4ステーション(64)にお
けるボール挿入工程であり、以下これについて詳述す
る。
発明に特に関係するのは、第4ステーション(64)にお
けるボール挿入工程であり、以下これについて詳述す
る。
第4ステーション(64)には、第16図に示す如く、基
台(1)に立設した横方向一側の支持枠(45)と他側の
支持枠(46)とが配置されており、一側の支持枠(45)
に上記した傾動装置(10)と、他側の支持枠(46)に上
記したボール挿入装置(11)とを搭載した。
台(1)に立設した横方向一側の支持枠(45)と他側の
支持枠(46)とが配置されており、一側の支持枠(45)
に上記した傾動装置(10)と、他側の支持枠(46)に上
記したボール挿入装置(11)とを搭載した。
該傾動装置(10)は、第16図乃至第19図に示す如く、
支持枠(45)にシリンダ(47)とガイドバー(48)とで
昇降自在に吊持される門形の昇降枠(49)に、該昇降枠
(49)の前後両側の側板(49a)(49a)間に位置させ
て、門形に形成した第1と第2の揺動アーム(50)(5
1)をアウタAの軸線方向即ち上下方向にオフセットし
た第1と第2の各揺動軸線Z1、Z2回りに揺動自在に軸支
し、第1揺動アーム(50)にインナBに係合する第1係
合子(52)と、第2揺動アーム(51)にボールケージC
に係合する第2係合子(53)とを取付け、第1揺動アー
ム(50)と第2揺動アーム(51)とを昇降枠(49)に搭
載した駆動機構(54)により所定の角速度比で揺動し得
るように構成して成るもので、これを更に詳述するに、
昇降枠(49)の前後両側の側板(49a)(49a)に第2揺
動軸線Z2と同心のブッシュ(55)(55)を挿着して、該
両ブッシュ(55)(55)の外周に、第2揺動アーム(5
1)をその前後両側の側板(51a)(51a)においてベア
リング(51b)を介して軸支すると共に、該両ブッシュ
(55)(55)に前記軸線Z2に対し下方にオフセットした
第1揺動軸線Z1と同心の軸孔(55a)(55a)を形成し
て、該両軸孔(55a)(55a)内に、第1揺動アーム(5
0)をその前後両側の側板(50a)(50a)に突設した支
軸(50b)(50b)においてベアリング(50c)(50c)を
介して軸支し、更に昇降枠(49)の上板上に駆動機構
(54)の駆動源たるシリンダ(54a)を立設し、そのピ
ストンロッド(54b)にリンク(54c)とレバー(54d)
を介して連結されるギア軸(54e)を昇降枠(49)の一
側の側板(49a)に軸支して、該ギア軸(54c)に、第1
揺動アーム(50)の一側の支軸(50b)に固定の従動ギ
ア(54f)に1:1のギヤ比で噛合する第1の駆動ギア(54
g)と、第2揺動アーム(51)の一側の側板(51a)に固
定の従動ギア(54h)に2:1のギア比で噛合う第2の駆動
ギア(54i)とを固定し、シリンダ(54a)の作動によっ
て第1揺動アーム(50)と第2揺動アーム(51)とを2:
1の角速度比で前記各軸線Z1、Z2回りに揺動し得るよう
にした。図中(561)(562)は、ピストンロッド(54
b)の上方への突出端に取付けたドッグ(56a)と協働し
て、ピストンロッド(54b)の上昇端と下降端への移動
を検出する近接スイッチを示し、ピストンロッド(54
b)の上昇端から下降端への移動で、第1揺動アーム(5
0)が90°、第2揺動アーム(51)が45°揺動されるよ
うにした。
支持枠(45)にシリンダ(47)とガイドバー(48)とで
昇降自在に吊持される門形の昇降枠(49)に、該昇降枠
(49)の前後両側の側板(49a)(49a)間に位置させ
て、門形に形成した第1と第2の揺動アーム(50)(5
1)をアウタAの軸線方向即ち上下方向にオフセットし
た第1と第2の各揺動軸線Z1、Z2回りに揺動自在に軸支
し、第1揺動アーム(50)にインナBに係合する第1係
合子(52)と、第2揺動アーム(51)にボールケージC
に係合する第2係合子(53)とを取付け、第1揺動アー
ム(50)と第2揺動アーム(51)とを昇降枠(49)に搭
載した駆動機構(54)により所定の角速度比で揺動し得
るように構成して成るもので、これを更に詳述するに、
昇降枠(49)の前後両側の側板(49a)(49a)に第2揺
動軸線Z2と同心のブッシュ(55)(55)を挿着して、該
両ブッシュ(55)(55)の外周に、第2揺動アーム(5
1)をその前後両側の側板(51a)(51a)においてベア
リング(51b)を介して軸支すると共に、該両ブッシュ
(55)(55)に前記軸線Z2に対し下方にオフセットした
第1揺動軸線Z1と同心の軸孔(55a)(55a)を形成し
て、該両軸孔(55a)(55a)内に、第1揺動アーム(5
0)をその前後両側の側板(50a)(50a)に突設した支
軸(50b)(50b)においてベアリング(50c)(50c)を
介して軸支し、更に昇降枠(49)の上板上に駆動機構
(54)の駆動源たるシリンダ(54a)を立設し、そのピ
ストンロッド(54b)にリンク(54c)とレバー(54d)
を介して連結されるギア軸(54e)を昇降枠(49)の一
側の側板(49a)に軸支して、該ギア軸(54c)に、第1
揺動アーム(50)の一側の支軸(50b)に固定の従動ギ
ア(54f)に1:1のギヤ比で噛合する第1の駆動ギア(54
g)と、第2揺動アーム(51)の一側の側板(51a)に固
定の従動ギア(54h)に2:1のギア比で噛合う第2の駆動
ギア(54i)とを固定し、シリンダ(54a)の作動によっ
て第1揺動アーム(50)と第2揺動アーム(51)とを2:
1の角速度比で前記各軸線Z1、Z2回りに揺動し得るよう
にした。図中(561)(562)は、ピストンロッド(54
b)の上方への突出端に取付けたドッグ(56a)と協働し
て、ピストンロッド(54b)の上昇端と下降端への移動
を検出する近接スイッチを示し、ピストンロッド(54
b)の上昇端から下降端への移動で、第1揺動アーム(5
0)が90°、第2揺動アーム(51)が45°揺動されるよ
うにした。
各揺動アーム(50)(51)の上板には、係合子ホルダ
(57)がスプライン軸(57a)を介して上下動自在に且
つばね(57b)で下方に付勢して吊設されており、該各
ホルダ(57)の下端に前記各係合子(52)(53)をその
上端部において着脱自在に嵌着してクロスピン(57c)
で抜止めした。
(57)がスプライン軸(57a)を介して上下動自在に且
つばね(57b)で下方に付勢して吊設されており、該各
ホルダ(57)の下端に前記各係合子(52)(53)をその
上端部において着脱自在に嵌着してクロスピン(57c)
で抜止めした。
第1係合子(52)は、インナBの上端面に着座可能な
1対の当座(52a)(52a)と、該両当座(52a)(52a)
間に一体に形成された垂直のボス部(52b)に嵌着され
る軸部(52c)とを備えるもので、該軸部(52c)をイン
ナBに少許の遊びを存して内嵌自在とした。
1対の当座(52a)(52a)と、該両当座(52a)(52a)
間に一体に形成された垂直のボス部(52b)に嵌着され
る軸部(52c)とを備えるもので、該軸部(52c)をイン
ナBに少許の遊びを存して内嵌自在とした。
第2係合子(53)には、ボールケージCの上端面に着
座可能な当座(53a)が第1係合子(52)の1対の当座
(52a)(52a)間に介挿されるように形成されている。
座可能な当座(53a)が第1係合子(52)の1対の当座
(52a)(52a)間に介挿されるように形成されている。
第16図及び第17図を参照して、(582)(582)は、昇
降枠(49)に立設した上記ガイドバー(48)の上端のド
ッグ(58a)と協働して、昇降枠(49)の上方の逃げ位
置と下方の作動位置とへの昇降動を検出する近接スイッ
チを示し、昇降枠(49)の作動位置において、前記第1
揺動軸線Z1が前記基準点Oを通る前後方向の水平線に合
致するようにした。
降枠(49)に立設した上記ガイドバー(48)の上端のド
ッグ(58a)と協働して、昇降枠(49)の上方の逃げ位
置と下方の作動位置とへの昇降動を検出する近接スイッ
チを示し、昇降枠(49)の作動位置において、前記第1
揺動軸線Z1が前記基準点Oを通る前後方向の水平線に合
致するようにした。
前記ボール挿入装置(11)は、第16図及び第20図に示
す如く、前記支持枠(46)に搭載したシリンダ(59)に
より、上記基準点Oを通り且つアウタAの軸線Xに対し
45°傾斜した面上の所定の挿入基準線bに沿って進退さ
れる挿入ヘッド(60)とプッシュロッド(61)とを備え
ると共に、支持枠(46)に取付けたボール供給手段(6
2)を備えるもので、これを詳述するに、シリンダ(5
9)内にプッシュロッド(61)とその外周のスリーブ(6
3)とを挿入して、両者(61)(63)をシリンダ(59)
内のピストン(59a)と一体に進退自在とし、更にプッ
シュロッド(61)にばね(64a)で先方に付勢される筒
軸(64)を外挿して、該筒軸(64)の下端にワンタッチ
ジョイント(64b)を介して挿入ヘッド(60)を着脱自
在に取付け、シリンダ(59)の往動によれば、プッシュ
ロッド(61)と共に挿入ヘッド(60)が前記基準線bに
沿って斜め下方に前進し、挿入ヘッド(60)がボールケ
ージCのボール窓C1の開口縁部に当接した後、プッシュ
ロッド(61)が挿入ヘッド(60)に対しばね(64a)を
圧縮しつつ前進して、挿入ヘッド(60)内に爪片(60
a)によって保持されるボールDがプッシュロッド(6
1)により挿入ヘッド(60)から押出されてボール窓C1
に挿入されるようにした。
す如く、前記支持枠(46)に搭載したシリンダ(59)に
より、上記基準点Oを通り且つアウタAの軸線Xに対し
45°傾斜した面上の所定の挿入基準線bに沿って進退さ
れる挿入ヘッド(60)とプッシュロッド(61)とを備え
ると共に、支持枠(46)に取付けたボール供給手段(6
2)を備えるもので、これを詳述するに、シリンダ(5
9)内にプッシュロッド(61)とその外周のスリーブ(6
3)とを挿入して、両者(61)(63)をシリンダ(59)
内のピストン(59a)と一体に進退自在とし、更にプッ
シュロッド(61)にばね(64a)で先方に付勢される筒
軸(64)を外挿して、該筒軸(64)の下端にワンタッチ
ジョイント(64b)を介して挿入ヘッド(60)を着脱自
在に取付け、シリンダ(59)の往動によれば、プッシュ
ロッド(61)と共に挿入ヘッド(60)が前記基準線bに
沿って斜め下方に前進し、挿入ヘッド(60)がボールケ
ージCのボール窓C1の開口縁部に当接した後、プッシュ
ロッド(61)が挿入ヘッド(60)に対しばね(64a)を
圧縮しつつ前進して、挿入ヘッド(60)内に爪片(60
a)によって保持されるボールDがプッシュロッド(6
1)により挿入ヘッド(60)から押出されてボール窓C1
に挿入されるようにした。
前記ボール供給手段(62)は、上面の投入口(65a)
と、下面の排出口(65b)と、ばね(65c)で先方に付勢
される切出し片(65d)とを備える切出しユニット(6
5)と、排出口(65b)から落下するボールDを挿入ヘッ
ド(60)に供給するシュータ(66)とで構成され、前記
スリーブ(63)の先端に前記シリンダ(59)の外側を尾
方にのびるロッド(63a)を取付けて、該ロッド(63a)
の尾端部に前記切出し片(65d)に係合する係合片(63
b)を連結し、前記シリンダ(59)の往動時に切出し片
(65d)が斜め下方に前進して、投入口(65a)にチュー
ブ等を介して供給されるボールDの1個が切出し片(65
d)に形成したボール穴(65e)に挿入され、シリンダ
(59)の復動時に係合片(63b)を介して切出し片(65
d)が斜め上方に押し戻されて、ボール穴(65e)内のボ
ールDが排出口(65b)を介してシュータ(66)に落下
し、復動位置に存する挿入ヘッド(60)に該シュータ
(66)を介してボールDが供給されるようにした。図中
(671)(672)は前記ロッド(63a)に取付けたドッグ
(67a)と協働して挿入ヘッド(60)の進退を検出する
近接スイッチを示す。
と、下面の排出口(65b)と、ばね(65c)で先方に付勢
される切出し片(65d)とを備える切出しユニット(6
5)と、排出口(65b)から落下するボールDを挿入ヘッ
ド(60)に供給するシュータ(66)とで構成され、前記
スリーブ(63)の先端に前記シリンダ(59)の外側を尾
方にのびるロッド(63a)を取付けて、該ロッド(63a)
の尾端部に前記切出し片(65d)に係合する係合片(63
b)を連結し、前記シリンダ(59)の往動時に切出し片
(65d)が斜め下方に前進して、投入口(65a)にチュー
ブ等を介して供給されるボールDの1個が切出し片(65
d)に形成したボール穴(65e)に挿入され、シリンダ
(59)の復動時に係合片(63b)を介して切出し片(65
d)が斜め上方に押し戻されて、ボール穴(65e)内のボ
ールDが排出口(65b)を介してシュータ(66)に落下
し、復動位置に存する挿入ヘッド(60)に該シュータ
(66)を介してボールDが供給されるようにした。図中
(671)(672)は前記ロッド(63a)に取付けたドッグ
(67a)と協働して挿入ヘッド(60)の進退を検出する
近接スイッチを示す。
第4ステーション(64)でのボール挿入作業に際して
は、先ずクランプ部材(34)によりアウタAの軸部A1を
把持し、インナBを所要角度即ち90°傾動させたときの
インナBの軸線YとアウタAの軸線Xとの交点が所定の
基準点Oに合致するように、搬送レール(2)(2)と
クランプ部材(34)とでアウタAを位置決めし、次いで
傾動装置(10)の昇降枠(49)を作動位置に下降させ
る。これによれば、第1揺動アーム(50)に係合子ホル
ダ(57)を介して取付けた第1係合子(52)の軸部(52
c)がインナBに内嵌すると共に当座(52a)がインナB
の上端面に着座し、又第2揺動アーム(51)に係合子ホ
ルダ(57)を介して取付けた第2係合子(53)の当座
(53a)がボールケージCの上端面に着座し、以後各係
合子ホルダ(57)の付勢ばね(57b)を圧縮しつつ昇降
枠(49)が下降し、作動位置において第1揺動軸線Z1が
基準点Oを通る水平線に合致する。この状態において、
第2揺動軸線Z2は、ボールケージCの外面の球面中心O1
に対し少許オフセットしたアウタ軸線X上の点O3を通る
水平線に合致する。
は、先ずクランプ部材(34)によりアウタAの軸部A1を
把持し、インナBを所要角度即ち90°傾動させたときの
インナBの軸線YとアウタAの軸線Xとの交点が所定の
基準点Oに合致するように、搬送レール(2)(2)と
クランプ部材(34)とでアウタAを位置決めし、次いで
傾動装置(10)の昇降枠(49)を作動位置に下降させ
る。これによれば、第1揺動アーム(50)に係合子ホル
ダ(57)を介して取付けた第1係合子(52)の軸部(52
c)がインナBに内嵌すると共に当座(52a)がインナB
の上端面に着座し、又第2揺動アーム(51)に係合子ホ
ルダ(57)を介して取付けた第2係合子(53)の当座
(53a)がボールケージCの上端面に着座し、以後各係
合子ホルダ(57)の付勢ばね(57b)を圧縮しつつ昇降
枠(49)が下降し、作動位置において第1揺動軸線Z1が
基準点Oを通る水平線に合致する。この状態において、
第2揺動軸線Z2は、ボールケージCの外面の球面中心O1
に対し少許オフセットしたアウタ軸線X上の点O3を通る
水平線に合致する。
次に、駆動機構(54)により第1揺動アーム(50)と
第2揺動アーム(51)とを2:1の角速度比で上記第1と
第2の揺動軸線Z1、Z2回りに揺動させるもので、これに
よればインナBがその外面の球面中心O2とボールケージ
Cの外面の球面中心O1とのオフセット量を半径としO1を
中心とする公転軌跡a上を公転しつつ傾動すると共に、
ボールケージCがO1を中心にして傾動する。この際、各
係合子(52)(53)のインナBとボールケージCに対す
る軸線方向と径方向の相対移動により、上記作用の項で
説明したように、各揺動アーム(50)(51)の揺動軸線
Z2、Z2のインナBとボールケージCに対する偏心が吸収
されて、インナBとボールケージCは各揺動アーム(5
0)(51)に追従して円滑に傾動され、インナBが所要
角度即ち90°傾動したところで、インナBに対する第1
係合子(52)の径方向のずれが解消されて、インナBが
90°の傾動位置に正確に位置決めされ、インナBを介し
てボールケージCが45°の傾斜姿勢に正確に傾動保持さ
れる。
第2揺動アーム(51)とを2:1の角速度比で上記第1と
第2の揺動軸線Z1、Z2回りに揺動させるもので、これに
よればインナBがその外面の球面中心O2とボールケージ
Cの外面の球面中心O1とのオフセット量を半径としO1を
中心とする公転軌跡a上を公転しつつ傾動すると共に、
ボールケージCがO1を中心にして傾動する。この際、各
係合子(52)(53)のインナBとボールケージCに対す
る軸線方向と径方向の相対移動により、上記作用の項で
説明したように、各揺動アーム(50)(51)の揺動軸線
Z2、Z2のインナBとボールケージCに対する偏心が吸収
されて、インナBとボールケージCは各揺動アーム(5
0)(51)に追従して円滑に傾動され、インナBが所要
角度即ち90°傾動したところで、インナBに対する第1
係合子(52)の径方向のずれが解消されて、インナBが
90°の傾動位置に正確に位置決めされ、インナBを介し
てボールケージCが45°の傾斜姿勢に正確に傾動保持さ
れる。
この状態において、ボールケージCのアウタAからの
露出部分に設けられているボール窓C1の中心線は、基準
点Oを通る上記挿入基準線bに合致し、かくてボール挿
入装置(11)のシリンダ(59)の作動により該基準線b
に沿って挿入ヘッド(60)を前進させれば、該ボール窓
C1に確実にボールDが挿入される。
露出部分に設けられているボール窓C1の中心線は、基準
点Oを通る上記挿入基準線bに合致し、かくてボール挿
入装置(11)のシリンダ(59)の作動により該基準線b
に沿って挿入ヘッド(60)を前進させれば、該ボール窓
C1に確実にボールDが挿入される。
ボール挿入後、第1揺動アーム(50)と第2揺動アー
ム(51)を原位置に揺動復帰させて、インナBとボール
ケージCを水平姿勢に戻し、次いで昇降枠(49)を逃げ
位置に上昇させ、1回の挿入作業を完了する。
ム(51)を原位置に揺動復帰させて、インナBとボール
ケージCを水平姿勢に戻し、次いで昇降枠(49)を逃げ
位置に上昇させ、1回の挿入作業を完了する。
第6、第7ステーション(66)(67)におけるボール
挿入作業に際しては、前工程でボールケージCの複数の
ボール窓にボールが挿入されているため、インナBに伴
ってボールケージCが円滑に傾動されるようになり、該
各ステーション(66)(67)に設ける傾動装置(12)
は、インナBを傾動する上記第1揺動アーム(50)と同
様の1階の揺動アームを備えるもので足りる。
挿入作業に際しては、前工程でボールケージCの複数の
ボール窓にボールが挿入されているため、インナBに伴
ってボールケージCが円滑に傾動されるようになり、該
各ステーション(66)(67)に設ける傾動装置(12)
は、インナBを傾動する上記第1揺動アーム(50)と同
様の1階の揺動アームを備えるもので足りる。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、請求項1の発明によ
れば、第1と第2の揺動アームの揺動に際し、第1と第
2の各係合子のインナとボールケージに対する軸線方向
と径方向の相対移動により各揺動アームの揺動軸線のイ
ンナとボールケージに対する偏心を吸収して、インナと
ボールケージを各揺動アームに伴って円滑に傾動でき、
且つインナを所要角度傾動させたときのインナ軸線とア
ウタ軸線の交点を通る揺動軸線回りに第1揺動アームを
揺動させるため、インナを所要角度傾動させたとき、第
1係合子のインナに対する径方向のずれが解消されて、
インナを所要角度に正確に傾動保持でき、インナを介し
てボールケージが所定の傾斜姿勢に正確に傾動保持さ
れ、かくて第1揺動アームをインナの公転軌跡に沿って
公転させつつ揺動させるような複雑な傾動装置を用いな
くても、インナとボールケージを正確に傾動できると共
に、インナとボールケージのオフセット量の異なる機種
にも対処でき、而も上記交点が何れの機種においても所
定の基準点に合致するようにアウタを位置決めするた
め、機種変更に応じて傾動装置の位置調節を行う必要が
なく、且つ何れの機種においても該基準点を通る傾斜面
上の所定の挿入基準線にボールを挿入すべきボール窓の
中心線が合致するため、機種変更に応じたボール挿入装
置の位置調節も不要となり、生産性が大幅に向上される
効果を有する。
れば、第1と第2の揺動アームの揺動に際し、第1と第
2の各係合子のインナとボールケージに対する軸線方向
と径方向の相対移動により各揺動アームの揺動軸線のイ
ンナとボールケージに対する偏心を吸収して、インナと
ボールケージを各揺動アームに伴って円滑に傾動でき、
且つインナを所要角度傾動させたときのインナ軸線とア
ウタ軸線の交点を通る揺動軸線回りに第1揺動アームを
揺動させるため、インナを所要角度傾動させたとき、第
1係合子のインナに対する径方向のずれが解消されて、
インナを所要角度に正確に傾動保持でき、インナを介し
てボールケージが所定の傾斜姿勢に正確に傾動保持さ
れ、かくて第1揺動アームをインナの公転軌跡に沿って
公転させつつ揺動させるような複雑な傾動装置を用いな
くても、インナとボールケージを正確に傾動できると共
に、インナとボールケージのオフセット量の異なる機種
にも対処でき、而も上記交点が何れの機種においても所
定の基準点に合致するようにアウタを位置決めするた
め、機種変更に応じて傾動装置の位置調節を行う必要が
なく、且つ何れの機種においても該基準点を通る傾斜面
上の所定の挿入基準線にボールを挿入すべきボール窓の
中心線が合致するため、機種変更に応じたボール挿入装
置の位置調節も不要となり、生産性が大幅に向上される
効果を有する。
又、請求項2の発明によれば、上記したインナとボー
ルケージの傾動を正確に行い得られる構造簡単な傾動装
置が得られ、更に請求項3の発明によれば、第1と第2
の揺動アームの揺動軸線間のオフセット量を所望の小さ
な値に設定できる効果を有する。
ルケージの傾動を正確に行い得られる構造簡単な傾動装
置が得られ、更に請求項3の発明によれば、第1と第2
の揺動アームの揺動軸線間のオフセット量を所望の小さ
な値に設定できる効果を有する。
第1図は本発明方法の実施に用いる等速ボールジョイン
ト組立装置の全体平面図、第2図はその側面図、第3図
は等速ボールジョイントの組立手順を示す工程図、第4
図はこの組立装置の搬送系の装置構成を示す平面図、第
5図はその側面図、第6図は第5図のVI−VI線拡大截断
面図、第7図はクランプ片の截断平面図、第8図は第5
図のVIII−VIII線拡大截断面図、第9図及び第10図は夫
々第8図のIX−IX線及びX−X線截断面図、第11図はカ
ムプレートの平面図、第12図はカムプレートの展開断面
図、第13図乃至第15図は夫々搬送レールの調節状態を示
す説明図、第16図は第1図のXVI−XVI線截断面図、第17
図は第16図のXVII−XVII線截断面図、第18図は第17図の
右側面図、第19図は第17図のIXX−IXX線截断平面図、第
20図は第16図の矢印XX方向から見たボール挿入装置の正
面図、第21図は等速ボールジョイントの断面図、第22図
はインナとボールケージの中心と第1第2揺動アームの
揺動軸線との位置関係を示す線図、第23図は第1係合子
とインナとの位置関係を示す図で、(A)は第1揺動ア
ームの揺動前の状態、(B)は揺動中の状態、(C)は
揺動後の状態、(D)は第1揺動アームの揺動軸線が基
準点に一致していない場合の揺動後の状態を示す。 A……アウタ、B……インナ C……ボールケージ、C1……ボール窓 D……ボール、O……基準点 b……挿入基準線、(10)……傾動装置 (49)……昇降枠、(50)……第1揺動アーム (50b)……支軸、(51)……第2揺動アーム Z1……第1揺動軸線、Z2……第2揺動軸線 (52)……第1係合子、(52a)……当座 (52c)……軸部、(53)……第2係合子 (53c)……当座、(54)……駆動機構 (55)……ブッシュ、(55a)……軸孔
ト組立装置の全体平面図、第2図はその側面図、第3図
は等速ボールジョイントの組立手順を示す工程図、第4
図はこの組立装置の搬送系の装置構成を示す平面図、第
5図はその側面図、第6図は第5図のVI−VI線拡大截断
面図、第7図はクランプ片の截断平面図、第8図は第5
図のVIII−VIII線拡大截断面図、第9図及び第10図は夫
々第8図のIX−IX線及びX−X線截断面図、第11図はカ
ムプレートの平面図、第12図はカムプレートの展開断面
図、第13図乃至第15図は夫々搬送レールの調節状態を示
す説明図、第16図は第1図のXVI−XVI線截断面図、第17
図は第16図のXVII−XVII線截断面図、第18図は第17図の
右側面図、第19図は第17図のIXX−IXX線截断平面図、第
20図は第16図の矢印XX方向から見たボール挿入装置の正
面図、第21図は等速ボールジョイントの断面図、第22図
はインナとボールケージの中心と第1第2揺動アームの
揺動軸線との位置関係を示す線図、第23図は第1係合子
とインナとの位置関係を示す図で、(A)は第1揺動ア
ームの揺動前の状態、(B)は揺動中の状態、(C)は
揺動後の状態、(D)は第1揺動アームの揺動軸線が基
準点に一致していない場合の揺動後の状態を示す。 A……アウタ、B……インナ C……ボールケージ、C1……ボール窓 D……ボール、O……基準点 b……挿入基準線、(10)……傾動装置 (49)……昇降枠、(50)……第1揺動アーム (50b)……支軸、(51)……第2揺動アーム Z1……第1揺動軸線、Z2……第2揺動軸線 (52)……第1係合子、(52a)……当座 (52c)……軸部、(53)……第2係合子 (53c)……当座、(54)……駆動機構 (55)……ブッシュ、(55a)……軸孔
Claims (3)
- 【請求項1】アウタに内嵌するボールケージの外周の球
面中心に対しボールケージに内嵌するインナの外周の球
面中心がオフセットしているダブルオフセット型等速ボ
ールジョイントの組立に際し、アウタと同軸の水平姿勢
に存するインナとボールケージとを夫々所要角度傾動さ
せ、傾斜姿勢のボールケージのアウタからの露出部分に
設けられているボール窓にボールを挿入する方法におい
て、アウタを上向き姿勢で且つインナを所要角度傾動さ
せたときのインナの軸線とアウタの軸線との交点が何れ
の機種においても所定の基準点に位置するように位置決
めする工程と、該交点を通る水平な第1の揺動軸線回り
に揺動自在な第1揺動アームと、該第1揺動軸線に平行
で且つ該第1揺動軸線に対しアウタの軸線方向にオフセ
ットした第2揺動軸線回りに揺動自在な第2揺動アーム
とを備える揺動装置を用い、第1揺動アームをこれに取
付けた第1係合子においてインナに該インナの軸線方向
及び径方向に相対移動可能に係合させると共に、第2揺
動アームをこれに取付けた第2係合子においてボールケ
ージに該ボールケージの軸線方向及び径方向に相対移動
可能に係合させた状態で、第1揺動アームと第2揺動ア
ームとを前記各揺動軸線回りに所定の角速度比で揺動さ
せてインナとボールケージとを夫々所要角度傾動させる
工程と、傾斜姿勢のボールケージのアウタからの露出部
分に設けられているボール窓に、前記基準点を通り且つ
アウタの軸線に対しボールケージの傾動角分だけ傾斜し
た面上の所定の挿入基準線に沿ってボールを挿入する工
程とから成るダブルオフセット型等速ボールジョイント
の組立工程におけるボールケージへのボール挿入方法。 - 【請求項2】アウタに内嵌するボールケージの外周の球
面中心に対しボールケージに内嵌するインナの外周の球
面中心がオフセットしたダブルオフセット型等速ジョイ
ントの組立に際し、アウタと同軸の水平姿勢に存するイ
ンナとボールケージとを夫々所要角度傾動させて、傾斜
姿勢のボールケージのアウタからの露出部分に設けられ
ているボール窓にボールを挿入する工程で使用されるイ
ンナとボールケージの傾動装置において、上方の逃げ位
置と下方の作動位置とに昇降される昇降枠に、インナを
所要角度傾動させたときのインナの軸線とアウタの軸線
との交点が位置する所定の基準点を通る水平線に該昇降
枠の作動位置において合致する第1の揺動軸線回りに揺
動自在な第1揺動アームと、該第1揺動軸線に平行で且
つ該第1揺動軸線に対しアウタの軸線方向にオフセット
した第2の揺動軸線回りに揺動自在な第2揺動アームと
を軸支すると共に、第1揺動アームと第2揺動アームと
を所定の角速度比で夫々所要角度揺動させる駆動機構を
設け、第1揺動アームに、インナに少許の遊びを存して
内嵌可能な軸部とインナの端面に着座可能な当座とを有
する第1係合子をインナの軸線方向に摺動自在に且つイ
ンナ側に付勢して取付け、第2揺動アームに、ボールケ
ージの端面に着座可能な当座を有する第2係合子をアウ
タの軸線方向に摺動自在に且つアウタ側に付勢して取付
けたことを特徴とするダブルオフセット型等速ジョイン
ト用のインナとボールケージの傾動装置。 - 【請求項3】前記昇降枠に、前記第2揺動軸線と同心の
ブッシュを取付けて、該ブッシュの外周に前記第2揺動
アームを軸支すると共に、該ブッシュに前記第1揺動軸
線と同心の軸孔を形成し、該軸孔内に前記第1揺動アー
ムをこれに取付けた支軸において軸支したことを特徴と
する請求項2に記載のダブルオフセット型等速ジョイン
ト用のインナとボールケージの傾動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32074590A JP2932399B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | ダブルオフセット型等速ボールジョイントの組立工程におけるボールケージへのボール挿入方法並びにこの方法の実施に用いるインナーとボールケージの傾動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32074590A JP2932399B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | ダブルオフセット型等速ボールジョイントの組立工程におけるボールケージへのボール挿入方法並びにこの方法の実施に用いるインナーとボールケージの傾動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04193436A JPH04193436A (ja) | 1992-07-13 |
| JP2932399B2 true JP2932399B2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=18124817
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32074590A Expired - Fee Related JP2932399B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | ダブルオフセット型等速ボールジョイントの組立工程におけるボールケージへのボール挿入方法並びにこの方法の実施に用いるインナーとボールケージの傾動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2932399B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111098135A (zh) * | 2020-02-23 | 2020-05-05 | 石家庄精石新材料科技有限公司 | 单向器的同步上料式装配方法 |
| CN111098134A (zh) * | 2020-02-23 | 2020-05-05 | 石家庄精石新材料科技有限公司 | 同步上料式单向器装配系统 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7390999B2 (ja) * | 2020-09-23 | 2023-12-04 | Ntn株式会社 | 固定式等速自在継手の自動組立装置及び自動組立方法 |
| CN113829033B (zh) * | 2021-10-26 | 2024-06-14 | 苏州科米隆机电有限公司 | 扭簧安装机构及其控制方法 |
| CN115026547B (zh) * | 2022-05-30 | 2023-05-16 | 东风德纳车桥有限公司 | 一种花键套与啮合套辅助装配装置 |
| JP2024082470A (ja) * | 2022-12-08 | 2024-06-20 | Ntn株式会社 | 等速自在継手のボール自動組込方法 |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP32074590A patent/JP2932399B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111098135A (zh) * | 2020-02-23 | 2020-05-05 | 石家庄精石新材料科技有限公司 | 单向器的同步上料式装配方法 |
| CN111098134A (zh) * | 2020-02-23 | 2020-05-05 | 石家庄精石新材料科技有限公司 | 同步上料式单向器装配系统 |
| CN111098135B (zh) * | 2020-02-23 | 2021-05-04 | 石家庄精石新材料科技有限公司 | 单向器的同步上料式装配方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04193436A (ja) | 1992-07-13 |
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