JP2931151B2 - エレベータ箱と釣り合い重りのための落下防止用ブレーキつかみ装置 - Google Patents

エレベータ箱と釣り合い重りのための落下防止用ブレーキつかみ装置

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JP2931151B2
JP2931151B2 JP3322019A JP32201991A JP2931151B2 JP 2931151 B2 JP2931151 B2 JP 2931151B2 JP 3322019 A JP3322019 A JP 3322019A JP 32201991 A JP32201991 A JP 32201991A JP 2931151 B2 JP2931151 B2 JP 2931151B2
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/02—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions
    • B66B5/16—Braking or catch devices operating between cars, cages, or skips and fixed guide elements or surfaces in hoistway or well
    • B66B5/18—Braking or catch devices operating between cars, cages, or skips and fixed guide elements or surfaces in hoistway or well and applying frictional retarding forces
    • B66B5/22—Braking or catch devices operating between cars, cages, or skips and fixed guide elements or surfaces in hoistway or well and applying frictional retarding forces by means of linearly-movable wedges

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータ箱又は釣り
合い重りにブレーキをかけて停止させるための、ガイド
レールの自由腕木と相互作用するウェッジ溝内のつかみ
ローラとブレーキ板とを有するブレーキつかみ装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】特許文献DE-A1-26 04 157 から、案内ウ
ェッジとカウンタチャックを有するブレーキつかみ装置
が公知であり、この装置は、通常運転においてはガイド
レールの自由腕木に沿って案内される。案内ウェッジ
は、下部端部においては案内ボルトによって回転可能な
形で支持され、上部端部においては調節可能な一組のば
ねによって保持される。故障時には、ローラ止め具が上
方向に向けられる。これによって、つかみローラがその
休止位置から出て受け台上をガイドレールの縁部に沿っ
て上方向に移動させられる。つかみローラがガイドレー
ルに突き当たると共に、案内ウェッジが右方向に旋回さ
せられ、前記一組のばねが緊張状態にされる。つかみロ
ーラの上昇移動が、案内ウェッジの上部端部に配置され
たブレーキウェッジによって制限される。前記一組のば
ねによって及ぼされる力が予め決められた値を越える時
には、その装置全体が右向きに動き、カウンタチャック
がガイドレールに接触する。
【０００３】この公知の装置の欠点は、回転可能な形で
支持された前記案内ウェッジと、その案内ウェッジの上
部端部を保持する前記一組のばねとが、大きな機械的構
造をもたらすということである。この公知の装置の別の
欠点は、運転開始前と事故後における前記一組のばねと
ブレーキウェッジの調節作業に、余分な労力が必要であ
るという点にある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の欠点に
対する解決策をもたらすだろう。本特許請求項によって
特徴付けられるように、本発明は、公知の装置の欠点を
回避すると共に、様々な総重量のエレベータ箱又は釣り
合い重りに適合したブレーキつかみ減速を従来より少数
の部品しか用いずに実現する、ブレーキつかみ装置を形
成するという課題を解決する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明により、ガイドレールの自由腕木と相互作用
するウェッジ溝内のつかみローラとブレーキ板とを有す
る、エレベータ箱又は釣り合い重りにブレーキをかけて
停止させるためのブレーキつかみ装置であって、ケーシ
ングのウェッジ斜面に沿って移動可能なブラケットが備
えられており、該ブラケットが、ガイドレール側に配置
された、つかみローラを案内する滑り溝部を有すること
を特徴とするブレーキつかみ装置が提供される。
【０００６】本発明によって実現される主要な利点は、
単純な部品構造を用いることによって十分に自動化され
たブレーキつかみ装置の製作が可能であるということに
見い出される。更に別の利点として、様々な総重量のエ
レベータ箱と釣り合い重りに対してブレーキつかみ装置
を適合させるための調整作業が容易であることが挙げら
れる。こうした製作の自動化と調整作業の容易性とが、
大量に製造されるブレーキつかみ装置の製造コストに対
してプラスの効果をもたらす。
【０００７】以下では、本発明が、単なる実施例として
示される図面を参照して、より詳細に説明されるだろ
う。
【０００８】
【実施例】図１〜図４には、ケーシングの全高に亙って
ケーシング前面に広がる凹部２を有するケーシングが１
で示されており、その１つの端部にはブレーキ板３が配
置され、ガイドレール５の自由腕木４がブレーキ板３の
隣りに入り込んでいる。腕木４に隣接する凹部２の一部
分の中に、ケーシング１から突き出す長方形の延長部分
７を有する台形のブラケット６が装入されている。この
ブラケット６は、上方向に傾いて延びる滑り溝部分９を
ガイドレール側に有し、この滑り溝部分９はウェッジ溝
８を形成する。図１乃至図３から見て取れるように、こ
の滑り溝部分９は、Ｕ字形の横断面を有し、その上端領
域9aと下端領域9bがそれぞれ円形端部9cとなっている
（図１参照）。滑り溝部分９の両方の前額面10aは、外
被表面にきざみが付けられたつかみローラ11に配置され
た円筒形のローラ回転軸12のためのローラ軌道10として
働く（図３参照）。滑り溝部分９の下部部分には、制御
斜面13の形状をした隆起が備えられ、この隆起によっ
て、つかみローラ11がより迅速にガイドレール５の自由
腕木４に案内される（図１参照）。凹部２は、ブレーキ
板３に向かい合ったブラケット６が密着しているウェッ
ジ斜面14をもつ側部において、終わっている。鉛直方向
にブラケット６を通って延長部分７内に深く延びる長い
スリット15が、必要不可欠なばね特性をブラケット６に
与える。
【０００９】図１から見て取れるように、ねじ16の一方
の端部は、支柱17（図２）に配置されたケーシング１に
連結され、ねじ16の他方の端部は、延長部分７に配置さ
れた連結金具21に連結されている。ねじ16を用いて行わ
れる延長部分７の高さ調節Aは、結果的にブラケット６
の横方向の調節Bをもたらす。従って、カバー板18によ
って移動可能な形で保持されているブラケット６が、ウ
ェッジ斜材14に沿って滑動し、ガイドレール５の自由腕
木４に対するつかみローラ11の間隔を変化させる。一
方、この自由腕木４とつかみローラ11との間隔が、ｃで
示されるブラケット６のばね調整がいかなる状態であっ
ても、様々な総重量のエレベータ箱と釣り合い重りに対
して適合したブレーキつかみ減速をもたらす。
【００１０】事故の際には、図には示されていない速度
制限装置が、その牽引機構によって、凹部２の中に入り
込んだ操作アーム20の一方の端部に連結された19で示さ
れるレバー装置を作動させる。その時に、操作アーム20
の他方の端部に回転可能な形で配置されたつかみローラ
11が、その休止位置から引き出され、ウェッジ溝８の中
を上方向に牽引され、それによって、ローラ回転軸12が
ローラ軌道10によって予め決められた経路を移動する。
つかみローラ11のローラ軌道10に沿った上方向への相対
移動によって、プレーキ板３がガイドレール５の自由腕
木４に噛み合わされる。弾力のあるブラケット６によっ
て、つかみローラ11が内部摩擦損失なしに、より一層強
く自由腕木４に押し当てられ、エレベータ箱又は釣り合
い重りがブレーキをかけられて停止させられる。
【図面の簡単な説明】
【図１】エレベータ箱又は釣り合い重りを停止させるた
めの、ウェッジ溝内のつかみローラとブレーキ板とを備
える本発明によるブレーキつかみ装置の概略的な正面図
である。
【図２】図１によるブレーキつかみ装置の概略的な平面
図である。
【図３】図１によるブレーキつかみ装置のつかみローラ
側の概略的な側面図である。
【図４】図１によるブレーキつかみ装置のブレーキ板側
の概略的な側面図である。
【符号の説明】
１ ケーシング ２ 凹部 ３ ブレーキ板 ４ 自由腕木 ５ ガイドレール ６ ブラケット ７ 延長部分 ８ ウェッジ溝 ９ 滑り溝部分 10 ローラ軌道 11 つかみローラ 12 ローラ回転軸 13 制御斜面 14 ウェッジ斜面 15 長スリット 16 ねじ 17 支柱 18 カバー板 19 レバー装置 20 操作アーム 21 連結金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−295886（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−282282（ＪＰ，Ａ) 西独国特許出願公開2604157（ＤＥ, Ａ１) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B66B 5/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ガイドレール（５）の自由腕木（４）と
    相互作用するウェッジ溝（８）内のつかみローラ（１
    １）とブレーキ板（３）とを有する、エレベータ箱又は
    釣り合い重りにブレーキをかけて停止させるためのブレ
    ーキつかみ装置であって、ケーシング（１）のウェッジ
    斜面（１４）に沿って移動可能なブラケット（６）が備
    えられており、該ブラケットが、ガイドレール側に配置
    された、つかみローラ（１１）を案内する滑り溝部分
    （９）を有することを特徴とするブレーキつかみ装置。
  2. 【請求項２】 上方向に傾いて延びる前記滑り溝部分
    （９）が、前記つかみローラ（１１）のためのローラ軌
    道（１０）として働く２つの前額面（１０ａ）を有する
    Ｕ字形の横断面を有していることを特徴とする請求項１
    に記載のブレーキつかみ装置。
  3. 【請求項３】 前記滑り溝部分（９）の上端領域及び下
    端領域が、前記つかみローラ（１１）の移動を制限する
    円形端部（９ｃ）となっていることを特徴とする請求項
    １に記載のブレーキつかみ装置。
  4. 【請求項４】 前記滑り溝部分（９）がその下部部分に
    追加の制御斜面（１３）の形状の隆起を有し、前記つか
    みローラ（１１）が前記隆起によって前記自由腕木
    （４）により迅速に案内されることを特徴とする請求項
    １に記載のブレーキつかみ装置。
JP3322019A 1990-12-07 1991-12-05 エレベータ箱と釣り合い重りのための落下防止用ブレーキつかみ装置 Expired - Lifetime JP2931151B2 (ja)

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CH387690 1990-12-07
CH03876/90-0 1990-12-07

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EP (1) EP0490090B1 (ja)
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AT (1) ATE126173T1 (ja)
BR (1) BR9105276A (ja)
DE (1) DE59106220D1 (ja)

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