JP2930728B2 - ビニルジオキソ化合物の反応性付加物 - Google Patents

ビニルジオキソ化合物の反応性付加物

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JP2930728B2 JP7519587A JP51958795A JP2930728B2 JP 2930728 B2 JP2930728 B2 JP 2930728B2 JP 7519587 A JP7519587 A JP 7519587A JP 51958795 A JP51958795 A JP 51958795A JP 2930728 B2 JP2930728 B2 JP 2930728B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、ビニルジオキソ化合物の反応性付加物およ
びそのような反応性付加物を備える硬化性塗料組成物に
関する。
ビニルジオキソ化合物(ここではVDO化合物とも表記
される)は、よく知られており、このクラスの一部は、
米国特許第3,291,860号にポリエステル硬化材として開
示されている。これらの化合物のすべては、環状アセタ
ールでありIkeda(米国特許第3,010,918号;第3,010,92
3号;第3,197,484号)、Brachman(米国特許第3,014,92
4号)、および他の人たちによって広範にわたって研究
され、および特許取得をされており、そして、Hochberg
(JOCCA48,11,1043−1068,1965)によって詳細に説明さ
れている。このクラスにおける最も簡単な化合物は、ア
クロレインと、隣接した炭素原子または付加炭素原子に
よって分離された炭素原子に2つのヒドロキシ基を有す
る化合物の反応によって調整される。2つの以上のヒド
ロキシ基が化合物中に存在すると、異なる対のヒドロキ
シ基がアルデヒドと反応でき、環状アセタールを生成す
る。少なくとも2つのヒドロキシ基を有する典型的な化
合物には、例えば、エチレングリコール、グリセリン、
1,2,6−エキサントリオール、およびトリメチロールプ
ロパンがある。ヒドロキシ基の数と種類によって、得ら
れるVDOは、1,3−ジオキソラン置換体または1,3−ジオ
キサン置換体のいずれかであるが、ジオキソランのジオ
キサンとの混合物であることがしばしばである。アクロ
レイン(1)のトリメチロールプロパン(2)との反応
を下記のは反応式1に示す。他のアセタールを生成する
反応と同様に、VDO化合物の形成は、酸によって触媒さ
れる。
式(3)による反応生成物は、2−ビニル−1,3−ジ
オキサンであり、5位がエチル基およびヒドロキシメチ
ル(メチロール)基で変換されている。類似反応は、炭
素の4〜10員環を有する置換された環、つまり置換され
たジオキシラン、ジオキセタン、ジオキソラン、ジオキ
サン、ジオキセパン、ジオキソカン、ジオキソナンおよ
びジオキセカンの製造に用いられる。
VDO化合物およびこれらの種々の誘導体は、有用の重
合性材料として説明され、自動車およびその他の用途で
の着色および透明塗料仕上げを提供する可能性を有す
る。これらの化合物は、コバルト化合物によって触媒さ
れる反応のように酸素の存在下で重合する。水性媒体中
および酸の存在下で、VDO化合物は不安定であるので、
さらなる反応は中性、アルカリ性、または有機媒体中で
行われる。Hochberg(前掲)は、多数のVDO化合物の種
々の合成法および特性を検討している。VDO化合物の大
きな産業上の潜在価値にもかかわらず、いかなる理由に
せよ、VDO化合物は、高性能な塗料においてうまく商品
化されていない。
最近では、VDO化合物が、酸の存在下、開環を伴って
重合されることが可能であることが知られている。例え
ば、起こるいくつかの反応の一つは、次の反応式2にお
いて式(3)の上記の化合物を含む。
式(4)で破線矢印で表されたポリマーのヒドロキシ
基は、固体塗料を形成するような二官能価または多官能
価化合物との反応によって架橋させるのに使うことがで
きる。この反応は、一つまたは二つの液体成分を用い、
溶媒の存在しない状態もしくは最小限の溶媒または希釈
剤を用いて開始する。
重合したVDO化合物を架橋する代わりに、架橋させる
ことなしにあるいは最小限に架橋させることを伴い一つ
の基のみが反応するような条件下で、VDO化合物と二つ
の反応基を有する化合物との付加物を生成することも実
用的である。そして、付加物は、酸の存在下で開環とと
もに重合され、次に第2次反応基を通して第二次反応ま
たは架橋を受ける。
発明の要旨 本発明では、ビニルジオキソ化合物と2つの反応性官
能基を有する二官能価化合物との付加物類を提供するこ
とであり、これらの官能基の少なくとも1つはシリル基
であり、最も好ましいのは炭素数1〜4のアルキル基の
あるジーまたはトリアルコキシシリル基であり、これら
の付加物は下記の一般式(5)に表される: ここで、Rは炭素数12まで、好ましく炭素数6までの
枝分かれした、枝分かれしていない、また環状のアルキ
ルであり、最も好ましいのはメチルまたはエチルであ
り、そして、ZはVDO部分の酸素と結合し、末端にシリ
ル基を有する置換基である。
また、このような付加物ビニルジオキソ化合物を含む
新規の硬化性塗料組成物を開示する。
発明の詳細 新規のVDO化合物の付加物は開示されており、シラン
塗料において有用であることが知られている。これらの
付加物は、例えば、ビニルアルデヒドおよびトリヒドロ
キシ化合物から生成されるVDO化合物を出発物質に用い
て容易に形成される。このような例の1つは、アクロレ
インおよびトリメチロールプロパンから生成されるビニ
ル置換されたジオキサンである。VDO化合物がアクロレ
インおよびトリメチロールプロパンから生成されると
き、上記の式(5)のR置換基はエチルであり、アクロ
レインおよびトリメチロールエタンから生成されると
き、Rはメチルである等である。
上記の式(5)の中の置換基Zは、二つの反応基を有
する化合物から誘導され、それらの基のうち少なくとも
一つは、Si(R2)(R3)(R4)によって表されるシリル
基である。ここで、R2、R3およびR4は、独立にアルキ
ル、フェニル、アルキルエーテル、またはフェニルエー
テルであり、好ましくは、R2、R3およびR4のうち少なく
とも2つが加水分解基であり、より好ましくは、それら
のうち2つがアルキルエーテルであることである。ここ
で、それぞれのアルキルは、炭素数12までを有する枝分
かれした、枝分かれしていない、または環状の炭素水
素、最も好ましくはメチルより成る群から独立に選ばれ
る。好ましいシリル基は、Si(R)(OR5)(OR6)であ
り、ここでRはCH3,CH3CH2,CH3O、またはCH3CH2O;そし
てR5およびR6はCH3またはCH3CH2である。
VDO化合物と反応して、Z部分を形成する化合物の例
は、3−イソシアナトプロピルトリメトキシシラン(下
記の式6において)およびシランオリゴマー(下記の式
7において)である。
上記の式で、nは適当に、0〜50、またはその混合物
で、例えばnが1の場合ではオクタメトキシトリシロキ
サンである。市販されているこのようなシラン化合物の
混合物は、Colcoat CO.,Ltd(東京、日本)より供給さ
れるRDS−1TM(メチシリケイト51)である。このRDS−
1製品は、nが1〜3のとき上記の式7で表されるもの
と確信されている。
例えば上記の式6および式7を基にして、VDO化合物
(例えば、トリメチロールプロパンおよびアクロレイン
から得られる)から生じる対応した付加物は、それぞれ
次の式8および式9で表すことができる。
類似の化合物は、Zが−CONH−(CH2−Si(OC
H3基で、nは1〜10、好ましくは2〜4であるか、
Zが−[SiO(OCH3−Si(OCH3基で、nが
0〜10、好ましくは1〜4であるものにおいても生成さ
れうる。
付加物(8)および(9)の場合に、それぞれトリメ
トキシシリル末端基を有し、これは、引き続きの反応を
より好ましい条件下でうける。例えば、上記の反応式2
に示したような開環によっておこるVDO付加物の酸触媒
による重合において、いくつかのアルコキシシリル基は
加水分解され、新しいSi−O−Si結合が他の付加物とと
もに形成できるか、あるいは塗料組成物中の架橋剤また
は官能性ポリマーとともに形成できる。例えば、ポリマ
ー上のシランおよび/またはヒドロキシ基はVDO付加物
と架橋できる。
出発物質のVDO化合物と、上記の化合物(6)のよう
な異なった反応性をもつ末端基を有する二官能価化合物
との反応は、本質的に、大変容易にただ単一の付加化合
物を与える。一方、化合物(7)との反応では、付加生
成物の混合物が得られるという結果になる。ところがこ
のことは、塗料用途にとっては有用でもあり、このこと
が事実なら、製造するのにより安価になるという利点を
有することができる。理想をいえば両方のタイプの反応
が無水条件下で行われるべきである。その理由は、水が
メトキシシリル基を速やかに分解するからである。これ
らの条件下で、化合物(6)のイソシアナート基は、優
先的に出発物質のVDO化合物のペンダントメチロール基
と反応する。もちろん化合物(7)は、まずその同一の
トリメトキシシリル基の一つを通してVDO化合物の一分
子と反応する。理論的に、化合物(6)または化合物
(7)のどちらか残っているトリメトキシシリル基は、
VDO化合物の第二の分子とさらに反応する。無水条件下
で、低温および少ない触媒で、この第二反応は、通常小
規模で起るにもかかわらず、大きく避けられる。
上に説明されたVDO付加物はVOC(揮発性有機化合物)
を低下させるという目的に対する硬化性塗料組成物の成
分として有用である。このような組成物は、組成物の重
量を基にして、液体有機キャリヤー10〜80重量%および
バインダー20〜90重量%を含むことができる。VDO化合
物は、バインダーの一部であると考えられる(組成物中
の不溶性着色剤よりも他の固体)。バインダーは、その
バインダー全体の重量を基にしてVDO付加物を5〜50重
量%、シラン官能性ポリマー(silane functional poli
mer)を80〜10重量%、および硬化触媒を効果的な量適
宜含みうる。組成物は、架橋剤、例えばメラミン樹脂、
さらなるVDO化合物(Z部分のない)、ヒドロキシ官能
性ポリオールアクリルポリマー(hydroxy functional p
olyol acrylic polymer)、および/または非水性分散
ポリマーまたはNADを適宜含んでいてもよい。他の架橋
剤には、エポキシ、イソシアナートおよびカルボジイミ
ド化合物あるいは樹脂がある。
これらのおよび他の慣用な塗料組成物の成分に対し
て、さらなる説明は、Hazanらによる米国特許第5,244,6
96号にみられ、それを参照することによって当該出願の
明細書の内容が本明細書の一部を構成するものとする。
ここで示したように、シラン官能性ポリマーはアルコキ
シシラン官能性アクリルポリマー(alkoxysilane funct
ional acrylic polymer)であってもよく、このアクリ
ルポリマーは、ポリマーの重量を基にして、アルコキシ
シラン官能価を含まない約30〜95重量%の重合化された
エチレン性不飽和モノマー(ethylenically unsaturate
d monomer)、およびアルコキシシラン官能価を含む約
5〜70重量%のエチレン性不飽和モノマーからなる重量
平均分子量500〜30,000を有するものである。シラン官
能性ポリマーは、メタクリル酸またはアクリル酸のヒド
ロキシ官能性エステルのモノマーを共重合することによ
ってヒドロキシ官能基を有することができる。
本発明は、次の代表的な実施例によって説明される。
ここで、断りのない限り全ての部および割合は、重量に
よるものである。
実施例1 本実施例では、3−イソシアナトプロピルトリメトキ
シシランからVDO付加物の製造について説明する。3−
イソシアナトプロピルトリメトキシシラン(Tarytown,N
ew YorkのOSI Specialties,Inc.より入手)1498.62g、
7.3モルを無水条件下で、よく撹拌しながら化合物
(3)1498.38g、8.7モルおよびDBTDL(ジラウリン酸ジ
ブチルスズ)3gを含むフラスコにゆっくり加えた。溶媒
または希釈剤は用いなかった。容器内容物を3時間と7
分間にわたって21.5℃から101.7℃に加熱した。反応の
進行をフォローするために、容器内容物の赤外線スペク
トルを、間隔をおいてとった。イソシアナートピークが
もはや検出されなくなったとき、反応が完了したものと
した。
反応生成物は、100%固体材料で、シラン樹脂を基と
した塗料系の反応成分として有用である。
実施例2 本実施例では、本発明によるVDO−6/イソシアナート
付加物を含む塗料組成物について説明する。イソシアナ
ートは、3−イソシアナトプロピルトリメトキシシラン
であった。VDO−6は、2−ビニル−5−エチル−5−
ヒドロキシメチル−1,3−ジオキサンの別名である。他
の成分は、米国特許第5,244,696号中、特に、実施例1
〜4の対応する成分と同様であり、この特許を参照する
ことによって、当該出願の明細書の内容が本明細書の一
部を構成するものとする。塗料組成物を、次の成分と一
緒にブレンドすることによって調整した。
最終組成物は、重量固体含量68.97、測定されたVOC2.
851bs/galおよび計算されたVOC2.621bs/galを有し、こ
れは大変低いVDO−6付加物の損失を意味している。最
終粘度は95cps(ICI)であった。
実施例3 本実施例では、1/1の重量比のVDO−6/RDS−1付加物
を含む塗料組成物について説明する。RDS−1は、Colco
at Co.,Inc.(東京、日本)から市販されているメトキ
シシラン化合物である。VDO−6は、2−ビニル−5−
エチル−5−ヒドロキシメチル−1,3−ジオキサンの別
名である。その他の成分は、上記の実施例2に対応する
成分と同様であった。塗料組成物は、次の成分と一緒に
ブレンドして調整した。
最終組成物は、重量固体含量76.17、計算されたVOC2.
071bs/galおよび最終粘度は95cps(ICI)であった。こ
の組成物は、優れた塗布特性および外観を示した。
実施例4 本実施例では、2/1の重量比のVDO−6/RDS−1付加物
を含む塗料組成物について説明する。RDS−1は、Colco
at Co.,Inc.(東京、日本)から市販されているメトキ
シシラン化合物である。VDO−6は、2−ビニル−5−
エチル−5−ヒドロキシメチル−1,3−ジオキサンの別
名である。その他の成分は、上記の実施例2に対応する
成分と同様であった。塗料組成物は、次の成分と一緒に
ブレンドして調整した。
最終組成物は、重量固体含量68.97、計算されたVOC2.
631bs/galおよび最終粘度は95cps(ICI)であった。こ
のVDO−6/ケイ酸塩の2/1付加物は、前の実施例の1/1の
付加物より揮発性が小さい。
本発明を実施する上で考えられるベストモードは、こ
の開示および請求項に表されており、そのベストモード
の選択は、種々の要素によることが理解される。当業者
は、開示された題目について疑いなく多くのバリエーシ
ョンを構成できる。バリエーションとは、ここに示され
たものにからわずかに構成要素の量を変えたり、無害ま
たは追加の物質を加えたり、またはここで示したものに
等価成分で置換することである。このようなバリエーシ
ョンは、後の請求項で定義されているように、本発明概
念内にあるものとされる。
なお、本発明の実施態様を記載すれば以下の通りであ
る。
1.ビニルジオキソ化合物と、2つの反応性官能基を有し
少なくともそれらの官能基の一つがシリル基である二価
官能化合物との付加物である化合物であって、その付加
物が、次の一般式で表されることを特徴とする化合物。
[ここで、Rは、炭素数12までの枝分かれした、枝分か
れしていない、または環状のアルキルであり、Zは末端
にシリル基を有する置換基である。] 2.Rがメチルまたはエチルである前記1に記載の化合
物。
3.シリル基がSi(R2)(R3)(R4)であり、ここでR2
R3およびR4は独立にアルキル、フェニル、アルキルエー
テルまたはフェニルエーテルであり、R2、R3およびR4
うち少なくとも二つは加水分解可能な基である前記1に
記載の化合物。
4.R2、R3およびR4のうち二つがアルキルエーテルであ
り、それぞれのアルキルは、独立に炭素数12までの枝分
かれした、枝分かれしていない、または環状の炭化水素
よりなる群から選択される前記3.に記載の化合物。
5.Zはnが1〜10である−CONH−(CH2− Si(OCH3基であるか、またはZはnが0〜10である −[SiO(OCH3−Si(OCH3基である前記1
に記載の化合物。
6.組成物の重量を基にして10〜80重量%の液体有機キャ
リヤーおよび20〜90重量%のバインダーを含む硬化性塗
料組成物であって、このバインダーは、そのバインダー
全体の重量を基にして、 a)実施形態1における付加物を5〜50重量%と、 b)シラン官能性ポリマーを80〜10重量%と、 c)硬化触媒を効果的な量と を備える硬化性塗料組成物。
7.シリル基がSi(R2)(R3)(R4)であり、R2、R3およ
びR4が独立にアルキル、フェニル、アルキルエーテルま
たはフェニルエーテルであり、R2、R3またはR4のうち少
なくとも二つが加水分解可能な基である前記6に記載の
組成物。
8.Zはnが1〜10である−CONH−(CH2−Si(OCH3
基であるか、Zはnが0〜10である−[SiO(OCH3
−Si(OCH3である前記6に記載の組成物。
9.シラン官能性ポリマーは、アルコキシシラン官能性ア
クリルポリマーであり、このポリマーは、アルコシシラ
ン官能価を含まない重合されたエチレン性不飽和モノマ
ーをポリマーの重量を基にして約30〜95重量%およびア
ルコキシシラン官能価を含むエチレン性不飽和モノマー
を約5〜70重量%含み、重量平均分子量が500〜30,000
である前記6に記載された組成物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 オームラ,ヒサノリ アメリカ合衆国 48335−1150 ミシガ ン州 ファーミントン ヒルズ ハント クラブ ブールバート 25475 (56)参考文献 特開 平3−218385(JP,A) 特開 昭54−3843(JP,A) 特開 昭59−73484(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07F 7/18 C09D 4/00 C09D 143/04 CA(STN) REGISTRY(STN) WPIDS(STN)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビニルジオキソ化合物と、2つの反応性官
    能基を有し少なくともそれらの官能基の一つがシリル基
    である二価官能化合物との付加物であって、その付加物
    が、次の一般式で表されることを特徴とする化合物。 [ここでは、Rは炭素数12までの枝分かれした、枝分か
    れしていない、または環状のアルキルであり、Zはnが
    1〜10である−CONH−(CH2−Si(OCH3基であ
    るか、nが0〜10である−[SiO(OCH3−Si(O
    CH3基である。]
  2. 【請求項2】前記Zが−CONH−(CH2−Si(OCH3
    基である場合は、nが2〜4でありZが−[SiO(OCH
    3−Si(OCH3基である場合は、nが1〜4
    であることを特徴とする請求項に記載の化合物。
  3. 【請求項3】組成物の重量を基にして10〜80重量%の液
    体有機キャリヤーおよび20〜90重量%のバインダーを含
    む硬化性塗料組成物であって、このバインダーは、その
    バインダー全体の重量を基にして、 a)請求項1における化合物を5〜50重量%と、 b)シラン官能性ポリマーを80〜10重量%と、 c)硬化触媒を効果的な量と、 を具えるころを特徴とする硬化性塗料組成物。
JP7519587A 1994-01-25 1995-01-19 ビニルジオキソ化合物の反応性付加物 Expired - Lifetime JP2930728B2 (ja)

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