JP2929967B2 - ファイルシステム - Google Patents

ファイルシステム

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JP2929967B2
JP2929967B2 JP7087447A JP8744795A JP2929967B2 JP 2929967 B2 JP2929967 B2 JP 2929967B2 JP 7087447 A JP7087447 A JP 7087447A JP 8744795 A JP8744795 A JP 8744795A JP 2929967 B2 JP2929967 B2 JP 2929967B2
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茂雄 山崎
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共有ファイル装置を複
数のファイル制御装置で共有するファイルシステムに関
し、特に共有ファイル装置に対する信頼性の高い制御を
可能とするファイルシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のファイル制御装置によって
共有ファイル装置をアクセスするファイルシステムとし
ては、例えば特開平2−113321号に開示されるシ
ステムが存在する。このファイルシステムにおいては、
共有ファイル装置自身が排他制御機構を備えており、フ
ァイル制御装置どうしは共有ファイル装置を排他制御す
るための制御データを交換する手段を備えていない。
【0003】また、他のファイルシステムとしては、例
えば図8に示すような構成のシステムが存在する。この
ファイルシステムでは、図示のように、共有ファイル装
置803に2台のファイル制御装置801,802が接
続され、ファイル制御装置801,802によって共有
ファイル装置803を共有使用することができるように
構成されている。また、共有ファイル装置803に対す
る排他制御を行なうための制御データを格納する共有メ
モリ804が備えられている。
【0004】図8のファイルシステムでは、ファイル制
御装置801,802の何れからでも共有メモリ804
をアクセスすることができる。この共有メモリ804に
は、例えば、現時点でどのファイル制御装置が共有ファ
イル装置を占有しているかを示す制御データが格納され
る。ファイル制御装置801,802は共有ファイル装
置803にアクセスする際、この共有メモリ804に格
納された制御データによって排他制御される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コンピュー
タシステムのファイル装置の中核をなす磁気ディスク装
置は、近年において、急速にその小形化が進んだことに
より、排他制御機構を備えない構成のものが主流となっ
ている。このため、上述した従来の共有ファイル装置に
備えられた排他制御機構に依存してファイル制御装置が
ファイルアクセスの制御を行なう方法では、現在主流と
なっている磁気ディスク装置を利用したファイルシステ
ムを構築することが難しくなっている。
【0006】また、図8に示すような従来のファイルシ
ステムでは、単一の共有メモリに依存して複数のファイ
ル制御装置が共有ファイル装置の制御情報を共有する構
成であるため、共有メモリの故障が即ファイルシステム
全体の障害につながるといった問題があった。すなわ
ち、図8に示すファイルシステムでは、複数のファイル
制御装置による冗長構成によってその可用性を向上させ
るための構成であるが、システムとしての信頼性に欠け
るといった欠点があった。また、図8に示すファイルシ
ステムでは、ファイル制御装置から独立した外部装置と
して共有メモリを備えているので、各ファイル制御装置
と共有メモリ間のインタフェース等が必要となり、その
結果システム全体の部品点数が増えるといった欠点もあ
った。
【0007】本発明は、上記従来の欠点を解消し、共有
ファイル装置の制御情報を格納する共有メモリをファイ
ル制御装置ごとに分散することにより、共有ファイル装
置の排他制御に利用される共有メモリの障害に対してシ
ステム全体がダウンすることのない信頼性の高いファイ
ルシステムを提供することを目的とする。
【0008】また、本発明の他の目的は、上記目的に加
え、現在主流となっている排他制御機構を持たない磁気
ディスク装置を利用して構築することができるファイル
システムを提供することにある。さらに本発明の他の目
的は、ファイルシステム全体の部品点数を削減でき、か
つ生産工程を簡略化することができるファイルシステム
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、共有ファイル装置を複数のファイル制御
装置で共有するファイルシステムにおいて、前記複数の
ファイル制御装置相互間のデータ転送を行なうためのデ
ータ転送手段を備え、前記各ファイル制御装置は、前記
データ転送手段を介して前記各ファイル制御装置による
共有が可能な前記共有ファイル装置に対する排他制御を
行なうための制御情報を格納する記憶手段と、前記記憶
手段及び前記データ転送手段の使用権を獲得した前記フ
ァイル制御装置に対して前記各記憶手段及び前記データ
転送手段を占有的に使用させるようにデータパスの切換
制御を行なうデータパス切換手段と、前記記憶手段及び
前記データ転送手段に対する使用権獲得に際して、他の
ファイル制御装置との間で予め設定された優先順位に従
って使用権の調停を行ない、前記データパス切換手段を
制御することにより使用権を獲得した前記ファイル制御
手段に前記各記憶手段及び前記データ転送手段を占有的
に使用させる調停手段とを備える構成としている。
【0010】他の好ましい態様によれば、ファイル制御
装置の調停手段は、自装置からの使用権獲得要求又は他
のファイル制御装置からの使用権獲得要求があった時
に、他の調停手段と予め設定された優先順位に従って使
用権の調停を行なうと共に、使用権調停の結果を自装置
及び他のファイル制御装置に通知し、通知を受けた前記
ファイル制御装置の各調停手段は、使用権を獲得した前
記ファイル制御手段に前記各記憶手段及び前記データ転
送手段を占有的に使用させるために前記データパス切換
手段を制御する構成としている。
【0011】また、上記の目的を達成するため、本発明
には、共有ファイル装置を複数のファイル制御装置で共
有するファイルシステムにおいて、前記複数のファイル
制御装置相互間のデータ転送を行なうためのデータ転送
手段を備え、前記各ファイル制御手段は、前記データ転
送手段を介して前記各ファイル制御装置による共有が可
能な前記共有ファイル装置に対する排他制御を行なうた
めの制御情報を格納する記憶手段と、前記記憶手段及び
前記データ転送手段の使用権を獲得した前記ファイル制
御装置に対して前記各記憶手段及び前記データ転送手段
を占有的に使用させるようにデータパスの切換制御を行
なうデータパス切換手段と、前記記憶手段及び前記デー
タ転送手段に対する使用権獲得要求を記憶して各ファイ
ル制御装置に対して出力する要求手段と、前記要求手段
から出力された前記使用権獲得要求と、他のファイル制
御装置の使用権獲得の有無を調べて、他のファイル制御
装置との間で予め設定された優先順位に従って前記記憶
手段及び前記データ転送手段に対する使用権の調停を行
ない、前記データパス切換手段を制御することにより使
用権を獲得した前記ファイル制御手段に前記各記憶手段
及び前記データ転送手段を占有的に使用させる調停手段
とを備える構成としている。
【0012】好ましい態様によれば、ファイル制御装置
の調停手段は、前記要求手段からの使用権獲得要求と他
のファイル制御装置の調停手段からの使用権獲得情報を
検査し、自装置の前記要求手段からの使用権獲得要求が
肯定で、他のファイル制御装置からの使用権獲得情報が
否定である場合に、自装置の使用権を獲得し、自装置及
び他装置に対して使用権獲得情報を通知する構成として
いる。また、さらに他の態様によれば、ファイル制御装
置の調停手段は、自装置に使用権を獲得した場合に、前
記要求手段からの使用権要求をリセットし、かつ自装置
からの使用権の開放要求によって前記使用権獲得情報を
リセットする構成としている。
【0013】さらに他の好ましい態様では、前記ファイ
ル制御装置の調停手段は、前記要求手段からの使用権獲
得要求と他のファイル制御装置の調停手段からの使用権
獲得情報を検査し、自装置の前記要求手段からの使用権
獲得要求が肯定で、かつ他のファイル制御装置からの使
用権獲得情報が肯定である場合に、前記他のファイル制
御装置からの使用権獲得情報がリセットされるまで待ち
合わせる構成としている。
【0014】さらに他の好ましい態様では、各ファイル
制御装置は、使用権を獲得した際に、前記記憶手段に書
き込む制御情報を一時的に記憶するバッファ手段と、前
記バッファ手段から出力される前記制御情報のデータ誤
りを検査し、誤りの有無を通知するデータ検査手段と、
自装置の前記データ検査手段の検査結果及び他のファイ
ル制御装置の前記データ検査手段の検査結果がデータ誤
り無しの場合に、前記バッファ手段の制御情報を前記記
憶手段に書き込み、自装置の前記データ検査手段の検査
結果又は他のファイル制御装置の前記データ検査手段の
検査結果がデータ誤り有りの場合に、前記バッファ手段
の制御情報を前記記憶手段に書き込まないように制御す
るデータ制御手段を備える構成としている。さらに、各
ファイル制御装置は、自装置の前記バッファ手段から出
力される前記制御情報又は前記他のファイル制御装置の
前記バッファ手段から出力される前記制御情報のうちの
一つを選択して、前記データ検査手段に入力するデータ
選択手段を備える構成としている。
【0015】
【作 用】本発明によれば、使用権要求を受け付ける
と、調停手段は、データ転送手段を通して他装置の調停
手段と通信することにより、他のファイル制御装置から
の記憶手段に対するアクセス要求の有無を判別し、デー
タ転送手段を通して他装置の調停手段と協調することに
より、予め定められた優先順位に従って、記憶手段及び
データ転送手段の使用権の調停を行なう。使用権獲得に
成功すると、調停手段の制御によりデータパス切換手段
が、記憶手段及びデータ転送手段g使用権を獲得した制
御下となるようにデータパスの切り換える。使用権を獲
得したファイル制御装置は、他の装置が共有ファイル装
置を占有しているか否かを記憶手段の制御情報から判別
し、他のファイル制御装置に占有されていなければ、制
御情報を前記記憶手段に書き込む。この一連の共有メモ
リに対する読み出し、書込みは、調停制御のもとに実行
されるため、ファイル制御装置が共有ファイル装置を同
時に占有することなく、その排他制御を実現できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明の一実施例によるファ
イルシステムの構成を示すブロック図である。図1にお
いて、本実施例のファイルシステムは、共有ファイル装
置40及びその共有ファイル装置40を共有する2台の
ファイル制御装置10,20とで構成される。そして、
各ファイル制御装置10,20は、それぞれ共有ファイ
ル装置40のアクセスを制御するファイル制御部41,
42によって共有ファイル装置40と接続されている。
【0017】ファイル制御装置10,20は、それぞれ
の装置全体を制御する制御ファームウェアを実行するM
PU(マイクロプロセッシングユニット)11,21
と、MPU11,21からの要求に応じて、共有メモリ
及びデータ転送路の使用権獲得のための調停処理を行な
う調停回路12,22と、調停回路12,22の制御に
よりデータパスの切り換えを行なう切換回路13,23
及び排他制御に関する制御データを記録する制御データ
メモリ14,24と、ファイル制御部41,42で構成
される。
【0018】また、制御データメモリ14,24には、
ファイル制御装置10とファイル制御装置20が共有す
る必要のある制御データが格納されており、いわゆるフ
ァイル制御装置10,20に対する共有メモリを構成し
ている。さらに、制御データメモリ14,24には、常
に同一のデータが保持されている。このため、仮に何れ
か一方のファイル制御装置に障害が発生しても、他方の
ファイル制御装置が共有制御データを保持しているの
で、障害系のファイル制御装置を閉塞することにより、
ファイルシステムの運用を維持することができるように
なっている。
【0019】次に、上記第1実施例による共有メモリに
対してアクセスを行なう場合の動作について図2の調停
回路の処理を示すフローチャートを参照して説明する。
なお、2台のファイル制御装置10,20は全く等価で
あり、以下ファイル制御装置10を中心としてその動作
を説明する。
【0020】ファイル制御装置10のMPU11が共有
メモリを形成する制御データメモリ14及び制御データ
メモリ24のデータをアクセスする場合、MPU11は
自装置の調停回路12に対して制御データメモリ14及
び制御データメモリ24とデータ転送路32の使用権を
要求する。
【0021】MPU11からの使用権要求を受け付ける
と(ステップ201)、調停回路12は、調停制御イン
タフェース31を通して他装置20の調停回路22と通
信することにより、ファイル制御装置20のMPU21
からの共有メモリ(制御データメモリ14,24)に対
するアクセス要求の有無を判別する(ステップ20
2)。また、調停回路12は、同時に調停回路22に対
してMPU11からの共有メモリアクセス要求を通知す
る(ステップ203)。
【0022】調停回路12は、上記のように、調停制御
インタフェース31を通して他装置の調停回路22と協
調することにより、予め定められた優先順位に従って、
共有メモリ(制御データメモリ14及び制御データメモ
リ24)及びデータ転送路32の使用権の調停を行なう
(ステップ204)。
【0023】例えば、同時にファイル制御装置10とフ
ァイル制御装置20から共有メモリとデータ転送路の使
用権の要求が発生した時に、ファイル制御装置10に優
先的に共有メモリ及びデータ転送路の使用権を与えると
いった優先順位が予め設定されている場合には、調停回
路12は調停回路22と協調してその設定された優先順
位に基づいて共有メモリとデータ転送路の使用権の獲得
調停を行なう。
【0024】また、調停回路12は、その調停結果(使
用権獲得の成功の有無)をMPU11に割込み又は信号
線の駆動等の方法によって通知する(ステップ20
5)。この時、ファイル制御装置20のMPU21が同
時に共有メモリとデータ転送路32の使用権を調停回路
22に要求していれば、上述した調停回路12と同様の
処理によって、調停回路22は優先順位に基づいて調停
結果をMPU21に通知する。例えば、同時の使用権要
求に対してファイル制御装置10に優先度が与えられて
いる場合、MPU11が使用権を獲得した時点で、調停
回路22はからMPU21に使用権の拒否が通知され
る。
【0025】以上の結果、MPU11が共有メモリを構
成する制御データメモリ14と制御データメモリ24及
びデータ転送路32の使用権獲得に成功すると(ステッ
プ206)、調停回路12の制御により切換回路13
が、また調停回路12と協調して動作する調停回路22
の制御により切換回路23が、それぞれ制御データメモ
リ14と制御データメモリ24及びデータ転送路32を
MPU11の制御下に設定するようにデータパスの切り
換える(ステップ207)。また、ステップ204にお
ける調停の結果、使用権を獲得できない場合(ステップ
206)、ステップ204からの処理を使用権が獲得で
きるまで繰り返す。
【0026】調停回路12からの通知により、共有メモ
リである制御データメモリ14と制御データメモリ24
及びデータ転送路32の使用権の獲得成功を知ったMP
U11は、必要とするメモリアクセス、例えば共有ファ
イル装置40に対する排他制御データの更新であれば、
ファイル制御装置20が目的の共有ファイル装置40を
占有しているか否かを制御データメモリ14の制御デー
タから判別する。ファイル制御装置20に占有されてい
なければ、制御データメモリ14と制御データメモリ2
4に共有ファイル装置40をファイル制御装置10が占
有する旨の制御データ(使用中を示すデータ)を書き込
む。
【0027】制御データメモリ14と制御データメモリ
24に使用中を示すデータを書き込んだ後、MPU11
は、制御データメモリ14と制御データメモリ24に対
する使用権を一旦開放して、共有ファイル装置40に対
するアクセスを実行する。そして、共有ファイル装置4
0のアクセスを終了した後、再度上述したように共有メ
モリの使用権を獲得して、制御データメモリ14と制御
データメモリ24に共有ファイル装置40の使用を終了
した旨の制御データを書き込む。
【0028】この一連の共有メモリに対する読み出し、
書込みは、前述した調停制御のもとに実行されるため、
ファイル制御装置10とファイル制御装置20が共有フ
ァイル装置40を同時に占有することなく、その排他制
御を実現できる。
【0029】また、共有メモリである制御データメモリ
14と制御データメモリ24には、排他制御のデータの
他に、例えば、共有ファイル装置の障害情報等、ファイ
ルシステムとして各ファイル制御装置が共有する必要の
あるデータを、以上説明した一連のメモリ管理システム
のもとで矛盾することなく格納、管理することが可能と
なる。
【0030】MPU11は、必要なメモリアクセスを全
て終了すると、調停回路12に制御データメモリ14と
制御データメモリ24及びデータ転送路32の使用権の
開放を指示する。調停回路12はMPU11からの使用
権の開放指示を判別し(ステップ208)、使用権の開
放指示を受け付けると切換回路13に対してデータパス
の開放を指示する(ステップ209)。同時に、調停制
御インタフェース31を介して調停回路22にMPU1
1による制御データメモリ14と制御データメモリ24
とデータ転送路32の使用権の終結を通知し(ステップ
210)、新たな使用権要求に備える。
【0031】以上、2台のファイル制御装置からなるフ
ァイルシステムについて本発明を適用した第1実施例を
説明したが、3台以上のファイル制御装置を有するファ
イルシステムについても本発明を適用することができる
のは言うまでもない。
【0032】図3に本発明の第2実施例によるファイル
システムの構成を示す。図3において、図1の第1実施
例と共通の構成には、同一の符号を付している。ファイ
ル制御装置10a,20aは、MPU11,21と、M
PU11,21からの要求に応じて、共有メモリ及びデ
ータ転送路の使用権獲得のための調停処理を行なう調停
回路122,222と、MPU11,21と調停回路1
22,222との間で各種信号の受け渡しを行なう要求
回路121,221と、調停回路122,222の制御
によりデータパスの切り換えを行なう切換回路13,2
3及び排他制御に関する制御データを記録する制御デー
タメモリ14,24と、ファイル制御装置41,42で
構成される。ここでは、第1実施例と共通する構成に同
一の符号を付しており、その同一符号の構成については
説明を省略する。
【0033】次に、図4の調停回路の処理内容を示すフ
ローチャートと図5のタイミングチャートを参照して第
2実施例の動作を説明する。
【0034】ここで、第2実施例のファイルシステム
は、その共有メモり及びデータ転送路の使用権(以下、
共有メモリ使用権と称する)の優先順位がファイル制御
装置10aに与えられるように予め設定されているもの
とする。また、ファイル制御装置10aのMPU11と
ファイル制御装置20aのMPU21が、同時に共有メ
モリ使用権を要求した場合を仮定する。
【0035】この時、MPU11とMPU21は、共有
メモリ使用権を要求を表明するため、それぞれ要求回路
121と要求回路221に要求信号S1,S3及び要求
信号S2,S4のセットを命令する。
【0036】この状態を図5の時刻T1に示す。要求回
路121及び要求回路221は、それぞれ要求信号S
1,S3及び要求信号S2,S4を同時にセットする
が、要求信号S3と要求信号S4は、装置10a,20
a間で伝搬されるため、要求信号S1,要求信号S2に
比べてある範囲の遅延時間t2(伝送路分)だけ遅れて
ファイル制御装置20aの調停回路222及びファイル
制御装置10aの調停回路122に伝搬される。この状
態を図5の時刻T2に示す。
【0037】ここで、調停回路122は、要求信号を受
け付けると(ステップ401)、要求信号S1の入力が
あった時点(図5の時刻T1)から、予め要求信号S
3、要求信号S4の伝搬遅延時間t2及びこれと同様の
値をとる獲得信号S5、獲得信号S6の伝搬遅延時間を
考慮した一定の遅延定数値t1だけ待った後、要求信号
S1と獲得信号S6の状態を検査する(ステップ40
2)。
【0038】本実施例では、前述の通り、共有メモリ使
用権の優先度を予めファイル制御装置10aに与えるよ
うに予め設定しているため、調停回路122は、図5の
時刻T3において、獲得信号S6の否定及び要求信号S
1の肯定を検出することにより、ファイル制御装置10
aが共有メモリ使用権を獲得したことを知る。
【0039】共有メモリ使用権の獲得に成功すると(ス
テップ403)、調停回路122は、獲得信号S5をセ
ットする(ステップ405)と共に、要求リセット信号
S7を介して要求信号S1と要求信号S3のリセットを
要求回路121に指示する(図5の時刻T4)(ステッ
プ406)。調停回路122は、また、MPU11に対
して共有メモリ使用権の獲得の成功を通知する(ステッ
プ407)。
【0040】一方、ファイル制御装置20aの調停回路
222は、時刻T1において、要求信号S2がセットさ
れたことを知ると、調停回路122と同様遅延定数値t
1だけ待った後、要求信号S2と獲得信号S5及びファ
イル制御装置20aより共有メモリ使用権の優先度の高
いファイル制御装置10aの要求信号S3を検査する
(図5の時刻T3)。
【0041】この時、優先度の高い要求信号S3が肯定
されていることを検出した調停回路222は、共有メモ
リ使用権の獲得を失敗したと判断し、獲得信号S6をセ
ットせず、かつ要求信号S2,S4のリセットも指示せ
ず、ファイル制御装置10aが共有メモリの使用を終了
するまで待ち合わせる(図5の時刻T4からT5の区
間)。すなわち、相手(ファイル制御装置10a)の獲
得信号がリセットされるまで待ち合わせる(ステップ4
04)。
【0042】使用権獲得に成功すると、調停回路122
の制御により切換回路13が、制御データメモリ14と
制御データメモリ24及びデータ転送路をMPU11の
制御下に設定するようにデータパスの切り換える(ステ
ップ408)。
【0043】これにより、MPU11は、調停回路12
2からの通知により共有メモリ使用権の獲得成功を知る
と、必要な共有メモリの操作が完了するまで使用権を保
留し、この間MPU21に対しては、共有メモリ(制御
データメモリ14,24)へのアクセスが禁止される。
MPU11は、第1実施例で述べたように、必要とする
メモリアクセス、例えば共有ファイル装置40に対する
排他制御データの更新であれば、ファイル制御装置20
aが目的の共有ファイル装置40を占有しているか否か
を制御データメモリ14の制御データから判別する。
【0044】ファイル制御装置20に占有されていなけ
れば、制御データメモリ14と制御データメモリ24に
共有ファイル装置40をファイル制御装置10aが占有
する旨の制御データ(使用中を示すデータ)を書き込
む。
【0045】MPU11は、共有メモリの使用を完了す
ると、調停回路122に対して3獲得信号S5リセット
を命令することで、共有メモリ使用権の開放を表明す
る。MPU11からの使用権開放の指示を受けると(ス
テップ409)、調停回路122は、獲得信号S5をリ
セットする(ステップ410)。この状態を図5の時刻
T5に示す。
【0046】この時、ファイル制御装置20aの調停回
路222は、獲得信号S5が否定されたことにより、再
び調停を開始し、前述のように、時刻T5からT6ま
で、遅延定数値t1だけ待った後、再度要求信号S2,
要求信号S3及び獲得信号3S5検査する。この時、要
求信号S2が肯定され、かつ要求信号S3と獲得信号S
5が否定されているため、ファイル制御装置20aが共
有メモリ使用権の獲得に成功したと判定し、獲得信号S
6をセットして、ファイル制御装置10aの調停回路1
22に通知する(図5の時刻T6)。
【0047】引き続き、調停回路222は、要求リセッ
ト信号S8により要求回路221に要求信号S2,S4
のリセットを指示し、MPU21に対しては共有メモリ
使用権獲得の成功が通知される。MPU21は、前述の
MPU11と同様、必要な共有メモリの操作を完了して
調停回路222に獲得信号S6のリセットを命令するま
で、共有メモリ使用権を維持する。
【0048】また、この間、MPU11が再度共有メモ
リ使用権を要求して、要求回路121に要求信号S1,
S3のセットを命令したとする(図5の時刻T6)。要
求信号S1がセットされたことを検出した調停回路12
2は、前述の通り、遅延定数値t1だけ待った後、要求
信号S1と獲得信号S6を検査する(図5の時刻T
7)。
【0049】この時、調停回路122は、獲得信号S6
の肯定により、共有メモリ使用権の獲得に失敗したこと
を判断し、図5の時刻T4〜T5の区間でファイル制御
装置20aの調停回路222が獲得信号S5の否定を待
ち合わせたように、獲得信号S6の否定(リセット)を
待ち合わせる(ステップ404)。
【0050】ファイル制御装置が3台以上で構成するフ
ァイルシステムにおいても、共有メモリ使用権の優先度
及び遅延定数値t1の値を適切に設定することで、全く
同様の作用及び効果を実現することが可能である。
【0051】本発明の第3実施例によるファイルシステ
ムについて説明する。図6は本発明の第3実施例による
ファイルシステムの構成を示すブロック図である。図6
において、ファイル制御装置10b、20bは、それぞ
れMPU11,21と、調停回路12,22と、制御デ
ータメモリ14,24と、データバッファ131,23
1と、セレクタ132,232と、検査回路133,2
33と、制御回路134,234とで構成される。
【0052】データバッファ131,231には、それ
ぞれMPU11,21が制御データメモリ14,24に
書き込む制御データが一時的に格納される。セレクタ1
32,232は、データバッファ131,231からの
制御データを切り換えて制御データメモリ14,24に
出力する。検査回路133,233は、ぞれぞれデータ
バッファ131,231に格納されたデータ誤りを検査
する。制御回路134,234は、制御データメモリ1
4,24に対する制御データの書き込みを制御する。な
お、第1実施例と共通する構成に同一の符号を付してお
り、その同一符号の構成については説明を省略する。
【0053】データバッファ131,231は、検査回
路133,233によってデータの誤りを検査するため
に設けられている。また、MPU11,21による共有
メモリに対する書込み命令の実行の際に待ち時間が生
じ、MPU11,21の性能低下を招くが、このこのデ
ータバッファ131,231を設けることによってその
ようなMPU11,21の性能低下を防ぐことができ
る。
【0054】ここで、ファイル制御装置10bが第1実
施例で示した処理によって共有メモリの使用権を獲得し
たものと仮定して説明を進める。また、図7に制御回路
の処理内容を説明するフローチャートを示す。共有メモ
リの使用権を獲得したファイル制御装置10bのMPU
11は、データバッファ131に共有メモリである制御
データメモリ14及び制御データメモリ24に書き込む
制御データをセットした後、制御回路134に制御デー
タの制御データメモリ14と制御データメモリ24への
書込み位置(アドレス)を与えることにより、データバ
ッファ131の制御データの書込みを命令する。
【0055】この書込み位置情報と書込み命令は、制御
インタフェース325を介して制御回路234にも通知
される。書込み位置情報と書込み命令を受け付けると
(ステップ701)、制御回路134と制御回路234
は、それぞれ検査回路133と検査回路233に対して
データセレクタ132及びデータセレクタ232を介し
て入力されるデータバッファ131のデータの誤り検査
を指示する(ステップ702)。
【0056】なお、この時、データセレクタ132とデ
ータセレクタ232は、調停回路11,21の制御によ
り、予めデータバッファ131ないしデータバス321
からの入力データを選択出力するように指示されている
ものとする。
【0057】検査回路133及び検査回路233は、そ
れぞれの入力データを検査し、誤りを検出した場合、制
御インタフェース323及び制御インタフェース324
を通して、誤りの検出結果を制御回路134及び制御回
路234に通知する。
【0058】制御回路134及び制御回路234は、検
査回路133及び検査回路233の何れもデータの誤り
を検出しない時にのみ、それぞれ制御データメモリ14
及び制御データメモリ24の与えられた書き込み位置
に、データバッファ131のデータをデータセレクタ1
32とデータセレクタ232及びデータバス321を介
して書き込む(ステップ703,704)。
【0059】検査回路133及び検査回路233の何れ
か一方が、データ誤りを検出すると、制御データメモリ
14と制御データメモリ24の何れのデータをも書き込
まず、以前の誤りのないデータを保護すると同時に、制
御回路134はファイル制御装置10bのMPU11に
対して書込み失敗を通知する(ステップ705)。
【0060】また、ファイル制御装置20bが共有メモ
リとデータ転送路の使用権を獲得した場合には、前述し
たと同様の方法により、データバッファ231から制御
データメモリ24と制御データメモリ14に信頼性の高
い書込みを行なうことができる。当然、3台以上のファ
イル制御装置から構成されるファイルシステムにおいて
も同様に適用することが可能である。
【0061】以上好ましい実施例をあげて本発明を説明
したが、本発明は必ずしも上記実施例に限定されるもの
ではない。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明のファイルシ
ステムによれば、制御情報を格納する共有メモリとして
の記憶手段を各ファイル制御装置ごとに分散して各ファ
イル制御装置ごとに共通するデータを持つように構成
し、かつ使用権獲得に際して、他のファイル制御装置と
の間で予め設定された優先順位に従って使用権の調停を
行ない、データパス切換手段を制御して使用権を獲得し
たファイル制御手段に各記憶手段及びデータ転送手段を
占有的に使用させる調停手段を備えることにより、何れ
かのファイル制御装置の記憶手段に障害が生じても、障
害が発生したファイル制御装置のみを閉塞して他のファ
イル制御装置によるシステム運用を続行することができ
る。従って、共有ファイル装置の排他制御に利用される
共有メモリの障害に対してシステム全体がダウンするこ
とのない信頼性の高いファイルシステムを構築すること
ができる。
【0063】また、現在主流となっている排他制御機構
を持たない磁気ディスク装置を利用してファイルシステ
ムを構築することができると共に、外部装置として独立
した共有メモリを設ける従来のシステムに比べてインタ
フェース等の部品が不要となるため、システム全体の部
品点数を削減でき、かつ生産工程を簡略化することがで
きる。
【0064】また、各ファイル制御装置が、使用権を獲
得した際に記憶手段に書き込む制御情報を一時的に記憶
するバッファ手段と、バッファ手段の制御情報のデータ
誤りを検査するデータ検査手段と、データ検査に基づい
てバッファ手段からの制御情報の記憶手段への書き込み
を制御するデータ制御手段を備えることにより、極めて
信頼性の高い制御情報書込みを実現することができ、シ
ステム全体の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例によるファイルシステム
の構成を示すブロック図である。
【図2】 第1実施例によるファイルシステムの調停回
路の処理内容を説明するフローチャートである。
【図3】 本発明の第2実施例によるファイルシステム
の構成を示すブロック図である。
【図4】 第2実施例によるファイルシステムの調停回
路の処理内容を説明するフローチャートである。
【図5】 第2実施例によるファイルシステムの各種信
号の状態を示すタイミングチャートである。
【図6】 本発明の第3実施例によるファイルシステム
の構成を示すブロック図である。
【図7】 第3実施例によるファイルシステムの制御回
路の処理内容を説明するフローチャートである。
【図8】 従来の共有メモリによる共有ファイル装置の
制御を行なうファイルシステムの一例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
10,10a,10b,20,20a,20b ファイ
ル制御装置 11,21 MPU 12,22 調停回路 13,23 切換回路 14,24 制御データメモリ 32 データ転送路 121,221 要求回路 122,222 調停回路 S1,S2,S3,S4 要求信号 S5,S6 獲得信号 S7,S8 要求リセット信号 131,231 データバッファ 132,232 データセレクタ 133,233 検査回路 134,234 制御回路 321,322 データバス 323,324,325 制御インタフェース

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共有ファイル装置を複数のファイル制御
    装置で共有するファイルシステムにおいて、 前記複数のファイル制御装置相互間のデータ転送を行な
    うためのデータ転送手段を備え、 前記各ファイル制御装置は、前記データ転送手段の使用権獲得後に、当該 データ転送
    手段を介して前記各ファイル制御装置による共有が可能
    な前記共有ファイル装置に対する排他制御を行なうため
    の制御情報を格納する記憶手段と、 前記記憶手段及び前記データ転送手段の使用権を獲得し
    た前記ファイル制御装置に対して前記各記憶手段及び前
    記データ転送手段を占有的に使用させるようにデータパ
    スの切換制御を行なうデータパス切換手段と、 前記記憶手段及び前記データ転送手段に対する使用権獲
    得に際して、他のファイル制御装置との間で予め設定さ
    れた優先順位に従って使用権の調停を行ない、前記デー
    タパス切換手段を制御することにより使用権を獲得した
    前記ファイル制御手段に前記各記憶手段及び前記データ
    転送手段を占有的に使用させる調停手段とを備えること
    を特徴とするファイルシステム。
  2. 【請求項2】 ファイル制御装置の調停手段は、自装置
    からの使用権獲得要求又は他のファイル制御装置からの
    使用権獲得要求があった時に、他の調停手段と予め設定
    された優先順位に従って使用権の調停を行なうと共に、
    使用権調停の結果を自装置及び他のファイル制御装置に
    通知し、 通知を受けた前記ファイル制御装置の各調停手段は、使
    用権を獲得した前記ファイル制御手段に前記各記憶手段
    及び前記データ転送手段を占有的に使用させるために前
    記データパス切換手段を制御することを特徴とする請求
    項1に記載のファイルシステム。
  3. 【請求項3】 共有ファイル装置を複数のファイル制御
    装置で共有するファイルシステムにおいて、 前記複数のファイル制御装置相互間のデータ転送を行な
    うためのデータ転送手段を備え、 前記各ファイル制御手段は、前記データ転送手段の使用権獲得後に、当該 データ転送
    手段を介して前記各ファイル制御装置による共有が可能
    な前記共有ファイル装置に対する排他制御を行なうため
    の制御情報を格納する記憶手段と、 前記記憶手段及び前記データ転送手段の使用権を獲得し
    た前記ファイル制御装置に対して前記各記憶手段及び前
    記データ転送手段を占有的に使用させるようにデータパ
    スの切換制御を行なうデータパス切換手段と、 前記記憶手段及び前記データ転送手段に対する使用権獲
    得要求を記億して各ファイル制御装置に対して出力する
    要求手段と、 前記要求手段から出力された前記使用権獲得要求と、他
    のファイル制御装置の使用権獲得の有無を調べて、他の
    ファイル制御装置との間で予め設定された優先順位に従
    って前記記憶手段及び前記データ転送手段に対する使用
    権の調停を行ない、前記データパス切換手段を制御する
    ことにより使用権を獲得した前記ファイル制御手段に前
    記各記憶手段及び前記データ転送手段を占有的に使用さ
    せる調停手段とを備えることを特徴とするファイルシス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記ファイル制御装置の調停手段は、前
    記要求手段からの使用権獲得要求と他のファイル制御装
    置の調停手段からの使用権獲得情報を検査し、自装置の
    前記要求手段からの使用権獲得要求が肯定で、他のファ
    イル制御装置からの使用権獲得情報が否定である場合
    に、自装置の使用権を獲得し、自装置及び他装置に対し
    て使用権獲得情報を通知することを特徴とする請求項3
    に記載のファイルシステム。
  5. 【請求項5】 前記ファイル制御装置の調停手段は、自
    装置に使用権を獲得した場合に、前記要求手段からの使
    用権要求をリセットし、かつ自装置からの使用権の開放
    要求によって前記使用権獲得情報をリセットすることを
    特徴とする請求項4に記載のファイルシステム。
  6. 【請求項6】 前記ファイル制御装置の調停手段は、前
    記要求手段からの使用権獲得要求と他のファイル制御装
    置の調停手段からの使用権獲得情報を検査し、自装置の
    前記要求手段からの使用権獲得要求が肯定で、かつ他の
    ファイル制御装置からの使用権獲得情報が肯定である場
    合に、前記他のファイル制御装置からの使用権獲得情報
    がリセットされるまで待ち合わせることを特徴とする請
    求項4又は5に記載のファイルシステム。
  7. 【請求項7】 各ファイル制御装置は、 使用権を獲得した際に、前記記憶手段に書き込む制御情
    報を一時的に記憶するバッファ手段と、 前記バッファ手段から出力される前記制御情報のデータ
    誤りを検査し、誤りの有無を通知するデータ検査手段
    と、 自装置の前記データ検査手段の検査結果及び他のファイ
    ル制御装置の前記データ検査手段の検査結果がデータ誤
    り無しの場合に、前記バッファ手段の制御情報を前記記
    憶手段に書き込み、自装置の前記データ検査手段の検査
    結果又は他のファイル制御装置の前記データ検査手段の
    検査結果がデータ誤り有りの場合に、前記バッファ手段
    の制御情報を前記記憶手段に書き込まずに以前の制御情
    報を保護するように制御するデータ制御手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項3に記載のファイル
    システム。
  8. 【請求項8】 各ファイル制御装置は、自装置の前記バ
    ッファ手段から出力される前記制御情報又は前記他のフ
    ァイル制御装置の前記バッファ手段から出力される前記
    制御情報のうちの一つを選択して、前記データ検査手段
    に入力するデータ選択手段を備えることを特徴とする請
    求項7に記載のファイルシステム。
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