JP3014494B2 - デュアルポートディスク制御装置 - Google Patents

デュアルポートディスク制御装置

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JP3014494B2
JP3014494B2 JP3166419A JP16641991A JP3014494B2 JP 3014494 B2 JP3014494 B2 JP 3014494B2 JP 3166419 A JP3166419 A JP 3166419A JP 16641991 A JP16641991 A JP 16641991A JP 3014494 B2 JP3014494 B2 JP 3014494B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ミニコンピュータに
接続されるディスク共有機構の共有コントローラに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図3はSCSIバスの標準機能であるマ
ルチイニシエータを使ったデュアルポートの構成例であ
り、図において、1はディスクコントローラ、2はディ
スク装置、3はSCSIバス、図4、図5、図6、図7
は動作を説明するための付図である。
【0003】次に動作について説明する。図4におい
て、ディスクコントローラ1がディスク装置2にアクセ
スする場合は、2台のディスクコントローラ間でディス
ク装置の排他制御のためSCSIバスの標準コマンドと
して定義されている。リザーブとリリースのコマンドを
発行する。この時のSCSIバス上の様子をマルチイニ
シエータではない場合と比較したのが図5である。
【0004】図5の上段は、シングルイニシエータ、下
段はマルチイニシエータでのSCSIバス上のコマンド
実行・データ転送状態を示す。図5に示す通りマルチイ
ニシエータでは、リザーブ、リリースコマンドを発行す
るためシングルイニシエータと比較してこのコマンドの
処理時間分、付加的な処理時間が必要であった。
【0005】図6でCPU1台から見たスループットを
説明する。図6の上段はシングルイニシエータ、下段は
マルチイニシエータでCPU間で交互にバスの使用権が
獲得できた場合のSCSIバス上のコマンド実行/デー
タ転送状態を示す。図6に示す通りマルチイニシエータ
では1本のバスをCPU間で共有するためのCPUがバ
スを使用中はディスクアクセスが待たされてスループッ
トが低下する。
【0006】図7でCPU間で干渉条件について説明す
る。SCSIバスは標準機能としてディスクコネクト条
件をサポートしているので、ディスク装置がリザーブコ
マンドだけ受け取ってSCSIバスを解放する状態があ
る。図7はこの機能を利用して2台のディスクコントロ
ーラがそれぞれ2台のディスク装置と論理的な接続を保
持している状態を示す。この状態で一方のディスクコン
トローラがディスク装置のエラー条件等で初期化要求が
発生し、SCSIバス上のリセット信号をドライブした
とすると、SCSIバス上のリセットのドライブはSC
SIバス接続の全ディスク装置の初期化を促すこととな
るから、もう一方のディスクコントローラと論理的な接
続状態を保持していたディスク装置も初期化されてしま
う。
【0007】この結果、リセットを発行しない方のディ
スクコントローラでは、論理的に接続していたディスク
装置で応答が返送されないなどの状態となりエラーが起
きる。このようにマルチイニシエータ構成では、一方の
ディスクコントローラのリセットドライブで他方のディ
スクコントローラにエラーを発生させることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来技術によるSCS
Iバスマルチイニシエータ構成の動作は以上のようにな
っていたので、以下のような問題点があった。 (1)ディスクコントローラ間でディスク装置の排他制
御を行うために、ディスク装置へのリードまたはライト
コマンドの実行の前後でリザーブ、リリースコマンドの
実行が必要であり、リザーブ、リリースコマンドの実行
は、ディスク装置の1ブロックのリードまたはライト実
行に要する平均アクセス時間約30msecの2割に当
たる6msecを要しアクセスタイムの低下の要因とな
っていた。
【0009】(2)1本のSCSIバスを2台のディス
クコントローラが共有する構成であるので、ディスクコ
ントローラ間で別々のディスクをアクセスする場合であ
っても、一方のディスクコントローラがSCSIバスを
使用中は、もう一方のディスクコントローラのディスク
アクセスが待たされ、CPU1台から見たディスクアク
セスに関わるスループットが半分以下に低下する要因と
なっていた。
【0010】(3)1本のSCSIバスを2台のディス
クコントローラが共有する構成であるので、一方のディ
スクコントローラがSCSIバスへリセットを発行する
と、他方のディスクコントローラでこの時論理的に接続
されていたディスク装置があると強制的にそのディスク
装置も初期化を受けエラーが発生してしまう構造であっ
た。
【0011】この第1の発明に係るデュアルポートディ
スク制御装置は、SCSIインタフェース仕様の複数の
ディスク装置を2台のSCSI制御装置で共有させる機
能を有した制御装置に、上記SCSI制御装置がディス
ク占有のために出力したビジー信号を監視し、論理的に
接続した全てのSCSIバスの中でアービトレーション
フェーズ開始のためのビジー信号の確認がなされると、
SCSIのアービトレーションプロトコル規定に従って
自らビジー信号を生成してアクセス対象となる複数のデ
ィスク装置へのみ出力するとともに、SCSIバスID
番号に対応したSCSIバスデータ線をドライブする各
SCSI制御装置対応のSCSIビジーシーケンサとを
備えたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この第1の発明に係るデ
ュアルポートディスク制御装置は、SCSIインタフェ
ース仕様の複数のディスク装置を2台のSCSI制御装
置で共有させる機能を有したデュアルポートディスク制
御装置に、上記SCSI制御装置がディスク占有のため
に出力したビジー信号を監視し、SCSIバスのアービ
トレーションフェーズで上記ビジー信号の確認がなされ
ると、SCSIアービトレーションプロトコル規定に従
って独自のビジー信号を生成するとともに、SCSIバ
スID番号に対応したSCSIバスデータ線をドライブ
する各SCSI制御装置対応のSCSIビジーシーケン
サを備えたものである。
【0013】また、この第2の発明に係るデュアルポー
ディスク制御装置は、アービトレーション後のSCS
Iバスのセレクションフェーズ或はリセレクションフェ
ーズで1台のSCSI制御装置と上記複数台のディスク
装置に対し、SCSIバスアービトレーションプロトコ
ル規定に従って、セレクト信号を生成するとともに、S
CSIバスID番号に対応したSCSIバスデータ線を
ドライブする各SCSI制御装置対応のSCSIバスセ
レクトシーケンサを備えたものである。
【0014】また、この第3の発明に係るデュアルポー
ディスク制御装置は、SCSIバス切替回路を設け、
2台のSCSI制御装置が同時に複数台のディスク装置
とSCSI制御装置間で排他的に接続できるものであ
る。
【0015】また、この第4の発明に係るデュアルポー
ディスク制御装置は、SCSI制御装置間に排他制御
バスを設け、また、このバスを受けるディスク装置リザ
ーブ回路を設け、2台のCPU間で最大7台のSCSI
ディスク装置を排他的に指定するものである。
【0016】
【作用】この第1の発明におけるSCSIビジーシーケ
ンサは、論理的に接続した全てのSCSIバスの中で、
アービトレーションのフェーズが開始されたSCSIバ
スを検知することにより、ビジー信号を生成し該SCS
Iバス以外のSCSIバスに出力する。
【0017】この第2の発明におけるSCSIセレクシ
ョンシーケンサは、論理的に接続した全てのSCSIの
中で、セレクションまたはリセレクションフェーズが開
始されたことを検知することにより、アービトレーショ
ンに勝った装置を識別し、該装置が接続しているSCS
Iバスの状態を該SCSIバス以外のSCSIバスに反
映させる。
【0018】この第3の発明におけるSCSIバス切替
回路は、SCSI制御装置から指示されたSCSIバス
だけを該SCSI制御装置が物理的に接続しているSC
SIバスに論理的に接続する。
【0019】この第4の発明におけるリザーブ回路は、
SCSI制御装置以外の全てのSCSIバスに接続して
いる装置のリザーブ情報を保持し、管理する。
【0020】
【実施例】 実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1は固定ディスク装置、2aは固
定ディスク装置1を制御するディスクコントローラA、
2bは固定ディスク装置1を制御する別のディスクコン
トローラB、3はデュアルポートディスク制御装置、4
aは固定ディスク装置1とデュアルポートディスク制御
装置3を接続するSCSIバス、4bはデュアルポート
ディスク制御装置3とディスクコントローラ2aを接続
するSCSIバス、4cはデュアルポートディスク制御
装置3とディスクコントローラ2bを接続するSCSI
バスである。
【0021】また、図2において、31aはディスクコ
ントローラA 2aがディスク装置1をリザーブするた
めの制御を行うインタフェースとなるコントローラAリ
ザーブI/F、31bはディスクコントローラB 2b
がディスク装置1をリザーブするための制御を行うイン
タフェースとなるコントローラBリザーブI/F、32
はディスク装置1のリザーブを管理するリザーブコント
ローラ、33はディスク装置1とデュアルポートディス
ク制御装置3とのSCSIバスを切替えるSCSIバス
切替回路、34はSCSIバス切替回路33からのSC
SI信号をディスク装置1のリザーブ状態によって出力
先を変えるディスク SCSI データ回路である。
【0022】36はディスクコントローラA 2aとこ
れがリザーブしたディスク装置1のSCSIのビジー信
号を監視するコントローラA SCSI ビジーシーケ
ンサ、35はディスクコントローラB 2bとこれがリ
ザーブしたディスク装置1のSCSIのセレクト信号を
監視するコントローラA SCSI セレクト シーケ
ンサ、36はディスクコントローラB 2bとこれがリ
ザーブしたディスク装置1のSCSIのセレクト信号を
監視するコントローラB SCSIセレクトシーケンサ
である。
【0023】37aはディスクコントローラA 2aの
SCSI信号をSCSIフェーズに応じてSCSIバス
切替回路33に出力するコントローラ A SCSI
データ アウト回路、37bはディスクコントローラA
2bのSCSI信号をSCSIフェーズに応じてSC
SIバス切替回路33に出力するコントローラB SC
SI データアウト回路、38aはディスクコントロー
ラAのSCSIバスをインタフェースするコントローラ
A SCSI I/F回路、38bはディスクコトロー
ラBのSCSIバスをインタフェースするコントローラ
B SCSII/F回路である。
【0024】次に動作について説明する。ディスクコン
トローラA 2aがディスク装置#0及びディスク装置
#1にアクセスする場合、まず、コントローラA リザ
ーブI/F回路31aを通じて、リザーブコントローラ
回路32にディスク装置#0のリザーブ要求を出す。リ
ザーブコントローラ回路32はディスク装置が占有され
ていなければディスク装置#0の占有フラグをオンにす
る。また、リザーブコントローラ32はディスク装置#
0がディスクコントローラA 2aにリザーブされたこ
とをSCSIバススイッチャー(切替回路)33とディ
スク SCSIデータ回路34へ伝える。これを受け
て、ディスク SCSI データ回路34はディスク装
置#0のSCSIバス4b上のビジー信号とセレクト信
号をコントローラA SCSI ビジーコントローラ回
路36aとコントローラA SCSI セレクト シー
ケンサ回路35aに見せ、SCSIバス切替回路33は
ディスクコントローラA 2aのビジー信号とセレクト
信号をディスク装置#0に見せるようにする。
【0025】次にコントローラA リザーブI/F回路
31aを通じて、リザーブコントローラ回路32にディ
スク装置#1のリザーブ要求を出す。リザーブコントロ
ーラ回路32はディスク装置が占有されていなければデ
ィスク装置#1の占有フラグをオンにする。また、リザ
ーブコントローラ回路32はディスク装置#1がディス
クコントローラA 2aにリザーブされたことをSCS
Iバス切替回路33とディスク SCSI データ回路
34へ伝える。これを受けて、ディスク SCSIデー
タ回路34はディスク装置#1とディスク装置#0のS
CSIバス4a上のビジー信号とセレクト信号をコント
ローラ A SCSI ビジーシーケンサ回路36aと
コントローラA SCSI セレクトシーケンサ35a
に見せ、SCSIバス切替回路33はディスクコントロ
ーラA 2aのビジー信号とセレクト信号をディスク装
置#1とディスク装置#0に見せるようにする。
【0026】ディスクコントローラA 2aは、リザー
ブできたことをコントローラA リザーブ I/F回路
31aを通じて確認し後、コントローラA SCSI
回路38aよりディスクのアクセスをSCSI規約に則
り開始する。このとき、コントローラ A SCSI
ビジーシーケンサ回路36aはディスクコントローラA
2aとディスク装置#0とディスク装置#1からのビ
ジー信号を監視している。
【0027】ディスクコントローラA 2aがアートビ
レーション開始のためのビジー信号と自IDに相当する
データ信号の1本を出力すると、コントローラ A S
CSI ビジーシーケンサ回路36aは自らビジー信号
を生成し、SCSIバス切替回路33へ出力する。SC
SIバス切替回路33はこれをディスク装置#0とディ
スク装置#1へのみ出力する。また、ディスクコントロ
ーラA 2aの自IDに相当するデータ信号の1本をデ
ィスク装置#0とディスク装置#1へ見せ、ディスク装
置#0の自IDに相当するデータ信号の1本をディスク
コントローラA2aとディスク装置#1に見せ、ディス
ク装置#1の自IDに相当するデータ信号の1本をディ
スクコントローラAとディスク装置#0に見せる。
【0028】このとき、ディスクコントローラA 2a
とディスク装置#0とディスク装置#1はSCSIバス
が分断されているのを意識することなく、あたかも1本
のSCSIバスにディスクコントローラA 2aとディ
スク装置#0とディスク装置#1だけが接続されている
ようにアートビレーションを行える。
【0029】ディスクコントローラA 2aがアートビ
レーションに勝ったとすると、次にディスクコントロー
ラA 2aはセレクト信号と自IDに相当するデータ信
号の1本とセレクトしようとするディスク装置のIDに
相当するデータ信号の1本を出力する。セレクト信号出
力を検出したコントローラ A SCSIビジーシーケ
ンサ回路36aは自ら生成したビジー信号の出力を止
め、代わりにアートビレーションに勝った装置の即ちデ
ィスクコントローラA 2aのビジー信号をSCSIバ
ス切替回路33へ流す。
【0030】それと同時に、コントローラ A SCS
I ビジーシーケンサ回路36aはセレクト信号出力を
検出すると、自らセレクト信号を生成し、それをコント
ローラA SCSI I/F38aとSCSIバス切替
回路33へ出力する。コントローラA SCSI I/
F38aとSCSIバス切替回路33はそれぞれディス
クコントローラA 2aとディスク装置へ前記生成され
たセレクト信号を出力する。また、SCSIバス上のI
/O信号の方向に従ってデータ信号を出力する。つま
り、ディスクコントローラA 2aのデータ信号をディ
スク装置#0とディスク装置#1へ見せる。
【0031】ディスクコントローラA 2aはセレクト
信号を出してからSCSIで規定された時間後にビジー
信号をオフするので、これをコントローラ A SCS
Iビジーシーケンサ回路36aが検知すると、前記ディ
スクコントローラA 2aのビジー信号をSCSIバス
切替回路33へ流すのを止める。一端止めた後、今度は
セレクトしようとするディスク装置のビジー信号をディ
スクコントローラA 2aと他のディスク装置へ見せ
る。セレクトしようとしたディスク装置がディスク装置
#0とすると、ディスク装置#0のビジー信号をディス
クコントローラA 2aとディスク装置#1へ見せる。
【0032】この後、セレクトに応じるためにディスク
装置#0はビジー信号を出力する。ビシー信号の出力を
検知したディスクコントローラA 2aはセレクト完了
を知り、今まで出力していたセレクト信号の出力を止め
る。セレクト信号の出力停止を検知すると、コントロー
ラA SCSI セレクトシーケンサ35aは生成した
セレクト信号の出力を止める。その後は、ディスクコン
トローラしか出力しない信号はディスクコントローラA
2aの信号をディスク装置#0へ見せ、ディスク装置
しか出力しない信号は、ディスク装置#0の信号をディ
スクコントローラA 2aへ見せ、SCSIバス上のフ
ェーズによるものはI/O信号により方向を制御する。
【0033】もし、ディスク装置#0が何らかの原因で
セレクトに応じず、SCSIで規定された時間内にビジ
ー信号を出力しないと、ディスクコントローラA2aを
セレクトに失敗したことを知りセレクト信号の出力をや
める。この場合、コントローラ A SCSI ビジー
シーケンサ回路36aとコントローラA SCSIセレ
クトシーケンサ回路35aは初期状態に戻り、コントロ
ーラ A SCSI ビジーシーケンサ回路36aはビ
ジー信号の監視を始める。
【0034】上記一連の動作がディスクコントローラB
側でも同時に実行され、ディスク装置の競合がなけれ
ば、ディスクコントローラA 2aとディスクコントロ
ーラB2bは並列に動作可能である。もし、競合が起き
た場合には、先にリザーブしたディスクコントローラに
占有され、その間リザーブできなかったディスクコント
ローラにはそのディスク装置へのアクセスに関してのみ
待たされる。リザーブしたディスクコントローラの処理
が終わり、ディスクコントローラがコントローラA リ
ザーブI/F回路31aを通じて、リザーブを解除した
後、待たされていたディスクコントローラはそのディス
ク装置をリザーブできる。
【0035】実施例2.また、上記実施例では、ディス
ク装置とディスクコントローラの場合について説明した
が、SCSIインタフェース装置とそのコントローラで
あればどのような装置であってもよく、上記実施例と同
様の効果を奏する。また、上記実施例ではディスクコン
トローラが2題の場合について説明したが、コントロー
ラの数量分のコントローラA SCSI シーケンサ回
路とコントローラA SCSI シーケンサ回路をその
数量分設ければ、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この第1の発明によれば
分断されたSCSIバス上のビジー信号をSCSIビジ
ーシーケンサが疑似的にしかもSCSI規約に則り生成
するので、個々に分断されたSCSIバス上に接続され
る装置やコントローラのアービトレーションの同期が取
れる効果がある。
【0037】また、この第2の発明によれば分断された
SCSIバス上のセレクト信号をSCSIセレクション
シーケンサを疑似的にしかもSCSI規約に則り生成す
るので、個々に分断されたSCSIバス上に接続される
装置やコントローラのアービトレーションの結果を正し
く個々の装置に認識させる効果がある。
【0038】また、この第3の発明によれば分断された
SCSIバス上の全信号をSCSIのフェーズに対応し
て個々に分断されたSCSIバス上に接続される装置や
コントローラに見せるので、分断されたSCSIバスを
1本のSCSIバスとして装置に見せることができる効
果がある。
【0039】また、この第4の発明によればハードウェ
ア的にリザーブ回路を設けたので装置の排他制御が高速
に実行できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるデュアルポートディ
スク制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施例によるデュアルポートディ
スク制御装置のハードウェア構成を示すブロック図であ
る。
【図3】従来のデュアルポートディスク制御装置の構成
を示すブロック図である。
【図4】従来のデュアルポートディスク制御装置の動作
を示すブロック図である。
【図5】従来のデュアルポートディスク制御装置のコマ
ンドの実行状態を示すタイムチャートである。
【図6】従来のデュアルポートディスク制御装置のスル
プット状態を示すタイムチャートである。
【図7】従来のデュアルポートディスク制御装置のCP
U間の干渉条件を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ディスク装置 2a ディスクコントローラA 2b ディスクコントローラB 3 デュアルポートディスク制御装置 4a〜4b SCSIバス 32 リザーブコントローラ 33 SCSIバス切替回路 35a コントローラAセレクト・シーケンサ 35b コントローラBセレクト・シーケンサ 36a コントローラA SCSIビジー・シーケン
サ 36b コントローラB SCSIビジー・シーケン

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SCSIインタフェース仕様の複数のデ
    ィスク装置を2台のSCSI制御装置で共有させる機能
    を有したデュアルポートディスク制御装置に、上記SC
    SI制御装置がディスク占有のために出力したビジー信
    号を監視し、論理的に接続した全てのSCSIバスの
    アービトレーションフェーズ開始のためのビジー信号
    の確認がなされると、SCSIのアービトレーションプ
    ロトコル規定に従って自らビジー信号を生成してアクセ
    ス対象となる複数のディスク装置へのみ出力するととも
    に、SCSIバスID番号に対応したSCSIバスデー
    タ線をドライブする各SCSI制御装置対応のSCSI
    ビジーシーケンサとを備えたことを特徴とするデュアル
    ポートディスク制御装置。
  2. 【請求項2】 アービトレーション後のSCSIバスの
    セレクションフェーズ或はリセレクションフェーズで1
    台のSCSI制御装置と上記複数台のディスク装置に対
    し、SCSIバスアービトレーションプロトコル規定に
    従って、セレクト信号を生成するとともに、SCSIバ
    スID番号に対応したSCSIバスデータ線をドライブ
    する各SCSI制御装置対応のSCSIバスセレクトシ
    ーケンサを備えたことを特徴とする請求項1記載のデュ
    アルポートディスク制御装置。
  3. 【請求項3】 SCSIバス切替回路を設け、2台のS
    CSI制御装置が同時に複数台のディスク装置とSCS
    I制御装置間で排他的に接続できることを特徴とする請
    求項1ないし2いずれかに記載のデュアルポートディス
    ク制御装置。
  4. 【請求項4】 SCSI制御装置間に排他制御バスを設
    け、また、このバスを受けるディスク装置リザーブ回路
    を設け、2台のCPU間で最大7台のSCSIディスク
    装置を排他的に指定することを特徴とする請求項1ない
    し3いずれかに記載のデュアルポートディスク制御装
    置。
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