JP2929661B2 - 接地開閉器付断路器 - Google Patents

接地開閉器付断路器

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JP2929661B2 JP2100121A JP10012190A JP2929661B2 JP 2929661 B2 JP2929661 B2 JP 2929661B2 JP 2100121 A JP2100121 A JP 2100121A JP 10012190 A JP10012190 A JP 10012190A JP 2929661 B2 JP2929661 B2 JP 2929661B2
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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、構成部品を一枚の取付板に取り付けてひと
つにまとめた接地開閉器付断路器に関する。
B.発明の概要 本発明は、タンク内に接地開閉器と断路器とを具える
とともにタンク外にこれらを操作する操作装置を具えた
接地開閉器付断路器において、 タンクに形成した開口部に取付板を着脱自在に取り付
け、取付板の内側の面に接地開閉器と断路器とを取り付
ける一方、取付板の外側の面に操作装置を取り付けるこ
とにより、 接地開閉器,断路器,操作装置を予め取付板に取り付
けておくことで、タンクに組み込む前に開閉動作試験が
出来るようにし、かつタンクへの着脱を容易にしたもの
である。
C.従来の技術 開閉装置には、ひとつのタンク内に遮断機,断路器,
接地開閉器を収容しSF6ガス等の絶縁流体を封入するこ
とで縮小化し、列盤の構成にしたものがある。列盤には
用途に応じて異なる機器が収容され、例えば受電用,起
電用,区分用のものがある。
斯かる開閉装置には、第5図に示すように、接地開閉
器と断路器とを一体化した接地開閉器付断路器が用いら
れる。タンク1の内部に配置された取付枠2に碍子3を
介して三相分の主回路導体4の端部が固定される。一
方、取付枠5には碍子6を介して三相分の接地コンタク
ト7が取り付けられ、水平状態で三相分の断路器固定コ
ンタクト8が設けられている。夫々の主回路導体4の先
端にはブレード9の基端部が回動自在に設けられ、タン
ク1の外部に取り付けられた操作装置10のアーム11が操
作軸15に軸支されたリンク12と連結リンク13,14とを介
してブレード9の中間部に連動連結される。
操作装置10を操作することによりブレード9を回動さ
せると、ブレード9を図中のA,B,Cの三位置に設定する
ことができ、断路器「入」,中立,接地装置「入」の三
つの操作が可能である。A,Cの位置のみにブレード9を
停止させるようにすれば、断路器,接地装置として使用
できる。
D.発明が解決しようとする課題 ところが、タンク内に取付枠を取り付け、タンク内で
操作軸,ブレード等を組み立てるので、以下の問題があ
る。
(a)縮小化を目的とするためタンクの中が狭く、作業
性が良くないために組立に多くの時間を要する。
(b)操作軸等をタンク内に取り付けるための作業スペ
ースが必要であり、タンクの縮小化が制約されるととも
に絶縁流体も多く必要になる。
(c)タンク内に構成部品を組み込んだ後に接地開閉器
等の開閉動作試験を行わざるを得ず、不具合が生じた場
合はタンク内で作業をすることになるため、他の機器の
試験ができなくなる。
(d)開閉装置を使用中にトラブルが生じたときには列
盤一式を工場へ運ばねばならず、修理に多くの時間と費
用がかかる。
そこで本発明は、斯かる課題を解決した接地開閉器付
断路器を提供することを目的とする。
E.課題を解決するための手段 斯かる目的を達成するための本発明の構成は、タンク
に開口部を形成するとともにタンク内の開口部近傍に主
回路導体と断路器固定コンタクトとを設ける一方、開口
部に着脱自在に取付板を取り付け、タンク外で接地され
る接地コンタクトと回路導体に着脱自在に結合される主
回路用コンタクトとを絶縁部材を介して取付板の内側の
面に取り付け、先端部が接地コンタクトと断路器固定コ
ンタクトとに選択的に当接するブレードの基端部を主回
路接続用コンタクトに接続されたブレード支持体に回動
自在に設け、操作装置を取付板の外側の面に取り付ける
とともに操作装置をブレードに連動連結したことを特徴
とする。
F.作用 接地開閉器付断路器を組み立てる場合は、取付板に予
め接地コンタクト,ブレード,主回路接続用コンタク
ト,操作装置を取り付けておき、タンク外で開閉動作試
験を行ったのち、主回路接続用コンタクトが主回路導体
と接続された状態で取付板をタンクに取り付ける。
接地開閉器付断路器が故障した場合は、取付板と共に
接地開閉器付断路器の全体をタンクから取り外し、開閉
試験済のみ新たな接地開閉器付断路器と交換する。
G.実施例 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説
明する。なお、本実施例は従来の接地開閉器付断路器の
一部を改良したものなので、従来と同一部分には同一符
号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
(a)実施例 本発明による接地開閉器付断路器の構成を、第1図〜
第2図に基づいて説明する。
本発明による接地開閉器付断路器を用いた縮小形開閉
装置の結線図と断面図とを第2図(a),(b)に示
す。第2図(b)中、20は主母線、21は接地開閉器付断
路器(EDS)、22は遮断器(CB)、23はスリップオンケ
ーブルヘッド、24は電圧検出器(VD)、25は計器用変流
器(CT)、26は避雷器(LA)、27は接地母線である。
この接地開閉器付断路器21のうち、上部のものの構成
を第1図に示す。第1図(a)に示すように、タンク28
に開口部29が形成され、タンク28内の開口部29の近傍に
主回路導体30と断路器固定コンタクト31とが設けられ
る。そして、開口部29には開口部29を塞ぐようにパッキ
ン45とボルト32とを介して取付板43が着脱自在に設けら
れる。この取付板43の内側の面には断面がコの字形の取
付枠33が取り付けられ、取付枠33の上面には絶縁板34を
介して接地コンタクト35が取り付けられる。接地コンタ
クト35は取付板43を貫通してタンク28の外部でアースさ
れる。取付板43の右側の面には碍子36を介してブレード
支持体37が取り付けられ、ブレード支持体37には主回路
接続用コンタクト38が取り付けられる。主回路接続用コ
ンタクト38の構成を第1図(c)に示す、図中、39は接
触片、40はガータスプリング、41はシールドである。ブ
レード支持体37の上部には先端部が断路器固定コンタク
ト31,中立,接地コンタクト35に選択的に当接するよう
に2枚のブレード片42aからなるブレード42の基端部が
回動自在に設けられる。一方、取付板43の外側にはブレ
ード42を操作するための操作装置44が取り付けられる。
操作装置44の操作軸は図示しない回転シールを介して取
付板43を貫通し、この操作軸はリンク47等を介して取付
枠33内の回動自在なL字形のレバー46の一端に連動連結
される。そして、レバー46の他端とブレード42とがリン
ク48を介して連結される。なお、49は着脱自在のハンド
ルである。
次に、斯かる接地開閉器付断路器21の作用を説明す
る。
縮小形開閉装置を組み立てる場合、取付板43に接地コ
ンタクト35,ブレード42,主回路接続用コンタクト38,操
作装置44を取り付けておき、タンク28の外で接地開閉器
付断路器を試験する。ハンドル49を回転させると、回転
運動が図示しない操作軸,リンク47,レバー46,リンク48
を介してブレード42へ伝わり、ブレード42が回動する。
ブレード42は、その回動位置をA,B,Cとすることによ
り、断路器「入」,中立,接地装置「入」にすることが
できる。
試験後は取付板43をボルト32により開口部29に取り付
ける。このとき、主回路導体30と主回路導体接続用コン
タクト38との接続は、複数の接触片39どうしの間へ主回
路導体30を挿入することで容易に行え、タンク28内への
接地コンタクト35,ブレード42等の取り付けとタンク28
外への操作装置44の取り付け、即ち接地開閉器付断路器
全体の取り付けが行われたことになる。
タンク28内で万が一接地開閉器付断路器が故障して
も、取付板43に取り付けた接地開閉器付断路器であって
工場にて試験済みのものと交換するだけで容易に修理で
きることになる。
(b)その他の実施例 第1図に示す接地開閉器付断路器から断路器固定コン
タクト31を除去すれば、第3図に示す接地開閉器として
使用することができ、接地コンタクト35を除去すれば第
4図に示す断路器として使用することができる。
H.発明の効果 以上の説明からわかるように、本発明による接地開閉
器付断路器によれば以下の効果がある。
(a)タンクの開口部に着脱自在に取り付ける取付板に
接地コンタクト,ブレード,断路器固定コンタクト,操
作装置を取り付けたので、タンク内にこれらを組み込む
前に接地開閉器付断路器の組立と開閉動作試験とをタン
ク外で行うことができる。従って、組立時間及び試験時
間が少なくてすむだけでなく、タンク内に作業スペース
が不要となってタンクの小形化の実効が図れる。
(b)主回路導体に対して着脱自在な主回路接続用コン
タクトを設けたのて、ワンタッチで接地開閉器付断路器
をタンク内へ組み込むことができ、また万が一故障した
場合は取付板と共に引き抜いて試験済みの接地開閉器付
断路器と交換でき、修理が迅速に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第2図は本発明による接地開閉器付断路器の実
施例に係り、第1図(a)は正面図、第1図(b)は右
側面図、第1図(c)は第1図(a)のA部拡大図、第
2図(a)は縮小形開閉装置の結線図、第2図(b)は
縮小形開閉装置の断面図、第3図,第4図は他の実施例
に係り、第3図は接地開閉器の正面図、第4図は断路器
の正面図、第5図は従来の接地開閉器付断路器に係り、
第5図(a)は正面図、第5図(b)は右側面図、であ
る。 28……タンク、29……開口部、30……主回路導体、31…
…断路器固定コンタクト、34……絶縁板、35……接地コ
ンタクト、36……碍子、37……ブレード支持体、38……
主回路接続用コンタクト、42……ブレード、43……取付
板、44……操作装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンクに開口部を形成するとともにタンク
    内の開口部近傍に主回路導体と断路器固定コンタクトと
    を設ける一方、開口部に着脱自在に取付板を取り付け、
    タンク外で接地される接地コンタクトと回路導体に着脱
    自在に結合される主回路用コンタクトとを絶縁部材を介
    して取付板の内側の面に取り付け、先端部が接地コンタ
    クトと断路器固定コンタクトとに選択的に当接するブレ
    ードの基端部を主回路接続用コンタクトに接続されたブ
    レード支持体に回動自在に設け、操作装置を取付板の外
    側の面に取り付けるとともに操作装置をブレードに連動
    連結したことを特徴とする接地開閉器付断路器。
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EP2224463B9 (en) 2007-11-06 2016-02-17 Mitsubishi Electric Corporation A gas insulated switchgear
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